JP6191403B2 - パワーコンディショナ、太陽電池システム、および異常判定方法 - Google Patents

パワーコンディショナ、太陽電池システム、および異常判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、パワーコンディショナ、太陽電池システム、および異常判定方法に関する。
特許文献1には、複数の太陽電池ストリングが並列に接続される並列接続点の後段に設けられた分圧器により、太陽電池アレイの出力電圧を計測することが記載されている。
特許文献1 特開平10−063358号公報
複数の太陽電池ストリングが並列に接続される並列接続点における電圧は、複数の太陽電池ストリングのうち最も高い電圧を出力する太陽電池ストリングの電圧に依存する。したがって、複数の太陽電池ストリングを構成するそれぞれの太陽電池モジュールの数が異なる場合など、複数の太陽電池ストリングのそれぞれの発電量が異なる場合、並列接続点における電圧を測定することにより、複数の太陽電池ストリングのそれぞれの開放電圧を正確に検知することはできない。
本発明の一態様に係るパワーコンディショナは、第1電源から出力された直流を昇圧し、昇圧された直流を交流に変換して系統電源側に出力するパワーコンディショナであって、第1電源の出力端子間に接続される第1スイッチと、第1スイッチをオンオフすることにより、第1電源からの電圧を昇圧させる第1コイルまたは第1トランス巻線と、第1コイルまたは第1トランス巻線からの出力を整流する第1逆流防止回路とを含む第1昇圧回路と、第1スイッチのオフ期間中に、第1逆流防止回路の第1電源と反対側の電位を、第1逆流防止回路の第1電源側の電位以上に制御する電位制御部と、第1スイッチのオフ期間中で、かつ電位制御部により第1逆流防止回路の第1電源と反対側の電圧が、第1逆流防止回路の第1電源側の電圧以上に制御されている期間中に、第1電源の第1開放電圧値を取得する開放電圧値取得部と、第1開放電圧値と第1電源の特性に基づき予め定められた第1基準電圧値との比較に基づいて、第1電源の異常の有無を判定する電源異常判定部とを備える。
上記パワーコンディショナは、第2電源の電圧を昇圧させる第2昇圧回路と、第1昇圧回路の出力側と第2昇圧回路の出力側とを並列に接続する接続部とをさらに備え、電位制御部は、開放電圧値取得部が第1開放電圧値を取得する場合に、第2昇圧回路に含まれる第2スイッチをオンオフすることにより、接続部の電圧を、第1昇圧回路の入力側の電圧以上に制御することで、第1逆流防止回路の第1電源と反対側の電位を、第1逆流防止回路の第1電源側の電位以上に制御してもよい。
上記パワーコンディショナは、第1昇圧回路から出力される直流を交流に変換し、系統電源側に出力するインバータと、第1昇圧回路の出力側とインバータの入力側とを接続する接続部とをさらに備え、電位制御部は、開放電圧値取得部が第1開放電圧値を取得する場合、インバータを制御することにより、系統電源からの電力を接続部側に出力し、接続部の電圧を第1昇圧回路の入力側の電圧以上にすることで、第1逆流防止回路の第1電源と反対側の電位を、第1逆流防止回路の第1電源側の電位以上に制御してもよい。
上記パワーコンディショナは、接続部から出力される直流を交流に変換し、系統電源側に出力するインバータをさらに備え、電位制御部は、第2昇圧回路に含まれる第2スイッチをオンオフすることにより、接続部の電圧を、第1昇圧回路の入力側の電圧以上に制御できない場合、インバータを制御することにより、系統電源からの電力を接続部側に出力し、接続部の電圧を第1昇圧回路の入力側の電圧以上にすることで、第1逆流防止回路の第1電源と反対側の電位を、第1逆流防止回路の第1電源側の電位以上に制御してもよい。
上記パワーコンディショナにおいて、第2昇圧回路は、第2スイッチをオンオフすることにより、第2電源からの電圧を昇圧させる第2コイルまたは第2トランス巻線と、第2コイルまたは第2トランス巻線からの出力を整流する第2逆流防止回路とをさらに含み、電位制御部は、第2スイッチのオフ期間中に、第2逆流防止回路の第2電源と反対側の電位を、第2逆流防止回路の第2電源側の電位以上に制御し、開放電圧値取得部は、第2スイッチのオフ期間中で、かつ第2逆流防止回路の第2電源と反対側の電圧が、第2逆流防止回路の第2電源側の電圧以上に制御されている期間中に、第2電源の第2開放電圧値を取得し、電源異常判定部は、第2開放電圧値と第2電源の特性に基づき予め定められた第2基準電圧値との比較に基づいて、第2電源の異常の有無を判定してもよい。
本発明の一態様に係るパワーコンディショナは、第1電源から出力された直流を昇圧し、昇圧された直流を交流に変換して系統電源側に出力するパワーコンディショナであって、第1電源の出力端子間に接続される第1スイッチと、第1スイッチをオンオフすることにより、第1電源からの電圧を昇圧させる第1コイルまたは第1トランス巻線と、第1コイルまたは第1トランス巻線からの出力を整流する第1逆流防止回路とを含む第1昇圧回路と、第1昇圧回路から出力される直流を交流に変換し、系統電源側に出力するインバータと、第1昇圧回路の出力側とインバータの入力側とを接続する接続部と、第1スイッチのオフ期間中に、インバータを制御することにより、系統電源からの電力を接続部側に出力し、接続部の電圧を第1昇圧回路の入力側の電圧以上にすることで、第1逆流防止回路の第1電源と反対側の電位を、第1逆流防止回路の第1電源側の電位以上に制御する電位制御部と、第1スイッチのオフ期間中で、かつ電位制御部により第1逆流防止回路の第1電源と反対側の電圧が、第1逆流防止回路の第1電源側の電圧以上に制御されている期間中に、第1電源の第1開放電圧値を取得する開放電圧値取得部と、第1開放電圧値と第1電源の特性に基づき予め定められた第1基準電圧値との比較に基づいて、第1電源の異常の有無を判定する電源異常判定部とを備える。
本発明の一態様に係る太陽電池システムは、第1電源である第1太陽電池と、第1太陽電池からの直流を交流に変換して系統電源側に出力する上記パワーコンディショナとを備える。
本発明の一態様に係る太陽電池システムは、第1電源である第1太陽電池と、第1太陽電池と並列に接続された第2電源である第2太陽電池と、第1太陽電池および第2太陽電池からの直流を交流に変換して系統電源側に出力する上記パワーコンディショナとを備える。
本発明の一態様に係る異常判定方法は、第1電源の出力端子間に接続される第1スイッチと、第1スイッチをオンオフすることにより、第1電源からの電圧を昇圧させる第1コイルまたは第1トランス巻線と、第1コイルまたは第1トランス巻線からの出力を整流する第1逆流防止回路とを含む第1昇圧回路を備え、第1電源から出力された直流を昇圧し、昇圧された直流を交流に変換して系統電源側に出力するパワーコンディショナに接続される第1電源の異常判定を行う異常判定方法であって、第1スイッチのオフ期間中に、第1逆流防止回路の第1電源と反対側の電位を、第1逆流防止回路の第1電源側の電位以上に制御する段階と、第1スイッチのオフ期間中で、かつ第1逆流防止回路の第1電源と反対側の電圧が、第1逆流防止回路の第1電源側の電圧以上に制御されている期間中に、第1電源の第1開放電圧値を取得する段階と、第1開放電圧値と第1電源の特性に基づき予め定められた第1基準電圧値との比較に基づいて、第1電源の異常の有無を判定する段階とを含む。
上記異常判定方法において、パワーコンディショナは、第2電源の出力端子間に接続される第2スイッチを有し、第2スイッチがオンオフすることで第2電源からの直流を昇圧させる第2昇圧回路と、第1昇圧回路の出力側と第2昇圧回路の出力側とを並列に接続する接続部とをさらに備え、制御する段階は、第1開放電圧値を取得する場合、第2スイッチをオンオフすることにより、接続部の電圧を、第1昇圧回路の入力側の電圧以上に制御することで、第1逆流防止回路の第1電源と反対側の電位を、第1逆流防止回路の第1電源側の電位以上に制御してもよい。
上記異常判定方法において、パワーコンディショナは、第1昇圧回路から出力される直流を交流に変換し、系統電源側に出力するインバータと、第1昇圧回路の出力側とインバータの入力側とを接続する接続部とをさらに備え、制御する段階は、第1開放電圧値を取得する場合、インバータを制御することにより、系統電源からの電力を接続部側に出力し、接続部の電圧を第1昇圧回路の入力側の電圧以上にすることで、第1逆流防止回路の第1電源と反対側の電位を、第1逆流防止回路の第1電源側の電位以上に制御してもよい。
上記異常判定方法において、パワーコンディショナは、第1昇圧回路の出力側と接続部を介して接続され、第1昇圧回路から出力される直流を交流に変換し、系統電源側に出力するインバータをさらに備え、制御する段階は、第2スイッチをオンオフすることにより、接続部の電圧を、第1昇圧回路の入力側の電圧以上に制御できない場合、インバータを制御することにより、系統電源からの電力を接続部側に出力し、接続部の電圧を第1昇圧回路の入力側の電圧以上にすることで、第1逆流防止回路の第1電源と反対側の電位を、第1逆流防止回路の第1電源側の電位以上に制御してもよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る太陽電池システムの全体構成の一例を示すシステム構成図である。 本実施形態に係る制御装置の機能ブロックの一例を示す図である。 制御装置が太陽電池ストリングの異常の有無の判定を行う手順の一例を示すフローチャートである。 電位制御部が、判定対象の太陽電池ストリングに接続された対象の昇圧回路の入力側の電圧以上に、接続部の電圧を制御する手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の変形例に係る太陽電池システムの全体構成の一例を示すシステム構成図である。 本実施形態の変形例に係る制御装置による太陽電池ストリングの異常判定の手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の他の変形例に係る太陽電池システムの全体構成の一例を示すシステム構成図である。 本実施形態の他の変形例に係る制御装置による太陽電池ストリングの異常判定の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る太陽電池システムの全体構成の一例を示すシステム構成図を示す。太陽電池システムは、複数の太陽電池ストリング200aおよび200bと、パワーコンディショナ10とを備える。複数の太陽電池ストリング200aおよび200bは、直列または並列に接続された複数の太陽電池モジュールを有する。複数の太陽電池ストリング200aおよび200bは、直流電圧を出力する第1電源および第2電源の一例である。第1電源および第2電源は、太陽電池、太陽電池を直列または並列に接続した太陽電池モジュール、または燃料電池などの太陽電池以外の他の電源でもよい。なお、パワーコンディショナ10は、電源システムの一例である。
パワーコンディショナ10は、複数の太陽電池ストリング200aおよび200bから出力される直流電圧を昇圧し、昇圧された直流電圧を交流電圧に変換して、系統電源300側に出力する。
パワーコンディショナ10は、コンデンサC1aおよびC1b、昇圧回路20aおよび20b、接続部30、コンデンサC2、インバータ40、コイルL2、コンデンサC3、連系リレー50、供給電源60、および制御装置100を備える。なお、本実施形態では、パワーコンディショナ10が、昇圧回路20aおよび20bを備える形態について説明するが、パワーコンディショナ10の外部に昇圧回路20aおよび昇圧回路20bの少なくとも一方が設けられてもよい。
コンデンサC1aの一端および他端は、太陽電池ストリング200aの正極端子および負極端子に電気的に接続され、太陽電池ストリング200aから出力される直流電圧を平滑化する。昇圧回路20aは、コイルL1a、スイッチTraおよびダイオードDaを有する。昇圧回路20aは、いわゆるチョッパ方式スイッチングレギュレータでよい。
スイッチTraは、太陽電池ストリング200aの正極端子および負極端子間に接続される第1スイッチの一例であり、例えば絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)でよい。コイルL1aの一端は、コンデンサC1aの一端に接続され、コイルL1aの他端は、スイッチTraのコレクタに接続される。スイッチTraのコレクタは、ダイオードDaのアノードに接続され、スイッチTraのエミッタは、コンデンサC1aの他端に接続される。コイルL1aは、スイッチTraがオン期間中に太陽電池ストリング200aからの電力に基づくエネルギーを蓄積し、スイッチTraがオフ期間中に蓄積されたエネルギーを放出する。これにより、昇圧回路20aは、太陽電池ストリング200aからの直流電圧を昇圧する。ダイオードDaは、スイッチTraと接続部30との間に設けられ、コイルL1aからの出力を整流する。また、ダイオードDaは、昇圧された直流電圧が昇圧回路20aの出力側から入力側に流れることを防止する。ダイオードDaは、太陽電池ストリング200aと直列に接続され、太陽電池ストリング200aへの電流の逆流を防止する第1逆流防止回路の一例である。
コンデンサC1bの一端および他端は、太陽電池ストリング200bの正極端子および負極端子に電気的に接続され、太陽電池ストリング200bから直流電圧を平滑化する。昇圧回路20bは、コイルL1b、スイッチTrbおよびダイオードDbを有する。昇圧回路20aは、いわゆるチョッパ方式スイッチングレギュレータでよい。
スイッチTrbは、太陽電池ストリング200bの正極端子および負極端子間に接続される第2スイッチの一例であり、例えば絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)でよい。コイルL1bの一端は、コンデンサC1bの一端に接続され、コイルL1aの他端は、スイッチTrbのコレクタに接続される。スイッチTrbのコレクタは、ダイオードDbのアノードに接続され、スイッチTrbのエミッタは、コンデンサC1bの他端に接続される。コイルL1bは、スイッチTrbがオン期間中に太陽電池ストリング200bからの電力に基づくエネルギーを蓄積し、スイッチTrbがオフ期間中に蓄積されたエネルギーを放出する。これにより、昇圧回路20bは、太陽電池ストリング200bからの直流電圧を昇圧する。ダイオードDbは、スイッチTrbと接続部30との間に設けられ、コイルL1bからの出力を整流する。また、ダイオードDbは、昇圧された直流電圧が昇圧回路20bの出力側から入力側に流れることを防止する。ダイオードDbは、太陽電池ストリング200bと直列に接続され、太陽電池ストリング200bへの電流の逆流を防止する第2逆流防止回路の一例である。
なお、昇圧回路20aおよび20bは、上記の構成には限定されず、例えば、ハーフブリッジ型昇圧回路、フルブリッジ型昇圧回路などの1次巻線および2次巻線を含むトランス巻線を有する絶縁型の昇圧回路により構成してもよい。絶縁型の昇圧回路は、太陽電池ストリング200aまたは太陽電池ストリング200bなどの電源の出力端子間に接続される複数のスイッチを有する。複数のスイッチは、1次巻線と直列に接続されており、複数のスイッチがオンオフすることで、1次巻線に励磁電流が流れ、2次巻線に誘導電流が流れる。太陽電池システムが備える昇圧回路が、フルブリッジ型昇圧回路などのトランス巻線を有する絶縁型の昇圧回路の場合、1次巻線と直列に接続され、電源の出力端子間に接続される複数のスイッチが、第1スイッチまたは第2スイッチとして機能する。
接続部30は、昇圧回路20aの出力側と昇圧回路20bの出力側とを並列に接続する。コンデンサC2は、接続部30から出力される直流電圧を平滑化する。インバータ40は、スイッチを含み、スイッチがオンオフすることで昇圧回路20aおよび20bから出力された直流電圧を交流電圧に変換する。インバータ40は、例えば、ブリッジ接続された4つの半導体スイッチを含む単相フルブリッジPWMインバータにより構成してもよい。4つの半導体スイッチのうち、一方の一対の半導体スイッチは直列に接続される。4つの半導体スイッチのうち、他方の一対の半導体スイッチは、直列に接続され、かつ一方の一対の半導体スイッチと並列に接続される。
インバータ40と系統電源300との間には、コイルL2およびコンデンサC3が設けられる。コイルL2およびコンデンサC3は、インバータ40から出力された交流電圧からノイズを除去する。また、コンデンサC3と系統電源300との間には、連系リレー50が設けられる。連系リレー50がオンすることで、パワーコンディショナ10と系統電源300とが電気的に接続され、オフすることでパワーコンディショナ10と系統電源300とが電気的に遮断される。
供給電源60は、例えば、電源ICチップにより構成される。供給電源60は、接続部30の両端に接続され、接続部30から取り出される直流電圧から、制御装置100に供給する予め定められた電圧値を示す電力を生成し、生成された電力を制御装置100に供給する。
制御装置100は、太陽電池ストリング200aおよび200bから最大電力が得られるように、昇圧回路20aおよび20b、インバータ40のスイッチング動作を制御して、太陽電池ストリング200aおよび200bから出力される直流電圧を昇圧し、昇圧された直流電圧を交流電圧に変換して、系統電源300側に出力する。
パワーコンディショナ10は、電圧センサ12aおよび12b、および電圧センサ16をさらに備える。電圧センサ12aは、太陽電池ストリング200aの両端の電位差に対応する電圧値Vainを検知する。電圧センサ12bは、太陽電池ストリング200bの両端の電位差に対応する電圧値Vbinを検知する。電圧センサ16は、接続部30の両端の電位差に対応する電圧値Voutを検知する。
以上のように構成された太陽電池システムにおいて、太陽電池ストリング200aおよび200bの開放電圧値を検知して、検知された開放電圧値に基づいて、太陽電池ストリング200aおよび200bの異常の有無を判定する。
図2は、制御装置100の機能ブロックの一例を示す図である。制御装置100は、電位制御部102、開放電圧値取得部104、電源異常判定部106、気象情報取得部108、送受信部110、タイミング決定部112、および記憶部114を備える。電位制御部102、開放電圧値取得部104、電源異常判定部106、気象情報取得部108、タイミング決定部112、および記憶部114は、マイクロコンピュータにより構成してもよい。送受信部110は、無線アンテナにより構成してもよい。
電位制御部102は、昇圧回路20aに含まれるスイッチTraをオンオフすることにより、スイッチTraがオン期間中に太陽電池ストリング200aからの電力に基づくエネルギーをコイルL1aに蓄積し、スイッチTraがオフ期間中にコイルL1aからエネルギーを放出することで昇圧回路20aによって太陽電池ストリング200aの電圧を昇圧させる。電位制御部102は、昇圧回路20bに含まれるスイッチTrbをオンオフすることにより、スイッチTrbがオン期間中に太陽電池ストリング200bからの電力に基づくエネルギーをコイルL1bに蓄積し、スイッチTrbがオフ期間中にコイルL1bからエネルギーを放出することで昇圧回路20bによって太陽電池ストリング200bの電圧を昇圧させる。
また、電位制御部102は、太陽電池ストリング200aの開放電圧値である第1開放電圧値を取得する場合、昇圧回路20aのスイッチTraをオフする。また、電位制御部102は、太陽電池ストリング200aの第1開放電圧値を取得する場合、ダイオードDaの太陽電池ストリング200aと反対側の電位を、ダイオードDaの太陽電池ストリング200a側の電位以上に制御する。これにより、太陽電池ストリング200aを昇圧回路20aと物理的に遮断することなく、昇圧回路20aの入力側の電圧値を検知することで、太陽電池ストリング200aの開放電圧値を検知できる。
電位制御部102は、太陽電池ストリング200bの開放電圧値である第2開放電圧値を取得する場合、昇圧回路20bのスイッチTrbをオフする。また、電位制御部102は、太陽電池ストリング200bの第2開放電圧値を取得する場合、ダイオードDbの太陽電池ストリング200bと反対側の電位を、ダイオードDbの太陽電池ストリング200b側の電位以上に制御する。これにより、太陽電池ストリング200bを昇圧回路20bと物理的に遮断することなく、昇圧回路20bの入力側の電圧値を検知することで、太陽電池ストリング200bの開放電圧値を検知できる。
開放電圧値取得部104は、パワーコンディショナ10が備える電圧センサ12a,2b、および16などを介してパワーコンディショナ10の各点において電圧値を取得する。開放電圧値取得部104は、昇圧回路20aのスイッチTraのオフ期間中で、かつダイオードDaの太陽電池ストリング200aと反対側の電圧が、ダイオードDaの太陽電池ストリング200a側の電圧以上に制御されている期間中に、太陽電池ストリング200aの第1開放電圧値を取得する。また、開放電圧値取得部104は、昇圧回路20bのスイッチTrbのオフ期間中で、かつダイオードDbの太陽電池ストリング200bと反対側の電圧が、ダイオードDbの太陽電池ストリング200b側の電圧以上に制御されている期間中に、太陽電池ストリング200bの第2開放電圧値を取得する。
ここで、供給電源60は、自身が駆動するための電力である駆動電力を接続部30から取得している。昇圧回路20aの入力側の電圧よりも出力側の電圧が低い場合、ダイオードDaを介して太陽電池ストリング200aからの一部の電流がインバータ40側に流れ込む。これにより、コンデンサC2の両端にかかる電圧が変動してしまう。つまり、接続部30の両端の電圧が変動してしまう。接続部30の両端の電圧が変動すると、供給電源60に供給される電力が安定せず、供給電源60から制御装置100に安定して電力供給ができなくなる可能性がある。
本実施形態によれば、開放電圧値を取得する太陽電池ストリングに接続された昇圧回路の出力側の電圧を入力側の電圧以上にする。これにより、昇圧回路に含まれるダイオードのアノード側の電位をカソード側の電位以上にできる。よって、昇圧回路に含まれるダイオードを介して検知対象の太陽電池ストリングからの一部の電流がインバータ40側に流れ込むことを防止できる。よって、太陽電池ストリングの開放電圧を正確に検知できる。しかも、接続部30の両端の電圧が安定するので、供給電源60に供給される電力が安定し、供給電源60から制御装置100に安定して電力供給できる。なお、供給電源60は、系統電源300からの電力を直接取り込んで、系統電源300からの電力に基づいて、制御装置100に供給する電力を生成してもよい。
電位制御部102は、開放電圧値取得部104が第1開放電圧値を取得する場合、昇圧回路20bに含まれるスイッチTrbをオンオフすることにより、接続部30の電圧を、昇圧回路20aの入力側の電圧以上に制御してもよい。電位制御部102は、開放電圧値取得部104が第2開放電圧値を取得する場合、昇圧回路20aに含まれるスイッチTraを制御することで、接続部30の電圧を、昇圧回路20bの入力側の電圧以上に制御してもよい。
ここで、気象条件などによっては、太陽電池ストリング200aまたは太陽電池ストリング200bから得られる電力が少なく、昇圧回路20aまたは20bによる昇圧動作により、接続部30の電圧を昇圧回路20bの入力側の電圧または昇圧回路20aの入力側の電圧以上にすることができない場合がある。この場合、電位制御部102は、インバータ40に含まれるスイッチを制御することで、系統電源300からの電力に基づいて接続部30の電圧を昇圧回路20bの入力側の電圧または昇圧回路20aの入力側の電圧以上にしてもよい。
電位制御部102は、昇圧回路20bに含まれるスイッチTrbを制御することで、接続部30の電圧を、昇圧回路20aの入力側の電圧以上に制御できない場合、インバータ40に含まれる各スイッチをオンオフすることにより、系統電源300からの電力を接続部30側に出力することで、接続部30の電圧を昇圧回路20aの入力側の電圧以上に制御してもよい。また、電位制御部102は、昇圧回路20aに含まれるスイッチTraを制御することで、接続部30の電圧を、昇圧回路20aの入力側の電圧以上に制御できない場合、インバータ40に含まれる各スイッチをオンオフすることにより、系統電源300からの電力を接続部30側に出力することで、接続部30の電圧を昇圧回路20bの入力側の電圧以上に制御してもよい。なお、電位制御部102は、インバータ40から出力される電流の位相を系統電源300の電圧の位相と逆位相になるように、インバータ40に含まれる各スイッチをPWM制御することで、インバータ40に系統電源300からの電力を接続部30側に出力させることができる。
電源異常判定部106は、第1開放電圧値と太陽電池ストリング200aの特性に基づき予め定められた第1基準電圧値との比較に基づいて、太陽電池ストリング200aの異常の有無を判定する。また、電源異常判定部106は、第2開放電圧値と太陽電池ストリング200bの特性に基づき予め定められた第2基準電圧値との比較に基づいて、太陽電池ストリング200bの異常の有無を判定する。太陽電池ストリング200aおよび太陽電池ストリング200bの発電量は、劣化などにより低下する可能性がある。発電量が低下している場合、検出される開放電圧値も小さくなる。そこで、電源異常判定部106は、第1開放電圧値または第2開放電圧値が第1基準電圧値または第2基準電圧値より予め定められた値以上に小さい場合に、太陽電池ストリング200aまたは200bに異常があると判定してもよい。
電源異常判定部106は、予め定められた気象条件において最初に開放電圧値取得部104により取得された第1開放電圧値または第2開放電圧値を第1基準電圧値または第2基準電圧値として決定してもよい。電源異常判定部106は、太陽電池ストリング200aおよび太陽電池ストリング200bの発電量が予め定められた発電量のときに最初に開放電圧値取得部104により取得された第1開放電圧値または第2開放電圧値を第1基準電圧値または第2基準電圧値として決定してもよい。電源異常判定部106は、パワーコンディショナ10の出力電力が予め定められた出力電力のときに最初に開放電圧値取得部104により取得された第1開放電圧値または第2開放電圧値を第1基準電圧値または第2基準電圧値として決定してもよい。電源異常判定部106は、パワーコンディショナ10の内部温度が予め定められた温度のときに最初に開放電圧値取得部104により取得された第1開放電圧値または第2開放電圧値を第1基準電圧値または第2基準電圧値として決定してもよい。
電源異常判定部106は、決定された第1基準電圧値または第2電流値と現時点で開放電圧値取得部104により取得された第1開放電圧値または第2開放電圧値と比較する。電源異常判定部106は、第1基準電圧値または第2基準電圧値と第1開放電圧値または第2開放電圧値との差分が予め定められた基準差分よりも大きい場合に、太陽電池ストリング200aまたは太陽電池ストリング200bが異常であると判定してもよい。
気象情報取得部108は、太陽電池ストリング200aおよび太陽電池ストリング200bの発電量に影響を与えるパラメータである太陽電池ストリング200aおよび太陽電池ストリング200bの設置場所付近の気象情報を取得する。気象情報は、気温、照度などを含む。送受信部110は、無線または有線を介して外部と通信する。送受信部110は、外部の管理装置から太陽電池ストリング200aおよび200bの異常判定の実行を命令するメッセージを受信してもよい。また、送受信部110は、電源異常判定部106による判定結果を外部の管理装置などに送信してもよい。送受信部110は、開放電圧値取得部104が取得した第1開放電圧値および第2開放電圧値を外部の管理装置などに送信してもよい。
タイミング決定部112は、電源異常判定部106が太陽電池ストリング200aおよび太陽電池ストリング200bの異常判定を行うタイミングを示す判定タイミングを決定する。タイミング決定部112は、例えば、気象情報取得部108が取得した気象情報に基づいて判定タイミングを決定してもよい。タイミング決定部112は、現在の気象条件が、第1基準電圧値および第2基準電圧値が決定されたときの気象条件と一致する場合に、現時点が判定タイミングであると決定してもよい。
また、タイミング決定部112は、太陽電池ストリング200aおよび太陽電池ストリング200bのそれぞれの現時点の発電量が、第1基準電圧値および第2基準電圧値が取得されたときの発電量に基づき定められた基準範囲に含まれる場合に、現時点が判定タイミングであると決定してもよい。タイミング決定部112は、パワーコンディショナ10の現時点の出力電力が、第1基準電圧値および第2基準電圧値が取得されたときの出力電力に基づき定められる基準範囲に含まれる場合に、現時点が判定タイミングであると決定してもよい。タイミング決定部112は、パワーコンディショナ10の現時点の内部温度が、第1基準電圧値および第2基準電圧値が取得されたときの内部温度に基づき定められる基準範囲に含まれる場合に、現時点が判定タイミングであると決定してもよい。
また、タイミング決定部112は、現在の日付が予め定められた日付になった場合に、現時点が判定タイミングであると決定してもよい。あるいは、タイミング決定部112は、パワーコンディショナ10の起動回数が予め定められた回数に達する毎に、判定タイミングであると決定してもよい。さらに、タイミング決定部112は、現在の日付が予め定められた日付になった後、またはパワーコンディショナ10の起動回数が予め定められた回数に達した後、気象条件、太陽電池ストリング200aおよび太陽電池ストリング200bの発電量、パワーコンディショナ10の出力電力、パワーコンディショナ10の内部温度のうち、少なくとも1つのパラメータが最初に予め定められた基準範囲に含まれた時点で、判定タイミングであると決定してもよい。
タイミング決定部112は、送受信部110が外部の管理装置から異常判定の実行を命令するメッセージを受信した場合に、現時点が判定タイミングであると決定してもよい。また、タイミング決定部112は、送受信部110が外部の管理装置から異常判定の実行を命令するメッセージを受信した後、気象条件、太陽電池ストリング200aおよび太陽電池ストリング200bの発電量、パワーコンディショナ10の出力電力、パワーコンディショナ10の内部温度のうち、少なくとも1つのパラメータが最初に予め定められた基準範囲に含まれた時点で、判定タイミングであると決定してもよい。
記憶部114は、第1基準電圧値および第2基準電圧値、異常判定を行うタイミングを決定するための気象条件、太陽電池ストリング200aおよび200bの発電量、パワーコンディショナ10の出力電力、および内部温度などを記憶する。
図3は、制御装置100が太陽電池ストリング200aおよび200bの異常の有無の判定を行う手順の一例を示すフローチャートを示す。
タイミング決定部112は、上記のようないずれかの条件を満たす場合に、現時点を太陽電池ストリング200aおよび200bの異常判定を行う判定タイミングであると決定する(S100)。制御装置100は、無駄な電力消費を抑制すべく、連系リレー50をオフして、パワーコンディショナ10と系統電源300とを電気的に遮断する(S102)。
次いで、電位制御部102は、判定対象の太陽電池ストリングに接続された対象の昇圧回路のスイッチをオフして、対象の昇圧回路の昇圧動作を停止する(S104)。例えば、電位制御部102は、判定対象の太陽電池ストリング200aに接続された昇圧回路20aのスイッチTraをオフして、昇圧回路20aの昇圧動作を停止する。
電位制御部102は、電圧センサ12aおよび電圧センサ16を介して、対象の昇圧回路の入力側の電圧値および出力側の電圧値を取得する。電位制御部102は、対象の昇圧回路の入力側の電圧以上に、対象の昇圧回路の出力側の電圧、つまり接続部30の電圧を制御する(S106)。これにより、電位制御部102は、対象の昇圧回路に含まれるダイオードのカソード側の電位をアノード側の電位以上に制御する。例えば、昇圧回路20aのスイッチTraがオフ状態で、ダイオードDaのカソード側の電位がアノード側の電位以上である場合、太陽電池ストリング200aから電流は出力されない。よって、電圧センサ12aにより検知される電圧値は、太陽電池ストリング200aの開放電圧値に対応する。
そこで、開放電圧値取得部104は、対象の昇圧回路のスイッチがオフ期間中に、対象の昇圧回路の入力側に設けられた電圧センサを介して開放電圧値を取得する(S108)。開放電圧値取得部104は、例えば、昇圧回路20aのスイッチTraがオフ期間中で、かつ昇圧回路20aの出力側の電圧、つまり接続部30の電圧が、昇圧回路20aの入力側の電圧以上に制御されている期間中に、電圧センサ12aを介して第1開放電圧値を取得する。
電源異常判定部106は、取得された開放電圧値と、判定対象の太陽電池ストリングに対応する基準電圧値とを比較することで、判定対象の太陽電池ストリングの異常の有無を判定する(S110)。判定終了後、制御装置100は、すべての太陽電池ストリングの異常の有無の判定が行われたか否かを判定する(S112)。すべての太陽電池ストリングの異常の有無の判定が行われていなければ、制御装置100は、ステップS102からステップS110までの処理を繰り返す。制御装置100は、例えば、太陽電池ストリング200aの異常の有無の判定後、太陽電池ストリング200bの異常の有無の判定を行う。
電源異常判定部106は、開放電圧値取得部104が取得するごとに記憶部114に記憶させた複数の開放電圧値と、基準電圧値とに基づいて判定対象の太陽電池ストリングの異常の有無を判定してもよい。電源異常判定部106は、当該複数の開放電圧値の平均値を算出し、平均値と基準電圧値との比較に基づいて判定対象の太陽電池ストリングの異常の有無を判定してもよい。また、電源異常判定部106は、取得された開放電圧値と、基準電圧値との差分が定められた基準差分以上の場合で、かつ開放電圧値が取得されたときの照度などの気象情報に関する条件と、基準電圧値に対応付けられた照度などの気象情報に関する条件とが一致する場合に、判定対象の太陽電池ストリングの異常と判定してもよい。例えば、電源異常判定部106は、取得された開放電圧値と基準電圧値との差分が定められた基準差分以上の場合で、かつ開放電圧値が取得されたときの照度が、基準電圧値を決定したときの照度に基づいて定められる基準照度範囲に含まれる場合、判定対象の太陽電池ストリングの異常と判定してもよい。
図4は、電位制御部102が、判定対象の太陽電池ストリングに接続された対象の昇圧回路の入力側の電圧以上に、接続部30の電圧を制御する手順の一例を示すフローチャートを示す。
電位制御部102は、判定対象の太陽電池ストリングに接続された昇圧回路の入力側の電圧Vinを取得する(S200)。電位制御部102は、対象の昇圧回路以外の他の昇圧回路に昇圧動作をさせて、接続部30の電圧Vbusを電圧Vin以上に制御する(S202)。次いで、電位制御部102は、他の昇圧回路の昇圧動作により、電圧Vbusが電圧Vin以上になったかどうかを判定する(S204)。
例えば、他の昇圧回路に接続された太陽電池ストリングに対する照度が低く、当該太陽電池ストリングの発電量が低く、他の昇圧回路の昇圧動作により、接続部30の電圧Vbusを判定対象の太陽電池ストリングに接続された昇圧回路の入力側の電圧Vin以上に制御できない場合がある。この場合、電位制御部102は、連系リレー50をオンして、パワーコンディショナ10と系統電源300とを電気的に接続する(S206)。さらに、電位制御部102は、インバータ40を制御して、系統電源300からの電力により、電圧Vbusを電圧Vin以上に制御する(S208)。例えば、電位制御部102は、系統電源300の交流電圧の位相と逆位相になるようにインバータ40の出力電流の位相を制御すべく、インバータ40に含まれる各スイッチをPWM制御する。以上の処理により、電位制御部102は、電圧Vbusを電圧Vin以上に制御できる。
上記実施形態では、パワーコンディショナ10は、2つの昇圧回路を備える例について説明した。しかし、パワーコンディショナ10は、3つ以上の昇圧回路を備えてもよい。パワーコンディショナ10が、3つの昇圧回路を備える場合、電位制御部102は、3つの昇圧回路のうち判定対象の太陽電池ストリングに接続された対象の昇圧回路に含まれるスイッチをオフした状態で、3つの昇圧回路のうちいずれか1つの他の昇圧回路に昇圧動作をさせて、接続部30の電圧Vbusを電圧Vin以上に制御してもよい。
図5は、本実施形態の変形例に係る太陽電池システムの全体構成の一例を示すシステム構成図を示す。本変形例に係る太陽電池システムは、パワーコンディショナ10の外部に昇圧回路20bが設けられている点で、図1に示す太陽電池システムと異なる。また、本変形例に係る太陽電池システムは、太陽電池ストリング200bの開放電圧値を取得する制御装置100bと、制御装置100bに駆動電力を供給する供給電源60bとを備える点で、図1に示す太陽電池システムと異なる。
太陽電池ストリング200bから出力される直流電圧を昇圧する昇圧回路20bの出力側は、パワーコンディショナ10に設けられた昇圧回路20aの入力側に接続される。昇圧回路20bの出力側の両端には、供給電源60bが接続されている。供給電源60bは、昇圧回路20bの出力側から取り出される直流電圧から、制御装置100bに供給する予め定められた電圧値を示す電力を生成し、生成された電力を制御装置100bに供給する。
制御装置100bは、制御装置100と例えば、無線または有線により通信する。また、制御装置100bは、制御装置100と同様に、マイクロコンピュータおよび無線アンテナを含んで構成してもよい。制御装置100bは、制御装置100からの要求に応じて、昇圧回路20bの昇圧動作を停止し、スイッチTrbをオフした状態で、電圧センサ12bを介して太陽電池ストリング200bの第2開放電圧値を取得し、取得した第2開放電圧値を制御装置100に送信する。なお、制御装置100bは、取得した第2開放電圧値と予め記憶された第2基準電圧値との比較に基づき、太陽電池ストリング200bの異常の有無を判定し、判定結果を制御装置100に送信してもよい。
ここで、太陽電池ストリング200bの発電量は、太陽電池ストリング200aの発電量より少ない。太陽電池ストリング200aおよび太陽電池ストリング200bを構成する太陽電池モジュールは同一の仕様のモジュールでなくてもよい。一方、太陽電池ストリング200aおよび太陽電池ストリング200bを構成する太陽電池モジュールが同一の仕様のモジュールであれば、太陽電池ストリング200bを構成する太陽電池モジュールの数は、太陽電池ストリング200aを構成する太陽電池モジュールの数より少なくてもよい。
太陽電池ストリング200aおよび200bが上記のように構成されている場合、太陽電池ストリング200aから出力される電圧は、太陽電池ストリング200bから出力される電圧より高い。よって、昇圧回路20bの昇圧動作を停止した状態において、昇圧回路20bの出力側の電圧は、昇圧回路20bの入力側の電圧より高い。よって、この場合、昇圧回路20bのスイッチTrbをオフしておけば、昇圧回路20bの出力側の電圧を制御することなく、昇圧回路20bの入力側の電圧値を検知することで、太陽電池ストリング200bの第2開放電圧値を検知できる。
また、昇圧回路20bの出力側の電圧は、昇圧回路20bの入力側の電圧より高い状態が維持されるので、昇圧回路20bの出力側の電圧は大きく変動しない。したがって、昇圧回路20bの出力側の電圧を制御することなく、供給電源60bは、安定して制御装置100bに電力を供給できる。
図6は、本実施形態の変形例に係る制御装置100による太陽電池ストリングの異常判定の手順の一例を示すフローチャートを示す。
タイミング決定部112は、外部の管理装置などからの異常判定の要求を示すメッセージの受信、気象条件、太陽電池ストリング200aおよび200bの発電量、パワーコンディショナ10の出力電力または内部温度などに基づいて、異常判定を行う判定タイミングを決定する(S300)。電位制御部102は、判定対象の各太陽電池ストリングに接続された各昇圧回路20aおよび20bのスイッチTraおよびTrbをオフして、各昇圧回路20aおよび200bの昇圧動作を停止させる。電位制御部102は、例えば、送受信部110を介して制御装置100bに対して昇圧回路20bの昇圧動作を停止させるためのメッセージを送信し、制御装置100bにより昇圧回路20bの昇圧動作を停止させてもよい。
次いで、電位制御部102は、インバータ40を制御して、系統電源300の出力電圧の位相と逆位相になるようにインバータ40の出力電流の位相を制御して、系統電源300からの電力により、接続部30の電圧Vbusを昇圧回路20aの入力側の電圧Vin以上に制御する(S304)。
開放電圧値取得部104は、各昇圧回路20aおよび20bのスイッチTraおよびTrbがオフしている期間中に、各昇圧回路20aおよび20bの入力側に設けられた電圧センサ12aおよび電圧センサ12bを介して各開放電圧値を取得する(S306)。より具体的には、開放電圧値取得部104は、昇圧回路20aのスイッチTraがオフしている期間中、電圧センサ12aを介して太陽電池ストリング200aの第1開放電圧値を取得する。さらに、開放電圧値取得部104は、送受信部110を介して制御装置100bに対して太陽電池ストリング200bの第2開放電圧値を要求するメッセージを送信する。制御装置100bは、メッセージに応じて、昇圧回路20bのスイッチTrbがオフしている期間中に、電圧センサ12bを介して太陽電池ストリング200bの第2開放電圧値を取得して、制御装置100に送信する。
次いで、電源異常判定部106は、取得した各開放電圧値と、各開放電圧値に対応する基準電圧値とを比較することで、各太陽電池ストリングの異常の有無を判定する(S308)。
以上の通り、本変形例に係る太陽電池システムによれば、パワーコンディショナ10の内部および外部に昇圧回路が設けられている場合でも、それぞれの昇圧回路に接続された各太陽電池ストリングの開放電圧値を取得して、各太陽電池ストリングの異常の有無を判定できる。
図7は、本実施形態に係る他の変形例に係る太陽電池システムの全体構成の一例を示すシステム構成図を示す。他の変形例に係る太陽電池システムは、パワーコンディショナ10の外部に昇圧回路20aおよび20bとコンデンサC2とが設けられている点で、図1に示す太陽電池システムとは異なる。また、太陽電池システムが制御装置100a、供給電源60a、太陽電池ストリング200c、供給電源60cおよび制御装置100cをさらに含み、太陽電池ストリング200cは、昇圧回路を介さずにパワーコンディショナ10に接続されている点で、図1に示す太陽電池システムとは異なる。なお、制御装置100a、コンデンサC1a、供給電源60a、電圧センサ12aを備えるユニットが、昇圧ユニットの一例である。
太陽電池ストリング200a、200bおよび200cは、接続部30を介して並列に接続されている。太陽電池ストリング200cとパワーコンディショナ10との間には、パワーコンディショナ10側から太陽電池ストリング200c側に電流が流れることを防止する逆流防止回路の一例であるダイオードDcが設けられている。昇圧回路20aの出力側、昇圧回路20bの出力側、太陽電池ストリング200cのダイオードDcを介した出力側は、パワーコンディショナ10の外部に設けられた接続部30の一部により並列に接続されている。
供給電源60aおよび供給電源60cは、接続部30から取り出される直流電圧から、制御装置100aまたは制御装置100cに供給する予め定められた電圧値を示す電力を生成し、生成された電力を制御装置100aまたは制御装置100cに供給する。
制御装置100aおよび100cは、制御装置100と無線または有線により通信してもよい。また、制御装置100aおよび100cは、制御装置100と同様に、マイクロコンピュータおよび無線アンテナを含んで構成してもよい。制御装置100aおよび100cは、制御装置100からの要求に応じて、電圧センサ12aまたは電圧センサ12cを介して太陽電池ストリング200aまたは200cの開放電圧値を取得し、取得した開放電圧値を制御装置100に送信する。なお、制御装置100aまたは100cは、取得した開放電圧値と予め記憶された基準電圧値との比較に基づき、太陽電池ストリング200aまたは200cの異常の有無を判定し、判定結果を制御装置100に送信してもよい。
制御装置100は、制御装置100a、100bおよび100cからそれぞれの太陽電池ストリングの電圧値を取得し、取得した電圧値のうち最大電圧値以上に接続部30の両端の電圧値を制御する。より具体的には、制御装置100は、インバータ40の出力電流の位相が系統電源300の出力電圧の位相と逆位相になるように、インバータ40に含まれる各スイッチを制御し、インバータ40を介して系統電源300から接続部30側に電力を供給し、上記最大電圧値以上に接続部30の両端の電圧値を制御する。これにより、太陽電池ストリング200a、200bおよび200cのそれぞれをパワーコンディショナ10と物理的に切断することなく、太陽電池ストリング200a、200bおよび200cのそれぞれの開放電圧値をより正確に検知できる。
図8は、本実施形態の他の変形例に係る制御装置100による太陽電池ストリングの異常判定の手順の一例を示すフローチャートを示す。
タイミング決定部112は、外部からの異常判定の要求を示すメッセージの受信、気象条件、太陽電池ストリング200a、200bおよび200cの発電量、パワーコンディショナ10の出力電力または内部温度などに基づいて、異常判定を行う判定タイミングを決定する(S400)。
電位制御部102は、判定対象の各太陽電池ストリングに接続された各昇圧回路のスイッチをオフして、各昇圧回路の昇圧動作を停止させる(S404)。電位制御部102は、例えば、送受信部110を介して制御装置100aおよび100bに対して昇圧回路20aおよび20bの昇圧動作を停止させるためのメッセージを送信し、制御装置100aおよび100bにより昇圧回路20aおよび20bの昇圧動作を停止させてもよい。
開放電圧値取得部104は、制御装置100a、100bおよび100cを介して各太陽電池ストリング200a、200bおよび200cとパワーコンディショナ10との間に接続されたダイオードDa、DbおよびDcのアノード側の電圧値を取得する(S404)。なお、制御装置100aは、供給電源60aからの電力により駆動し、制御装置100bは、供給電源60bからの電力により駆動し、制御装置100cは、供給電源60cからの電力により駆動する。開放電圧値取得部104は、電圧センサ12a、12bおよび12cを介して制御装置100a、100bおよび100cが取得した昇圧回路20aの入力側の電圧値、昇圧回路20bの入力側の電圧値、およびダイオードDcのアノード側の各電圧値を取得する。
次いで、電位制御部102は、取得した各電圧値の中から最大電圧値を特定する(S406)。そして、電位制御部102は、インバータ40を制御して、インバータ40を介して系統電源300からの電力を接続部30側に出力することで、接続部30の両端の電圧値を、特定された最大電圧値以上に制御する(S408)。
開放電圧値取得部104は、昇圧回路20aのスイッチTraおよび昇圧回路20bのスイッチTrbをオフした状態で、電圧センサ12a、12bおよび12cを介して制御装置100a、100bおよび100cが取得した昇圧回路20aの入力側の電圧値、昇圧回路20bの入力側の電圧値、およびダイオードDcのアノード側の各電圧値を各開放電圧値として取得する(S410)。
電源異常判定部106は、各開放電圧値と各開放電圧値に対応する各基準電圧値との比較に基づいて太陽電池ストリング200a、200bおよび200cの異常の有無を判定する(S412)。
上記他の変形例に係る太陽電池システムによれば、パワーコンディショナ10の外部に昇圧回路が設けられている場合、および太陽電池ストリングがパワーコンディショナ10に昇圧回路を介さずに接続されている場合でも、各太陽電池ストリングの開放電圧値を取得して、各太陽電池ストリングの異常の有無を判定できる。
なお、複数の太陽電池ストリングのうち太陽電池モジュール数が最大である太陽電池ストリングが1つの場合など、他の太陽電池ストリングに比べて発電量が高い太陽電池ストリングが1つのみの場合がある。この場合には、予め最大発電量の太陽電池ストリングとして特定されている太陽電池ストリングに接続されたダイオードのアノード側の電圧値以上に接続部30の電圧値を制御すればよい。よって、この場合には、図8に示すステップS404およびステップS406の処理を省略してもよい。
また、開放電圧値取得部104は、太陽電池ストリング200a、200bおよび200cの開放電圧値を個別に取得してもよい。太陽電池ストリング200aの第1開放電圧値を取得する場合、電位制御部102は、インバータ40または昇圧回路20bのスイッチを制御することで、接続部30の両端の電圧値を、昇圧回路20aの入力側の電圧値以上に制御してもよい。また、太陽電池ストリング200bの第2開放電圧値を取得する場合、電位制御部102は、インバータ40または昇圧回路20aのスイッチを制御することで、接続部30の両端の電圧値を、昇圧回路20bの入力側の電圧値以上に制御してもよい。さらに、太陽電池ストリング200cの開放電圧値である第3開放電圧値を取得する場合、電位制御部102は、インバータ40、昇圧回路20a、または昇圧回路20bのスイッチを制御することで、接続部30の両端の電圧値を、ダイオードDcのアノード側の電圧値以上に制御してもよい。
以上の通り、上記各太陽電池システムによれば、パワーコンディショナ10に設けられた昇圧回路またはインバータを利用して、太陽電池ストリングとパワーコンディショナ10との間に接続された逆流防止回路であるダイオードのアノード側の電位以上に、ダイオードのカソード側の電位を制御する。また、太陽電池ストリングに昇圧回路が接続されている場合には、昇圧回路のスイッチをオフしておく。これにより、太陽電池ストリングからダイオードまたは昇圧回路のスイッチを介して電流が流れない。これにより、太陽電池ストリングから電流が流れない状態で太陽電池ストリングの両端の電圧値を検知できる。つまり、太陽電池ストリングの開放電圧値を検知できる。
上記各太陽電池システムによれば、太陽電池ストリングとパワーコンディショナとを物理的に切断することなく、太陽電池ストリングの開放電圧値を正確に検知できる。よって、例えば、点検者が太陽電池ストリングの設置場所に訪問することなく、遠隔操作により、太陽電池ストリングの開放電圧値に基づく太陽電池ストリングの異常の有無を検査できる。
さらに、パワーコンディショナ10が複数の昇圧回路を備えている場合には、判定対象の太陽電池ストリングに接続された対象の昇圧回路の入力側の電圧以上に接続部30の電圧を制御する電圧制御動作を、判定対象の太陽電池ストリング以外の太陽電池ストリングからの電力を用いた他の昇圧回路の昇圧動作により実現できる。これにより、電圧制御動作に伴う系統電源300からの電力消費を可能な限り抑制できる。
なお、制御装置100が備える各部は、太陽電池ストリングの開放電圧値の取得および異常の有無の判定に関する各種処理を行う、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶されたプログラムをコンピュータにインストールし、このプログラムをコンピュータに実行させることで、構成してもよい。つまり、コンピュータに太陽電池ストリングの開放電圧値の取得および異常の有無の判定に関する各種処理を行うプログラムを実行させることにより、制御装置100が備える各部としてコンピュータを機能させることで、制御装置100を構成してもよい。
コンピュータはCPU、ROM、RAM、EEPROM(登録商標)等の各種メモリ、通信バス及びインタフェースを有し、予めファームウェアとしてROMに格納された処理プログラムをCPUが読み出して順次実行することで、制御装置100として機能する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 パワーコンディショナ
20a,20b 昇圧回路
30 接続部
40 インバータ
50 連系リレー
60,60a、60b、60c 供給電源
100,100a,100b、100c 制御装置
102 電位制御部
104 開放電圧値取得部
106 電源異常判定部
108 気象情報取得部
110 送受信部
112 タイミング決定部
114 記憶部
200a,200b,200c 太陽電池ストリング
300 系統電源
Da,Db,Dc ダイオード
L1a,L1b コイル
Tra,Trb スイッチ

Claims (12)

  1. 第1電源から出力された直流を昇圧し、昇圧された直流を交流に変換して系統電源側に出力するパワーコンディショナであって、
    前記第1電源の出力端子間に接続される第1スイッチと、前記第1スイッチをオンオフすることにより、前記第1電源からの電圧を昇圧させる第1コイルまたは第1トランス巻線と、前記第1コイルまたは前記第1トランス巻線からの出力を整流する第1逆流防止回路とを含む第1昇圧回路と、
    前記第1スイッチのオフ期間中に、前記第1逆流防止回路の前記第1電源と反対側の電位を、前記第1逆流防止回路の前記第1電源側の電位以上に制御する電位制御部と、
    前記第1スイッチのオフ期間中で、かつ前記電位制御部により前記第1逆流防止回路の前記第1電源と反対側の電圧が、前記第1逆流防止回路の前記第1電源側の電圧以上に制御されている期間中に、前記第1電源の第1開放電圧値を取得する開放電圧値取得部と、
    前記第1開放電圧値と前記第1電源の特性に基づき予め定められた第1基準電圧値との比較に基づいて、前記第1電源の異常の有無を判定する電源異常判定部と
    を備えるパワーコンディショナ。
  2. 第2電源の電圧を昇圧させる第2昇圧回路と、
    前記第1昇圧回路の出力側と前記第2昇圧回路の出力側とを並列に接続する接続部と
    をさらに備え、
    前記電位制御部は、前記開放電圧値取得部が前記第1開放電圧値を取得する場合に、前記第2昇圧回路に含まれる第2スイッチをオンオフすることにより、前記接続部の電圧を、前記第1昇圧回路の入力側の電圧以上に制御することで、前記第1逆流防止回路の前記第1電源と反対側の電位を、前記第1逆流防止回路の前記第1電源側の電位以上に制御する、請求項1に記載のパワーコンディショナ。
  3. 前記第1昇圧回路から出力される直流を交流に変換し、系統電源側に出力するインバータと、
    前記第1昇圧回路の出力側と前記インバータの入力側とを接続する接続部と
    をさらに備え、
    前記電位制御部は、前記開放電圧値取得部が前記第1開放電圧値を取得する場合、前記インバータを制御することにより、前記系統電源からの電力を前記接続部側に出力し、前記接続部の電圧を前記第1昇圧回路の入力側の電圧以上にすることで、前記第1逆流防止回路の前記第1電源と反対側の電位を、前記第1逆流防止回路の前記第1電源側の電位以上に制御する、請求項1に記載のパワーコンディショナ。
  4. 前記接続部から出力される直流を交流に変換し、系統電源側に出力するインバータをさらに備え、
    前記電位制御部は、前記第2昇圧回路に含まれる第2スイッチをオンオフすることにより、前記接続部の電圧を、前記第1昇圧回路の入力側の電圧以上に制御できない場合、前記インバータを制御することにより、前記系統電源からの電力を前記接続部側に出力し、前記接続部の電圧を前記第1昇圧回路の入力側の電圧以上にすることで、前記第1逆流防止回路の前記第1電源と反対側の電位を、前記第1逆流防止回路の前記第1電源側の電位以上に制御する、請求項2に記載のパワーコンディショナ。
  5. 前記第2昇圧回路は、前記第2スイッチをオンオフすることにより、前記第2電源からの電圧を昇圧させる第2コイルまたは第2トランス巻線と、前記第2コイルまたは前記第2トランス巻線からの出力を整流する第2逆流防止回路とをさらに含み、
    前記電位制御部は、前記第2スイッチのオフ期間中に、前記第2逆流防止回路の前記第2電源と反対側の電位を、前記第2逆流防止回路の前記第2電源側の電位以上に制御し、
    前記開放電圧値取得部は、前記第2スイッチのオフ期間中で、かつ前記第2逆流防止回路の前記第2電源と反対側の電圧が、前記第2逆流防止回路の前記第2電源側の電圧以上に制御されている期間中に、前記第2電源の第2開放電圧値を取得し、
    前記電源異常判定部は、前記第2開放電圧値と前記第2電源の特性に基づき予め定められた第2基準電圧値との比較に基づいて、前記第2電源の異常の有無を判定する、請求項2または請求項4に記載のパワーコンディショナ。
  6. 第1電源から出力された直流を昇圧し、昇圧された直流を交流に変換して系統電源側に出力するパワーコンディショナであって、
    前記第1電源の出力端子間に接続される第1スイッチと、前記第1スイッチをオンオフすることにより、前記第1電源からの電圧を昇圧させる第1コイルまたは第1トランス巻線と、前記第1コイルまたは前記第1トランス巻線からの出力を整流する第1逆流防止回路とを含む第1昇圧回路と、
    前記第1昇圧回路から出力される直流を交流に変換し、系統電源側に出力するインバータと、
    前記第1昇圧回路の出力側と前記インバータの入力側とを接続する接続部と、
    前記第1スイッチのオフ期間中に、前記インバータを制御することにより、前記系統電源からの電力を前記接続部側に出力し、前記接続部の電圧を前記第1昇圧回路の入力側の電圧以上にすることで、前記第1逆流防止回路の前記第1電源と反対側の電位を、前記第1逆流防止回路の前記第1電源側の電位以上に制御する電位制御部と、 前記第1スイッチのオフ期間中で、かつ前記電位制御部により前記第1逆流防止回路の前記第1電源と反対側の電圧が、前記第1逆流防止回路の前記第1電源側の電圧以上に制御されている期間中に、前記第1電源の第1開放電圧値を取得する開放電圧値取得部と、
    前記第1開放電圧値と前記第1電源の特性に基づき予め定められた第1基準電圧値との比較に基づいて、前記第1電源の異常の有無を判定する電源異常判定部と
    を備えるパワーコンディショナ。
  7. 前記第1電源である第1太陽電池と、
    前記第1太陽電池からの直流を交流に変換して系統電源側に出力する請求項1から請求項6のいずれか1つに記載のパワーコンディショナと
    を備える太陽電池システム。
  8. 前記第1電源である第1太陽電池と、
    前記第1太陽電池と並列に接続された前記第2電源である第2太陽電池と、
    前記第1太陽電池および前記第2太陽電池からの直流を交流に変換して系統電源側に出力する請求項2、4、または5に記載のパワーコンディショナと
    を備える太陽電池システム。
  9. 第1電源の出力端子間に接続される第1スイッチと、前記第1スイッチをオンオフすることにより、前記第1電源からの電圧を昇圧させる第1コイルまたは第1トランス巻線と、前記第1コイルまたは前記第1トランス巻線からの出力を整流する第1逆流防止回路とを含む第1昇圧回路を備え、前記第1電源から出力された直流を昇圧し、昇圧された直流を交流に変換して系統電源側に出力するパワーコンディショナに接続される前記第1電源の異常判定を行う異常判定方法であって、
    前記第1スイッチのオフ期間中に、前記第1逆流防止回路の前記第1電源と反対側の電位を、前記第1逆流防止回路の前記第1電源側の電位以上に制御する段階と、
    前記第1スイッチのオフ期間中で、かつ前記第1逆流防止回路の前記第1電源と反対側の電圧が、前記第1逆流防止回路の前記第1電源側の電圧以上に制御されている期間中に、前記第1電源の第1開放電圧値を取得する段階と、
    前記第1開放電圧値と前記第1電源の特性に基づき予め定められた第1基準電圧値との比較に基づいて、前記第1電源の異常の有無を判定する段階と
    を含む異常判定方法。
  10. 前記パワーコンディショナは、第2電源の出力端子間に接続される第2スイッチを有し、前記第2スイッチがオンオフすることで前記第2電源からの直流を昇圧させる第2昇圧回路と、前記第1昇圧回路の出力側と前記第2昇圧回路の出力側とを並列に接続する接続部とをさらに備え、
    前記制御する段階は、前記第1開放電圧値を取得する場合、前記第2スイッチをオンオフすることにより、前記接続部の電圧を、前記第1昇圧回路の入力側の電圧以上に制御することで、前記第1逆流防止回路の前記第1電源と反対側の電位を、前記第1逆流防止回路の前記第1電源側の電位以上に制御する、請求項9に記載の異常判定方法。
  11. 前記パワーコンディショナは、前記第1昇圧回路から出力される直流を交流に変換し、系統電源側に出力するインバータと、前記第1昇圧回路の出力側と前記インバータの入力側とを接続する接続部とをさらに備え、
    前記制御する段階は、前記第1開放電圧値を取得する場合、前記インバータを制御することにより、前記系統電源からの電力を前記接続部側に出力し、前記接続部の電圧を前記第1昇圧回路の入力側の電圧以上にすることで、前記第1逆流防止回路の前記第1電源と反対側の電位を、前記第1逆流防止回路の前記第1電源側の電位以上に制御する、請求項9に記載の異常判定方法。
  12. 前記パワーコンディショナは、前記第1昇圧回路の出力側と前記接続部を介して接続され、前記第1昇圧回路から出力される直流を交流に変換し、系統電源側に出力するインバータをさらに備え、
    前記制御する段階は、前記第2スイッチをオンオフすることにより、前記接続部の電圧を、前記第1昇圧回路の入力側の電圧以上に制御できない場合、前記インバータを制御することにより、前記系統電源からの電力を前記接続部側に出力し、前記接続部の電圧を前記第1昇圧回路の入力側の電圧以上にすることで、前記第1逆流防止回路の前記第1電源と反対側の電位を、前記第1逆流防止回路の前記第1電源側の電位以上に制御する、請求項10に記載の異常判定方法。
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