JP6185036B2 - Vlcコードワードを使用したシンタックス要素のコーディング - Google Patents

Vlcコードワードを使用したシンタックス要素のコーディング Download PDF

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Description

本出願は、その各々の内容全体が参照により本明細書に組み込まれる、以下の米国仮出願の優先権を主張する。
2011年7月11日に出願された米国仮出願第61/506,542号、および
2011年10月27日に出願された米国仮出願第61/552,367号。
本開示は、ビデオコーディングおよび圧縮に関する。より詳細には、本開示は、ビデオデータの1つまたは複数のブロックのための変換係数を符号化するために可変長コーディング(VLC)を使用する技法を対象とする。
エントロピー符号化は、ビデオデータを圧縮するためにビデオコーディングにおいて広く採用されている方法である。例示的なエントロピー符号化方法では、ビデオエンコーダは、画像のピクセルを表す量子化変換係数の1次元ベクトルを生成するために、その変換係数の2次元行列を走査する。ビデオデコーダはビデオデータを復号する。復号プロセスの一部として、ビデオデコーダは、変換係数の2次元行列を再構成するために、変換係数の1次元ベクトルを走査する。
1つまたは複数の例の詳細を添付の図面および以下の説明に記載する。本発明の他の特徴、目的、および利点は、これらの説明および図面、ならびに特許請求の範囲から明らかになろう。
例としては、ビデオデータのブロックをコーディングする方法があり、この方法では、第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと、第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の少なくとも1つの差の指示とがメモリに記憶され、第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の差の記憶された指示を使用して、第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルに基づいて、第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの少なくとも1つのエントリが再構成される。ビデオデータの少なくとも1つのブロックをコーディングするために、第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの再構成された少なくとも1つのエントリが使用される。
別の例では、プロセッサが、第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと、第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の少なくとも1つの差の指示とをメモリに記憶することと、第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の差の記憶された指示を使用して、第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルに基づいて、第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの少なくとも1つのエントリを再構成することとによって、ビデオデータの少なくとも1つのブロックをコーディングするように構成される。ビデオデータの少なくとも1つのブロックをコーディングするために、第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの再構成された少なくとも1つのエントリが使用される。
別の実施形態は、上記の例の方法または本明細書で開示する他の技法を実行するために使用され得る、コンピューティングデバイスのプロセッサ、または特にエンコーダまたはデコーダを含む。他の実施形態は、プロセッサにそのような方法を実行させるための命令を記憶するコンピュータ可読媒体を含む。
本開示の技法に従って動作するように構成されたビデオ符号化および復号システムの一例を示すブロック図。 本開示の技法に従って動作するように構成されたビデオエンコーダの一例を示すブロック図。 本開示の技法に従って動作するように構成されたビデオデコーダの一例を示すブロック図。 本開示の技法によるビデオ符号化および復号の方法を示す2つの表。 本開示の技法によるビデオ符号化および復号方法の例を示す流れ図。
概して、本開示では、ビデオデータをコーディングするための技法について説明する。より詳細には、本明細書で説明する技法は、シンタックス要素のエントロピーコーディングを実行するために使用され得るVLCテーブルアレイ選択テーブルを記憶するためにコーダによって使用されるメモリの量を低減することを対象とする。
一般的な適用例では、符号化ビデオデータは予測データと残差データとを含む。そのような場合、ビデオエンコーダは、イントラ予測モードまたはインター予測モードを使用して予測データを生成する。イントラ予測は、概して、あるピクチャのブロックを、同じピクチャの隣接する、前にコーディングされたブロックに対して予測することを伴う。インター予測は、概して、あるピクチャのブロックを、前にコーディングされたピクチャのデータに対して予測することを伴う。
イントラ予測またはインター予測の後に、ビデオエンコーダはブロックの残差値を計算する。この残差値は、概して、ブロックの予測データとブロックの真値との間の差に対応する。ブロックの残差値をさらに圧縮するために、残差値は、(「エネルギー」とも呼ばれる)できるだけ多くのデータをできるだけ少数の係数に構成する変換係数のセットに変換される。変換係数は、元のブロックと同じサイズである係数の2次元行列に対応する。言い換えれば、元のブロック中のピクセルとちょうど同数の変換係数がある。ただし、変換により、変換係数の多くは、一般に、0に等しい値を有す。
ビデオエンコーダは、量子化変換係数を表すために必要とされるデータの量を低減するためにさらにビデオデータを圧縮するために、しばしば変換係数を量子化する。量子化の後に、ビデオエンコーダは、変換係数を走査して、量子化変換係数を含む2次元行列から1次元ベクトルを生成する。ビデオエンコーダは、場合によっては、走査の前または後に0に等しいいくつかの係数を設定する。
ビデオエンコーダは、データをなお一層圧縮するために、得られたアレイをエントロピー符号化する。いくつかの例では、ビデオエンコーダは、たとえば、コンテキスト適応型可変長コーディング(CAVLC)を使用して、アレイの様々な可能な量子化変換係数を表すために可変長コード(VLC)を使用するように構成される。他の例では、ビデオエンコーダは、たとえば、コンテキスト適応型バイナリ算術コーディング(CABAC)を使用して、得られた量子化係数を符号化するためにバイナリ算術コーディングを使用するように構成される。他の例では、ビデオエンコーダは、得られた量子化係数を符号化するために確率間隔区分エントロピーコード(PIPE)を使用するように構成される。
本開示では、ビデオコーディングプロセス中に変換係数を走査することに関する技法について説明する。本技法は、ビデオ符号化および/または復号を実行するように構成されたビデオエンコーダ/デコーダ(コーデック)と処理ユニットとを含む、ビデオ符号化ユニットとビデオ復号ユニットの両方に適用可能である。「ビデオコーディングユニット」または「ビデオコーディングデバイス」への言及は、ビデオデータの符号化、復号、または符号化と復号の両方が可能なユニットまたはデバイスを指すものと理解されたい。
説明する技法は、ビデオコーディング、詳細には、VLCテーブルアレイ選択テーブルを記憶するためにコーダによって使用されるメモリの量を低減することを対象とする。本明細書で使用する「コーディングする」、「コーダ」、「コーディング」「コーディングされた」などの用語は、符号化および/または復号に適用可能な本発明の態様を指す。
図1は、本開示の技法を実装するように構成され得る例示的なビデオ符号化および復号システム100を示すブロック図である。図1に示すように、システム100は、通信チャネル115を介して符号化ビデオを宛先デバイス106に送信するソースデバイス102を含む。ソースデバイス102および宛先デバイス106は、広範囲のデバイスのうちのいずれかを備える。場合によっては、ソースデバイス102および宛先デバイス106は、いわゆるセルラーまたは衛星無線電話などのワイヤレス通信デバイスハンドセットを備える。しかしながら、ビデオデータの変換係数の符号化および復号に一般に適用される本開示の技法は、必ずしもワイヤレス適用例または設定に限定されるとは限らず、ビデオ符号化および/または復号能力を含む多種多様な非ワイヤレスデバイスに潜在的に適用可能である。
図1の例では、ソースデバイス102は、ビデオソース120と、ビデオエンコーダ122と、変調器/復調器(モデム)124と、送信機126とを含む。宛先デバイス106は、受信機128と、モデム130と、ビデオデコーダ132と、ディスプレイデバイス134とを含む。本開示によれば、ソースデバイス102のビデオエンコーダ122は、(たとえば、各々が表示された画像のピクセルに対応する)変換係数を表す1次元ベクトルへの変換係数の2次元行列を含むビデオデータのブロックの変換係数を走査する。本開示のいくつかの実施形態によれば、ビデオエンコーダ122は、ビデオデータのブロックの第1の複数の係数を適応的に走査し、ブロックの第2の複数の係数のために固定走査を使用する。たとえば、第1の複数の変換係数について、ビデオエンコーダ122は、ビデオデータの少なくとも1つの前に符号化されたブロックの変換係数が走査された順序に応じて、第1の複数の変換係数が走査される順序を適応的に変更する。たとえば、ビデオエンコーダ122は、他の前に符号化されたブロック中の同じ位置における係数が非0係数である頻度に基づいて、変換係数が走査される順序を変更する。第2の複数の変換係数について、ビデオエンコーダ122は、ビデオデータの少なくとも1つの前に符号化されたブロックの走査順序に応じて、第2の複数の変換係数が走査される順序を適応的に変更しない。代わりに、ビデオエンコーダ122は、エンコーダによって符号化されるビデオデータの複数のブロックのために同じ走査順序を使用して第2の複数の係数を走査する。
宛先デバイス106のビデオデコーダ132はまた、逆変換係数復号を実行するように構成され得る。それらの状況下で、ビデオデコーダ132は、変換係数の2次元行列を再構成するために、ビデオデータのブロックを表す変換係数の1次元ベクトルの係数を変換係数の2次元行列内の位置にマッピングする。
図1の図示のシステム100は例にすぎない。本開示の変換係数符号化および復号技法は任意の符号化デバイスまたは復号デバイスによって実行され得る。ソースデバイス102および宛先デバイス106は、そのような技法をサポートすることができるコーディングデバイスの例にすぎない。
この例では、ソースデバイス102のビデオエンコーダ122は、ビデオソース120から受信したビデオデータを符号化する。ビデオソース120は、ビデオカメラなどのビデオキャプチャデバイス、以前にキャプチャされたビデオを含んでいるビデオアーカイブ、またはビデオコンテンツプロバイダからのビデオフィードを備える。さらなる代替として、ビデオソース120は、場合によっては、ソースビデオとしてのコンピュータグラフィックスベースのデータ、またはライブビデオとアーカイブビデオとコンピュータ生成ビデオとの組合せを生成する。場合によっては、ビデオソース120がビデオカメラである場合、ソースデバイス102および宛先デバイス106は、いわゆるカメラ付き携帯電話またはビデオ付き携帯電話を形成する。各場合において、キャプチャされたビデオ、以前にキャプチャされたビデオまたはコンピュータ生成ビデオは、ビデオエンコーダ122によって符号化される。
例示的なシステム100では、ビデオデータがビデオエンコーダ122によって符号化されると、符号化されたビデオ情報は、たとえば、符号分割多元接続(CDMA)あるいは他の通信規格または技法などの通信規格に従ってモデム124によって変調され、送信機126を介して宛先デバイス106に送信される。モデム124は、信号変調のために設計された様々なミキサ、フィルタ、増幅器または他の構成要素を含む。この例の送信機126は、増幅器、フィルタ、および1つまたは複数のアンテナを含む、データを送信するために設計された回路を含む。宛先デバイス106の受信機128はチャネル115を介して情報を受信し、モデム130は情報を復調する。同じく、ビデオデコーダ132によって実行されるビデオ復号プロセスは、ビデオエンコーダ122によって実行される符号化技法と同様の(たとえば、逆)復号技法を含む。
本開示のいくつかの態様によれば、通信チャネル115は、無線周波数(RF)スペクトルまたは1つもしくは複数の物理的伝送線路など、任意のワイヤレスまたはワイヤード通信媒体、あるいはワイヤレス媒体とワイヤード媒体の任意の組合せを備える。そのような場合、通信チャネル115は、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、またはインターネットなどのグローバルネットワークなど、パケットベースネットワークの一部を形成する。通信チャネル115は、概して、ビデオデータをソースデバイス102から宛先デバイス106に送信するための好適な任意の通信媒体、または様々な通信媒体の集合を表す。
この場合も、図1は例にすぎず、本開示の技法は、必ずしも符号化デバイスと復号デバイスとの間のデータ通信を含むとは限らないビデオコーディング設定(たとえば、ビデオ符号化またはビデオ復号)に適用可能である。他の例では、データがローカルメモリから取り出されること、ネットワークを介してストリーミングされることなどが行われ得る。符号化デバイスがデータを符号化し、メモリに記憶し、および/または復号デバイスがメモリからデータを取り出し、復号する。多くの場合、符号化および復号は、互いに通信しないが、単にメモリにデータを符号化し、および/またはメモリからデータを取り出し、復号する無関係なデバイスによって実行される。
図1には示されていないが、いくつかの態様では、ビデオエンコーダ122およびビデオデコーダ132は、それぞれオーディオエンコーダおよびオーディオデコーダと統合され得、場合によっては、共通のデータストリームまたは別個のデータストリーム中のオーディオとビデオの両方の符号化を処理するために、適切なMUX−DEMUXユニット、または他のハードウェアおよびソフトウェアを含むことができる。適用可能な場合、MUX−DEMUXユニットは、ITU H.223マルチプレクサプロトコル、またはユーザデータグラムプロトコル(UDP)などの他のプロトコルに準拠し得る。
ビデオエンコーダ122およびビデオデコーダ132のいずれかまたは両方は、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、ディスクリート論理、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアまたはそれらの任意の組合せとして実装され得る。ビデオエンコーダ122およびビデオデコーダ132の各々は潜在的に1つまたは複数のエンコーダまたはデコーダ中に含まれ、それらのいずれも潜在的に複合エンコーダ/デコーダ(コーデック)の一部としてそれぞれのモバイルデバイス、加入者デバイス、ブロードキャストデバイス、サーバなどに統合される。
場合によっては、デバイス102、106は、実質的に対称的に動作するように構成され得る。たとえば、デバイス102、106の各々は、場合によっては、ビデオ符号化および復号構成要素を含む。したがって、システム100は、たとえば、ビデオストリーミング、ビデオ再生、ビデオブロードキャスト、またはビデオテレフォニーのためのビデオデバイス102とビデオデバイス106との間の一方向または双方向のビデオ送信をサポートすることができる。
符号化プロセス中に、ビデオエンコーダ122は、いくつかのコーディング技法または演算を実行する。概して、ビデオエンコーダ122は、ビデオブロックを符号化するために、個々のビデオフレーム(またはスライスなどの他の独立してコーディングされたユニット)内のビデオブロック上で動作する。フレーム、スライス、フレームの部分、ピクチャのグループ、または他のデータ構造は、複数のビデオブロックを含む独立したデータユニットとして定義され得、シンタックス要素は、そのような様々な独立したデータユニットに含まれ得る。独立したデータユニット内のビデオブロックは、固定サイズまたは可変サイズを有し、場合によっては、指定されたコーディング規格に応じてサイズが異なり得る。場合によっては、各ビデオフレームは、一連の単独で復号可能なスライスを含み、各スライスは、さらに、1つまたは複数のマクロブロックまたはLCUを含むことができる。
再び図1を参照すると、ビデオエンコーダ122は、予測ブロックを識別するために、コーディングされているビデオブロックがビデオデータの別のブロックと比較される予測コーディングをしばしば実行する。予測コーディングのこのプロセスは、しばしば、動き推定および動き補償と呼ばれる。動き推定は、1つまたは複数の予測フレーム(または他のコーディングユニット)の1つまたは複数の予測ビデオブロックに対するビデオブロックの動きを推定する。動き補償は、1つまたは複数の予測フレームあるいは他のコーディングユニットから所望の予測ビデオブロックを生成する。動き補償は、分数ピクセル精度で予測データを生成するために補間フィルタ処理が実行される補間プロセスを含む。
予測ブロックを生成した後に、コーディングされている現在のビデオブロックと予測ブロックとの間の差は残差ブロックとしてコーディングされ、予測ブロックを識別するために(動きベクトルなどの)予測シンタックスが使用される。残差ブロックは、変換され、量子化される。変換技法は、場合によっては、DCTプロセスまたは概念的に同様のプロセス、整数変換、ウェーブレット変換、または他のタイプの変換を備える。DCTプロセスまたはDCT様プロセスでは、一例として、変換プロセスは、ピクセル値(たとえば、残差値)のセットを、たとえば、周波数領域におけるピクセル値のエネルギーを表す変換係数に変換する。量子化は、一般に変換係数に適用され、概して、所与の変換係数に関連するビット数を制限するプロセスを伴う。
多くの実施形態では、変換および量子化に続いて、変換され、量子化された残差ビデオブロックに対してエントロピーコーディングが実行される。シンタックス要素、様々なフィルタシンタックス情報、および符号化中に定義される予測ベクトルが、エントロピーコード化ビットストリーム中に含まれる。概して、エントロピーコーディングは、一連の量子化変換係数および/または他のシンタックス情報をまとめて圧縮する、1つまたは複数のプロセスを備える。2次元ビデオブロックから係数の1つまたは複数のシリアル化1次元ベクトルを定義するために、量子化された変換係数に対して固定または適応走査順序などの走査技法が実行される。たとえば、本明細書で説明する技法によれば、ビデオブロックの異なる係数のために、固定走査技法と適応走査技法の両方が使用され得る。1つまたは複数のシリアル化1次元ベクトルを生成するために走査されると、走査された係数は、次いで、任意のシンタックス情報とともにエントロピーコーディングされる。
符号化プロセスの一部として、符号化されたビデオブロックは、後続のビデオブロックの後続の予測ベースのコーディングのために使用されるビデオデータを生成するために復号される。この段階で、ビデオ品質を改善し、たとえば、復号されたビデオからブロッキネスまたは他のアーティファクトを除去するために、フィルタ処理が採用され得る。このフィルタ処理は、場合によっては、ループ内(in-loop)またはループ後(post loop)である。ループ内フィルタ処理の場合、再構成されたビデオデータのフィルタ処理はコーディングループ内で行われ、これは、フィルタ処理されたデータが、後続の画像データの予測において後で使用するためにエンコーダまたはデコーダによって記憶されることを意味する。対照的に、ループ後フィルタ処理の場合、再構成されたビデオデータのフィルタ処理はコーディングループ外で行われ、これは、データのフィルタ処理されていないバージョンが、後続の画像データの予測において後で使用するためにエンコーダまたはデコーダによって記憶されることを意味する。
図2は、本開示に一致する例示的なビデオエンコーダ250を示すブロック図である。ビデオエンコーダ250は、ソースデバイス100のビデオエンコーダ122、または異なるデバイスのビデオエンコーダのいずれかに対応し得る。図2に示すように、ビデオエンコーダ250は、予測モジュール240と、加算器241および246と、メモリ245とを含む。ビデオエンコーダ250は、変換モジュール242および量子化モジュール243、ならびに逆量子化モジュール248および逆変換モジュール247をも含む。ビデオエンコーダ250はエントロピーコーディングモジュール244をも含む。エントロピーコーディングモジュール244は走査モジュール260を含む。
符号化プロセス中に、ビデオエンコーダ250は、コーディングされるべきビデオブロックを受信し、予測モジュール240は予測コーディング技法を実行する。インターコーディングの場合、予測モジュール240は、予測ブロックを定義するために、符号化されるべきビデオブロックを1つまたは複数のビデオ参照フレームまたはスライス中の様々なブロックと比較する。イントラコーディングの場合、予測モジュール240は、ビデオデータの同じフレーム、スライス、または他のユニット内の隣接するデータに基づいて予測ブロックを生成する。予測モジュール240は予測ブロックを出力し、加算器241は、残差ブロックを生成するために、コーディングされているビデオブロックから予測ブロックを減算する。
本開示のいくつかの態様によれば、インターコーディングの場合、予測モジュール240は、予測ブロックを指す動きベクトルを識別し、動きベクトルに基づいて予測ブロックを生成する、動き推定モジュールおよび動き補償モジュール(図2に図示せず)を備える。一般に、動き推定は、動きを推定する、動きベクトルを生成するプロセスと考えられる。たとえば、動きベクトルは、現在のフレーム内のコーディングされている現在のブロックに対する予測フレーム内の予測ブロックの変位を示すことができる。動き補償は、一般に、動き推定によって判断された動きベクトルに基づいて予測ブロックをフェッチまたは生成するプロセスと考えられる。イントラコーディングの場合、予測モジュール240は、ビデオデータの同じフレーム、スライス、または他のユニット内の隣接するデータに基づいて予測ブロックを生成する。1つまたは複数のイントラ予測モードは、潜在的に、イントラ予測ブロックがどのように定義され得るかを定義することができる。
いくつかの例では、インターコーディングのための動き補償は、サブピクセル解像度への補間を含む。予測モジュール240によって生成された補間予測データは、たとえば、1/2ピクセル解像度、1/4ピクセル解像度、またはさらにより精細な解像度に補間される。これにより、動き推定が、そのようなサブピクセル解像度へのビデオブロックの動きを推定することが可能になる。
予測モジュール240が予測ブロックを出力した後、および加算器241が、残差ブロックを生成するために、コーディングされているビデオブロックから予測ブロックを減算した後、変換モジュール242は残差ブロックに変換を適用する。変換は、場合によっては、離散コサイン変換(DCT)、整数変換、またはITU H.264規格、HVEC規格などによって定義されるものなど、概念的に同様の変換を備える。いくつかの例では、変換モジュール242は、別様にサイズ決定された変換を実行し、コーディング効率および改善された圧縮のために異なるサイズの変換を選択する。ウェーブレット変換、整数変換、サブバンド変換または他のタイプの変換も使用され得る。いずれの場合も、変換モジュール242は、残差ピクセル値の残差ブロックに特定の変換を適用し、残差変換係数のブロックを生成する。変換は、残差ピクセル値情報をピクセル領域から周波数領域に変換する。
逆量子化モジュール248および逆変換モジュール247は、それぞれ逆量子化および逆変換を適用して、ピクセル領域において残差ブロックを再構成する。加算器246は、再構成された残差ブロックを、予測モジュール240によって生成された予測ブロックに加算して、メモリ245に記憶するための再構成されたビデオブロックを生成する。フィルタモジュール249は、場合によっては、再構成されたビデオブロックに対してループ内フィルタ処理またはループ後フィルタ処理を実行する。
いくつかの例では、メモリ245は、符号化されるべき他のフレームのブロックに関する動き推定において使用するためのブロックのフレームまたはスライスを記憶する。そのような記憶より前に、ループ内フィルタ処理の場合、フィルタモジュール249は、ビデオ品質を改善するためにビデオブロックにフィルタ処理を適用する。フィルタモジュール249によるそのようなフィルタ処理はブロッキネスまたは他のアーティファクトを低減する。さらに、フィルタ処理は、コーディングされているビデオブロックへの緊密な一致を備える予測ビデオブロックを生成することによって、圧縮を改善する。フィルタ処理はまた、フィルタ処理されたデータは復号データとして出力されるが、フィルタ処理されていないデータは予測モジュール240によって使用されるように、ループ後に実行され得る。
いくつかの例では、量子化モジュール243は、ビットレートをさらに低減するために(たとえば、変換モジュール242からの)残差変換係数を量子化する。量子化モジュール243は、たとえば、係数の各々をコーディングするために使用されるビット数を制限する。量子化の後に、エントロピー符号化モジュール244は、データを走査し、エントロピー符号化する。たとえば、エントロピー符号化モジュール244は、1つまたは複数のシリアル化1次元ベクトルを生成するために、2次元表現から量子化係数ブロックを走査することができる。たとえば、走査モジュール260は、量子化係数ブロックを表す2次元行列の走査を実行することができる。
この走査プロセスに続いて、エントロピー符号化モジュール244が、データをさらに圧縮するために、本明細書で説明するエントロピーコーディング方法に従って(シンタックス要素とともに)量子化変換係数を符号化する。この例では、エントロピー符号化ビットストリーム中に含まれるシンタックス情報は、インターコーディングのための動きベクトルまたはイントラコーディングのための予測モードなど、予測モジュール240からの予測シンタックスを含む。エントロピー符号化ビットストリーム中に含まれるシンタックス情報は、場合によっては、予測モジュール240による補間のために適用されるフィルタ情報またはフィルタモジュール249によって適用されるフィルタなど、フィルタ情報をも含む。さらに、エントロピーコード化ビットストリーム中に含まれるシンタックス情報はまた、シンタックス要素(または他の情報)のうちの1つまたは複数を表す1つまたは複数のVLCコードワードを含むことができる。
エントロピー符号化モジュール244によるエントロピーコーディングに続いて、符号化されたビデオは、別のデバイスに送信されるか、あるいは後で送信または検索するためにアーカイブされる。たとえば、デコーダは、エントロピー符号化モジュール244によって生成された、符号化されたビデオの変換係数の1次元ベクトルを使用して、ビデオデータのブロックを表す2次元行列を再構成することができる。
図3は、本明細書で説明する方法で符号化されたビデオシーケンスを復号するビデオデコーダ350の一例を示すブロック図である。受信されたビデオシーケンスは、場合によっては、画像フレームの符号化されたセット、フレームスライスのセット、通常コード化ピクチャグループ(GOP:group of pictures)、または符号化されたビデオブロックとそのようなビデオブロックを復号する方法を定義するためのシンタックス情報とを含む多種多様なコード化ビデオユニットを備える。
図3に表すビデオデコーダ350は、図2のエントロピー符号化モジュール244によって実行される符号化の逆である復号関数を実行するエントロピー復号モジュール344を組み込んでいる。いくつかの例では、エントロピー復号モジュール344は、1次元シリアル化フォーマットのエントロピー符号化ビデオブロックを変換して2次元ブロックフォーマットに戻す。ベクトルの数およびサイズ、ならびにビデオブロックのために定義された走査順序は、2次元ブロックがどのように再構成されるかを定義する。
図3に示すように、ビデオデコーダはフィルタモジュール349を含む。フィルタモジュール349は、再構成されたビデオブロックに対してループ内フィルタ処理またはループ後フィルタ処理を実行することができる。ビデオデコーダ350はまた、予測モジュール340と、逆量子化ユニット343と、逆変換モジュール342と、メモリ345と、加算器346とを含む。
多種多様なビデオ圧縮技術および規格は、入力ビデオ信号に固有の冗長性を低減または除去するために、空間的および時間的予測を実行する。上記で説明したように、入力ビデオブロックは、空間的予測(すなわち、イントラ予測)および/または時間的予測(すなわち、インター予測または動き推定)を使用して予測される。本明細書で説明する予測モジュールは、一般に、与えられた入力ビデオブロックのための望ましい予測モードを選定するために、モード決定モジュール(図示せず)を含む。モード選択は、ブロックがイントラコード化されたのかインターコード化されたのか、イントラコーディングが使用された場合の予測ブロックサイズおよび予測モード、ならびにインターコーディングが使用された場合に使用された動きパーティションサイズおよび動きベクトルなど、様々なファクタを考慮する。入力ビデオブロックから予測ブロックが減算され、次いで、上記で説明したように、残差ビデオブロック上に変換および量子化が適用される。
量子化係数は、モード情報とともに、ビデオビットストリームを形成するためにエントロピー符号化され得る。量子化係数はまた、再構成されたビデオブロックを形成するために予測ビデオブロック(選定されたコーディングモードに応じてイントラ予測されたブロックまたは動き補償ブロック)に再加算され得る再構成された残差ブロックを形成するために、逆量子化および逆変換され得る。再構成されたビデオ信号中の視覚的アーティファクトを低減するために、ループ内フィルタ処理方法またはループ後フィルタ処理方法が適用可能である。再構成されたビデオブロックは、最後に、将来のビデオブロックのコーディングを使用するために参照フレームバッファ(すなわち、メモリ)に記憶される。
いくつかの例では、ビデオフレームの所与のリーフレベルブロックの係数がジグザグ走査技法に従って順序付けられる(走査される)。そのような技法は、エンコーダ250によって1次元の順序付き係数ベクトルを生成するために使用される。ジグザグ走査技法は、ブロックの上部左端の係数において開始することと、ブロックの下部左端の係数までジグザグパターンで走査し続けることとを備える。
ジグザグ走査技法によれば、最も大きいエネルギーを有する変換係数(たとえば、最も大きい係数値)が低周波変換関数に対応し、ブロックの左上に配置されることが想定される。したがって、ジグザグ走査に基づいて生成される係数ベクトル(たとえば、1次元係数ベクトル)について、より大きい大きさの係数は、ベクトルの開始近くに現れる可能性が最も高いと仮定される。係数ベクトルが量子化された後、大部分の低いエネルギー係数が0に等しくなることも仮定される。いくつかの例では、係数コーディング中に係数走査が適応される。たとえば、非0係数がより頻繁に発生する位置に、走査中のより小さい番号が割り当てられる。
いくつかの例によれば、エンコーダ250は、変換係数の逆方向ジグザグ走査を実行する。逆方向ジグザグ走査を実行するために、エンコーダ250は、最後非0係数(たとえば、ブロックの左上位置から最も遠い非0係数)に対応するロケーションにおいて符号化を開始する。上記のジグザグ走査の例とは異なり、逆方向ジグザグ走査の例によれば、エンコーダ250は、最後非0係数から(すなわち、ブロックの右下位置において)ブロックの左上位置までジグザグパターンでコーディングする。いくつかの例では、エンコーダ250は、1つまたは複数のすでにコード化された係数の大きさに基づいて、ランコーディングモードとコーディングのレベルモードとの間を切り替えるように構成される。
変換係数の逆方向ジグザグ走査に従って、エンコーダ250は、最後非0係数(すなわち、逆方向走査順序の第1の非0係数)を示すlast_posシンタックス要素を最初に符号化することによって、ビデオデータのブロックを走査する。いくつかの例では、エンコーダ250はまた、最後非0係数の大きさが1であるのかまたは1よりも大きいのかを示すlevel_IDシンタックス要素を符号化する。いくつかの例では、エンコーダ250は、last_posおよびlevel_IDシンタックス要素を一緒にVLCコードワードとして符号化する。
ラン符号化モードの例によれば、係数が0よりも大きい大きさを有する場合、エンコーダ250は、走査された係数のためのlevel_IDシンタックス要素をシグナリングする。level_IDシンタックス要素は、係数が1または1よりも大きい振幅を有するかどうかを示すことができる。たとえば、エンコーダ250は、係数が1に等しい大きさを有する場合、level_IDに0の値を割り当てることができる。しかしながら、係数が1よりも大きい値を有する場合、エンコーダ250は、level_IDに1の値を割り当てることができる。いくつかの例では、level_IDが1の値を有する場合、エンコーダはまた、変換係数の大きさを示すレベルシンタックス要素をシグナリングすることができる。
ランコーディングモードを使用してビデオデータのブロックをコーディングすることを開始するために、エンコーダ250は、走査の最後非0係数(ジグザグ走査順序による、逆方向ジグザグ走査順序の第1の係数)の位置を示すlast_posシンタックス要素を最初にシグナリングすることができる。上記で説明したように、エンコーダ250はまた、走査の最後非0係数が1または1よりも大きい値を有するかどうかを示すlevel_IDシンタックス要素をシグナリングすることができる。エンコーダ250がlast_posシンタックス要素と、last_posシンタックス要素に関連するlevel_IDシンタックス要素とをシグナリングした後、エンコーダ250は、ランシンタックス要素と、走査の1つまたは複数の他の係数に関連するlevel_IDシンタックス要素とをシグナリングすることができる。
ランシンタックス要素は、走査順序において現在(符号化)係数と次の非0係数との間が0に近いかまたは0に等しい振幅をもついくつかの係数を示す。一例によれば、ランシンタックス要素は、0からk+1までの範囲の値を有することができ、kは現在非0係数の位置である。
いくつかの例では、ランおよびlevel_IDシンタックス要素を表すVLCコードワードを判断するために、エンコーダ250は、最初に、ランおよびlevel_IDシンタックス要素についての値を判断し、判断された値をコード番号cnを判断するために使用する。エンコーダ250は、次いで、判断されたコード番号cnをVLCコードワードを判断するために使用する。
いくつかの例では、level_IDおよびランシンタックス要素についての判断された値に基づいてコード番号cnを判断するために、エンコーダ250は、level_IDおよびランシンタックス要素とコード番号cnとの間の関係を定義するメモリに記憶された複数のマッピングテーブルのうちのマッピングテーブルを使用する。そのようなマッピングテーブルは、level_IDおよびランシンタックス要素についての値の各可能な組合せについて、それぞれのlevel_IDおよびランシンタックス要素の各々に対応するコード番号を定義する。これらの例によれば、エンコーダ250は、コード番号cnを判断するために、選択されたマッピングテーブルに判断されたlevel_IDおよびランシンタックス要素値を入力する。
いくつかの例では、level_IDおよびlast_posシンタックス要素をコーディングするために、エンコーダ250は、last_posおよびlevel_IDシンタックス要素についての値を判断し、判断された値をコード番号cnを判断するために使用する。コード番号cnは、level_IDおよびlast_posシンタックス要素を表すVLCコードワードを判断するために、複数のVLCテーブルのうちの選択されたVLCテーブルに入力され得るエントリ値を備える。いくつかの例では、エンコーダ250は、level_IDおよびlast_posシンタックス要素とコード番号cnとの間の関係を定義するメモリに記憶された複数のマッピングテーブルのうちのマッピングテーブルを使用することに基づいて、コード番号cnを判断する。他の例では、エンコーダ250は、level_IDおよびlast_posシンタックス要素とコード番号cnとの間の関係を定義する構造化マッピングに基づいて、コード番号cnを判断する。
上記の例に記載されているように、level_IDおよびlast_posシンタックス要素を表すそのようなVLCコードワードを判断するために、エンコーダ250は、メモリに記憶された複数のVLCテーブルのうちのVLCテーブルを選択し、VLCコードワードを判断するために、選択されたVLCテーブルに判断されたコード番号cnを入力する。いくつかの例では、エンコーダ250は、VLCテーブルインデックス値に基づいて複数のVLCテーブルのうちのVLCテーブルを選択する。VLCテーブルインデックス値は、level_IDおよびlast_posシンタックス要素を表すVLCコードワードを判断するためにコード番号cnを入力するために、エンコーダ250が複数のVLCテーブルのいずれを使用すべきかを示す。
上記の例で説明したように、コーダ(たとえば、エンコーダ250および/またはデコーダ350)は、予測タイプ(たとえば、イントラ、インター)および/またはビデオデータのブロックのサイズなど、ビデオデータのブロックの特性に専用の複数の異なるVLCテーブルアレイ選択テーブルを記憶するように構成される。たとえば、エンコーダ250は、8×8のサイズをもつイントラ予測モードブロックに専用の第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと、16×16のサイズをもつイントラ予測モードに専用の第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとを記憶する。選択されたテーブルアレイはVLCコードワードcnを生成し、VLCコードワードcnは、ビデオデータのブロックに関連するシンタックス要素をコーディングするために使用され得るコードワードを生成するために使用される。
そのようなテーブルの一例を図4に示す。8×8サイズの変換ブロックのイントラコーディングのための第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル
Figure 0006185036
および16×16またはより大きいサイズの変換ブロックのイントラコーディングのための第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル
Figure 0006185036
について考える。
2つのVLCテーブルアレイ選択テーブル間の差は、ベクトルとして図4に表される。
図4の例によれば、第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルおよび第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの各々は、ビデオデータのブロック内の複数の異なる係数位置のために使用され得るVLCアレイを定義する。たとえば、第1のVLCテーブルは8の値を有し、複数のテーブルアレイのうちの第9のVLCテーブルアレイが、8×8イントラコード化ブロックの第1の係数のために使用されるべきであることを示す。上記で同じく示したように、第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の次の4つのエントリは0の値を有し、複数のVLCテーブルアレイのうちの第1のVLCテーブルアレイが、8×8イントラコード化ブロックの2番目〜5番目の係数位置のために使用されるべきであることを示す。同じく図4に示すように、第1のVLCテーブルアレイは、さらなるエントリを含み、その値は、8×8イントラコード化ブロックの他の係数位置のために使用されるべきである異なるVLCテーブルアレイを示す。
図4の例に従って、第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルおよび第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルはそれぞれ、29個のエントリを含む。したがって、上記で示した第1および第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルを記憶するために、コーダ250、350はそれぞれ、58個のエントリを記憶する。いくつかの例では、コーダ250、350はまた、予測タイプ(イントラ、インター)および/またはブロックサイズの異なる可能な値に専用の他のVLCテーブルアレイ選択テーブルを記憶し得る。したがって、いくつかの例では、詳細には、コーダ250、350にとって利用可能なメモリの量が限定される場合、コーダ250、350が複数のVLCテーブルアレイ選択テーブルを記憶することは望ましくない。
本明細書で説明する技法は、上記で説明したように、VLCテーブルアレイ選択テーブルを記憶するためにコーダ250、350によって使用されるメモリの量を低減することを対象とする。これらの技法によれば、第1のビデオブロック特性(たとえば、イントラコード化8×8)を対象とする第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと、第2のビデオブロック特性(たとえば、イントラコード化16×16)を対象とする第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとを記憶する代わりに、エンコーダは、それぞれのテーブルのうちのただ1つを記憶する。これらの技法によれば、上記で説明したように第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルを記憶する代わりに、コーダ250、350は、図4中のベクトルによって表される第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の差の指示を記憶する。コーダ250、350は、テーブル間の差の記憶された指示を使用して、第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルから第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの少なくとも一部分を再構成する。このようにして、第1および第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル(ならびに他のVLCテーブルアレイ選択テーブル)を記憶するために使用されるメモリの量は、他の技法と比較して有利に低減され得る。
再び図4の例を参照すると、第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの単一のエントリ(最後のエントリ)のみが、第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルとは異なる。本明細書で説明する技法によれば、コーダ250、350は、第2のVLCテーブルの最後のエントリの代替値の指示および/または第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルの最後のエントリと第2のVLCテーブルの最後のエントリとの間の差、たとえば図4のベクトルを記憶する。コーダ250、350は、そのような指示に基づいて、記憶された第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルを使用して第2のVLCテーブル選択テーブルを再構成する。他の例では、2つ以上のエントリが2つのVLCテーブルアレイ選択テーブル間で異なるとき、同じ技法が適用される。
いくつかの例では、上記で説明した第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の差のそのような指示は、それぞれのテーブル間の1つまたは複数の差の位置の指示、ならびに差を示す値を含む。たとえば、上記で説明した第1および第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルによれば、コーダ250、350は、第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの位置27が第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルの位置27とは異なるという指示を記憶する。コーダ250、350は差の大きさの指示をも記憶する。たとえば、コーダ250、350は、第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の28番目のエントリ(位置27)の値が2の値を有するという指示を記憶する。別の例によれば、コーダ250、350は、それぞれのテーブル中の28番目のエントリ間の差の指示を記憶する。次いで、第2のテーブルが第1のテーブルから数学的に再構成され得る。たとえば、図4では、コーダは、それぞれの29番目のエントリ間の差が1(1+1=2)であるという指示を記憶する。
図5は、例としてエンコーダを使用して適用される上記で説明した方法をさらに示す。ブロックタイプを判断するエンコーダ250にビデオデータのブロック502を入力する。入力されたブロック502がイントラコード化8×8ブロックである場合、エンコーダは、VLCアレイテーブルを選択するために、記憶された第1のテーブル504(g_auiVlcTable8x8Intra)を使用する。入力されたブロック502がイントラコード化16×16ブロックである場合、エンコーダは、VLCアレイテーブルを選択するために、第1のテーブル504から再構成された第2のテーブル506(g_auiVlcTable16x16Intra)を使用する。いずれの例でも、テーブルアレイがVLCコードワードcnを生成し、VLCコードワードcnは、ビデオデータのブロックに関連するシンタックス要素をコーディングするために使用され得るコードワードを生成するために使用され得る。コード化シンタックス要素はエンコーダ出力508を備える。
本明細書で説明する技法によれば、コーダ250、350がビデオデータの8×8イントラ予測モードブロックをコーディングする場合、コーダ250、350は上記で説明した第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルを使用する。しかしながら、コーダ250、350がデータの16×16イントラ予測モードブロックをコーディングする場合、コーダは、第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルを再構成するために、上記で説明したようにそれぞれの第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の差の指示にアクセスする。同じく上記で説明したように、コーダ250、350は、ビデオデータのブロックの少なくとも1つの変換係数をコーディングするために、メモリに記憶された複数のVLCテーブルアレイのうちのVLCテーブルアレイを選択するために、再構成された第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルを使用する。
下記は、本明細書で説明する技法に一致する、メモリに記憶された複数のVLCテーブルアレイのうちのVLCテーブルアレイを選択するためにデコーダ350によって使用される擬似コードの一例である。以下の擬似コードは、そのような技法の一例にすぎず、例示のために与えたものにすぎない。他の例では、本明細書で説明する技法を実装するために異なる擬似コードが使用される。
Figure 0006185036
上記の擬似コードによれば、コーダ250、350は、ビデオデータのブロックの予測タイプを最初に判断する。上記のように、予測タイプがイントラ予測タイプである場合、コーダ250、350は、ビデオデータのイントラ予測8×8ブロックを対象とするVLCテーブルアレイ選択テーブルg_auiVlcTable8x8Intraを選択する。コーダ250、350はまた、コーディングされているビデオデータのブロックのサイズと、ブロックの現在係数の位置とを判断する。コーダ250、350はさらに、ブロックのサイズと係数位置とを、少なくとも1つの値と比較する。たとえば、上記の擬似コードにおいて示したように、コーダ250、350は、27よりも小さいかまたはそれに等しい位置で、ビデオデータのブロックのサイズが8に等しい(すなわち、4×4ブロックサイズ)か、または16よりも大きいかまたはそれに等しいかを判断する。これらの条件のいずれかかが当てはまる場合、コーダ250、350は、前に識別されたg_auiVlcTable8x8Intra VLCテーブル選択テーブルを使用して、VLCテーブルアレイを判断する。コーダ250、350は、さらに、判断されたVLCテーブルアレイのVLCテーブルを選択し、選択されたVLCテーブルにコード番号cnを入力する(エンコーダ259の場合、デコーダ350は、コード番号cnを判断するためにVLCコードワードを入力する)。
上記の例示的な擬似コードに同じく示したように、上記で説明した条件が当てはまらない場合、コーダ250、350は、ビデオデータのブロックのサイズが16×16のブロックサイズよりも大きいかまたはそれに等しいかどうか、および位置kが28に等しいかどうかを判断する。これらの条件の両方が当てはまる場合、コーダ250、350は、テーブルg_auiVlcTable8x8Intraに基づいてVLCテーブルアレイを選択する代わりに、VLCテーブルアレイを選択するために29番目のエントリ(位置28)における値2を使用する。
したがって、コーダ250、350は、それぞれのテーブル間の差の記憶された指示(すなわち、値2)に基づいて、記憶された第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルから第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルg_auiVlcTable16x16Intraを再構成する。このようにして、第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルg_auiVlcTable16x16Intraは、コーダ250、350によって記憶される必要がなく、それによって、ビデオデータのブロックをコーディングするためにコーダ250、350によって使用されるメモリの量を低減する。
1つまたは複数の例では、本明細書で説明した機能は、少なくとも部分的に特定のハードウェア構成要素またはプロセッサなどのハードウェアで実装される。より一般的には、それらの技術は、ハードウェア、プロセッサ、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装される。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され、ハードウェアベースの処理ユニットによって実行される。コンピュータ可読媒体は、たとえば、通信プロトコルに従って、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含むデータ記憶媒体または通信媒体などの有形媒体に対応するコンピュータ可読記憶媒体を含むことができる。このようにして、コンピュータ可読媒体は、概して、(1)非一時的である有形コンピュータ可読記憶媒体、あるいは(2)信号または搬送波などの通信媒体に対応する。データ記憶媒体は、場合によっては、本開示で説明した技法の実装のための命令、コードおよび/またはデータ構造を取り出すために1つまたは複数のコンピュータあるいは1つまたは複数のプロセッサによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体である。コンピュータプログラム製品は、場合によっては、コンピュータ可読媒体を含む。
限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ、または他の磁気ストレージデバイス、フラッシュメモリ、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続も、コンピュータ可読媒体、すなわち、コンピュータ可読伝送媒体と適切に呼ばれる。たとえば、命令が、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ただし、コンピュータ可読記憶媒体およびデータ記憶媒体は、接続、搬送波、信号、または他の一時媒体を含まないが、代わりに非一時的有形記憶媒体を対象とすることを理解されたい。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、この場合、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)はデータをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
命令は、1つまたは複数の中央処理ユニット(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)などの1つまたは複数のプロセッサ、汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブル論理アレイ(FPGA)、あるいは他の等価な集積回路またはディスクリート論理回路によって実行され得る。したがって、本明細書で使用する「プロセッサ」という用語は、前述の構造、または本明細書で説明する技法の実装に好適な他の構造のいずれかを指すことができる。さらに、いくつかの態様では、本明細書で説明した機能は、符号化および復号のために構成された専用のハードウェアおよび/またはソフトウェアモジュール内に与えられ得、あるいは複合コーデックに組み込まれる。また、本技法は、1つまたは複数の回路または論理要素中に十分に実装され得る。
本開示の技法は、場合によっては、ワイヤレスハンドセット、集積回路(IC)またはICのセット(たとえば、チップセット)を含む、多種多様なデバイスまたは装置において実施され得る。本開示では、開示する技法を実行するように構成されたデバイスの機能的態様を強調するために様々な構成要素、モジュール、またはユニットについて説明したが、それらの構成要素、モジュール、またはユニットを、必ずしも異なるハードウェアユニットによって実現する必要があるとは限らない。むしろ、上記で説明したように、様々なユニットが、好適なソフトウェアおよび/またはファームウェアとともに、上記で説明した1つまたは複数のプロセッサを含めて、コーデックハードウェアユニットにおいて組み合わせられるか、または相互動作ハードウェアユニットの集合によって与えられ得る。
様々な例について説明した。これらおよび他の例は以下の特許請求の範囲に入る。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ビデオデータのブロックをコーディングする方法であって、
第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルをメモリに記憶することと、
前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の少なくとも1つの差の指示を記憶することと、
前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記記憶された指示を使用して、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルに基づいて、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの少なくとも1つのエントリを再構成することと、
ビデオデータの少なくとも1つのブロックをコーディングするために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することとを備える、方法。
[C2]
ビデオデータの前記少なくとも1つのブロックをコーディングするために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することが、ビデオデータの前記少なくとも1つのブロックに関連する少なくとも1つのシンタックス要素をコーディングするために、VLCテーブルの複数のアレイのうちのVLCテーブルのアレイを選択するために、前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の少なくとも1つの差の前記指示を記憶することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の対応するエントリとは異なる前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記少なくとも1つのエントリの値を記憶することを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記少なくとも1つのエントリを再構成することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリを前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記少なくとも1つのエントリと交換することを備える、C3に記載の方法。
[C5]
前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の少なくとも1つの差の前記指示を記憶することが、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記少なくとも1つのエントリと前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の少なくとも1つの対応するエントリとの間の差の値を記憶することを備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルを再構成することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリに前記差の前記値を加算するか、またはそこから減算することを備える、C5に記載の方法。
[C7]
前記方法が、コンピューティングデバイスのプロセッサによって実行される、C1に記載の方法。
[C8]
前記方法が、ビデオエンコーダによって実行される、C1に記載の方法。
[C9]
前記方法が、ビデオデコーダによって実行される、C1に記載の方法。
[C10]
ビデオデータの少なくとも1つのブロックをコーディングするように構成されたデバイスであって、
第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルをメモリに記憶することと、
前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の少なくとも1つの差の指示を記憶することと、
前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記記憶された指示を使用して、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルに基づいて、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの少なくとも1つのエントリを再構成することと、
ビデオデータの少なくとも1つのブロックをコーディングするために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することとを行うように構成されたプロセッサを備える、デバイス。
[C11]
ビデオデータの前記少なくとも1つのブロックをコーディングするために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することが、ビデオデータの前記少なくとも1つのブロックに関連する少なくとも1つのシンタックス要素をコーディングするために、VLCテーブルの複数のアレイのうちのVLCテーブルのアレイを選択するために、前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することを備える、C10に記載のデバイス。
[C12]
前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の少なくとも1つの差の前記指示を記憶することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の対応するエントリとは異なる前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記少なくとも1つのエントリの値を記憶することを備える、C10に記載のデバイス。
[C13]
前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記少なくとも1つのエントリを再構成することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリを前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記少なくとも1つのエントリと交換することを備える、C12に記載のデバイス。
[C14]
前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の少なくとも1つの差の前記指示を記憶することが、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記少なくとも1つのエントリと前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の少なくとも1つの対応するエントリとの間の差の値を記憶することを備える、C10に記載のデバイス。
[C15]
前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルを再構成することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリに前記差の前記値を加算するか、またはそこから減算することを備える、C14に記載のデバイス。
[C16]
前記プロセッサがビデオエンコーダを備える、C10に記載のデバイス。
[C17]
前記プロセッサがビデオデコーダを備える、C10に記載のデバイス。
[C18]
コンピューティングデバイスに、
第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルをメモリに記憶することと、
前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の少なくとも1つの差の指示を記憶することと、
前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記記憶された指示を使用して、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルに基づいて、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの少なくとも1つのエントリを再構成することと、
ビデオデータの少なくとも1つのブロックをコーディングするために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することとを行わせるように構成された命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体。
[C19]
ビデオデータの少なくとも1つのブロックをコーディングするように構成されたデバイスであって、
第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルをメモリに記憶するための手段と、
前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の少なくとも1つの差の指示を記憶するための手段と、
前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記記憶された指示を使用して、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルに基づいて、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの少なくとも1つのエントリを再構成するための手段と、
ビデオデータの少なくとも1つのブロックをコーディングするために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用するための手段とを備える、デバイス。

Claims (33)

  1. 可変長コーディング(VLC)を使用してビデオデータのブロックを符号化する方法であって、
    第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルをメモリに記憶することと、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の差の値または前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の少なくとも1つのエントリの値である差の指示を記憶することと、ここにおいて、前記指示は、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中のエントリと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリとの間の差を定義する値のセットを備える、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記記憶された指示の前記値と前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記エントリを数学的に組み合わせることによって、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの複数のエントリを再構成することと、
    ビデオデータの少なくとも1つのブロックを符号化するために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することと
    を備える、方法。
  2. ビデオデータの前記少なくとも1つのブロックを符号化するために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することが、ビデオデータの前記少なくとも1つのブロックに関連する少なくとも1つのシンタックス要素を符号化するために、VLCテーブルの複数のアレイのうちのVLCテーブルのアレイを選択するために、前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記少なくとも1つのエントリの値である前記差の前記指示を記憶することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の対応するエントリとは異なる前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記少なくとも1つのエントリの値を記憶することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記複数のエントリを再構成することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリの値を前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記少なくとも1つのエントリの前記記憶された値と置き換えることを備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記値である前記差の前記指示を記憶することは、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記エントリと前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の対応するエントリとの間の差の値を記憶することを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記複数のエントリを再構成することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリに前記差の前記値を加算するか、またはそこから減算することを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記方法が、コンピューティングデバイスのプロセッサによって実行される、請求項1に記載の方法。
  8. 可変長コーディング(VLC)に従ってビデオデータのブロックを復号する方法であって、
    第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルをメモリに記憶することと、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の差の値または前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の少なくとも1つのエントリの値である差の指示を記憶することと、ここにおいて、前記指示は、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中のエントリと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリとの間の差を定義する値のセットを備える、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記記憶された指示の前記値と前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記エントリを数学的に組み合わせることによって、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの複数のエントリを再構成することと、
    ビデオデータの少なくとも1つのブロックを復号するために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することと
    を備える、方法。
  9. ワイヤレス通信デバイスの受信機において前記ビデオデータを受信することと、
    前記ワイヤレス通信デバイスの前記メモリに前記ビデオデータを記憶することと、
    前記ワイヤレス通信デバイスの1つまたは複数のプロセッサにおいて前記ビデオデータを処理することと
    をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ワイヤレス通信デバイスは、電話ハンドセットを備え、前記ワイヤレス通信デバイスの前記受信機において前記ビデオデータを受信することは、ワイヤレス通信規格に従って、前記ビデオデータを備える信号を復調することを備える、請求項9に記載の方法。
  11. ビデオデータの前記少なくとも1つのブロックを復号するために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することが、ビデオデータの前記少なくとも1つのブロックに関連する少なくとも1つのシンタックス要素を復号するために、VLCテーブルの複数のアレイのうちのVLCテーブルのアレイを選択するために、前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することを備える、請求項8に記載の方法。
  12. 請求項3乃至7の何れか一項に記載の前記方法をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  13. 前記方法が、ビデオデコーダによって実行される、請求項8に記載の方法。
  14. 可変長コーディング(VLC)に従ってビデオデータの少なくとも1つのブロックを符号化するように構成されたデバイスであって、
    前記ビデオデータを記憶するように構成されたメモリと、
    第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルを前記メモリに記憶することと、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の差の値または前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の少なくとも1つのエントリの値である差の指示を記憶することと、ここにおいて、前記指示は、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中のエントリと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリとの間の差を定義する値のセットを備える、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記記憶された指示の前記値と前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記エントリを数学的に組み合わせることによって、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの複数のエントリを再構成することと、
    ビデオデータの少なくとも1つのブロックを符号化するために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することと
    を行うように構成されたプロセッサと
    を備える、デバイス。
  15. ビデオデータの前記少なくとも1つのブロックを符号化するために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することが、ビデオデータの前記少なくとも1つのブロックに関連する少なくとも1つのシンタックス要素を符号化するために、VLCテーブルの複数のアレイのうちのVLCテーブルのアレイを選択するために、前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することを備える、請求項14に記載のデバイス。
  16. 前記プロセッサがビデオエンコーダを備える、請求項14に記載のデバイス。
  17. 可変長コーディング(VLC)に従ってビデオデータの少なくとも1つのブロックを復号するように構成されたデバイスであって、
    前記ビデオデータを記憶するように構成されたメモリと、
    第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルを前記メモリに記憶することと、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の差の値または前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の少なくとも1つのエントリの値である差の指示を記憶することと、ここにおいて、前記指示は、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中のエントリと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリとの間の差を定義する値のセットを備える、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記記憶された指示の前記値と前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記エントリを数学的に組み合わせることによって、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの複数のエントリを再構成することと、
    ビデオデータの少なくとも1つのブロックを復号するために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することと
    を行うように構成されたプロセッサと
    を備える、デバイス。
  18. ビデオデータの前記少なくとも1つのブロックを復号するために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することが、ビデオデータの前記少なくとも1つのブロックに関連する少なくとも1つのシンタックス要素を復号するために、VLCテーブルの複数のアレイのうちのVLCテーブルのアレイを選択するために、前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することを備える、請求項17に記載のデバイス。
  19. 前記プロセッサが、ビデオデコーダを備える、請求項17に記載のデバイス。
  20. 前記デバイスは、ワイヤレス通信デバイスを備え、前記ワイヤレス通信デバイスは、符号化されたビデオデータを受信するように構成された受信機をさらに備える、請求項17に記載のデバイス。
  21. 前記ワイヤレス通信デバイスは、電話ハンドセットを備え、前記受信機は、ワイヤレス通信規格に従って、前記符号化されたビデオデータを備える信号を復調するようにさらに構成される、請求項20に記載のデバイス。
  22. コンピューティングデバイスに、
    第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルをメモリに記憶することと、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の差の値または前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の少なくとも1つのエントリの値である差の指示を記憶することと、ここにおいて、前記指示は、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中のエントリと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリとの間の差を定義する値のセットを備える、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記記憶された指示の前記値と前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記エントリを数学的に組み合わせることによって、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの複数のエントリを再構成することと、
    ビデオデータの少なくとも1つのブロックを符号化するために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することと
    を行わせるように構成された命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  23. コンピューティングデバイスに、
    第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルをメモリに記憶することと、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の差の値または前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の少なくとも1つのエントリの値である差の指示を記憶することと、ここにおいて、前記指示は、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中のエントリと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリとの間の差を定義する値のセットを備える、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記記憶された指示の前記値と前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記エントリを数学的に組み合わせることによって、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの複数のエントリを再構成することと、
    ビデオデータの少なくとも1つのブロックを復号するために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用することと
    を行わせるように構成された命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  24. ビデオデータの少なくとも1つのブロックを符号化するように構成されたデバイスであって、
    第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルをメモリに記憶するための手段と、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の差の値または前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の少なくとも1つのエントリの値である差の指示を記憶するための手段と、ここにおいて、前記指示は、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中のエントリと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリとの間の差を定義する値のセットを備える、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記記憶された指示の前記値と前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記エントリを数学的に組み合わせることによって、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの複数のエントリを再構成するための手段と、
    ビデオデータの少なくとも1つのブロックを符号化するために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用するための手段と
    を備える、デバイス。
  25. ビデオデータの少なくとも1つのブロックを復号するように構成されたデバイスであって、
    第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルをメモリに記憶するための手段と、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の差の値または前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の少なくとも1つのエントリの値である差の指示を記憶するための手段と、ここにおいて、前記指示は、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中のエントリと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリとの間の差を定義する値のセットを備える、
    前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記記憶された指示の前記値と前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記エントリを数学的に組み合わせることによって、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの複数のエントリを再構成するための手段と、
    ビデオデータの少なくとも1つのブロックを復号するために、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記再構成された少なくとも1つのエントリを使用するための手段と
    を備える、デバイス。
  26. 前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記少なくとも1つのエントリの値である前記差の前記指示を記憶することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の対応するエントリとは異なる前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記少なくとも1つのエントリの値を記憶することを備える、請求項14に記載のデバイス。
  27. 前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記複数のエントリを再構成することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリの値を前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記少なくとも1つのエントリの前記記憶された値と置き換えることを備える、請求項26に記載のデバイス。
  28. 前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記値である前記差の前記指示を記憶することは、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記エントリと前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の対応するエントリとの間の差の値を記憶することを備える、請求項14に記載のデバイス。
  29. 前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記複数のエントリを再構成することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリに前記差の前記値を加算するか、またはそこから減算することを備える、請求項28に記載のデバイス。
  30. 前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記少なくとも1つのエントリの値である前記差の前記指示を記憶することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の対応するエントリとは異なる前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記少なくとも1つのエントリの値を記憶することを備える、請求項17に記載のデバイス。
  31. 前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記複数のエントリを再構成することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリの値を前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記少なくとも1つのエントリの前記記憶された値と置き換えることを備える、請求項30に記載のデバイス。
  32. 前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブルと第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルとの間の前記差の前記値である前記差の前記指示を記憶することは、前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記エントリと前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の対応するエントリとの間の差の値を記憶することを備える、請求項17に記載のデバイス。
  33. 前記第2のVLCテーブルアレイ選択テーブルの前記複数のエントリを再構成することが、前記第1のVLCテーブルアレイ選択テーブル中の前記対応するエントリに前記差の前記値を加算するか、またはそこから減算することを備える、請求項32に記載のデバイス。
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