JP6192367B2 - 超音波処置具 - Google Patents

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Description

本発明は、超音波処置具に関する。
超音波周波数の振動を用いて処置を行う超音波処置具が知られている。超音波処置具は、処置具であるプローブと、超音波振動子を備えた振動部材とを有する。超音波振動子から発振された超音波振動は、プローブの先端に伝播する。
操作者は、処置する際に、プローブの先端を被処置体の被処置対象部である生体組織等に接触させる。次に、操作者は、スイッチ等を操作することによって超音波処置具を駆動させる。このとき、プローブの先端に接触した生体組織等に超音波振動が与えられる。その結果、生体組織等とプローブの先端との間に摩擦熱が発生する。この摩擦熱及び超音波振動による振動エネルギを利用することによって、生体組織等の切除、乳化又は破砕等の処置が行われる。
一般に、このような超音波処置具では、摩擦熱により、特にプローブが高温になる。プローブが高温になると、被処置対象部以外の生体組織等の損傷及びプローブの破損が生じる可能性がある。このために、超音波処置具、特にプローブは、適正温度を維持する。
例えば、特許文献1の超音波処置具には、プローブの高温化を防止するために、プローブの周囲にシースが設けられている。このシースとプローブとの間には、間隙が設けられている。この間隙は、高温化したプローブを冷却する流体を流すための流路として機能する。さらに、特許文献1の超音波処置具は、流路に冷却水を供給する送水ポンプと、超音波振動子の超音波出力設定値に対応して送水ポンプに対する送水出力設定値を設定する制御手段とを有する。特許文献1の超音波処置具の使用開始時及び使用中において、制御手段は、プローブが適正温度を維持するように送水ポンプの送水量を調整することによってプローブを冷却する。これにより、特許文献1では、適正温度でプローブを使用することができる。
特開平6−38973号公報
特許文献1の超音波処置具において、プローブを十分に冷却するための送水量を確保するために、送水管及び送水用スペースとして機能するシース等がプローブの周囲に設けられている。この結果、特許文献1の超音波処置具は、プローブの中心軸に対して垂直方向である径方向にサイズが大きくなる。このことは、超音波処置具が大型化してしまう1つの要因となっている。
したがって、本発明の目的は、プローブを十分に冷却でき、小型化することができる超音波処置具を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一つの態様に係る超音波処置具は、超音波振動する少なくとも1つの圧電素子と、前記圧電素子が基端側に配置された共振体であって、前記圧電素子の超音波振動によって被処置体に対して医療処置を行う処置部を先端側に有し、最奥の位置に封止部を有する管状路が軸中心に形成され、前記圧電素子と前記処置部を冷却可能な温度の流体を噴出するための管路が前記管状路に挿入される共振体とを具備し、前記管路の噴出し口は、前記医療処置の間においては、前記圧電素子の加熱された部分に流体を噴出する前記管状路における位置に配置され、前記医療処置の後には、前記処置部の加熱された部分に流体を噴出する前記管状路における位置に配置される
本発明の超音波処置具は、プローブを十分に冷却でき、小型化することができる。
図1は、超音波処置具システムの概要図である。 図2は、超音波処置具の概要図である。 図3は、共振体の斜視図である。 図4は、振動部材の一部縦断面図である。 図5は、処置後にプローブを冷却するための冷却機構を示す図である。 図6は、処置中に圧電素素子を冷却するための第2の実施形態の冷却機構を示す図である。 図7Aは、第3の実施形態の冷却機構を示す図である。 図7Bは、第3の実施形態の冷却機構を示す図である。 図8は、第4の実施形態の冷却機構の弁が開いた状態を示す一部縦断面図である。 図9は、第4の実施形態の冷却機構の弁が閉じた状態を示す一部縦断面図である。
以下、図を参照して実施の形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態の超音波処置具システム1の概要図である。超音波処置具システム1は、医療用の超音波処置具2と、制御部3と、電源4と、送入ポンプ5とを有する。詳細は後述するが、超音波処置具2は、細長い形状のプローブ31を有し、操作者が把持するハンドルユニット13を有する。操作者は、超音波処置具2を使用して処置を実施するときに、ハンドルユニット13を把持し、プローブ31の先端部(プローブ先端部)31Aを被検処置体の生体組織等(処置対象部)に接触させる。以下で、プローブ先端部31Aが設置されている方向を超音波処置具2の先端側と称し、ハンドルユニット13が設置されている方向を超音波処置具2の基端側と称する。ハンドルユニット13は、後述する振動源としての圧電素子が設けられた超音波振動ユニットを有している。圧電素子は、交流電圧が印加されることによって一方向、例えば縦方向に超音波周波数で振動(超音波振動)する。この振動が、プローブ先端部31Aまで伝播する。この結果、プローブ先端部31Aは、超音波周波数で縦振動する。振動しているプローブ先端部31Aが処置対象部に接触しているとき、プローブ先端部31Aと生体組織等との接触部に摩擦熱が発生する。超音波処置具2は、プローブ先端部31Aの超音波振動による振動エネルギと接触部で生じる摩擦熱とを利用して処置対象部の剥離、吻合、接合及び切開等の処置をする。処置の間にプローブ先端部31Aに発生した摩擦熱によって加熱されることで、プローブ31は、高温になる。処置終了後にも、プローブ31が高温であると、処置対象部ではない生体組織等にプローブ31が接触したときに、プローブ31の熱によって生体組織等が損傷する可能性がある。さらに高温であることによってプローブ31自体が破損する可能性もある。したがって、処置終了後には、プローブ31を冷却する必要がある。
このため、超音波処置具2は、摩擦熱によって加熱されたプローブ31を冷却するための冷却機構を有している。冷却機構は、プローブ31を冷却可能な温度の流体、例えば、空気等の気体又は水等の液体をプローブ先端部31Aの近傍まで供給するための流路を有する。この流路を流れる流体は、プローブ31から熱を奪う。これによって、プローブ31は冷却される。冷却機構の詳細は、後述する。
送入ポンプ5は、超音波処置具2に接続されている。送入ポンプ5は、超音波処置具2の流路に流体を供給する。送入ポンプ5は、制御部3によって制御される。制御部3は、超音波処置具2、送入ポンプ5及び電源4に接続されている。制御部3は、電源4から電力を供給される。制御部3は、圧電素子及び送入ポンプ5の駆動を制御する。制御部3は、例えば、圧電素子の駆動のON/OFFのタイミング及び圧電素子の振動の振幅を制御する。さらに、制御部3は、例えば、送入ポンプ5の駆動のON/OFFのタイミング、流体の流量及び流体の速度も制御する。
図2は、超音波処置具2の概要図である。超音波処置具2のハンドルユニット13は、超音波振動ユニット12を有する。超音波振動ユニット12は、超音波振動部ケース21と、共振体30とを有する。ハンドルユニット13は、把持部23を有する。把持部23は、操作者が把持する部分である。把持部23には、スイッチ49が設けられている。
スイッチ49は、操作者が把持部23を握った場合に押下しやすい部分に設けられる。押下げし易い部分とは、例えば、操作者が把持部23を握った場合に操作者の人差し指が位置する部分である。スイッチ49は、配電ケーブル等(図示せず)を介して制御部3に電気的に接続される。スイッチ49は、例えば、自動復帰型スイッチ(モーメンタリスイッチ、プッシュスイッチ)である。この場合、操作者がスイッチ49を押下すると、制御部3に超音波処置具2の操作に係る電気信号が送られる。さらに、スイッチ49は、ハンドルユニット13以外の位置に設けられていてもよい。また、スイッチ49は、例えば、フットスイッチでもよい。
図3は、共振体30の斜視図である。共振体30は、振動部材33と、ホーン32と、プローブ31とを有している。振動部材33は、例えば、おおよそ細長い円筒形状である。振動部材33は、細長い本体34を有している。本体34は、例えば、金属で形成される。本体34には、第1の圧電素子41A及び第2の圧電素子41B(図3では第1の圧電素子41Aのみが示されている)が設けられている。以下で、第1の圧電素子41A及び第2の圧電素子41Bをまとめて表す場合には、圧電素子41A、41Bと称する。
本体34及び圧電素子41A、41Bの位置関係について、振動部材33の一部分の縦断面図である図4を参照して説明する。本体34の外周には、第1の溝51A及び第2の溝51Bが形成されている。第1の溝51Aの底面の形状は、例えば、本体34の長手軸に平行な長辺を有する矩形形状である。第2の溝51Bの底面も、第1の溝51Aと同一の形状である。第1の溝51A及び第2の溝51Bは、本体34の中心軸に対して対称に形成されている。
第1の圧電素子41Aは、その長手軸と第1の溝51Aの底辺の長辺とが平行になるように装着されている。同様に、第2の圧電素子41Bは、その長手軸と第2の溝51Bの底辺の長辺とが平行になるように装着されている。第1の圧電素子41Aは、例えば、細長い平板形状を有している。第2の圧電素子41Bは、第1の圧電素子41Aと同等の形状を有している。そして、第1の圧電素子41Aは、振動を効率的に伝達するように第1の溝51Aに接着されている。同様に、第2の圧電素子41Bも、第2の溝51Bに接着されている。さらに、圧電素子41A、41Bは、配電ケーブル等(図示せず)を介して制御部3に電気的に接続されている。このような圧電素子41A、41Bは、振動部材33の振動源である。圧電素子41A、41Bは、交流電圧が印加されることによって長手方向に超音波振動する。
振動部材33の先端側には、ホーン32が設けられている。ホーン32は、形状の異なる先端部と基端部とを有する。ホーン32の先端部は、先端に向かって徐々に小径になる円錐台形状である。また、ホーン32の基端部は、長手方向に僅かに延びる円柱形状である。ホーン32の先端側には、プローブ31が設けられている。プローブ31は、例えば、円柱形状である。
前述したように、圧電素子41A、41Bは、交流電圧が印加されることによって超音波振動する。この超音波振動は、本体34を介してホーン32に伝播する。ホーン32の横断面積は、先端側になるにつれて小さくなっているために、超音波振動の振幅は増幅される。ホーン32で増幅された超音波振動は、プローブ31に伝播し、プローブ先端部31Aに到達する。
図5は、前述の冷却機構の詳細を示す図である。冷却機構は、冷却する穴である管状路35と、第1の管路36とを有する。管状路35は、流体を流すことによって、共振体30を内側から冷却するための穴である。管状路35は、プローブ31の中心軸に沿って振動部材33の基端からプローブ先端部31Aまで連通するように共振体30に形成されている。管状路35は、プローブ先端部31A近傍に底面(封止部)37を有する。管状路35の横断面は、例えば、プローブ31の中心軸と同軸の円形形状である。
第1の管路36は、例えば、円筒管である。第1の管路36の外径は、管状路35の径よりも小さい。第1の管路36は、例えば、可撓性を有する材料で形成される。第1の管路36は、一端が管状路35に挿入され、他端が送入ポンプ5に接続されている。第1の管路36において、管状路35に挿入される側の端部を第1の管先端部(第1の噴出し口)36Aと称し、送入ポンプ5に接続される側の端部を第1の管基端部と称する。第1の噴出し口36Aは、底面37に接触しないように、特に高温になることを防止したい部分(冷却対象部)である底面37の近傍まで挿入されている。
前述した流路は、管状路35と、第1の管路36とで構成されている。流体は、図5中の矢印に示すように、送入ポンプ5から供給され、第1の管路36内を通り、底面37に達する。そして、流体は、底面37で反転され、管状路35の内側且つ第1の管路36の外周に沿って基端に向かって流れ、共振体30の基端から外部へ排出される。以下で、送入ポンプ5から底面37までの流体の流れの経路を流入路と称し、底面37から共振体30の基端までの流体の流れの経路を流出路と称する。
次に本実施形態の動作について説明する。
処置を実施する際に、操作者は、把持部23を把持し、処置対象部である生体組織にプローブの先端部31Aを当てる。このとき、操作者がスイッチ49を押下する。スイッチ49の押下を検出することによって、制御部3は、圧電素子41A、41Bに交流電圧を印加する。交流電圧が印加されることによって、圧電素子41A、41Bは超音波振動する。この超音波振動はプローブ先端部31Aへ伝播する。
処置対象部に接触したプローブ先端部31Aが超音波振動を始めたとき、プローブ先端部31Aと生体組織との間に摩擦熱が生じる。プローブ先端部31Aでの超音波振動による振動エネルギ及び摩擦熱を利用して、操作者は処置対象部の剥離、吻合、接合及び切開等の処置を行う。このとき発生した摩擦熱によって、プローブ先端部31Aを含むプローブ31は、高温になる。処置が終了した際に、操作者はスイッチ49を解放する。スイッチ49が解放されたことを検出したときに、制御部3は、圧電素子41A、41Bへの交流電圧の印加を停止する。ほぼ同時に、制御部3は、送入ポンプ5へ電圧を印加し、送入ポンプ5を駆動させる。駆動が開始されると、送入ポンプ5は、冷却するための流体を流入路へ供給する。この流体は、第1の管路36を通って、底面37に向かって噴出し、プローブ31から熱を奪う。そして、図5の矢印で示されるように、流体は、底面37で反転されて、流出路の方向に流れる。さらに、この流体は、流出路を通って、共振部30の基端から超音波処置具2の外部へ排出される。このように、流路内への流体の供給が一定時間継続されることによって、プローブ31が十分に冷却される。一定時間経過後に、制御部3は、送入ポンプ5の駆動を自動的に停止させる。
次に本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、処置後に共振体30に形成された管状路35内に流体を流すことによって、摩擦熱で加熱されたプローブ31が冷却される。この結果、処置後にプローブが高温になることが防止される。このため、高温化によるプローブの破損が防止される。さらに、高温のプローブが接触することによる処置対象部以外の生体組織の損傷が防止される。また、本実施形態では、第1の噴出し口36Aが、底面37近傍に設置されている。さらに、第1の噴出し口36Aは、底面37に向かって形成されている。このような構成により、流体は、直接第1の噴出し口36Aから底面37へ向かって噴出される。このとき、流体が底面37に直接当たるので、特に冷却したい部分であるプローブ先端部31A近傍の冷却が効果的に実施される。
プローブの外周に冷却のための流路を設けている先行技術の処置具と比較して、本実施形態の超音波処置具2は、共振体30内部に冷却のための流路が形成されている。したがって、外周に流路がある超音波処置具よりも本実施形態の超音波処置具2は小型化される。さらに、管状路35は、共振体30の中心軸と同軸で形成されている。すなわち、共振体30は、軸対称構造となる。この結果、圧電素子41A、41Bが超音波振動した場合に、共振体において不要な振動モードが発生しない。
また、本実施形態における制御部3は、圧電素子41A、41B及び送入ポンプ5の駆動のON/OFFを適切なタイミングで切り替える。このため、操作者が意識することなく、処置が終了した際に、プローブ31の冷却が制御部3によって自動的に開始される。したがって、処置中には、処置部であるプローブ先端部31Aの温度上昇が阻害されることがない。
なお、共振体30の基端には、流体を排出するための吸引ポンプが設けられていてもよい。この吸引ポンプは、流出路を流れてきた流体を共振体30の基端側から吸引する。吸引ポンプの駆動のON/OFFは、制御部3によって電気的に制御される。プローブ31は、鉛直方向に向かうように使用されることがある。このとき、流体は、流出路から排出されにくくなる。流体が液体であるときには、特に排出されにくくなる。これに対し、吸引ポンプで流体を吸引することによって、プローブ31が鉛直方向に向かうように使用されたとしても、流路内を流体が滞ることなく流れる。また、吸引ポンプによって流体を吸引することによって、特に流体が液体であるときに、流出路から排出された液体がこぼれ出してしまうことが防止される。さらに、送入ポンプ5が低出力でも、吸引ポンプで吸引することによって流体が流れる。したがって、送入ポンプ5が小型化できる。
また、流体が流れる管の基端には、送入ポンプ5及び吸収ポンプの両方の機能を有するポンプが設けられていてよい。このポンプは、例えば制御部3によって制御される。例えば、制御部3は、一定時間の間、流体を噴出するようにポンプを駆動させる。次に、制御部3は、管状路35内に溜まった流体をポンプが吸い出すようにポンプを駆動させる。この場合、流入路と流出路とを分ける必要がない。
さらに、本実施形態の振動部材33は、平板形状の圧電素子41A、41Bを有している構成である。振動部材33はランジュバン構造でもよい。
さらに、冷却機構は温度センサを有していてもよい。処置を終了するためにスイッチ49が解放されたとき、温度センサがプローブ31の所定位置の温度を感知する。この感知された温度が所定の温度を超えた場合に、制御部3は送入ポンプ5の駆動をONにする。そして、所定位置の温度が所定の温度以下になった場合、制御部3は送入ポンプ5の駆動をOFFにする。このような構成により、より適切なタイミングで冷却が行われる。
さらに、圧電素子41A,41B及び送入ポンプ5の駆動を個別に制御するために、スイッチ49は、複数個設置されていてもよい。例えば、2つのスイッチが設置される。この場合、例えば、一方のスイッチは超音波処置具2の駆動のON/OFFを切り替えるためのスイッチであり、また、他方の一つのスイッチは送入ポンプ5の駆動のON/OFFを切り替えるためのスイッチである。
さらに、プローブ先端部31Aの近傍にジョーが設けられていてもよい。このとき、把持部23は、可動式のハンドルである。このハンドルが動かされると、ジョーも動く。プローブ先端部31Aの近傍にジョーが設けられることにより、処置を実施する際に、操作者は、処置対象部である生体組織をジョーによってしっかり挟むことができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態について図面を参照して説明する。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同等な構成については、その詳細な説明を省略する。
圧電素子41A、41Bに交流電圧が印加されることによって超音波振動しているときに、これら圧電素子41A、41Bの振動エネルギ及び電気エネルギの一部が熱に変換される。このため、圧電素子41A、41Bは発熱して高温になる。圧電素子41A、41Bが高温になると、共振周波数の変動及び圧電素子41A、41Bの破損が引き起こされる可能性がある。したがって、処置中においては、圧電素子41A、41Bは冷却されることが望ましい。
本実施形態の超音波処置具2は、プローブ31と圧電素子41A、41Bとをそれぞれ冷却するために、第1の管路36を適切なタイミングで移動させる。そのために本実施形態では、第1の管路36は、例えば、第1の管基端部側に移動機構(図示せず)を有している。移動機構は、例えば、リニアモーター、ステッピングモータ、SMAアクチュエータを有する。移動機構は、制御部3に接続され、制御部3によってその駆動が制御される。移動機構は、第1の管路36を長手軸方向に移動させる。より詳しくは、移動機構は、例えば、管状路35に挿入する方向及び管状路35から引き抜く方向に第1の管路36を移動させる。移動機構が第1の管路36を長手方向に移動させることによって、管状路35内部での第1の噴出し口36Aの位置が調整される。これにより、プローブ先端部31A又は圧電素子41A、41B先端の近傍に第1の噴出し口36Aを移動させることができる。
制御部3は、移動機構の駆動のタイミング、駆動する方向及び駆動量を電気的に制御する。例えば、操作者がスイッチ49を押下すると、制御部3は移動機構に駆動がONになるように電気信号を送る。この電気信号を受けた移動機構は、第1の管路36を長手方向に移動させる。
処置を実施する際に、操作者はスイッチ49を押下する。スイッチ49の押下を検出することによって、制御部3は、圧電素子41A、41Bの駆動をONにする。同時に制御部3は、第1の噴出し口36Aを圧電素子41A、41Bの先端近傍に位置させるように移動機構を駆動する。第1の噴出し口36Aを圧電素子41A、41Bの先端近傍に位置させたとき、制御部3は送入ポンプ5の駆動をONにする。送入ポンプ5の駆動がONになると、流体が第1の噴出し口36Aから噴出する。この流体は、図6の矢印で示されるように対流により第1の噴出し口36Aから基端側に向かって流れる。このとき、流体は、圧電素子41A、41Bから熱を奪って、共振体30の基端から超音波処置具2の外部へ排出される。
処置が終了した際に、操作者がスイッチ49を解放する。スイッチ49の解放を検出することによって、制御部3は圧電素子41A,41Bの駆動をOFFにする。このとき、制御部3は、送入ポンプ5を駆動している状態で維持する。さらに、制御部3は、第1の噴出し口36Aを底面37の近傍に位置させるように移動機構を駆動する。第1の噴出し口36Aから噴出する流体は、図5の矢印で示されたように、底面37で反転されて流出路に向かって流れ、流出路を通って共振体30の基端から超音波処置具2の外部へ排出される。このとき、流体は、プローブ31、特にプローブ先端部31Aから熱を奪う。このように、流路内への流体の供給が一定時間継続されることによって、プローブ31が十分に冷却される。一定時間経過後に、制御部3は、送入ポンプ5の駆動を自動的に停止させる。
本実施形態によれば、第1の噴出し口36Aは、移動機構によって、処置中には圧電素子41A、41Bの先端近傍に、処置後にはプローブ先端部31Aの近傍に配置される。このため、底面37及び圧電素子41A、41Bの両方を適切なタイミングで冷却できる。プローブ31に加えて圧電素子41A、41Bも冷却可能であるために、圧電素子41A、41Bが高温になった場合の共振周波数の変動及び損壊が防止される。
ここで、圧電素子41A、41Bを冷却しない超音波処置具は、圧電素子41A、41Bの温度変化によって共振周波数が変動した場合であっても共振が生じるように、共振周波数追尾をする装置を必要とする。これに対し、本実施形態の超音波処置具2では、圧電素子41A、41Bが冷却されるので、圧電素子41A、41Bの共振周波数が駆動前と駆動後とで殆ど変動しない。このため、本実施形態の超音波処置具2は、共振周波数追尾する装置を必要としない。したがって、本実施形態の超音波処置2は小型化される。
また、操作者がスイッチ49を押下するのみで、制御部3が適切なタイミングと駆動量とで移動機構を駆動させる。このとき、移動機構は、第1の噴出し口36Aを適切な位置に配置する。このように制御部3によって制御されるために、操作者が意識することなく、処置中及び処置後に、適切な位置に第1の噴出し口36Aが配置される。
[第3の実施形態]
第3の実施形態について図面を参照して説明する。なお、第3の実施形態において、第1の実施形態と同等な構成については、その詳細な説明を省略する。
本実施形態では、プローブ31及び圧電素子41A、41Bを冷却するために、プローブ31及び圧電素子41A、41Bの各々に流体が噴出されるように複数本(2本)の噴出し口が設置されている。
図7A及び図7Bは、本実施形態の冷却機構を示す図である。冷却機構は、第1の管路36と、第2の管路38とを有する。第2の管路38は、例えば、第1の管路36と同様な円筒管である。第2の管路38は、例えば、可撓性を有する材料で形成される。第2の管路38は、一端が第1の管路36とともに管状路35内に挿入され、他端が送入ポンプ5に接続されている。第1の管路36と同様に、第2の管路38においても、管状路35に挿入されている側の一端部を第2の管先端部(第2の噴出し口)38Aと称し、送入ポンプ5に接続される側の他端部を第2の管基端部と称する。第2の噴出し口38Aは、管状路35内で圧電素子41A、41Bの先端近傍に設置されている。第1の噴出し口36Aは、管状路35内でプローブ先端部31Aの近傍に設置されている。
送入ポンプ5は、第1の管路36に加えて第2の管路38にも流体を供給する。制御部3は、適切なタイミングで第1の管路36及び第2の管路38に流体を供給するように、送入ポンプ5を電気的に制御する。具体的には、制御部3は、処置中には、第2の管路38にのみ流体を供給するように送入ポンプ5を制御する。さらに、制御部3は、処置後には、第1の管路36にのみ流体を供給するように送入ポンプ5を制御する。
処置を実施する際に、操作者がスイッチ49を押下する。スイッチ49の押下を検出することによって、制御部3は、圧電素子41A、41B及び送入ポンプ5の駆動をONにする。このとき、制御部3は、流体を第1の管路36に供給せず、第2の管路38のみに供給するように送入ポンプ5を制御する。第2の管路38に供給された流体は、図7Aの矢印に示すように第2の噴出し口38Aから噴出し、対流によって流出路の方向に反転され、基端から超音波処置具2の外部へ排出される。このとき、流体は、圧電素子41A、41Bから熱を奪う。
処置が終了した際に、操作者がスイッチ49を開放する。スイッチ49の解放を検出することによって、制御部3は、圧電素子41A、41Bの駆動をOFFにする。このとき、第1の管路36のみに流体を供給し、第2の管路38に流体を供給しないように、制御部3は、送入ポンプ5を制御する。第1の管路36に供給された流体は、図7Bに示すように第1の噴出し口36Aから噴出し、底面37当たって反転され、流出路を通って、共振体30の基端から超音波処置具2の外部へ排出される。このとき、流体は、プローブ31、特にプローブ先端部31Aから熱を奪う。このように、流路内への流体の供給が一定時間継続されることによって、プローブ31が十分に冷却される。一定時間経過後に、制御部3は、送入ポンプ5の駆動を自動的に停止させる。
本実施形態によれば、管状路35内で圧電素子41A、41Bの先端に第2の噴出し口38Aが配置され、プローブ先端部31Aに第1の噴出し口36Aが配置されている。本実施形態の超音波処置具2は、管を移動させるための移動機構を必要としない。したがって、制御部3が第2の実施形態と比較して流体の噴出す位置の切り替えを制御するのみで、適切に圧電素子41A、41B及びプローブ先端31Aを冷却することができる。
なお、本実施形態では、流体が流れる管は、第1の管路36及び第2の管路38の2本設置されているとしたが、3本以上設置されていてもよい。
[第4の実施形態]
第4の実施形態について図面を参照して説明する。なお、第4の実施形態において、第1の実施形態と同等な構成については、その詳細な説明を省略する。
本実施形態では、第1の管路36の外周の一部に孔が形成されている。処置中及び処置後で適宜、流体が噴出する位置を切り替えられるように、この孔には可動する弁61が設けられている。
本実施形態の第1の管路36は、外周の一部に孔(第3の噴出し口)36Bを有している。また、第1の管路36は、第3の噴出し口36Bを塞ぐための開閉可能な弁61を有する。第3の噴出し口36Bは、長手軸に対して垂直な方向である径方向に向かって開口している。第3の噴出し口36Bは、管状路35内において、圧電素子41A、41Bの先端近傍に配置される。
弁61は、例えば、第1の管路36の内側に可動するように固定されている。弁61は、制御部3によって開閉を制御される。弁61は、例えば、電子弁のように制御部3によって電気的に制御される。また、弁61は、例えば、機械的機構によって開閉制御されてもよい。さらに、弁61は、例えば、流体の圧力で開閉制御されてもよい。制御部3は、電気信号を受け、弁61を開閉させる。処置中には、図8に示すように、制御部3は、第1の噴出し口36Aを塞ぎ、第3の噴出し口36Bを開通させるように弁61を開く。また、図9に示すように、制御部3は、処置後には、第1の噴出し口36Aを開通させ、第3の噴出し口36Bかを塞ぐように弁61を閉じる。
処置を実施する際に、操作者はスイッチ49を押下する。スイッチ49の押下を検出することによって、制御部3は、圧電素子41A、41B及び送入ポンプ5の駆動をONにする。同時に、制御部3は、弁61を開く。このとき、流入路は第3の噴出し口36Bまで開通する。これにより、流体は、第3の噴出し口36Bから噴出する。この流体は、図8の矢印で示されるように第3の噴出し口36Bから噴出し、対流によって流出路の方向に反転され、基端から超音波処置具2の外部へ排出される。このとき、流体は、圧電素子41A、41Bから熱を奪う。
処置が終了した際に、操作者はスイッチ49を解放する。スイッチ49の解放を検出することによって、制御部3は、圧電素子41A、41Bの駆動をOFFにし、送入ポンプ5を駆動させた状態に維持する。同時に、制御部3は、弁61を閉じる。このとき、流入路は第1の噴出し口36Aまで開通する。これにより、流体は、第1の噴出し口36Aから噴出する。この流体は、図9に矢印で示されるように第1の噴出し口36Aから底面37に向かって噴出し、底面37で反転され、流出路を通って、共振体30の基端から超音波処置具2の外部へ排出される。このとき、流体は、プローブ31、特にプローブ先端部31Aから熱を奪う。このように、流路内への流体の供給が一定時間継続されることによって、プローブ31が十分に冷却される。一定時間経過後に、制御部3は、送入ポンプ5の駆動を自動的に停止させる。
本実施形態によれば、処置中には圧電素子41A、41Bを冷却し、処置後にはプローブ31を冷却するために、弁61の開閉を制御することのみで、流体の噴出す位置を切り替えることができる。したがって、前述の各実施形態と比較して、移動機構及び2本以上の管を設置する必要がない。さらに、第1の管路36に設けられた弁61の開閉のみで、適切なタイミングで圧電素子41A、41B及びプローブ31、特にプローブ先端部31Aを冷却することができる。
1…超音波処置具システム、2…超音波処置具、3…制御部、4…電源、5…送入ポンプ、12…超音波振動ユニット、13…ハンドルユニット、21…超音波振動部ケース、23…把持部、30…共振体、31…プローブ、31A…先端部(プローブ先端部)、32…ホーン、33…振動部材、34…本体、35…管状路、36、38…管路、36A…第1の噴出し口、36B…第3の噴出し口、37…底面(封止部)、38A…第2の噴出し口、41A、41B…圧電素子、49…スイッチ、51A、51B…溝、61…弁。

Claims (8)

  1. 超音波振動する少なくとも1つの圧電素子と、
    前記圧電素子が基端側に配置された共振体であって、前記圧電素子の超音波振動によって被処置体に対して医療処置を行う処置部を先端側に有し、最奥の位置に封止部を有する管状路が軸中心に形成され、前記圧電素子と前記処置部を冷却可能な温度の流体を噴出するための管路が前記管状路に挿入される共振体とを具備し、
    前記管路の噴出し口は、前記医療処置の間においては、前記圧電素子の加熱された部分に流体を噴出する前記管状路における位置に配置され、前記医療処置の後には、前記処置部の加熱された部分に流体を噴出する前記管状路における位置に配置される超音波処置具。
  2. 前記管路の噴出し口は、前記処置部の加熱された部分に流体を噴出する前記管状路における位置に配置される請求項1の超音波処置具。
  3. 前記管路の径は、前記管状路の径よりも小さく、
    前記管路の中空部分と、前記管状路と前記管路の外面との間の間隙を前記流体が流れるように流路が形成される請求項1又は2の超音波処置具。
  4. 前記流体は、気体又は液体である請求項1乃至のいずれか1の超音波処置具。
  5. 前記管路に流体を供給するポンプと、
    前記ポンプを制御する制御部とをさらに具備し、
    前記制御部は、前記医療処置の間に前記ポンプの駆動を停止させ、前記医療処置の後に、前記ポンプの駆動を開始させる請求項1乃至のいずれか1の超音波処置具。
  6. 前記医療処置の間に、前記圧電素子の加熱された部分に流体を噴出する前記管状路における位置に前記噴出し口を移動させ、前記医療処置の後には、前記処置の加熱された部分に流体を噴出する前記管状路における位置に前記噴出し口を移動させるための移動機構をさらに具備する請求項の超音波処置具。
  7. 前記管状路には、複数の管路が挿入され、
    前記複数の管路の噴出し口は、前記圧電素子の加熱された部分に流体を噴出する前記管状路における位置と、前記処置の加熱された部分に流体を噴出する前記管状路における位置のそれぞれに配置される請求項の超音波処置具。
  8. 前記管路は、前記圧電素子の近傍に孔が形成され、
    前記医療処置の間には、前記孔から前記圧電素子の加熱された部分に流体を噴出させ、
    前記医療処置の後には、前記処置の加熱された部分に流体を噴出させるように前記管路の中空部及び前記孔を選択的に塞ぐ弁を有する請求項の超音波処置具。
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