JP6202437B2 - 容器分岐装置および方法 - Google Patents

容器分岐装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6202437B2
JP6202437B2 JP2013227021A JP2013227021A JP6202437B2 JP 6202437 B2 JP6202437 B2 JP 6202437B2 JP 2013227021 A JP2013227021 A JP 2013227021A JP 2013227021 A JP2013227021 A JP 2013227021A JP 6202437 B2 JP6202437 B2 JP 6202437B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
container
capacity
transport
conveyance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013227021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015086052A (ja
Inventor
安行 平野
安行 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Mechatronics Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Mechatronics Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Mechatronics Systems Ltd
Priority to JP2013227021A priority Critical patent/JP6202437B2/ja
Publication of JP2015086052A publication Critical patent/JP2015086052A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6202437B2 publication Critical patent/JP6202437B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

本発明は、上流から多列状態で搬送されてくる容器を下流側の2列のラインへ容器搬送量が均等になるように分岐する容器分岐装置および方法に関する。
飲料の充填包装ラインでは、容器に内容物を充填する充填装置で充填された容器が、その下流の検査装置を経て、さらに下流側の包装装置へ搬送される容器搬送ラインにおいて、前記充填装置が高能力である場合に、容器が検査能力の関係から2ラインのコンベヤに分岐されて2台の検査装置で検査された後で一端1ラインのコンベヤに集合されてから、搬送コンベヤ上で1ラインから2ラインへ分岐される容器分岐装置を介して、2ラインのパックマシンへ均等な容器供給量で搬送することが必要となる場合がある。
従来、2ラインのコンベヤへの容器分岐装置については、2ラインで搬送されてきた容器が1ラインのコンベヤに集合される集積コンベヤから、さらにそれぞれ搬送速度を制御した2ラインのコンベヤを経て、案内部材(容器分岐ガイド)で分岐された後に搬送速度制御をした下流側の2ラインのコンベヤへ搬送され、前記下流側の2ラインのコンベヤでの容器搬送量を制御される容器分岐装置が公知となっている。(特許文献1)
また、2ラインのコンベヤへの容器分岐装置について、上流から搬送されてきた容器を搬送コンベヤの幅方向の片側に寄せ、この搬送コンベヤの容器が寄せられている側の側部に設けた揺動ガイドを前記幅方向に往復揺動させて、前記容器を前記搬送コンベヤの幅方向に分散させ、下流側の分岐ガイドによって2ラインの排出コンベヤにほぼ均等に送り込む容器搬送量制御を備えた容器分岐装置も公知となっている。(特許文献2)
特開2000−302232号公報(図2) 特開2007−217105号公報(図1、図2)
前記特許文献1では、下流側の2ラインのコンベヤへの容器搬送量の振分けは、集積コンベヤ上での容器の溜まり状態と案内部材との位置関係に依存し、特に、上流側からの容器供給量にばらつきがあるときには均等に振分け制御することは難しいという恐れがある。
また、前記特許文献2では、搬送ラインで幅方向に往復揺動させる揺動ガイドを設け、その動作により第1排出コンベヤと第2排出コンベヤにほぼ均等に容器搬送量を振分けるとしているが、これも上流側からの容器供給量にばらつきがあるときには揺動ガイドの往復制御が難しいという恐れがある。
本発明は、上述の事情に鑑み、容器搬送ラインでの搬送容器2分岐において、搬送速度制御を行うコンベヤの箇所を少なくして制御が簡素で、2分岐後の2つの搬送ラインでの容器搬送量を効率的に均等にする容器分岐装置および方法を提供することを目的としている。
前記の課題に対し、本発明は以下の手段により解決を図る。
(1)第1の手段の容器分岐装置は、密集状態で容器を能力搬送する能力搬送コンベヤ(C3)と、前記能力搬送コンベヤ(C3)の下流側に接続して搬送速度制御により容器搬送の密集度を適宜に変化させることが可能でその搬送幅が前記能力搬送コンベヤ(C3)と同等或いは大きめの能力調整コンベヤ(C4)と、各コンベヤの搬送速度制御を行う搬送制御装置と、前記能力調整コンベヤ(C4)の下流側で直角方向に接続し、それぞれの搬送幅を合せた並列配置の搬送幅が前記能力調整コンベヤ(C4)と同等或いは大きめで、前記能力調整コンベヤ(C4)から直角方向の容器搬送通路に備えた適宜の湾曲を有する内回り用および外回り用容器ガイドまでそれぞれ内回りおよび外回りで案内されて搬送されてくる容器を受ける幅広の搬送コンベヤ(5A)および幅狭の搬送コンベヤ(5B)と、前記幅広の搬送コンベヤ(5A)と前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)の境界に分岐先端部を有して容器搬送を2分岐する容器分岐ガイドと、前記幅広の搬送コンベヤ(5A)および前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)のそれぞれに接続して前記2分岐された容器を搬送するそれぞれに搬送容器溜まり量検知センサーを備えた下流側の第一下流搬送コンベヤ(6A)および第二下流搬送コンベヤ(6B)とから成り、前記第一下流搬送コンベヤ(6A)および第二下流搬送コンベヤ(6B)の下流側に接続して密集状態で容器を後工程へ能力搬送する能力搬送コンベヤ(7A)および能力搬送コンベヤ(7B)での容器搬送量が均等になるように、前記搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて前記搬送制御装置により前記能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御を行うように構成したことを特徴とする。
(2)第2の手段の容器分岐装置は、前記第1の手段の容器分岐装置において、前記幅広の搬送コンベヤ(5A)および前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)での容器搬送を密集状態でなく、隙間を持たせた状態の搬送とするように前記搬送制御装置を構成したことを特徴とする。
(3)第3の手段の容器分岐装置は、前記第1および第2の手段の容器分岐装置において、前記能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御に加えて、前記第一下流搬送コンベヤ(6A)および第二下流搬送コンベヤ(6B)の搬送速度制御を行うように前記搬送制御装置を構成したことを特徴とする。
(4)第4の手段の容器分岐装置は、前記第1から第3の手段の容器分岐装置において、前記第一下流搬送コンベヤ(6A)と前記能力搬送コンベヤ(7A)を一体に、および、前記第二下流搬送コンベヤ(6B)と前記能力搬送コンベヤ(7B)を一体にし、それぞれ能力搬送コンベヤ(A1)および能力搬送コンベヤ(B1)として、該能力搬送コンベヤ(A1)および能力搬送コンベヤ(B1)での容器搬送量が均等になるように、該能力搬送コンベヤ(A1)および能力搬送コンベヤ(B1)にそれぞれ設けた搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて前記搬送制御装置により前記能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御を行うように構成したことを特徴とする。
(5)第5の手段の容器分岐装置は、前記第4の手段の容器分岐装置において、前記幅広の搬送コンベヤ(5A)と前記能力搬送コンベヤ(A1)を一体に、および、前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)と前記能力搬送コンベヤ(B1)を一体にし、それぞれ能力搬送コンベヤ(A2)および能力搬送コンベヤ(B2)として、該能力搬送コンベヤ(A2)および能力搬送コンベヤ(B2)での容器搬送量が均等になるように、該能力搬送コンベヤ(A2)および能力搬送コンベヤ(B2)にそれぞれ設けた搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて前記搬送制御装置により前記能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御を行うように構成したことを特徴とする。
(6)第6の手段の容器分岐装置は、密集状態で容器を能力搬送する能力搬送コンベヤ(C14)と、前記能力搬送コンベヤ(C14)の下流側で直角方向に接続し、それぞれの搬送幅を合せた並列配置の搬送幅が前記能力搬送コンベヤ(C14)より大きめで、それぞれに搬送速度制御され、前記能力搬送コンベヤ(C14)から直角方向の容器搬送通路に備えた適宜の湾曲を有する内回り用および外回り用容器ガイドまでそれぞれ内回りおよび外回りで案内されて搬送されてくる容器を受ける幅広の能力調整コンベヤ(15A)および幅狭の能力調整コンベヤ(15B)と、各コンベヤの搬送速度制御を行う搬送制御装置と、前記幅広の能力調整コンベヤ(15A)と前記幅狭の能力調整コンベヤ(15B)の境界に分岐先端部を有して容器搬送を2分岐する容器分岐ガイドと、前記幅広の能力調整コンベヤ(15A)と前記幅狭の能力調整コンベヤ(15B)のそれぞれに接続して前記2分岐された容器を搬送するそれぞれに搬送容器溜まり量検知センサーを備えた下流側の第一下流搬送コンベヤ(16A)および第二下流搬送コンベヤ(16B)とから成り、前記第一下流搬送コンベヤ(16A)および第二下流搬送コンベヤ(16B)の下流側に接続して密集状態で容器を後工程へ能力搬送する能力搬送コンベヤ(7A)および能力搬送コンベヤ(7B)での容器搬送量が均等になるように、前記搬送容器溜まり量検知センサーが検出したそれぞれの搬送容器溜まり量の差が所定値よりも大きくなると、前記搬送制御装置により前記それぞれの幅広の能力調整コンベヤ(15A)と幅狭の能力調整コンベヤ(15B)の搬送速度制御を行うように構成したことを特徴とする。
(7)第7の手段の容器分岐装置は、前記第6の手段の容器分岐装置において、前記第一下流搬送コンベヤ(16A)と前記能力搬送コンベヤ(7A)を一体に、および、前記第二下流搬送コンベヤ(16B)と前記能力搬送コンベヤ(7B)を一体にし、それぞれ能力搬送コンベヤ(A3)および能力搬送コンベヤ(B3)として、該能力搬送コンベヤ(A3)および能力搬送コンベヤ(B3)での容器搬送量が均等になるように、該能力搬送コンベヤ(A3)および能力搬送コンベヤ(B3)にそれぞれ設けた搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて前記搬送制御装置により前記それぞれの幅広の能力調整コンベヤ(15A)と幅狭の能力調整コンベヤ(15B)の搬送速度制御を行うように構成したことを特徴とする。
(8)第8の手段の容器分岐方法は、上流の能力搬送コンベヤ(C3)により密集状態で能力搬送されてくる容器を、下流側に接続したその搬送幅が前記能力搬送コンベヤ(C3)と同等或いは大きめの能力調整コンベヤ(C4)に搬送して、前記能力調整コンベヤ(C4)の下流側で直角方向に接続し、それぞれの搬送幅を合せた並列配置の搬送幅が前記能力調整コンベヤ(C4)と同等或いは大きめで、前記能力調整コンベヤ(C4)から直角方向の容器搬送通路に備えた適宜の湾曲を有する内回り用および外回り用容器ガイドにそれぞれ内回りおよび外回りで案内されて搬送されてくる容器を受ける幅広の搬送コンベヤ(5A)および幅狭の搬送コンベヤ(5B)へ前記容器を搬送する際に、前記能力調整コンベヤ(C4)で搬送制御装置からの指令により搬送速度制御をすることによって容器搬送の密集度を適宜変化させ、該搬送速度制御による搬送容器の密集度に応じ、容器搬送経路の外回り側の容器搬送の密集度が一定の密の状態で、前記容器搬送経路の内回り側の容器搬送の密集度に粗密の変化が生じることによって、容器搬送量が前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)側は一定前記幅広の搬送コンベヤ(5A)側は粗密の変化を生じさせて、前記幅広の搬送コンベヤ(5A)と前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)の境界に分岐先端部を有した容器分岐ガイドによって前記能力調整コンベヤ(C4)側からの密集度を変化させた状態の搬送容器を2分岐し、該2分岐に対応して前記幅広の搬送コンベヤ(5A)と前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)の下流側にそれぞれ接続した第一下流搬送コンベヤ(6A)および第二下流搬送コンベヤ(6B)へ搬送させ、前記第一下流搬送コンベヤ(6A)および第二下流搬送コンベヤ(6B)にそれぞれ設けた搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて前記能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御を行うことにより、前記第一下流搬送コンベヤ(6A)および第二下流搬送コンベヤ(6B)の下流側に接続した密集状態で容器を能力搬送する能力搬送コンベヤ(7A)および能力搬送コンベヤ(7B)での容器搬送量が均等になるように制御することを特徴とする。
(9)第9の手段の容器分岐方法は、上流の能力搬送コンベヤ(C14)により密集状態で搬送されてくる容器を、下流側で直角方向に接続してそれぞれの搬送幅を合せた並列配置の搬送幅が前記能力搬送コンベヤ(C14)より大きめで、前記能力搬送コンベヤ(C14)から直角方向の容器搬送通路に備えた適宜の湾曲を有する内回り用および外回り用容器ガイドまでそれぞれ内回りおよび外回りで案内されて幅広の搬送コンベヤ(15A)および幅狭の搬送コンベヤ(15B)へ搬送する際に、前記外回り側の容器搬送の密集度が一定の密の状態で、前記内回り側の容器搬送の密集度が一定の粗の状態で搬送させて、次いで、前記幅広の能力調整コンベヤ(15A)と前記幅狭の能力調整コンベヤ(15B)の境界に分岐先端部を有した容器分岐ガイドによって前記能力搬送コンベヤ(C14)側からの搬送容器を2分岐し、該2分岐に対応して前記幅広の能力調整コンベヤ(15A)と前記幅狭の能力調整コンベヤ(15B)の下流側にそれぞれ接続した第一下流搬送コンベヤ(16A)および第二下流搬送コンベヤ(16B)へ搬送させて、前記第一下流搬送コンベヤ(16A)および第二下流搬送コンベヤ(16B)に設けた搬送容器溜まり量検知センサーが検出したそれぞれの搬送容器溜まり量の差が所定値よりも大きくなると、前記幅広の能力調整コンベヤ(15A)と前記幅狭の能力調整コンベヤ(15B)の搬送速度制御をすることにより、前記第一下流搬送コンベヤ(16A)および第二下流搬送コンベヤ(16B)の下流側に接続した密集状態で容器を能力搬送する能力搬送コンベヤ(17A)および能力搬送コンベヤ(17B)での容器搬送量が均等になるように搬送制御するようにしたことを特徴とする。
請求項1および8に係わる本発明は、容器分岐装置および方法を、上流の能力搬送コンベヤ(C3)により密集状態で能力搬送されてくる容器を、下流側に接続したその搬送幅が能力搬送コンベヤ(C3)と同等或いは大きめの能力調整コンベヤ(C4)に搬送して、能力調整コンベヤ(C4)の下流側で直角方向に接続し、それぞれの搬送幅を合せた並列配置の搬送幅が能力調整コンベヤ(C4)と同等或いは大きめで、能力調整コンベヤ(C4)から直角方向の容器搬送通路に備えた適宜の湾曲を有する内回り用および外回り用容器ガイドにそれぞれ内回りおよび外回りで案内されて搬送されてくる容器を受ける幅広の搬送コンベヤ(5A)および幅狭の搬送コンベヤ(5B)へ容器を搬送する際に、能力調整コンベヤ(C4)で搬送制御装置からの指令により搬送速度制御をすることによって容器搬送の密集度(列数)を適宜変化させ、該搬送速度制御による搬送容器の密集度(列数)に応じ、容器搬送経路の外回り側の容器搬送の密集度がほぼ一定の密の状態で、容器搬送経路の内回り側の容器搬送の密集度に粗密の変化が生じることによって、容器搬送量が搬送コンベヤ(5B)側はほぼ一定で搬送コンベヤ(5A)側は粗密の変化を生じさせて、搬送コンベヤ(5A)と搬送コンベヤ(5B)の境界に分岐先端部を有した容器分岐ガイドによって能力調整コンベヤ(C4)側からの列数を変化させた状態の搬送容器を2分岐し、該2分岐に対応して搬送コンベヤ(5A)と搬送コンベヤ(5B)の下流側にそれぞれ接続した搬送コンベヤ(6A)および搬送コンベヤ(6B)へ搬送させ、搬送コンベヤ(6A)および搬送コンベヤ(6B)にそれぞれ設けた搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御を行うことにより、搬送コンベヤ(6A)および搬送コンベヤ(6B)の下流側に接続した密集状態で容器を能力搬送する能力搬送コンベヤ(7A)および能力搬送コンベヤ(7B)での容器搬送量が均等になるように制御する容器分岐装置および方法としたことにより、搬送コンベヤの搬送速度制御を行う箇所が少なく、2分岐後の2ラインの搬送ラインでの容器搬送量を効率よく均等にできるという効果を有する。
請求項2に係わる本発明は、請求項1に記載する容器分岐装置において、搬送コンベヤ(5A)および搬送コンベヤ(5B)での容器搬送を密集状態でなく、隙間を持たせた状態の搬送とするように搬送制御装置を構成したことにより、容器搬送を2分岐する容器分岐ガイドの分岐先端部で搬送容器が密集状態でないので、搬送容器が前記容器分岐ガイドの分岐先端部に強い力で衝突することがなく、容器の傷付き、変形を防ぐことができるという効果を有する。
請求項3に係わる本発明は、請求項1および2に記載する容器分岐装置において、能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御に加えて、搬送コンベヤ(6A)および搬送コンベヤ(6B)の搬送速度制御を行うように搬送制御装置を構成したことにより、能力搬送コンベヤ(7A)および能力搬送コンベヤ(7B)での容器搬送量の均等化をスムーズに行うことができるという効果を有する。
請求項4に係わる本発明は、請求項1から3に記載する容器分岐装置において、搬送コンベヤ(6A)と能力搬送コンベヤ(7A)を一体に、および、搬送コンベヤ(6B)と能力搬送コンベヤ(7B)を一体にし、それぞれ能力搬送コンベヤ(A1)および能力搬送コンベヤ(B1)として、該能力搬送コンベヤ(A1)および能力搬送コンベヤ(B1)での容器搬送量が均等になるように、該能力搬送コンベヤ(A1)および能力搬送コンベヤ(B1)にそれぞれ設けた搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて搬送制御装置により能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御を行う構成としたことにより、容器の種類、容器搬送能力によっては容器分岐装置のコンベヤを簡素化できるという効果を有する。
請求項5に係わる本発明は、請求項4に記載する容器分岐装置において、搬送コンベヤ(5A)と能力搬送コンベヤ(A1)を一体に、および、搬送コンベヤ(5B)と能力搬送コンベヤ(B1)を一体にし、それぞれ能力搬送コンベヤ(A2)および能力搬送コンベヤ(B2)として、該能力搬送コンベヤ(A2)および能力搬送コンベヤ(B2)での容器搬送量が均等になるように、該能力搬送コンベヤ(A2)および能力搬送コンベヤ(B2)にそれぞれ設けた搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて搬送制御装置により能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御を行う構成としたことにより、容器の種類、容器搬送能力によっては容器分岐装置のコンベヤをさらに簡素化できるという効果を有する。
請求項6および9に係わる本発明は、容器分岐装置および方法を、上流の能力搬送コンベヤ(C14)により密集状態で搬送されてくる容器を、下流側で直角方向に接続してそれぞれの搬送幅を合せた並列配置の搬送幅が能力調整コンベヤ(C14)よりやや大きめで、能力搬送コンベヤ(C14)から直角方向の容器搬送通路に備えた適宜の湾曲を有する内回り用および外回り用容器ガイドにそれぞれ内回りおよび外回りで案内されて幅広の搬送コンベヤ(15A)および幅狭の搬送コンベヤ(15B)へ搬送する際に、外回り側の容器搬送の密集度がほぼ一定の密の状態で、内回り側の容器搬送の密集度がほぼ一定の粗の状態で搬送させて、次いで、能力調整コンベヤ(15A)と能力調整コンベヤ(15B)の境界に分岐先端部を有した容器分岐ガイドによって能力搬送コンベヤ(C14)側からの搬送容器を2分岐し、該2分岐に対応して能力調整コンベヤ(15A)と能力調整コンベヤ(15B)の下流側にそれぞれ接続した搬送コンベヤ(16A)および搬送コンベヤ(16B)へ搬送させて、搬送コンベヤ(16A)および搬送コンベヤ(16B)に設けた搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて能力調整コンベヤ(15A)と能力調整コンベヤ(15B)の搬送速度制御をすることにより、搬送コンベヤ(16A)および搬送コンベヤ(16B)の下流側に接続した密集状態で容器を能力搬送する能力搬送コンベヤ(17A)および能力搬送コンベヤ(17B)での容器搬送量が均等になるように搬送制御する容器分岐装置および方法としたことにより、搬送コンベヤの搬送速度制御を行う箇所が少なく、2分岐後の2ラインの搬送ラインでの容器搬送量を効率よく均等にできるという効果を有する。
請求項7に係わる本発明は、請求項6に記載する容器分岐装置において、搬送コンベヤ(16A)と能力搬送コンベヤ(7A)を一体に、および、搬送コンベヤ(16B)と能力搬送コンベヤ(7B)を一体にし、それぞれ能力搬送コンベヤ(A3)および能力搬送コンベヤ(B3)として、該能力搬送コンベヤ(A3)および能力搬送コンベヤ(B3)での容器搬送量が均等になるように、該能力搬送コンベヤ(A3)および能力搬送コンベヤ(B3)にそれぞれ設けた搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて搬送制御装置によりそれぞれの能力調整コンベヤ(15A)と能力調整コンベヤ(15B)の搬送速度制御を行うように構成したことにより、容器の種類、容器搬送能力によっては容器分岐装置のコンベヤを簡素化できるという効果を有する。
本発明の第1の実施の形態に係わる容器分岐装置を摸式的に示した平面図である。 図1の容器分岐装置の容器分岐前後の容器搬送制御を説明する図である。 図1の容器分岐装置の容器分岐前後の容器搬送制御の一つの形態を説明する図である。 図1の容器分岐装置の容器分岐前後の容器搬送制御の他の一つの形態を説明する図である。 図1の容器分岐装置の容器分岐前後の容器搬送制御のもう一つの形態を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる容器分岐装置を摸式的に示した平面図である。 図6の容器分岐装置の容器分岐前後の容器搬送制御を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(本発明の第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態を図1から図5に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる容器分岐装置を摸式的に示した平面図である。
図2は、図1の容器分岐装置の容器分岐前後の容器搬送制御を説明する図である。
図3は、図1の容器分岐装置の容器分岐前後の容器搬送制御の一つの形態を説明する図である。
図4は、図1の容器分岐装置の容器分岐前後の容器搬送制御の他の一つの形態を説明する図である。
図5は、図1の容器分岐装置の容器分岐前後の容器搬送制御のもう一つの形態を説明する図である。
図1において、容器分岐装置1は、駆動ユニット3Mによって駆動され、密集状態で容器Pを能力搬送する能力搬送コンベヤ(C3)3(以下、能力搬送コンベヤ(C3)3を能力搬送コンベヤ3とも称する)と、能力搬送コンベヤ3の下流側で隣接して接続され、駆動ユニット4Mによって駆動される搬送幅が前記能力搬送コンベヤ3より大きめの能力調整コンベヤ(C4)4(以下、能力調整コンベヤ(C4)4を能力調整コンベヤ4とも称する)と、能力調整コンベヤ4の下流側で該能力調整コンベヤ4と直角方向に接続されて、それぞれの搬送幅W5AとW5Bを合せた搬送幅が前記能力調整コンベヤ4と同等で、それぞれ駆動ユニット5AMおよび駆動ユニット5BMによって駆動される搬送コンベヤ(5A)5A(以下、搬送コンベヤ(5A)5Aを搬送コンベヤ5Aとも称する)および搬送コンベヤ(5B)5B(以下、搬送コンベヤ(5B)5Bを搬送整コンベヤ5Bとも称する)と、能力調整コンベヤ4から搬送コンベヤ5Aと搬送コンベヤ5Bへ容器Pを案内する外回り用容器ガイド4G1および内回り用容器ガイド4G2と、搬送コンベヤ5Aと搬送コンベヤ5Bの境界に分岐先端部8Sを有して容器搬送を2分岐する容器分岐ガイド8と、搬送コンベヤ5Aと搬送コンベヤ5Bに接続して前記2分岐された容器を搬送し、それぞれに搬送容器溜まり量を検知する搬送容器溜まり量検知センサー6ASおよび6BSを備え、それぞれ駆動ユニット6AMおよび6BMで駆動される搬送コンベヤ(6A)6A(以下、搬送コンベヤ(6A)6Aを搬送コンベヤ6Aとも称する)および搬送コンベヤ(6B)6B(以下、搬送コンベヤ(6B)6Bを搬送コンベヤ6Bとも称する)と、搬送コンベヤ6Aおよび搬送コンベヤ6Bの下流側で接続して密集状態で容器を能力搬送するそれぞれ図示しない駆動ユニットで駆動される能力搬送コンベヤ(7A)7A(以下、能力搬送コンベヤ(7A)7Aを能力搬送コンベヤ7Aとも称する)および能力搬送コンベヤ(7B)7B(以下、能力搬送コンベヤ(7B)7Bを能力搬送コンベヤ7Bとも称する)と、前記搬送容器溜まり量検知センサー6ASおよび6BSの検知信号に基づいて前記能力調整コンベヤ4等の搬送速度制御を行う搬送制御装置10によって主に構成されている。
なお、能力搬送コンベヤ7Aおよび能力搬送コンベヤ7Bからそれぞれ図示FAおよびFBの方向の後工程へ搬送される容器は、下流側の図示しないそれぞれのパックマシンで包装されるようになっている。
なお、図示しない充填装置により液体を充填されて上流から矢印Fの方向に搬送される容器Pは、駆動ユニット2Mによって駆動される能力調整コンベヤ2を経由し、ガイド2G1および2G2の案内を介して、能力調整コンベヤ2の下流側で隣接して接続された前記能力搬送コンベヤ3へ送り出されるようになっており、前記能力搬送コンベヤ3上で容器Pが密集状態で能力搬送となるように前記能力調整コンベヤ2が搬送速度調整されて搬送されるようになっている。
また、容器Pは、前記能力搬送コンベヤ3から能力調整コンベヤ4へはガイド3G1および3G2に案内され、さらに、前記下流側コンベヤ6Aおよび下流側コンベヤ6Bから能力搬送コンベヤ7Aおよび能力搬送コンベヤ7Bへはそれぞれガイド6AG1および6BG1並びにガイド6AG2および6BG2に案内されて搬送されるようになっているが、詳細な説明は省略する。
前記容器ガイド4G1および容器ガイド4G2は、図3から図5に示すように、容器Pが能力調整コンベヤ4上での搬送に伴って容器ガイド4G1側へ押し付けられようとすることに伴い容器ガイド4G1側(外回り側)の容器Pの搬送密度が密になり、容器ガイド4G2側(内回り側)の容器Pの搬送密度は、前記能力調整コンベヤ4での容器搬送が粗である場合には粗に、前記能力調整コンベヤ4での容器搬送が密である場合には密に、さらに、前記能力調整コンベヤ4での容器搬送が前記密と粗の中間状態である場合には前記密と粗の中間状態になるようにガイド形状が形成されている。
即ち、容器ガイド4G1側(外回り側)は、能力調整コンベヤ4での容器搬送が密の場合でも粗の場合でもほぼ一定の密の状態で容器Pが案内されて搬送コンベヤ5B側へ送り出され、容器ガイド4G2側(内回り側)は、能力調整コンベヤ4での容器搬送が密の場合は密の状態で、粗の場合は粗の状態で、粗と密の中間状態の場合は中間状態で容器Pが案内されて搬送コンベヤ5A側へ送り出されるようになっている。
なお、能力調整コンベヤ4での容器搬送密度が密と粗の中間状態の場合を図3で示し、粗である場合を図4で示し、密である場合を図5で示している。
また、前記搬送コンベヤ5Aおよび搬送コンベヤ5Bの搬送速度は、容器Pが密集状態でなく、隙間をもって搬送されるように、搬送制御装置10により制御されている。
前記搬送コンベヤ6Aには、搬送容器Pの溜まり量を検知する搬送容器溜まり量検知センサー6ASが設けられていて、搬送される容器Pの溜まり量検知信号を搬送制御装置10へ送り込むようになっており、同様に、搬送コンベヤ6Bには、搬送容器の溜まり量を検知する搬送容器溜まり量検知センサー6BSが設けられており、搬送される容器Pの溜まり量検知信号を搬送制御装置10へ送り込むようになっている。
前記能力搬送コンベヤ7Aと能力搬送コンベヤ7Bの容器搬送量の均等バランスが崩れて、例えば能力搬送コンベヤ7Aの容器搬送量が能力搬送コンベヤ7Bの容器搬送量よりも多くなった場合、前記搬送容器溜まり量検知センサー6ASおよび6BSにより、能力調整コンベヤ6Aでの搬送容器Pの溜まり量が能力調整コンベヤ6Bでの搬送容器Pの溜まり量より多くなったと検知されて、その差が所定値よりも大きくなると、搬送制御装置10からの指令によって、前記搬送コンベヤ6Aの搬送速度を搬送コンベヤ6Bの搬送速度よりも小さくして容器搬送量がより均等になるように調整(能力調整)される構成となっている。
同様に、例えば前記搬送コンベヤ7Aの容器搬送量が搬送コンベヤ7Bの容器搬送量よりも少なくなった場合、前記搬送容器溜まり量検知センサー6ASおよび6BSにより、搬送コンベヤ6Aでの容器Pの溜まり量が搬送コンベヤ6Bでの容器Pの溜まり量より少なくなったと検知されて、その差が所定値よりも大きくなると、搬送制御装置10からの指令によって、前記搬送コンベヤ6Aの搬送速度を搬送コンベヤ6Bの搬送速度よりも大きくして容器搬送量がより均等になるように調整(能力調整)されるようになっている。
前記搬送コンベヤ6A並びに搬送コンベヤ6Bの搬送調整に伴って、後述するように、上流の能力調整コンベヤ4の容器搬送速度制御も搬送制御装置10によって行われる構成となっていて、能力調整コンベヤ4から容器ガイド4G1および容器ガイド4G2に案内されながら搬送コンベヤ5A並びに搬送コンベヤ5Bへ、搬送コンベヤ5A並びに搬送コンベヤ5Bから搬送コンベヤ6A並びに搬送コンベヤ6Bへの容器搬送量制御が行われるようになっている。
前記能力調整コンベヤ4の搬送速度制御(容器搬送の密集度の制御)、並びに、搬送コンベヤ6Aおよび搬送コンベヤ6Bの搬送速度制御(容器搬送量の制御)について、図2に基づいてさらに詳しく説明する。
図2(a)は、能力搬送コンベヤ3(図2では能力搬送コンベヤ3をコンベヤ3或いはCo.3と略して記載)と能力調整コンベヤ4(図2では能力調整コンベヤ4をコンベヤ4或いはCo.4と略して記載)での容器Pの搬送状態(搬送の密集度状態)を説明する図であり、容器Pの搬送状態(密集度)を説明の便宜上容器Pの搬送列数として表示している。即ち、Co.3の密集状態での搬送能力(規定搬送能力)を例えば8列として、Co.4の搬送速度がCo.3の搬送速度と同じ場合は、Co.4の搬送状態が8列となり、Co.4の搬送速度がCo.3の搬送速度よりも速い場合は、Co.4の搬送状態が7列となり、Co.4の搬送速度がCo.3の搬送速度よりも遅い場合は、Co.4の搬送状態が9列になるとして摸式的に示している。
図2(b)は、搬送コンベヤ6A(図2ではラインAと略して記載)、および、搬送コンベヤ6B(図2ではラインBと略して記載)の容器搬送量制御を説明する図であり、説明の便宜上容器搬送量を列数分で表示している。即ち、搬送制御装置10からの指令により、ラインAとラインBの容器搬送量がほぼ均等であれば、ラインAとラインBへの容器搬送量はそれぞれ4列分となるように搬送コンベヤ6Aと搬送コンベヤ6Bの搬送速度が調整され、ラインAの容器搬送量がラインBの容器搬送量より多ければラインAの搬送容器溜まり量が多くなるので、ラインAへの容器搬送量を減らすように搬送コンベヤ6Aの搬送速度が調整(4列分→3列分に)され、逆に、ラインAの容器搬送量がラインBの容器搬送量より少なければラインBの搬送容器溜まり量が多くなるので、ラインAへの容器搬送量を増やすように搬送コンベヤ6Aの搬送速度を調整(4列分→5列分に)されるように構成されている。
ここで、前記搬送コンベヤ5Aの搬送幅W5Aは搬送コンベヤ6Aでの前記多い容器搬送量に対応した5列幅となっており、前記搬送コンベヤ5Bの搬送幅W5Bは、搬送コンベヤ6Bでの容器搬送量に対応した4列幅となるように、即ち、前記搬送コンベヤ5Aの搬送幅W5Aは、前記搬送コンベヤ5Bの搬送幅W5Bよりも大きくなるように構成され、搬送幅W5Aと搬送幅W5Bを合せて能力調整コンベヤ4の搬送幅W4と同等になるように構成されている。
前記搬送コンベヤ6Aと搬送コンベヤ6Bの容器搬送量制御を行うに当って、上流の能力調整コンベヤ4は、搬送制御装置10からの指令により、図2(a)に示すように、前記ラインAおよびラインBをそれぞれ4列分と4列分で搬送する場合には8列の搬送量となるように搬送速度制御が行われ、前記ラインAおよびラインBをそれぞれ4列分と3列分で搬送する場合には7列の搬送量となるように搬送速度制御が行われ、前記ラインAおよびラインBをそれぞれ4列分と5列分で搬送する場合には9列の搬送量となるように搬送速度制御が行われる構成となっている。
次に、本発明の第1の実施の形態に係わる容器分岐装置1の作用を説明する。
図1に示すように、能力搬送コンベヤ3によって密集状態で能力搬送される容器Pは、搬送速度を調整(制御)可能な能力調整コンベヤ4を介して外回り用容器ガイド4G1および内回り用容器ガイド4G2に案内されて搬送コンベヤ5Aおよび搬送コンベヤ5Bへ搬送され、搬送コンベヤ5Aおよび搬送コンベヤ5Bでは搬送速度制御により密集でない状態で搬送されながら容器分岐ガイド8によって2分岐されて、2分岐された容器群がそれぞれ搬送コンベヤ6Aと搬送コンベヤ6Bに搬送され、次いで、下流側のそれぞれの能力搬送コンベヤ7Aおよび能力搬送コンベヤ7Bへ搬送される。
前記能力調整コンベヤ4上での容器Pの搬送は、搬送制御装置10からの指令に基づいて、駆動ユニット4Mの搬送速度制御により、図2(a)に示すように、前記能力搬送コンベヤ3の搬送速度と対比して、同じ場合には列数8列で、より速い場合は列数7列で、より遅い場合は列数9列で搬送される。
前記能力調整コンベヤ4から搬送コンベヤ5Aおよび搬送コンベヤ5Bへの容器Pの搬送は、前記能力調整コンベヤ4の搬送速度が7列の場合は、図4に示すように、能力調整コンベヤ4上で矢印F4方向に搬送される7列の容器Pが、容器ガイド4G1および4G2に案内されて搬送方向を搬送コンベヤ5Aおよび搬送コンベヤ5Bの矢印F5Aおよび矢印F5Bの方向へ変えられる際に、容器ガイド4G1側(外回り側)は密(4列)に、容器ガイド4G2側(内回り側)は粗(3列)になって搬送され、前記能力調整コンベヤ4の搬送速度が9列の場合は、図5に示すように、能力調整コンベヤ4上で矢印F4方向に搬送される容器Pが、容器ガイド4G1および4G2に案内されて搬送方向を搬送コンベヤ5Aおよび搬送コンベヤ5Bの矢印F5Aおよび矢印F5Bの方向へ変えられる際に、容器ガイド4G1側は密(4列)に、容器ガイド4G2側も密(5列)になって搬送され、前記能力調整コンベヤ4の搬送速度が8列の場合は、図3に示すように、能力調整コンベヤ4上で矢印F4方向に搬送される容器Pが、容器ガイド4G1および4G2に案内されて搬送方向を搬送コンベヤ5Aおよび搬送コンベヤ5Bの矢印F5Aおよび矢印F5Bの方向へ変えられる際に、容器ガイド4G1側は密(4列)に、容器ガイド4G2側は粗と密の中間の状態(4列)で搬送される。
搬送コンベヤ5Aおよび搬送コンベヤ5B上でも、容器Pは、前記説明のように、それぞれ4列分および4列分、3列分および4列分、5列分および4列分の状態のまま搬送されていく。
また、前記7列の場合には、4列分が搬送コンベヤ6Bに搬送されていき、残りの3列分が搬送コンベヤ6Aに搬送されるように分岐され、前記9列の場合には、4列分が搬送コンベヤ6Bに搬送されていき、残りの5列分が搬送コンベヤ6Aに搬送されるように容器分岐ガイド8によって分岐される。
なお、前記搬送コンベヤ5Aおよび搬送コンベヤ5B上で容器Pが密集でない状態で矢印F5Aおよび5Bの方向に搬送されるので、前記分岐コンベヤ8の分岐先端部8Sによって容器Pの搬送が2分岐される際、前記容器ガイド4G1および4G2による容器列数を保ったまま2分岐されるので、前記分岐先端部8Sに容器Pが衝突(接触)しても容器Pが凹み等の損傷を受けることはない。
ここで、能力搬送コンベヤ7Aと能力搬送コンベヤ7Bの容器搬送量がほぼ均等で搬送されている状態から、所定のばらつきを超えて搬送される状態になった場合、即ち、搬送容器溜まり量検知センサー6AS並びに6BSによって検知されるそれぞれの搬送容器溜まり量の差が、搬送制御装置10によって所定量を超えたと判断された場合に、搬送制御装置10からの指令によって、搬送コンベヤ6A並びに搬送コンベヤ6Bの搬送速度が前記能力搬送コンベヤ7Aと能力搬送コンベヤ7Bの容器搬送量のばらつきを是正するように制御される。
即ち、図2(b)に示すように、ラインA(搬送コンベヤ6A側)の容器搬送量がラインB(搬送コンベヤ6B側)の容器搬送量よりも少なくて、相対的にラインAの容器搬送量を増やす必要がある場合には、ラインBの列数4列分に対してラインAの列数を5列分にするように調整することによって、ラインAとラインBの容器搬送量が均等になるように制御される。
一方、ラインBの容器搬送量がラインAの容器搬送量よりも少なくて、相対的にラインAの容器搬送量を減らす必要がある場合には、ラインBの列数4列に対してラインAの列数を3列にするように調整することによって、ラインAとラインBの容器搬送量が均等になるように制御される。
また、搬送容器溜まり量の差が、搬送制御装置10によって所定量を超えたと判断された場合に、搬送制御装置10からの指令によって、前記能力調整コンベヤ4の搬送速度が、前記搬送コンベヤ6A並びに搬送コンベヤ6Bの搬送速度制御と同様に、前記能力搬送コンベヤ7Aと能力搬送コンベヤ7Bの容器搬送量のばらつきを是正する(均等にする)ように制御され、前記容器搬送量のばらつきの是正が効率的になされる。
前記説明では、能力調整コンベヤ4の搬送幅を能力搬送コンベヤ3の搬送幅よりも大きめにした場合について説明したが、能力調整コンベヤ4の搬送幅は能力搬送コンベヤ3の搬送幅と同等として、能力搬送コンベヤ3の前記説明の列数を9列とし、能力調整コンベヤ4の列数を9列、8列、7列に調整するとしてもよいが、本発明の趣旨と同様の内容となるので、重複する説明は省略する。
また、前記説明では、容器分岐ガイド8によって2分岐された容器Pが搬送コンベヤ6Aと搬送コンベヤ6Bに搬送されて、搬送速度を制御可能とした場合を説明したが、前記搬送コンベヤ6Aおよび搬送コンベヤ6Bをそれぞれ能力搬送コンベヤ7Aおよび能力搬送コンベヤ7Bと合体させた能力搬送コンベヤ(A1)および能力搬送コンベヤ(B1)として、該能力搬送コンベヤ(A1)および能力搬送コンベヤ(B1)に設けた搬送容器溜まり量検知センサーによって検知されるそれぞれの搬送容器溜まり量の差が、搬送制御装置10によって所定量を超えたと判断された場合に、搬送制御装置10からの指令によって能力調整コンベヤ4の搬送速度が前記能力搬送コンベヤ(A1)と能力搬送コンベヤ(B1)の容器搬送量のばらつきを是正するように制御されるとしてもよい。
この場合、能力搬送コンベヤ(A1)と能力搬送コンベヤ(B1)の容器搬送量のばらつき是正が収斂するまでの時間が少し長くなるが、前記搬送コンベヤ6Aおよび搬送コンベヤ6Bで行っていた前記説明の能力調整が省略できて簡素な構成の構造および制御となる。
さらに、また、前記説明では、前記搬送コンベヤ6Aおよび搬送コンベヤ6Bをそれぞれ能力搬送コンベヤ7Aおよび能力搬送コンベヤ7Bと合体させた能力搬送コンベヤ(A1)および能力搬送コンベヤ(B1)とした場合を説明したが、前記搬送コンベヤ5Aおよび搬送コンベヤ5Bをそれぞれ前記能力搬送コンベヤ(A1)および能力搬送コンベヤ(B1)と合体させた能力搬送コンベヤ(A2)および能力搬送コンベヤ(B2)として、該能力搬送コンベヤ(A2)および能力搬送コンベヤ(B2)に設けた搬送容器溜まり量検知センサーによって検知されるそれぞれの搬送容器溜まり量の差が、搬送制御装置10によって所定量を超えたと判断された場合に、搬送制御装置10からの指令によって能力調整コンベヤ4の搬送速度が前記能力搬送コンベヤ(A2)と能力搬送コンベヤ(B2)の容器搬送量のばらつきを是正するように制御されるとしてもよく、本発明による趣旨は前記説明と同様であるので、詳細説明は省略する。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について、図6および図7を基に説明する。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係わる容器分岐装置を摸式的に示した平面図である。
図7は、図6の容器分岐装置の容器分岐前後の容器搬送制御を説明する図である。
図6において、先に説明した図1と同じ構造のものは同じ記号を付して、重複する説明は省略する。
図6において、容器分岐装置11は、駆動ユニット14Mによって駆動され、密集状態で容器Pを能力搬送する能力搬送コンベヤ(C14)14(以下、能力搬送コンベヤ(C14)14を能力搬送コンベヤ14とも称する)と、能力搬送コンベヤ14の下流側で前記能力搬送コンベヤ14と直角方向に接続されて、それぞれの搬送幅W15AとW15Bを合せた搬送幅が前記能力搬送コンベヤ14の搬送幅W14よりやや大きめで、それぞれ駆動ユニット15AMおよび駆動ユニット15BMによって駆動される能力調整コンベヤ(15A)15A(以下、能力調整コンベヤ(15A)15Aを能力調整コンベヤ15Aとも称する)および能力調整コンベヤ(15B)15B(以下、能力調整コンベヤ(15B)15Bを能力調整コンベヤ15Bとも称する)と、能力搬送コンベヤ14から前記能力調整コンベヤ15Aおよび能力調整コンベヤ15Bへ容器Pを案内する容器ガイド14G1および14G2と、能力調整コンベヤ15Aと能力調整コンベヤ15Bの境界に分岐先端部8Sを有して容器搬送を2分岐する容器分岐ガイド8と、能力調整コンベヤ15Aと能力調整コンベヤ15Bに接続して前記2分岐された容器を搬送し、それぞれに搬送容器溜まり量を検知する搬送容器溜まり量検知センサー16ASおよび16BSを備え、それぞれ駆動ユニット16AMおよび16BMで駆動される搬送コンベヤ(16A)16A(以下、搬送コンベヤ(16A)16Aを搬送コンベヤ16Aとも称する)および搬送コンベヤ(16B)16B(以下、搬送コンベヤ(16B)16Bを搬送コンベヤ16Bとも称する)とから成り、搬送コンベヤ16Aおよび搬送コンベヤ16Bの下流側に接続して密集状態で容器を後工程へ能力搬送するそれぞれ図示しない駆動ユニットで駆動される能力搬送コンベヤ7Aおよび能力搬送コンベヤ7Bと、前記搬送容器溜まり量検知センサー16ASおよび16BSの検知信号に基づいて能力調整コンベヤ15Aと能力調整コンベヤ15B等の搬送速度制御を行う搬送制御装置20によって主に構成されている。
なお、図示しない充填装置により液体を充填されて上流から矢印Fの方向に搬送される容器Pは、駆動ユニット13Mによって駆動される能力調整コンベ13を経由し、容器ガイド13G1および13G2の案内を介して、能力調整コンベヤ13の下流側で隣接して接続された前記能力搬送コンベヤ14へ送り出されるようになっており、前記能力搬送コンベヤ14上で容器Pを密集状態で能力搬送するように、前記能力調整コンベヤ13が搬送速度調整をされるようになっている。
ここで、前記能力搬送コンベヤ14、能力調整コンベヤ15Aおよび能力調整コンベヤ15Bでの容器Pの搬送状態(密集度)を、先に説明の第1の実施の形態の場合と同様に、説明の便宜上容器Pの搬送列数として表示し、容器Pは能力搬送コンベヤ14上で8列の密集状態で搬送されるとすると、前記容器ガイド14G1および14G2に案内されて、能力調整コンベヤ15Bへは4列で、能力調整コンベヤ15Aへは最大5列で送り込まれる。即ち、能力調整コンベヤ15Aおよび能力調整コンベヤ15Bの搬送幅W15AおよびW15Bは、それぞれ5列と4列になるように構成されていて、能力調整コンベヤ15Aの搬送幅W15Aが能力調整コンベヤ15Bの搬送幅W15Bよりも大きめで、搬送幅W15Aと搬送幅W15Bを合せて能力搬送コンベヤ14の搬送幅W14よりやや大きめになるように構成されている。
なお、前記能力調整コンベヤ15Aおよび能力調整コンベヤ15Bの搬送速度は、容器Pが密集状態でなく、隙間をもって搬送されるように、搬送制御装置20からの指令により制御されている。
また、前記搬送コンベヤ16Aおよび搬送コンベヤ16Bに設けられた搬送容器溜まり量検知センサー16ASおよび16BSの検知信号は、搬送制御装置20へ送り込まれるようになっており、前記能力搬送コンベヤ7Aと能力搬送コンベヤ7Bの容器搬送量の均等バランスが崩れて、例えば前記能力搬送コンベヤ7Aの容器搬送量が能力搬送コンベヤ7Bの容器搬送量よりも多い場合、前記搬送コンベヤ16Aでの搬送容器Pの溜まり量が搬送コンベヤ16Bでの搬送容器Pの溜まり量より多くなっていると検知されて、その差が所定値よりも大きくなると、搬送制御装置20からの指令によって、前記能力調整コンベヤ15Aの搬送速度を能力調整コンベヤ15Bの搬送速度よりも小さくして容器搬送量がより均等になるように調整(能力調整)される構成となっている。
同様に、例えば能力搬送コンベヤ7Aの容器搬送量が能力搬送コンベヤ7Bの容器搬送量よりも少ない場合、前記搬送コンベヤ16Aでの搬送容器Pの溜まり量が搬送コンベヤ16Bでの搬送容器Pの溜まり量より少なくなっていると検知されて、その差が所定値よりも大きくなると、搬送制御装置20からの指令によって、前記能力調整コンベヤ15Aの搬送速度を能力調整コンベヤ15Bの搬送速度よりも大きくして容器搬送量がより均等になるように調整(能力調整)される構成となっている。
前記搬送コンベヤ16Aと搬送コンベヤ16Bの容器搬送量制御を行うに当って、上流の能力調整コンベヤ15Aおよび能力調整コンベヤ15Bは、搬送制御装置20からの指令により、図7に示すように、ラインA(能力搬送コンベヤ7A側)およびラインB(能力搬送コンベヤ7B側)の容器搬送量がほぼ均等である場合には、能力調整コンベヤ15Aを該能力調整コンベヤ15Aの基準搬送速度V15Aで、能力調整コンベヤ15Bを該能力調整コンベヤ15Aの基準搬送速度V15B即ち能力搬送コンベヤ14の能力搬送速度V14とほぼ同じ搬送速度で搬送され、ラインAの容器搬送量がラインBよりも多くなっている場合には、能力調整コンベヤ15Aを基準搬送速度V15A―αで、能力調整コンベヤ15Bを基準搬送速度V15B+αで、ラインAの容器搬送量がラインBよりも少なくなっている場合には、能力調整コンベヤ15Aを基準搬送速度V15A+αで、能力調整コンベヤ15Bを基準搬送速度V15B―αで搬送するようになっている。
次に、本発明の第2の実施の形態に係わる容器分岐装置2の作用を説明する。
能力搬送コンベヤ14によって密集状態で能力搬送される容器Pは、容器ガイド14G1および14G2に案内されて能力調整コンベヤ15Aおよび能力調整コンベヤ15Bへ搬送される際に、容器ガイド14G1側(外回り側)は密の状態で、容器ガイド14G2側(内回り側)は粗の状態になって搬送される。
これに伴って、その搬送幅W15Bが4列である能力調整コンベヤ15B側は密集度が密の状態のまま4列で搬送され、その搬送幅W15Aが5列である能力調整コンベヤ15A側は密集度が粗であるので必ずしも5列とはならず、図6に示すように、4列で搬送される等変化する。
能力調整コンベヤ15Aおよび能力調整コンベヤ15Bへ搬送された容器は、容器分岐ガイド8によって分岐され、それぞれ搬送コンベヤ16Aおよび搬送コンベヤ16Bを経て下流側の能力搬送コンベヤ7Aおよび能力搬送コンベヤ7Bへ搬送されて、能力搬送コンベヤ7Aおよび能力搬送コンベヤ7B上では密集状態で後工程へ能力搬送されていく。
ここで、能力搬送コンベヤ7Aと能力搬送コンベヤ7Bの容器搬送量がほぼ均等に搬送されている状態から、能力搬送コンベヤ7Aと能力搬送コンベヤ7Bの容器搬送量が所定のばらつきを超えて搬送される状態になった場合、即ち、搬送容器溜まり量検知センサー16AS並びに16BSによって検知されるそれぞれの搬送容器溜まり量の差が、搬送制御装置20によって所定量を超えたと判断された場合に、搬送制御装置20からの指令によって、搬送コンベヤ16A並びに搬送コンベヤ16Bの搬送速度が前記能力搬送コンベヤ7Aと能力搬送コンベヤ7Bの容器搬送量のばらつきを是正するように制御される。
即ち、図7に示すように、ラインAの容器搬送量がラインBの容器搬送量よりも少なくなっていて、相対的にラインAの容器搬送量を増やす必要がある場合には、能力調整コンベヤ15Aの搬送速度をV15A+αとし、能力調整コンベヤ15Bの搬送速度をV15B―αとするように調整することによって、ラインAとラインBの容器搬送量が均等になるように制御される。
一方、ラインBの容器搬送量がラインAの容器搬送量よりも少なくなっていて、相対的にラインAの容器搬送量を減らす必要がある場合には、能力調整コンベヤ15Aの搬送速度を15A―αとし、能力調整コンベヤ15Bの搬送速度をV15B+αとするように調整することによって、ラインAとラインBの容器搬送量が均等になるように制御される。
また、ラインAの容器搬送量がラインBの容器搬送量とほぼ均等である場合には、能力調整コンベヤ15Aの搬送速度を該能力調整コンベヤ15Aの基準搬送速度V15Aで、能力調整コンベヤ15Bの搬送速度を該能力調整コンベヤ15Bの基準搬送速度V15B(能力搬送コンベヤ14の能力搬送速度V14とほぼ同じ)で搬送される。
なお、前記能力調整コンベヤ15Aおよび能力調整コンベヤ15B上で容器Pがそれぞれ4列或いは5列および4列で矢印F15AおよびF15Bの方向に搬送され、また、容器Pと容器Pの間が非密集状態で搬送されるので、前記分岐先端部8Sに容器Pが衝突(接触)しても容器Pが凹み等の損傷を受けることはない。
また、前記説明では、容器分岐ガイド8によって2分岐された容器Pが搬送コンベヤ16Aと搬送コンベヤ16Bに搬送されて、搬送速度を制御可能とした場合を説明したが、前記能力調整コンベヤ16Aおよび能力調整コンベヤ16Bをそれぞれ下流側の能力搬送コンベヤ7Aおよび能力搬送コンベヤ7Bと合体させた能力搬送コンベヤ(A3)および能力搬送コンベヤ(B3)として、それぞれの搬送容器溜まり量検知センサーによって検知されるそれぞれの搬送容器溜まり量の差が、搬送制御装置20によって所定量を超えたと判断された場合に、搬送制御装置20からの指令によって能力調整コンベヤ15Aおよび能力調整コンベヤ15Bの搬送速度が前記能力搬送コンベヤ(A3)と能力搬送コンベヤ(B3)の容器搬送量のばらつきを是正するように制御されるとしてもよい。
この場合、能力搬送コンベヤ(A3)と能力搬送コンベヤ(B3)の容器搬送量のばらつき是正が収斂するまでの時間が少し長くなるが、前記搬送コンベヤ16Aおよび搬送コンベヤ16Bで行っていた前記説明の能力調整が省略できて簡素な構成の構造および制御となる。
1、2 容器分岐装置
3 能力搬送コンベヤ(C3)
4 能力調整コンベヤ(C4)
4G1、4G2 容器ガイド
5A 搬送コンベヤ(5A)
5B 搬送コンベヤ(5B)
6A 搬送コンベヤ(6A)
6B 搬送コンベヤ(6B)
6AS、6BS 搬送容器溜まり量検知センサー
7A、7B (下流側の)能力搬送コンベヤ
8 分岐ガイド
10 搬送制御装置
14 能力搬送コンベヤ(C14)
14G1、14G2 容器ガイド
15A 能力調整コンベヤ(15A)
15B 能力調整コンベヤ(15B)
16A 搬送コンベヤ(16A)
16B 搬送コンベヤ(16B)
16AS、16BS 搬送容器溜まり量検知センサー
20 搬送制御装置

Claims (9)

  1. 密集状態で容器を能力搬送する能力搬送コンベヤ(C3)と、前記能力搬送コンベヤ(C3)の下流側に接続して搬送速度制御により容器搬送の密集度を適宜に変化させることが可能でその搬送幅が前記能力搬送コンベヤ(C3)と同等或いは大きめの能力調整コンベヤ(C4)と、各コンベヤの搬送速度制御を行う搬送制御装置と、前記能力調整コンベヤ(C4)の下流側で直角方向に接続し、それぞれの搬送幅を合せた並列配置の搬送幅が前記能力調整コンベヤ(C4)と同等或いは大きめで、前記能力調整コンベヤ(C4)から直角方向の容器搬送通路に備えた適宜の湾曲を有する内回り用および外回り用容器ガイドまでそれぞれ内回りおよび外回りで案内されて搬送されてくる容器を受ける幅広の搬送コンベヤ(5A)および幅狭の搬送コンベヤ(5B)と、前記幅広の搬送コンベヤ(5A)と前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)の境界に分岐先端部を有して容器搬送を2分岐する容器分岐ガイドと、前記幅広の搬送コンベヤ(5A)および前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)のそれぞれに接続して前記2分岐された容器を搬送するそれぞれに搬送容器溜まり量検知センサーを備えた下流側の第一下流搬送コンベヤ(6A)および第二下流搬送コンベヤ(6B)とから成り、前記第一下流搬送コンベヤ(6A)および第二下流搬送コンベヤ(6B)の下流側に接続して密集状態で容器を後工程へ能力搬送する能力搬送コンベヤ(7A)および能力搬送コンベヤ(7B)での容器搬送量が均等になるように、前記搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて前記搬送制御装置により前記能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御を行うように構成したことを特徴とする容器分岐装置。
  2. 請求項1に記載する容器分岐装置において、前記幅広の搬送コンベヤ(5A)および前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)での容器搬送を密集状態でなく、隙間を持たせた状態の搬送とするように前記搬送制御装置を構成したことを特徴とする容器分岐装置。
  3. 請求項1または2に記載する容器分岐装置において、前記能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御に加えて、前記第一下流搬送コンベヤ(6A)および第二下流搬送コンベヤ(6B)の搬送速度制御を行うように前記搬送制御装置を構成したことを特徴とする容器分岐装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載する容器分岐装置において、前記第一下流搬送コンベヤ(6A)と前記能力搬送コンベヤ(7A)を一体に、および、前記第二下流搬送コンベヤ(6B)と前記能力搬送コンベヤ(7B)を一体にし、それぞれ能力搬送コンベヤ(A1)および能力搬送コンベヤ(B1)として、該能力搬送コンベヤ(A1)および能力搬送コンベヤ(B1)での容器搬送量が均等になるように、該能力搬送コンベヤ(A1)および能力搬送コンベヤ(B1)にそれぞれ設けた搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて前記搬送制御装置により前記能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御を行うように構成したことを特徴とする容器分岐装置。
  5. 請求項4に記載する容器分岐装置において、前記幅広の搬送コンベヤ(5A)と前記能力搬送コンベヤ(A1)を一体に、および、前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)と前記能力搬送コンベヤ(B1)を一体にし、それぞれ能力搬送コンベヤ(A2)および能力搬送コンベヤ(B2)として、該能力搬送コンベヤ(A2)および能力搬送コンベヤ(B2)での容器搬送量が均等になるように、該能力搬送コンベヤ(A2)および能力搬送コンベヤ(B2)にそれぞれ設けた搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて前記搬送制御装置により前記能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御を行うように構成したことを特徴とする容器分岐装置。
  6. 密集状態で容器を能力搬送する能力搬送コンベヤ(C14)と、前記能力搬送コンベヤ(C14)の下流側で直角方向に接続し、それぞれの搬送幅を合せた並列配置の搬送幅が前記能力搬送コンベヤ(C14)より大きめで、それぞれに搬送速度制御され、前記能力搬送コンベヤ(C14)から直角方向の容器搬送通路に備えた適宜の湾曲を有する内回り用および外回り用容器ガイドまでそれぞれ内回りおよび外回りで案内されて搬送されてくる容器を受ける幅広の能力調整コンベヤ(15A)および幅狭の能力調整コンベヤ(15B)と、各コンベヤの搬送速度制御を行う搬送制御装置と、前記幅広の能力調整コンベヤ(15A)と前記幅狭の能力調整コンベヤ(15B)の境界に分岐先端部を有して容器搬送を2分岐する容器分岐ガイドと、前記幅広の能力調整コンベヤ(15A)と前記幅狭の能力調整コンベヤ(15B)のそれぞれに接続して前記2分岐された容器を搬送するそれぞれに搬送容器溜まり量検知センサーを備えた下流側の第一下流搬送コンベヤ(16A)および第二下流搬送コンベヤ(16B)とから成り、前記第一下流搬送コンベヤ(16A)および第二下流搬送コンベヤ(16B)の下流側に接続して密集状態で容器を後工程へ能力搬送する能力搬送コンベヤ(7A)および能力搬送コンベヤ(7B)での容器搬送量が均等になるように、前記搬送容器溜まり量検知センサーが検出したそれぞれの搬送容器溜まり量の差が所定値よりも大きくなると、前記搬送制御装置により前記それぞれの幅広の能力調整コンベヤ(15A)と幅狭の能力調整コンベヤ(15B)の搬送速度制御を行うように構成したことを特徴とする容器分岐装置。
  7. 請求項6に記載する容器分岐装置において、前記第一下流搬送コンベヤ(16A)と前記能力搬送コンベヤ(7A)を一体に、および、前記第二下流搬送コンベヤ(16B)と前記能力搬送コンベヤ(7B)を一体にし、それぞれ能力搬送コンベヤ(A3)および能力搬送コンベヤ(B3)として、該能力搬送コンベヤ(A3)および能力搬送コンベヤ(B3)での容器搬送量が均等になるように、該能力搬送コンベヤ(A3)および能力搬送コンベヤ(B3)にそれぞれ設けた搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて前記搬送制御装置により前記それぞれの幅広の能力調整コンベヤ(15A)と幅狭の能力調整コンベヤ(15B)の搬送速度制御を行うように構成したことを特徴とする容器分岐装置。
  8. 上流の能力搬送コンベヤ(C3)により密集状態で能力搬送されてくる容器を、下流側に接続したその搬送幅が前記能力搬送コンベヤ(C3)と同等或いは大きめの能力調整コンベヤ(C4)に搬送して、前記能力調整コンベヤ(C4)の下流側で直角方向に接続し、それぞれの搬送幅を合せた並列配置の搬送幅が前記能力調整コンベヤ(C4)と同等或いは大きめで、前記能力調整コンベヤ(C4)から直角方向の容器搬送通路に備えた適宜の湾曲を有する内回り用および外回り用容器ガイドにそれぞれ内回りおよび外回りで案内されて搬送されてくる容器を受ける幅広の搬送コンベヤ(5A)および幅狭の搬送コンベヤ(5B)へ前記容器を搬送する際に、前記能力調整コンベヤ(C4)で搬送制御装置からの指令により搬送速度制御をすることによって容器搬送の密集度を適宜変化させ、該搬送速度制御による搬送容器の密集度に応じ、容器搬送経路の外回り側の容器搬送の密集度が一定の密の状態で、前記容器搬送経路の内回り側の容器搬送の密集度に粗密の変化が生じることによって、容器搬送量が前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)側は一定前記幅広の搬送コンベヤ(5A)側は粗密の変化を生じさせて、前記幅広の搬送コンベヤ(5A)と前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)の境界に分岐先端部を有した容器分岐ガイドによって前記能力調整コンベヤ(C4)側からの密集度を変化させた状態の搬送容器を2分岐し、該2分岐に対応して前記幅広の搬送コンベヤ(5A)と前記幅狭の搬送コンベヤ(5B)の下流側にそれぞれ接続した第一下流搬送コンベヤ(6A)および第二下流搬送コンベヤ(6B)へ搬送させ、前記第一下流搬送コンベヤ(6A)および第二下流搬送コンベヤ(6B)にそれぞれ設けた搬送容器溜まり量検知センサーの検知信号に基づいて前記能力調整コンベヤ(C4)の搬送速度制御を行うことにより、前記第一下流搬送コンベヤ(6A)および第二下流搬送コンベヤ(6B)の下流側に接続した密集状態で容器を能力搬送する能力搬送コンベヤ(7A)および能力搬送コンベヤ(7B)での容器搬送量が均等になるように制御することを特徴とする容器分岐方法。
  9. 上流の能力搬送コンベヤ(C14)により密集状態で搬送されてくる容器を、下流側で直角方向に接続してそれぞれの搬送幅を合せた並列配置の搬送幅が前記能力搬送コンベヤ(C14)より大きめで、前記能力搬送コンベヤ(C14)から直角方向の容器搬送通路に備えた適宜の湾曲を有する内回り用および外回り用容器ガイドまでそれぞれ内回りおよび外回りで案内されて幅広の搬送コンベヤ(15A)および幅狭の搬送コンベヤ(15B)へ搬送する際に、前記外回り側の容器搬送の密集度が一定の密の状態で、前記内回り側の容器搬送の密集度が一定の粗の状態で搬送させて、次いで、前記幅広の能力調整コンベヤ(15A)と前記幅狭の能力調整コンベヤ(15B)の境界に分岐先端部を有した容器分岐ガイドによって前記能力搬送コンベヤ(C14)側からの搬送容器を2分岐し、該2分岐に対応して前記幅広の能力調整コンベヤ(15A)と前記幅狭の能力調整コンベヤ(15B)の下流側にそれぞれ接続した第一下流搬送コンベヤ(16A)および第二下流搬送コンベヤ(16B)へ搬送させて、前記第一下流搬送コンベヤ(16A)および第二下流搬送コンベヤ(16B)に設けた搬送容器溜まり量検知センサーが検出したそれぞれの搬送容器溜まり量の差が所定値よりも大きくなると、前記幅広の能力調整コンベヤ(15A)と前記幅狭の能力調整コンベヤ(15B)の搬送速度制御をすることにより、前記第一下流搬送コンベヤ(16A)および第二下流搬送コンベヤ(16B)の下流側に接続した密集状態で容器を能力搬送する能力搬送コンベヤ(17A)および能力搬送コンベヤ(17B)での容器搬送量が均等になるように搬送制御するようにしたことを特徴とする容器分岐方法。
JP2013227021A 2013-10-31 2013-10-31 容器分岐装置および方法 Active JP6202437B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013227021A JP6202437B2 (ja) 2013-10-31 2013-10-31 容器分岐装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013227021A JP6202437B2 (ja) 2013-10-31 2013-10-31 容器分岐装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015086052A JP2015086052A (ja) 2015-05-07
JP6202437B2 true JP6202437B2 (ja) 2017-09-27

Family

ID=53049246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013227021A Active JP6202437B2 (ja) 2013-10-31 2013-10-31 容器分岐装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6202437B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047726U (ja) * 1983-09-05 1985-04-04 渋谷工業株式会社 容器の分岐装置
US4895245A (en) * 1988-07-06 1990-01-23 Standard-Knapp, Inc. Round container orienting system
US5167319A (en) * 1991-08-21 1992-12-01 Mcmackin Jr Paul J Direction changing conveyor
JP4220063B2 (ja) * 1999-04-22 2009-02-04 北海製罐株式会社 搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015086052A (ja) 2015-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8689965B2 (en) System for rotating a number of packages
US10144595B2 (en) Buffer device
US9708089B2 (en) Separation system and method for a packaging facility
US8905222B2 (en) Method for picker line and packaging plant
JP5819618B2 (ja) ワーク移載システム
US11787641B2 (en) Method and device for distributing and/or grouping containers
CN104417775A (zh) 蛋的搬运装置及移载方法
EP3656709B1 (en) Flow control in a system for production of packaged food products
US10427887B2 (en) Belt buffer
CN104670873A (zh) 运送装置的储存部以及用于临时储存物品的方法
CA2952375C (en) Conveying and distributing apparatus for slaughtered fish
JP6202437B2 (ja) 容器分岐装置および方法
JP4199974B2 (ja) 分離搬送装置
JP2016179894A (ja) コンベヤシステムの制御方法
JP2007084313A (ja) 搬送物合流及び整列装置
JP2007186288A (ja) 減列型製品供給装置
JPH0324496Y2 (ja)
JP2016179896A (ja) コンベヤシステムの制御方法及びコンベヤシステム
JP2016179895A (ja) コンベヤシステムの制御方法
JP5606037B2 (ja) 多列式コンベヤを有する装置およびその制御方法
CN205526530U (zh) 一种单列储瓶输送设备
JP2018135182A (ja) 容器搬送装置
JP4725370B2 (ja) 容器の分岐装置
RU2745901C2 (ru) Разделительная система и соответствующая упаковочная установка
JP2019142602A (ja) 容器搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20160219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170206

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6202437

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350