JP6201884B2 - 乗物用テーブル - Google Patents

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本発明は、乗物用テーブルに関する。詳しくは、乗物用シートの着座者に供される乗物用テーブルに関する。
従来、乗物用シートにおいて、物載せとなるテーブルが展開・収納可能に設けられた技術が知られている(特許文献1)。上記テーブルは、着座者の前部に展開された使用位置の状態から、これを前方外側に押し退けて退避移動させることができるようになっている。
特開平3−50037号公報
しかし、上記従来技術では、テーブルを退避移動させた後、再び使用状態に戻すためにテーブルを手動で戻さなければならないため、操作が面倒である。本発明は、上述した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、テーブルを使用位置から退避位置へ移動させられるようにしても、使用位置へ簡便に戻せるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の乗物用テーブルは次の手段をとる。
第1の発明は、乗物用テーブルであって、物載せとなるテーブル本体と、テーブル本体をベースに対して動かせる状態に連結するテーブル移動装置と、を有する。テーブル移動装置は、テーブル本体を物載せとして使用可能な水平姿勢とした状態で着座者の前部に位置させた使用位置と使用位置から前方外側に退避移動させた退避位置との間で旋回させられるようにする旋回機構と、テーブル本体を使用位置に向けて附勢する附勢構造と、を有する。テーブル本体は、上記附勢構造の附勢力に抗して退避位置へ押し回されても、その力が解放されることにより、附勢構造の附勢力によって使用位置に戻されるようになっている。
この第1の発明によれば、テーブル本体は、旋回機構により使用位置から退避位置へ移動させられるようになっていても、附勢構造の附勢力によって使用位置に保持されやすくなる。したがって、テーブル本体を使用位置に安定させやすくすることができる。また、テーブル本体を上記使用位置から退避位置へ押し回しても、テーブル本体が附勢構造の附勢力によって自然と使用位置に戻されるため、テーブル本体を戻すための操作を不要とすることができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。旋回機構は、テーブル本体を使用位置から退避位置へ退避させる移動により、テーブル本体の高さ位置を上げるようになっている。
この第2の発明によれば、テーブル本体を退避移動させた時にアームレスト等の障害物と干渉させにくくすることができる。また、テーブル本体の高さが上げられることで、乗物用シートの座面からの高さスペースも広げられるため、乗員のシートに対する離着席をより簡便にすることができる。
第3の発明は、上述した第2の発明において、次の構成とされているものである。旋回機構は、テーブル本体の退避移動によりテーブル本体を支える支持部がテーブル本体を水平姿勢に保ったまま高さ方向に傾斜したガイド部の案内形状に沿ってスライドして、テーブル本体の高さ位置を上げる構成となっている。
この第3の発明によれば、テーブル本体を物載せとして機能させられる水平姿勢の状態に保ったまま、使用位置と前斜め上方外側の退避位置との間で移動させることができる。
実施例1のテーブルが使用位置に展開された状態を示す斜視図である。 同正面図である。 同平面図である。 テーブルの収納状態を示す斜視図である。 同正面図である。 同側面図である。 テーブルが収納位置から上方側に引き上げられた状態を示す斜視図である。 同正面図である。 テーブルが斜めの展開位置まで倒し込まれた状態を示す斜視図である。 同正面図である。 テーブルが上記斜めの展開位置から使用位置に倒し込まれた状態を示す斜視図である。 同正面図である。 図3のXIII-XIII線断面図である。 テーブルを前方外側へ押し出した状態を示す平面図である。 同正面図である。 旋回機構の模式図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のテーブル10の構成について、図1〜図16を用いて説明する。本実施例のテーブル10は、図1〜図6に示すように、自動車のシート1に展開・収納可能に備えられた構成となっている。ここで、上記シート1は、着座者の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を有し、シートクッション3の左右両側部に上方側に立壁上に延びる支持台4を備えた構成となっている。上記各支持台4は、その上面部がアームレスト5となっており、着座者が肘掛けとして利用することができるようになっている。
上述したテーブル10は、物載せとなるテーブル本体11と、テーブル本体11を上述したシート1の左側部に設けられた支持台4に対して動かせる状態に連結するテーブル移動装置10Mと、を備えた構成となっている。ここで、上記シート1の左側部に設けられた支持台4が本発明の「ベース」に相当する。具体的には、上述したテーブル移動装置10Mは、テーブル本体11を、支持台4の内部に収納した収納位置(図4〜図6に示す位置)と、着座者の前部に水平姿勢の状態に展開させた使用位置(図1〜図3に示す位置)と、の間で移動させることができるようになっている。ここで、上述したテーブル本体11を収納するシート1の左側部に設けられた支持台4の上面部のアームレスト5は、テーブル本体11の展開収納時に外側に開けられて支持台4の内部空間を上方側に開口させた状態とできるように、支持台4の上面部に開閉可能にヒンジ連結された状態となっている。
上述したテーブル移動装置10Mは、図1〜図3に示すように、テーブル本体11を支持台4に対して支持する支持アーム12と、テーブル本体11を使用位置に展開させた状態から前方外側に押し回して退避移動させられるようにする旋回機構13と、支持アーム12を支持台4に対して高さ方向にスライドさせられる状態に連結するスライダ14と、を有する。上述したスライダ14は、図4〜図6及び図7〜図8に示すように、支持台4の内部に設けられたガイドレール4Aに対して高さ方向にのみ移動可能となるように組み付けられた状態とされている。
具体的には、上述したスライダ14は、その前後に立板状に張り出す各嵌合部14Aが、支持台4内部のスライダ14の前後位置に設けられた高さ方向に延びる各ガイドレール4Aのレール溝4A1内にそれぞれ嵌め込まれていることにより、各レール溝4A1の形状に沿って高さ方向にのみ移動可能となるようにガイドされて組み付けられた状態とされている。上記スライダ14は、図7〜図8に示すように、上述した各レール溝4A1内をスライドする各嵌合部14Aが、各レール溝4A1の上端面に当たることで、その上方側へのスライドが係止されるようになっている。
支持アーム12は、テーブル本体11より前後方向の板幅の狭い平板状の部材によって構成されており、その下端部が上述したスライダ14の上部に対して、シート前後方向に軸方向を向ける回転軸12Aにより回転可能に連結された状態とされている。これにより、支持アーム12は、図4〜図6及び図7〜図8に示すように、上述したスライダ14上に対して、真っ直ぐ上方側に起立して支持台4に対して高さ方向に出し入れ可能な状態となったり、図9〜図10に示すように、回転軸12Aを中心にシート内側に倒されて支持台4からシート内側に張り出した状態となったりすることができる構成とされている。
上述した支持アーム12は、詳しくは、図7〜図8に示すように、上述したスライダ14が支持台4の内部において上方側への移動が係止される位置まで移動されることにより、図9〜図10に示すように、支持台4のシート内側部に形成された開口部4Bからシート内側に張り出す形で倒し込むことができるようになっている。上記支持アーム12は、スライダ14が上記より低い位置までしか引き上げられていない状態では、上記のような倒し込みを行おうとしても、支持台4の内部側壁4Cに当たってしまい、倒し込みが行えないようになっている。
上記支持アーム12は、上記図9〜図10に示した状態まで倒し込まれることにより、その根元側となる下端部のシート内側面部に突出形成されたストッパ片12Cが支持台4の内部側壁4Cの上面部に形成されたストッパ面4C1に当たり、その傾倒が図示の傾斜位置に係止されるようになっている。上述したストッパ片12Cは、上述した支持台4の内部側壁4Cの上面部に形成されたストッパ面4C1に対して、高さ方向に真っ直ぐに面を当接させるようになっている。上記面当接によって、上述した支持アーム12に連結されたスライダ14の下方側への移動が係止された状態に留められると共に、テーブル本体11から支持アーム12にかけられる負荷が受け止められるようになっている。
テーブル本体11は、図1〜図3に示すように、平板状の部材によって構成されており、その裏面側の中間部に、上述した支持アーム12の上端部がシート前後方向に軸方向を向ける回転軸12Bによって回転可能に連結された状態とされている。これにより、テーブル本体11は、上述した支持アーム12に対して回転軸12Bを中心に首振り運動することができる状態とされている。具体的には、上述したテーブル本体11は、図9〜図10に示すように、上述した支持アーム12が支持台4の内部から引き出されてシート内側に斜めに倒し込まれた状態において、支持アーム12の上に形状を重ねた斜めの傾斜位置と、図11〜図12に示すように、上記傾斜位置から水平角度まで落とし込まれた使用位置と、の間で支持アーム12に対して首振り運動により起倒回転させられるようになっている。
上述したテーブル本体11は、図9〜図10に示すように、上述した支持アーム12の上に形状を重ねた傾斜位置の状態で、図7〜図8に示すように、支持アーム12と共にスライダ14の上部に真っ直ぐ上方側に起立した状態に畳まれたり、図4〜図6に示すように、支持アーム12と共に支持台4の内部に落とし込まれて収納されたりするようになっている。また、上記テーブル本体11は、上記支持台4の内部に収納された状態から、アームレスト5を外側に開いて、その内部に露呈するテーブル本体11を上方側へ引き上げることにより、図7〜図8に示すように、支持アーム12と共にスライダ14を上方側へスライドさせながら支持台4の上部に引き出されるようになっている。そして、テーブル本体11は、上記支持台4の上部に引き出された後に、支持アーム12と共にスライダ14に対してシート内側に倒し込むように回転させることにより、図9〜図10に示すように、支持アーム12と共にシート内側に斜め上がりに傾斜した姿勢状態に展開されるようになっている。
そして、上記テーブル本体11は、上記斜めの角度姿勢に展開されることにより、自重によって支持アーム12との回転軸12Bを中心に水平角度まで落とし込まれて係止された状態となる(図11〜図12)。ここで、上記テーブル本体11と支持アーム12とを連結する回転軸12Bは、テーブル本体11の横幅方向(回転半径方向)の中央部よりシート外側寄りの位置に設定されている。このように設定されていることにより、テーブル本体11は、上記支持アーム12と共に図9〜図10に示す斜めの角度姿勢まで展開されることにより、自重によって自然と水平姿勢の使用位置まで落とし込まれるようになっている。また、上記設定により、テーブル本体11は、上記水平姿勢の使用位置に落とし込まれた状態においても、その自重作用により、上述した傾斜位置へ跳ね上げられにくい状態に保たれやすい構成とされている。
上述したテーブル本体11は、上記水平姿勢の使用位置の状態まで落とし込まれることにより、支持アーム12の先端部に形成された係止部12Dが後述するテーブル本体11の底部に設けられた旋回機構13の固定板13Bの底部に当たって、その落とし込み方向の回転が係止されるようになっている。
上述したテーブル本体11は、上述した図1〜図3に示した水平姿勢の使用位置に展開された状態において、着座者がテーブル本体11を前方側へ押圧することにより、図14に示すように、その支持アーム12との連結部の近傍箇所に設定された旋回機構13の作動によってシート外側前方へ押し回されるようになっている。この旋回回転により、テーブル本体11は、着座者がシート1から離着席する際に邪魔とならない退避位置に押し退けられた状態となる。具体的には、テーブル本体11は、上記旋回機構13の作動により、着座者の前部の使用位置から同テーブル本体11を支える支持台4の上部に形状を重ねる位置まで押し動かされるようになっている。
このとき、テーブル本体11は、図15に示すように、その使用位置から退避位置までの旋回移動に伴って、高さ位置を上げながら移動していくようになっている。これにより、テーブル本体11は、上記支持台4の上部にあるアームレスト5と干渉することのない状態に退避されていくようになっている。また、上記テーブル本体11は、上記退避位置へ押し退けられる力が取り除かれることにより、上記旋回機構13に設定された後述する附勢構造により、自然と元の使用位置まで戻されていくようになっている。
このような構成となっていることにより、テーブル本体11は、着座者がテーブル本体11を前方外側へ押し退けてシート1から離席することにより、自然と上記退避位置からシート1の設置領域内である使用位置まで戻されて、シート1の外部領域に形状を張り出させない状態とされるようになっている。また、テーブル本体11は、乗員がシート1に着席するためにテーブル本体11を使用位置から退避位置まで移動させてシート1に着席した場合にも、自然と元の使用位置まで戻されて、使用可能な状態とされるようになっている。
上記旋回機構13の具体的な構成について説明すると、旋回機構13は、テーブル本体11の底部箇所に設けられており、テーブル本体11を支持アーム12の上端部に対して旋回可能に連結した構成となっている。具体的には、旋回機構13は、テーブル本体11の底部に固定された可動板13Aと、支持アーム12の上端部に上述した回転軸12Bにより連結された固定板13Bと、これら固定板13Bと可動板13Aとの間に掛着されたバネ13Cと、を有する。ここで、可動板13Aが本発明の「支持部」に相当し、固定板13Bが本発明の「ガイド部」に相当する。
上述した可動板13Aは、固定板13B上に高さ方向に円筒状に張り出して形成された円筒部13B1に嵌め込まれて、円筒部13B1を軸に旋回方向に回転することができるように設けられた状態とされている。詳しくは、図13及び図16に示すように、上記可動板13Aと固定板13Bとは、上述した円筒部13B1に嵌め込まれた可動板13Aの孔の内周部に設けられたスライドピン13A1が、固定板13Bの円筒部13B1の外周部に形成された、高さ方向に螺旋状に延びるガイド溝13B2内に嵌め込まれた状態として、スライドピン13A1がガイド溝13B2の形状に沿ってスライドするように組み付けられた状態とされている。上記可動板13Aの固定板13Bに対する可動範囲は、上記スライドピン13A1がガイド溝13B2の形状に沿ってスライドすることができる可動範囲内として規制されている。この規制構造により、可動板13Aは、固定板13Bに対して、テーブル本体11を使用位置と退避位置との間で移動させる範囲でのみ回転するようになっている。
このような構造とされていることにより、可動板13Aは、固定板13Bに対して使用位置から退避位置まで旋回方向に回転する動きに伴って、スライドピン13A1がガイド溝13B2の形状に沿ってスライドし、ガイド溝13B2の形状によって上方側に持ち上げられるようになっている。上述したスライドピン13A1とガイド溝13B2とのスライドガイド構造は、円周方向の2箇所の位置に設定されている。上記スライドガイド構造により、可動板13Aは、固定板13Bに対して高さ方向の角度を一定状態に保ったまま旋回方向と高さ方向とに動かされるようになっており、テーブル本体11を水平姿勢の状態に保ったまま使用位置と退避位置との間で移動させられるようになっている。
また、上述した可動板13Aと固定板13Bとの間には、これらの外周部間にバネ13C(引張バネ)が掛着されている。このバネ13Cの附勢力により、可動板13Aは、固定板13Bに対して、常時、退避位置から使用位置に向かって戻される方向の附勢力を受けた状態とされており、退避操作される前の常時は使用位置に保持された状態とされている。そして、上記バネ13Cの附勢力によって、テーブル本体11は、上記使用位置から退避位置に押し退けられた力が取り除かれることによって、退避位置から使用位置に戻されるようになっている。なお、テーブル本体11は、上記スライドピン13A1をスライドガイドするガイド溝13B2が螺旋状に傾斜した形状となっていることにより、上記バネ13Cの附勢力が働かなくても、重力作用によって退避位置から使用位置に自然と戻されるようになっている。しかし、バネ13Cが設定されていることにより、上記テーブル本体11を使用位置に適切に戻すことができるようになっている。ここで、上記スライドピン13A1をスライドガイドするガイド溝13B2とバネ13Cが、それぞれ、本発明の「附勢構造」に相当する。
以上をまとめると、本実施例のテーブル10は次のような構成となっている。すなわち、本実施例のテーブル10は、物載せとなるテーブル本体11と、テーブル本体11をベース(支持台4)に対して動かせる状態に連結するテーブル移動装置10Mと、を有する。テーブル移動装置10Mは、テーブル本体11を物載せとして使用可能な水平姿勢とした状態で着座者の前部に位置させた使用位置と使用位置から前方外側に退避移動させた退避位置との間で旋回させられるようにする旋回機構13と、テーブル本体11を使用位置に向けて附勢する附勢構造(ガイド溝13B2及びバネ13C)と、を有する。テーブル本体11は、上記附勢構造(ガイド溝13B2及びバネ13C)の附勢力に抗して退避位置へ押し回されても、その力が解放されることにより、附勢構造(ガイド溝13B2及びバネ13C)の附勢力によって使用位置に戻されるようになっている。
このような構成となっていることにより、テーブル本体11は、旋回機構13により使用位置から退避位置へ移動させられるようになっていても、附勢構造(ガイド溝13B2及びバネ13C)の附勢力によって使用位置に保持されやすくなる。したがって、テーブル本体11を使用位置に安定させやすくすることができる。また、テーブル本体11を上記使用位置から退避位置へ押し回しても、テーブル本体11が附勢構造(ガイド溝13B2及びバネ13C)の附勢力によって自然と使用位置に戻されるため、テーブル本体11を戻すための操作を不要とすることができる。
また、旋回機構13は、テーブル本体11を使用位置から退避位置へ退避させる移動により、テーブル本体11の高さ位置を上げるようになっている。このような構成となっていることにより、テーブル本体11を退避移動させた時にアームレスト5等の障害物と干渉させにくくすることができる。また、テーブル本体11の高さが上げられることで、シート1の座面からの高さスペースも広げられるため、乗員のシート1に対する離着席をより簡便にすることができる。
また、旋回機構13は、テーブル本体11の退避移動によりテーブル本体11を支える支持部(可動板13A)がテーブル本体11を水平姿勢に保ったまま高さ方向に傾斜したガイド部(固定板13B)の案内形状(ガイド溝13B2)に沿ってスライドして、テーブル本体11の高さ位置を上げる構成となっている。このような構成となっていることにより、テーブル本体11を物載せとして機能させられる水平姿勢の状態に保ったまま、使用位置と前斜め上方外側の退避位置との間で移動させることができる。
1 シート
2 シートバック
3 シートクッション
4 支持台(ベース)
4A ガイドレール
4A1 レール溝
4B 開口部
4C 内部側壁
4C1 ストッパ面
5 アームレスト
10 テーブル
10M テーブル移動装置
11 テーブル本体
12 支持アーム
12A 回転軸
12B 回転軸
12C ストッパ片
12D 係止部
13 旋回機構
13A 可動板(支持部)
13A1 スライドピン
13B 固定板(ガイド部)
13B1 円筒部
13B2 ガイド溝(附勢構造)
13C バネ(附勢構造)
14 スライダ
14A 嵌合部

Claims (2)

  1. 乗物用テーブルであって、
    物載せとなるテーブル本体と、
    該テーブル本体を乗物用シートのシートクッションの側部から立ち上がるベースに対して動かせる状態に連結するテーブル移動装置と、を有し、
    前記テーブル移動装置は、
    前記テーブル本体を物載せとして使用可能な水平姿勢とした状態で前記ベースと高さ方向の配置が重なる内側領域の着座者の前部に位置させた使用位置と該使用位置から前方外側かつ高さ位置を上げる形に退避移動させて前記ベースの上部に位置させた退避位置との間で旋回させられるようにする旋回機構と、
    前記テーブル本体を前記使用位置に向けて附勢する附勢構造と、を有し、
    前記テーブル本体は、前記附勢構造の附勢力に抗して前記退避位置へ押し回されても、その力が解放されることにより前記附勢構造の附勢力によって前記使用位置に戻されるようになっていることを特徴とする乗物用テーブル。
  2. 請求項1に記載の乗物用テーブルにおいて、
    前記旋回機構は、前記テーブル本体の退避移動により前記テーブル本体を支える支持部が前記テーブル本体を水平姿勢に保ったまま高さ方向に傾斜したガイド部の案内形状に沿ってスライドして前記テーブル本体の高さ位置を上げる構成となっていることを特徴とする乗物用テーブル。
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