JP6209598B2 - 航空機エアバッグシステム - Google Patents

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Description

関連出願の参照情報:本願は、2012年6月7日に出願された米国仮特許出願第61/656,983号、2012年9月4日に出願された米国仮特許出願第61/696,697号及び2013年4月9日に出願された米国仮特許出願第61/810,204号の利益を主張し、それらの開示全てをここに援用して本文の記載の一部とする。
本発明は一般的に航空機のモニュメント(構造体、構造物)に関し、より具体的には乗客用座席の前方に位置づけられるとともにエアバッグシステムを含む航空機のモニュメントに関する。
エアバスA320又はボーイング737のような民間航空機は、典型的には複数のモジュール式部品から構成されており、これらモジュール式部品の大きさ、重さ及び構成は、機体寸法、美観及び安全性を含む多くの事項を考慮することにより決定されている。これらの要件の多くは、法律又は規則によって課せられている。頭上の収納スペース(手荷物収納場所)、座席、化粧室、調理室、クローゼット(物入れ用のスペース)、照明装置等の航空機の構成部品は全て、厳密に限られた空間内で機能することが求められる。
航空機の製造業者は、運輸会社が課しているコスト、重量、保守による休止時間及び安全性についての制限内で、乗客及び乗務員のためのより高い快適性及び実用性を実現するために、及び、座席を追加することによる増収方法を見出すために、航空機の内装のデザインを常に改善している。民間旅客機は一般的に、乗客及び乗務員が使うためのクローゼットを備える。
従来技術の航空機のモニュメントは典型的に、矩形の設置面を有する固定された構造体である。いくつかの航空機において、モニュメントは、乗客用座席のすぐ前方に位置づけられる。
図1は、本発明の好ましい実施形態に従うクローゼットモニュメントアセンブリの斜視図であり、隠れ線でフラップを示している。 図1Aは、図1のクローゼットモニュメントアセンブリの上部パネルの内側面の立面図であり、該上部パネルに形成された切り込みを示している。 図1Bは、切り込みのうちの一つのV字型形状(断面形状)を示す断面図である。 図1Cは、切り込みのうちの一つの別の断面形状を示す断面図である。 図1Dは、引裂シーム(テアシーム)の断面図である。 図2は、図1のクローゼットモニュメントアセンブリの後部立面図である。 図3は、図1のクローゼットモニュメントアセンブリの側部立面図であり、クローゼットモニュメントアセンブリに近接した座席に座っている乗客を示している。 図4は、図1のクローゼットモニュメントアセンブリの斜視図であり、中の構成部品を示すために上部パネル及び下部パネルが取り除かれている。 図4Aは、図1のクローゼットモニュメントアセンブリのエアバッグモジュールの後面斜視図である。 図5は、図1のクローゼットモニュメントアセンブリの一部分の内面図であり、その中に設けられたエアバッグモジュールを示している。 図5Aは、図1のクローゼットモニュメントアセンブリのエアバッグモジュールの前面斜視図である。 図6は、本発明の別の好ましい実施形態に従うクローゼットモニュメントアセンブリの側部立面図である。 図7は、本発明の別の好ましい実施形態に従うモニュメントアセンブリの斜視図である。 図7Aは、図7のモニュメントアセンブリの側部立面図であり、エアバッグが該モニュメントアセンブリから展開している。 図7Bは、図7のモニュメントアセンブリの側部立面図であるが、エアバッグシステムが該モニュメントアセンブリの後方壁に設けられており、エアバッグが該モニュメントアセンブリから展開している。 図8は、二つの概して球状のエアバッグが展開位置にあるモニュメントアセンブリの斜視図である。 図9は、本発明の別の好ましい実施形態に従う、1つのエアバッグが展開状態にあるモニュメントアセンブリの斜視図である。 図10は、本発明の別の好ましい実施形態に従う、垂直方向に間隔を置いて配置された複数のエアバッグを備えるモニュメントアセンブリの側部立面図である。 図11は、本発明の別の好ましい実施形態に従う、列全体を保護する一つの大きなエアバッグを備えるモニュメントアセンブリの側部立面図である。 図12は、図11のモニュメントアセンブリの斜視図である。 図13は、本発明の別の好ましい実施形態に従うモニュメントアセンブリの斜視図であり、該モニュメントアセンブリは複数の取り付け点を備え、エアバッグは畳まれた状態である。 図14は、畳まれた状態の図13のエアバッグを複数の固定点と共に示す図である。 図15は、図13のエアバッグが膨らんだ後の図である。 図16は、図13のモニュメントアセンブリの斜視図であり、エアバッグが展開した状態を示す。 図17は、本文で教示されるモニュメントアセンブリの別の実施形態の外側形状の側部立面図である。 図18は、本文で教示されるモニュメントアセンブリの別の実施形態の外側形状の側部立面図である。 図19は、本発明の好ましい実施形態に従う調理室モニュメントアセンブリの斜視図であり、エアバッグモジュールを示すために後方壁の一部分が切り欠かれている。 図20は、エアバッグモジュールの斜視図である。 図21は、離れた場所にインフレータタンクを備えるエアバッグモジュールの斜視図である。 図22は、本発明の好ましい実施形態に従う、引裂シームを含むエアバッグモジュールの切り欠き断面図である。 図23は、図22のエアバッグモジュールの一部分の切り欠き断面図であり、ファブリックヒンジ(織物ヒンジ)を示している。 図24は、図22のエアバッグモジュールの切り欠き断面図であり、引裂シームにおいてフラップが引き剥がされた状態を示す。 図25は、図22のエアバッグモジュールの別の切り欠き断面図であり、ファブリックヒンジを示している。 図26は、衝突状態後にエアバッグにぶつかっている乗客の側部立面図である。 図27は、本発明の別の好ましい実施形態に従うエアバッグモジュールの側部断面図である。
本発明の第1の態様に従うと、車両の内部に位置づけられるように構成されたエアバッグシステムアセンブリであって、乗客用座席の前方に位置づけられるように構成された後方壁と、エアバッグシステムとを含むエアバッグシステムアセンブリが提供される。前記後方壁は前面及び後面を有し、前記後方壁は、少なくとも前記前面において複数の弱化線(脆弱線)によって形成された第1フラップを含む。前記エアバッグシステムは、前面及び後面を有する第1エアバッグ支持プレートを有する第1エアバッグモジュールを少なくとも含む。前記第1エアバッグ支持プレートは、前記後方壁の前記前面に固定され、前記第1エアバッグ支持プレートは、衝突状態の場合に展開するように構成されるとともに前記第1エアバッグ支持プレートの前記後面に設けられた第1エアバッグを含む。前記第1エアバッグは前記第1フラップに近接して位置づけられる。好ましい実施形態において、前記複数の弱化線は、頂部ヒンジ部及び底部ヒンジ部の一方を協働して画定する左弱化線と、右弱化線と、頂部弱化線及び底部弱化線の一方とを含む。好ましくは、前記エアバッグシステムは、前面及び後面を有する第2エアバッグ支持プレートを有する第2エアバッグモジュールを少なくとも含む。前記第2エアバッグ支持プレートは、前記後方壁の前記前面に固定され、前記第2エアバッグ支持プレートは、衝突状態の場合に展開するように構成され且つ前記第2エアバッグ支持プレートの前記後面に設けられた第2エアバッグを含む。前記第2エアバッグは前記第1フラップに近接して位置づけられ、前記第1エアバッグ及び前記第2エアバッグは、前記車両内の別々の乗客と関連づけられるように構成される。
好ましい実施形態において、前記エアバッグシステムはさらに、第1インフレータタンク(空気入れタンク)を少なくとも備え、前記第1インフレータタンクは前記第1エアバッグ支持プレートの前記前面に位置づけられる。好ましくは、前記後方壁は、上部パネル、下部パネル、及び前記上部パネルと前記下部パネルとの間に位置づけられた中間パネルを含む。前記上部パネル及び前記下部パネルは、垂直に整合しない(整列しない)ように位置づけられる。好ましい実施形態において、前記第2エアバッグモジュールは、前記後方壁において前記第1エアバッグモジュールの下方に位置づけられる。前記第1エアバッグモジュールは、衝突状態の場合に乗客の頭によって接触されるように位置づけられ、前記第2エアバッグモジュールは、前記乗客の前記頭の下方の体の一部分によって接触されるように位置づけられる。別の実施形態において、前記第1エアバッグは、前記第1エアバッグの展開後に乗客の頭及び前記乗客の前記頭の下方の体の一部分によって接触されるのに十分な大きさになるように構成される。
本発明の別の態様に従うと、車両の内部に位置づけられるように構成されたクローゼットモニュメントアセンブリが提供される。前記クローゼットモニュメントアセンブリは、協働してモニュメント内部を画定する前方壁、後方壁、外方壁及び内方壁を含むクローゼットモニュメントと、前記後方壁に取り付けられた又は前記モニュメント内部に設けられたエアバッグシステムを含む。前記内方壁は、第1収納室へのアクセスをもたらす第1ドアを少なくとも含む。前記エアバッグシステムは、衝突状態の場合に展開するように構成された第1エアバッグを少なくとも含む。前記後方壁は前面及び後面を含む。前記エアバッグシステムは、前記モニュメント内部に設けられるとともに前記後方壁の前記前面に固定される。前記後方壁はその前記前面において複数の弱化線によって形成された第1フラップを含み、前記第1エアバッグは前記第1フラップに近接して位置づけられる。好ましい実施形態において、前記エアバッグシステムは少なくとも部分的にエアバッグ室に格納され、前記内方壁は前記エアバッグ室へのアクセスをもたらすエアバッグアクセスドアを含む。好ましくは、前記クローゼットモニュメントは上部及び下部を含み、前記上部の奥行は前記下部の奥行よりも大きい。
本発明のさらに別の態様に従うと、車両の内部に位置づけられるように構成された調理室モニュメントアセンブリが提供される。前記調理室モニュメントアセンブリは、協働してモニュメント内部を画定する前方壁、後方壁、外方壁及び内方壁を含む調理室モニュメントを含む。前記後方壁は、前面及び後面、前記後方壁において形成された第1弱化線の組によって形成された第1フラップ、並びに前記後方壁において形成された第2弱化線の組によって形成された第2フラップを含む。前記調理室モニュメントアセンブリはまた、前記調理室モニュメントの前記後方壁に固定された第1及び第2エアバッグ支持プレートをそれぞれ含む第1及び第2エアバッグモジュールを含む。前記第1及び第2エアバッグ支持プレートは前面及び後面、衝突状態の場合に展開するように構成され且つ前記第1エアバッグ支持プレートの前記後面に設けられた第1エアバッグ並びに衝突状態の場合に展開するように構成され且つ前記第2エアバッグ支持プレートの前記後面に設けられた第2エアバッグをそれぞれ含む。前記第1エアバッグは、前記第1フラップに近接して位置づけられ、前記第2エアバッグは前記第2フラップに近接して位置づけられる。好ましい実施形態において、前記弱化線は前記後方壁に形成された引裂シームを備える。好ましくは、前記第1エアバッグ支持プレートは、その前記前面に固定された第1インフレータタンクを含み、前記第2エアバッグ支持プレートは、その前記前面に固定された第2インフレータタンクを含む。別の実施形態において、前記第1エアバッグモジュールは、前記第1エアバッグ支持プレートから離れた場所において前記調理室モニュメントの一部分に固定された第1インフレータタンクを含み、前記第2エアバッグモジュールは、前記第2エアバッグ支持プレートから離れた場所において前記調理室モニュメントの一部分に固定された第2インフレータタンクを含む。
好ましい実施形態において、前記調理室モニュメントアセンブリはさらに、前記調理室モニュメントの前記後方壁に固定された第3エアバッグ支持プレートを含む第3エアバッグモジュールを含む。前記第3エアバッグ支持プレートは、前面及び後面、並びに衝突状態の場合に展開するように構成されるとともに前記第3エアバッグ支持プレートの前記後面に設けられた第3エアバッグを含む。前記第3エアバッグは、前記後方壁において形成された第3弱化線の組によって形成された第3フラップに近接して位置づけられる。好ましくは、少なくとも前記第1エアバッグモジュールは、前記第1エアバッグ支持プレートに近接して位置づけられた第1ドアを含む。前記第1ドアは、開位置と閉位置との間で可動であり、フレキシブルストラップにより前記後方壁の前記前面にヒンジ式に固定される。
本発明の実施形態は、概して乗客輸送車両において用いるためのエアバッグに関する。エアバッグは万一衝突状態が起こった場合に乗客が前方へ勢いよく投げ出されるのを安全に止めるように設計される。好ましい実施形態において、本発明は、好ましくは乗客用座席の列(例えば最前列など)の前方に位置づけられるモニュメントを含む航空機クローゼットエアバッグシステムを含む。該システムは、エアバッグをクローゼットの後方壁に固定するとともに、展開時にエアバッグを外部へと乗客に向けて方向づける支持アセンブリを含む。好ましい実施形態において、クローゼットの後方壁は、壁に部分的に切れ目を入れる(構造的に弱める)ことによりエアバッグの展開を促進する。エアバッグは、エアバッグ制御ユニットによって制御される少なくとも一つのガスインフレータ(空気入れ)によって展開されることが好ましい。エアバッグ制御ユニットは、衝突状態を検出し、それに応じてガスインフレータを始動させる。
別の実施形態において、エアバッグモジュール(エアバッグクッション、ボックス、インフレータ等)は、(モニュメントの内側ではなく)モニュメント壁の外側に取り付け可能である。
使用時において、前列のモニュメントにより、乗客用座席をモニュメントに対して現行の保証可能な距離よりも接近するように動かすことができる。これにより、航空機にさらなる乗客席の列を挿入することができる。しかしながら、これは本発明を限定するものではない。なぜならば、エアバッグシステムはモニュメントの後方部に位置づけられてきており、それにより保証される頭部衝突距離を減らすことができたためである。
クアーターネンス(Quatanens)の米国特許公開第2013/0088056号及びジャーボー(Jarboe)の米国特許公開第2013/0106079号の開示全てをここに援用して本文の記載の一部とする。
以下の記載及び図面は、例示であり、限定事項と解釈されるべきではない。開示の完全な理解を提供するために多数の具体的な詳細が記載されるが、場合によっては、説明がわかりにくくなるのを防ぐために、よく知られた又は従来的な詳細は記載されていない。本開示における一実施形態又はある実施形態への言及は、同じ実施形態への言及とすることが出来るが、必ずしもそうではなく、そのような言及は実施形態の少なくとも一つを意味する。
本明細書における「一実施形態」又は「ある実施形態」への言及は、実施形態に関連して記載される特定の特徴、構造又は特性が本開示の少なくとも一つの実施形態に含まれることを意味する。本明細書の様々な箇所において「一実施形態において」という語句が記載されているが、これらの記載は必ずしも全てが同じ実施形態に言及しているわけではなく、互いに他の実施形態を排除する別個の又は代替の実施形態でもない。さらに、様々な特徴が記載されるが、いくつかの実施形態はその特徴を示し得るがその他の実施形態はその特徴を示さないことがある。同様に、様々な要件が記載されるが、その要件はいくつかの実施形態の要件であり得るが、別の実施形態の要件ではないことがある。
本明細書で用いられる用語は、一般に、本開示の文脈内及び各用語が用いられる特定の文脈内において、当該技術分野における通常の意味を有する。開示を説明するために用いられている特定の用語は、当分野の実務者に対して本開示の記載に関するさらなる指針を与えるために、以下又は明細書のいずれかの場所において説明されている。便宜上、特定の用語は、例えばイタリック体及び/又は引用符を用いて強調され得る。強調を用いることによって用語の範囲及び意味が影響を受けることはなく、強調されているかいないかに関わらず、同じ文脈においては用語の範囲及び意味は同じである。
一つ以上の方法(やり方)で同じもの(こと)を表すことができることが理解されるだろう。したがって、本文で論じられる任意の一つ以上の用語のために代替的な言葉及び同義語が用いられ得る。本文において用語が詳述されているかどうか又は論じられているかどうかは特別な意義を持つべきではない。ある用語については同義語が提供される。一つ以上の同義語が述べられたとしても、その他の同義語が用いられることを除外するものではない。本文中で論じられる任意の用語の例を含め、この明細書中の任意の場所における例の使用は、単なる例示のみであり、開示又は任意の例示される用語の範囲及び意味をさらに限定することを意図するものではない。同様に、本開示はこの明細書で与えられる様々な実施形態に限定されない。
開示範囲をさらに限定することを意図することなく、本開示の実施形態に従う器具、装置、方法及びそれらに関する結果の例が以下に示される。なお、読み手の便宜のために、例において見出し又は小見出しを用い得るが、決して開示の範囲を限定するものではない。別段の定めがない限り、本文で使用される全ての技術用語及び科学的用語は、本開示が属する技術分野における通常の技能を有する者が一般的に理解する意味と同じ意味を有する。係争の場合には、定義を含め、本文書が優先とされるであろう。
本文で用いられる「前」、「後」、「頂部」、「底部」、「側部」、「短い」、「長い」、「上」、「下」、「後方」、「前方」、「機内の」、「機外の」及び「下方」のような用語は、単に説明しやすさのためであり、図面に示されるような構成部品の向き(位置付け)について言及していることが理解されるべきである。本文に記載される構成部品のいかなる向きも本発明の範囲内にあることが理解されるべきである。
さらに、本文に記載されるクローゼットモニュメントアセンブリの構成部品に関する「後方」、「前方」、「内(内方)」、「外(外方)」の使用は、クローゼットモニュメントアセンブリが航空機内に位置づけられる場合の向きについて言及していることが理解されるであろう。
図面について、図示は本発明を図版で示すことが目的であり、本発明を限定することが目的ではない。図1〜13は、クローゼットモニュメント12に組み込まれたエアバッグシステム10の実施形態を示している(本文において概して、エアバッグシステム10とクローゼットモニュメント12とを合わせてクローゼットモニュメントアセンブリ14と称する)。特に、本発明は、民間旅客機での使用が意図されているが、これは本発明を限定するものではなく、エアバッグシステムは任意の場所で用いることが出来る。
好ましい実施形態において、クローゼットモニュメントアセンブリ14は航空機の前方部において設置されるように構成される。しかしながら、これは本発明を限定するものではない。クローゼットモニュメントアセンブリ14は航空機における任意の位置に設置することが出来る。
エアバッグシステム10は、その他の航空機のモニュメント又は航空機の構成部品に設けることが出来、クローゼットに限定される必要はないことが理解されるべきである。例えば、エアバッグシステム10は化粧室モニュメントの壁内もしくは壁上に位置づけることが出来、調理室モニュメントの壁内もしくは壁上に位置づけることが出来、又は乗客もしくは乗務員の座席の前方に位置づけられる任意のその他の隔壁もしくは構成部品内又はその他の隔壁もしくは構成部品上に位置づけられることが出来る。本文において、クローゼットモニュメントを用いているのは単に例示のためである。
図1〜5に示されるように、クローゼットモニュメントアセンブリ14は一般に、クローゼットモニュメント12及びエアバッグシステム10を含む。クローゼットモニュメント12は一般に、協働してモニュメント内部12aを画定する前方壁16、後方壁18、内方壁17及び外方壁19を含む。クローゼットモニュメント12はまた、第1、第2、第3収納室20a、20b、20c(これらはドア21a、21b及び21cを含む)を含む。知られているように、クローゼットモニュメント12は、航空機の内壁にぴったりと合うように形作られている。第1、第2及び第3収納室20a、20b及び20cが図面に示されているが、いかなる数の収納室も本発明の範囲内である。
好ましい実施形態において、後方壁18は、上部パネル24、下部パネル26及びそれらの間の中間パネル28を含む。好ましくは、図3に示すように、後方壁18は、着席した乗客から離れるように直線状又は曲線状に角度を付けられて曲げられて、さらなる足用の空間を提供するフットレスト(足のせ台)パネル30を含む。言い換えると、フットレストパネル30は下部パネル26から前方壁16に向かって下方に角度を付けられて曲がっている。図6に示すように、別の実施形態において、フットレストパネル30は床から離間させることが出来、地面に対して概して平行に、後方に延在させることが出来る。言い換えると、フットレストパネル30は0°(垂直)から90°(水平)の間の任意の角度で延在させることが出来る。
好ましい実施形態において、エアバッグシステム10は、エアバッグ室34内において、後方壁18に近接して又は後方壁18に固定されて位置づけられたエアバッグモジュール32を含む。好ましくは、エアバッグシステム10はクローゼットモニュメント12の上部に設けられ、したがってエアバッグモジュール32は後方壁18の上部パネル24に近接して位置づけられるか又は上部パネル24に固定される。しかしながら、これに限定されるわけではなく、エアバッグモジュール32はまた、下部パネル26、中間パネル28もしくはこれらのパネルのいずれかの組み合わせに近接して位置づけられることが可能であり、又は、下部パネル26、中間パネル28もしくはこれらのパネルのいずれかの組み合わせに対して固定されることが可能である。
図4A〜5Aに示すように、好ましい実施形態において、エアバッグモジュール32は、前面36a及び後面36bを有するエアバッグ支持プレート36を含む。好ましくは、エアバッグ支持プレート36の後面36bに一つ以上のエアバッグ38が取り付けられ、エアバッグ38の動作に必要な付加的な構成部品がエアバッグ支持プレート36の前面36aに取り付けられる。このような付加的な構成部品は、動力制御盤40、RFIDアンテナ42、インフレータタンク44及びインフレータチューブ46を含むがこれらに限定されない。エアバッグ支持プレート36においてこれらの構成部品を位置づけることは、本発明を限定するものではない。例えば、これらの構成部品のいくつか、いずれか又は全てを、モニュメントのその他の壁もしくはパネル上に位置づけること、又はその他の壁もしくはパネルに固定することが可能であり、又はモニュメント内又はその他の場所における任意の空いた場所に位置づけることが可能である。図4Aに示されるように、好ましい実施形態において、エアバッグ支持プレート36は、後方壁18に取り付けるためのねじ、支柱又は任意の型の固定手段48を含む。
図1A〜1Cに示すように、好ましい実施形態において、上部パネル24には部分的な切れ目又は切り込み50が形成されており、それにより展開したエアバッグ38が後方壁18を破って通り抜け易くなる。別の実施形態において、上部パネル24又は後方壁18は、引裂シーム(図1D及び以下のさらなる記載を参照)、断層線、一連の破線/切れ目、又はその他の弱化線を含むことが出来る。別の実施形態において、切り込み50の少なくとも一部分は、後方壁18を貫通する切り込みとすることが出来る。別の実施形態において後方壁18は、弱化線を創出する織物(ファブリック)等をその中に有する引裂シームを含むことが出来る。引裂シームを、パネルそのものと一体形成する(すなわちハニカムパネル)か、又はパネルを覆う装飾フィルムもしくは織物と一体形成することが出来る。好ましくは、図1Bに示すように、切り込み50は前面24aに形成され、後面24bに至るまでは延在しない。この実施形態において、上部パネル24は壊れやすいが、乗客にはいかなる切れ目も見えないか、又は、乗客はエアバッグが壁の向こうに位置づけられていることに気付かないだろう。エアバッグが仕切りやモニュメント等の壁、パネル、フィルム、織物等を突き破れるようにする、いかなる弱化線も本発明の範囲内である。したがって、本文に記載された又は当業者に知られた任意の切り込み、切れ目、引裂シーム、弱化線、破線、点線等は、本文において概して弱化線として称される。
切り込みについて、いかなる切り込みの形状(断面形状)も本発明の範囲内であるが、図1Bに示すような「V字型」の切り込みの形状が好ましい。例えば、0°から70°の間の角度とすることが出来る。別の実施形態において、切り込みは「U字型」形状を有することが出来、その底面は曲面又は図1Cに示すような平面とすることも可能である。さらに、図1Aに示すように、好ましい実施形態において、切り込み50は、協働して頂部ヒンジ部50dを画定する右切り込み、底部切り込み及び左切り込み50a、50b及び50cを有するフラップ52を画定する。この実施形態において、フラップ52の頂部には切り込みが形成されておらず、それにより頂部ヒンジ部50dが創出されている。エアバッグ38が展開する際には、フラップ52と位置合わせされたエアバッグ38が後方壁18を突き破るが、フラップ52は分離せず、その代わりに上方に旋回(回動)する。これは乗客を保護する助けとなる。別の実施形態において、フラップ52は、協働して底部ヒンジ部を画定する左切り込み、右切り込み及び頂部切り込みを含む。また、左ヒンジ部及び右ヒンジ部も本発明の範囲内である。別の実施形態において、フラップ52をその周り全てにおいて延在する弱化線50によって画定することが出来る。この実施形態において、フラップ52は後方壁18から完全に引き剥がされる。好ましい実施形態において、エアバッグ室34はエアバッグアクセスドア54を含む。それによりエアバッグシステム10へのアクセスが可能となり、メンテナンスを実施することができる。後方壁18の後面上には乗客には何も見えないことが好ましいが、図1にはフラップ52及び切り込みが隠れ線で示されていることが理解されるだろう。
図3に示すように、好ましい実施形態において、後方壁18は中間パネル28を含む。中間パネル28は、図示されるように湾曲していてもアーチ状とすることが出来、又は図17、18に示すように直線的とすることが出来る。中間パネル28はクローゼットモニュメント12の上部56と下部58との間に位置づけられることが理解されるだろう。図3に最もよく示されるように、好ましい実施形態において、下部58は、前から後ろまでの寸法(ここでは「奥行」と称される)が上部56よりも小さい。したがって上部56の奥行D1は、下部58の奥行D2よりも大きい。それにより、従来技術のモニュメントが位置づけられた場所よりも後方に、クローゼットモニュメントアセンブリ14を位置づけることができる。これが可能となるのは、下部58によって乗客に十分ゆとりのある脚又は足用の空間が提供されるが、エアバッグ38が上部56の中に位置づけられた結果として上部56が後ろに移動することが許容されるためである。結果として、クローゼットモニュメントアセンブリ14の前方壁16は、従来技術のモニュメントの前方壁が位置づけられる場所よりも後方に位置づけられる。それにより、航空機内により多くの座席を設置できる可能性が生じる。
図6〜13はクローゼットモニュメントアセンブリ14のその他の実施形態を示している。クローゼットのドアなどのような細部の多くは、図面の幾つかから省略されていることが理解されるだろう。しかしながら、図1〜5に示される構成部品はいずれも、その他の実施形態の範囲内である。
図6は、エアバッグ室34又はエアバッグハウジングがクローゼットモニュメント12の後方壁18に固定されたクローゼットモニュメントアセンブリ14を示している。さらに、後方壁18は航空機の床から間隔を空けて配置され、乗客にさらなる足用の空間を提供する。
図7は、エアバッグ38が格納されているエアバッグ室34又はエアバッグハウジングの幅がクローゼットモニュメント12の幅とほぼ同じである発明の実施形態を示す。しかしながら、これは本発明を限定するものではない。エアバッグ38、及び/又はエアバッグ38が格納されたエアバッグハウジングもしくはエアバッグ室34は、任意の幅を有することが出来る。また、図7A、7Bに示すように、ハウジングをモニュメントの内側に配置することが出来、又はモニュメントの外側に取り付けることが出来る。また、図7A、7Bは、エアバッグ38(又は複数のエアバッグ38)が展開した後に外方へ破裂したフラップ52を示している。
任意の数のエアバッグ及び任意の形状のエアバッグが本発明の範囲内であることを当業者は理解するだろう。例えば、図8に示すように、エアバッグ38は丸みを帯びた形状(球形)とすることが出来る。さらに、球形エアバッグ38を個々の乗客又は1人以上の乗客と関連付けることが可能である(例えば、一つのモニュメントに対して一つの球形エアバッグ)。あるいは、図9に示すように、エアバッグ38を矩形とすることが出来る。さらに、各座席は、各座席に関連する1つのエアバッグ38又は複数のエアバッグ38を有することが出来る。あるいは、図9に示すように、一つの(単一の)エアバッグ38を一つ以上の座席又は列全体に関連付けることが出来る。
図10に示すように、別の実施形態において、複数のエアバッグ38が一つの座席に関連付けられて、乗客の体の異なる部分を保護することが出来る。例えば図10に示すように、乗客の頭部、並びに腕、膝及び/又は足などの乗客の頭部の下の体の部分を保護するために、別々のエアバッグ38が位置づけられる。この実施形態において、別々のエアバッグモジュール32を、互いに対して垂直に間隔をあけて設けることが出来る。図11、12に示すように、別の実施形態において、一つの(単一の)大きなエアバッグ38を展開させて乗客の体の複数の部分を保護することが出来る。
図13〜16は、エアバッグシステム10が、展開したエアバッグ38を所望されるように位置づける助けとなる複数の固定点60を含む、別の実施形態を示す。例えばエアバッグシステム10は、エアバッグ室34の下方に配置されてエアバッグ38の下部を位置づける(位置決めする)助けとなる複数の繋ぎ紐(テザー)62を含むことが出来る。これらの繋ぎ紐62は、必要に応じて、弱化線等を介して後方壁18を突き破ることができる。
エアバッグは、当該技術分野において知られた任意の方法によって展開する又は膨らむことができる。例えば、エアバッグをガスインフレータ、パイロ(火工)インフレータ、又はそれらを組み合わせたものを用いて膨らませることが出来る。
図19〜26は、調理室モニュメント70に組み込まれたエアバッグシステム10を含む本発明の別の実施形態を示している(本文においては概して、エアバックシステム10と調理室モニュメント70を合わせて調理室モニュメントアセンブリ72と称する)。エアバッグシステム10及びモジュールが調理室モニュメントに含まれることは単なる例示であり、エアバッグシステムを乗客の前方に位置づけられた任意のモニュメント、仕切り、壁等に含ませることが出来ることが理解されるだろう。図19に示されるように、この調理室モニュメントアセンブリは、好ましくは、後方壁18に位置づけられた3個の別々のエアバッグモジュール32を含み、これらのエアバッグモジュール32はそれぞれが一人の乗客又は一つの座席に関連付けられている。図19は、エアバッグモジュール32が見えるように切り欠かれた後方壁18の一部分を示していることが理解されるだろう。好ましい実施形態において、各エアバッグモジュール32は壁18に完全に一体的に形成されている(壁18は好ましくはハニカムパネルである)。
図20に示すように、好ましい実施形態において、エアバッグモジュール32は、エアバッグ支持プレート36を含み、クランプ74等によりエアバッグ支持プレート36の前面36aにインフレータタンク44が固定されている。折り畳まれたエアバッグ38は後面36bに固定されている。また、エアバッグモジュールは、インフレータタンク44をエアバッグ38に接続するために必要なインフレータチューブもしくはインフレータホース46(又は複数のインフレータチューブもしくはインフレータホース46)を含む。好ましい実施形態において、エアバッグ支持プレート36、インフレータタンク44、エアバッグ38、一つ又は複数のインフレータチューブ46及びその他の必要な構成部品を含むエアバッグモジュール32は、後方壁18に据え付け可能な一つの(単独の)ユニットである。
図21に示すように、別の実施形態において、インフレータタンク44は離れた場所に設置可能である。言い換えると、インフレータタンク44はエアバッグ支持プレート36の表面以外の場所に設置可能であり、エアバッグモジュール32の残りの部分から分離される。さらに、別の実施形態において、エアバッグモジュール32は、メンテナンスのためにエアバッグ38及び/又はエアバッグモジュール32へのアクセスをもたらす、取り外し可能なカバー又はドア76を含むことが出来る。異なる実施形態において、インフレータタンク44はドア76に搭載することも出来るし、ドア76から離すことも出来る。
図22〜25は、調理室モニュメント70の後方壁18(又は任意のその他のモニュメント又は壁)に一体的に形成されたエアバッグモジュール78を示す。一般にこの実施形態は、モニュメントの後方壁18におけるフラップ52、フラップを画定する引裂シーム82を含む弱化線、及びエアバッグが展開した時に引き剥がされる後方ドア又はカバー84に近接して固定されたエアバッグ38を提供する。この実施形態において、後方壁18には、エアバッグ38、エアバッグ支持プレート36、カバー又は前方ドア76、及び機械的な境界ヒューズ又は引裂シーム82を少なくとも部分的に格納する開口80が形成されている。引裂シーム82は、後方壁18の材料より構造的に弱い任意の材料であって、後方ドア84が引き剥がされてエアバッグ38が展開できるようにする任意の材料で形成出来る。例えば、引裂シーム82は発泡体(スポンジ)、織物又はその他の充填材から形成出来る。好ましい実施形態において、後方壁18、後方ドア84、エアバッグ等は装飾フィルム86によって覆われ、これはエアバッグ及び関連構成部品を隠す助けとなる。図22に示すように引裂シーム82は装飾フィルム86内へと延在可能である。
好ましい実施形態において、エアバッグモジュール78は、前方ドア76を後方壁18に機械的に取り付けるとともに、エアバッグ38及び関連構成部品を点検修理するために前方ドア76が開くようにするフレキシブルストラップ又はファブリックヒンジ(織物ヒンジ)88を含む。
図27は、エアバッグモジュール90を含む別の実施形態を示し、該エアバッグモジュール90は、モニュメントの後方壁18に固定されるとともに、インフレータタンク44、エアバッグ38及びその他の必要な構成部品を、弱化線50をその中に有するハウジング92内に備える。図示されるように、ハウジング92、エアバッグ38及びインフレータタンク44は、エアバッグモジュール90を後方壁18に固定するための固定部品又は取付け部品94を含む。好ましい実施形態において、ハウジングはポリカーボネート等から形成され、ハウジング92の上部92aは滑らかに湾曲している。このことは、エアバッグが展開してハウジング92が上方にヒンジ式(蝶番式)に動いたときにハウジング92が壊れるのを防ぐ助けとなる。
明細書及び特許請求の範囲に渡って、文脈上明らかに他の意味に解すべき場合を除き、「含む」、「備える」、「有する」等の用語は、排他的又は網羅的な意味ではなく、包括的な意味すなわち「含むがそれに限定されない」という意味で解釈されるべきである。本文において用いられるように、「接続される」、「連結される」又はそれらを変形した任意の用語は、二つ以上の構成要素の間の直接的又は間接的な任意の接続又は連結を意味する。構成要素間の連結又は接続は、物理的、論理的又はそれらの組み合わせにすることが出来る。さらに、「本文において」、「上記において」、「下記において」という語及び似た趣旨の語がこの出願において用いられる場合、この出願の全体について言及するものであって、この出願のいかなる特定の部分に言及するものではない。文脈により許容される場合、上記の「発明を実施するための好ましい形態」における単数又は複数を使用した用語は、それぞれ複数又は単数をも含んでよい。二つ以上の項目のリストに関する「又は」という用語は、以下の用語の解釈、すなわち、リスト内の項目のいずれか、リスト内の項目の全て及びリスト内の項目の任意の組み合わせという解釈の全てをカバーする。
上記において詳述された開示の実施形態は、網羅的であること、又は本発明の教示を上記で開示されたまさにその形態に限定することを意図するものではない。開示の具体的な実施形態及び例は例示を目的として上述されているが、関連する技術分野における通常の技能を有する者が理解するように、開示の範囲内において様々な同等の改変が可能である。さらに、本文に記載された具体的な数値はいずれも単なる例である。代替的な実行において、異なる値、寸法(計測値)又は範囲を用いてもよい。
本文に記載される開示の教示は、必ずしも上記のシステムに限らず、その他のシステムに適用可能である。上記の様々な実施形態の要素及び動作を組み合わせて更なる実施形態を提供することが出来る。本文において記載され又は用いられた寸法はいずれも単なる例示であり、本発明を限定するものではない。その他の寸法を用いることもできる。
添付の出願書類に列挙され得る任意の参考文献も含め、上述のいかなる特許、出願及びその他の参考文献について、それらの開示全てをここに援用して本文の記載の一部とする。本開示の態様は、上記の様々な参考文献のシステム、機能、概念を用いるために必要に応じて改変可能であり、本開示のさらなる実施形態を提供することが出来る。
本開示に対するこれらの変更及びその他の変更は、上記の「発明を実施するための好ましい形態」を考慮して行うことが出来る。上記説明は開示のある実施形態について説明しており、予想される最良の形態を説明しているが、上記説明が文中でいかに詳細に記載されるように見受けられているとしても、多くの方法で本教示を実行することができる。システムの詳細はその実行の詳細によって非常に異なっていてよいが、それでも本文で開示される主題事項に包含される。上述したように、本開示のある特徴又は態様を説明する場合に用いられる特定の用語は、その用語が関連付けられている開示のいかなる具体的な特性、特徴又は態様に限定されるためにその用語が本文中で再定義されることを暗示していると解釈されるべきではない。一般に、以下の特許請求の範囲において用いられる用語は、上記「発明を実施するための好ましい形態」の部分で明示的にそのような用語を定義していない限り、本開示を明細書中の具体的な実施形態に限定することを意図するものではない。したがって、本開示の実際の範囲は、開示された実施形態だけでなく、特許請求の範囲の下で本開示を実行又は実施する全ての等価な方法も包含する。
本開示のある態様が、以下において特定の請求項の形式で表されるが、本発明者らは、任意の数の請求項の形式において、開示の様々な態様を企図している。例えば、開示の態様の一つのみが、米国特許法第112条第6パラグラフの下でミーンズプラスファンクションクレーム(機能表現請求項)として記載されているが、他の態様も同様にミーンズプラスファンクションクレームとして具体化されてよく、又はコンピュータ読み取り可能な媒体において具体化される等のその他の形式で具体化されてもよい(米国特許法第112条第6パラグラフの下で扱われることが意図されている請求項はいずれも、「〜するための手段」という語を含むだろう)。したがって、出願人は、出願後に更なる請求項を追加して、本開示のその他の態様のためのこのような追加の請求形式を追及する権利を留保する。
したがって、本発明の例示的な実施形態が示され、説明されたが、本文中で用いた用語は全て、限定的ではなくむしろ非制限的(説明的)なものであり、当該技術分野において通常の技能を有する者であれば本発明の精神又は範囲から逸脱することなしに多くの変更、改変(改造)及び代用を行い得ることが理解されるべきである。

Claims (17)

  1. 車両の内部で乗客用座席又は乗務員用座席の前方に位置づけられるように構成されたアセンブリであって、
    協働してモニュメント内部を画定する前方壁、後方壁、外方壁及び内方壁を含むモニュメントと、
    1エアバッグモジュールを少なくとも含むエアバッグシステムとを備え、
    前記モニュメントの前記後方壁が、前記乗客用座席又は前記乗務員用座席の前方に位置づけられるように構成され、
    前記モニュメントの前記後方壁が、前面及び後面を有
    前記モニュメントの前記後方壁の前記前面が、上部パネル、下部パネル、及び前記上部パネルと前記下部パネルとの間に位置づけられた中間パネルを含み、前記上部パネルと前記下部パネルが垂直に整合しておらず、
    前記後方壁が、少なくとも前記モニュメントの前記後方壁の前記前面において第1の弱化線の組によって形成された第1フラップを含み、
    前記第1エアバッグモジュールが、前面及び後面を有する第1エアバッグ支持プレート並びに第1エアバッグを有し、
    前記第1エアバッグ支持プレートが、前記後方壁の前記前面に固定され、
    前記第1エアバッグが、衝突状態の場合に展開するように構成されるとともに前記第1エアバッグ支持プレートの前記後面に設けられ、
    前記第1エアバッグが前記第1フラップに近接して位置づけられるアセンブリ。
  2. 前記モニュメントが、上部と、下部と、中間部を備え、
    前記上部が、前記モニュメントの前記後方壁の前記上部パネルと、前記モニュメントの前記前方壁と前記後方壁の間に延びて前記上部の前から後ろまでの奥行を画定する第1収納室とを少なくとも備え、
    前記下部が、前記モニュメントの前記後方壁の前記下部パネルと、前記モニュメントの前記前方壁と前記後方壁の間に延びて前記下部の前から後ろまでの奥行を画定する第2収納室とを少なくとも備え、
    前記下部の前記前から後ろまでの奥行が、前記上部の前記前から後ろまでの奥行よりも小さく、
    前記中間部が、前記上部と前記下部の間に配置され、前記モニュメントの後ろに座っている乗客に、前記モニュメントの後方に位置づけられた座席のシートパンの高さよりも略上に位置づけられる内部膝用空間を提供する請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 前記第1エアバッグ支持プレートが、前記モニュメントの前記上部において、前記後方壁の前記前面に固定される請求項2に記載のアセンブリ。
  4. 前記エアバッグシステムが、第2エアバッグモジュールを少なくとも含み、
    前記第2エアバッグモジュールが、前面及び後面を有する第2エアバッグ支持プレート並びに第2エアバッグを有し、
    前記第2エアバッグ支持プレートが、前記後方壁の前記前面に固定され、
    前記第2エアバッグが、衝突状態の場合に展開するように構成され且つ前記第2エアバッグ支持プレートの前記後面に設けられ、
    前記第2エアバッグが前記第1フラップに近接して位置づけられる請求項に記載のアセンブリ。
  5. 前記エアバッグシステムが、第2エアバッグモジュールを少なくとも含み、
    前記第2エアバッグモジュールが、前面及び後面を有する第2エアバッグ支持プレート並びに第2エアバッグを有し、
    前記第2エアバッグ支持プレートが、前記後方壁の前記前面に固定され、
    前記第2エアバッグが、衝突状態の場合に展開するように構成され且つ前記第2エアバッグ支持プレートの前記後面に設けられ、
    前記後方壁が、少なくとも前記モニュメントの前記後方壁の前記前面において、第2の弱化線の組によって形成された第2フラップを含み、
    前記第2エアバッグが前記第2フラップに近接して位置づけられる請求項1に記載のアセンブリ。
  6. 前記第1の弱化線の組が、頂部ヒンジ部及び底部ヒンジ部の一方を協働して画定する、左弱化線と、右弱化線と、頂部弱化線及び底部弱化線の一方とを含む請求項1に記載のアセンブリ。
  7. 前記第1の弱化線の組及び前記第2の弱化線の組が、頂部ヒンジ部及び底部ヒンジ部の一方を協働して画定する、左弱化線と、右弱化線と、頂部弱化線及び底部弱化線の一方とを含む請求項5に記載のアセンブリ。
  8. 前記弱化線が前記後方壁に形成された引裂シームを備える請求項6又は7に記載のアセンブリ。
  9. 前記エアバッグシステムがさらに、前記第1エアバッグ支持プレートの前記前面に位置づけられた第1インフレータタンクを少なくとも備える請求項1に記載のアセンブリ。
  10. 前記第1インフレータタンクが、前記第1エアバッグ支持プレートから離れた場所において前記モニュメントの一部分に固定されている、請求項9に記載のアセンブリ。
  11. 前記エアバッグシステムがさらに、前記第2エアバッグ支持プレートの前記前面に位置づけられた第2インフレータタンクを少なくとも備える請求項5に記載のアセンブリ。
  12. 前記第2インフレータタンクが、前記第2エアバッグ支持プレートから離れた場所において前記モニュメントの一部分に固定されている請求項11に記載のアセンブリ。
  13. 前記第2エアバッグモジュールが、前記後方壁において前記第1エアバッグモジュールの下方に位置づけられ、
    前記第1エアバッグモジュールが、衝突状態の場合に乗客の頭によって接触されるように位置づけられ、
    前記第2エアバッグモジュールが、前記乗客の前記頭の下方の体の一部分によって接触されるように位置づけられる請求項に記載のアセンブリ。
  14. 前記第1エアバッグが、前記第1エアバッグの展開後に乗客の頭及び前記乗客の前記頭の下方の体の一部分によって接触されるのに十分な大きさになるように構成される請求項1に記載のアセンブリ。
  15. 前記エアバッグシステムが少なくとも部分的にエアバッグ室に格納され、
    前記モニュメントの前記内方壁が前記エアバッグ室へのアクセスをもたらすエアバッグアクセスドアを含む請求項に記載のアセンブリ。
  16. 記モニュメントの前記後方壁に固定された第3エアバッグ支持プレートを含む第3エアバッグモジュールをさらに備え、
    前記第3エアバッグ支持プレートが、前面及び後面を含みさらに衝突状態の場合に展開するように構成されるとともに前記第3エアバッグ支持プレートの前記後面に設けられた第3エアバッグを含み、
    前記第3エアバッグが、前記後方壁において形成された第3弱化線の組によって形成された第3フラップに近接して位置づけられる請求項に記載のアセンブリ。
  17. 少なくとも前記第1エアバッグモジュールが、前記第1エアバッグ支持プレートに近接して位置づけられた第1ドアを含み、
    前記第1ドアが、開位置と閉位置との間で可動であり、フレキシブルストラップにより前記後方壁の前記前面にヒンジ式に固定される請求項に記載のアセンブリ。
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