JP6193261B2 - 正極リード、アルカリ二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、アルカリ二次電池の正極リードに関する。
ニッケル水素二次電池等の一般的なアルカリ二次電池は、その低い内部抵抗と高い内部エネルギー量から、外部短絡等でショートした際に発熱して高温になることがある。そのため一般的なアルカリ二次電池は、外部短絡が生じた場合の安全性を確保することを目的として、内部で電極群の正極と正極端子とを電気的に接続する正極リードにPTC(positive temperature coefficient)サーミスタが組み込まれている(例えば特許文献1を参照)。このPTCサーミスタは、導電性粒子を含む樹脂からなり、通常時は電気抵抗値が低く良好な導電性を示し、温度が上昇してその温度が所定値に達すると、急激に電気抵抗値が増加する特性を有する電子部品である。
このような構成のアルカリ二次電池において、正極リードに組み込まれたPTCサーミスタは、何らかの原因によりアルカリ二次電池に外部短絡が生ずると過剰電流が流れて温度が上昇する。そしてPTCサーミスタの温度が所定値に達すると、PTCサーミスタの電気抵抗値が増大し、電極群から正極端子への電流が正極リードのPTCサーミスタの部分で抑制される。それによってアルカリ二次電池内の過剰電流が抑制されるので、外部短絡が生じたときにアルカリ二次電池の発熱が抑制されることになる。
PTCサーミスタが組み込まれた正極リードは、例えば2枚の金属製の帯状体を直列に配置し、その互いの先端部同士を部分的にオーバーラップさせ、その離間対向している帯状体の先端部の間にPTCサーミスタを半田接合することによって構成されている。またPTCサーミスタが半田接合された部分は、例えば耐アルカリを有するエポキシ樹脂等からなる保護材で被覆されて保護されている。これはアルカリ二次電池の内部で発生する高圧酸素によるPTCサーミスタの劣化等、及びアルカリ二次電池の内部のアルカリ雰囲気による半田付け部分の劣化等を防止するためである。
特開平06−243856号公報
上記説明したアルカリ二次電池の正極リードは、アルカリ二次電池の製造工程において、アルカリ二次電池内部の正極端子と電極群との間の限られた狭い空間に、金属製の帯状体の部分を折り曲げながら設置する必要がある。そしてその際に、PTCサーミスタの半田接合部分を被覆する保護材が設けられた部分で金属製の帯状体が折り曲げられてしまうと、保護材が割れてしまい、PTCサーミスタの半田接合部分が露出し、それによって保護材によるPTCサーミスタの保護機能が損なわれてしまう虞が生ずる。また保護材が設けられた部分の外側で金属製の帯状体が折り曲げられたとしても、場合によっては、その曲げ応力によって保護材が割れてしまうこともある。
このような状況に鑑み本発明はなされたものであり、その目的は、保護材によるPTCサーミスタの保護機能が損なわれてしまう虞が少ないアルカリ二次電池の正極リードを提供することにある。
<本発明の第1の態様>
本発明の第1の態様は、上端が開口した外装缶と、正極及び負極がセパレータを介して積層されてなり、前記外装缶にアルカリ電解液とともに収容された電極群と、前記外装缶の開口縁に絶縁された状態で固定され、前記開口を封口する蓋板及び前記蓋板に電気的に接続された正極端子を有する封口体と、を備えるアルカリ二次電池の前記電極群と前記封口体との間に設置され、前記電極群の正極と前記封口体とを電気的に接続する正極リードであって、前記封口体に電気的に接続される帯状の第1のリード半体と、前記正極に電気的に接続される帯状の第2のリード半体と、前記第1のリード半体と前記第2のリード半体との間に接合されたPTCサーミスタと、前記PTCサーミスタが接合された部分を被覆する保護材と、を備え、前記第2のリード半体は、前記保護材で被覆された部分の外側に、前記電極群と前記封口体との間に設置する際に折れ曲がるべき部分が設けられ、前記保護材で被覆された部分に凹溝が形成されており、前記凹溝は、前記折れ曲がるべき部分の曲げ線に対して交差する方向に長尺な形状をなしている、ことを特徴とする正極リードである。
第2のリード半体の保護材が設けられた部分は、凹溝が形成されており、その凹溝は、折れ曲がるべき部分の曲げ線に対して交差する方向に長尺な形状をなしているので、他の部分よりも曲げに対する剛性が向上する。それによってアルカリ二次電池の製造工程において、第2のリード半体に作用する曲げ応力で保護材が割れてしまう虞を低減することができる。
また第2のリード半体の保護材が設けられた部分の曲げに対する剛性が他の部分よりも向上することによって、保護材が設けられた部分で第2のリード半体が折れ曲がってしまう虞を低減することができる。したがってアルカリ二次電池の製造工程において、第2のリード半体は、その折れ曲がるべき部分で確実に折れ曲がることになる。それによってアルカリ二次電池の製造工程において、保護材が割れてしまう虞を低減することができる。
これにより本発明の第1の態様によれば、保護材によるPTCサーミスタの保護機能が損なわれてしまう虞が少ないアルカリ二次電池の正極リードを提供することができるという作用効果が得られる。
<本発明の第2の態様>
本発明の第2の態様は、前述した本発明の第1の態様において、前記第2のリード半体は、前記保護材で被覆された部分に、複数の前記凹溝が前記曲げ線に沿う方向に並んで設けられている、ことを特徴とする正極リードである。
このような特徴によれば、第2のリード半体の保護材が設けられた部分の曲げに対する剛性を他の部分よりもさらに向上させることができる。それによってアルカリ二次電池の製造工程において、保護材が割れてしまう虞をさらに低減することができる。したがって本発明の第2の態様によれば、保護材によるPTCサーミスタの保護機能が損なわれてしまう虞をさらに低減することができる。
<本発明の第3の態様>
本発明の第3の態様は、前述した本発明の第1の態様又は第2の態様において、前記第2のリード半体は、その折れ曲がるべき部分に予め折り目が付けられている、ことを特徴とする正極リードである。
このような特徴によれば、第2のリード半体は、その折れ曲がるべき部分が他の部分よりも曲がりやすくなるので、その折れ曲がるべき部分でより確実に折れ曲がることになる。それによってアルカリ二次電池の製造工程において、保護材が割れてしまう虞をさらに低減することができる。したがって本発明の第3の態様によれば、保護材によるPTCサーミスタの保護機能が損なわれてしまう虞をさらに低減することができる。
<本発明の第4の態様>
本発明の第4の態様は、前述した本発明の第3の態様において、前記第2のリード半体は、その折れ曲がるべき部分に、相反する曲げ方向に折り曲げて付けられた2つの折り目により形成された段差部を有する、ことを特徴とする正極リードである。
例えば第2のリード半体を折れ曲がるべき部分で折り曲げて折り目を付け、そのまま折れ曲がった状態とすると、その正極リードは従来とは異なる形状になってしまう。そのためアルカリ二次電池の製造工程において、工程の変更や装置の改造等が必要になってしまう虞が生ずる。
他方、例えば第2のリード半体を折れ曲がるべき部分で折り曲げて折り目を付けた後、それを元の真っ直ぐな状態に戻せば、正極リードを従来と同じ形状にすることができる。しかしその折り目が付けられた部分は、アルカリ二次電池の製造工程において再度折り曲げられることになるため、そのときにその折り曲げ部分に亀裂や破断が生ずる虞がある。
本発明の第4の態様によれば、第2のリード半体は、その折れ曲がるべき部分に、相反する曲げ方向に折り曲げて付けられた2つの折り目によって段差部が設けられている。このような構成を採用することによって第2のリード半体は、元の真っ直ぐな状態、つまり従来とほぼ同じ形状に維持されるので、アルカリ二次電池の製造工程において、工程の変更や装置の改造等の必要が生じない。また第2のリード半体は、元の真っ直ぐな状態にする上で、折り曲げて折り目を付けた部分を元の真っ直ぐな状態に戻す必要がない。したがってアルカリ二次電池の製造工程において、その折り目を付けた部分で第2のリード半体を折り曲げたときに、その折り曲げ部分に亀裂や破断が生ずる虞を低減することができる。
<本発明の第5の態様>
本発明の第5の態様は、前述した本発明の第4の態様において、前記第2のリード半体は、その折れ曲がるべき部分にさらに切り欠きが形成されている、ことを特徴とする正極リードである。
このような特徴によれば、その切り欠きによって、第2のリード半体の折れ曲がるべき部分をさらに折れ曲がりやすくすることができる。
<本発明の第6の態様>
本発明の第6の態様は、前述した本発明の第5の態様において、前記第2のリード半体の切り欠きは、その折れ曲がるべき部分の両側端に形成されている、ことを特徴とする正極リードである。
このような特徴によれば、第2のリード半体は、その折れ曲がるべき部分の両側端に切り欠き雅形成された部分が最も曲がりやすくなる。つまり第2のリード半体は、その両側端の切り欠きを結ぶ直線を曲げ線として最も曲がりやすくなる。それによってアルカリ二次電池の製造工程において、第2のリード半体の折れ曲がるべき部分を所望の曲げ線でより正確に折り曲げることが可能になる。
<本発明の第7の態様>
本発明の第7の態様は、前述した本発明の第1〜第6の態様のいずれかにおいて、前記第1のリード半体は、前記電極群と前記封口体との間に設置する際に折れ曲がるべき部分の両端に切り欠きが形成されている、ことを特徴とする正極リードである。
このような特徴によれば、第1のリード半体は、その折れ曲がるべき部分の両側端に切り欠き雅形成された部分が最も曲がりやすくなる。つまり第1のリード半体は、その両側端の切り欠きを結ぶ直線を曲げ線として最も曲がりやすくなる。それによってアルカリ二次電池の製造工程において、第1のリード半体の折れ曲がるべき部分を所望の曲げ線で正確に折り曲げることが可能になるので、保護材が割れてしまう虞を低減することができる。
<本発明の第8の態様>
本発明の第8の態様は、前述した本発明の第7の態様において、前記第1のリード半体は、その折れ曲がるべき部分が複数箇所に設けられており、その複数の折れ曲がるべき部分のそれぞれの両端に切り欠きが形成されている、ことを特徴とする正極リードである。
このような特徴によれば、アルカリ二次電池の製造工程において、第1のリード半体の寸法誤差等によって第1のリード半体を封口体に接続する位置にずれが生じても、それに応じて第1のリード半体の折り曲げ位置や折り曲げ形状を柔軟に調整することができる。それによってアルカリ二次電池の製造工程において、保護材が割れてしまう虞をさらに低減することができる。
<本発明の第9の態様>
本発明の第9の態様は、前述した本発明の第7の態様において、前記第1のリード半体は、その折れ曲がるべき部分が複数箇所に設けられており、その複数の折れ曲がるべき部分を包含する領域の両端に切り欠きが形成されている、ことを特徴とする正極リードである。
このような特徴によれば、アルカリ二次電池の製造工程において、第1のリード半体の寸法誤差等によって第1のリード半体を封口体に接続する位置にずれが生じても、それに応じて第1のリード半体の折り曲げ位置や折り曲げ形状を柔軟に調整することができる。それによってアルカリ二次電池の製造工程において、保護材が割れてしまう虞をさらに低減することができる。
<本発明の第10の態様>
本発明の第10の態様は、前述した本発明の第1〜第9の態様のいずれかにおいて、前記第1のリード半体又は前記第2のリード半体は、前記保護材で被覆された部分が、その外側の部分よりも板厚が厚く形成されている、ことを特徴とする正極リードである。
このような特徴によれば、第1のリード半体又は第2のリード半体は、保護材で被覆された部分の外側でより曲がりやすくなる。それによってアルカリ二次電池の製造工程において、保護材が割れてしまう虞をさらに低減することができる。
<本発明の第11の態様>
本発明の第11の態様は、上端が開口した外装缶と、正極及び負極がセパレータを介して積層されてなり、前記外装缶にアルカリ電解液とともに収容された電極群と、前記外装缶の開口縁に絶縁された状態で固定され、前記開口を封口する蓋板及び前記蓋板に電気的に接続された正極端子を有する封口体と、請求項1〜10のいずれかに記載の正極リードと、を備えるアルカリ二次電池である。
本発明の第11の態様によれば、アルカリ二次電池において、前述した本発明の第1〜第10の態様のいずれかの発明による作用効果を得ることができる。
本発明によれば、保護材によるPTCサーミスタの保護機能が損なわれてしまう虞が少ないアルカリ二次電池の正極リードを提供することができる。
ニッケル水素二次電池を部分的に破断して図示した斜視図。 ニッケル水素二次電池の上部断面を図示した断面図。 第1実施例の正極リードの平面図。 第1実施例の正極リードの側面図。 図3のI−I断面を図示した第1実施例の正極リードの断面図。 第2実施例の正極リードの平面図。 第2実施例の正極リードが組み込まれたニッケル水素二次電池の要部側断面図。 第3実施例の正極リードの平面図。 第4実施例の正極リードの側面図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
尚、本発明は、以下説明する実施例に特に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
<ニッケル水素二次電池1の構成>
「アルカリ二次電池」としてのニッケル水素二次電池1の構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。
図1は、ニッケル水素二次電池1を部分的に破断して図示した斜視図である。図2は、ニッケル水素二次電池1の上部断面を図示した断面図である。
ニッケル水素二次電池1は、外装缶10、電極群20、封口体30及び正極リード50を備える。
外装缶10は、導電性を有する材料で形成されており、上端が開口した有底円筒形状をなし、その底壁11は負極端子として機能する。
電極群20は、外装缶10にアルカリ電解液とともに収容されており、それぞれ帯状の正極21、負極22及びセパレータ23を含む。電極群20は、セパレータ23を介して正極21と負極22を互いに重ね合わせた状態で渦巻状に巻回されて構成されている。電極群20の最外周は、負極22の一部(最外周部)により形成され、外装缶10の内周壁と接触している。それによって外装缶10は、電極群20の負極22に電気的に接続されている。電極群20と蓋体31との間には、内部短絡防止のために、円形の絶縁部材42が配置されている。また電極群20と外装缶10の底壁11との間には、同様に内部短絡防止のために、円形の絶縁部材43が配置されている。
封口体30は、外装缶10の開口縁に絶縁された状態で固定されており、外装缶10を封口する構造体である。封口体30は、蓋体31、弁体32及び正極端子33を含む。蓋体31は、導電性を有する円板形状の部材である。蓋体31は中央には、中央貫通孔311が形成されており、蓋体31の外面上には中央貫通孔311を塞ぐ弁体32が配置されている。弁体32は、ゴム等の弾性を有する材料で形成された部材である。正極端子33は、フランジ付き円筒形状の導電性を有する材料で形成された部材であり、図示していないガス抜き孔が設けられている。正極端子33は、弁体32を覆うように蓋体31の上面に固定され、蓋体31に電気的に接続されており、弁体32を蓋体31に向けて押圧している。
外装缶10の開口内には、蓋体31及びこの蓋体31を囲むリング形状の絶縁パッキン41が配置されている。絶縁パッキン41は、外装缶10の開口縁12をかしめ加工することにより外装缶10の開口縁12に固定されている。つまり蓋体31及び絶縁パッキン41は、互いに協働して外装缶10の開口を気密に閉塞している。通常時、蓋体31の中央貫通孔311は、弁体32によって気密に閉じられている。そして外装缶10内にガスが発生して内圧が高まると、その内圧によって弁体32が圧縮されて中央貫通孔311を開く。それによって外装缶10内にガスが発生は、外装缶10内から中央貫通孔311及び正極端子33のガス抜き孔を介して外部に放出される。つまり蓋体31の中央貫通孔311、弁体32及び正極端子33は、外装缶10内にガスが発生して内圧が高まったときに作動する安全弁を構成している。
正極リード50は、電極群20と封口体30との間に設置され、電極群20の正極21と封口体30の正極端子33とを電気的に接続する構造体である。正極リード50は、第1のリード半体51、第2のリード半体52、PTCサーミスタ53を含む。第1のリード半体51及び第2のリード半体52は、導電性を有する材料からなる帯状の部材である。第1のリード半体51は、封口体30の蓋体31に電気的に接続される蓋体接続端部511と、PTCサーミスタ53が半田接合される幅広で矩形形状をなすサーミスタ接続端部512とを含む。第2のリード半体52は、絶縁部材42に設けられたスリット421を通じて電極群20の正極21に電気的に接続される正極接続端部521と、PTCサーミスタ53が半田接合される幅広で矩形形状をなすサーミスタ接続端部522とを含む。PTCサーミスタ53は、第1のリード半体51のサーミスタ接続端部512と第2のリード半体52のサーミスタ接続端部522との間に半田接合されている。
PTCサーミスタ53は、例えば導電性粒子を分散させた絶縁性ポリマーからなる。このようなPTCサーミスタ53は、通常時は、導電性粒子が互いに接触しているため、電気抵抗値が低く、良好な導電性を示す。他方、ニッケル水素二次電池1に外部短絡が発生した時には、PTCサーミスタ53は大電流が流れて発熱するので、この熱により絶縁性ポリマー全体が膨張し、それによって導電性粒子の接触が減少して急激に電気抵抗値が増大する。このようなPTCサーミスタ53の特性を利用することによって、外部短絡の発生時における過電流を抑制することができる。そしてPTCサーミスタ53は、発熱が解消されて冷めると絶縁性ポリマーが収縮するため、元の電気抵抗値が低い状態に戻る。
PTCサーミスタ53の作動温度は、例えば国内玩具基準で定められている接触可能な玩具部品の最高温度の70℃(25℃で評価した場合)をニッケル水素二次電池1の表面温度が超えないことを考慮するとともに、誤作動を抑制することを考慮すると、80℃〜100℃の範囲に設定することが好ましい。ニッケル水素二次電池1の内部と外表面とでは、温度差が生じるため、PTCサーミスタ53の作動温度を80℃〜100℃に設定しても、電池の外表面温度は70℃以下に抑えることができるからである。より具体的には、ニッケル水素二次電池1のPTCサーミスタ53が発熱し、その温度が80℃〜100℃に上昇しても、ニッケル水素二次電池1の表面温度は約50℃〜55℃程度になる。
<正極リード50の第1実施例>
本発明に係る正極リード50の第1実施例について、図3〜図5を参照しながら説明する。
図3〜図5は、ニッケル水素二次電池1に組み込まれる前の部品としての正極リード50を図示したものである。図3は、第1実施例の正極リード50の平面図である。図4は、第1実施例の正極リード50の側面図である。図5は、図3のI−I断面を図示した断面図である。
正極リード50は、第1のリード半体51及び第2のリード半体52のPTCサーミスタ53が半田接合された部分を被覆する保護材54(図1及び図2においては図示を省略している。)を備えている。保護材54は、ニッケル水素二次電池1の内部に発生する高圧酸素によるPTCサーミスタ53の劣化等、及びニッケル水素二次電池1の内部のアルカリ雰囲気による半田付け部分の劣化等を防止するために設けられており、例えば耐アルカリを有するエポキシ樹脂等からなる。
第1のリード半体51は、保護材54で被覆された部分の外側に、電極群20と封口体30との間に正極リード50を設置する際に折れ曲がるべき部分(曲げ線A)が設けられており、その折れ曲がるべき部分の両側端のそれぞれに切り欠き513が形成されている。このように第1のリード半体51の折れ曲がるべき部分に切り欠き513を形成することによって、第1のリード半体51の折れ曲がるべき部分を折れ曲がりやすくすることができる。
第2のリード半体52は、サーミスタ接続端部522に、PTCサーミスタ53が設置される凹部523が形成されている。それによって第1のリード半体51のサーミスタ接続端部512と第2のリード半体52のサーミスタ接続端部522との間におけるPTCサーミスタ53の露出面積を極力小さくすることができる。
第2のリード半体52は、保護材54で被覆された部分の外側に、電極群20と封口体30との間に正極リード50を設置する際に折れ曲がるべき部分(曲げ線B)が設けられている。そして第2のリード半体52の保護材54で被覆された部分には、3つの凹溝524が形成されている。3つの凹溝524は、その折れ曲がるべき部分の曲げ線Bに対して交差する方向に長尺な形状をなしている。この3つの凹溝524は、しぼり加工によって形成されており、曲げ線Bに沿う方向に並んで設けられている。
第2のリード半体52の保護材54が設けられた部分は、凹溝524が形成されていることによって、他の部分よりも曲げに対する剛性が向上する。それによってニッケル水素二次電池1の製造工程において、第2のリード半体52に作用する曲げ応力で保護材54が割れてしまう虞を低減することができるので、保護材54によるPTCサーミスタ53の保護機能が損なわれてしまう虞を低減することができる。
また第2のリード半体52の保護材54が設けられた部分の曲げに対する剛性が他の部分よりも向上することによって、保護材54が設けられた部分で第2のリード半体52が折れ曲がってしまう虞を低減することができる。したがってニッケル水素二次電池1の製造工程において第2のリード半体52は、その折れ曲がるべき部分(曲げ線B)で確実に折れ曲がることになる。それによってニッケル水素二次電池1の製造工程において、保護材54が設けられた部分で第2のリード半体52が折れ曲がって保護材54が割れてしまう虞を低減することができるので、保護材54によるPTCサーミスタ53の保護機能が損なわれてしまう虞を低減することができる。
尚、凹溝524の数は、特に3つに限定されるものではなく、例えば1つだけでも効果が得られるのは言うまでもない。またその数を多くする程、第2のリード半体52の保護材54が設けられた部分の曲げに対する剛性を他の部分よりもさらに向上させることができるので、より好ましい。
さらに第2のリード半体52は、折れ曲がるべき部分(曲げ線B)に予め2つの折り目526が付けられている。これは本発明に必須の構成要素ではないが、その2つの折り目526によって第2のリード半体52は、その折れ曲がるべき部分が他の部分よりも曲がりやすくなるので、その折れ曲がるべき部分でより確実に折れ曲がることになる。それによってニッケル水素二次電池1の製造工程において、保護材54が割れてしまう虞をさらに低減することができるので、保護材54によるPTCサーミスタ53の保護機能が損なわれてしまう虞をさらに低減することができる。
さらに第2のリード半体52は、2つの折り目526が相反する曲げ方向に折り曲げて付けられており、それによって段差部525が形成されている。これは本発明に必須の構成要素ではないが、このような構成を採用することによって第2のリード半体52は、元の真っ直ぐな状態、つまり従来とほぼ同じ形状に維持されるので、ニッケル水素二次電池1の製造工程において、工程の変更や装置の改造等の必要が生じない。また第2のリード半体52は、元の真っ直ぐな状態にする上で、折り曲げて折り目を付けた部分を元の真っ直ぐな状態に戻す必要がない。したがってニッケル水素二次電池1の製造工程において、段差部525で第2のリード半体52を折り曲げたときに、その折り曲げ部分に亀裂や破断が生ずる虞を低減することができる。
さらに第2のリード半体52は、その折れ曲がるべき部分の両側端のそれぞれに、さらに切り欠き527が形成されている。これは本発明に必須の構成要素ではないが、それによって第2のリード半体52は、その両側端に切り欠き527が形成された折れ曲がるべき部分が最も曲がりやすくなる。つまり第2のリード半体52は、その両側端の切り欠き527を結ぶ直線を曲げ線Bとして最も曲がりやすくなる。それによってニッケル水素二次電池1の製造工程において、第2のリード半体52の折れ曲がるべき部分を所望の曲げ線Bで正確に折り曲げることが可能になる。
このようにして本発明によれば、保護材54によるPTCサーミスタ53の保護機能が損なわれてしまう虞が少ないアルカリ二次電池の正極リード50を提供することができる。
尚、例えば上記説明した第2のリード半体52の凹溝524、段差部525、折り目526、切り欠き527は、第1のリード半体51に設けてもよいし、第1のリード半体51及び第2のリード半体52の両方に設けてもよい。
<正極リード50の第2実施例>
本発明に係る正極リード50の第2実施例について、図6及び図7を参照しながら説明する。
図6は、ニッケル水素二次電池1に組み込まれる前の部品としての正極リード50を図示したものであり、第2実施例の正極リード50の平面図である。図7は、ニッケル水素二次電池1に組み込まれた後の第2実施例の正極リード50を図示したものであり、ニッケル水素二次電池1の要部側断面図である。
第2実施例の正極リード50は、第1のリード半体51の保護材54で被覆された部分の外側に、電極群20と封口体30との間に正極リード50を設置する際に折れ曲がるべき部分が複数箇所設けられている(曲げ線A及び曲げ線C)。さらに第2実施例の正極リード50は、その複数の折れ曲がるべき部分のそれぞれの両端に切り欠き513、514が形成されている。より具体的には第2実施例の正極リード50は、曲げ線Aで示された折れ曲がるべき部分の両側端のそれぞれに切り欠き513が形成されているとともに、さらに曲げ線Cで示された折れ曲がるべき部分の両側端のそれぞれに切り欠き514が形成されている。
尚、それ以外の構成については、第1実施例と同様であるため、共通する構成要素には同一の符合を付して詳細な説明を省略する。
このような構成の正極リード50の第2実施例によれば、ニッケル水素二次電池1の製造工程において、第1のリード半体51の寸法誤差等によって第1のリード半体51を封口体30に接続する位置にずれが生じても、それに応じて第1のリード半体51の折り曲げ位置や折り曲げ形状を柔軟に調整することができる。それによってニッケル水素二次電池1の製造工程において、保護材54が割れてしまう虞をさらに低減することができる。
<正極リード50の第3実施例>
本発明に係る正極リード50の第3実施例について、図8を参照しながら説明する。
図8は、ニッケル水素二次電池1に組み込まれる前の部品としての正極リード50を図示したものであり、第3実施例の正極リード50の平面図である。
第3実施例の正極リード50は、第1のリード半体51の保護材54で被覆された部分の外側に、電極群20と封口体30との間に正極リード50を設置する際に折れ曲がるべき部分が複数箇所設けられている(曲げ線A及び曲げ線C)。さらに第3実施例の正極リード50は、その複数の折れ曲がるべき部分を包含する領域の両端に切り欠き515が形成されている。より具体的には切り欠き515は、複数の折れ曲がるべき部分を包含する長さL1の幅で、長さL1より短い長さL2の深さとなる形状をなしている。
尚、それ以外の構成については、第1実施例と同様であるため、共通する構成要素には同一の符合を付して詳細な説明を省略する。
このような構成の正極リード50の第3実施例によれば、第2実施例と同様に、ニッケル水素二次電池1の製造工程において、第1のリード半体51の寸法誤差等によって第1のリード半体51を封口体30に接続する位置にずれが生じても、それに応じて第1のリード半体51の折り曲げ位置や折り曲げ形状を柔軟に調整することができる。それによってニッケル水素二次電池1の製造工程において、保護材54が割れてしまう虞をさらに低減することができる。
<正極リード50の第4実施例>
本発明に係る正極リード50の第4実施例について、図9を参照しながら説明する。
図9は、ニッケル水素二次電池1に組み込まれる前の部品としての正極リード50を図示したものであり、第4実施例の正極リード50の側面図である。
第4実施例の正極リード50は、第1のリード半体51及び第2のリード半体52の保護材54で被覆された部分が、その外側の部分よりも板厚が厚く形成されている。このような構成の正極リード50の第4実施例によれば、第1のリード半体51及び第2のリード半体52は、保護材54で被覆された部分の外側でより曲がりやすくなる。それによってニッケル水素二次電池1の製造工程において、保護材54が割れてしまう虞をさらに低減することができる。
尚、それ以外の構成については、第1実施例と同様であるため、共通する構成要素には同一の符合を付して詳細な説明を省略する。また第4実施例においては、第1のリード半体51又は第2のリード半体52のいずれかのみ、保護材54で被覆された部分の板厚を厚く形成してもよい。
1 ニッケル水素二次電池
10 外装缶
20 電極群
30 封口体
50 正極リード
51 第1のリード半体
52 第2のリード半体
53 PTCサーミスタ
54 保護材

Claims (11)

  1. 上端が開口した外装缶と、正極及び負極がセパレータを介して積層されてなり、前記外装缶にアルカリ電解液とともに収容された電極群と、前記外装缶の開口縁に絶縁された状態で固定され、前記開口を封口する蓋板及び前記蓋板に電気的に接続された正極端子を有する封口体と、を備えるアルカリ二次電池の前記電極群と前記封口体との間に設置され、前記電極群の正極と前記封口体とを電気的に接続する正極リードであって、
    前記封口体に電気的に接続される帯状の第1のリード半体と、
    前記正極に電気的に接続される帯状の第2のリード半体と、
    前記第1のリード半体と前記第2のリード半体との間に接合されたPTCサーミスタと、
    前記PTCサーミスタが接合された部分を被覆する保護材と、を備え、
    前記第2のリード半体は、前記保護材で被覆された部分の外側に、前記電極群と前記封口体との間に設置する際に折れ曲がるべき部分が設けられ、前記保護材で被覆された部分に凹溝が形成されており、前記凹溝は、前記折れ曲がるべき部分の曲げ線に対して交差する方向に長尺な形状をなしている、ことを特徴とする正極リード。
  2. 請求項1に記載の正極リードにおいて、前記第2のリード半体は、前記保護材で被覆された部分に、複数の前記凹溝が前記曲げ線に沿う方向に並んで設けられている、ことを特徴とする正極リード。
  3. 請求項1又は2に記載の正極リードにおいて、前記第2のリード半体は、その折れ曲がるべき部分に予め折り目が付けられている、ことを特徴とする正極リード。
  4. 請求項3に記載の正極リードにおいて、前記第2のリード半体は、その折れ曲がるべき部分に、相反する曲げ方向に折り曲げて付けられた2つの折り目により形成された段差部を有する、ことを特徴とする正極リード。
  5. 請求項4に記載の正極リードにおいて、前記第2のリード半体は、その折れ曲がるべき部分にさらに切り欠きが形成されている、ことを特徴とする正極リード。
  6. 請求項5に記載の正極リードにおいて、前記第2のリード半体の切り欠きは、その折れ曲がるべき部分の両側端に形成されている、ことを特徴とする正極リード。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の正極リードにおいて、前記第1のリード半体は、前記電極群と前記封口体との間に設置する際に折れ曲がるべき部分の両端に切り欠きが形成されている、ことを特徴とする正極リード。
  8. 請求項7に記載の正極リードにおいて、前記第1のリード半体は、その折れ曲がるべき部分が複数箇所に設けられており、その複数の折れ曲がるべき部分のそれぞれの両端に切り欠きが形成されている、ことを特徴とする正極リード。
  9. 請求項7に記載の正極リードにおいて、前記第1のリード半体は、その折れ曲がるべき部分が複数箇所に設けられており、その複数の折れ曲がるべき部分を包含する領域の両端に切り欠きが形成されている、ことを特徴とする正極リード。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の正極リードにおいて、前記第1のリード半体又は前記第2のリード半体は、前記保護材で被覆された部分が、その外側の部分よりも板厚が厚く形成されている、ことを特徴とする正極リード。
  11. 上端が開口した外装缶と、
    正極及び負極がセパレータを介して積層されてなり、前記外装缶にアルカリ電解液とともに収容された電極群と、
    前記外装缶の開口縁に絶縁された状態で固定され、前記開口を封口する蓋板及び前記蓋板に電気的に接続された正極端子を有する封口体と、
    請求項1〜10のいずれかに記載の正極リードと、を備えるアルカリ二次電池。
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