JP6208938B2 - マッサージ機 - Google Patents
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Description
このような構成とすることにより、身体支持部に支持された左右対の被施療部に対して、左右対のマッサージ部材が移動駆動されるため、人力を加える必要がなくリラックスした状態で、広範囲に対してマッサージを受けることができる。また、被施療部とマッサージ部材の間に生じる摩擦を低減した状態で左右対のマッサージ部材が被施療部に沿って相反する方向に移動するため、良好なさすりマッサージを行うことができる。
このような構成とすることにより、マッサージ部材を安定して移動させることができる。
このような構成とすることにより、リンク部材を揺動させることによって、対のマッサージ部材を相反する方向に移動させることができる。また、前記ガイド部材を有している場合には、リンク部材の揺動運動を、マッサージ部材の所定方向への移動に変換することができる。
このような構成とすることにより、駆動部を配置するスペースが小さくて済む。
このような構成とすることにより、マッサージ部材の移動に伴って被施療部が移動することを防止して、マッサージ部材を良好に作用させることができる。
このような構成とすることにより、非マッサージ時における対のマッサージ部材の位置ずれによる違和感を解消することができる。
このような構成とすることにより、左右の足裏にさすりマッサージを行うことができる。
以下、本発明の一実施形態に係るマッサージ機1の全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るマッサージ機1を示す斜視図である。図2は、マッサージ機1の構成を示すブロック図である。図3は、足支持部51を示す斜視図である。図4は、部材を一部省略した足支持部51を示す斜視図である。図5は、部材を一部省略した足支持部51を示す平面図である。図6は、部材を一部省略した足支持部51を示す分解斜視図である。図7は、マッサージ部材9及びスライドレール33を示す斜視図である。
座部3は、金属等よりなる硬質の座受け部(図示せず)と、座受け部の上部に設けられて使用者の臀部及び大腿部を支持するウレタン等よりなる軟質のクッション部(図示せず)と、とにより構成されている。また、座部3の座面3aは前上がり傾斜状に形成されており、着座した使用者の重心は後方成分を有することとなる。そして、座部3の座面3aには、使用者の臀部及び/又は大腿部を押圧する左右で対をなす座部用エアセルa1が設けられている。
背凭れ部4は、座部3の下方に設けられ前後方向に伸縮する直動式の第1アクチュエータ10(図2参照)により、座部3に対して前後方向にリクライニング可能に構成されており、床面に対して略水平の状態と、座部3の座面3aに対して略垂直に起立した状態と、の間における任意の位置で停止できるようになっていることが好ましい。また、背凭れ部4は、前後方向に開口する開口部40aを有する背凭れ部本体40と、背凭れ部本体40の前方に配設される伸縮性を有するレザー等よりなる背パッド(図示せず)と、により構成されている。そして、背凭れ部4には、左右中央において身長方向に沿って昇降して使用者の背部をマッサージするマッサージユニット8が設けられている。このマッサージユニット8は、昇降用モータ42(図2参照)を駆動させることにより、背凭れ部本体40に設けられたガイドレール41に沿って昇降する。このガイドレール41は、左右で対をなして上下方向に延設されている。また、マッサージユニット8は、マッサージ用モータ43(図2参照)を駆動させることにより、複数の施療子8aを左右方向に動作させて揉み動作を行ったり、複数の施療子8aを前後方向に動作させて叩き動作を行う。
肘掛け部6は、座部3の両側方に設けられており、座部3の下方を外方からカバーする側面パネル60と、側面パネル60の上部に一体的に設けられ使用者の前腕部を支持する前腕支持部61及び上腕部を支持する上腕支持部62と、を有している。上腕支持部62は、その上端部において左右方向を軸方向とする回動軸(図示せず)を介して背凭れ部4の側面に連結されている。また、側面パネル60は、座部3の側方おいて脚フレーム7にガイド機構(図示せず)を介して移動可能に取り付けられている。従って、肘掛け部6は、背凭れ部4のリクライニングに追従して、上下方向に角度を変更しながら前後方向に移動することができる。また、前腕支持部61には、複数の腕部用エアセルa2が設けられている。
フットレスト5は、座部3の下方に設けられ前後方向に伸縮する直動式の第2アクチュエータ11(図2参照)により、座部3に対して上下方向に回動可能に構成されており、膝を曲げて下肢を載置する垂下状態と、膝を伸ばして下肢を載置する上昇状態(床面に対して略水平となる状態)と、の間における任意の位置で停止できるようになっていることが好ましい。更に、フットレスト5は、図示しない伸縮機構により座部3に対して使用者の脚部の長手方向に沿って伸縮可能に構成されていることが好ましい。
図2に示すように、上述した各エアセルa1〜a4,30L,30Rは、可撓性中空のエアチューブを介してポンプ13及びバルブ14等からなる給排気装置12に接続されている。この給排気装置12は座部3の下方に収容されており、同じく座部3の下方に収容された制御部15からの指示に従って駆動し、各エアセルa1〜a4,30L,30Rへの給排気を互いに独立して行うことができるようになっている。そして、制御部15からの指示により給排気装置12が駆動し、エアセルa1〜a4,30L,30Rが膨張収縮することにより使用者の各部位をマッサージ可能である。各エアセルa1〜a4,30L,30Rは、それぞれ独立系統として給排気装置12に接続されており、制御部15により独立して動作制御される。特に、駆動部18を構成する対のエアセル30L,30Rは、常に交互に膨張収縮するよう制御される。
制御部15は、給排気装置12を駆動し、足部用エアセルa4にエアを給気する。そうすると、足部(足裏)はマッサージ部材9に押し付けられる。続いて、足部用エアセルa4の膨張を維持した状態で駆動部18を駆動させる。すなわち、給排気装置12を駆動し、左側エアセル30Lと右側エアセル30Rに対してエアを交互に給排気する。そうすると、足裏にローラ20が十分接触した状態でマッサージ部材9が前後に移動するため、足裏の広範囲に対して良好なさすりマッサージを行うことができる。マッサージ終了後は、左側エアセル30Lと右側エアセル30Rのエアを排気する。そうすると、対のマッサージ部材9は、付勢手段38の作用により中立位置で静止する。
以下、駆動部の他の変形例について説明する。図8は、変形例1に係る駆動部70を示す平面図である。図9は、変形例2に係る駆動部80を示す平面図である。なお、駆動部70,80以外の構成は、前述した実施形態と同一であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
3 座部(身体支持部)
4 背凭れ部(身体支持部)
5 フットレスト(身体支持部)
6 肘掛け部(身体支持部)
9 マッサージ部材
17 移動機構
18 駆動部
20 ローラ
21 支持台
23 リンク部材
24 ガイド部材
25 第1軸(揺動軸)
30 エアセル
31 エアセル
36 エアセル
38 付勢手段
70 駆動部
80 駆動部
a4 足部用エアセル(保持手段)
Claims (7)
- 左右対の被施療部を支持する身体支持部と、
前記左右対の被施療部に作用する左右対のマッサージ部材と、
前記左右対のマッサージ部材を被施療部に沿って相反する方向に移動させる移動機構と、
前記移動機構を駆動させる駆動部と、を有し、
前記左右対のマッサージ部材は、ローラと、ローラを支持する支持台を有するとともに前記左右対の被施療部に対して夫々設けられていることを特徴とするマッサージ機。 - 前記移動機構は、前記左右対のマッサージ部材の移動を所定方向へガイドするガイド部材を有していることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
- 前記移動機構は、前記左右対のマッサージ部材を連結し、前記駆動部により揺動軸を支点として揺動するリンク部材を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ機。
- 前記駆動部は、前記リンク部材の左右を押動するエアセルを有していることを特徴とする請求項3に記載のマッサージ機。
- 被施療部を前記身体支持部に保持する保持手段を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマッサージ。
- 前記駆動部を停止したときに、前記左右対のマッサージ部材が中立位置となるように付勢する付勢手段を有していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のマッサージ機。
- 前記左右対のマッサージ部材は、被施療者の左右の足裏にそれぞれ対応して設けられており、足部の長手方向に沿って移動可能とされていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のマッサージ機。
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