JP6190119B2 - 画像処理装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する一実施形態は、画像処理装置の一例としての、同一時間に同一被写体を異なる位置で撮像して得られた複数の画像信号を取得可能な撮像装置を有するカメラシステムに、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、同一時間に同一被写体を異なる位置で撮像して得られた複数の画像信号を取得可能な任意の機器に適用可能である。
本実施形態のデジタルカメラ100が有する撮像部102から出力される原画像信号。画像信号の画素の各々は、通過した撮像光学系202の瞳領域及び入射方向の組み合わせが異なる光束に対応した信号強度を示す。また画像信号の各画素は、後述するように予め定められた複数の色成分のうちのいずれか1つの色成分についての信号強度を示す。RAW−LFデータは、光線空間情報とも呼ばれる。
RAW−LFデータに対してデモザイキング処理を適用することにより得られる画像信号。LFデータの各画素は、予め定められた複数の色成分の全てについての信号強度の情報を有する。LFデータの各画素は、RAW−LFデータの対応画素と瞳領域及び入射方向の組み合わせが同一の光束に対応しており、LFデータを光線空間情報と呼んでもよい。
LFデータから生成される、任意の焦点面の位置に合焦した画像。具体的にはLFデータから同一の瞳領域を通過した画素で生成される複数(瞳分割数)の画像について、生成する被写体距離に存在する被写体の像が一致するように位置合わせを行い、対応する画素の画素値を合算(重ね合わせ)することで得られる画像。
図1は、本発明の実施形態に係るカメラシステムに含まれる、デジタルカメラ100及びレンズ200の機能構成を示すブロック図である。
カメラ制御部101は、例えばCPUであり、不図示のROM及びRAMを内蔵する。カメラ制御部101は、デジタルカメラ100が有する各ブロックの動作プログラムをROMから読み出し、RAMに展開して実行することにより、デジタルカメラ100が有する各ブロックの動作制御を行う。またカメラ制御部101は、撮像部102から出力される画像信号の解析により決定した焦点位置の情報や、決定した露出設定に対応する絞り値等の情報を、電気接点107を介してレンズ200に送信する。
レンズ制御部201は、例えばCPUであり、不図示のROM及びRAMを内蔵する。レンズ制御部201は、ROMに格納されているレンズ200が有する各ブロックの動作プログラムを読み出し、RAMに展開して実行することにより、各ブロックの動作を制御する。レンズ制御部201は、電気接点107を介してカメラ制御部101より焦点位置や絞り値の情報を受信すると、該情報をレンズ駆動部203に伝送し、撮像光学系202の対応する光学部材を駆動させる。
このような構成をもつ本実施形態のデジタルカメラ100で行われるLFデータ生成処理について、図3のフローチャートを用いて具体的な処理を説明する。該フローチャートに対応する処理は、カメラ制御部101が、例えばROMに記憶されている対応する処理プログラムを読み出し、RAMに展開して実行することにより実現することができる。なお、本LFデータ生成処理は、例えばデジタルカメラ100を用いて撮影が行われた際に開始されるものとして説明する。
で算出することができる。このとき、SADが最小となるΔxが、最小となる位相差に相当する。なお、探索は画素単位で行われる必要はない。
ここで、まず本実施形態のデモザイキング処理の説明を行う前に、デモザイキング処理後に得られるLFデータから再構成画像を生成する際の概要について、図5を参照して説明する。図5は、マイクロレンズアレイ108において水平方向に並んだマイクロレンズ20について、図2(b)に示した画素21乃至25の各々に対応する画素を連結させてLFデータから生成された画像の画素列(水平1ライン×5種類)を示している。
次に、本実施形態のデジタルカメラ100の画像処理部103で行われるデモザイキング処理について図を参照して説明する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (11)
- 同一時間に同一被写体を異なる視点につき撮像して得られた複数の画像信号であって、各画素が予め定められた複数の色成分のうちのいずれか1つの色成分の信号強度を示す画像信号を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記複数の画像信号のうち、同一被写体距離に存在する同一の被写体像に対応する画素を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記対応する画素の各々について、画素に存在しない色成分の信号強度を前記対応する画素のうちの他の画素の該色成分の信号強度を用いて生成する生成手段と、を有し、
前記特定手段は、前記複数の画像信号間の像の位相差を検出することで、前記同一被写体距離に存在する同一の被写体像に対応する画素を特定することを特徴とする画像処理装置。 - 前記生成手段は、前記画素に存在しない色成分の信号強度として、前記他の画素の該色成分の信号強度を使用することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記生成手段は、前記画素に存在しない色成分の信号強度を、前記他の画素の該色成分の信号強度を用いて補間することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記生成手段は、前記対応する画素のうちの1つの前記画像信号に含まれる画素について、該1つの画像信号の撮影位置の近傍で撮影された前記画像信号から前記特定手段により特定された画素の信号強度を用いて補間することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記複数の画像信号は、撮像装置により撮像された原画像信号であって、画素の各々が、前記撮像装置の撮像光学系において通過した瞳領域及び入射方向の組み合わせが異なる光束に対応した、前記複数の色成分のうちのいずれか1つの色成分の信号強度を示す原画像信号から、同一の瞳領域を通過した光束に対応する画素を結合させることで各々得られることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記生成手段により前記画素に存在しない色成分の信号強度が生成された画像信号を記録する記録手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 同一時間に同一被写体を異なる視点につき撮像し、各画素が予め定められた複数の色成分のうちのいずれか1つの色成分の信号強度を示す複数の画像信号を出力する撮像手段と、
前記撮像手段により出力された前記複数の画像信号のうち、同一被写体距離に存在する同一の被写体像に対応する画素を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記対応する画素の各々について、画素に存在しない色成分の信号強度を前記対応する画素のうちの他の画素の該色成分の信号強度を用いて生成する生成手段と、を有し、
前記特定手段は、前記複数の画像信号間の像の位相差を検出することで、前記同一被写体距離に存在する同一の被写体像に対応する画素を特定する
ことを特徴とする撮像装置。 - 画像処理装置の取得手段が、同一時間に同一被写体を異なる視点につき撮像して得られた複数の画像信号であって、各画素が予め定められた複数の色成分のうちのいずれか1つの色成分の信号強度を示す画像信号を取得する取得工程と、
前記画像処理装置の特定手段が、前記取得工程において取得された前記複数の画像信号のうち、同一被写体距離に存在する同一の被写体像に対応する画素を特定する特定工程と、
前記画像処理装置の生成手段が、前記特定工程において特定された前記対応する画素の各々について、画素に存在しない色成分の信号強度を前記対応する画素のうちの他の画素の該色成分の信号強度を用いて生成する生成工程と、を有し、
前記特定工程において、前記複数の画像信号間の像の位相差を検出することで、前記同一被写体距離に存在する同一の被写体像に対応する画素が特定される
ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 撮像装置の撮像手段が、同一時間に同一被写体を異なる視点につき撮像し、各画素が予め定められた複数の色成分のうちのいずれか1つの色成分の信号強度を示す複数の画像信号を出力する撮像工程と、
前記撮像装置の特定手段が、前記撮像工程において出力された前記複数の画像信号のうち、同一被写体距離に存在する同一の被写体像に対応する画素を特定する特定工程と、
前記撮像装置の生成手段が、前記特定工程において特定された前記対応する画素の各々について、画素に存在しない色成分の信号強度を前記対応する画素のうちの他の画素の該色成分の信号強度を用いて生成する生成工程と、を有し、
前記特定工程において、前記複数の画像信号間の像の位相差を検出することで、前記同一被写体距離に存在する同一の被写体像に対応する画素が特定される
ことを特徴とする撮像装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータに、請求項9に記載の撮像装置の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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