JP6197466B2 - ハイブリッドシステム、ハイブリッド車両、及びハイブリッドシステムの動力伝達方法 - Google Patents

ハイブリッドシステム、ハイブリッド車両、及びハイブリッドシステムの動力伝達方法 Download PDF

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Description

本発明は、ハイブリッドシステム、ハイブリッド車両、及びハイブリッドシステムの動力伝達方法に関し、より詳細には、そのハイブリッドシステムに用いられる動力伝達部に過大な張力が発生することを回避して、システム全体の信頼性を向上することができるハイブリッドシステム、ハイブリッド車両、及びハイブリッドシステムの動力伝達方法に関する。
ハイブリッド車両に搭載されているエンジン(内燃機関)と電動発電機(M/G)とを有するハイブリッドシステムには、エンジンのクランク軸と電動発電機との間の動力の伝達機構として、二つのプーリーにベルト(動力伝達部材)を懸架して構成した動力伝達機構を用いたものがある。
この機構で、エンジンと電動発電機との間で動力を伝達する際に、動力伝達部材に過大な張力が発生する場合がある。
これに関して、エンジンの始動時には、一方向クラッチの非結合動作を固定係止することにより、動力伝達手段を介して電動発電機の回転駆動力をエンジンのクランク軸に伝達してエンジンを始動し、エンジンの始動後は、一方向クラッチの非結合動作の固定係止が解除され、クランク軸の回転数減少時には一方向クラッチが非結合状態に切り換わり、電動発電機の回転駆動力がベルトを介してクランク軸へ伝達されるのを遮断する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、ベルトにより動力を伝達するハイブリッドシステムにおいて、動力伝達部材に過大な張力が発生する状況は、エンジンの回転速度の変動やトルクの変動が大きい、エンジンの始動時である。よって、上記の装置では、動力伝達部材の張力変動を完全に抑制することは難しく、システム全体の信頼性が低い。
特開2008−101586号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その課題は、動力伝達機構の動力伝達部材に過大な張力が発生する前に、動力伝達部材に過大な張力が発生する可能性があることを予測して、その過大な張力の発生を回避して、システム全体の信頼性を向上することができるハイブリッドシステム、ハイブリッド車両、及びハイブリッドシステムの動力伝達方法を提供することである。
上記の課題を解決するための本発明のハイブリッドシステムは、内燃機関と電動発電機を有し、該内燃機関のクランク軸に直結して動力伝達機構を設け、該動力伝達機構に前記電動発電機を連結すると共に、前記クランク軸と前記電動発電機との間に動力断接装置を設けて構成されるハイブリッドシステムにおいて、前記動力伝達機構が、前記クランク軸から、前記電動発電機にとの間に懸架される動力伝達部材を有して構成されると共に、前
記動力断接装置により前記クランク軸と前記電動発電機との間の断接を制御する断接手段と、前記動力断接装置により前記クランク軸と前記電動発電機との間が接続されている場合に、前記動力伝達機構に伝達されるトルクに基づいて、前記動力伝達部材に予め定めた規定張力以上の張力が発生する可能性があるか否かを予測する過大張力予測手段とを有する制御装置とを設け、前記制御装置が、前記動力断接装置により前記クランク軸と前記電動発電機との間が接続されている場合に、前記過大張力予測手段を実施して、前記動力伝達部材に前記規定張力以上の張力が発生する可能性があると予測したときに、前記断接手段を実施して、前記動力断接装置により前記クランク軸と前記電動発電機との間を切断するように構成される。
この構成によれば、内燃機関と電動発電機のどちらかの回転速度の変動又はトルクの変動によって動力伝達部に過大な張力が発生する前に、動力伝達機構の動力伝達部材に過大な張力が発生する可能性があるか否かを予測することができる。そして、過大な張力が発生する可能性があると予測した場合に、動力断接装置によって、内燃機関のクランク軸と電動発電機の連結を切断することで、過大な張力の発生を回避する。これにより、内燃機関の始動時を含む様々な運転状況に関わらずに、過大な張力を回避して、その過大な張力を原因とする動力伝達部材の変形などを防止することができる。
また、上記のハイブリッドシステムにおいて、前記制御装置が、前記電動発電機から前記動力伝達機構を介して前記内燃機関に始動トルクを与えて、前記内燃機関を始動する始動手段を有し、前記過大張力予測手段を、前記始動手段が実施されて、前記内燃機関が始動する場合に、前記内燃機関が始動可能回転数に到達するまでの間で、前記電動発電機から前記内燃機関に与えられる付与トルクと、前記内燃機関の始動に必要な目標トルクとのトルク差が、予め定めた過大張力発生値以上になると、前記動力伝達部材に前記規定張力以上の張力が発生する可能性があると予測する手段とするように構成されることが望ましい。
この構成によれば、始動直後の内燃機関の回転速度の変動が非常に大きいことに起因して動力伝達部材に過大な張力が発生する前に、動力伝達部材に過大な張力が発生する可能性があることを、電動発電機から内燃機関に与えられる付与トルクと内燃機関の始動に必要な目標トルクとのトルク差が過大張力発生値以上になることで予測して、動力伝達部材にその過大な張力が発生することを回避することができる。これにより、回転速度の変動やトルクの変動の大きい内燃機関の始動時に、動力伝達機構の動力伝達部材に発生する過大な張力を回避することができるので、ハイブリッドシステム全体の信頼性を確保することができる。
加えて、上記のハイブリッドシステムにおいて、前記動力伝達機構が無段変速機構で構成され、前記過大張力予測手段を、前記電動発電機の力行トルクと前記無段変速機構の変速比とから前記付与トルクを算出する手段とするように構成されると、過大張力予測手段で用いられる付与トルクを容易に算出することができる。
さらに、上記のハイブリッドシステムにおいて、前記電動発電機の回転数が予め定めた高効率回転領域に限定されるように、前記動力伝達機構が無段変速機構で構成されると、内燃機関と電動発電機の回転数比を連続的に変更できるレシオ可変機構として、CVT等の無段変速機構を用いて、内燃機関のクランク軸の動力を電動発電機に伝達するので、内燃機関のクランク軸の回転数の変動に依存することなく、電動発電機の回転軸の回転数を電動発電機の発電又は駆動に適した回転数に制御することができる。
そのため、電動発電機における回転数の使用回転域が限定されることにより、電気的特性の効率が高い状態で電動発電機を常時使用することが可能となり、発電時及び電動駆動
時のエネルギー効率を高めることができる。
また、電動発電機側において、過大な回転数で使用できるように信頼性を確保するために必要とされる過剰な構成の軸受け構造及び高強度の構造体を採用する必要が無くなり、その結果、電動発電機の小型化及び軽量化を図ることができ、従って、ハイブリッドシステム及びハイブリッド車両の小型化及び軽量化を図ることができる。
そして、上記の課題を解決するための本発明のハイブリッド車両は、上記のハイブリッドシステムを搭載して構成される。この構成によれば、信頼性の高いハイブリッドシステムを搭載したハイブリッド車両を提供することができる。
そして、上記の課題を解決するための本発明のハイブリッドシステムの動力伝達方法は、内燃機関と電動発電機を有するハイブリッドシステムの動力伝達方法において、動力断接装置により前記内燃機関のクランク軸と前記電動発電機との間を接続し、前記クランク軸に直結した動力伝達機構を介して、前記クランク軸と前記電動発電機との間の動力伝達を行う場合に、前記動力伝達機構に伝達されるトルクに基づいて、前記クランク軸と前記電動発電機との間に懸架される動力伝達部材に予め定めた規定張力以上の張力が発生する可能性があると予測したときに、前記動力断接装置で前記クランク軸と前記電動発電機との間の動力伝達を切ることを特徴とする方法である。
また、上記のハイブリッドシステムの動力伝達方法において、前記電動発電機から前記内燃機関に始動トルクを与えて、前記内燃機関を始動する場合に、前記内燃機関が始動可能回転数に到達するまでの間で、前記電動発電機から前記内燃機関に与えられる付与トルクと、前記内燃機関の始動に必要な目標トルクとのトルク差が、予め定めた過大張力発生値以上になると、前記動力伝達部材に前記規定張力以上の張力が発生する可能性があると予測することが望ましい。
本発明によれば、内燃機関と電動発電機のどちらかの回転速度の変動又はトルクの変動によって動力伝達部材に過大な張力が発生する前に、動力伝達機構の動力伝達部材に過大な張力が発生する可能性があるか否かを予測することができ、過大な張力が発生する可能性があると予測した場合に、動力断接装置によって、内燃機関のクランク軸と電動発電機の間を切断することで、過大な張力の発生を回避することができる。
これにより、内燃機関の始動時を含む様々な運転状況に関わらずに、過大な張力の発生を回避して、システム全体の信頼性を向上することができる。
本発明に係る第1の実施の形態のハイブリッドシステム及びハイブリッド車両の構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態のハイブリッドシステムの動力伝達方法を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施の形態のハイブリッドシステム、ハイブリッド車両、及びハイブリッドシステムの動力伝達方法について説明する。
図1に示すように、この実施の形態のハイブリッドシステム2は、エンジン(内燃機関)10と電動発電機(M/G)21を有するハイブリッドシステムである。なお、ここでは、このハイブリッドシステム2はハイブリッド車両(HEV:以下車両とする)1に搭載されているものとして説明するが、必ずしも、車両に搭載されるものに限定されない。
図1の例に示すように、ハイブリッドシステム2のエンジン10は、エンジン本体(ENG)11と排気通路12とターボ過給器13と、排気通路12に設けられた排気ガス浄化装置(後処理装置)14を備えている。この排気ガス浄化装置14により、エンジン10から排出される排気ガス中のNOx(窒素酸化物)、PM(微粒子状物質)等を浄化処理している。この浄化処理された排気ガスは、マフラー(図示しない)等を経由して大気中に放出される。
このエンジン10のクランク軸15に直結して動力伝達機構としてCVT(無段変速機構:レシオ可変機構)16を設け、このCVT16に電動発電機21を連結する。つまり、エンジン10のクランク軸15にCVT16の第1プーリー16aを設けると共に、電動発電機21にCVT16の第2プーリー16bを設けて構成し、第1プーリー16aと第2プーリー16bを介してクランク軸15と電動発電機21との間の動力伝達を行うように構成する。
この第1プーリー16aと第2プーリー16bとの間には無端状のベルト又はチェーン(動力伝達部材)16cが掛けられており、クランク軸15から第1プーリー16aと動力伝達部材16cと第2プーリー16bを経由して電動発電機21に、また逆に、電動発電機21から第2プーリー16bと動力伝達部材16cと第1プーリー16aを経由してクランク軸15に、動力が伝達される。
このCVT16では、2個一組の第1プーリー16aと第2プーリー16bにV字形状の動力伝達部材16cをかけ、個々のプーリー16a、16bの幅を変えることにより、プーリー16a、16bと動力伝達部材16cの接する位置を変えるようにしており、動力伝達部材16cの接する位置の直径が内側になれば小さくなり、逆に外側なれば大きくなるように構成されている。そして、電子制御による油圧又は電動機構(図示しない)で2個のプーリー16a、16bの幅の拡縮が互いに逆になるように変化させる制御をすることにより、動力伝達部材16cをたるませることなく、変速を連続的に行うことができる。
このCVT16を、エンジン10において、クランク軸15の一方に変速機31が接続されており、クランク軸15の他方にCVT16が接続されているように構成すると、CVT16が、エンジン10に関して、変速機31とは反対側のクランク軸15に設けられていることになる。これにより、エンジン10と変速機31の間にCVT16を設ける必要がなくなる。そのため、ハイブリッドシステムを考慮していない、既存のエンジンと変速機との組み合わせ(パワートレイン)に対しても、電動発電機を容易に設けることができ、ハイブリッドシステムを搭載できるパワートレインの種類を拡大することが容易にできる。
なお、この場合、従来技術では、エンジンに関して、変速機とは反対側には、クランク軸から駆動力を得ている冷却ファンや冷却水ポンプや潤滑油ポンプ等の補機が配置されているので、これらの補機は電動化して、クランク軸から直接駆動力を得ることなく、電動発電機で発電した電力で駆動されるようにすることが好ましい。これにより、補機類のレイアウトに関して自由性が増し、更には状況に応じて補機による負荷損失のないエンジン出力を駆動力に活用できるというメリットが生じる。
また、クランク軸15と第1プーリー16aとの間に、クランク軸15と電動発電機21との間の動力の伝達を断接するクランク軸用クラッチ17を設けて構成する。
このクランク軸用クラッチ17はハイブリッドシステム用制御装置41により制御される。このクランク軸用クラッチ17は、エンジン10のクランク軸15の動力で電動発電機21を発電する場合や電動発電機21の駆動力でエンジン10の駆動力をアシストする場合には、接状態にして、クランク軸15と電動発電機21の間での動力の伝達を行う。
尚、エンジン10の搭載方式によっては、エンジン本体11から車輪35までの動力の伝達経路は異なってもよい。
一方、電動発電機21での発電が不要な場合にはクランク軸用クラッチ17を断状態にして、エンジン10と電動発電機21間の動力伝達を切る。これにより、エンジン10のクランク軸15に電動発電機21側及びCVT16側のフリクションが加わることを回避することができるので、燃費を向上することができる。
そして、電力システム20の一部である電動発電機21は、発電機として、エンジン10の駆動力を受けて発電をしたり、又は、車両1のブレーキ力等の回生力発生による回生発電をしたり、モータとして駆動して、その駆動力をエンジン10のクランク軸15に伝達して、エンジン10の駆動力をアシストしたりする。
なお、発電して得た電力は、配線22を経由してインバータ(INV)23で変換して第1バッテリ(充電器:B1)24Aに充電される。また、電動発電機21を駆動するときは、第1バッテリ24Aに充電された電力をインバータ23で変換して電動発電機21に供給する。
図1の構成では、更に、DC−DCコンバータ(CON)25と第2バッテリ(B2)24Bを第1バッテリ24Aに直列に設けて、第1バッテリ24Aの、例えば、一般的な12Vや24V以上の高い電圧の電力を、DC−DCコンバータ25で、例えば、12Vに電圧降下させて、第2バッテリ24Bに充電して、この第2バッテリ24Bから補機の冷却ファン26A、冷却水ポンプ26B、潤滑油ポンプ26C等に電力を供給するように構成している。
このハイブリッドシステム2を搭載したハイブリッド車両(以下車両)1においては、エンジン10の動力は、動力伝達システム30の変速機(トランスミッション)31に伝達され、更に、変速機31より推進軸(プロペラシャフト)32を介して作動装置(デファレンシャルギア)33に伝達され、作動装置33より駆動軸(ドライブシャフト)34を介して車輪35に伝達される。これにより、エンジン10の動力が車輪35に伝達され、車両1が走行する。
一方、電動発電機21の動力に関しては、第1バッテリ24Aに充電された電力がインバータ23を介して電動発電機21に供給され、この電力により電動発電機21が駆動され動力を発生する。この電動発電機21の動力は、CVT16を介してクランク軸15に伝達されて、エンジン10の動力伝達経路を伝達して、車輪35に伝達される。
これにより、電動発電機21の動力がエンジン10の動力と共に車輪35に伝達され、車両1が走行する。なお、回生時には、逆の経路で、車輪35の回生力、又はエンジン10の回生力が電動発電機21に伝達されて、電動発電機21で発電が可能となる。
また、ハイブリッドシステム用制御装置41が設けられ、エンジン10の回転数Neや負荷Q等の運転状態や電動発電機21の回転数Nm等の運転状態や第1バッテリ24A、第2バッテリ24Bの充電量(SOC)の状態をモニターしながら、CVT16や電動発電機21、インバータ23、DC−DCコンバータ25等を制御する。このハイブリッド
システム用制御装置41は、通常は、エンジン10や車両1を制御する全体制御装置40に組み込まれて構成される。この全体制御装置40は、エンジン10の制御では、シリンダ内燃焼やターボ過給器13や排気ガス浄化装置14や補機の冷却ファン26A、冷却水ポンプ26B、潤滑油ポンプ26Cなどを制御している。
そして、この実施の形態のハイブリッドシステム2は、特に、エンジン10の回転速度の変動やトルクの変動の大きい始動時に、CVT16に発生する過大な張力を回避するために、ハイブリッドシステム用制御装置41が、始動手段M1と断接手段M2と過大張力予測手段M3を有して構成される。
始動手段M1は、電動発電機21からCVT16を経由してエンジン10に始動トルクを与えて、エンジン10を始動する手段である。この始動手段M1は、クランキング開始と同時に、あるいはクランキング開始前に、CVT16のプーリー比を、エンジン10側が高回転、且つ低トルクになるように、第1プーリー16aのプーリー径を最大に、及び第2プーリー16bのプーリー径を最小にするように構成されることが望ましい。これにより、誘導モータや同期モータで構成される電動発電機21で、エンジン10を始動するために必要な始動トルクを得ることができる。
断接手段M2は、クランク軸用クラッチ17を接状態及び断状態にする手段である。この断接手段M2を実施することで、クランク軸用クラッチ17を接状態にして、エンジン10と電動発電機21との間を接続し、一方、クランク軸用クラッチ17を断状態にして、エンジン10と電動発電機21間を切断する。
過大張力予測手段M3は、クランク軸用クラッチ17が接続されている場合に、第1プーリー16aと第2プーリー16bに伝達されるトルクに基づいて、動力伝達部材16cに予め定めた規定張力T以上の張力が発生する可能性があるか否かを予測する手段である。
詳しくは、始動手段M1が実施されて、エンジン10が始動する場合に、エンジン10が始動可能回転数Ne0に到達するまでの間で、電動発電機21からエンジン10に与えられる付与トルクTm’と、エンジン10の始動に必要な目標トルクTe’とのトルク差ΔTが、予め定めた過大張力発生値T’以上になると、動力伝達部材16cに規定張力T以上の過大な張力が発生する可能性があると予測する手段である。
この規定張力Tは、動力伝達部材16cの材質などにより変わる定数であり、予め実験などにより動力伝達部材16cが変形しない範囲の最大張力として求められる。
この過大張力予測手段M3が行う予測方法の一例を説明する。まず、全体制御装置40に記憶されているエンジン回転数Neとエンジン10の出力トルクTeに基づいたエンジン制御マップなどを参照してエンジン10の始動に必要な目標トルクTe’を算出する。この目標トルクTe’は、エンジン10の気筒数などにより定められる定数であり、エンジン10の回転数Neがゼロから始動可能回転数Ne0になるまで高くなることに反比例して小さくなる値である。
次に、ハイブリッドシステム用制御装置41に記憶されている電動発電機21の回転数Nmと力行トルク及び回生トルクTmに基づいた電動発電機制御マップを参照して、CVT16に伝達される前の力行トルクTmを算出する。
次に、電動発電機21の目標回転数Nm’を設定する。電動発電機21の回転数Nmは、エンジン10のクランク軸15の回転数Neの変動に依存することなく、電動発電機21の発電又は駆動に適した、つまり電気的特性の効率の高い高効率回転領域に限定されており、この目標回転数Nm’その高効率回転領域内の値に設定される。
高効率回転領域は、電動発電機21の回生効率及び駆動効率に基づいて、それらの電気的特性の効率が高くなるように最適化された回転領域であり、電動発電機21の最大トルクや最大馬力などの特性によって定められる回転領域である。
次に、エンジン回転数Neと目標回転数Nm’に基づいて、ハイブリッドシステム用制御装置41に予め記憶されたプーリー比制御マップを参照し、CVT16に設けた図示しないアクチュエータにより、第1プーリー16aと第2プーリー16bのそれぞれ幅を拡縮して、それぞれのプーリー径を変化させて、プーリー比Rを変化させる。次に、力行トルクTmとプーリー比Rから電動発電機21からエンジン10に付与される付与トルクTm’を算出する。そして、算出された付与トルクTm’と目標トルクTe’とのトルク差ΔTを算出する。
そして、算出したトルク差ΔTと予め定めた過大張力発生値T’とを比較し、トルク差ΔTが過大張力発生値T’以上になると、動力伝達部材16cに規定張力T以上の過大な張力が発生する可能性があると予測する。
過大張力発生値T’は、動力伝達部材16cの強度や電動発電機21の定格トルクなどによって変わる値であり、規定張力Tよりも大きな張力が発生する場合のトルク差から定められる値である。
この過大張力予測手段M3により、動力伝達部材16cに規定張力T以上の過大な張力が発生する前に、動力伝達部材16cに規定張力T以上の過大な張力が発生する可能性があるか否かを予測することができ、過大な張力が発生する可能性があると予測されたときに、断接手段M2を実施することで、クランク軸15と電動発電機21との間の動力伝達を切断する。これにより、動力伝達部材16cに過大な張力が発生することを回避することができる。
上記の過大張力予測手段M3の予測方法は一例であり、この過大張力予測手段M3は、動力伝達部材16cに過大な張力が発生する前に、その過大な張力が発生する可能性があるか否かを予測することができればよく、上記の予測方法に限定されない。但し、上記の予測方法は、ハイブリッドシステム2を運用する上で必要となる付与トルクTm’や目標トルクTe’などを用いるため、予測のために新たなセンサを追加することなく、予測することができるので望ましい。
また、上記の予測方法は、電動発電機21の力行トルクTmとCVT16のプーリー比Rから付与トルクTm’を容易に算出することができるので望ましい。
そして、この実施の形態におけるハイブリッドシステム2の動力伝達方法は、クランク軸用クラッチ17によりエンジン10のクランク軸15と電動発電機21との間の動力伝達を接続し、クランク軸15に直結したCVT16を介して、クランク軸15と電動発電機21との間の動力伝達を行う場合に、CVT16の第1プーリー16aと、第2プーリー16bに伝達されるトルクに基づいて、動力伝達部材16cに規定張力T以上の張力が発生する可能性があると予測したときに、クランク軸用クラッチ17でクランク軸15と電動発電機21との間の動力伝達を切ることを特徴とする方法である。
この動力伝達方法について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下で説明する動力伝達方法は、エンジン10の始動時を例に説明するが、本発明はこれに
限定されずに、クランク軸15と電動発電機21との間が接続されている場合に行われる方法である。また、この動力伝達方法を開始する前には、クランク軸用クラッチ17は接状態に制御されており、且つCVT16のプーリー比Rはエンジン10側が高回転、且つ低トルクになるように設定されているものとする。
まず、始動手段M1を実施して、電動発電機21の力行運転を開始するステップS10を行う。ステップS10が行われると、クランク軸用クラッチ17が接状態のため、電動発電機21からエンジン10に始動トルク(付与トルクTm’)が付与され、エンジン10の始動が開始される。
エンジン10の始動時では、エンジン回転数Neがゼロの場合に必要な始動トルクは大きくする必要があるが、徐々にエンジン回転数Neが上がっていくにつれて、エンジン10を始動させるために必要な目標トルクTe’は小さくなる。よって、クランキング開始直後から、CVT16のプーリー比Rを段階的に下げる、あるいはエンジン10の始動可能回転数Ne0に向けて、電動発電機21の力行トルクTmを段階的に下げる制御を行うとよい。これにより、円滑なエンジン10の始動を実現することができると共に、始動時に要する所要時間を短縮することができる。
次に、過大張力予測手段M3を実施して、電動発電機21からエンジン10に与えられる付与トルクTm’と、エンジン10の始動に必要な目標トルクTe’とのトルク差ΔTを算出するステップS20を行う。次に、トルク差ΔTが過大張力発生値T’以上か否かを判断するステップS30を行う。このステップS30でトルク差ΔTが過大張力発生値T’以上の場合に、動力伝達部材16cに規定張力T以上の過大な張力が発生する可能性があると予測できる。
ステップS30で、動力伝達部材16cに規定張力T以上の過大な張力が発生する可能性があると予測されると、次に、断接手段M2を実施して、クランク軸用クラッチ17を断状態にするステップS40を行う。このステップS40により、クランク軸15と電動発電機21との間が切断されるので、動力伝達部材16cに掛かる張力を低下、あるいはゼロにして、過大な張力の発生を回避することができる。そして、この動力伝達方法は完了する。
なお、ステップS40を行って、エンジン10の始動ができなくなった場合は、再度ステップS10を行ってエンジン10の再始動を試みる。
ステップS30で、トルク差ΔTが過大張力発生値T’よりも小さい場合は、動力伝達部材16cに規定張力T以上の過大な張力が発生する可能性がないと予測する。次に、エンジン回転数Neが始動可能回転数Ne0以上か否かを判断するステップS50を行う。このステップS50でエンジン回転数Neが始動可能回転数Ne0よりも小さい場合は、次に、電動発電機21の力行運転を継続するステップS60を行って、再度ステップS20へと戻る。
ステップS50で、エンジン回転数Neが始動可能回転数Ne0以上となると、この動力伝達方法は完了する。
本発明の実施の形態のハイブリッドシステム2、ハイブリッド車両1、及びその動力伝達方法によれば、エンジン10と電動発電機21のどちらかの回転速度の変動又はトルクの変動によって動力伝達部材16cに過大な張力が発生する前に、CVT16の動力伝達部材16cに過大な張力が発生する可能性があることを予測することができる。
そして、過大な張力が発生する可能性があることを予測したときに、クランク軸用クラッチ17によって、エンジン10のクランク軸15と電動発電機21との間を切断することで、過大な張力の発生を回避することができる。そのため、エンジン10の始動時を含む様々な運転状況に関わらずに、過大な張力の発生を回避することで、ハイブリッドシステム2のシステム全体の信頼性を向上することができる。
特に、本発明のハイブリッドシステム2は、始動直後のエンジン10の回転速度の変動が非常に大きいことに起因して動力伝達部材16cに過大な張力が発生する前に、動力伝達部材16cに過大な張力が発生する可能性があることを、電動発電機21からエンジン10に与えられる付与トルクTm’とエンジン10の始動に必要な目標トルクTe’とのトルク差ΔTが過大張力発生値T’以上になることで予測して、動力伝達部材16cにその過大な張力が発生することを回避することができる。これにより、回転速度の変動やトルクの変動の大きいエンジン10の始動時に、CVT16の動力伝達部材16cに発生する過大な張力を回避することができるので、ハイブリッドシステム2の信頼性を確保することができる。
また、CVT16を用いて、エンジン10のクランク軸15の動力を電動発電機21に伝達するので、エンジン10のクランク軸15の回転数Neの変動に依存することなく、電動発電機21の回転軸の回転数Nmを電動発電機21の発電又は駆動に適した回転数に制御することができる。
そのため、電動発電機21における回転数Nmの使用回転域が限定されることにより、電気的特性の効率が高い状態で電動発電機21を使用することが可能となり、発電時及び電動駆動時のエネルギー効率を高めることができる。
更に、電動発電機21側において、過大な回転数で使用できるように信頼性を確保するために必要とされる過剰な構成の軸受け構造及び高強度の構造体を採用する必要が無くなり、その結果、電動発電機21及びハイブリッドシステム2の小型化及び軽量化を図ることができる。
なお、上記の実施の形態のハイブリッドシステム2のエンジン10は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンに適用することができ、その気筒数や配列は限定されない。
また、電動発電機21は、一般的なスタータモータなどに用いられる高回転になるに従ってトルクが低下する直巻きDCモータとは異なり、力行運転により駆動力をアシストしたり、余剰な駆動力により回生運転されると、発電したりできるモータであって、ある回転までは一定のトルクを発生する誘導モータや同期モータが望ましい。
このような誘導モータや同期モータを電動発電機21として用いる場合は、前述したように、CVT16のプーリー比Rを変化させることにより、電動発電機21の回転数Nmを電気的特性の効率の良い高効率回転領域に限定することで、常に電動発電機21の駆動効率や回生効率を向上することができる。
加えて、上記のハイブリッドシステム2は、電動発電機21に別の電動発電機を直列に配置して、電動発電機を複数設けるように構成することができる。複数の電動発電機を設けることで、設計の自由度が増加するので、多様な仕様に対応することができる。また、標準仕様で電動発電機21の1個にした場合でも、オプションとして容易に、後から別の電動発電機を追加できるので、基本レイアウトを同一とすることができ、部品点数、重量、コストを削減することができる。
その場合は、複数の電動発電機の間に動力断接装置を設けるとよく、上記のステップS40を行う前に、その動力断接装置を切断するステップを設けることで、付与トルクTm’を低減して、トルク差ΔTを小さくすることができる。そして、再度トルク差ΔTが過大張力発生値T’以上になったときに、クランク軸用クラッチ17を切断するステップS40を行うようにするとよい。
更に、クランク軸用クラッチ17は、エンジン10のクランク軸15と、電動発電機21の駆動軸とを切り離すことが可能な装置であればよく、例えば、摩擦式クラッチ、電磁式クラッチ(パウダークラッチ)の他に、流体継手などを用いることができる。このクランク軸用クラッチ17は、変速機31に設けられ、エンジン10と変速機31との間の動力伝達を断接するクラッチとは別に設けられたものである。
このクランク軸用クラッチ17は、上記の実施の形態では、エンジン10とCVT16との間に設けられたが、本発明はこれに限定されずに、例えば、CVT16と電動発電機21との間に設けることもできる。但し、エンジン10とCVT16との間に設けると、クランク軸15と電動発電機21との間の動力伝達を切断したときに、エンジン10にCVT16側のフリクションが加わることを回避できるため望ましい。
その上、上記の実施の形態では、第1プーリー16aと、第2プーリー16bのそれぞれの幅を拡縮し、それぞれのプーリー径を変化させて、プーリー比Rを無段変速できるCVT16を用いて構成したが、本発明はこれに限定されずに、CVT16の代わりに変速できない動力伝達機構を用いることができる。また、動力伝達部材16cとして、無端状のベルトやチェーンを用いることができる。
上記の実施の形態の始動手段M1で、エンジン10の始動時に、CVT16のプーリー比Rを、エンジン10側が高回転、且つ低トルクになるように制御したが、この制御の代わりに、電動発電機21の力行トルクを大きくできる場合は、電動発電機21を制御して、エンジン10の始動に必要な始動トルクを得るようにしてもよい。
本発明のハイブリッドシステム及びハイブリッドシステムの動力伝達方法は、内燃機関と電動発電機のどちらかの回転速度の変動又はトルクの変動によって動力伝達部材に過大な張力が発生する前に、動力伝達部材に過大な張力が発生する可能性があるか否かを予想することができ、過大な張力が発生する可能性があると予想したときに、動力断接装置によって、内燃機関のクランク軸と電動発電機の連結を切断することで、過大な張力の発生を抑制することができるので、特に始動時に回転速度の変動が大きいディーゼルエンジンと電動発電機とを組み合わせたハイブリット車両に利用することができる。
1 車両(ハイブリッド車両:HEV)
2 ハイブリッドシステム
10 エンジン(内燃機関)
11 エンジン本体
12 排気通路
13 ターボ過給器
14 排気ガス浄化装置
15 クランク軸
16 CVT(無段変速機構;動力伝達機構)
16c 動力伝達部材
17 クランク軸用クラッチ(動力断接装置)
20 電力システム
21 電動発電機(M/G)
22 配線
23 インバータ(INV)
24A 第1バッテリ(B)
24B 第2バッテリ(B)
25 DC−DCコンバータ(CON)
26A 冷却ファン(補機)
26B 冷却水ポンプ(補機)
26C 潤滑油ポンプ(補機)
30 動力伝達システム
31 変速機(トランスミッション)
32 推進軸(プロペラシャフト)
33 差動装置(デファレンシャルギア)
34 駆動軸(ドライブシャフト)
35 車輪
40 全体制御装置
41 ハイブリッドシステム用制御装置

Claims (5)

  1. 内燃機関と電動発電機を有し、該内燃機関のクランク軸に直結して動力伝達機構を設け、該動力伝達機構に前記電動発電機を連結すると共に、前記クランク軸と前記電動発電機との間に動力断接装置を設けて構成されるハイブリッドシステムにおいて、
    前記動力伝達機構が、前記クランク軸から、前記電動発電機にとの間に懸架される動力伝達部材を有して構成されると共に、
    前記動力断接装置により前記クランク軸と前記電動発電機との間の断接を制御する断接手段と、前記動力断接装置により前記クランク軸と前記電動発電機との間が接続されている場合に、前記動力伝達機構に伝達されるトルクに基づいて、前記動力伝達部材に予め定めた規定張力以上の張力が発生する可能性があるか否かを予測する過大張力予測手段と、前記電動発電機から前記動力伝達機構を介して前記内燃機関に始動トルクを与えて、前記内燃機関を始動する始動手段を有する制御装置とを設け、
    前記制御装置が、前記動力断接装置により前記クランク軸と前記電動発電機との間が接続されている場合に、前記始動手段が実施されて前記内燃機関が始動したときに、前記過大張力予測手段を実施して、前記内燃機関が始動可能回転数に到達するまでの間で、前記電動発電機から前記内燃機関に与えられる付与トルクと、前記内燃機関の始動に必要な目標トルクとのトルク差が、予め定めた過大張力発生値以上になると、前記動力伝達部材に前記規定張力以上の張力が発生する可能性があると予測したときに、前記断接手段を実施して、前記動力断接装置により前記クランク軸と前記電動発電機との間を切断するように構成されることを特徴とするハイブリッドシステム。
  2. 前記動力伝達機構が無段変速機構で構成され、
    前記過大張力予測手段を、前記電動発電機の力行トルクと前記無段変速機構の変速比とから前記付与トルクを算出する手段とすることを特徴とする請求項に記載のハイブリッドシステム。
  3. 前記電動発電機の回転数が予め定めた高効率回転領域に限定されるように、前記動力伝達機構が無段変速機構で構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のハイブリッドシステム。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載のハイブリッドシステムを搭載することを特徴とす
    るハイブリッド車両。
  5. 内燃機関と電動発電機を有するハイブリッドシステムの動力伝達方法において、
    動力断接装置により前記内燃機関のクランク軸と前記電動発電機との間を接続し、前記クランク軸に直結した動力伝達機構を介して、前記電動発電機から前記内燃機関に始動トルクを与えて、前記内燃機関を始動する場合に、前記内燃機関が始動可能回転数に到達するまでの間で、前記電動発電機から前記内燃機関に与えられる付与トルクと、前記内燃機関の始動に必要な目標トルクとのトルク差が、予め定めた過大張力発生値以上になると、前記動力伝達部材に前記規定張力以上の張力が発生する可能性があると予測したときに、前記動力断接装置で前記クランク軸と前記電動発電機との間の動力伝達を切ることを特徴とするハイブリッドシステムの動力伝達方法。
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