JP6188985B1 - 貯蔵設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い貯蔵効率、除熱性、遮蔽性、及び耐震構造強度を確保すること。【解決手段】貯蔵設備は、キャスクが貯蔵される貯蔵空間を有する貯蔵庫を複数備える。貯蔵庫は、貯蔵空間を規定する天井壁及び側壁と、側壁の第1部分に設けられキャスクが通過可能な搬送口と、搬送口を開閉する扉と、キャスクが設置される貯蔵空間の床面と平行な所定面において第1部分とは異なる側壁の第2部分に設けられる給気口と、側壁において第2部分よりも上部の第3部分に設けられる排気口と、を有する。キャスクは、キャスクの少なくとも一部が給気口と排気口との間の側壁の内面と対向するように、貯蔵空間において所定面の第1方向に複数設置される。【選択図】図4

Description

本発明は、キャスクの貯蔵設備に関する。
使用済み核燃料のような放射性廃棄物は、キャスクと呼ばれる放射性物質格納容器に収容される。キャスクは貯蔵建屋に貯蔵される(特許文献1、特許文献2、及び特許文献3参照)。
実開昭62−24399号公報 特開平11−287898号公報 特開2000−338293号公報
貯蔵建屋には、キャスクの高い貯蔵効率が要求される。また、貯蔵建屋には、除熱性、遮蔽性、及び耐震構造強度が要求される。すなわち、貯蔵効率の向上のために可能な限り多数のキャスクを貯蔵建屋に貯蔵した上で、除熱性、遮蔽性、及び耐震構造強度を満足させる必要がある。
大型の貯蔵建屋の場合、多数のキャスクを貯蔵可能である。しかし、多数のキャスクが貯蔵されると、貯蔵建屋の総発熱量が大きくなる。大きい総発熱量に対応可能な除熱性を確保するためには、給気口から供給された気体が多数のキャスクに満遍無く行き渡り且つ貯蔵建屋の上部に設けられている排気口から円滑に排出されるように、貯蔵建屋の天井を高くして高い通気性を確保する必要がある。しかし、その場合、貯蔵建屋の高さが過度に高くなってしまう可能性がある。
また、十分な遮蔽性を確保するため、貯蔵建屋のコンクリート壁の厚さは少なくとも1.0[m]程度必要である。しかし、コンクリート壁の厚さが厚くなると、貯蔵建屋の総重量が増大する。また、上述のように、高い通気性を確保するために貯蔵建屋の天井の高さを高くすると、耐震構造強度の確保のために更にコンクリートを増量する必要があり、貯蔵建屋が益々大型化してしまう。
また、貯蔵建屋の天井を高くすると、その天井が崩落してキャスクに当たってしまったとき、キャスクに過大な衝撃力が作用してしまうこととなる。その結果、キャスクの密封健全性が損なわれる可能性がある。
一方、複数の小型の貯蔵建屋にキャスクを分散して貯蔵することにより、上述のような大型の貯蔵建屋における課題の少なくとも一部を解決できる可能性がある。すなわち、小型の貯蔵建屋であれば、貯蔵建屋の総発熱量は小さく、貯蔵建屋の天井を低くしても除熱性は確保される。また、小型の貯蔵建屋は、大型の貯蔵建屋に比べて耐震構造強度を確保し易い。
しかし、上述の特許文献に記載されているように、クレーンを使ってキャスクを吊り下げて搬送する場合、クレーンの搬送路を確保するために広大な敷地が必要となる。その結果、キャスクの貯蔵効率が著しく低下する。
また、クレーンが倒れてしまった場合、貯蔵建屋の構造強度が低いと、貯蔵建屋が倒壊してしまったり、キャスクがダメージを受けてしまったりする可能性がある。そのため、小型の貯蔵建屋においても、高い構造強度を確保する対策が必要となる。
本発明は、高い貯蔵効率、除熱性、遮蔽性、及び耐震構造強度を確保することを課題とする。
本発明は、キャスクが貯蔵される貯蔵空間を有する貯蔵庫を複数備え、前記貯蔵庫は、前記貯蔵空間を規定する天井壁及び側壁と、前記側壁の第1部分に設けられ前記キャスクが通過可能な搬送口と、前記搬送口を開閉する扉と、前記キャスクが設置される前記貯蔵空間の床面と平行な所定面において前記第1部分とは異なる前記側壁の第2部分に設けられる給気口と、前記側壁において前記第2部分よりも上部の第3部分に設けられる排気口と、を有し、前記キャスクは、前記キャスクの少なくとも一部が前記給気口と前記排気口との間の前記側壁の内面と対向するように、前記貯蔵空間において前記所定面の第1方向に複数設置される、貯蔵設備を提供する。
本発明によれば、複数の貯蔵庫が設けられるため、それら複数の貯蔵庫のそれぞれにキャスクを分散して貯蔵することができる。これにより、1つ当たりの貯蔵庫の総発熱量を抑制することができる。そのため、貯蔵庫の天井壁の高さを低くしても除熱性が確保される。したがって、貯蔵庫の大型化を抑制しつつ、除熱性を確保することができる。また、天井壁の高さを低くすることができるため、天井壁が崩落したとしても、キャスクに過度な衝撃力が作用することが抑制される。
また、本発明によれば、側壁に搬送口が設けられるため、クレーンを用いなくても、側壁に設けられている搬送口を介してキャスクを貯蔵庫に搬入したり貯蔵庫から搬出したりすることができる。クレーンを用いなくても済むため、クレーンの搬送路を確保する必要は無くなる。そのため、隣り合う貯蔵庫の間隔を小さくすることができ、貯蔵設備の貯蔵効率を向上させることができる。また、クレーンによる倒壊の可能性が無くなるため、貯蔵庫の構造強度を過度に高める必要が無くなる。そのため、貯蔵庫の大型化が抑制される。
また、本発明によれば、搬送口を開閉する扉が設けられるため、キャスクを搬送しないときには、搬送口が扉で閉じられる。そのため、貯蔵庫の遮蔽性は確保される。
また、本発明によれば、側壁に給気口及び排気口が設けられるため、貯蔵空間の通気性が確保される。そのため、貯蔵庫は除熱性を確保することができる。また、キャスクは、給気口及び排気口が設けられる側壁の内面と対向するように設置される。そのため、キャスクは、給気口からの給気と排気口からの排気とによって生成される気流空間に配置されることとなる。したがって、キャスクは効率良く除熱される。また、キャスクは、給気口及び排気口が設けられる側壁の内面と対向する位置において第1方向に複数設置される。これにより、除熱性を確保しつつ貯蔵効率を向上させることができる。
本発明において、前記給気口及び前記排気口のそれぞれは、前記第1方向に複数設けられることが好ましい。
これにより、第1方向に配置された複数のキャスクのそれぞれが効率良く除熱される。
本発明において、前記貯蔵空間の外側の搬送空間を移動可能であり、前記キャスクを搬送する搬送装置を備え、前記貯蔵庫は、前記扉が前記搬送空間に面するように、前記第1方向と交差する前記所定面の第2方向に複数配置され、前記搬送装置は、前記第2方向に移動して、前記搬送空間と複数の前記貯蔵庫のそれぞれの前記貯蔵空間との間で前記搬送口を介して前記キャスクを搬送することが好ましい。
複数の貯蔵庫が第2方向に配置され、扉が搬送空間に面するように配置されているため、搬送装置は、第2方向に移動することによって、複数の貯蔵庫の搬送口のそれぞれに接近することができる。これにより、搬送装置は、搬送口を介して、貯蔵空間にキャスクを搬入したり、貯蔵空間からキャスクを搬出したりすることができる。
本発明において、前記貯蔵庫は、前記搬送空間の両側に配置されることが好ましい。
これにより、複数の貯蔵庫が敷地に小さい間隔で設置され、高い貯蔵効率でキャスクを貯蔵することができる。また、貯蔵庫が搬送空間の両側に配置されるため、搬送装置は、搬送空間の両側の貯蔵空間にキャスクを効率良く搬入したり貯蔵空間からキャスクを効率良く搬出したりすることができる。
本発明において、前記側壁は、第1側壁と、前記第1側壁と間隙を介して対向する第2側壁と、前記第1側壁の一方の端部と前記第2側壁の一方の端部との間に配置される第3側壁と、前記第1側壁の他方の端部と前記第2側壁の他方の端部との間に配置される第4側壁と、を含み、前記搬送口は、前記第1側壁に設けられ、前記給気口は、前記第3側壁の下部及び前記第4側壁の下部のそれぞれに設けられ、前記排気口は、前記第3側壁の上部及び前記第4側壁の上部のそれぞれに設けられ、前記第2方向に隣り合う前記貯蔵庫は、一方の前記貯蔵庫の前記第3側壁と他方の前記貯蔵庫の前記第4側壁とが対向するように配置されることが好ましい。
これにより、第1側壁と第2側壁と第3側壁と第4側壁とによって四方を囲まれた貯蔵空間が形成される。そのため、貯蔵効率の低下が抑制される。また、給気口及び排気口がそれぞれ設けられた一方の貯蔵庫の第3側壁と他方の貯蔵庫の第4側壁とが対向することにより、第3側壁と第4側壁との間の空間の気体は、給気口を介して一方の貯蔵庫の貯蔵空間及び他方の貯蔵庫の貯蔵空間のそれぞれに円滑に供給される。また、一方の貯蔵庫の貯蔵空間及び他方の貯蔵庫の貯蔵空間のそれぞれの気体は、排気口を介して第3側壁と第4側壁との間の空間に円滑に排出される。これにより、貯蔵庫は除熱性を確保することができる。
本発明において、前記貯蔵庫は、前記前壁が前記搬送空間に面するように前記搬送空間の両側に配置されることが好ましい。
これにより、搬送装置は、複数の貯蔵庫の搬送口のそれぞれに円滑に接近することができ、搬送口を介して、貯蔵空間にキャスクを搬入したり貯蔵空間からキャスクを搬出したりすることができる。
本発明によれば、高い貯蔵効率、除熱性、遮蔽性、及び耐震構造強度を確保することができる。
図1は、第1実施形態に係る貯蔵設備の一例を模式的に示す斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る貯蔵設備の一例を上方から見た断面図である。 図3は、第1実施形態に係る貯蔵庫の一例を上方から見た断面図である。 図4は、第1実施形態に係る貯蔵庫の一例を側方から見た断面図である。 図5は、第2実施形態に係る貯蔵庫の一例を側方から見た断面図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部の位置関係について説明する。所定面のX軸と平行な方向をX軸方向(第1方向)とし、X軸と直交する所定面のY軸と平行な方向をY軸方向(第2方向)とし、所定面と直交するZ軸と平行な方向をZ軸方向(第3方向)とする。また、以下の説明においては、所定面を適宜、XY平面、と称する。本実施形態において、XY平面と水平面とは平行であり、Z軸方向は鉛直方向である。
<第1実施形態>
第1実施形態について説明する。ここでは、キャスク縦置き状態をもとに説明するが、横置き状態を否定するものではない。図1は、本実施形態に係る貯蔵設備1の一例を模式的に示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る貯蔵設備1の一例を上方から見た断面図である。
貯蔵設備1は、キャスクDCを貯蔵する施設である。図1及び図2に示すように、貯蔵設備1は、キャスクDCを貯蔵する貯蔵庫100を複数備える。貯蔵庫100は、キャスクDCが貯蔵される貯蔵空間SSを有する。
複数の貯蔵庫100は、実質的に同一の構造及び機能である。すなわち、貯蔵庫100は、モジュール化されている。図2に示すように、本実施形態において、貯蔵庫100は、貯蔵施設の敷地においてX軸方向に2つ設けられY軸方向に6つ設けられる。なお、図1は、Y軸方向に設けられる6つの貯蔵庫100のうち一部の貯蔵庫100を示す。なお、Y軸方向に設けられる貯蔵庫100の数は6つに限定されず、任意の複数でよい。
本実施形態において、貯蔵設備1は、複数の貯蔵庫100の周囲に配置される遮蔽壁2を有する。遮蔽壁2は、例えばコンリート壁である。遮蔽壁2により、キャスクDCの管理区域が設定される。なお、図1においては、遮蔽壁2の図示を省略してある。
貯蔵設備1は、キャスクDCを搬送する搬送装置3を備える。搬送装置3は、貯蔵空間SSの外側の搬送空間CSを移動可能である。搬送空間CSは、Y軸方向に長い。貯蔵庫100は、X軸方向において、搬送空間CSの両側に配置される。貯蔵庫100は、搬送空間CSに相対する位置に配置される。貯蔵庫100は、搬送空間CSに対して鏡対象となるように配置される。搬送空間CSの+Y側端は取扱空間TSと接続される。搬送空間CSの−Y側端のXZ面は閉じられていても良い。
図1に示すように、貯蔵設備1は、搬送空間CSを規定する通路部材4を有する。通路部材4は筒状の部材であり、搬送空間CSはトンネル状である。搬送装置3は、通路部材4の内側を移動する。通路部材4に遮蔽機能を設けても良い。
本実施形態において、搬送装置3は、エアパレットを有するエアパレット搬送装置である。搬送空間CSの床面は、XY平面と平行である。搬送装置3は、エアの力により床面から浮上した状態で移動可能である。搬送装置3は、キャスクDCの軸とZ軸とが平行となるように、キャスクDCを支持する。すなわち、キャスクDCは、縦置き状態で搬送装置3に搬送される。
図3は、本実施形態に係る貯蔵庫100の一例を上方から見た断面図である。図4は、本実施形態に係る貯蔵庫100の一例を側方から見た断面図である。
図1、図2、図3、及び図4に示すように、貯蔵庫100は、貯蔵空間SSを規定する天井壁10及び側壁20と、側壁20の第1部分に設けられキャスクCDが通過可能な搬送口30と、搬送口30を開閉する扉40と、第1部分とは異なる側壁20の第2部分に設けられる給気口50と、側壁20において第2部分よりも上部の第3部分に設けられる排気口60とを有する。
キャスクDCは、貯蔵空間SSの床面に設置される。貯蔵空間SSの床面は、XY平面と平行である。本実施形態において、搬送空間CSの床面と貯蔵空間SSの床面とは、同一高さに配置される。
側壁20は、床面に設置される。天井壁10は、側壁20の上部と接続される。天井壁10及び側壁20のそれぞれは、例えばコンクリート壁である。天井壁10は、プレート状である。なお、図示しないが天井壁10のZ軸方向に除熱性を向上させるために排気口を追加設置しても良い。
本実施形態において、側壁20は、第1側壁21と、第1側壁21と間隙を介して対向する第2側壁22と、第1側壁21の一方の端部と第2側壁22の一方の端部との間に配置される第3側壁23と、第1側壁21の他方の端部と第2側壁22の他方の端部との間に配置される第4側壁24とを含む。第1側壁21、第2側壁22、第3側壁23、及び第4側壁24のそれぞれは、プレート状である。
以下の説明においては、第1側壁21を適宜、前壁21、と称し、第2側壁22を適宜、後壁22、と称し、第3側壁23を適宜、左壁23、と称し、第4側壁24を適宜、右壁24、と称する。
図3及び図4に示す例において、前壁21は、YZ平面と平行に配置される。後壁22は、前壁21よりも+X側に配置され、前壁21と実質的に平行に配置される。左壁23は、前壁21の−Y側の端部と後壁22の−Y側の端部とを結ぶように配置される。左壁23は、XZ平面と平行に配置される。右壁24は、前壁21の+Y側の端部と後壁22の+Y側の端部とを結ぶように配置される。右壁24は、左壁23よりも+Y側に配置され、左壁23と実質的に平行に配置される。
本実施形態において、搬送口30が設けられる側壁20の第1部分は、前壁21の一部分である。すなわち、搬送口30は、前壁21に設けられる。なお、前壁21は搬送口30を開閉する扉40の一部としても良い。
給気口50が設けられる側壁20の第2部分は、XY平面において搬送口30が設けられる側壁20の第1部分とは異なる部分である。本実施形態において、給気口50が設けられる側壁20の第2部分は、左壁23の一部分及び右壁24の一部分である。すなわち、給気口50は、左壁23及び右壁24のそれぞれに設けられる。本実施形態において、給気口50は、左壁23の下部及び右壁24の下部のそれぞれに設けられる。
排気口60が設けられる側壁20の第3部分は、XY平面において搬送口30が設けられる側壁20の第1部分とは異なる部分である。本実施形態において、排気口60が設けられる側壁20の第3部分は、左壁23の一部分及び右壁24の一部分である。すなわち、排気口60は、左壁23及び右壁24のそれぞれに設けられる。
排気口60が設けられる側壁20の第3部分は、Z軸方向において給気口50が設けられる側壁20の第2部分とは異なる部分である。排気口60が設けられる側壁20の第3部分は、給気口50が設けられる側壁20の第2部分よりも上方の部分である。すなわち、本実施形態において、排気口60は、左壁23の上部及び右壁24の上部のそれぞれに設けられる。
X軸方向における給気口50の位置と排気口60の位置とは実質的に等しい。すなわち、排気口60は、給気口50の直上に設けられる。
キャスクDCは、貯蔵空間SSにおいてX軸方向に複数設置される。キャスクDCは、X軸方向に等間隔で複数設置される。本実施形態において、キャスクDCは、X軸方向に5つ設置される。
また、キャスクDCは、Y軸方向に2つ設置される。すなわち、本実施形態においては、X軸方向に配置される5つのキャスクDCによって構成されるキャスク群が2つ設けられる。以下の説明においては、X軸方向に配置される5つのキャスクDCによって構成されるキャスク群のうち、左壁23に近いキャスク群を適宜、第1キャスク群、と称し、右壁24に近いキャスク群を適宜、第2キャスク群、と称する。
キャスクDCは、キャスクDCの少なくとも一部が給気口50と排気口60との間の側壁20の内面と対向するように、貯蔵空間SSにおいてX軸方向に複数設置される。すなわち、第1キャスク群を構成する5つのキャスクDCは、左壁23の内面と対向するように設置される。第2キャスク群を構成する5つのキャスクDCは、右壁24の内面と対向するように設置される。
図3に示すように、本実施形態において、給気口50及び排気口60のそれぞれは、X軸方向に等間隔で複数設けられる。X軸方向に複数設けられる給気口50の数と、X軸方向に複数設置されるキャスクDCの数とは、同じである。X軸方向に複数設けられる排気口60の数と、X軸方向に複数設置されるキャスクDCの数とは、同じである。本実施形態において、給気口50及び排気口60のそれぞれは、X軸方向に5つ設けられる。
すなわち、1つのキャスクDCについて1つの給気口50及び1つの排気口60が設けられる。
図3に示すように、X軸方向における給気口50の寸法は、キャスクDCの直径Wdと実質的に同一又はキャスクDCの寸法よりも大きい。X軸方向における排気口60の寸法は、給気口50の寸法と実質的に同一である。
図4に示すように、左壁23の下部及び右壁24の下部のそれぞれに、給気口50を含む給気流路500が設けられる。左壁23の上部及び右壁24の上部のそれぞれに、排気口60を含む排気流路600が設けられる。給気口50は、給気流路500の端部の開口である。排気口60は、排気流路600の端部の開口である。
給気口50は、左壁23の下部及び右壁24の下部のそれぞれに設けられる。X軸方向において、左壁23に設けられる給気口50の位置と左壁24に設けられる給気口50の位置とは、実質的に同一である。
本実施形態において、給気流路500の上端部は、側壁20の外面から外側(貯蔵空間SSの外部空間側)に張り出す庇部51によって規定される。貯蔵庫100の周囲の気体(貯蔵空間SSの外部空間の気体)は、庇部51の下面にガイドされながら、給気流路500を介して貯蔵空間SSに流入する。
図4に示すように、排気口60は、左壁23の上部及び右壁24の上部のそれぞれに設けられる。X軸方向において、左壁23に設けられる排気口60の位置と左壁24に設けられる排気口60の位置とは、実質的に同一である。
排気流路600の上端部は、キャスクDCの上面よりも上方に配置される。本実施形態においては、排気流路600の上端部及び下端部のそれぞれが、キャスクDCの上面よりも上方に配置される。
本実施形態において、排気流路600の下端部は、側壁20の内面から内側(貯蔵空間SS側)に張り出す庇部61によって規定される。XY平面内において、庇部61とキャスクDCとは重複しない。貯蔵庫100の貯蔵空間SSの気体は、庇部61の上面にガイドされながら、排気流路600を介して貯蔵空間SSの外部空間に排出される。
貯蔵庫100は、Y軸方向に複数(本実施形態においては6つ)配置される。Y軸方向に隣り合う貯蔵庫100は、一方の貯蔵庫100の左壁23と他方の貯蔵庫100の右壁24とが対向するように配置される。一方の貯蔵庫100の左壁23と他方の貯蔵庫100の右壁24とは、間隙を介して対向する。本実施形態において、一方の貯蔵庫100の左壁23と他方の貯蔵庫100の右壁24との距離D1は、2.0[m]以上4.0[m]以下である。
また、一方の貯蔵庫100の庇部51と他方の貯蔵庫100の庇部51との距離D2は、例えば1.0[m]である。
天井壁10は、側壁20の外面よりも外側に張り出す張出部11を有する。また、張出部11の先端部には、下方に突出する突出部12が設けられる。
本実施形態において、排気流路600は、貯蔵空間SSから排出される気体を下方にガイドする曲折部13を有する。給気流路500は、ストレート状である。
本実施形態において、一方の貯蔵庫100の張出部11と他方の貯蔵庫100の張出部11との距離D3は、例えば1.0[m]である。一方の貯蔵庫100の張出部11と他方の貯蔵庫100の張出部11との距離D3は、キャスクDCの直径Wdよりも短い。
キャスクDCの上面と天井壁10の下面とは離れている。本実施形態において、キャスクDCの上面と天井壁10の下面との距離H1は、0.5[m]以上3.0[m]以下である。
貯蔵庫100は、扉40が搬送空間CSに面するように、Y軸方向に複数(本実施形態においては6つ)配置される。すなわち、本実施形態において、貯蔵庫100は、前壁21が搬送空間CSに面するように搬送空間CSの両側に配置される。
扉40は、第1部材41と第2部材42とを含む。第1部材41及び第2部材42のそれぞれは、Y軸方向に移動可能である。第1部材41と第2部材42とが接触することにより、搬送口30は閉じられる。第1部材41と第2部材42とが離れることにより、搬送口30は開けられる。
搬送装置3は、Y軸方向に移動して、搬送空間CSと複数の貯蔵庫100のそれぞれの貯蔵空間SSとの間で搬送口30を介してキャスクDCを搬送する。いずれかの貯蔵庫100にキャスクDCを搬入するとき、キャスクDCを搭載した搬送装置3は、その貯蔵庫100の扉40と対向する位置に配置されるようにY軸方向に移動する。搬送装置3と扉40とが対向した後、扉40の第1部材41及び第2部材42が移動して搬送口30が開けられる。搬送空間CSに存在する搬送装置3は、搬送口30を介して貯蔵空間SSに進入するようにX軸方向に移動する。これにより、キャスクDCが貯蔵空間SSに搬入される。貯蔵空間SSに進入した搬送装置3からキャスクDCが降ろされる。これにより、キャスクDCは、貯蔵空間SSの床面に設置される。
貯蔵空間SSからキャスクDCを搬出するとき、貯蔵空間SSに存在する搬送装置3にキャスクDCが搭載される。キャスクDCが搭載され貯蔵空間SSに存在する搬送装置3は、搬送口30を介して貯蔵空間SSから退去するようにX軸方向に移動する。これにより、キャスクDCが貯蔵空間SSから搬出される。搬送装置3が貯蔵空間SSから搬送空間CSに移動した後、扉40の第1部材41及び第2部材42が移動して搬送口30が閉じられる。搬送装置3は、Y軸方向に移動して、例えば取扱空間TSに移動することができる。
次に、本実施形態に係る気体の流れについて説明する。Y軸方向に隣り合う一方の貯蔵庫100と他方の貯蔵庫100との間の空間の気体が、給気口50を介して貯蔵空間SSに供給される。給気口50を介して貯蔵空間SSに流入した気体は、自然対流の作用により上方に流れる。気体は、キャスクDCの表面に接触しながら上方に流れる。キャスクDCの表面に接触しながら貯蔵空間SSの上部に流れた気体は、排気口60を介して、一方の貯蔵庫100の左壁23と他方の貯蔵庫100の右壁24との間の空間に排出される。一方の貯蔵庫100の張出部11と他方の貯蔵庫100の張出部11との距離D3は、1.0[m]程度なので、貯蔵空間SSから一方の貯蔵庫100の左壁23と他方の貯蔵庫100の右壁24との間の空間に排出された気体は、一方の貯蔵庫100の張出部11と他方の貯蔵庫100の張出部11との間隙を介して、天井壁10よりも上方の外部空間に排出される。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の貯蔵庫100が設けられるため、それら複数の貯蔵庫100のそれぞれにキャスクDCを分散して貯蔵することができる。これにより、1つ当たりの貯蔵庫100の総発熱量を抑制することができる。そのため、貯蔵庫100の天井壁10の高さを低くしても除熱性が確保される。これにより、貯蔵庫100の大型化を抑制しつつ、除熱性を確保することができる。また、天井壁10の高さを低くすることができるため、天井壁10が崩落したとしても、キャスクDCに過度な衝撃力が作用することが抑制される。
また、本実施形態によれば、側壁20に搬送口30が設けられるため、クレーンを用いなくても、側壁20に設けられている搬送口30を介してキャスクDCを貯蔵庫100に搬入したり貯蔵庫100から搬出したりすることができる。クレーンを用いなくても済むため、クレーンの搬送路を確保する必要は無くなる。そのため、隣り合う貯蔵庫100の距離(D1,D2,D3)を小さくすることができ、貯蔵設備1の貯蔵効率の低下が抑制される。また、クレーンによる倒壊の可能性が無くなるため、貯蔵庫100の構造強度を過度に高める必要が無くなる。そのため、貯蔵庫100の大型化が抑制される。
また、本実施形態によれば、搬送口30を開閉する扉40が設けられるため、キャスクDCを搬送しないときには、搬送口30が扉40で閉じられる。そのため、貯蔵庫100の遮蔽性は確保される。
また、本実施形態によれば、側壁20に給気口50及び排気口60が設けられるため、貯蔵空間SSの通気性が確保される。そのため、貯蔵庫100は除熱性を確保することができる。また、キャスクDCは、給気口50及び排気口60が設けられる側壁20の内面と対向するように設置される。本実施形態においては、第1キャスク群のキャスクDCが左壁23の内面と対向し、第2キャスク群のキャスクDCが右壁24の内面と対向する。そのため、キャスクDCは、給気口50からの給気と排気口60からの排気とによって生成される気流空間に配置されることとなる。気流空間においては、上方へ流れる気流が生成され、気体はキャスクDCの表面と接触しながら流れる。したがって、キャスクDCは効率良く除熱される。また、キャスクDCは、給気口50及び排気口60が設けられる側壁20の内面と対向する位置においてX軸方向に複数設置される。これにより、除熱性を確保しつつ貯蔵効率を向上させることができる。
また、本実施形態においては、給気口50及び排気口60のそれぞれは、X軸方向に複数設けられる。本実施形態においては、1つのキャスクDCについて、1つの給気口50及び1つの排気口60が設けられる。これにより、X軸方向に配置された複数のキャスクDCのそれぞれが効率良く除熱される。
また、本実施形態においては、複数の貯蔵庫100がY軸方向に配置され、扉40が搬送空間CSに面するように配置されているため、搬送装置3は、Y軸方向に移動することによって、複数の貯蔵庫100の搬送口30のそれぞれに接近することができる。これにより、搬送装置3は、搬送口30を介して、貯蔵空間SSにキャスクDCを搬入したり貯蔵空間SSからキャスクDCを搬出したりすることができる。
また、本実施形態においては、貯蔵庫100は、X軸方向において搬送空間CSの両側に配置される。これにより、複数の貯蔵庫100が敷地に小さい間隔で設置され、高い貯蔵効率でキャスクDCを貯蔵することができる。また、貯蔵庫100が搬送空間CSの両側に配置されるため、搬送装置3は、搬送空間CSの両側の貯蔵空間SSにキャスクDCを効率良く搬入したり貯蔵空間SSからキャスクDCを効率良く搬出したりすることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。
図5は、本実施形態に係る貯蔵庫100の一例を側方から見た断面図である。図5に示すように、貯蔵庫100は、左壁23の下部及び右壁24の下部のそれぞれに設けられた給気口50を給気流路500と、左壁23の上部及び右壁24の上部のそれぞれに設けられた排気口60を含む排気流路600とを有する。
左壁23は、左壁23の外面から外側(貯蔵空間SSの外部空間側)に張り出す庇部51と、庇部51の下面と間隙を介して対向するカバー部52とを有する。給気口50は、庇部51の下面とカバー部52の上面との間の開口を含む。
本実施形態において、給気流路500は、給気口50から流入した気体が下方に流れるようにガイドする曲折部15Aと、曲折部15Aを通過した気体を貯蔵空間SSにガイドする曲折部15Bとを有する。
右壁24に設けられる給気流路500は、左壁23に設けられる給気流路500と同等の構造であるため、説明を省略する。
左壁23は、左壁23の内面から内側(貯蔵空間SS側)に張り出す庇部61を有する。XY平面内において、庇部61とキャスクDCの一部とが重複する。天井壁10は、左壁23の上方に配置される鍔部14を有する。排気口60は、鍔部14の下面と左壁23の上面との間の開口を含む。
本実施形態において、排気流路600は、貯蔵空間SSから排出される気体が上方に流れるようにガイドする曲折部13Aと、曲折部13Aを通過した気体を排気口60にガイドする曲絶部13Bとを有する。
右壁24に設けられる排気流路600は、左壁23に設けられる排気流路600と同等の構造であるため、説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態においても、高い貯蔵効率、除熱性、遮蔽性、及び耐震構造強度を確保することができる。本実施形態においては、給気流路500に複数の曲折部15A,15Bが設けられ、排気流路600に複数の曲折部13A,13Bが設けられるため、貯蔵庫100の遮蔽性を良化することができる。
なお、上述の実施形態においては、側壁20が前壁21と後壁22と左壁23と右壁24とを含み、貯蔵空間SSは、それら前壁21と後壁22と左壁23と右壁24とによって四方を囲まれた矩形状の空間であることとした。XY平面内において、側壁20の形状は、矩形でなくてもよく、例えば六角形又は八角形のような多角形でもよいし、円形でもよいし楕円形でもよい。
なお、上述の実施形態においては、複数の貯蔵庫100が、実質的に同一の構造及び機能であり、大きさも実質的に同じであることとした。複数の貯蔵庫100の大きさが異なってもよい。例えば、Y軸方向に隣り合う貯蔵庫100の大きさを異ならせたり、搬送空間CSを介して相対する貯蔵庫100の大きさを異ならせたりしてもよい。すなわち、複数の貯蔵庫100の貯蔵容量が異なってもよい。例えば、敷地の形状に合わせて、Y軸方向に隣り合う貯蔵庫100の大きさを変更したり、搬送空間CSを介して相対する貯蔵庫100の大きさを変更したりしてもよい。これにより、例えば敷地が蛇行しているような場合、搬送空間CSを中心に長い貯蔵庫100と短い貯蔵庫100とを組み合わせることにより、敷地の形状に応じて貯蔵庫100の配置を最適化することができる。なお、上述の実施形態において、複数の貯蔵庫100の構造の少なくとも一部が異なってもよいし、機能の少なくとも一部が異なってもよい。
1…貯蔵設備、2…遮蔽壁、3…搬送装置、4…通路部材、10…天井壁、11…張出部、12…突出部、13…曲折部、13A…曲折部、13B…曲折部、14…鍔部、15A…曲折部、15B…曲折部、20…側壁、21…前壁、22…後壁、23…左壁、24…右壁、30…搬送口、40…扉、41…第1部材、42…第2部材、50…給気口、51…庇部、52…カバー部、60…排気口、61…庇部、100…貯蔵庫、500…給気流路、600…排気流路、CS…搬送空間、DC…キャスク、D1…距離、D2…距離、D3…距離、H1…距離、SS…貯蔵空間、TS…取扱空間、Wd…直径。

Claims (5)

  1. キャスクが貯蔵される貯蔵空間を有する複数の貯蔵庫と、
    前記貯蔵空間の外側の搬送空間を移動可能であり、前記キャスクを搬送する搬送装置と、を備え、
    前記貯蔵庫は、
    前記貯蔵空間を規定する天井壁及び側壁と、
    前記側壁の第1部分に設けられ前記キャスクが通過可能な搬送口と、
    前記搬送口を開閉する扉と、
    前記キャスクが設置される前記貯蔵空間の床面と平行な所定面において前記第1部分とは異なる前記側壁の第2部分に設けられる給気口と、
    前記側壁において前記第2部分よりも上部の第3部分に設けられる排気口と、を有し、
    前記キャスクは、前記キャスクの少なくとも一部が前記給気口と前記排気口との間の前記側壁の内面と対向するように、前記貯蔵空間において前記所定面の第1方向に複数設置され
    前記貯蔵庫は、前記扉が前記搬送空間に面するように、前記第1方向と交差する前記所定面の第2方向に複数配置され、
    前記搬送装置は、前記第2方向に移動して、前記搬送空間と複数の前記貯蔵庫のそれぞれの前記貯蔵空間との間で前記搬送口を介して前記キャスクを搬送する、
    貯蔵設備。
  2. 前記給気口及び前記排気口のそれぞれは、前記第1方向に複数設けられる、
    請求項1に記載の貯蔵設備。
  3. 前記貯蔵庫は、前記搬送空間の両側に配置される、
    請求項1又は請求項2に記載の貯蔵設備。
  4. 前記側壁は、第1側壁と、前記第1側壁と間隙を介して対向する第2側壁と、前記第1側壁の一方の端部と前記第2側壁の一方の端部との間に配置される第3側壁と、前記第1側壁の他方の端部と前記第2側壁の他方の端部との間に配置される第4側壁と、を含み、
    前記搬送口は、前記第1側壁に設けられ、
    前記給気口は、前記第3側壁の下部及び前記第4側壁の下部のそれぞれに設けられ、
    前記排気口は、前記第3側壁の上部及び前記第4側壁の上部のそれぞれに設けられ、
    前記第2方向に隣り合う前記貯蔵庫は、一方の前記貯蔵庫の前記第3側壁と他方の前記貯蔵庫の前記第4側壁とが対向するように配置される、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の貯蔵設備。
  5. 前記貯蔵庫は、前記第1側壁が前記搬送空間に面するように前記搬送空間の両側に配置される、
    請求項に記載の貯蔵設備。
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