JP6208519B2 - コジェネレーションシステム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池等の発電装置からの排熱を、熱媒との熱交換により回収して水を加熱し、貯湯タンクに貯湯するコジェネレーションシステムに関し、特に、熱媒を放熱するラジエータユニットを備えたシステムにおいて、ラジエータユニットにおける熱媒の不要な放熱を抑制する技術に関する。
特許文献1等に開示されるこの種のコジェネレーションシステムにおいては、熱媒を貯湯タンク内の上水と熱交換し、貯湯タンク内に湯を生成する。貯湯タンク内の蓄熱量が上限に近づくとタンク内に十分に放熱ができず、高温の熱媒が再び発電装置に循環することになる。すると、発電システムの冷却効果が低下し、発電性能が低下する可能性がある。このため、熱媒通路の一部にラジエータユニットを配設し、熱媒を外気と熱交換して放熱している。
ラジエータユニットの構造としては、例えば、特許文献2に開示されるように、外気の吸気口と排気口を開口した発電ユニットの外装ケース内に熱媒放熱部及びファンを装着し、ファンを駆動して前方からケース内に取り入れた外気を熱媒放熱部を流れる熱媒と熱交換して放熱させた後、ケース外に排出させている。
また、上記とは逆に、ファンを熱媒放熱部より上流側に配置した構造もある。
特開2003−214705号公報 特開2007−278579号公報
かかるラジエータユニットを備えた従来のコジェネレーションシステムでは、ラジエータユニットの非駆動時(貯湯ユニット内の蓄熱量が上限近傍に達していないとき)に強い風が吹くと、外気がラジエータユニットの吸気口又は排気口から流入し、熱媒放熱部を冷却しながらラジエータユニット内を通り抜けることがある。
特に冬季等では、低温の外気がラジエータユニット内を通り抜けることにより、熱媒が過度に冷却される惧れがある。この場合、熱媒として水を用いるコジェネレーションシステムにおいては、熱媒通路(循環路)内における熱媒の凍結を招く可能性があった。
また、熱媒がラジエータユニットにおいて発電装置からの排熱を十分に回収できる温度より低温に過冷却される分が、無駄な熱量の放出となり、エネルギー損失となる。
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、コジェネレーションシステムにおいて、ラジエータユニットの非駆動時に、熱媒の冷却を抑制することを目的とする。
このため本発明に係るコジェネレーションシステムは、
発電装置と、
前記発電装置から排出される熱を湯水として蓄熱する貯湯タンクと、
前記発電装置からの排熱を回収する熱交換部と、熱媒放熱部と、を含む熱媒循環回路と、
前記熱媒放熱部と、ファンと、外気吸気口と、外気排気口と、前記外気吸気口と前記外気排気口を連絡する通風路と、を含み、前記外気吸気口から前記通風路に導入された外気を前記熱媒放熱部の周囲に通過させて、前記外気排気口から排出可能に構成され、前記外気吸気口と前記外気排気口とが同一面に開口しているラジエータユニットと、
を備えて構成され、
前記ラジエータユニットは、仕切板を備え、前記通風路は、前記ファンと前記熱媒放熱部との間に設けられて前記ファンおよび前記熱媒放熱部より前記外気吸気口および前記外気排気口の開口面とは反対側の方向に延在する前記仕切り板により、前記外気吸気口と前記外気排気口とが分離して形成されると共に、通路軸がU字状に形成される。
通風路の吸気口と排気口とが同一面で開放されているため、ファンが停止状態であるラジエータユニットの非駆動時にコジェネレーションシステムの設置場所において強風が発生しているときでも、吸気口と排気口は同等の外気圧を受け、吸気口と排気口との間に差圧を生じにくい。これにより、通風路内を外気が通り抜けることが抑制されて熱媒の過冷却が抑制され、熱媒通路の内での熱媒の凍結、エネルギー損失を抑制できる。
本発明に係るコジェネレーションシステムの概略を示すブロック図。 同上システムに備えられるラジエータユニットの第1実施形態の詳細を示し、(A)は正面図、(B)は、(A)のX−X矢視断面図。 同上ラジエータユニットの第2実施形態の詳細を示す縦断面図。 同上ラジエータユニットの第3実施形態の詳細を示す縦断面図。 同上ラジエータユニットの第4実施形態の詳細を示す縦断面図。 同上ラジエータユニットに取り付けられる雨水侵入防止用のカバーの2つの異なる形態を示す斜視図。
以下に、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るコジェネレーションシステムの概略を示す図である。
本システムは、以下の各要素を備えて構成される。
発電装置1は、発熱を伴って発電する。発電装置1としては、固体高分子形燃料電池(PEFC)や固体酸化物形燃料電池(SOFC)等の燃料電池の他、エンジン発電機なども含まれる。
発電装置1の熱交換部(排熱回収用熱交換器)1aは、発電装置1からの排熱と熱交換部1aを通る熱媒通路2内の熱媒との熱交換を行って発電装置1を冷却しつつ、熱媒に排熱を回収させる。熱媒としては、例えば、水または水に不凍剤を添加したもの、油など、公知のものが使用される。
熱媒ポンプ3は、環状に形成された熱媒通路2内に熱媒を循環させる。
貯湯タンク4は、その下部に接続された給水管5より供給されて貯えた水(上水等)を、該タンク4内を通る熱媒と熱交換し、加熱された湯水を貯湯する。貯湯タンク4内の湯水は、その上部に接続された出湯管6を介して必要に応じて取り出される。
ラジエータユニット7は、ファン8により外気を吸引して流通させる通風路9内に熱媒通路2の一部を含む熱媒放熱部10を臨ませ、熱媒放熱部10における熱媒通路2内の熱媒を、通風路9を流通する外気と熱交換して放熱させる。熱媒放熱部10は、蛇行状に配設された熱媒通路2の周囲にフィンを連結して形成される。
前記ラジエータユニット7は、貯湯タンク4内の湯水温度が所定温度以上(蓄熱量が上限近傍)となったときに駆動される。
図2は、第1の実施形態に係るラジエータユニット7の詳細を示す。同図(A)は正面図、同図(B)は(A)のX−X矢視断面図であり、以下、正面を前面[図2(B)の左右方向を前後方向]として説明する。
ラジエータユニット7は、前面が開口された筒状のケース11を有し、該ケース11が、筐体12内の上部空間を仕切る支持台12a上に、筐体12内壁との間に空間12bを空けて設置される。ケース11の開口された前面は、筐体12の前面と前後方向に一致させ、筐体12前面のケース11開口に当たる部分は開口され、ケース11開口の外側部分は閉塞されている。これにより、空間12bと通風路9との間は閉塞される。
筐体12は、室外に設置され、例えば、ラジエータユニット7と貯湯タンク4を収納した貯湯ユニットの外筐、または、ラジエータユニット7と発電装置1を収納した発電ユニットの外筐、さらには、システムの構成部品全体を収納したシステムユニットの外筐として形成することができる。
ラジエータユニット7のケース11内には、上下方向中央部に方形状の仕切り板13が、その両側端面をケース11内側壁に接合して固定される。仕切り板13は、その前端をケース11及び筐体12の前面と一致させ、ケース11の後面との間には所定の間隙Lを開けて配設される。前記所定の間隙Lは、仕切り板13とケース11の上壁及び底壁との間隙と同程度の大きさに設定することが好ましく、通風路9の通路断面を略均等化することができる。
かかる仕切り板13の配設により、ケース11内空間が区画され、仕切り板13上下の前面開口の一方に吸気口、他方に排気口を形成し、吸気口からケース11内後部の間隙Lを経て排気口に至る通風路9が形成される。本実施形態では、仕切り板13下方の開口に吸気口14、上方の開口に排気口15を形成する。
仕切り板13下方の吸気口14には、熱媒放熱部10を配設する。熱媒放熱部10は、熱媒通路2の一部を蛇行させて配設し、その周囲に多数のフィンを固定して構成され、本実施形態では、熱媒入口10aを仕切り板13に近い上側に配設し、熱媒出口10bを仕切り板13から離れた下側に配設する。
一方、仕切り板13上方の開口の中央部に通風路9内の外気を吸い出してケース11外に排出する電動式のファン8を配設する。なお、ファン8の本体外側のケース11の開口はパネル21で閉塞し、ファン8の通気口のみを排気口15として機能させて排気が行われるようにする。
かかる構造を有したラジエータユニット7の作用を説明する。
貯湯タンク4内の蓄熱量が上限近傍に到達したとき、ファン8が駆動される。具体的には、貯湯タンク4内、貯湯タンク4の熱媒出口、熱交換部1aの熱媒入口、または、貯湯タンク4の熱媒出口から熱交換部1aの熱媒入口までの間の任意の場所に温度センサを設け、その温度センサが、熱媒温度が予め定めた任意の温度であることを検知すると、ファン8が駆動される。ファン8の吸引力により、外気が吸気口14から通風路9内に吸入され、熱媒放熱部10を通過して熱媒通路2内の熱媒と熱交換して熱媒を放熱冷却した後、仕切り板13下側の通風路9内を後方に流動し、上方の間隙Lを通って前方にUターンし、排気口15から外側に排出される。
このように、貯湯タンク4内の蓄熱量が上限近傍に到達したときにはラジエータユニット7によって温度を下げられた熱媒が、発電装置1内を循環して適度に冷却することにより、発電装置1は発電を継続することができる。
一方、ラジエータユニット7の非駆動時に、筐体12の外側で強い風が吹いた場合でも、通風路9の吸気口14と排気口15とが同一面で開口されているため、吸気口14と排気口15とが受ける外気圧は同等となる。つまり、吸気口14と排気口15との間に差圧が生じにくいため、通風路9内に外気が侵入して通り抜けることを抑制できる。これにより、冬季等でも外気の通り抜けによる熱媒の過冷却が抑制され、熱媒通路2内での熱媒の凍結を抑制でき、良好なコジェネレーションシステムの運転性能を維持することができる。また、熱媒温度の過度の低下が抑制されて無駄な熱量の放出、ひいてはエネルギー損失を抑制できる。
また、本実施形態では、通風路9を形成するケース11を筐体12内壁との間に空間12bを開けて配設したことにより、該空間12bが断熱空間となる。これにより、直射日光や、発電装置1からの発熱が筐体12を介して通風路9に伝達されて通風路9が温度上昇することを抑制でき、熱媒放熱部10の放熱効率を高めることができる。なお、空間12bに断熱材を介装して断熱効果をより高める構成としてもよい。なお、本実施形態では、支持台12aとラジエータユニット7の底面が接触している構造としたが、支持台12aとラジエータユニット7との間に架台を介してもよい。このようにすることで、支持台12aとラジエータユニット7の底面との間にも断熱空間を設けることができる。
また、仕切り板13を設けることにより、吸気口14と排気口15とが隣接する部分から大部分の外気が短絡的に排出されてしまうことを抑制して、熱媒放熱部10と外気との接触効率を高めることができる。
さらに、通風路9の後部でUターンする部分のケース11壁を略湾曲して形成したことにより、通風路9内の外気がUターンする際の流動抵抗を小さくすることができ、ファン8の消費電力を低減できる。
また、空間12bは、筐体12の前面で閉塞されているため、通風路9から排出される温められた外気が直接的に空間12b内に流入することによる熱籠りが抑制される。これにより、ラジエータユニット7による熱媒放熱効率の低下を抑制できる。なお、空間12bは、少なくとも筐体12の前面において閉塞されていればよく、筐体12の側面または背面において開口を備えていてもよい。
吸気口14と排気口15とを筐体12の同一面で開口させた実施形態として、上記第1実施形態の他、以下のような変形態様が可能である。
図3は、第2実施形態を示し、第1実施形態同様に通風路9から吸引して通風路9外に排出する吸引型のファン8を仕切り板13より下側に配設してファン8の通気口を排気口15とし、仕切り板13より上側の吸気口14に熱媒放熱部10を配設する。第2実施形態においても第1実施形態同様に、吸引型のファン8を排気口15に配設し、吸気口14に熱媒放熱部10を配設しているため、筐体12外側の低温な外気(新気)が吸引直後に熱媒放熱部10を通過するため熱媒を効率よく冷却することができる。
図4は、第3実施形態を示し、仕切り板13より上側のケース11の開口部に吸引した外気を通風路9内に押し込む押込型のファン8を配設し、ファン8の通気口を吸気口14として形成すると共に、仕切り板13より下側のケース11の開口を排気口15として熱媒放熱部10を配設したものである。なお、ファン8の本体外側の開口はパネル21で閉塞し、ファン8の通気口のみを吸気口14として機能させて吸気が行われるようにする。
図5は、第4実施形態を示し、第3実施形態同様の押込型のファン8を、仕切り板13より下側に配設してファン8の通気口を吸気口14とし、仕切り板13より上側の排気口15に熱媒放熱部10を配設する。第4実施形態においても、第1実施形態同様に排気口15が吸気口14より上側に配設されるため、熱媒との熱交換により温度上昇した排気は排気口15から排出された後上昇し、下側の吸気口14からの再吸入を抑制でき、熱媒放熱部10での熱交換効率の低下を抑制できる。
上述の形態の他、レイアウトや熱媒通路の配管接続等を考慮して他の実施形態を選択することも可能である。例えば、吸気口14及び排気口15を左右に並列に配置してもよい。
また、上記の基本的なラジエータユニットの構造に加えて、図2(B)に一点鎖線で示すように、吸気口14及び排気口15から雨水が侵入することを抑制するためのカバー16を取り付けることが好ましい。
図6(A)は、前記第1実施形態のラジエータユニット7に取り付けられるカバー(庇)16の詳細を示す。カバー16は、上面部16a、正面部16bを含む。上面部16aの後端は、ラジエータユニット7の開口上部に接し、前端からは正面部16bが下垂している。これにより、比較的雨水が侵入しやすい上方または正面側からの雨水の侵入を抑制することができる。
また、カバー16は、カバー16とラジエータユニット7との間に形成される空間内で吸気と排気とを分離させる機能を持たせるための吸排気分離部16c、及び該空間内で吸気と排気の流れ方向を相違させるための側面部16dを更に含んでもよい。吸排気分離部16cの後端は仕切り板13と同等の高さ位置においてケース11に接し、前端は正面部16bに接している。側面部16dの後端は、吸排気分離部16cの下方かつラジエータユニット7の開口側面部においてラジエータユニット7に接し、前端は正面部16bに接している。
外気は、カバー16の下方の第1開口部16fから導入されて吸気口14から通風路9内に吸入され、排気口15から排出された後、両側の第2開口部16eから排出される。なお、第2実施形態に当該カバー16を取り付ける場合は、外気は、カバー16の第2開口部16eから導入されて吸気口14から通風路9内に吸入され、排気口15から排出された後、下方の第1開口部16fから排出される。このように、カバー16の第1開口部16fがラジエータユニット7の開口から下方に向けて開口され、第2開口部16eがラジエータユニット7の開口とは直角な方向に開口されるため、吸気と排気を効率的に分離することができる。これらにより、放熱効率の低下を抑制することができる。
あるいは、図6(B)に示すように、上面部16aを省略して、正面部16bの上端部がラジエータユニット7の開口上部に接するように配置する形態としてもよい。この形態においても、図6(A)に示した形態と同様の効果を得ることができる。
なお、この種のカバー16を取り付けた場合でも、吸気口14と排気口15とが同一面で開口されていることにより、同等の外気圧を受けるため、ラジエータユニット7の非駆動時に外気が通風路9を通り抜けることを抑制できる効果を確保できることに変わりはない。
上面部16a、吸排気分離部16c、および側面部16dは、ラジエータユニット7ではなくケース11、熱媒放熱部10、またはファン8の外装に接していてもよい。さらに、カバー16と、ラジエータユニット7またはケース11との間は緩衝材を介して接していてもよい。また、上面部16a、正面部16b、吸排気分離部16c、および側面部16dは、それぞれを溶接または組み立てによって構成する他、プレスによる一体成型で構成してもよい。また、図6は吸気口14側を覆う部分と排気口15側を覆う部分が一体となったカバーを例示したが、それぞれ個別に設けてもよい。
また、以上の実施形態では、ファン8外側のケース11の開口をパネル21で塞ぐ構成としたが、カバー16にファン8外側のケース11の開口を塞ぐ閉塞部を一体に形成してもよい。
また、以上の実施形態では、貯湯タンク4内の貯水を熱媒と熱交換して加熱するものを示したが、貯湯タンク4内の貯水を熱媒として発電装置1内を循環させて冷却する構成のものにも本発明を適用でき、同様の効果を得られる。
尚、以上に本発明の実施形態を図面に基づいて説明したが、図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
1…発電装置
1a…熱交換部
2…熱媒通路
3…熱媒ポンプ
4…貯湯タンク
7…ラジエータユニット
8…ファン
9…通風路
10…熱媒放熱部
11…ケース
12…筐体
13…仕切り板
14…吸気口
15…排気口
16…カバー

Claims (8)

  1. 発電装置と;
    前記発電装置から排出される熱を湯水として蓄熱する貯湯タンクと、;
    前記発電装置からの排熱を回収する熱交換部と、熱媒放熱部と、を含む熱媒循環回路と、;
    前記熱媒放熱部と、ファンと、外気吸気口と、外気排気口と、前記外気吸気口と前記外気排気口を連絡する通風路と、を含み、前記外気吸気口から前記通風路に導入された外気を前記熱媒放熱部の周囲に通過させて、前記外気排気口から排出可能に構成され、前記外気吸気口と前記外気排気口とが同一面に開口しているラジエータユニットと、;
    を備え、
    前記ラジエータユニットは、仕切板を備え、前記通風路は、前記ファンと前記熱媒放熱部との間に設けられて前記ファンおよび前記熱媒放熱部より前記外気吸気口および前記外気排気口の開口面とは反対側の方向に延在する前記仕切り板により、前記外気吸気口と前記外気排気口とが分離して形成されると共に、通路軸がU字状に形成される、
    コジェネレーションシステム。
  2. 前記ラジエータユニットを内包する筐体を備え、前記ラジエータユニットと前記筐体との間に空間が形成される請求項1に記載のコジェネレーションシステム。
  3. 前記外気吸気口および前記外気排気口は、前記筐体の1つの面に開口しており、前記空間は、前記筐体の前記1つの面側で閉塞されている、請求項2に記載のコジェネレーションシステム。
  4. 前記筐体は、前記発電装置を内包する、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のコジェネレーションシステム。
  5. 前記排気口に前記通風路内から外気を吸引して排出するファンを配設し、前記吸気口に前記熱媒放熱部を配設した、請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のコジェネレーションシステム。
  6. 前記吸気口に外気を吸引して前記通風路内に押し込むファンを配設し、前記排気口に前記熱媒放熱部を配設した、請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のコジェネレーションシステム。
  7. 前記排気口が前記吸気口より上方に配置される、請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載のコジェネレーションシステム。
  8. 前記排気口および前記吸気口に、庇を備える、請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載のコジェネレーションシステム。
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