JP6205942B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関し、特に、ユーザの入力操作に応じた表示を行う表示装置に関する。
例えば下記特許文献1にみられるように、ユーザの入力操作に応じて、選択可能な複数の機能のそれぞれの状態を、各別の表示領域に表示する表示装置が提案されている。詳しくは、選択されている機能に対応する表示領域を点滅表示し、残りの機能に対応する表示領域を点灯表示する。
特開2009−204175号公報
ところで上記装置では、選択可能な複数の機能のうちの1つが新たに選択される場合、新たに選択された機能に対応する表示領域を点灯状態から点滅状態に切り替えるとともに、点滅状態だった表示領域を点灯状態に切り替える必要が生じる。ここで、点滅状態だったものを点灯状態とするに際して、点灯状態への切替以前には点滅状態だったものが一時的な消灯状態であった場合等に上記選択がなされた後に消灯状態である期間と、点灯状態であったものが点滅状態への切替によって消灯状態となる期間とが重複することがある。そしてこの場合、重複する期間やそれに引き続く期間において、選択が更新されたとユーザに明確に認識させることに困難を伴い、ひいては選択が更新された旨をユーザが認識するのが遅れるという問題点があることが発明者らによって見出された。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザの入力操作が実際に受け付けられた旨をユーザに迅速に認識させることのできる表示装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、ユーザの入力操作を受け付ける入力部と、前記ユーザの入力操作に応じた表示を行う表示領域を有する表示部と、制御部とを備える表示装置において、前記表示領域は、ユーザの入力操作に応じて指定される対象となる第1指定対象および第2指定対象のそれぞれに応じた各別の対象領域である第1対象領域および第2対象領域を含み、前記制御部は、前記指定対象が第1指定状態である場合、該指定対象に応じた前記対象領域を、点灯状態と消灯状態とが繰り返される点滅状態とする点滅制御手段と、前記指定対象が第2指定状態である場合、該指定対象に応じた前記対象領域を、点灯状態とする点灯制御手段と、前記第1指定対象および前記第2指定対象のそれぞれを、前記第1指定状態および前記第2指定状態のそれぞれである状態から、前記第2指定状態および前記第1指定状態のそれぞれである状態に切り替える指示が、ユーザの入力操作によってなされて且つ、該指示がなされた直後において前記第1対象領域が消灯状態とされている場合、前記切り替える指示がなされるタイミングである第1タイミング、前記第2対象領域が点灯状態から消灯状態に切り替わる第2タイミング、および前記第1対象領域が消灯状態から点灯状態に切り替わる第3タイミングについて、前記第1タイミングを基準とした前記第1タイミングと前記第タイミングとの時間差よりも、前記第2タイミングを基準とした前記第2タイミングと前記第3タイミングとの時間差の方が小さい値となるように、前記第1タイミングに対して前記第2タイミングを遅延させる遅延制御手段とを備え、前記時間差は、基準となるタイミングに対して未来方向のずれを正とし、過去方向のずれを負とするものであることを特徴とする。
請求項1記載の表示装置では、第1指定対象が第1指定状態とされて且つ第2指定対象が第2指定状態とされる場合、第1対象領域が点滅制御手段によって点滅状態とされ、第2対象領域が点灯制御手段によって点灯状態とされる。これに対し、第1指定対象が第2指定状態とされて且つ第2指定対象が第1指定状態とされる場合、第1対象領域が点灯制御手段によって点灯状態とされ、第2対象領域が点滅制御手段によって点滅状態とされる。ここで、第1指定対象および第2指定対象のそれぞれを、第1指定状態および第2指定状態のそれぞれである状態から第2指定状態および第1指定状態のそれぞれである状態に切り替える場合、遅延制御手段により、第1タイミングを基準とした第1タイミングと第タイミングとの時間差よりも第2タイミングを基準とした第2タイミングと第3タイミングとの時間差の方が小さくなるように設定する。これにより、第1タイミング以降において、第1対象領域と第2対象領域とがともに消灯状態となる期間を低減することができ、ひいてはユーザの入力操作が実際に受け付けられた旨をユーザに迅速に認識させることができる。
なお、「切り替える指示がなされた直後」とは、切り替える指示がなされた後であって且つ、第1対象領域が点灯状態に切り替わるタイミングよりも前のこととする。
請求項2記載の表示装置では、第1タイミングは、第1対象領域に対する制御を、点滅制御手段による制御から点灯制御手段による制御に切り替えるための切替処理において第1対象領域を消灯状態に切り替わるタイミングであり、第2タイミングは、第2対象領域に対する制御を、点灯制御手段による制御から点滅制御手段による制御に切り替える切替処理において第2対象領域が点灯状態から消灯状態に切り替わるタイミングであり、第3タイミングは、第1タイミング以降において、第1対象領域に対する制御を、点滅制御手段による制御から点灯制御手段による制御に切り替えるための切替処理において第1対象領域を消灯状態から点灯状態に切り替わるタイミングである。そして、第1タイミングを基準とした第1タイミングと第3タイミングとの時間差よりも第2タイミングを基準とした第2タイミングと第3タイミングとの時間差の方が小さくなるように、第1タイミングに対して第2タイミングを遅延させる。これにより、2タイミングを、ユーザの入力操作に起因した切替指示タイミングに対して遅延させることができる。このため、請求項1記載の表示装置の効果に加えて、第1タイミングに対して第2タイミングを適切に遅延させることができるという効果を奏する。
請求項3記載の表示装置では、第1指定対象が第1指定状態とされて且つ第2指定対象が第2指定状態とされる場合、第1対象領域が点滅制御手段によって点滅状態とされ、第2対象領域が点灯制御手段によって点灯状態とされる。これに対し、第1指定対象が第2指定状態とされて且つ第2指定対象が第1指定状態とされる場合、第1対象領域が点灯制御手段によって点灯状態とされ、第2対象領域が点滅制御手段によって点滅状態とされる。ここで、第1指定対象および第2指定対象のそれぞれを、第1指定状態および第2指定状態のそれぞれである状態から第2指定状態および第1指定状態のそれぞれである状態に切り替える場合、遅延制御手段により、第1対象領域に対する制御を点滅制御手段による制御から点灯制御手段による制御に切り替えるための切替処理において前記第1対象領域が消灯状態に切り替わるタイミングに対して、第2対象領域に対する制御を点灯制御手段による制御から点滅制御手段による制御に切り替える切替処理において前記第2対象領域が点灯状態から消灯状態に切り替わるタイミングが遅延される。これにより、第2対象領域が点灯状態から消灯状態に切り替わるタイミングを、ユーザの入力操作に起因した切替指示タイミングに対して遅延させることができる。このため、第1対象領域が消灯状態から点灯状態に切り替わるタイミングに、第2対象領域が点灯状態から消灯状態に切り替わるタイミングを近づけたり、第1対象領域が消灯状態から点灯状態に切り替わるタイミングよりも、第2対象領域が点灯状態から消灯状態に切り替わるタイミングを遅くしたりすることができる。これにより、切替指示がなされるタイミング以降において、第1対象領域と第2対象領域とがともに消灯状態となる期間を低減することができ、ひいてはユーザの入力操作が実際に受け付けられた旨をユーザに迅速に認識させることができる。
請求項4記載の表示装置では、切り替える指示がなされた直後に第1対象領域が灯状態とされている場合、または第1対象領域が消灯状態とされている期間が所定時間内である場合、切り替える指示に伴って、第1対象領域と第2対象領域との双方が消灯状態となり、それらの相違を識別できない期間が長くなりやすいことに着目する。この点に鑑み、切り替える指示がなされた直後に第1対象領域が消灯状態とされている場合に、第2対象領域に対する制御を、点灯制御手段による制御から点滅制御手段による制御に切り替える切替処理において第2対象領域が点灯状態から消灯状態に切り替わるタイミングを遅延させる。これにより、請求項3記載の表示装置の効果に加えて、上記識別できない期間を低減することができるという効果を奏する。
なお、「切り替える指示がなされた直後」とは、切り替える指示がなされた後であって且つ、第1対象領域が点灯状態に切り替わるタイミングよりも前のこととする。
請求項記載の表示装置では、切り替える指示がなされた直後に第1対象領域が灯状態とされている場合、または前記第1対象領域が消灯状態とされている期間が所定時間内である場合、切り替える指示に伴って、第1対象領域と第2対象領域との双方が消灯状態となり、それらの相違を識別できない期間が長くなりやすいことに着目する。この点に鑑み、遅延制御手段により、第2対象領域に対する制御を、点灯制御手段による制御から点滅制御手段による制御に切り替える切替処理において第2対象領域が点灯状態から消灯状態に切り替わるタイミングを、第1対象領域に対する制御を、点滅制御手段による制御から点灯制御手段による制御に切り替えるための切替処理において第1対象領域が消灯状態から点灯状態とされるタイミング以降とすることで、請求項1,2,4記載の表示装置の効果に加えて、第1対象領域と第2対象領域との双方が消灯状態となることを回避することができるという効果を奏する。
なお、「切り替える指示がなされた直後」とは、切り替える指示がなされた後であって且つ、第1対象領域が点灯状態に切り替わるタイミングよりも前のこととする。
請求項記載の表示装置では、発光部に電力を供給する供給部が、点滅状態処理から点灯状態処理に切り替える場合、点灯状態処理の実行に先立ち、消灯状態処理を実行することが必要なものを用いる。この場合、第1指定対象および第2指定対象のそれぞれを、第1指定状態および第2指定状態のそれぞれである状態から第2指定状態および第1指定状態のそれぞれである状態に切り替えると、第1対象領域と第2対象領域との双方が消灯状態となりやすく、この場合には、ユーザの入力操作が実際に受け付けられた旨をユーザが認識可能となるのが遅くなるおそれがある。このため請求項1からのいずれか1項に記載の表示装置が備える遅延制御手段の利用価値が特に大きい。
請求項記載の表示装置では、供給部として、点灯状態処理へと移行させるタイミングまでに前記点灯状態とされていなかった期間が所定時間となることを条件に前記点滅状態処理から前記点灯状態処理への切り替え指令を受け付け可能なものを採用する。この場合、消灯制御手段による制御に切り替えた後、所定時間が経過するときには上記切替指令を確実に受け付けることができる。したがって、請求項記載の表示装置の効果に加えて、消灯状態とされている期間を実際に計時する処理を省きつつも、切替指令が受け付け可能であるときに切り替え指令を出すことができるという効果を奏する。
請求項記載の表示装置では、第1指定対象が第1指定状態とされて且つ第2指定対象が第2指定状態とされる場合、第1対象領域が点滅制御手段によって点滅状態とされ、第2対象領域が点灯制御手段によって点灯状態とされる。これに対し、第1指定対象が第2指定状態とされて且つ第2指定対象が第1指定状態とされる場合、第1対象領域が点灯制御手段によって点灯状態とされ、第2対象領域が点滅制御手段によって点滅状態とされる。ここで、第1指定対象および第2指定対象のそれぞれを、第1指定状態および第2指定状態のそれぞれである状態から第2指定状態および第1指定状態のそれぞれである状態に切り替える指示が、第1対象領域が点滅状態における点灯状態にあるときなされる場合、第1対象領域の輝度を漸減させることで一旦消灯状態とする一方、第2対象領域がステップ状に消灯状態とされる。このため、消灯状態への移行の仕方が相違することによって、ユーザは、ユーザの入力操作が実際に受け付けられた旨を認識することができる。
請求項記載の表示装置では、第1指定状態と第2指定状態とのそれぞれを、指定対象が選択されている状態と指定対象が選択可能であるが選択されていない状態とのそれぞれとする。ここで、選択可能ではあるが選択されていないものと、選択されているものとは、1の入力操作で切り替わることが可能である。このため、請求項1からのいずれか1項に記載の表示装置の効果に加えて、1の入力操作で指定状態の切り替えがなされる2つの対象領域について、その表示の相違をユーザに迅速に把握させることができるという効果を奏する。
第1の実施形態にかかるスキャナの構成を示すブロック図。 スキャナの操作パネルを示す図。 ICに対する点滅指令等が有効となるタイミングを示すタイムチャート。 上記実施形態にかかる点灯、点滅切替処理を例示するタイムチャート。 メイン処理の手順を示すフローチャート。 点灯・点滅切替処理の手順を示すサブルーチン。 第2の実施形態にかかる点灯、点滅切替処理を例示するタイムチャート。 同実施形態にかかる点灯・点滅切替処理の手順を示すサブルーチン。 第3の実施形態にかかる点灯、点滅切替処理を例示するタイムチャート。 第4の実施形態にかかる点灯、点滅切替処理を例示するタイムチャート。
<第1の実施形態>
以下、本発明にかかる第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかるスキャナ10の構成を示す。
図示されるように、スキャナ10は、CPU12、メモリ14、スキャナ16、操作パネル18、IC20、LED22、USB(Universal Serial Bus)インターフェース(以下、「USB IF」)24、ネットワークインターフェース(以下、「ネットワークIF」)26、LED28、および入出力ポート30を備えている。ここで、CPU12、メモリ14、スキャナ16、操作パネル18、IC20、LED22、USB IF24、ネットワークIF26は、入出力ポート30を介して通信可能となっている。
メモリ14は、CPU12によって実行されるプログラムや、プログラムが実行されるに際して演算されるデータを記憶する記憶装置である。スキャナ16は、画像を読み取り、画像を表現する信号を生成して出力するハードウェア手段である。操作パネル18は、静電容量変化を検出する静電容量式タッチパネルを備え、後述する複数のキー領域に対する操作を受け付ける。IC20は、LED28を駆動するための集積回路であり、LED28は、IC20によって駆動される発光ダイオードである。LED22は、CPU12によって直接駆動される発光ダイオードである。ここで、IC20の駆動対象が、LED28に限られているのは、本実施形態では、LED22およびLED28の数よりも、IC20の駆動用端子の数の方が少ないためである。
USB IF24は、USBによって外部装置との接続を可能とするインターフェースである。ネットワークIF26は、ネットワークを介して外部装置との接続を可能とするものである。
図2に、操作パネル18の平面構成を示す。図示されるように、操作パネル18は、複数(ここでは、4個を例示)のキー領域40〜46を有している。ここで、キー領域40は、USB IF24を介して接続されるコンピュータに、スキャナ16で読み取った画像に関するデータを出力する指令をユーザが入力するための領域である。キー領域42は、USB IF24を介して接続されるUSBメモリに上記データを出力する指令をユーザが入力するための領域である。キー領域44,46のそれぞれは、ネットワークIF26に接続されるネットワークを介して外部の各別のコンピュータに上記データを出力する指令をユーザが入力するための領域である。
ここで、上記指令の入力は、キー領域40〜46のいずれかにユーザがタッチすることで実行される。ここで、キー領域40〜46のそれぞれの裏面側には、LED22,28が設けられており、キー領域40〜46のそれぞれの裏面側からキー領域40〜46のそれぞれを介してユーザ側である表面側へと光を放つことが可能となっている。すなわち、LED22,28は、キー領域40〜46のそれぞれを介してその表面側へと独立に光を放つことができるように、4個の発光ダイオードからなる。詳しくは、LED28は、キー領域40〜44のそれぞれを介してその表面側に独立に光を放つことができる3個の発光ダイオードを構成し、LED22は、キー領域46を介してその表面側に独立に光を放つことができる1個の発光ダイオードを構成する。そして、本実施形態では、キー領域40〜46のうち、指令の入力対象として選択可能なキー領域については、LED22,28が常時発光した状態となる点灯状態とする。また、指令が入力され、選択されたキー領域については、一時的な点灯状態と一時的な消灯状態とを交互に繰り返す点滅状態とする。このため、例えば、USB IF24を介して接続されるコンピュータに上記データを出力する旨が選択されている状態であって且つ、USBメモリに上記データを出力することが選択可能である場合、キー領域40,42のそれぞれが、点滅状態および点灯状態のそれぞれとされる。この状態で、キー領域42が押下されると、キー領域40,42のそれぞれが、点灯状態および点滅状態のそれぞれとされる状態に切り替わる。
ただし、キー領域40,42のそれぞれが、点滅状態および点灯状態のそれぞれとされる状態から、点灯状態および点滅状態のそれぞれとされる状態に切り替えるには、IC20の都合上、一旦、キー領域40,42のそれぞれを消灯状態とする必要がある。次に、図3を用いて、これについて説明する。
図3(a)は、IC20による点滅状態のパターンを示すものである。点滅状態は、消灯状態からの立ち上がり期間T2、点灯状態とされる期間T1、点灯状態から消灯状態への立ち下り期間T3、消灯状態とされる期間T4のそれぞれの期間を繰り返すものである。ここで、立ち上がり期間や立ち下り期間においては、LED28に対する電力の供給、遮断を極短時間の間に繰り返すPWM処理を行っている。このため、この期間においては、LED28は点灯と消灯とを繰り返しているのであるが、ユーザには常時発光していると認識される。ここで、単位時間当たりの電力の供給頻度を漸増させることで単位時間当たりの発光量が漸増し立ち上がり期間となり、漸減させることで単位時間当たりの発光量が漸減し立ち下り期間となる。なお、本実施形態では、立ち上がり期間T2および立ち下がり期間T3のそれぞれを「300msec」としており、点灯状態とされる期間T1を「1500msec」としており、消灯状態とされる期間T4を「700msec」としている。
上記IC20は、点滅状態や点灯状態への切り替えに際して、一旦消灯状態を経由する必要があるのみならず、消灯状態とされる期間が、立ち下り期間T3と消灯状態とされる期間T4との長さの和である「1000msec」となるまでは、切替の指令信号を受け付けない。図3(b)は、点滅状態における一時的な点灯状態の終了時に消灯状態に切り替えることで、立ち下り期間T3の後消灯状態となる例を示している。この場合、消灯状態への切り替えタイミングから「1000msec」経過することで、点灯状態や点滅状態への切り替え指令が受け付け可能となる。図3(c)は、点滅状態における一時的な点灯状態の途中で消灯状態に切り替えることで、立ち下り期間T3の後消灯状態となる例を示している。この場合、消灯状態への切り替えタイミングから「1000msec」経過することで、点灯状態や点滅状態への切り替え指令が受け付け可能となる。図3(d)は、選択可能を示す状態である点灯状態であったものを消灯状態に切り替える例を示している。この場合、消灯状態への切り替えタイミングから「1000msec」経過することで、点灯状態や点滅状態への切り替え指令が受け付け可能となる。なお、選択可能を示す状態である点灯状態から消灯状態に切り替える場合には、PWM処理による立ち下がり期間T3を設けず、ステップ状に消灯状態とされる。ちなみに、ここでは図示しないが、IC20は、消灯状態から選択可能を示す点灯状態に切り替える場合には、PWM処理による立ち上がり期間T2を設けず、ステップ状に点灯状態に移行させる一方、消灯状態から点滅状態に切り替える場合には、立ち上がり期間T2を経て点灯状態へと移行させる。
IC20にこのような制約があるため、本実施形態では、ユーザがキー領域40〜46のいずれかを押下した後、ユーザが切り替わりを認識するまでに時間がかかるという問題が生じた。以下、これについて、図4(a)および図4(b)に基づき説明する。
図4(a)、図4(b)は、LED22,LED28のうち、キー領域40〜46のいずれか2つの領域を各別に点灯させる2個の発光ダイオードの状態を、それぞれLED0,LED1の状態として示している。この例では、LED0が、当初、点滅状態とされており、LED1が選択可能であることを示す点灯状態とされている。ここで、時刻t1において、LED1に対応する領域が押下されることで、LED0,LED1を同時に消灯状態に切り替える場合、LED0は立ち下がり期間T3を経て消灯状態となり、LED1は直ちに消灯状態となる。そして、時刻t1から「1000msec」が経過する時刻t2において、LED0をステップ状に点灯状態に切り替えるとともに、LED1を点滅状態とすると、LED1は立ち上がり期間T2を経て点灯状態となる。ここで、時刻t1と時刻t2との間の期間においては、LED0とLED1との双方が消灯またはそれに近い発光量(輝度)とされるため、双方の相違を識別することは困難である。また、時刻t2から、LED1が一時的な点灯状態を終了する時刻t3までの間は、LED0とLED1との双方が点灯状態またはそれに近い発光量(輝度)とされるため、双方の相違を識別することは困難である。したがって、時刻t1に切り替え指令のための入力操作としてキーを押下したユーザは、時刻t3以前には、押下によって切り替えが実際になされたか否かを認識することが困難となる。
そこで本実施形態では、図4(c)および図4(d)に示すように、LED0の消灯状態への移行後の点灯状態への切り替えタイミングに同期させてLED1を点灯状態から消灯状態へ移行させる。すなわち、時刻t1において、LED1に対応する領域が押下されることで、LED0を消灯状態に切り替えることにより、LED0は立ち下がり期間T3を経て消灯状態となる。そして、時刻t1から「1000msec」が経過する時刻t2において、LED0をステップ状に点灯状態に切り替えるとともに、LED1を消灯状態に切り替える。これにより、LED0が点灯状態となり、LED1が消灯状態となるため、時刻t1に切り替え指令のための入力操作としてキーを押下したユーザは、時刻t2以降には、押下によって切り替えが実際になされたことを容易に認識することができる。
図5に、図4(c)および図4(d)に示した処理の手順を示す。この処理は、スキャナ10に電源が投入されているときにCPU12によって実行される。
この一連の処理では、CPU12は、まず、キー領域40〜46のうち、点滅状態にあるもの以外について、点灯状態とする条件が成立しているか否かを、すなわち、選択可能であるか否かを確認する(S10)。次に、CPU12は、上記確認の結果、点灯状態とする条件を満たすKEYを点灯状態とする(S12)。次に、CPU12は、上記確認の結果、点灯状態とする条件を満たさないKEYを消灯状態とする(S14)。ここで、S10の確認処理によって、新たに条件を満たすものが生じたり満たさないものが生じたりするのは、USB IF24への外部装置の接続または切断がなされたり、ネットワークIF26を介した外部装置との通信が可能となったり不可能となったりするためである。なお、スキャナ10がスリープ状態から復帰した直後においては、キー領域40〜46のうち選択可能なもの全てを一旦点灯状態としたのち、選択されているものを点滅状態とすればよい。ここで、点灯状態への移行は、上記PWM処理によって、発光量を漸増させることで点灯状態へと移行させるものであってもよい。この場合、漸増させている期間においては、その領域を押下しても選択を受け付けないようにしてもよい。
続いて、CPU12は、操作パネル18からの信号に基づき、キー領域40〜46のいずれかの押下が検出されたか否かを判断する(S16)。そしてCPU12は、押下が検出されたと判断する場合(S16:Yes)、押下されたものが、点灯状態にあったか否かを判断する(S18)。そしてCPU12は、押下されたものが点灯状態にないと判断する場合(S18:No)、この一連の処理を一旦終了する。これに対しCPU12は、押下されたものが点灯状態にあると判断する場合(S18:Yes)、キー領域40〜46に点滅状態のものがあるか否かを判断する(S20)。CPU12は、点滅状態のものがないと判断する場合(S20:No)、キー領域40〜46のうち押下されたものを点滅状態へと切り替える(S22)。ここで、押下されたものを点滅状態へと直ちに切り替えるのは、点滅状態となっているものがない状態で、選択可能を示す点灯状態にあるものが押下された場合、図4(a),(b)に示した問題が生じないためである。
これに対しCPU12は、キー領域40〜46に点滅状態のものがあると判断する場合(S20:Yes)、図4(c),(d)に示したように、点灯・点滅切替処理を実行する(S24)。図6に、この処理の詳細を示す。
この一連の処理では、CPU12は、まず、キー領域40〜46のうち点滅状態にあるもの(OLD KEY)を、消灯状態に切り替える(S40)。続いてCPU12は、IC20が点灯状態への切り替え指令を受け付けるようになるまでに要する時間である「1000msec」だけ待機する(S42)。これは、IC20に、図3(b)および図3(c)に示した特性があることに鑑みたものである。なお、OLD KEYが点滅状態における一時的な消灯状態にあるときに消灯状態への切り替え指令を出す場合には、実際には、切替指令を出すタイミングまでに消灯状態であった期間だけ、「1000msec」よりも短い時間経過することで、IC20は、点灯状態への切り替え指令を受け付け可能である。しかし、本実施形態では、IC20がLED28を点灯状態と点滅状態とを交互に繰り返す点滅状態処理におけるどの位相にあるのかを、CPU12が把握することなく簡易な制御を行うことを狙っている。このため、S42の処理では、一律「1000msec」だけ待機することにした。
続いてCPU12は、キー領域40〜46のうち押下されたもの(NEW KEY)を、消灯状態に切り替える(S44)。続いてCPU12は、OLD KEYを、選択可能を示す点灯状態とする(S46)。そしてCPU12は、IC20がNEW KEYを点滅状態に切り替える指令を受け付けるようになるまでに要する時間である「1000msec」待機する(S48)。次にCPU12は、点滅状態処理をIC20によって行うか否かを判断する(S50)。この処理は、キー領域40〜46のうち押下されたものが、LED28によって点灯されるものであるか否かを判断するものである。すなわち、押下されたものがキー領域40〜44のいずれかであるか否かを判断するものである。そしてCPU12は、IC20によって行うと判断する場合(S50:Yes)、NEW KEYを点滅状態とする処理を開始するようにIC20に指令信号を出力する(S52)。これにより、IC20は、立ち上がり期間T2(300msec)、点灯状態とされる期間T1(1500msec)、立ち下がり期間T3(300msec)、および消灯状態とされる期間(700msec)を周期的に繰り返す点滅状態処理を開始する。なお、CPU12は、この処理が終了する場合、上記点灯・点滅切替処理を一旦終了する。
これに対しCPU12は、点滅状態処理をIC20によって行わないと判断する場合(S50:No)、OLD KEYの点滅状態処理のために登録してあるソフトタイマを削除する(S54)。ここで、ソフトタイマは、所定時間が経過することでその旨を通知する処理を、ソフトウェア処理によって実現したものである。続いて、NEW KEYの点滅状態処理を開始すべく、NEW KEYを点灯状態とする(S56)。そしてCPU12は、「1800msec」後に点灯終了が通知されるソフトタイマを登録し(S58)、上記点灯・点滅切替処理を一旦終了する。
CPU12は、図5のS16において、押下が検出されていないと判断する場合(S16:No)、ソフトタイマの通知が検出されたか否かを判断する(S26)。そしてCPU12は、ソフトタイマの通知が検出されないと判断する場合(S26:No)、上記S10の処理に戻る。これに対しCPU12は、ソフトタイマの通知が検出されたと判断する場合(S26:Yes)、ソフトタイマの通知が点灯状態を終了する旨の通知であるか否かを判断する(S28)。そしてCPU12は、点灯状態を終了する旨の通知であると判断する場合(S28:Yes)、点灯終了対象のKEYを消灯状態に切り替える(S30)。この処理は、ソフト処理によって点滅状態処理を実行するためのものである。このため、点灯終了対象のKEYとは、点滅状態処理の対象となるKEYである。ちなみに、本実施形態では、IC20を用いる場合と用いない場合とで点滅状態処理を同一とすべく、消灯状態への切り替えは、立ち下がり期間T3にわたるPWM処理の後に消灯状態処理を行うものとなる。次にCPU12は、「1000msec」後に消灯終了通知されるソフトタイマを登録し(S32)、S10の処理に戻る。
CPU12は、ソフトタイマの通知が点灯状態を終了する旨の通知ではないと判断する場合(S28:No)、消灯状態を終了する旨の通知であるとして、消灯終了対象のKEYを点灯状態に切り替える(S34)。この処理は、ソフト処理によって点滅状態処理を実行するためのものである。このため、消灯終了対象のKEYとは、点滅状態処理の対象となるKEYである。ちなみに、本実施形態では、IC20を用いる場合と用いない場合とで点滅状態処理を同一とすべく、点灯状態への切り替えは、立ち上がり期間T2にわたるPWM処理の後に点灯状態処理を行うものとなる。そしてCPU12は、「1800msec」後に点灯終了通知されるソフトタイマを登録する(S36)。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)LED0,LED1のそれぞれが点滅状態および点灯状態のそれぞれである状態から点灯状態および点滅状態のそれぞれである状態に切り替える場合、LED0を消灯状態に切り替えた後、LED0が選択可能を示す点灯状態へと切り替えるタイミングに同期してLED1を消灯状態に切り替えた。これにより、LED0,LED1の双方が消灯状態となる期間がないことから、ユーザの入力操作が実際に受け付けられた旨をユーザに迅速に認識させることができる。
(2)点滅状態から選択可能を示す点灯状態への切り替えや、選択可能を示す点灯状態から点滅状態への切り替えに際し、一旦、所定時間にわたって消灯状態とする必要があるIC20を用いた。この場合、LED0,LED1の双方が消灯状態となりやすく、この場合には、ユーザの入力操作が実際に受け付けられた旨をユーザが認識可能となるのが遅くなるおそれがある。このため、図4(c),(d)に示した処理の利用価値が特に大きい。
(3)LED0,LED1のそれぞれが点滅状態および点灯状態のそれぞれである状態から点灯状態および点滅状態のそれぞれである状態に切り替える場合、LED0を消灯状態に切り替えた後、「1000msec」経過することで、LED0を選択可能を示す点灯状態へと切り替えるとともにLED1を消灯状態に切り替えた。これにより、LED0を消灯状態に切り替える前の状態を把握することなく、簡易且つ確実に切替処理を実行することができる。
(4)選択可能を示す点灯状態にあるLED1に対応する領域を押下する1の操作で、LED1を点滅状態に切り替えて且つ、LED0を選択可能を示す点灯状態に切り替えた。これにより、1の入力操作が確実に受け付けられたか否かは、LED0,LED1の双方の状態の相違を確認することで初めて認識される。このため、図4(c),(d)に示した処理の利用価値が特に大きい。
(5)IC20によって駆動されないLED22についても、図4(c),(d)に示した処理の対象とした。これにより、LED22とLED28とで動作に相違が生じる事態を回避することができる。
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図7に、本実施形態にかかる点灯・点滅切替処理を示す。本実施形態では、点灯状態にあるキーが押下されたタイミングにおいて、点滅状態にあるキーが一時的な消灯状態にある場合、押下タイミングまでに消灯状態とされていた期間が長い場合には、上記第1の実施形態とは相違する処理を実行する。
まず、比較のために、消灯状態とされていた期間が短い場合の例を、図7(a)および図7(b)に示す。この場合の処理は、上記第1の実施形態と同一である。
図7(a)および図7(b)は、LED22,LED28のうち、キー領域40〜46のいずれか2つの領域を各別に点灯させる2個の発光ダイオードの状態を、それぞれLED0,LED1の状態として示している。この例では、LED0が、当初、点滅状態とされており、LED1が選択可能であることを示す点灯状態とされている。特に、この例では、LED0が立ち下がり期間T3を終えた時刻t1に、LED1に対応する領域が押下される例を示している。この場合、「1000msec」経過時に、LED0を点灯状態にするとともに、LED1を消灯状態に切り替える。そして、さらに「1000msec」が経過する時刻t3において、LED1を点滅状態に切り替えることで、LED1をPWM処理によって立ち上がり期間T2に移行させる。
次に、消灯状態とされていた期間が長い場合の例を、図7(c)および図7(d)に示す。
図7(c)および図7(d)は、LED22,LED28のうち、キー領域40〜46のいずれか2つの領域を各別に点灯させる2個の発光ダイオードの状態を、それぞれLED0,LED1の状態として示している。この例では、LED0が、当初、点滅状態とされており、LED1が選択可能であることを示す点灯状態とされている。特に、この例では、LED0が立ち下がり期間T3を終えて消灯状態にある時刻t4に、LED1に対応する領域が押下される例を示している。なお、この例では、LED1に対応する領域が押下されるタイミングを、LED0の立ち下がり期間T3と消灯状態となっていた期間との長さの和が「500msec」以上となっているタイミングとしている。
この場合、時刻t4においてLED0およびLED1を同時に直ちに消灯状態に切り替える。ここで、LED0については、消灯状態への切り替えとは、IC20によって駆動されるLED28である場合には、IC20に消灯状態とする旨の指令信号を出力することを意味する。そして「500msec」が経過する時刻t5において、LED0を点灯状態とする。さらに、「500msec」が経過する時刻t6において、LED1を点滅状態に切り替えることで、LED1をPWM処理によって立ち上がり期間T2に移行させる。
ここで、消灯状態とされていた期間が長い場合に、LED0およびLED1を同時に直ちに消灯状態に切り替えるのは、双方が同一の状態(一時的な消灯状態)となる期間が短くなる(ここでは「500msec」)ためである。これは、LED0を点灯状態に切り替え可能となるまでの時間が短いからである。このため、LED0およびLED1を同時に直ちに消灯状態に切り替えることで、LED0およびLED1の双方を切替後の状態に早期に移行させることができる。
図8に、本実施形態にかかる点灯・点滅切替処理の手順を示す。この処理は、図5のS24の処理に対応する。ただし、図8の処理では、IC20を用いた点灯・点滅切替処理についてのみ示す。なお、図8において、図6に示した処理に対応するものについては、便宜上同一のステップ番号を付している。
この一連の処理では、CPU12は、まず、S60において、点灯状態および消灯状態を繰り返す点滅状態のKEY(OLD KEY)が、現時点で一時的な点灯状態にあるか一時的な消灯状態にあるかを確認する(S60)。続いてCPU12は、OLD KEYが一時的な点灯状態になく、且つ一時的な点灯状態を終了した時点から「500msec」を経過しているか否かを判断する(S62)。この処理は、CPU12がIC20に対して点滅状態とする指令を出力してから、1800msecで初期化されるタイマと、1000msecで初期化されるタイマとを交互に起動させることで実現することができる。すなわち、CPU12は、1000msecで初期化されるタイマの値がしきい値(500msec)以上である場合に、「500msec」を経過していると判断すればよい。そしてCPU12は、「500msec」を経過していないと判断する場合(S62:No)、図6のS40〜S48,S52の処理を実行し、この一連の処理を一旦終了する。
これに対し、「500msec」を経過していると判断する場合(S62:Yes)、OLD KEYと、押下されたKEY(NEW KEY)とを消灯状態に切り替える(S64,S66)。続いてCPU12は、「500msec」待機する(S68)。これは、OLD KEYを点灯状態に切り替える指令をIC20が受け付けることができるようになるまで待つための処理である。ちなみに、S62の判断処理がなされる時点において、点灯状態の終了時点から「500msec」よりも長い時間が経過している場合には、S68の処理において、待機する時間を短縮したとしても、点灯状態に切り替える指令をIC20が受け付けることができる。しかしここでは、処理を簡素化する目的で、S62において否定判断された場合において、点灯状態に切り替える指令をIC20が受け付けることができる一律の時間を設定している。
続いてCPU12は、OLD KEYを点灯状態に切り替える切替信号をIC20に出力する(S70)。続いてCPU12は、「500msec」待機し(S72)、S52の処理に移行する。
以上説明した本実施形態によれば、先の第1の実施形態の上記(1)〜(5)の効果に準じた効果に加えて、さらに以下の効果が得られるようになる。
(6)選択する対象を切り替える指示がなされた後に消灯状態とされる期間が短い場合には、LED0を消灯状態に切り替えるのに同期して、LED1を消灯状態とした。これにより、LED0,LED1の双方が消灯状態とされる重複期間が短い場合に、LED0,LED1の双方を切替後の状態に早期に移行させることができる。
<第3の実施形態>
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、PWM処理を用いない。そして、IC20は、消灯状態にある期間が、点滅状態における一時的な消灯状態とされる期間T4以上となるまで切り替え指令を受け付けない構成とする。以下では、これについて図9を用いて説明する。
図9(a),(b)は、LED22,LED28のうち、キー領域40〜46のいずれか2つの領域を各別に点灯させる2個の発光ダイオードの状態を、それぞれLED0,LED1の状態として示している。この例では、LED0が、当初、点滅状態とされており、LED1が選択可能であることを示す点灯状態とされている。特に、この例では、LED0が一時的な点灯状態となる期間における時刻t1に、LED1に対応する領域が押下される例を示している。この場合、LED0を直ちに消灯状態とした後、消灯状態となる期間T4の長さを有する時間が経過した時である時刻t2に、LED0を点灯状態にするとともに、LED1を消灯状態に切り替える。そして、消灯状態となる期間T4の長さを有する時間が経過する時刻t3において、LED1を点滅状態に切り替えることで、LED1を一時的な点灯状態に移行させる。この場合であっても、時刻t2以降においては、ユーザは、LED1に対応する領域の押下に対応した切り替えがなされたことを容易に認識することができる。
図9(c)および図9(d)に、比較例を示す。図9(c)、図9(d)は、LED22,LED28のうち、キー領域40〜46のいずれか2つの領域を各別に点灯させる2個の発光ダイオードの状態を、それぞれLED0,LED1の状態として示している。この例では、LED0が、当初、点滅状態とされており、LED1が選択可能であることを示す点灯状態とされている。ここで、時刻t1において、LED1に対応する領域が押下されると、LED0,LED1を同時に消灯状態に切り替えることで、LED0,LED1の双方は、ステップ状に消灯状態に移行する。そして、時刻t1から点滅状態における一時的な消灯状態となる期間T4が経過する時刻t2において、LED0をステップ状に点灯状態に切り替えるとともに、LED1を点滅状態に切り替えると、LED0,LED1の双方ともステップ状に点灯状態となる。この場合、LED1が一時的な消灯状態となる時刻t3となるまで、LED0とLED1との双方の状態が同一となるため、双方の相違を識別することは困難である。したがって、時刻t1に切り替え指令のための入力操作としてキーを押下したユーザは、時刻t3以前には、押下によって切り替えが実際になされたか否かを認識することが困難となる。
<第4の実施形態>
以下、第4の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
上記第1の実施形態では、図4(c),(d)に示したように、LED0の点灯状態への切り替えタイミングまでLED1を消灯状態に切り替えるタイミングを遅延させた。これに対し、本実施形態では、LED1に対応する領域が押下されることで、LED0,LED1の双方を消灯状態に切り替える一方、点滅状態とされていたもののPWM処理を実行する期間を上記第1の実施形態のものよりも長くする。以下では、これについて図9を用いて説明する。
図10(a)、図10(b)は、LED22,LED28のうち、キー領域40〜46のいずれか2つの領域を各別に点灯させる2個の発光ダイオードの状態を、それぞれLED0,LED1の状態として示している。この例では、LED0が、当初、点滅状態とされており、LED1が選択可能であることを示す点灯状態とされている。ここで、時刻t1において、LED1に対応する領域が押下されることで、LED0,LED1を同時に消灯状態に切り替える場合、LED0は立ち下がり期間T3を経て消灯状態となり、LED1は直ちに消灯状態となる。そして、時刻t1から「Xmsec」が経過する時刻t2において、LED0をステップ状に点灯状態に切り替えるとともに、LED1を点滅状態とすると、LED1は立ち上がり期間T2を経て点灯状態となる。ここで、時刻t1から立ち下がり期間T3が経過するまでの間は、LED1は消灯状態である一方、LED0は、その発光量(輝度)が漸減する。ただし、この期間を長く設定する場合、これら双方の相違をユーザが認識しやすい。したがって、時刻t1に切り替え指令のための入力操作としてキーを押下したユーザは、迅速かつ比較的容易に押下によって切り替えが実際になされたことを認識することができる。
なお、切り替え指令のための入力操作としてキーが押下されたタイミングが、点滅状態における一時的な消灯状態とされる期間T4である場合、選択可能を示す点灯状態にあったLED1をステップ状に消灯状態とすることで消灯状態となる期間は共通となる。ただし、その後、LED0がステップ状に点灯状態とされる一方、LED1が立ち上がり期間T2となり、立ち上がり期間T2が長いため、ユーザは、押下によって切り替えが実際になされたことを認識することができる。
<実施形態と手段との対応>
入力部…操作パネル18、表示部…操作パネル18とLED22,28、制御部…CPU12、発光部…LED28、供給部…IC20、対象領域…キー領域40〜46、点滅制御手段…S52,SS28〜S36、点灯制御手段…S12,S46,S70、遅延制御手段…S48,S68〜72、消灯制御手段…S30,S44,S64,S66、切替手段…図10
第1タイミング…図4、図7(a),(b)、および図9における時刻t1
第2タイミング…図4(c),(d)、図7(a),(b)および図9(a),(b)の時刻t2
第3タイミング…図4、図7(a),(b)および図9の時刻t2
第1指定状態…選択された状態
第2指定状態…選択可能であるが選択されてはいない状態
第1対象領域…図4、図7、図9、図10におけるLED0に対応する領域
第2対象領域…図4、図7、図9、図10におけるLED1に対応する領域
指定対象…「USB IF24を介して接続されるコンピュータにデータを出力する機能」と、「USB IF24を介して接続されるUSBメモリにデータを出力する機能」と、「ネットワークIF26に接続されるネットワークを介して外部のコンピュータにデータを出力する機能」
<その他の実施形態>
以上、上記実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形改良が可能であることは容易に推察できるものである。各実施形態は、それぞれ、他の実施形態が有する構成の一部または複数部分を、その実施形態に追加し或いはその実施形態の構成の一部または複数部分と交換等することにより、その実施形態を変形して構成するようにしてもよい。以下、上記実施形態の変形例としての実施形態を記載する。
上記第1の実施形態(図5)や、第3の実施形態(図9)においては、点灯状態にあるKEY(LED1)が押下されたタイミングにおいて、点滅状態にあるKEY(LED0)が一時的な点灯状態である場合と一時的な消灯状態である場合とで、点滅状態にあったKEY(LED0)を点灯状態に切り替えるまでの待ち時間が同一であったがこれに限らない。例えば、点滅状態にあるKEY(LED0)が一時的な点灯状態である場合と比較して一時的な消灯状態である場合に、点灯状態に切り替えるまでの待ち時間を短縮してもよい。特に、点滅状態にあるKEY(LED0)が一時的な消灯状態である場合、点灯状態の終了タイミングから上記押下されたタイミングまでの所要時間だけ上記待ち時間を短縮するなら、点灯状態に切り替えるまでの待ち時間をIC20の制約の範囲内で最短とすることができる。
上記第1の実施形態(図4)や、第3の実施形態(図9)においては、点灯状態にあるKEY(LED1)が押下され、点滅状態にあったKEY(LED0)を消灯させた後点灯させるタイミング(第3タイミング)を、押下されたKEY(LED1)の消灯タイミング(第2タイミング)としたが、これに限らない。例えば、第3タイミングよりも第2タイミングを遅延させてもよい。もっとも、これに限らず、例えば、第2タイミングを第3タイミングよりもわずかには先行させたとしても、ユーザが押下したキーへの切り替わりを迅速に認識することは可能である。この際、押下されたタイミング(第1タイミング)から第2タイミングまでの所要時間よりも、第2タイミングから第3タイミングまでの所要時間の方が小さくなるようにすることが望ましい。
上記第2の実施形態(図7)においては、押下されたKEYを直ちに消灯するか否かを、点滅中のKEYの点灯終了タイミングから「500msec」経過しているか否かによって判断したがこれに限らない。点滅中のKEYの点灯終了タイミングからの経過時間の条件をどう設定するかは、ユーザが押下されたKEYへの切り替わりを早期に認識可能な範囲で適宜設定することができる。
上記第2の実施形態(図7)においては、S68の処理において、S62の処理で否定判断された場合にOLD KEYに対する点灯状態への切替指令が確実に受け付けられるタイミングとして、「500msec」待つこととしたが、これに限らない。例えば、点滅中のKEYの点灯終了タイミングからの経過時間Tx(msec)を用いて、「1000−Tx」待つこととしてもよい。また、この際、S72の処理において、S62の処理で否定判断された場合に押下されたKEYに対する点滅状態への切替指令が確実に受け付けられるタイミングとして、「500msec」待つことにしてもよいが、これに限らない。例えば、点滅中のKEYの点灯終了タイミングからの経過時間Tx(msec)だけ待つこととしてもよい。
図3に示した特性を有するIC20を備えるものに限らない。例えば、点滅状態にあるキーを、消灯状態や点灯状態に切り替える指令が出される場合、点滅状態における点滅、消灯の一周期が完了するタイミングで切り替えられるものであってもよい。この場合、点滅状態にあるものが一時的な点灯状態から一時的な消灯状態に切り替わるタイミングで、点灯状態にあるキーが押下された場合、押下されたキーを直ちに消灯状態とすると、図4(a)および図4(b)に示した現象が生じる。また、例えば、点滅状態にあるものを点灯状態に切り替えるに際して、一旦消灯状態とする必要がない場合であっても、切替指令に対して実際に切り替えが実行されるまでに要する遅延時間が比較的長いものにあっては、押下されたキーを直ちに点滅状態に切り替えることで、図4(a)および図4(b)に示した現象が生じる。このため、こうしたものにおいても、図4(c)および図4(d)に示したように切り替えを行うことは有効である。具体的には、例えば、点滅状態にあるキーの消灯状態から点灯状態への切り替わりタイミングに同期して、押下されたキーを一旦消灯状態とすることで点滅状態への切り替えを行えばよい。
IC20等の専用の駆動用集積回路が全ての発光ダイオードを駆動する構成でもよく、また、全ての発光ダイオードがCPU12に直接駆動されるものであってもよい。
上記各実施形態では、点灯状態を、LED22,28に常時電力が供給される状態としたが、これに限らない。例えばPWM制御によって、単位時間当たりの電力供給頻度が所定値以上となる場合、所定値の設定によって、電力が常時供給される状態ではなくても、ユーザにとって継続的な発光がなされている状態と認識させることはできる。
上記実施形態では、スキャナ10の上述したデータ出力機能のうち選択可能であるが選択されていない状態にLED22(28)の点灯状態を割り当て、選択されている状態をLED22(28)の点滅状態を割り当てたが逆でもよい。また、点滅状態と点灯状態とのそれぞれに、選択可能な状態と選択されている状態とを割り振るものにも限らない。
表示装置としては、スキャナに用いられるものに限らず、例えば、画像を印刷する機能やファクシミリ受信機能等を備えた多機能周辺装置に搭載されるものであってもよい。さらに、工作機械に搭載されるユーザインターフェースとしての表示装置であってもよい。
キー領域40〜46としては、上記実施形態において例示した構成に限らない。例えば、ディスプレイパネルおよびタッチパネルを重ねた構成であってもよい。また、入力部と表示部とが重ねられる構成にも限らず、例えば、入力部をボタンとして且つ、入力部が押下されることで、表示部の表示領域の表示を切り替えてもよい。
10…スキャナ、12…CPU,18…操作パネル、20…IC、22,28…LED。

Claims (9)

  1. ユーザの入力操作を受け付ける入力部と、前記ユーザの入力操作に応じた表示を行う表示領域を有する表示部と、制御部とを備える表示装置において、
    前記表示領域は、ユーザの入力操作に応じて指定される対象となる第1指定対象および第2指定対象のそれぞれに応じた各別の対象領域である第1対象領域および第2対象領域を含み、
    前記制御部は、
    前記指定対象が第1指定状態である場合、該指定対象に応じた前記対象領域を、点灯状態と消灯状態とが繰り返される点滅状態とする点滅制御手段と、
    前記指定対象が第2指定状態である場合、該指定対象に応じた前記対象領域を、点灯状態とする点灯制御手段と、
    前記第1指定対象および前記第2指定対象のそれぞれを、前記第1指定状態および前記第2指定状態のそれぞれである状態から、前記第2指定状態および前記第1指定状態のそれぞれである状態に切り替える指示が、ユーザの入力操作によってなされて且つ、該指示がなされた直後において前記第1対象領域が消灯状態とされている場合、前記切り替える指示がなされるタイミングである第1タイミング、前記第2対象領域が点灯状態から消灯状態に切り替わる第2タイミング、および前記第1対象領域が消灯状態から点灯状態に切り替わる第3タイミングについて、前記第1タイミングを基準とした前記第1タイミングと前記第タイミングとの時間差よりも、前記第2タイミングを基準とした前記第2タイミングと前記第3タイミングとの時間差の方が小さい値となるように、前記第1タイミングに対して前記第2タイミングを遅延させる遅延制御手段とを備え、
    前記時間差は、基準となるタイミングに対して未来方向のずれを正とし、過去方向のずれを負とするものであることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1タイミングは、前記第1対象領域に対する制御を、前記点滅制御手段による制御から前記点灯制御手段による制御に切り替えるための切替処理において前記第1対象領域が消灯状態に切り替わるタイミングであり、
    前記第2タイミングは、前記第2対象領域に対する制御を、前記点灯制御手段による制御から前記点滅制御手段による制御に切り替える切替処理において前記第2対象領域が点灯状態から消灯状態に切り替わるタイミングであり、
    前記第3タイミングは、前記第1対象領域に対する制御を、前記点滅制御手段による制御から前記点灯制御手段による制御に切り替えるための切替処理において前記第1対象領域が消灯状態から点灯状態に切り替わるタイミングであり、
    前記遅延制御手段は、前記切り替える指示がユーザの入力操作によってなされる場合、前記第1タイミングを基準とした前記第1タイミングと前記第3タイミングとの時間差よりも、前記第2タイミングを基準とした前記第2タイミングと前記第3タイミングとの時間差の方が小さい値となるように、前記第1タイミングに対して前記第2タイミングを遅延させることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. ユーザの入力操作を受け付ける入力部と、前記ユーザの入力操作に応じた表示を行う表示領域を有する表示部と、制御部とを備える表示装置において、
    前記表示領域は、ユーザの入力操作に応じて指定される対象となる第1指定対象および第2指定対象のそれぞれに応じた各別の対象領域である第1対象領域および第2対象領域を含み、
    前記制御部は、
    前記指定対象が第1指定状態である場合、該指定対象に応じた前記対象領域を、点灯状態と消灯状態とが繰り返される点滅状態とする点滅制御手段と、
    前記指定対象が第2指定状態である場合、該指定対象に応じた前記対象領域を、点灯状態とする点灯制御手段と、
    前記第1指定対象および前記第2指定対象のそれぞれを、前記第1指定状態および前記第2指定状態のそれぞれである状態から、前記第2指定状態および前記第1指定状態のそれぞれである状態に切り替える指示が、ユーザの入力操作によってなされる場合、前記第1対象領域に対する制御を、前記点滅制御手段による制御から前記点灯制御手段による制御に切り替えるための切替処理において前記第1対象領域が消灯状態に切り替わるタイミングに対して、前記第2対象領域に対する制御を、前記点灯制御手段による制御から前記点滅制御手段による制御に切り替える切替処理において前記第2対象領域が点灯状態から消灯状態に切り替わるタイミングを遅延させる遅延制御手段とを備えることを特徴とする表示装置。
  4. 前記遅延制御手段は、前記切り替える指示がなされた直後において前記第1対象領域が灯状態とされている場合、または前記第1対象領域が消灯状態とされている期間が所定時間内である場合、前記第2対象領域に対する制御を、前記点灯制御手段による制御から前記点滅制御手段による制御に切り替える切替処理において前記第2対象領域が点灯状態から消灯状態に切り替わるタイミングを遅延させることを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 前記遅延制御手段は、前記切り替える指示がなされた直後において前記第1対象領域が灯状態とされている場合、または前記第1対象領域が消灯状態とされている期間が所定時間内である場合、前記第2対象領域に対する制御を、前記点灯制御手段による制御から前記点滅制御手段による制御に切り替える切替処理において前記第2対象領域が点灯状態から消灯状態に切り替わるタイミングを、前記第1対象領域に対する制御を、前記点滅制御手段による制御から前記点灯制御手段による制御に切り替えるための切替処理において前記第1対象領域が消灯状態から点灯状態に切り替わるタイミング以降とすることを特徴とする請求項1,2または4記載の表示装置。
  6. 発光部と、
    該発光部に電力を供給する供給部とを備え、
    前記供給部は、外部からの指令信号の入力に応じて、前記発光部への単位時間当たりの電力供給頻度を継続的に所定値以上とすることで前記点灯状態とする点灯状態処理、前記発光部への電力供給頻度を前記所定値以上とする状態と前記所定値未満とする状態とを繰り返すことで前記発光部の点灯状態および消灯状態を繰り返して前記点滅状態とする点滅状態処理、および前記発光部への電力供給頻度を前記所定値未満とすることで前記発光部を消灯状態とする消灯状態処理を実行するものであって且つ、前記点滅状態処理から前記点灯状態処理に切り替える場合、前記点灯状態処理の実行に先立ち、前記消灯状態処理を実行することを必要とするものであり、
    前記点滅制御手段は、前記供給部に前記指令信号を出力することで前記対象領域を点滅状態とするものであり、
    前記点灯制御手段は、前記供給部に前記指令信号を出力することで前記対象領域を点灯状態とするものであり、
    前記制御部は、
    前記供給部に前記指令信号を出力することで、前記供給部に前記消灯状態処理を実行させる消灯制御手段を備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記供給部は、前記点灯状態処理へと移行させるタイミングまでに前記点灯状態とされていなかった期間が所定時間となることを条件に前記点灯状態処理への切り替え指令を受け付け可能なものであり、
    前記遅延制御手段は、前記第1対象領域に対する制御を、前記点滅制御手段による制御から、前記消灯制御手段による制御に切り替えた後、前記所定時間が経過することで、前記点灯制御手段による制御に切り替えることを特徴とする請求項記載の表示装置。
  8. ユーザの入力操作を受け付ける入力部と、前記ユーザの入力操作に応じた表示を行う表示領域を有する表示部と、制御部とを備える表示装置において、
    前記表示領域は、ユーザの入力操作に応じて指定される対象となる第1指定対象および第2指定対象のそれぞれに応じた各別の対象領域である第1対象領域および第2対象領域を含み、
    前記制御部は、
    前記指定対象が第1指定状態である場合、該指定対象に応じた前記対象領域を、点灯状態および消灯状態を繰り返す点滅状態とする点滅制御手段と、
    前記指定対象が第2指定状態である場合、該指定対象に応じた前記対象領域を、点灯状態とする点灯制御手段とを備え、
    前記点滅制御手段は、前記消灯状態から切り替わるに伴って輝度を漸増させた後一定値とするものであって且つ、前記消灯状態に切り替わるに際して前記輝度を漸減させるものであり、
    前記制御部は、
    前記第1指定対象および前記第2指定対象のそれぞれを、前記第1指定状態および前記第2指定状態のそれぞれである状態から、前記第2指定状態および前記第1指定状態のそれぞれである状態に切り替える指示が、ユーザの入力操作によってなされるとき、前記第1対象領域に対する前記点滅制御手段による制御から前記点灯制御手段による制御への切り替えを、消灯状態からステップ状に点灯状態にすることで前記点灯制御手段による制御に切り替えることで実行し、前記第2対象領域に対する前記点灯制御手段による制御から前記点滅制御手段による制御への切り替えを、点灯状態から一旦ステップ状に消灯状態に切り替えた後、前記点滅制御手段による制御に切り替えることで実行し、前記切り替える指示がなされる時点で、前記点滅制御手段による制御が点灯状態となっている場合、前記第1対象領域の輝度を漸減させることで一旦消灯状態に移行させる切替手段を備えることを特徴とする表示装置。
  9. 前記第1指定状態は、前記指定対象が選択されている状態と前記指定対象が選択可能であるが選択されていない状態とのいずれか一方であり、前記第2指定状態は、前記指定対象が選択されている状態と前記指定対象が選択可能であるが選択されていない状態とのいずれか他方であり、
    前記切り替える指示に対応する前記ユーザの入力操作は、選択可能な1の前記指定対象を指定する1の入力操作であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の表示装置。
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