JP6210911B2 - 情報端末、表示制御方法、及び表示制御プログラム - Google Patents

情報端末、表示制御方法、及び表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報端末、表示制御方法、及び表示制御プログラムに関する。
タッチパネルの機能を備えたディスプレイを有する情報端末が普及している。このような情報端末において、ユーザがタッチパネルを介して入力をする際の操作性を向上させるための技術が多く開示されている。例えば、特許文献1(特開2010−271774号公報)では、タッチパネルに対するタッチ位置が移動した時の1本の軌跡に基づいて、表示内容を拡大及び縮小する表示制御方法が開示されている。
特開2010−271774号公報
近年、タッチパネルにおいて、2カ所以上の同時タッチを検出し、それを利用し複数の指での操作をするマルチタッチ操作が一般的となっている。マルチタッチ操作は、直感的な操作性を実現し、操作性の向上をもたらしている。しかしながら、携帯端末を片手で保持し、保持する手の指でしか携帯端末を操作できないような場合には、一本の指でしかタッチ操作を行うことができず、マルチタッチ操作ができない。このような状況であっても、マルチタッチ操作と同様の操作性で携帯端末を操作できることが望まれている。
そこで、本発明の目的は、一本の指でしかタッチ操作ができない状況であっても、操作性の向上を図ることができる情報端末、表示制御方法、及び表示制御プログラムを提供することにある。
本発明の一側面に係る情報端末は、情報を表示する表示画面及び表示画面上の被接触を検知する検知部を有するタッチパネルディスプレイと、一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定部と、基準ポイントが設定された後に、検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得部と、基準ポイントの位置に対する、操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、表示画面を制御する表示制御部と、を備え、基準ポイント設定部は、基準ポイントが設定された後に、設定された基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、基準ポイントの位置を変更する方向を示す操作を受け付け可能なオブジェクトを表示させ、オブジェクトに対する方向を示す操作に基づいて、基準ポイントの位置を変更する。
本発明の一側面に係る表示制御方法は、情報を表示する表示画面と、表示画面上の被接触位置を検知する検知部と、を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末における表示制御方法であって、一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定ステップと、基準ポイントが設定された後に、検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得ステップと、基準ポイントの位置に対する、操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、表示画面を制御する表示制御ステップと、を含み、基準ポイント設定ステップにおいて、基準ポイントが設定された後に、設定された基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、基準ポイントの位置を変更する方向を示す操作を受け付け可能なオブジェクトを表示させ、オブジェクトに対する方向を示す操作に基づいて、基準ポイントの位置を変更する。
本発明の一側面に係る表示制御プログラムは、情報を表示する表示画面と、表示画面上の被接触位置を検知する検知部と、を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末に、一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定機能と、基準ポイントが設定された後に、検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得機能と、基準ポイントの位置に対する、操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、表示画面を制御する表示制御機能と、を実現させ、基準ポイント設定機能は、基準ポイントが設定された後に、設定された基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、基準ポイントの位置を変更する方向を示す操作を受け付け可能なオブジェクトを表示させ、オブジェクトに対する方向を示す操作に基づいて、基準ポイントの位置を変更する
このような情報端末、表示制御方法及び表示制御プログラムでは、基準ポイント設定部によって基準ポイントが受け付けられ、その後、ユーザによる表示画面へのタッチ操作が検出された場合、そのタッチ操作が操作情報として取得され、基準ポイントと操作情報としてのタッチ操作とに基づいて表示画面が制御される。ユーザは、基準ポイントの設定後に、表示画面の操作を目的としたタッチ操作を行うので、一本の指で情報端末を制御することになる。また、このような情報端末、表示制御方法及び表示制御プログラムでは、基準ポイントと、その後の表示画面の操作を目的としたタッチ操作とに基づいて表示画面が制御されるので、2箇所同時に表示画面をタッチした場合と同様の処理をすることができ、マルチタッチと同様の操作性を提供することができる。この結果、一本の指でしかタッチ操作ができない状況であっても、操作性の向上を図ることができる。また、容易に基準ポイントの位置を修正できる。
本発明の一側面に係る情報端末は、情報を表示する表示画面及び表示画面上の被接触を検知する検知部を有するタッチパネルディスプレイと、一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定部と、基準ポイントが設定された後に、検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得部と、基準ポイントの位置に対する、操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、表示画面を制御する表示制御部と、備え、基準ポイント設定部は、基準ポイントが設定された後に、設定された基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、加速度センサにより取得された加速度の向き及び大きさに基づいて、基準ポイントの位置を変更する
本発明の一側面に係る表示制御方法は、情報を表示する表示画面と、表示画面上の被接触位置を検知する検知部と、を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末における表示制御方法であって、一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定ステップと、基準ポイントが設定された後に、検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得ステップと、基準ポイントの位置に対する、操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、表示画面を制御する表示制御ステップと、を含み、基準ポイント設定ステップにおいて、基準ポイントが設定された後に、設定された基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、加速度センサにより取得された加速度の向き及び大きさに基づいて、基準ポイントの位置を変更する。
本発明の一側面に係る表示制御プログラムは、情報を表示する表示画面と、表示画面上の被接触位置を検知する検知部と、を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末に、一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定機能と、基準ポイントが設定された後に、検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得機能と、基準ポイントの位置に対する、操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、表示画面を制御する表示制御機能と、を実現させ、基準ポイント設定機能は、基準ポイントが設定された後に、設定された基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、加速度センサにより取得された加速度の向き及び大きさに基づいて、基準ポイントの位置を変更する。
これにより、例えば、情報端末を傾けるといった直感的な操作により、基準ポイントの位置を修正することが可能となる。
本発明の一側面に係る情報端末は、情報を表示する表示画面及び表示画面上の被接触を検知する検知部を有するタッチパネルディスプレイと、一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定部と、基準ポイントが設定された後に、検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得部と、基準ポイントの位置に対する、操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、表示画面を制御する表示制御部と、を備え、基準ポイント設定部は、基準ポイントが設定された後に、設定された基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、画像センサにより取得されたユーザの視点位置の移動に基づいて、基準ポイントの位置を変更する
本発明の一側面に係る表示制御方法は、情報を表示する表示画面と、表示画面上の被接触位置を検知する検知部と、を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末における表示制御方法であって、一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定ステップと、基準ポイントが設定された後に、検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得ステップと、基準ポイントの位置に対する、操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、表示画面を制御する表示制御ステップと、を含み、基準ポイント設定ステップにおいて、基準ポイントが設定された後に、設定された基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、画像センサにより取得されたユーザの視点位置の移動に基づいて、基準ポイントの位置を変更する。
本発明の一側面に係る表示制御プログラムは、情報を表示する表示画面と、表示画面上の被接触位置を検知する検知部と、を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末に、一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定機能と、基準ポイントが設定された後に、検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得機能と、基準ポイントの位置に対する、操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、表示画面を制御する表示制御機能と、を実現させ、基準ポイント設定機能は、基準ポイントが設定された後に、設定された基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、画像センサにより取得されたユーザの視点位置の移動に基づいて、基準ポイントの位置を変更する。
これにより、例えば、表示画面に対する視線の位置を移動させるといった直感的な操作により、基準ポイントの位置を修正することが可能となる。
また、一実施形態において、基準ポイント設定部は、一の被接触位置への被接触時間に基づいて、基準ポイントとしての設定の有無を決定してもよい。
この構成によれば、基準ポイントとしての入力を確実に受け付けることができる。
また、一実施形態において、表示制御部は、基準ポイントに対して操作情報としての被接触位置が遠ざかる相対的な変化を検出したとき、表示画面の表示内容を拡大させてもよい。
この構成によれば、マルチタッチ操作の一つである、2箇所のタッチ位置を互いに遠ざける操作、いわゆるピンチアウトの操作を行ったときと同様の操作感で、表示内容を拡大させることができる。
また、一実施形態において、表示制御部は、基準ポイントに対して操作情報としての被接触位置が近づく相対的な変化を検出したとき、表示画面の表示内容を縮小させてもよい。
この構成によれば、マルチタッチ操作の一つである、2箇所のタッチ位置を互いに近づける操作、いわゆるピンチインの操作を行ったときと同様の操作感で、表示内容を縮小することができる。
また、一実施形態において、表示制御部は、操作情報としての被接触位置が基準ポイントの位置を中心とする円周方向に沿って移動する相対的な変化を検出したとき、表示画面の表示内容を被接触位置が移動した方向に回転させてもよい。
この構成によれば、マルチタッチ操作の一つである、一つのタッチ位置を中心にもう一つのタッチ位置を円周方向に動かす操作を行ったときと同様の操作感で、表示内容を回転させることができる。
本発明の一側面によれば、一本の指でしかタッチ操作ができない状況であっても、操作性の向上を図ることができる。
一実施形態に係る携帯端末の外観構成を示す外観図である。 図1に示す携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 図1に示す携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 基準ポイントの設定を示す図と、ユーザによるタッチ位置の座標の相対的な変化の一例を示す図とである。 基準ポイントの設定を示す図と、ユーザによるタッチ位置の座標の相対的な変化の一例を示す図とである。 基準ポイントの設定を示す図と、ユーザによるタッチ位置の座標の相対的な変化の一例を示す図とである。 図1に示す携帯端末における表示制御処理の流れを示したフローチャートである。 図1に示す携帯端末における表示制御処理の流れを示したフローチャートである。 基準ポイントの設定の例を示す図である。 基準ポイントの修正の例を示す図である。 操作情報の入力及びそのユーザインターフェースの例を示す図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分に同一の符号を付して、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
図1は、一実施形態の携帯端末1の外観構成を示す外観図である。図1に示されるように、携帯端末(情報端末)1は、タッチパネルディスプレイ20を備える通信端末であって、このタッチパネルディスプレイ20をタッチ操作することにより、携帯端末1における各種機能を実行することができる。
図2は、一実施形態の携帯端末1の機能構成を示すブロック図である。図2に示される通り、携帯端末1は、タッチパネルディスプレイ20と制御部30とを備えている。
図3は、携帯端末1のハードウェア構成図である。携帯端末1は、物理的には、図2に示すように、CPU(CentralProcessing Unit)61、RAM(RandomAccess Memory)及びROM(Read Only Memory)などの主記憶部62、ハードディスク、フラッシュメモリなどに例示される補助記憶部63、検知部23などの入力部64、表示画面21などの出力部65などを含むコンピュータシステムとして構成されている。後段にて詳述する制御部30に含まれる基準ポイント設定部31、操作情報取得部33及び表示制御部35は、図3に示すCPU61、主記憶部62などのハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU61の制御のもと実行される。そして、CPU61の制御のもとで入力部64、出力部65を動作させるとともに、主記憶部62及び補助記憶部63におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。再び、図2を参照し、携帯端末1について詳細に説明する。
タッチパネルディスプレイ20は、情報を表示すると共にユーザの指など(タッチペンなどを含む)によるタッチ(被接触)の有無及びタッチ位置(被接触位置)を検出する部分である。タッチパネルディスプレイ20は、情報を表示する表示画面21と、表示画面21上のタッチの有無及びタッチ位置を検知する検知部23とを有している。
制御部30は、携帯端末1における各種処理を実行する部分である。本実施形態の制御部30は、基準ポイント設定部31、操作情報取得部33、及び表示制御部35を有している。基準ポイント設定部31、操作情報取得部33、及び表示制御部35は、上述したようにCPU61の制御のもと実行される。
基準ポイント設定部31は、検知部23により検知される一の被接触位置を基準ポイントP0(例えば、図4参照)として受け付けると共に、基準ポイントP0の位置を記憶する部分である。基準ポイント設定部31は、ユーザによる表示画面21上の一のタッチ位置を基準ポイントP0として受け付けると、基準ポイントP0の位置にシンボル(マーク)M(図4(a)参照)を表示するように、表示画面21を制御する。これにより、ユーザは、基準ポイントP0の位置を明示的に確認することができる。基準ポイント設定部31は、基準ポイントP0の座標(X0,Y0)を記憶する。
基準ポイント設定部31は、ユーザによる表示画面21上のタッチ操作について、基準ポイントP0としての入力であるか否かを、例えば、表示画面21上の一点に対するタッチ時間(被接触時間)によって判断している。例えば、一点に対し所定時間以上タッチされたことを検知すると、そのタッチ操作は基準ポイントP0の入力であると判断する。
操作情報取得部33は、基準ポイントP0が設定された後に、検知部23により検知される被接触位置tの移動を操作情報として取得する部分である。操作情報取得部33は、基準ポイントP0が設定された後のユーザによる表示画面21へのタッチ位置tの移動を操作情報として取得する。このように取得された操作情報は、表示制御部35における表示画面21の制御に用いられる。
表示制御部35は、基準ポイントP0の位置に対する、操作情報として取得した被接触位置tの相対的な変化に基づいて、表示画面21を制御する部分である。表示制御部35は、基準ポイントP0の座標(X0,Y0)に対する、ユーザによるタッチ位置tの座標(Xt,Yt)の相対的な変化に基づいて、表示画面21を制御する。以下、基準ポイントP0の座標(X0,Y0)に対する、ユーザによるタッチ位置tの座標(Xt,Yt)の相対的な変化の一例と、相対的な変化に基づく表示画面21の制御の例について、図4〜図6を用いて詳細に説明する。
表示制御部35は、基準ポイントP0に対して操作情報としての被接触位置tが遠ざかる相対的な変化を検出したとき、表示画面21の表示内容を拡大する。具体的には、表示画面21上の一点が基準ポイントP0として設定された後(図4(a)参照)、表示制御部35は、ユーザによる表示画面21上のタッチ位置tの座標(Xt,Yt)が基準ポイントP0の座標(X0,Y0)から遠ざかる方向に移動したこと、言い換えれば、基準ポイントP0から遠ざかる方向にスワイプされたこと(図4(b)参照)を検知すると、表示画面21の表示内容を拡大する。
また、表示制御部35は、基準ポイントP0に対して操作情報としての被接触位置tが近づく相対的な変化を検出したとき、表示画面21の表示内容を縮小する。具体的には、表示画面21上の一点が基準ポイントP0として設定された後(図5(a)参照)、表示制御部35は、ユーザによる表示画面21上のタッチ位置tの座標(Xt,Yt)が基準ポイントP0の座標(X0,Y0)に近づく方向に移動したこと、言い換えれば、基準ポイントP0に近づく方向にスワイプされたこと(図5(b)参照)を検知すると、表示画面21の表示内容を縮小する。
表示制御部35は、操作情報としての被接触位置tが基準ポイントP0の位置を中心とする円周方向に沿って移動する相対的な変化を検出したとき、表示画面21の表示内容を被接触位置tが移動した方向に回転する。具体的には、表示画面21上の一点が基準ポイントP0として設定された後(図6(a)参照)、表示制御部35は、ユーザによる表示画面21上のタッチ位置tが基準ポイントP0の位置を中心とする円周方向に沿って移動したこと、すなわち、基準ポイントP0の位置を中心とする円周方向に沿ってスワイプされたこと(図6(b)参照)を検知すると、表示画面21の表示内容を被接触位置tが移動した方向に回転する。
以下、本実施形態の特徴部分である表示制御方法を実施する際の処理について、図7を用いて説明する。図7は、携帯端末1における表示制御処理の流れを示したフローチャートである。
図7に示すように、携帯端末1では、検知部23によってユーザによる表示画面21へのタッチ(被接触)が検出される(S1)。次に、検知部23は、ステップS1において検出されたユーザによる表示画面21へのタッチが所定時間以上継続したか否かを判定する(S2)。ここで、検知部23によってユーザによる表示画面21へのタッチが所定時間以上継続しなかった(言い換えれば、ユーザによるタッチ時間が所定時間未満であった)と判定された場合(S2:NO)には、一連の表示制御処理を終了する。一方、検知部23によってユーザによる表示画面21へのタッチが所定時間以上継続したと判定された場合(S2:YES)には、基準ポイント設定部31は、ユーザによってタッチされた位置(被接触位置)にシンボルMを表示する(S3)。
次に、基準ポイント設定部31は、ユーザによってタッチされた表示画面21上の位置を基準ポイントP0として受け付けるか否かを確認する(S4)。この確認は、例えば、ユーザによってタッチされた位置(すなわち、シンボルMが表示された位置)を基準ポイントP0として受け付けるか否かのメッセージボックスを表示して、メッセージボックス内のYESボタン又はNOボタンをタッチしてもらうことにより実現できる。
ユーザによってタッチされた位置を基準ポイントP0として受け付けない場合(S4:NO)には、一連の表示制御処理が終了する。ユーザによってタッチされた位置を基準ポイントP0として受け付ける場合には(S4:YES)、基準ポイント設定部31は、基準ポイントP0の座標(X0,Y0)を記憶する(S5:基準ポイント設定ステップ)。
基準ポイントP0の設定後、検知部23によってユーザによる表示画面21へのタッチが検知される(S6)と、操作情報取得部33は、タッチ位置tの座標(Xt,Yt)を取得(S7)し、その後、検知部23から連続的又は定期的に送られてくるタッチ位置tの座標(Xt,Yt)に基づいて、タッチ位置tの移動を検知する(S8:操作情報取得ステップ)。
表示制御部35は、操作情報としてタッチ位置tの移動を検知すると、基準ポイントP0の位置に対する、タッチ位置tの相対的な変化に基づいて、表示画面21の表示内容を制御する(S9:表示制御ステップ)。ステップS9における具体的な制御について図8を用いて説明する。
表示制御部35は、操作情報としてのタッチ位置tの移動について、タッチ位置tと基準ポイントP0の位置との距離が移動前よりも移動後の方が長くなったか否かを判定する(S91)。表示制御部35は、タッチ位置tと基準ポイントP0の位置との距離が移動前よりも移動後の方が長くなったことを判定すると、言い換えると、基準ポイントP0に対してタッチ位置tが遠ざかったことを検出すると(S91:YES)、表示内容を拡大するように表示画面21を制御する(S92)。
表示制御部35は、表示制御部35は、タッチ位置tと基準ポイントP0の位置との距離が移動前よりも移動後の方が長くなっていないと判定すると(S91:NO)、今度は、タッチ位置tと基準ポイントP0の位置との距離が移動前よりも移動後の方が短くなったか否かを判定する(S93)。表示制御部35は、タッチ位置tと基準ポイントP0の位置との距離が移動前よりも移動後の方が短くなったことを判定すると、言い換えると、基準ポイントP0に対してタッチ位置tが近づいたことを検出すると(S91:YES)、表示内容を縮小するように表示画面21を制御する(S94)。
表示制御部35は、タッチ位置tと基準ポイントP0の位置との距離が移動前よりも移動後の方が短くなっていないと判定すると(S93:NO)、今度は、タッチ位置tと基準ポイントP0の位置との距離が一定、かつ、タッチ位置tが基準ポイントP0の位置を中心とする円周方向に沿って移動しているか否かを判定する(S95)。表示制御部35は、タッチ位置tが基準ポイントP0の位置を中心とする円周方向に沿って移動していると判定すると(S95:YES)、表示内容をタッチ位置tが移動した方向に回転するように表示画面21を制御する(S96)。
タッチ位置tと基準ポイントP0の位置との距離が一定、かつ、タッチ位置tが基準ポイントP0の位置を中心とする円周方向に沿って移動していないと判定された場合(S95:NO)、ステップS92において表示画面の表示内容が拡大された場合、ステップS94において表示画面の表示内容が縮小された場合、ステップS96において表示画面の表示内容が回転された場合には、ステップS9における処理を終了する。
以上に説明したように、上記実施形態の携帯端末1及び表示制御方法によれば、基準ポイント設定部31によって基準ポイントP0が受け付けられ、その後、ユーザによる表示画面21へのタッチ操作が検出された場合、そのタッチ操作が操作情報として取得され、基準ポイントP0と操作情報としてのタッチ操作とに基づいて表示画面21が制御される。ユーザは、基準ポイントP0の設定後に、表示画面の操作を目的としたタッチ操作を行うので、一本の指で携帯端末1を制御することになる。また、このような携帯端末1及び表示制御方法では、基準ポイントP0と、その後の表示画面21の操作を目的としたタッチ操作とに基づいて表示画面21が制御されるので、2箇所同時に表示画面21をタッチした場合と同様の処理をすることができ、マルチタッチと同様の操作性を提供することができる。この結果、一本の指でしかタッチ操作ができない状況であっても、操作性の向上を図ることができる。
以上、一実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
上記実施形態の携帯端末1では、基準ポイントP0としての入力であるか否かの判断を、被接触時間に基づいて行っているがこれに限定されるものではなく、例えば、所定のボタンをタッチした後で、基準ポイントP0としての入力を受け付けるような仕様としてもよい。
制御部30に含まれる基準ポイント設定部31、操作情報取得部33、及び表示制御部35によって実施される表示制御方法は、コンピュータに実行させるプログラムとしても実現可能である。すなわち、情報を表示する表示画面21と、表示画面21上の被接触位置を検知する検知部23と、を有するタッチパネルディスプレイ20を備えた携帯端末(情報端末)1に、一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定機能と、基準ポイントが設定された後に、検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得機能と、基準ポイントの位置に対する、操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、表示画面21を制御する表示制御機能と、を実現させる、表示制御プログラムとしても実施可能である。
また、上記実施形態では、本発明を携帯端末1に適用した例を用いて説明したがこれに限定されるものではなく、据え置き型の端末、タブレット端末、及びPDA(PersonalDigital Assistant)などに適用することも可能である。
(基準ポイントの設定)
以上説明した実施形態では、基準ポイント設定部31は、検知部23により検知される一の被接触位置を基準ポイントP0として受け付けると共に、基準ポイントP0の位置を記憶することとした。また、基準ポイント設定部31が、表示画面21上の一点に対し所定時間以上タッチされたことを検知すると、そのタッチ操作が基準ポイントP0の入力であると判断される例を基準ポイントの設定の例として挙げたが、基準ポイントの設定の態様は、そのような例に限定されない。
例えば、基準ポイント設定部31は、表示画面21の端部を始点として表示画面21上のある位置を終点とする被接触位置の軌跡が検知部23により取得された場合に、その終点位置を基準ポイントとして設定することとしてもよい。図9は、かかる基準ポイントの設定の例を示す図である。図9に示すように、矢印Rに示されるような、表示画面21外から表示画面21上のある位置まで指をスライドさせるタッチ操作を行うと、検知部23は、そのタッチ操作の表示画面21上における被接触位置の軌跡を取得する。そして、基準ポイント設定部31は、検知部23により取得された被接触位置の軌跡の終点位置を基準ポイントP0として設定すると共に、シンボルMを基準ポイントP0の位置に表示する。これにより、わかりやすい容易な操作により基準ポイントP0を設定することができる。
また、基準ポイント設定部31は、表示画面21の端部を始点として表示画面21上のある位置を終点とする被接触位置の軌跡が検知部23により取得され、さらに、軌跡の終点位置において所定時間以上の表示画面21に対するタッチ(長押し)を検出した場合に、その終点位置を基準ポイントとして設定することとしてもよい。これにより、より明示的な操作により基準ポイントP0を設定することができる。
また、基準ポイント設定部31は、表示画面21の1点及びその近傍位置において、例えば連続する3回のタップ操作が検知部23により検知された場合に、タップ操作が行われた位置を基準ポイントP0として設定することとしてもよい。これにより、わかりやすい容易な操作により基準ポイントP0を設定することができる。なお、この場合におけるタップ操作の回数は、3回に限定されない。
また、基準ポイント設定部31は、表示画面21の1点及びその近傍位置における、タップ操作及び長押し操作の組み合わせからなる所定操作が検知部23により検知された場合に、所定操作が行われた位置を基準ポイントP0として設定することとしてもよい。これにより、わかりやすい容易な操作により基準ポイントP0を設定することができると共に、新たな操作感をユーザに提供できる。
(基準ポイントの修正)
次に、基準ポイントP0の位置の修正について説明する。基準ポイント設定部31は、基準ポイントP0が設定された後に、携帯端末1に対する所定操作を受け付けた場合に、設定された基準ポイントP0の位置を変更できる。図10は、基準ポイントP0の位置の変更の例を示す図である。
基準ポイント設定部31は、設定された基準ポイントP0の位置近傍における被接触が検知部23により検知されると、基準ポイントP0に対する選択操作として認識する。そして、基準ポイント設定部31は、その選択操作に引き続く被接触位置の軌跡を検出すると、軌跡の終点位置に基準ポイントの位置を変更する。具体的には、図10(a)に示すように、基準ポイント設定部31は、基準ポイントP0を示すシンボルMに対するタップ操作、及びシンボルMに対するドラッグ操作を受け付けると、ドラッグ操作の終点位置P1に基準ポイントの位置を変更する。これにより、基準ポイントのドラッグ操作といった直感的な操作により基準ポイントの位置を修正できる。
また、図10(b)に示すように、基準ポイント設定部31は、基準ポイントP0を示すシンボルMに対するタップ操作を受け付けた場合に、基準ポイントP0の位置の修正操作を受け付けるための矢印Dを表示画面21に表示させることとしてもよい。この場合には、矢印Dに対するタッチ操作が検知部23により検知された場合に、基準ポイント設定部31は、タッチされた矢印Dの向きに応じて、基準ポイントP0の位置を変更する。これにより、容易に基準ポイントP0の位置を修正できる。
また、図10(c)に示すように、基準ポイント設定部31は、基準ポイントP0を示すシンボルMに対するタップ操作を受け付けた場合に、基準ポイントP0の位置の修正を受け付けるモードに移行した旨を示す「基点の修正」といったメッセージを表示すると共に、基準ポイントP0の修正可能範囲を示す円状図形Cを表示することとしてもよい。この場合には、基準ポイント設定部31は、例えば、表示画面21の長押し等の所定操作を受け付けると、その操作位置を基準ポイントP0として設定する。これにより、操作容易なユーザインターフェースをユーザに提供できる。
また、基準ポイント設定部31は、基準ポイントP0を示すシンボルMに対するタップ操作を受け付けた場合に基準ポイントP0の位置の修正を受け付けるモードに移行し、携帯端末1が備える加速度センサにより取得された加速度の向き及び大きさに基づいて、基準ポイントP0の位置を変更することとしてもよい。これにより、例えば、携帯端末1を傾けるといった直感的な操作により、基準ポイントP0の位置を修正することが可能となる。
また、基準ポイント設定部31は、基準ポイントP0を示すシンボルMに対するタップ操作を受け付けた場合に基準ポイントP0の位置の修正を受け付けるモードに移行し、携帯端末1が備える画像センサにより取得されたユーザの視点位置の移動に応じて、基準ポイントP0の位置を変更することとしてもよい。これにより、例えば、表示画面21に対する視線の位置を移動させるといった直感的な操作により、基準ポイントP0の位置を修正することが可能となる。
なお、以上説明した基準ポイントP0の位置の修正の例では、基準ポイントP0を示すシンボルMに対するタップ操作の取得を、基準ポイントP0の位置の修正を受け付ける契機としているが、例えば、携帯端末1を振る操作や握る操作等を各種センサにより取得したことを契機としてもよい。
(操作情報の取得におけるユーザインターフェース)
次に、操作情報の取得におけるユーザインターフェースのバリエーションを説明する。以上説明した実施形態では、基準ポイントP0が設定された後に、検知部23により検知される被接触位置tの移動を操作情報として取得することとしていた。具体的には、操作情報取得部33は、基準ポイントP0が設定された後のユーザによる表示画面21へのタッチ位置tの移動を操作情報として取得する。この操作情報の取得におけるユーザインターフェースの例を、図11を参照して説明する。
基準ポイント設定部31は、基準ポイントP0が設定されると、操作情報取得部33が操作情報を取得可能な位置の範囲を示す操作情報取得エリアを設定すると共に表示画面21に表示させてもよい。具体的には、図11(a)に示すように、基準ポイント設定部31は、ユーザが操作情報を入力可能な範囲を、操作情報取得エリアA1として表示画面21に表示させる。例えば、操作情報取得エリアA1は、基準ポイントP0を示すシンボルMを中心とする円状の領域である。この操作情報取得エリアA1において、ユーザによるタッチ位置tの移動が検知部23により検知されると、操作情報取得部33は、タッチ位置tの移動を操作情報として取得する。表示制御部35は、取得された操作情報に応じて、表示画面21の表示内容の拡大、縮小及び回転等の制御をする。これにより、操作情報の入力が可能な領域がユーザに対して明示されるので、表示画面21に対する種々の操作が容易となる。
図11(b)は、操作情報の取得及び表示内容の制御におけるユーザインターフェースの例を示す図である。図11(b)に示す例では、基準ポイント設定部31は、操作情報取得エリアA1を表示画面21に表示させている。そして、表示内容の拡大をさせるために、ユーザによりタッチ位置が位置tから位置tに移動されると、表示制御部35は、操作情報取得エリアA1を、ゴムが伸びる動きを模した形状を有する操作情報取得エリアA2に変化させる。そして、表示制御部35は、タッチ位置tの変化に応じて、表示画面21の表示内容を拡大する。これにより、表示画面21に対する種々の操作が容易になると共に、ユーザに対して新たな操作感が提供される。
図11(b)に示される状態において、ユーザが表示画面21から指を離すことによりタッチ位置tが非検知の状態となると、表示制御部35は、表示していた操作情報取得エリアA2を、元の操作情報取得エリアA1に変化させる。これにより、ゴムを模したような新たな動きを有するユーザインターフェースが実現される。このときに、表示制御部35は、拡大されていた表示内容を元のサイズに戻して表示画面21に表示させることとしてもよい。この場合には、一時的に表示内容を拡大させたい場合に有用である。一方、表示制御部35は、操作情報取得エリアを元の形状に変化させた場合に、拡大した表示内容を拡大されたまま表示画面21に表示させることとしてもよい。この場合には、例えば、表示内容の複数回の拡大操作を行いたい場合等に有用である。なお、図11(b)では、表示内容を拡大させる場合の例を説明したが、表示内容を縮小させる場合においても、操作情報取得エリアA1がゴムを模したように縮小して表示されるように制御することとしてもよい。
(操作情報の取得可能状態の解除)
次に、操作情報の取得可能状態の解除について説明する。以上説明した実施形態では、例えば、表示画面21上の一点に対する所定時間以上のタッチ(長押し)が検知された場合に、基準ポイントP0が設定され、操作情報の取得が可能な状態に制御される。この操作情報の取得が可能な状態の解除について、以下に説明する。
例えば、操作情報取得部33は、基準ポイントP0及びその近傍位置(シンボルMにより示される位置)に対するタップ操作を受け付けた場合に、操作情報の取得可能状態を解除することとしてもよい。また、操作情報取得部33は、操作情報取得エリアA以外の領域に対するタップ操作を受け付けた場合に、操作情報の取得可能状態を解除することとしてもよい。
また、操作情報取得部33は、ユーザが表示画面21上を指や手のひら等で払うような操作をすることにより、表示画面21上の任意の位置における被接触位置の所定以上の速度による移動を受け付けた場合に、操作情報の取得可能状態を解除することとしてもよい。また、操作情報取得部33は、携帯端末1を振る操作等を各種センサにより取得した場合に、操作情報の取得可能状態を解除することとしてもよい。
以上説明したように操作情報の取得可能状態を解除することにより、通常の制御状態への移行が容易に行うことが可能となる。
1…携帯端末(情報端末)、20…タッチパネルディスプレイ、21…表示画面、23…検知部、30…制御部、31…基準ポイント設定部、33…操作情報取得部、35…表示制御部、61…CPU、62…主記憶部、63…補助記憶部、64…入力部、65…出力部。

Claims (13)

  1. 情報を表示する表示画面及び前記表示画面上の被接触を検知する検知部を有するタッチパネルディスプレイと、
    一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定部と、
    前記基準ポイントが設定された後に、前記検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得部と、
    前記基準ポイントの位置に対する、前記操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、前記表示画面を制御する表示制御部と、
    を備え
    前記基準ポイント設定部は、前記基準ポイントが設定された後に、設定された前記基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、前記基準ポイントの位置を変更する方向を示す操作を受け付け可能なオブジェクトを表示させ、前記オブジェクトに対する方向を示す操作に基づいて、前記基準ポイントの位置を変更する、
    情報端末。
  2. 情報を表示する表示画面及び前記表示画面上の被接触を検知する検知部を有するタッチパネルディスプレイと、
    一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定部と、
    前記基準ポイントが設定された後に、前記検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得部と、
    前記基準ポイントの位置に対する、前記操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、前記表示画面を制御する表示制御部と、
    を備え、
    前記基準ポイント設定部は、前記基準ポイントが設定された後に、設定された前記基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、加速度センサにより取得された加速度の向き及び大きさに基づいて、前記基準ポイントの位置を変更する、
    情報端末。
  3. 情報を表示する表示画面及び前記表示画面上の被接触を検知する検知部を有するタッチパネルディスプレイと、
    一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定部と、
    前記基準ポイントが設定された後に、前記検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得部と、
    前記基準ポイントの位置に対する、前記操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、前記表示画面を制御する表示制御部と、
    を備え、
    前記基準ポイント設定部は、前記基準ポイントが設定された後に、設定された前記基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、画像センサにより取得されたユーザの視点位置の移動に基づいて、前記基準ポイントの位置を変更する、
    情報端末。
  4. 前記基準ポイント設定部は、前記一の被接触位置への被接触時間に基づいて、前記基準ポイントとしての設定の有無を決定する、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の情報端末。
  5. 前記表示制御部は、前記基準ポイントに対して前記操作情報としての被接触位置が遠ざかる前記相対的な変化を検出したとき、前記表示画面の表示内容を拡大させる、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の情報端末。
  6. 前記表示制御部は、前記基準ポイントに対して前記操作情報としての被接触位置が近づく前記相対的な変化を検出したとき、前記表示画面の表示内容を縮小させる、
    請求項1〜5の何れか一項に記載の情報端末。
  7. 前記表示制御部は、前記操作情報としての被接触位置が前記基準ポイントの位置を中心とする円周方向に沿って移動する前記相対的な変化を検出したとき、前記表示画面の表示内容を前記被接触位置が移動した方向に回転させる、
    請求項1〜6の何れか一項に記載の情報端末。
  8. 情報を表示する表示画面と、前記表示画面上の被接触位置を検知する検知部と、を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末における表示制御方法であって、
    一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定ステップと、
    前記基準ポイントが設定された後に、前記検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得ステップと、
    前記基準ポイントの位置に対する、前記操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、前記表示画面を制御する表示制御ステップと、
    を含み、
    前記基準ポイント設定ステップにおいて、前記基準ポイントが設定された後に、設定された前記基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、前記基準ポイントの位置を変更する方向を示す操作を受け付け可能なオブジェクトを表示させ、前記オブジェクトに対する方向を示す操作に基づいて、前記基準ポイントの位置を変更する、
    表示制御方法。
  9. 情報を表示する表示画面と、前記表示画面上の被接触位置を検知する検知部と、を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末における表示制御方法であって、
    一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定ステップと、
    前記基準ポイントが設定された後に、前記検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得ステップと、
    前記基準ポイントの位置に対する、前記操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、前記表示画面を制御する表示制御ステップと、
    を含み、
    前記基準ポイント設定ステップにおいて、前記基準ポイントが設定された後に、設定された前記基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、加速度センサにより取得された加速度の向き及び大きさに基づいて、前記基準ポイントの位置を変更する、
    表示制御方法。
  10. 情報を表示する表示画面と、前記表示画面上の被接触位置を検知する検知部と、を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末における表示制御方法であって、
    一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定ステップと、
    前記基準ポイントが設定された後に、前記検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得ステップと、
    前記基準ポイントの位置に対する、前記操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、前記表示画面を制御する表示制御ステップと、
    を含み、
    前記基準ポイント設定ステップにおいて、前記基準ポイントが設定された後に、設定された前記基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、画像センサにより取得されたユーザの視点位置の移動に基づいて、前記基準ポイントの位置を変更する、
    表示制御方法。
  11. 情報を表示する表示画面と、前記表示画面上の被接触位置を検知する検知部と、を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末に、
    一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定機能と、
    前記基準ポイントが設定された後に、前記検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得機能と、
    前記基準ポイントの位置に対する、前記操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、前記表示画面を制御する表示制御機能と、
    を実現させ
    前記基準ポイント設定機能は、前記基準ポイントが設定された後に、設定された前記基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、前記基準ポイントの位置を変更する方向を示す操作を受け付け可能なオブジェクトを表示させ、前記オブジェクトに対する方向を示す操作に基づいて、前記基準ポイントの位置を変更する、
    表示制御プログラム。
  12. 情報を表示する表示画面と、前記表示画面上の被接触位置を検知する検知部と、を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末に、
    一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定機能と、
    前記基準ポイントが設定された後に、前記検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得機能と、
    前記基準ポイントの位置に対する、前記操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、前記表示画面を制御する表示制御機能と、
    を実現させ、
    前記基準ポイント設定機能は、前記基準ポイントが設定された後に、設定された前記基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、加速度センサにより取得された加速度の向き及び大きさに基づいて、前記基準ポイントの位置を変更する、
    表示制御プログラム。
  13. 情報を表示する表示画面と、前記表示画面上の被接触位置を検知する検知部と、を有するタッチパネルディスプレイを備えた情報端末に、
    一の被接触位置を基準ポイントとして設定する基準ポイント設定機能と、
    前記基準ポイントが設定された後に、前記検知部により検知される被接触位置の移動を操作情報として取得する操作情報取得機能と、
    前記基準ポイントの位置に対する、前記操作情報として取得した被接触位置の相対的な変化に基づいて、前記表示画面を制御する表示制御機能と、
    を実現させ、
    前記基準ポイント設定機能は、前記基準ポイントが設定された後に、設定された前記基準ポイントに対する選択操作を受け付けた場合に、画像センサにより取得されたユーザの視点位置の移動に基づいて、前記基準ポイントの位置を変更する、
    表示制御プログラム。
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