JP6198794B2 - ブラシ清掃装置 - Google Patents
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Description
又、回転ブラシのブラシ毛と小物との接触時間が短い為、小物の付着物の剥離・清掃が不充分な場合があった。
1) メダル・コイン又は厚みが薄い偏平な物品である小物を搬送する搬送路の途中に、少なくとも一方のリターンローラが強制駆動される二つのリターンローラ間に無端ベルトを張架し、同無端ベルトの外側面にブラシ毛を多数植生して構成された2つのブラシベルトコンベヤを対置するとともに、各ブラシベルトコンベヤの対向した外側面に植毛したブラシの間に小物の搬送路を形成し、前記対向した無端ベルトに植生したブラシの間を通過する小物の表面及び裏面にブラシ毛が接触してブラシ毛の毛先で小物の表面に付着したゴミ・汚れ及びその他の付着物を剥離して小物を清掃するブラシ清掃装置において、前記ブラシにより小物表面から剥離された剥離物を空気とともに吸引して捕捉して除去する空気吸引式剥離物回収装置を設け、対向する一対のブラシベルトコンベヤのブラシのブラシ毛の先端を定期的又は非定期的にブラシ研磨体に接触させてブラシ毛の先端を研磨してこの先端にエッジを回復させるブラシ研磨装置を設け、ブラシ毛の先端をブラシ研磨体によって研磨することでブラシ先端のエッジを回復して付着物の剥離力を高く且つ長時間維持できることを特徴とする、ブラシ清掃装置
2) 前記ブラシ研磨装置は、対向した一対の各ブラシベルトコンベヤのブラシの外側に同ブラシの植生巾以上の巾寸法の研磨層を表面に有する平板状のブラシ研磨体を配置し、同ブラシ研磨体をブラシベルトコンベヤのブラシと接触できるように接離方向に動く構造とした、前記1)記載のブラシ清掃装置
3) ブラシ研磨装置が、ブラシ研磨体をブラシベルトコンベヤのブラシに対し離反又は近接させるように付勢するスプリングと、ブラシ研磨体を同ブラシに対しスプリングの付勢方向と逆方向に動かす電磁ソレノイドとを備え、電磁ソレノイドの通電のON・OFF制御でブラシ研磨体を前記ブラシと接離できるようにした、前記1)又は2)記載のブラシ清掃装置
4) 前記1)〜3)いずれか記載のブラシ清掃装置において、小物の搬送路となる途中位置の装置ケーシングに直方体形状の空所を設け、同空所の直方体形状と略同じ外形状の箱体を別体で設けるとともに、同箱体が装置ケーシングの前記空所に外から脱着可能に嵌合係止できるように箱体受部材を装置ケーシング側に設け、同箱体は装置ケーシング内の搬送路に絡がる小物の導入口と小物の送出口とを箱体側面に有し、同導入口と同送出口を結ぶ小物の箱体内搬送路が箱体内に形成され、しかも同箱体内搬送路に沿って上下対のブラシベルトコンベヤを箱体壁に支持するとともに、各ブラシベルトコンベヤの外側で箱体内にブラシ毛研磨装置を上下それぞれ配置し、上下対となるブラシベルトコンベヤのリターンローラの回転軸を箱体壁面から突出した位置に平ギアを軸着し且つ上下対となるリターンローラの回転軸の前記平ギアとは互に噛合して反対方向に回転させる構造とした箱体装置を別体に備え、又装置ケーシングの空所に嵌合係止した状態の箱体装置の前記回転軸に軸着した平ギアと噛合する駆動平ギアを装置ケーシング側に固設し、同駆動平ギアを装置ケーシングに固定のモータで駆動できるようにし、又箱体装置内のブラシ研磨装置に用いる電源コードのコネクタを装置ケーシング側の供給電源コードのコネクターと接続可能とした、ブラシ清掃装置
5) リターンローラの各回転軸に軸着した平ギアの中央側寄りとなる回転軸位置にベアリングを装着し、箱体の対向する左右側壁それぞれに上下対のリターンローラの前記ベアリング部分を上から挿入して搬送方向及び左右方向に拘束できる縦溝を複数本設けるとともに、箱体の左右壁の縦溝に上下対の2個のリターンローラのベアリングを挿入して下方のベアリングは縦溝の溝底で受け、上方のベアリングは下方のベアリングの上に載せ、上下対向のブラシベルトのブラシの毛先部分に箱体内搬送路が位置するように溝底の高さを調整し、箱体の内部の下部に下側となる回転ブラシを研磨する前記ブラシ研磨装置を取付け、箱体の天井面となる蓋体を箱体に取り外し自在に設け、同蓋体は前記縦溝に挿入された上下2個のベアリングを上方から押えるベアリング押え片を有し、しかも挿入される上側の回転ブラシのブラシ毛を研磨する上方の前記ブラシ研磨装置を蓋体側に取付けた、前記4)記載のブラシ清掃装置
6) 前記1)〜5)いずれか記載のブラシ清掃装置の小物の前記搬送路の上流側に、回転盤上面の外周領域にブラシ毛を上方向に植毛し、その上方に固定したブラシ毛を下方向に植毛し、回転盤の上面の中央領域の上方に使用済み小物の小物投入口を設け、回転盤の上面の中央領域を同小物投入口から投入される小物の受面とし、落下した小物を回転盤の中央領域で受けて前記回転盤の下側ブラシ毛と固定の上側ブラシ毛との間の方向に前記回転盤の回転の遠心力でもって移動させて小物を上下のブラシ毛間を通過させて1次的に清掃して前記搬送路へ送り出す構造の回転盤式1次小物清掃装置を設け、同回転盤式1次小物清掃装置で小物を1次的に清掃したものを前記ブラシ清掃装置の搬送路へ送り込んで、同ブラシ清掃装置の対向した前記ブラシベルトコンベヤと空気吸引式剥離物回収装置とブラシ研磨装置とで2次清掃する、ブラシ清掃装置
7) 小物が遊技店の遊技機で使用されるメダルである、前記1)〜5)いずれか記載のブラシ清掃装置
8) 小物が遊技店の遊技機で使用されるメダルである、前記6)記載のブラシ清掃装置
にある。
又、ブラシ研磨体を周回運動しているブラシと接離する運動は、スプリング力・ソレノイド等の電磁吸着力を利用する運動、又は回転カム板で定期的に行うこともできる。その動作機構は種々あるが、実施例の如くスプリングと電磁ソレノイドを使用するのが制御・構造とも簡単で好ましい。
以下、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。図1〜8に示す実施例1のブラシ清掃装置G1は請求項(8,6,3,2,1)引用に係る発明の実施例であって、回転盤式1次小物清掃装置10でメダルを1次清掃し、その後本発明の請求項(3,2,1)引用の構成のブラシ清掃装置の要部構造G0で2次清掃する装置例である。
ブラシ清掃装置G 1 の要部構造G0は上下対向のブラシベルトコンベヤ2,3を水平の搬送路1に沿って上下に配置し、フィルター袋76を使用した吸引式剥離物回収装置7を設け、又ブラシ研磨装置8のブラシ研磨体として、復路のブラシと全面的に接触する平板状ブラシ研磨板81を使用している。同ブラシ研磨板81はブラシベルトコンベヤ2,3の上下に配置し、圧縮スプリング85によるブラシ近接方向に動かす付勢力と、ONでブラシ研磨板81に固着した磁性板(鉄片)87に磁力を作用させて離反方向に動かす電磁ソレノイド86の電磁吸着力とをON・OFF通電制御で制御している。ON通電でブラシベルトコンベヤ2,3から15秒だけブラシ研磨板81を遠ざけ、その後5秒間だけOFFしてブラシ研磨板81を圧縮スプリング85でブラシベルトコンベヤ2,3に近づけ、ブラシ毛23,33と接触して、同ブラシ毛23,33の毛先を研磨する。併せて、同ブラシ毛に付着したゴミ・汚れ・破片を同ブラシ毛から分離し、空気中に剥離物として飛散させる。そして、メダルmの第1次清掃装置として、公知でよく使用されている水平な回転盤11上面の外周領域に植生したブラシ毛12の植毛帯と、その上方の固定のブラシ毛14との間を、メダルが回転盤11の回転力による遠心力で通過する際上下のブラシ毛間でメダルを清掃・研磨する回転盤式1次小物清掃装置10を設け、その1次清掃したメダルmを前記ブラシ清掃装置G 1 の要部構造G0の上下対向のブラシベルトコンベヤ2,3のブラシ間のメダル搬送路に沿って送り出す例であり、メダルmは遊技店の遊技機に使用するメダルである。
G1は実施例1のブラシ清掃装置で、1次清掃する回転盤式1次小物清掃装置10と、2次清掃する本発明ブラシ清掃装置の要部構造G0とからなっている。符号1〜9はブラシ清掃装置G 1 の要部構造G 0 であり、1はメダルの搬送路、2,3はブラシベルトコンベヤ、21,31はブラシベルトコンベヤ2,3の無端ベルト、22,32は同無端ベルトの一対のリターンローラ、221,321は各ブラシベルトコンベヤ2,3の往路と復路の間に介在させたベルト抑えを兼ねた中間ローラ、222,322はリターンローラ22,32の延長部分である回転軸、23,33は無端ベルト21,31の外側ベルト面に多数植毛したブラシ毛、24,34はリターンローラ22,32の回転軸に軸着した平ギアで、上下のリターンローラ22,32の各平ギア24,34は互に噛合していてリターンローラ22,32は互に逆方向に回転する。35はリターンローラ32の回転軸322に軸着したベルト車、36はブラシベルトコンベヤ2,3の駆動用モータ、37は同駆動モータの出力軸に軸着したベルト車、39は搬送路1の終端の排出シュートである。
ブラシベルトコンベヤ2,3の回動機構は図3に示している。モータ36の出力軸に取付けたベルト車37とリターンローラ32に取付けたベルト車35とを伝動ベルト38で伝動し、上下のブラシベルトコンベヤ2,3はその無端ベルト21,31のリターンローラ22,32に軸支した平ギア24,34の噛合で、上下一対のブラシベルトコンベヤ2,3は互に反対方向に周回させている。
実施例1のブラシ清掃装置G1では、使用されたメダルmは回転盤式1次小物清掃装置10のメダル投入口131からランダムに投入される。投入されたメダルmは回転盤11の中央領域のメダル受面111で受けられる。回転盤11はモータ15で高速回転していて回転盤11のメダル受面111及びその外周領域に置かれたメダルmは回転による遠心力が作用し、メダルmは半径方向に(螺旋的軌跡でもって)加速されて、回転盤11のブラシ毛12と固定フレーム132のブラシ毛14とのブラシ毛間を通過して又環状ケーシング部133の内面に拘束されて、ブラシ毛12,14によってブラッシングを受けて一次的に清掃され、適当なタイミングでメダル送出口16からメダルを搬送路1へ送り出す。
この回転盤式1次小物清掃装置10によってメダルmは1次的にかなり清掃される。
この上下のブラシベルトコンベヤ2,3のブラシ毛23,33は搬送路1に沿って長くなることで充分に2次清掃を行う。
これによって、ブラシ毛23,33の毛先の付着物の除去とエッジの回復によってブラシ毛の剥離力を高く維持できる。
図9に示す実施例2のブラシ清掃装置G 2 は、図1〜8に示す実施例1の要部構造G 0 においてブラシベルトコンベヤ2,3の中間ローラ221,321で無端ベルトの中央位置においてブラシ毛23,33をメダルmに押圧することに代え、板状の抑え板5でもって行わせる例としたものである。他の構造・作用効果は図1〜8に示す実施例G1と略同様である。又、符号も共通としている。
図10〜19に示す実施例3のブラシ清掃装置G3は、前記実施例G1において上下対のブラシベルトコンベヤ2,3及び上下にあるブラシ研磨装置8を一つの箱体18内に装置した別体の箱体装置19とし、この箱体装置19をブラシ清掃装置の装置ケーシング13の小物の搬送路途中の空所17に脱着自在に嵌合することで前記実施例1と同じ構造にでき、又嵌合によってブラシベルトコンベヤ2,3の動力も装置ケーシング側に固定的に設けたモータ動力がブラシベルトコンベヤ側に伝動できるようにし、又ブラシ研磨装置8も電源がコネクタで接続することで作動できるようにした例である。又、実施例1同様に空気吸引式の剥離物回収装置7及び回転盤式1次小物清掃装置10を設けた例である。
図10〜19中、符号17は装置ケーシング13に設けた空所、18は箱体、181は箱体18の搬送路上流側となる前壁に設けた導入口、182は箱体18の後壁に設けた送出口、183は導入口181と送出口182を結ぶ箱体内搬送路、184は箱体の左右側壁に設けた縦溝、185は欠番、186はブラシベルトコンベヤ2,3のリターンローラ22,32の左右端の延長部分の回転軸222,322に軸着したベアリング、187は箱体18の天井面を閉鎖する蓋体、1828は同蓋体の外周下方に取付けたベアリング押え片、19は箱体18に上下のブラシ研磨装置8,ブラシベルトコンベヤ2,3,平ギア24,34,ベアリング186等を装置したカセット式の箱体装置、20は装置ケーシング13側に立設された平ギアスタンド21に取付けられた駆動平ギアであって、箱体装置19を空所17に嵌合した状態で、リターンローラ22,32に軸着した下方側の平ギア34と噛合するようになる位置に同駆動平ギアは設けられている。189はブラシ研磨装置8の電源線のコネクタ、25はブラシ研磨装置8への装置ケーシング13に設けた供給電源コードの接続コネクタである。他の構成で実施例1のものと同じものに対しては、実施例1と共通の符号を使用している。
又、箱体18の前後壁は側面の隅に配置された前記スペーサ1821間に面板1824を配置して、前記隅のスペーサ1821にネジで固定されて形成されている。この面板1824に搬送路の小物を通過させる水平スリット状の導入口181,送出口182が開口されている。又、送出口182の下に水平な空気吸引用スリット1826が開口されている。更に側面板1820,面板1824及びスペーサ1821,ベアリング受部材1823とネジ止めしている底板1827を設けている。
この蓋体187は箱体の上部の筒ナット1830にボルト1829で連結される。
ベアリング186は上記側面板1820とスペーサ1821とベアリング受部材1823と蓋体187のベアリング押え片1828によって拘束されて固定状態となる。
一方、箱体18内の上下のブラシ研磨装置8は接続コネクタ189,25の接続連結によって、電源が電源装置26から給電して、そのブラシ研磨板81を上下作動させ、ブラシベルトコンベヤ2,3のブラシ毛23,33を研磨する。
この駆動平ギア20の回転は、これと噛合する箱体装置19の平ギア24,34を介してブラシベルトコンベヤのリターンローラ22,32を回転させる。箱体装置19内の上下のブラシ研磨装置8は装置ケーシング13に設けた電源コードのコネクタ25と箱体装置側の電源線のコードのコネクター189を電気的にコネクター接続すれば、ブラシ研磨装置8は装置ケーシング13側にある制御回路(図示せず)によって制御される。ブラシベルトコンベヤのブラシ毛をブラシ研磨板81で15秒周期で1〜5秒の間隔でブラシ研磨できるようになっている。
又、この実施例3ではリターンローラ22,32のベアリング186は箱体18の縦溝184に落し込んで蓋体187のベアリング押え片1828で押え、その後蓋体187をボルト1829で箱体18と脱着自在に固定するものであるので、ブラシベルトコンベヤ2,3のみの取り外し・挿入がきわめて迅速且つ容易である。
G1 実施例1のブラシ清掃装置
G2 実施例2のブラシ清掃装置
G3 実施例3のブラシ清掃装置
m 小物であるメダル
1 搬送路
2,3 ブラシベルトコンベヤ
21,31 無端ベルト
22,32 リターンローラ
221,321 中間ローラ
222,322 リターンローラの回転軸
23,33 ブラシ毛
231,331 エッジ
232,332 エッジの付着ゴミ・汚れ
233,333 丸味
24,34 平ギア
35 ベルト車
36 モータ
37 ベルト車
38 伝動ベルト
39 排出シュート
5 抑え板
7 剥離物回収装置
71 空気吸引口
72 回収装置本体
73 排気口
74 空気路
75 ファン
76 フィルター袋
8 ブラシ研磨装置
81 ブラシ研磨板(ブラシ研磨体)
812 研磨層
82 上下案内ピン
83 固定フレーム
84 欠番
85 圧縮スプリング
86 電磁ソレノイド
87 磁性板(鉄片)
10 回転盤式1次小物清掃装置
11 回転盤
111 メダル受面
112 回転軸
12 ブラシ毛
13 装置ケーシング
131 投入口
132 固定フレーム
133 環状ケーシング部
14 ブラシ毛
15 モータ
151 伝動ベルト
16 メダル送出口
17 空所
171 箱体受部材
18 箱体
181 導入口
182 送出口
183 箱体内搬送路
184 縦溝
185 欠番
186 ベアリング
187 蓋体
189 ブラシ研磨装置の電源コードのコネクタ
1820 側面板
1821 スペーサ
1822 縦スリット
1823 ベアリング受部材
1824 面板
1825 小物中間受部材
1826 スリット
1827 底板
1828 ベアリング押え片
1829 ボルト
1830 筒ナット
19 箱体装置
20 駆動平ギア
21 平ギアスタンド
22 モータ
23 ベルト車
24 伝動ベルト
25 接続コネクタ
26 電源装置
Claims (8)
- メダル・コイン又は厚みが薄い偏平な物品である小物を搬送する搬送路の途中に、少なくとも一方のリターンローラが強制駆動される二つのリターンローラ間に無端ベルトを張架し、同無端ベルトの外側面にブラシ毛を多数植生して構成された2つのブラシベルトコンベヤを対置するとともに、各ブラシベルトコンベヤの対向した外側面に植毛したブラシの間に小物の搬送路を形成し、前記対向した無端ベルトに植生したブラシの間を通過する小物の表面及び裏面にブラシ毛が接触してブラシ毛の毛先で小物の表面に付着したゴミ・汚れ及びその他の付着物を剥離して小物を清掃するブラシ清掃装置において、前記ブラシにより小物表面から剥離された剥離物を空気とともに吸引して捕捉して除去する空気吸引式剥離物回収装置を設け、対向する一対のブラシベルトコンベヤのブラシのブラシ毛の先端を定期的又は非定期的にブラシ研磨体に接触させてブラシ毛の先端を研磨してこの先端にエッジを回復させるブラシ研磨装置を設け、ブラシ毛の先端をブラシ研磨体によって研磨することでブラシ先端のエッジを回復して付着物の剥離力を高く且つ長時間維持できることを特徴とする、ブラシ清掃装置。
- 前記ブラシ研磨装置は、対向した一対の各ブラシベルトコンベヤのブラシの外側に同ブラシの植生巾以上の巾寸法の研磨層を表面に有する平板状のブラシ研磨体を配置し、同ブラシ研磨体をブラシベルトコンベヤのブラシと接触できるように接離方向に動く構造とした、請求項1記載のブラシ清掃装置。
- ブラシ研磨装置が、ブラシ研磨体をブラシベルトコンベヤのブラシに対し離反又は近接させるように付勢するスプリングと、ブラシ研磨体を同ブラシに対しスプリングの付勢方向と逆方向に動かす電磁ソレノイドとを備え、電磁ソレノイドの通電のON・OFF制御でブラシ研磨体を前記ブラシと接離できるようにした、請求項1又は2記載のブラシ清掃装置。
- 請求項1〜3いずれか記載のブラシ清掃装置において、小物の搬送路となる途中位置の装置ケーシングに直方体形状の空所を設け、同空所の直方体形状と略同じ外形状の箱体を別体で設けるとともに、同箱体が装置ケーシングの前記空所に外から脱着可能に嵌合係止できるように箱体受部材を装置ケーシング側に設け、同箱体は装置ケーシング内の搬送路に絡がる小物の導入口と小物の送出口とを箱体側面に有し、同導入口と同送出口を結ぶ小物の箱体内搬送路が箱体内に形成され、しかも同箱体内搬送路に沿って上下対のブラシベルトコンベヤを箱体壁に支持するとともに、各ブラシベルトコンベヤの外側で箱体内にブラシ毛研磨装置を上下それぞれ配置し、上下対となるブラシベルトコンベヤのリターンローラの回転軸を箱体壁面から突出した位置に平ギアを軸着し且つ上下対となるリターンローラの回転軸の前記平ギアとは互に噛合して反対方向に回転させる構造とした箱体装置を別体に備え、又装置ケーシングの空所に嵌合係止した状態の箱体装置の前記回転軸に軸着した平ギアと噛合する駆動平ギアを装置ケーシング側に固設し、同駆動平ギアを装置ケーシングに固定のモータで駆動できるようにし、又箱体装置内のブラシ研磨装置に用いる電源コードのコネクタを装置ケーシング側の供給電源コードのコネクターと接続可能とした、ブラシ清掃装置。
- リターンローラの各回転軸に軸着した平ギアの中央側寄りとなる回転軸位置にベアリングを装着し、箱体の対向する左右側壁それぞれに上下対のリターンローラの前記ベアリング部分を上から挿入して搬送方向及び左右方向に拘束できる縦溝を複数本設けるとともに、箱体の左右壁の縦溝に上下対の2個のリターンローラのベアリングを挿入して下方のベアリングは縦溝の溝底で受け、上方のベアリングは下方のベアリングの上に載せ、上下対向のブラシベルトのブラシの毛先部分に箱体内搬送路が位置するように溝底の高さを調整し、箱体の内部の下部に下側となる回転ブラシを研磨する前記ブラシ研磨装置を取付け、箱体の天井面となる蓋体を箱体に取り外し自在に設け、同蓋体は前記縦溝に挿入された上下2個のベアリングを上方から押えるベアリング押え片を有し、しかも挿入される上側の回転ブラシのブラシ毛を研磨する上方の前記ブラシ研磨装置を蓋体側に取付けた、請求項4記載のブラシ清掃装置。
- 請求項1〜5いずれか記載のブラシ清掃装置の小物の前記搬送路の上流側に、回転盤上面の外周領域にブラシ毛を上方向に植毛し、その上方に固定したブラシ毛を下方向に植毛し、回転盤の上面の中央領域の上方に使用済み小物の小物投入口を設け、回転盤の上面の中央領域を同小物投入口から投入される小物の受面とし、落下した小物を回転盤の中央領域で受けて前記回転盤の下側ブラシ毛と固定の上側ブラシ毛との間の方向に前記回転盤の回転の遠心力でもって移動させて小物を上下のブラシ毛間を通過させて1次的に清掃して前記搬送路へ送り出す構造の回転盤式1次小物清掃装置を設け、同回転盤式1次小物清掃装置で小物を1次的に清掃したものを前記ブラシ清掃装置の搬送路へ送り込んで、同ブラシ清掃装置の対向した前記ブラシベルトコンベヤと空気吸引式剥離物回収装置とブラシ研磨装置とで2次清掃する、ブラシ清掃装置。
- 小物が遊技店の遊技機で使用されるメダルである、請求項1〜5いずれか記載のブラシ清掃装置。
- 小物が遊技店の遊技機で使用されるメダルである、請求項6記載のブラシ清掃装置。
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