JP6207262B2 - 薄壁容器の封緘装置 - Google Patents
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Description
部分を介して一体に連結してなる鶏卵容器などの薄壁容器の封緘装置に関する。
つの部分91、93を屈曲自在に連結するヒンジ部95とからなり、合成樹脂シートを真空成型
またはブロー成型により一体に成型したものであって、身部分91および蓋部分93には、隔
壁によって仕切られた複数の鶏卵を入れる凹部96、97およびフランジ92、94が形成されて
いる。
分91の上に蓋部分93を折り重ね、重ね合わさったフランジ92、94にV字形に折り曲げた感
圧性粘着テープを押し付けて接着し、粘着テープの一端部を重ね合わさった状態で鶏卵容
器9の端部からはみ出させておく。
ンジ92、94から粘着テープを剥離して容易に開封し得るように構成した装置が、下記特許
文献1に開示されている。
蓋部分を押さえながら、鶏卵容器を載せて搬送するコンベアと、このコンベアの側方に配
置された粘着テープのリールと、このリールより粘着テープをコンベアの側方に案内する
ローラと、V字型のテープ案内面を有する固定ガイドと、この固定ガイドに続いて配列さ
れ、固定ガイドでV字型に折り曲げられた粘着テープを鶏卵容器のフランジの上下より押
し付ける一対のプレス・ローラと、粘着テープを切断するカッターとを備えている。
粘着テープの粘着面へ案内するフランジ案内ガイドを備えている。
る粘着テープの入側の凸条部および稜線に続いて交差した谷線を有する出側の溝条部より
なる粘着テープに折り目を付ける折目形成部材が下記特許文献2に開示されている。
た鶏卵容器9を閉じると2枚のフランジ92、94が重なり合い、この重なり合った2枚のフ
ランジ92、94の先端を、V字型に曲げた粘着テープの粘着面の谷線に最初に正しく接触さ
せると、図10の断面図(a)に示すように、閉じたフランジ92、94の先端に隙間なく粘
着テープ8を貼り付けることができる。
イドと、重ね合わされた鶏卵容器9のフランジ92、94を粘着テープの粘着面へ案内するフ
ランジ案内ガイドとが離れているために、閉じた鶏卵容器9のフランジ92、94の先端が、
粘着テープ8の粘着面の谷線上に正確に突き当たる確率は極めて低い。
外れた位置に最初に接触すると、以後、粘着面上の位置が変わらないために、図10の断
面図(b)に示すように、閉じたフランジ92、94の先端から粘着テープ8どうしが粘着し
た部分80が、はみ出して存在することになる。
貼り付く粘着テープ8の有効粘着面積が減少することになり、長時間経過すると鶏卵容器
9の開こうとする弾力によって、図10の断面図(c)に示すように、粘着テープ8どう
しの粘着部分80が開き、続いて有効粘着面積が減少した部分から開封することがあった。
した谷線を有する出側の溝条部よりなる粘着テープに折り目を付ける折目形成部材が開示
されている。しかし、基本的な発想の開示に留まり、実現するための具体的な構成は開示
されていない。
フランジ92、94の先端が最初に接触する位置によって、封緘状態の品質が著しく低下する
封緘上の問題を解決するために考えられたものである。
を屈曲させているので、折目形成部材と、重ね合わせられた薄壁容器のフランジを案内す
るフランジ案内部材とを接近させることができる。そのために、薄壁容器の重ね合わせた
フランジの先端を粘着テープの谷線に突き当てて封緘することができる。
この発明の封緘装置は、図1の平面図に示すように、鶏卵容器9の身部分91に鶏卵を入
れて蓋部分93を蓋押さえ部材(図示せず)で押さえながら、鶏卵容器9を載せて搬送する
コンベア5と、このコンベア5の側方に設けられた粘着テープ8をその中心線でV字型に
折り曲げる折目形成部材1と、蓋を閉じて重ね合わされたフランジ92、94の先端を折目形
成部材1の谷線17に導くフランジ案内部材2と、鶏卵容器9のフランジ92、94に導かれた
粘着テープ8を上下より押し付けて粘着させる上下一対のプレス・ローラ3と、粘着テー
プ8を切断するカッター4と、リール81より粘着テープ8を折目形成部材1に供給するフ
ランジ付きローラ82とを備えている。
器9のフランジ92、94を、フランジ案内部材2、折目形成部材1およびプレス・ローラ3
に押し付ける押付部材6を備えている。
面図(b)、(d)に示すように、稜線12を有する凸条部11と、稜線12に続く谷線17を有
するV字型の溝条部16とを有し、凸条部11が粘着テープの入側に配置され、溝条部16が粘
着テープの出側に配置されており、凸条部11の稜線12と溝条部16の谷線17は交差している
。
1が配置される。
る支持フィルムの材質および厚み、繰り出す粘着テープの張力などにより定まるので、試
行により設定される。
ィルム側)が稜線12に向かって滑り上がる三角形の平坦面13が形成されており、この三角
形の平坦面13は、頂点において稜線12と斜めに交差している。
、粘着テープ8の中心線が凸条部11の稜線12から外れるので、平坦面13および凸条部11の
両側に粘着テープ案内用の側壁14、14が設けられている。
び図4の断面図(f)に示すように、凸条部11を挟む部分における側壁14、14の間隔を狭
めるように膨出部15、15を設けて、間隔t(t<T)となるように構成する。
プ8の中心線を凸条部11の稜線12上に導くことができる。
の稜線12、溝条部16の谷線17が一点に集中している。この集中点19における稜線18、18に
よって、粘着テープ8の搬送方向を変更しながら連続的に山形から谷形に折り曲げること
ができる。
稜線18、18の全幅を擦るので、粘着テープ8の一部に摩擦力が集中することはなく、山形
から谷形へ円滑に変形することができる。このようにして、粘着面に触れることなく粘着
テープ8にV字型の折り目を形成することができる。
げた粘着テープ8の谷線に導くためのフランジ案内部材2を備えている。
方形の金属板21の表面に、鶏卵容器9のフランジ92、94の幅よりも狭い2枚の金属の帯板
22を植設したものである。これら2枚の帯板22は、先端に向かって間隔が狭まるように植
設されており、先端部23は、長方形の金属板21の端部より突出して、折目形成部材1の溝
条部16まで伸びている。
着面に触れないように、長方形の金属板21より突出した先端部23は、その幅が狭められて
いる。
卵容器9のフランジ92、94の先端を突き当てて摺動させながら折目形成部材1およびプレ
ス・ローラ3へ導くものである。
めに、長方形の金属板21の後端を蝶番24を介して基台7に取り付け、長方形の金属板21の
先端近傍を基台に設けた磁石25により吸引させるように構成されている。
でフランジ案内部材2の先端近傍を磁石25の吸引力に抗して引き離すと、折目形成部材1
から遠ざけることができ、修復作業を容易に行うことができる。なお、長方形の金属板21
を基台に固定または解放する手段として磁石25に代えてパッチン錠などを使用することが
できる。
以上で説明した第1の実施形態においては、折目形成部材1の凸条部11の供給側に、
粘着テープの裏面が稜線12に向かって滑り上がる三角形の平坦面13を、凸条部11の途中ま
で形成している。
)、左右の側面図(b)、(d)に示すように、三角形の平坦面13をV字形の稜線18、18
の交点19まで広げて稜線12(図2参照)を短縮して無くしたものである。
する2面の一部11a、11aが残存してV字形の稜線18、18を形成しており、このV字形の
稜線18、18は、第1の実施形態におけるV字形の稜線18、18と同じものである。
、18、溝条部16の谷線17が一点に集中している。この集中点19において、凸条部の稜線12
が無くても、第1の実施形態と同様に粘着テープ8の搬送方向を変更しながら連続的に山
形から谷形に折り曲げることができる。
稜線18、18の全幅を擦るので、粘着テープ8の一部に摩擦力が集中することはなく、山形
から谷形へ円滑に変形することができる。このようにして、粘着面に触れることなく粘着
テープ8にV字型の折り目を形成することができる。
走行するとき、側壁14a、14aの間隔を粘着テープの幅に合わせて一定幅Tにしておくと、
三角形の平坦面13の入口においては正しく通過するが、三角形の平坦面13および凸条部の
一部11a、11aの上に進むと、平坦面13および凸条部の一部11a、11aの表面に沿った幅
が粘着テープの幅Tよりも広くなるので、粘着テープが横滑りして、粘着テープの中心線
が集中点19から外れることがある。
形の平坦面13および凸条部の一部11a、11aの表面に沿った幅を粘着テープの幅に合わせ
るために、三角形の平坦面13および凸条部の一部11a、11aを挟む部分における側壁14a
、14aの間隔をTからt(t<T)へ連続的に狭めるように間隔を設定されている。
第1の実施形態におけるフランジ案内部材2は、長方形の金属板21の表面に、鶏卵容器
のフランジ92、94の幅よりも狭い2枚の金属の帯板22を植設したものであるが、この第3
の実施形態においては、図8に示すように、2枚の金属の帯板22に代えて断面形状がV字
形のチャンネルを使用する。
案内部材2は、断面形状がV字形のチャンネル26であって、このチャンネル26の谷線と折
目形成部材1の溝条部16の谷線17とが同一直線をなすように、フランジ案内部材2を配置
する。
部材2の先端を折目形成部材1の谷線17に著しく接近させることが可能であり、鶏卵容器
9のフランジ92、94の先端を粘着テープ8の谷線に導くことができる。
めに、フランジ案内部材2の後端を蝶番24を介して基台7に取り付け、フランジ案内部材
2の先端近傍を基台7に設けた磁石25に吸引させるように構成する。
でフランジ案内部材2の先端近傍を磁石25の吸引力に抗して引き離すと、折目形成部材1
から遠ざけることができ、修復作業を容易に行うことができる。
一対のプレス・ローラ3で上下より押し付けて封緘する。
れ、鶏卵を入れて封緘された鶏卵容器はコンベア5により排出される。
び蓋部にフランジを有する他の薄壁容器にも適用することができる。
11 凸条部
12 稜線
13 平坦面
14 側壁
15 膨出部
16 溝条部
17 谷線
18 V字形の稜線
2 フランジ案内部材
3 プレス・ローラ
4 カッター
5 コンベア
6 押付部材
7 基台
8 粘着テープ
9 鶏卵容器
Claims (2)
- 身部分、蓋部分、これら2つの部分を屈曲自在に連結するヒンジ部を一体に形成した薄壁容器を、ヒンジ部と対向する身部分および蓋部分のフランジを重ね合わせて感圧性粘着テープにより封緘する装置であって、感圧性粘着テープの入側に配置した三角形の平坦面、該平坦面と斜めに交差する稜線を有する凸条部、感圧性粘着テープの出側に配置した上記稜線に続いて交差した谷線を有する溝条部、上記平坦面および凸条部の両側に設けた側壁よりなる感圧性粘着テープにV字型の折目を付ける折目形成部材と、上記重ね合わされたフランジの先端を、上記折目形成部材により谷形に折り曲げた感圧性粘着テープの谷線に向けて導くフランジ案内部材と、上記折目形成部材によりV字型の折目を付けられた感圧性粘着テープを、重ね合わされた上記フランジに押し付けて粘着するプレス・ローラとを具備し、上記凸条部の両側に設けた側壁の間隔を、凸条部の表面に沿った長さが感圧性粘着テープの幅に対応する間隔に設定したことを特徴とする薄壁容器の封緘装置。
- 三角形の平坦面の頂点が溝条部の谷線の始点となるまで三角形の平坦面を拡大したことを特徴とする請求項1に記載に薄壁容器の封緘装置。
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---|---|---|---|
JP2013139349A JP6207262B2 (ja) | 2013-07-03 | 2013-07-03 | 薄壁容器の封緘装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013139349A JP6207262B2 (ja) | 2013-07-03 | 2013-07-03 | 薄壁容器の封緘装置 |
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JP2015013648A JP2015013648A (ja) | 2015-01-22 |
JP6207262B2 true JP6207262B2 (ja) | 2017-10-04 |
Family
ID=52435740
Family Applications (1)
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JP2013139349A Active JP6207262B2 (ja) | 2013-07-03 | 2013-07-03 | 薄壁容器の封緘装置 |
Country Status (1)
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JP4838291B2 (ja) * | 2008-10-06 | 2011-12-14 | ダイヤフーズ株式会社 | 包装用容器の封緘装置 |
JP2012224358A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Hiroko Mochizuki | 包装用パックシール機 |
-
2013
- 2013-07-03 JP JP2013139349A patent/JP6207262B2/ja active Active
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