JP6190602B2 - 鉄筋連結用シール部材 - Google Patents

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本発明は、建築、土木の分野において、2本の鉄筋を筒状の継手にて連結する際に、継手の端部の内周と鉄筋の外周との間をシールするシール部材に関する。
筒状の継手を用いて2本の鉄筋を一直線状に連結した鉄筋連結構造は公知である(特許文献1、2等参照)。該鉄筋連結構造において、上記継手は、上記2本の鉄筋の互いに対峙する端部どうし間に跨るように配置されている。継手の軸方向の一側の内部には上記2本の鉄筋のうち一方の鉄筋の端部が挿入されている。継手の軸方向の他側の内部には他方の鉄筋の端部が挿入されている。継手の内面と各鉄筋の外面との間の継手内空間には、モルタルが液状流動体の状態で注入され、充填、硬化されている。これによって、軸方向の力が継手を介して鉄筋から鉄筋へ伝達されるようになっている。
上記モルタルの充填時における漏出防止のために、予め、継手の両端部にはそれぞれシール部材が装着される。シール部材は、無端環状のシール用ゴムにて構成されている。継手の各端部の内面には無端環状の装着溝が形成されている。この装着溝にシール部材の外周部が嵌め込まれる。そのうえで、継手の内部に鉄筋を挿入すると、シール部材の内周部が鉄筋の外周部に密着する。その後、モルタルを上記継手内空間に充填することで、継手の端部からモルタルが漏れるのを防止できる。
ここで、シール部材と鉄筋との密着性を高めるために、シール部材の内径を鉄筋の外径に対して十分に小さくすると、鉄筋を継手に挿入する際の摩擦が大きくなり、シール部材が上記装着溝から外れるおそれがある。そこで、特許文献1のシール部材においては、その外周部に芯部材が収容されている。芯部材は、シール部材の周方向に沿うC字形状(部分環状)の金属ワイヤにて構成されている。このシール部材によれば、鉄筋挿入時に大きな摩擦力を受けても、芯部材によって外周部の変形が抑制されることで、装着溝から抜けるのを防止することができる。
特開2012−144877号公報 特開2009−150049号公報
上記のシール部材を継手に装着する際は、シール部材を径方向に圧縮変形させながら継手の外端面から装着溝まで差し入れる。この時、上掲特許文献1のシール部材においては、圧縮力の方向等によって、C字形状の芯部材の両端部が、外側(シール部材の中心とは反対側)に向けて、曲率が小さくなるように変形したり、上記両端部の先端面どうしが突き当たったりすることがある。芯部材の端部が外側に変形すると、該芯部材の端部がシール部材を構成するゴム材(シール本体)を突き破るおそれがある。そうすると、シール機能が損なわれてしまう。また、芯部材の両端部の先端面どうしが突き当たると、シール部材を思うように変形できなくなり、シール部材の装着作業に支障を来してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、シール部材を継手への装着等のために圧縮変形させる際に、芯部材の端部がゴム材を突き破るのを防止することを第一の課題とする。また、芯部材の両端部の先端面どうしが突き当たるのを防止することを第二の課題とする。
本発明は、鉄筋連結用の筒状の継手の端部と前記継手の内部に配置された鉄筋との間をシールする鉄筋連結用シール部材であって、液状流動体に対するシール性を有する無端環状のシール本体と、前記シール本体の内部に設けられ、かつ前記シール本体より剛性が高い芯部材とを備え、前記芯部材が前記シール本体の周方向に延びる有端環状であり、かつ前記芯部材の端部が前記シール本体の内側(中心側)へ折り曲げられていることを第一の特徴とする。これによって、第一の課題を解決できる。すなわち、シール部材を継手への装着等のために圧縮変形させた際に、芯部材の端部が外側(シール部材の中心とは反対側)に向けて変形したとしても、該芯部材の先端面がシール本体に突き刺さるのを防止でき、ひいてはシール本体を突き破るのを防止できる。これによって、シール部材のシール機能を確実に維持することができる。
前記芯部材の両端部が、前記シール本体の内側へ折り曲げられていることが好ましい。これによって、芯部材の両端部の先端面がそれぞれシール本体を突き破るのを防止でき、シール部材のシール機能を一層確実に維持することができる。
また、本発明は、鉄筋連結用の筒状の継手の端部と前記継手の内部に配置された鉄筋との間をシールする鉄筋連結用シール部材であって、液状流動体に対するシール性を有する無端環状のシール本体と、前記シール本体の内部に設けられ、かつ前記シール本体より剛性が高い芯部材とを備え、前記芯部材が前記シール本体の周方向に延びる有端環状であり、かつ前記芯部材の両端部どうしが、前記周方向の同一位置において互いに重なっていることを第二の特徴とする。これによって、第二の課題を解決できる。すなわち、シール部材を継手への装着等のために圧縮変形させる際に、芯部材の両端部の先端面どうしが突き当たるのを防止できる。この結果、装着作業等を円滑に行うことができる。
前記芯部材の端部が、前記シール本体の内側へ折り曲げられ、かつ前記芯部材の両端部どうしが、前記周方向の同一位置において互いに重なっていることがより好ましい。これによって、第一の課題と第二の課題を共に解決することができる。
本発明によれば、シール部材を圧縮変形させた際に、芯部材の端部がシール本体を突き破る等の不具合を防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る鉄筋連結用シール部材を適用した鉄筋連結構造の側面断面図である。 図2は、上記鉄筋連結構造の連結装置を、その継手を断面にして示す分解側面図である。 図3は、上記シール部材の正面図である。 図4(a)は、上記シール部材の芯部材の正面図であり、シール本体を二点鎖線にて付記する。図4(b)は、上記芯部材の側面図である。 図5は、上記シール部材を、継手に装着した状態で部分的に示す側面断面図である。 図6は、上記シール部材を上記装着等のために変形させた状態の一例を示す正面断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は、鉄筋コンクリート構造物等における鉄筋連結構造を示したものである。2本の鉄筋1,1が、一直線状に並べられて連結装置2を介して連結されている。鉄筋1は、ネジフシ1aを有するネジ鉄筋であるが、これに限られず、縦リブ及び横フシを有する通常の異形鉄筋であってもよい。
図2に示すように、連結装置2は、継手10と、2つの鉄筋連結用シール部材20,20を備えている。継手10は、金属鋳物にて構成され、筒状になっている。継手10の軸方向(図2において左右)の両端部の内周には、それぞれ装着溝11が形成されている。装着溝11は、継手10の周方向の全長にわたる無端環状(閉じた環状)になっている。継手10の軸方向の一端側(図2において例えば左)の周側部には、注入口12が形成されている。継手10の軸方向の他端側(図2において例えば右)の周側部には、排出口13が形成されている。また、継手10の周側部における軸方向の中央と注入口12との間の部分、及び上記中央と排出口13との間の部分には、それぞれねじ穴14が形成されている。各ねじ穴14にはボルト4がねじ込まれている。注排口12,13及びねじ穴14は、継手10の周方向における互いに同一位置(図2において上側)に配置されている。さらに、継手10の内周面には、複数のリブ15,16が軸方向に間隔を置いて設けられている。リブ15は、継手10の内周面における、ねじ穴14が在る側の半周部分に形成され、継手10の周方向に延びる半環状になっている。リブ16は、継手10の内周面における、リブ15とは180°反対側の半周部分に形成され、鉄筋1のネジフシ1aと同じリード角及びピッチの雌ねじ山状になっている。
図1に示すように、継手10は、2本の鉄筋1,1の互いに対峙する端部どうし間に跨るように配置されている。継手10の軸方向の一側の内部に、1つの鉄筋1の端部が挿入されている。継手10の軸方向の他側の内部に、もう1つの鉄筋1の端部が挿入されている。継手10の内面と各鉄筋1の外面との間の継手内空間19には、モルタル5(グラウト、充填剤)が充填されて硬化されている。
図1及び図2に示すように、継手10の両端部には、それぞれ環状のシール部材20が設けられている。図1に示すように、これらシール部材20,20によって、継手内空間19の軸方向の両端部がそれぞれシールされている。
継手10を用いて2本の鉄筋1,1を連結する手順を概説する。
予め、継手10の装着溝11にシール部材20を装着しておく。この継手10を1つの鉄筋1の端部に嵌める。この段階では、上記1つの鉄筋1の端部が継手10の全長を貫く状態にしておく。そして、この鉄筋1と、もう1つの鉄筋1とを互いに近接させて一直線に配置した後、継手10を上記もう1つの鉄筋1に向けてずらすことで、2本の鉄筋1,1の端部どうし間に継手10を跨らせる。次に、ボルト4,4を継手10の内部に向けてねじ込んで鉄筋1,1に突き当てる。このボルト4によって、各鉄筋1をリブ16に押し当てることで、継手10を鉄筋1,1に仮止めする。次に、モルタル5を液状流動体の状態で注入口12から継手内空間19に注入する。このとき、シール部材20によって、モルタル5が継手内空間19の軸方向の端部から漏れ出るのを防止できる。なお、注入口12には逆止弁(図示省略)を設けておく。排出口13からモルタル5が排出されるのを確認したら、モルタル5の注入作業を終了する。継手内空間19内のモルタル5が硬化することによって、軸方向の力を、継手10を介して鉄筋1から鉄筋1へ伝達することができる。
シール部材20の構造を詳述する。
図3〜図5に示すように、シール部材20は、シール本体21と、芯部材30を備えている。シール本体21は、ゴム(弾性材料)にて構成されており、モルタル5すなわち液状流動体に対するシール性を有している。図3に示すように、シール本体21の正面視形状は、無端環状(閉じた環状)になっている。また、図5に示すように、シール本体21の周方向と直交する断面形状は概略U字状になっている。詳しくは、シール本体21は、外周部22と、一対(2つ)のシール膜23,23とを一体に有している。外周部22は、外周リング部24と外周テーパ部25とを含み、無端環状になっている。外周リング部24は、装着溝11に嵌め込まれて該装着溝11の内面と接する断面コ字状の部分である。外周リング部24の内部に収容室24sが形成されている。収容室24sは、外周リング部24の全周にわたる無端環状であり、かつ全周にわたって径方向内側に開口している。外周テーパ部25は、外周リング部24の軸方向の外側の壁部分24aの内周部から軸方向の外方へ突出している。外周テーパ部25は、外方へ向かって縮径するテーパ状になっている。この外周テーパ部25が、継手10における軸方向の外端面と装着溝11との間のテーパ状の開口内面17に接している。
図3に示すように、シール膜23は、中央に穴部23aを有する円盤形状になっている。図5に示すように、一対のシール膜23,23は、軸方向に互いに離れており、自然状態では互いにほぼ平行になっている。1つ(軸方向の内側)のシール膜23の外周が、外周リング部24の軸方向の内側の壁部分24bの内周に一体に連続している。言い換えると、壁部分24bが、全周にわたって装着溝11よりも径方向内側へ大きく延び出ており、この延び出た部分が1つのシール膜23を構成している。もう1つ(軸方向の外側)のシール膜23の外周は、外周テーパ部25の軸方向の外端に一体に連なっている。
図5に示すように、外周リング部24が装着溝11に嵌め込まれることで、シール部材20が継手10に定着されている。さらに、図1に示すように、穴部23aに鉄筋1が通され、シール膜23の内周部が鉄筋1に密着することで、継手10の内面と鉄筋1の外面との間がシールされている。
シール本体21の内部に芯部材30が設けられている。図4に示すように、芯部材30は、鋼等の金属製のワイヤにて構成されている。この芯部材30は、弾性変形可能であり、かつゴム製のシール本体21よりも剛性が十分に高い。つまり、シール本体21と芯部材30とに互いに別個に、かつ同等の大きさの外力を加えた場合、芯部材30の変形量がシール本体21の変形量よりも十分に小さい。
なお、 芯部材30の材質は、金属に限られず、シール本体21よりも剛性が高い弾性樹脂であってもよい。
芯部材30の形状は、シール部材20の周方向に延びる有端環状になっている。かつ芯部材30の両端部が、それぞれシール部材20の内側へ折り曲げられている。さらに、芯部材30の両端部どうしが、シール部材20の周方向の同一位置において互いに重なっている。
詳しくは、図4(a)に示すように、芯部材30は、芯主部31と、一対の芯先端部32,32とを一体に含む。芯主部31は、360°に少し足らない環状(θ<360°)になっている。自然状態における芯主部31の曲率は全周にわたってほぼ一様になっている。芯主部31の周方向の両側の端部分31e,31eに、それぞれ折曲部33を介して芯先端部32が連なっている。この明細書において、芯部材30の端部は、芯主部31の端部分31eと、折曲部33と、芯先端部32とを含む。折曲部33,33どうしは、互いに芯部材30の周方向に少し離れている。
芯先端部32は、折曲部33の近傍における芯主部31の接線方向よりも内側(芯部材30の中心側)に向けられ、芯主部31の周方向に沿う円よりも内側に配置されている。一対の芯先端部32,32どうしは、芯部材30の軸方向にずれて、互いにクロスしている。したがって、芯部材30全体の中心角が、自然状態において360°を超えている。上記接線方向と芯先端部32とのなす角度(折曲部33における折曲角度φ)は、芯先端部32,32どうしがクロスするように、各芯先端部32の長さを考慮して設定するとよい。各芯先端部32の長さは、図6に示すようにシール部材20を圧縮変形させた際に、該芯先端部32の先端面32eがその延長方向の芯主部31や外周部22に当たらないような大きさであることが好ましい。
図5に示すように、芯部材30は、外周リング部24の収容室24aに収容されている。好ましくは、芯部材30の外直径が、外周リング部24の内直径及び装着溝11の内直径よりも大きく、芯部材30の周方向の全体が収容室24aに収容されている。この芯部材30によって外周リング部24の保形性が高められている。したがって、鉄筋1を継手10に挿入する際、シール膜23と鉄筋1との間に大きな摩擦が作用した場合でも、芯部材30によって外周部22の変形が抑制されることで、シール部材20が装着溝11から外れるのを防止することができる。
上記構成のシール部材20を継手10に装着する際は、シール部材20を径方向に圧縮変形させながら継手10の端面から装着溝11まで差し入れる。このとき、図6に示すように、圧縮力(同図の矢印)の方向等によっては、芯主部31の端部分31eが、外側(シール部材の中心とは反対側)に向けて、曲率が小さくなるように変形することがある。そうすると、折曲部33がシール本体21の内面に強く当たる。しかし、その場合でも、芯先端部32が内側に折り曲げられているため、その先端面32eがシール本体21に突き刺さらないようにできる。ひいては、芯先端部32がシール本体21を突き破らないようにすることができる。これによって、シール部材20のシール機能を確実に維持することができる。
また、芯部材30の両端部どうしが自然状態においてクロスしているために、シール部材20を圧縮変形させたときに上記芯部材30の両側の先端面32e,32eどうしが突き当たることはない。したがって、シール部材20の圧縮変形に支障を来すことがない。この結果、シール部材20の装着溝11への嵌め込み操作を円滑に行うことができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨の範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、芯部材30の端部がシール本体21を突き破るのを防止するのを重視する観点からは、芯部材30の端部が内側に折り曲げられていればよく、必ずしも芯部材30の両端部どうしが周方向に重なり合っている必要はない。芯部材30全体の中心角が360°以下又は360°未満であってもよい。
折曲部33の折曲角度φは、芯先端部32が芯主部31の周方向に沿う円よりも内側に配置されるようになりさえすれば、0°<φ<180°の範囲で設定可能である。つまり、折曲部33が90°以上折り返していてもよい。
実施形態では、芯部材30の端部が一点(折曲部33)で折り曲げられて「く」字状になっており(図4)、折曲部33は、芯部材30の周方向に殆ど長さを有していないが、折曲部33が、芯部材30の周方向にある程度の長さを有して、例えばC字を描くように湾曲していてもよい。
芯部材30の片側の端部だけが折り曲げられていてもよい。
芯部材30の両端部どうしが突き当たるのを防止することを重視する観点からは、少なくとも、芯部材30の両端部どうしが、互いにシール本体21の軸方向にずれて周方向に重なり合っていればよく、芯部材30の各端部がシール本体21の内側へ折り曲げられている必要はない。
芯部材30の自然状態において、芯主部31の中心角θが、ちょうどθ=360°程度であってもよく、両側の折曲部33,33どうしが芯部材30の周方向の同一位置において重なっていてもよい。折曲部33を、上述したようにある程度の長さを持たせてC字を描くように湾曲させる場合、両側のC字状の折曲部33,33どうしが自然状態でクロスしていてもよい。さらに、芯部材30の自然状態において、芯主部31の中心角θが360°を少し超えていてもよく(θ>360°)、芯主部31の両側の端部分31e,31eどうしが芯部材30の周方向の同一位置において重なっていてもよい。
芯部材30が、シール本体21の外周部22の内部に埋まっていてもよい。
シール本体21におけるシール膜23の数は、2つに限られず、1つだけでもよく、3つ以上であってもよい。
継手10の軸方向の両端部のうち一方の端部にだけ本発明のシール構造が適用されていてもよい。さらに、継手10の反対側の端部には、鉄筋とネジ結合される雌ねじが形成されていてもよい。
本発明は、筒状の継手及びモルタル等を用いて2本の鉄筋を一直線に連結する連結構造における、モルタル漏出防止用のシール構造に適用することができる。
1 鉄筋
1a ネジフシ
2 連結装置
4 ボルト
5 モルタル
10 継手
11 装着溝
12 注入口
13 排出口
14 ねじ穴
15 リブ
16 リブ
17 開口内面
19 継手内空間
20 鉄筋連結用シール部材
21 シール本体
22 外周部
23 シール膜
23a 穴部
24 外周リング部
24a 軸方向の外側の壁部分
24b 軸方向の内側の壁部分
24s 収容室
25 外周テーパ部
30 芯部材
31 芯主部
31e 芯主部の端部分
32 芯先端部
32e 先端面
33 折曲部

Claims (2)

  1. 鉄筋連結用の筒状の継手の端部と前記継手の内部に配置された鉄筋との間をシールする鉄筋連結用シール部材であって、
    液状流動体に対するシール性を有する無端環状のシール本体と、前記シール本体の内部に設けられ、かつ前記シール本体より剛性が高い芯部材とを備え、前記芯部材が前記シール本体の周方向に延びる有端環状であり、かつ前記芯部材の端部が前記シール本体の内側へ折り曲げられており、前記シール本体には、前記芯部材を収容する環状の収容室が形成され、前記収容室が、全周にわたって前記シール本体の内周に開口していることを特徴とする鉄筋連結用シール部材。
  2. 前記芯部材の両端部どうしが、前記周方向の同一位置において互いに重なっていることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋連結用シール部材。


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