JP6181818B1 - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体の漏れを防止する効果を維持しつつ、吸収性物品の脚周り開口部付近の領域の通気性を高めることができる。【解決手段】吸収性物品は、幅方向Wの両側に配置され、着用状態において着用者の脚回りに配置される脚回り開口部35と、吸収体40よりも非肌面側に設けられ、吸収体40よりも幅方向Wの外側へ延びた防漏シート60aと、を備える。少なくとも脚回り開口部35において、防漏シート60aの肌面側に、防漏シート60aよりも高い透湿度を有する透湿シート64,70が設けられている。透湿シート64,70は、防漏シート60aに接合された接合部と、前記防漏シートに接合されておらず、防漏シート60aから立ち上がり可能な内側ギャザー74と、を有する。内側ギャザー74は、立ち上がり基点B1から幅方向Wの外側へ延びる。内側ギャザー74は、前後方向Lに伸縮する第1弾性部材75を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば使い捨ておむつのような吸収性物品に関する。
特許文献1は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、表面シートと裏面シートとの間に設けられた吸収体と、を備えた使い捨ておむつを開示している。特許文献1に記載された使い捨ておむつは、吸収体の両サイド近傍に、第1サイドフラップと第2サイドフラップを有する。第1サイドフラップは着用者の肌に接し、第2サイドフラップは第1サイドフラップの裏側に設けられている。第1サイドフラップ及び第2サイドフラップは、少なくとも液不透過性のシートを有し、弾性伸縮部材によってギャザーを形成している。
特開2012−245130号
特許文献1に記載された使い捨ておむつでは、液体の漏れ防止の目的のため、第1サイドフラップ及び第2サイドフラップが液不透過性のシートを有している。本願発明者は、着用者の脚周りに配置される脚周り開口部付近の領域が液不透過性のシートで少なくとも2重に構成されているため、脚周り開口部付近の領域の通気性が低下するという課題を発見した。
したがって、脚周り開口部付近の領域において液体の漏れを防止しつつ通気性を高めることができる吸収性物品が望まれる。
一実施形態に係る吸収性物品は、前後方向と、前記前後方向に直交する幅方向と、吸収体と、前記幅方向の両側に配置され、着用状態において着用者の脚回りに配置される脚回り開口部と、前記吸収体よりも非肌面側に設けられ、前記吸収体よりも前記幅方向の外側へ延びた防漏シートと、を備える。少なくとも前記脚回り開口部において、前記防漏シートの肌面側に、前記防漏シートよりも高い透湿度を有する透湿シートが設けられている。前記透湿シートは、前記防漏シートに接合された接合部と、前記防漏シートに接合されておらず、前記防漏シートから立ち上がり可能な内側ギャザーと、を有している。前記内側ギャザーは、立ち上がり基点から前記幅方向の外側へ延びる。前記内側ギャザーは、前記前後方向に伸縮する第1弾性部材を有する。
上記態様に係る吸収性物品によれば、液体の漏れを防止する効果を維持しつつ、吸収性物品の脚周り領域の通気性を高めることができる。
一実施形態における吸収性物品の平面図である。 図1とは反対側から見た吸収性物品の平面図である。 図1の3A−3A線に沿った吸収性物品の模式的断面図である。 第2実施形態に係る吸収性物品の断面図である。 図2の5A−5A線に沿った吸収性物品の模式的断面図である。 第3実施形態に係る吸収性物品の非肌面側から見た平面図である。 図6の7A−7A線に沿った吸収性物品の模式的断面図である。 第4実施形態に係る吸収性物品の非肌面側から見た平面図である。 図8の9A−9A線に沿った吸収性物品の模式的断面図である。 第5実施形態に係る吸収性物品の非肌面側から見た平面図である。 図10の11A−11A線に沿った吸収性物品の模式的断面図である。 図10の12A−12A線に沿った吸収性物品の模式的断面図である。 第6実施形態に係る吸収性物品において透湿シートと防漏シートとの接合部の領域を示す模式的平面図である。 第7実施形態に係る吸収性物品において透湿シートと防漏シートとの接合部の領域を示す模式的平面図である。 第8実施形態に係る吸収性物品において透湿シートと防漏シートとの接合部の領域を示す模式的平面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
前後方向と、
前記前後方向に直交する幅方向と、
吸収体と、
前記幅方向の両側に配置され、着用状態において着用者の脚まわりに配置される脚回り開口部と、
前記吸収体よりも非肌面側に設けられ、前記吸収体よりも前記幅方向の外側へ延びた防漏シートと、を備えた吸収性物品であって、
少なくとも前記脚回り開口部において、前記防漏シートの肌面側に、前記防漏シートよりも高い透湿度を有する透湿シートが設けられており、
前記透湿シートは、前記防漏シートに接合された接合部と、前記防漏シートに接合されておらず、前記防漏シートから立ち上がり可能な内側ギャザーと、を有しており、
前記内側ギャザーは、立ち上がり基点から前記幅方向の外側へ延び、
前記内側ギャザーは、前記前後方向に伸縮する第1弾性部材を有する、吸収性物品。
ここで、立ち上がり基点は、内側ギャザーの根本、すなわち内側ギャザーの立ち上がり始める縁線によって定義される。より具体的には、股下域における内側ギャザーの根本のうち最も幅方向外側に位置する部分、すなわち股下域において内側ギャザーの立ち上がり始める縁線のうち最も幅方向外側に位置する部分によって定義される。
本実施形態に係る吸収性物品では、内側ギャザーは、第1弾性部材の作用により、防漏シートから立ち上がり、着用者の脚回りに密着し易くなる。これにより、寝た姿勢や座った姿勢で着用者の耐圧がかかっていない領域において、着用者の脚回り領域から防漏シートが離れるので、脚回り領域の通気性が向上する。さらに、内側ギャザーは防漏シートよりも高い透湿度を有するため、脚回り領域の通気性がより向上する。
また、一般に、着用者が寝た姿勢において着用者の臀部や太腿から吸収体付近に圧力がかかった場合に、圧力によって吸収性物品から液体が漏れ易い。着用者が寝た姿勢や座った姿勢においては、着用者の太腿が吸収性物品の脚回り開口部付近を押圧することになる。本実施形態に係る吸収性物品では、着用者が寝た姿勢や座った姿勢において、太腿からの圧力により、内側ギャザーの非肌面側に防漏シートが密着することになる。これにより、防漏シートは、着用者が寝た姿勢や座った姿勢において、脚回り開口部付近の領域からの液体の漏れを抑制する。
以上のように、本実施形態に係る吸収性物品によれば、脚回り開口部付近の領域からの液体の漏れを防止する効果を維持しつつ、脚回り開口部付近の領域の通気性を高めることができる。
一実施形態によれば、前記防漏シートは、前記幅方向において前記内側ギャザーの前記立ち上がり基点よりも内側に、前記前後方向に伸縮する第2弾性部材を有する。
幅方向において内側ギャザーよりも内側に存在する第2弾性部材の収縮によって、内側ギャザーよりも内側の領域が着用者の肌のまわりに沿い易くなり、これに伴い内側ギャザーがより着用者の脚回りに密着し易くなる。内側ギャザーが着用者の脚回りに密着することで、脚回り開口部からの液体の漏れを抑制することができる。
一実施形態によれば、着用者の腹側に配置される前胴回り域と、着用者の背側に配置される後胴回り域と、前記後胴回り域に設けられたファスニングテープと、前記前胴回り域に設けられ、前記ファスニングテープが止着されるターゲット部と、を有し、前記ターゲット部は、前記幅方向において前記内側ギャザーの前記立ち上がり基点よりも外側へ延びている。
着用状態において、前胴回り域の幅方向外側部分は、後胴回り域と擦れたり、着用者の動作の影響を受けやすい箇所となっている。したがって、前胴回り域の幅方向外側部分は、着用中に曲がるように変形し易い。前胴回り域の幅方向外側部分がこのように変形すると、その影響が脚回り開口部付近の領域へ伝わり、脚回り開口部付近の領域が捲れてしまうことがある。本実施形態では、内側ギャザーの立ち上がり基点よりも外側へ延びたターゲット部によって前胴回り域の外側部の剛性が向上するため、前胴回り域の幅方向外側部分の変形を抑制し、これにより、脚回り開口部付近の領域の捲れを抑制することができる。したがって、前胴回り域の外側部が、着用者の肌に沿った状態を維持し易くなっている。その結果、脚周り開口部付近からの液体の漏れをより抑制することができる。
一実施形態によれば、前記透湿シートは、第1透湿シートと、前記第1透湿シートの非肌面側に設けられ、前記第1透湿シートよりも高い親水性を有する第2透湿シートと、を含む。
第2透湿シートの親水性は、着用者の肌に面する第1透湿シートの親水性よりも高い。第1透湿シートが着用者の肌から水分を吸収した場合、水分は、第1透湿シートから第2透湿シートの方へ移動し易い。これにより、着用者の汗を外気に放出し易くなる。また、着用者の肌に接する第1透湿シートをより乾燥した状態に維持することができ、心地よい吸収性物品を提供することができる。
一実施形態によれば、前記幅方向において前記立ち上がり基点から前記防漏シートの外側縁までの距離は、前記幅方向において前記立ち上がり基点から前記透湿シートの外側縁までの距離よりも短い。
内側ギャザーの立ち上がり基点から防漏シートの外側縁までの距離が比較的短いため、着用者の動作中に、防漏シートの外側縁が非肌面側に反り返ることを抑制することができる。これにより、着用者が寝た姿勢や座った姿勢において、防漏シートの外側縁が非肌面側に折り返された状態になることが防止され、その結果、脚回り開口部付近からの液体の漏れを抑制し易くなる。
一実施形態によれば、前記防漏シートは、前記幅方向において前記内側ギャザーの前記立ち上がり基点よりも外側で、前記幅方向において前記第1弾性部材よりも内側に、前記前後方向に伸縮する第2弾性部材を有する。
防漏シートが、幅方向において内側ギャザーの第1弾性部材とは異なる位置に、第2弾性部材を有するため、内側ギャザーとは異なって収縮しようとする。これにより、内側ギャザーと防漏シートとを離間し易くすることができる。
一実施形態によれば、前記立ち上がり基点は、前記幅方向における吸収体の縁部よりも内側に位置する。
これにより、内側ギャザーは、少なくとも股下域において、吸収体の端部のところで防漏シートから離れ得る。これにより、吸収体の端部のところでも、通気性が向上する。したがって、使用者の脚の付け根付近のかぶれ等を抑止することができる。
一実施形態によれば、前記透湿シートは、前記幅方向における内側縁で前記前後方向に沿った折り線で折り返されおり、前記透湿シートの肌面側の第1部分と前記透湿シートの非肌面側の第2部分とが前記吸収性物品の厚み方向に重なっており、前記透湿シートの前記第2部分が前記防漏シートに接合されている。
透湿シートの折り返しによって内側ギャザーが構成されるため、透湿シートが開こうとする力によって内側ギャザーを防漏シートから離間させることができる。
一実施形態によれば、吸収性物品は、着用者の腹側に配置される前胴回り域と、着用者の背側に配置される後胴回り域と、前記前胴回り域と前記後胴回り域との間に位置する股下域と、を有し、前記透湿シートの前記第1部分と前記透湿シートの前記第2部分は、少なくとも前記前胴回り域及び前記後胴回り域で互いに接合されている。
少なくとも前胴回り域及び後胴回り域で第1部分と第2部分とが互いに接合されているので、内側ギャザー又は防漏シートの外側縁が非肌面側にめくり返されてしまうことを抑制することができる。これにより、内側ギャザーの立ち上がりを必要な限度に維持することができる。また、吸収性物品の製造中に内側ギャザー又は防漏シートの外側縁が非肌面側にめくり返されないため、良品を安定的に製造することができる。
一実施形態によれば、前記透湿シートの前記第1部分と前記透湿シートの前記第2部分は、前記股下域において、前記折り線に沿って設けられた接合部で互いに接合されており、前記接合部が立ち上がり基点を構成する。
透湿シートの第1部分と透湿シートの第2部分とが、接合部で互いに接合されているので、内側ギャザー又は防漏シートの外側縁が非肌面側にめくり返されてしまうことを抑制することができる。これにより、内側ギャザーの立ち上がりを必要な限度に維持することができる。
一実施形態によれば、吸収性物品は、着用者の腹側に配置される前胴回り域と、着用者の背側に配置される後胴回り域と、前記前胴回り域と前記後胴回り域との間に位置する股下域と、を有し、前記透湿シートは、少なくとも前記幅方向において前記吸収体全体を覆っており、前記透湿シートは、前記股下域において前記防漏シートに接合されていない、又は前記股下域において間欠的に設けられた接合部で前記防漏シートに接合されている。
この場合であっても、透湿シートの幅方向Wの外側部は、防漏シートから立ち上がり可能な内側ギャザーを構成する。したがって、上述したように、脚回り開口部付近の領域からの液体の漏れを防止する効果を維持しつつ、脚回り開口部付近の領域の通気性を高めることができる。また、内側ギャザーを構成する透湿シートが、吸収体の非肌面側に存在するため、吸収体の領域の通気性も高めることができる。
一実施形態によれば、前記透湿シートは、前記防漏シートから立ち上がり可能な前記内側ギャザーよりも前記前後方向の両側で、前記防漏シートに接合されている。
透湿シートが、内側ギャザーよりも前後方向の両側で防漏シートに接合されているため、防漏シートの外側縁が非肌面側に反り返ることを抑制することができる。
一実施形態によれば、前記接合部は、前記股下域において前記前後方向に沿って部分的に延びている。
前後方向に沿った接合部は、股下域において液体が幅方向に流れることを防止する。これにより、液体の横漏れを抑制することができる。その一方で、接合部は、前後方向に部分的に延びているので、股下域において湿気は外部まで通り易くなっている。これにより、液体の漏れ抑制と通気性の向上との両立を図ることができる。
一実施形態によれば、前記接合部は、少なくとも前記前後方向における前記吸収性物品の中心よりも後側の領域において、前記幅方向における前記吸収体の外側縁よりも外側から、前記吸収体の前記外側縁を超えて前記幅方向の内側へ延びている。
前後方向における吸収性物品の中心よりも後側の部分は、着用者の臀部又はその上部に対向する領域である。したがって、この領域は、着用者が座った姿勢及び着用者が寝た姿勢において、強い圧力を受ける。液体を吸収した吸収体が強い圧力を受けると、吸収体から染み出した液体が幅方向における吸収体の外側縁へ漏れる虞がある。本実施形態では、少なくとも前後方向における吸収性物品の中心よりも後側の領域において、接合部が、幅方向における吸収体の外側縁よりも外側から、吸収体の外側縁を超えて幅方向の内側へ延びているため、着用者の臀部から強い圧力を受ける領域においてシート同士が立ち上がらない。これにより、吸収体から液体が染み出し易い領域は、防漏シートと密着することになるので、液体の漏れを抑制することができる。
一実施形態に係る吸収性物品は、
前後方向と、
前記前後方向に直交する幅方向と、
吸収体と、
前記幅方向の両側に配置され、着用状態において着用者の脚回りに配置される脚回り開口部と、
前記吸収体よりも非肌面側に設けられ、前記吸収体よりも前記幅方向の外側へ延びた防漏シートと、を備えた吸収性物品であって、
少なくとも前記脚回り開口部において、前記防漏シートの肌面側に、前記防漏シートよりも高い透湿度を有する透湿シートが設けられており、
前記透湿シートは、前記幅方向における外側部において、前記防漏シートに接合されておらず前記防漏シートから立ち上がり可能な内側ギャザーを有し、
前記内側ギャザーは、前記前後方向に伸縮する第1弾性部材を有する。
本実施形態に係る吸収性物品では、内側ギャザーは、第1弾性部材75の作用により、防漏シートから立ち上がり、着用者の脚回りに密着し易くなる。これにより、寝た姿勢や座った姿勢で着用者の耐圧がかかっていない領域において、着用者の脚回り領域から防漏シートが離れるので、脚回り領域の通気性が向上する。さらに、内側ギャザーは防漏シートよりも高い透湿度を有するため、脚回り領域の通気性がより向上する。
また、一般に、着用者が寝た姿勢において着用者の臀部や太腿から吸収体付近に圧力がかかった場合に、圧力によって吸収性物品から液体が漏れ易い。着用者が寝た姿勢や座った姿勢においては、着用者の太腿が吸収性物品の脚回り開口部付近を押圧することになる。本実施形態に係る吸収性物品では、着用者が寝た姿勢や座った姿勢において、太腿からの圧力により、内側ギャザーの非肌面側に防漏シートが密着することになる。これにより、防漏シートは、着用者が寝た姿勢や座った姿勢において、脚回り開口部付近の領域からの液体の漏れを抑制する。
以上のように、脚回り開口部付近の領域からの液体の漏れを防止する効果を維持しつつ、脚回り開口部付近の領域の通気性を高めることができる。
次に、一実施形態に係る吸収性物品について、図面を参照しながら説明する。本実施形態において、吸収性物品は、使い捨ておむつである。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なる場合があることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(1)使い捨ておむつの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る使い捨ておむつ10の展開状態の平面図である。図2は、図1とは反対側から見た使い捨ておむつ10の平面図である。図3は、図1の3A−3A線に沿った使い捨ておむつ10の模式的断面図である。図1及び図2に示す平面図は、使い捨ておむつ10を構成するトップシート50及びサイドシート70等の皺がなくなるまで、弾性部材75,76,77を伸長させた状態の図である。
使い捨ておむつ10は、前胴回り域20と、股下域25と、後胴回り域30と、を有する。前胴回り域20は、着用者の前胴回り部(腹部分)に配置される部分である。また、後胴回り域30は、着用者の後胴回り部(背部分)に配置される部分である。股下域25は、前胴回り域20と後胴回り域30との間に位置する。股下域25は、脚回り開口部35が設けられる領域である。脚回り開口部35は、幅方向Wにおける使い捨ておむつの両側に設けられている。脚回り開口部35は、使い捨ておむつが着用者に着用された着用状態で着用者の脚回りに沿って配置される部分である。
なお、本実施形態では、前胴回り域20から後胴回り域30に向かう方向を前後方向Lと呼ぶ。幅方向Wは、前後方向Lと直交する方向である。厚み方向Tは、着用者の肌面側T1と、肌面側T1と反対側であって着用者の非肌面側T2と、を含む方向である。
使い捨ておむつ10は、吸収体40と、吸収体40の肌面側T1に配置される肌面シートと、吸収体40の非肌面側T2に配置される非肌面シートと、を少なくとも有する。吸収体40は、少なくとも股下域25に配置される。吸収体40は吸収コア及びコアラップを有する。吸収コアは、粉砕パルプや高吸収ポリマー(SAP)などの吸収材料を含んでいる。コアラップは吸収コアを覆うシートである。コアラップは、透液性を有する各種の繊維不織布又はティッシュによって構成される。
肌面シートは、トップシート50と、サイドシート70と、を有する。トップシート50は、不織布や織物などの液透過性のシートによって形成される。トップシート50は、着用者の肌に当接するシートである。
サイドシート70は、幅方向Wにおけるトップシート50の外側縁を覆い、トップシート50よりも幅方向外側に延出する。幅方向Wにおけるサイドシート70の内側縁は、幅方向外側に折り返されている。折り返されることによって2層に重なったサイドシート70の領域に、前後方向Lに伸縮する第3弾性部材77が配置される。サイドシート70と第3弾性部材77とは、漏防カフを構成する。
非肌面シートは、少なくとも防漏シート60aと外装シート60を有する。防漏シート60aは、液不透過性を有し、吸収体40よりも非肌面側に配置される。防漏シート60aは、吸収体40よりも幅方向Wの外側へ延びている。外装シート60は、防漏シート60aの非肌面側に配置され、防漏シート60aを覆っている。
防漏シート60aは、例えばSMS等の不織布から形成することができる。防漏シート60aの透湿度は、1500〜4000g/m/24hrの範囲であることが好ましい。防漏シート60aの透湿度が4000g/m/24hr以下であることで、吸収体40に吸収された液体が防漏シート60aを透過して漏れることを抑制することができる。
使い捨ておむつ10は、後胴回り域30にファスニングテープ90を備えている。ファスニングテープ90は、サイドシート70に取り付けられている。ファスニングテープ90は、後胴回り域30において、幅方向Wに沿って延びている。ファスニングテープ90は、前胴回り域20に設けられたターゲット部95に止着される止着部92を有する。ファスニングテープ90の止着部92がターゲット部95に止着されることによって、使い捨ておむつ10を着用者の身体に保持することができる。
使い捨ておむつ10は、少なくとも脚回り開口部35において、防漏シート60aの肌面側に、透湿シート64,70を有する。透湿シート64,70は、防漏シート60aよりも高い透湿度を有する。本実施形態では、透湿シート64,70は、2層に構成されている。2層の透湿シートのうちの1層は、サイドシート70の一部となっている。この実施形態の代わりに、2層の透湿シートのうちの1層は、サイドシート70とは別のシートから構成されていてもよい。
透湿シート64,70は、防漏シート60aに接合された接合部と、防漏シート60aに接合されておらず、防漏シート60aから立ち上がり可能な内側ギャザー74と、を有する。内側ギャザー74は、前後方向Lに伸縮する第1弾性部材75を有する。第1弾性部材75は、立ち上がり基点B1上か、それよりも幅方向Wの外側に配置されている。第1弾性部材75の収縮力で透湿シート64,70が収縮することによって、内側ギャザー74が形成されている。
内側ギャザー74は、防漏シート60aから立ち上がり可能であり、立ち上がり基点B1から幅方向Wの外側へ延びている。ここで、立ち上がり基点B1は、内側ギャザー74の根本、すなわち内側ギャザー74の立ち上がり始める縁線によって定義される。
本実施形態では、透湿シート64は、2つに折り返されている。透湿シート64の肌面側の一面は、サイドシート70に接合されている。透湿シート64の非肌面側の一面は、防漏シート60aに接合されている。2つに折られた透湿シート64の内側の面は、互いに接合されていない。これにより、透湿シート64の肌面側の部分が、防漏シート60aから立ち上がり可能になっている。
内側ギャザー74は、第1弾性部材75の作用により、防漏シート60aから立ち上がり、着用者の脚回りに密着し易くなっている。これにより、寝た姿勢や座った姿勢で着用者の耐圧がかかっていない領域において、着用者の脚回り領域から防漏シート60aが離れるので、脚回り開口部35付近の領域の通気性が向上する。さらに、内側ギャザー74は防漏シート60aよりも高い透湿度を有するため、脚回り開口部35付近の領域の通気性がより向上する。
また、一般に、着用者が寝た姿勢や座った姿勢において着用者の臀部や太腿から吸収体40付近に圧力がかかった場合に、圧力によって吸収性物品から液体が漏れ易い。着用者が寝た姿勢や座った姿勢においては、着用者の太腿が吸収性物品の脚回り開口部35付近を押圧することになる。本実施形態では、着用者が寝た姿勢や座った姿勢において、太腿からの圧力により、内側ギャザー74の非肌面側に防漏シート60aが密着することになる。これにより、防漏シート60aは、着用者が寝た姿勢や座った姿勢において、脚回り開口部35付近の領域からの液体の漏れを抑制する。以上のように、本実施形態によれば、脚回り開口部35付近の領域からの液体の漏れを防止する効果を維持しつつ、脚回り開口部35付近の領域の通気性を高めることができる。
本実施形態では、透湿シート64,70は、第1透湿シートとしてのサイドギャザー70と、第1透湿シートの非肌面側に設けられ、第1透湿シート70よりも高い親水性を有する第2透湿シート64と、を含む。第2透湿シート64の親水性は、着用者の肌に面する第1透湿シート70の親水性よりも高い。第1透湿シート70が着用者の肌から水分を吸収した場合、水分は、第1透湿シート70から第2透湿シート64の方へ移動し易い。これにより、着用者の汗を外気に放出し易くなる。また、着用者の肌に接する第1透湿シート70をより乾燥した状態に維持することができ、心地よい吸収性物品を提供することができる。
本実施形態では、第2透湿シート64は例えば開口スパンレースから形成することができる。サイドシート70が1枚のシートから構成される場合、サイドシート70は、防漏性を保ちつつも、湿度を透す機能を果たすシートから構成されていることが好ましい。このようなシートの例として、SMS不織布又は疎水性スパンボンド不織布を挙げることができる。
上記実施形態の代わりに、サイドシート70は、少なくとも2枚のシートから構成されていてもよい。この場合、サイドシート70を構成する少なくとも1枚のシートが、第2透湿シート64と重なる。サイドシート70を構成する残りのシートは、幅方向Wにおいて第2透湿シート64よりも内側へ延びており、上述した漏防カフを構成する。この場合、サイドシート70のうちの漏防カフを構成するシートは、例えば、防漏性を有するSMS不織布から形成することができ、サイドシート70のうちの第2透湿シート64と重なるシートは、開孔スパンレース、親水性スパンボンド不織布、親水性ポイントボンド不織布、親水性エアスルー不織布等から形成することができる。
幅方向Wにおいて立ち上がり基点B1から防漏シート60aの外側縁までの距離W1は、幅方向Wにおいて立ち上がり基点B1から透湿シート64,70の外側縁までの距離W2よりも短い。内側ギャザー74の立ち上がり基点B1から防漏シート60aの外側縁までの距離W1が比較的短いため、着用者の動作中に、防漏シート60aの外側縁が非肌面側に反り返ることを抑制することができる。これにより、着用者が寝た姿勢や座った姿勢において、防漏シート60aの外側縁が非肌面側に折り返された状態になることが防止され、その結果、脚回り開口部35付近の領域からの液体の漏れを抑制し易くなる。
防漏シート60aは、幅方向Wにおいて内側ギャザー74の立ち上がり基点B1よりも内側に、前後方向Lに伸縮する第2弾性部材76を有する。第2弾性部材76は、幅方向Wにおいて吸収体40よりも外側に設けられている。幅方向Wにおいて内側ギャザー74よりも内側に存在する第2弾性部材76の収縮によって、内側ギャザー76よりも内側の領域が着用者の肌のまわりに沿い易くなり、これに伴い内側ギャザー76がより着用者の脚回りに密着し易くなる。内側ギャザー76が着用者の脚回りに密着することで、脚回り開口部35からの液体の漏れを抑制することができる。
ターゲット部95は、幅方向Wに延びており、幅方向Wにおいて内側ギャザー74の立ち上がり基点よりも外側へ延びている。着用状態において、前胴回り域20の幅方向W外側部分は、後胴回り域30と擦れたり、着用者の動作の影響を受けやすい箇所となっている。したがって、前胴回り域20の幅方向W外側部分は、着用中に曲がるように変形し易い。前胴回り域20の幅方向W外側部分がこのように変形すると、その影響が脚回り開口部35付近の領域へ伝わり、脚回り開口部35付近の領域が捲れてしまうことがある。本実施形態では、内側ギャザー74の立ち上がり基点B1よりも外側へ延びたターゲット部95によって前胴回り域20の外側部Wの剛性が向上するため、前胴回り域20の幅方向W外側部分の変形を抑制し、これにより、脚回り開口部35付近の領域の捲れを抑制することができる。したがって、脚周り開口部35付近からの液体の漏れをより抑制することができる。
(2)吸収体の構成
次いで、吸収体40の構成の一例について図3を用いて説明する。吸収体40は、前後方向Lに延びる一対の第1折り線FL1と、前後方向に延びる一対の第2折り線FL2と、を有する。吸収体40は、一対の第1折り線FL1及び一対の第2折り線FL2で折り畳まれている。本実施形態では、吸収体40は、一対の第1折り線FL1と一対の第2折り線FL2とによって4か所で折られている。これにより、吸収体40の一部が、重畳部45で3層に畳重されている。吸収体40の外側縁40Eは、1層の吸収材料で構成されており、比較的薄い厚みを有する。よって、着用者の脚回りにおける違和感を低減できる。
重畳部45は、第1折り線FL1と第2折り線FL2の間の部分である。一対の第2折り線FL2の間の領域では、1層の吸収材料のみが配置されている。一対の第2折り線FL2の間の領域、すなわち幅方向Wにおける中央領域では、吸収体40の厚みが比較的薄い。したがって、この中央領域は、一対の第2折り線FL2よりも幅方向の外側の領域と比較して非肌面側に凹んでいる。これにより、吸収体40の中央領域に***物(例えば尿)が保持され易くなり、***物の漏れを抑制しつつ、***物の吸収能力を高めることができる。
重畳部45において上層41と下層42に挟まれた中間層43における吸収材料の目付は、上層41及び下層42における吸収材料の目付よりも低くなっている。好ましくは、中間層43は、実質的に吸収材料を有しない。具体的には、中間層43は、設計上の吸収材料の目付が零であるが、製造工程中に上層41又は下層42を構成する吸収材料の混入を許容する。中間層43が吸収材料を含まない場合、中間層43は、上述したコアラップのみから構成される。中間層43の吸収材料の目付が上層41及び下層42の吸収材料の目付と比較して低いため、重畳部45の厚みが厚くなり過ぎることを抑制できる。
図3に示すように、吸収体40の重畳部45では、中間層43の肌面と上層41の非肌面とが接合されていない。また、中間層43の非肌面と下層42の肌面とが接合されていない。そのため、上層41と下層43とで相反する方向の力がかかり易くなる。よって、幅方向W外側から幅方向W内側に向かう力が加えられた際に、当該力の反力が発生し易く、吸収体40の剛性を低下させる効果を発揮し易くなる。
(3)第2実施形態
図4は、第2実施形態に係る使い捨ておむつ10の模式的断面図である。上述した実施形態と同様の構成については、同様の符号が付されている。以下では、上述した実施形態と異なる構成について説明する。
図4に示す実施形態では、使い捨ておむつ10の吸収体40の構造が、図3に示す実施形態と異なっている。吸収体40は、単層の吸収材料から構成されている。このように、吸収体40は、図3に示す構造に限られない。
(4)2つに折り返された透湿シートの接合領域
図5は、図2の5A−5A線に沿った使い捨ておむつ10の模式的断面図である。図3及び図5に示すように、透湿シート64は、幅方向Wにおける内側縁で前後方向Lに沿った折り線で折り返されている。これにより、透湿シート64の肌面側の第1部分64aと透湿シート64の非肌面側の第2部分64bとが厚み方向Tに重なっている。透湿シート64の第1部分64aはサイドシート70に接合されている。透湿シート64の第2部分64bは防漏シート60aに接合されている。
図5に示すように、透湿シート64の第1部分64aと透湿シート64の第2部分64bは、少なくとも前胴回り域20及び後胴回り域30で接着剤80によって互いに接合されている。なお、接着剤80が塗布されている領域は、図2で斜線を付けた領域Aによって示されている。
少なくとも前胴回り域20及び後胴回り域30で第1部分64aと第2部分64bとが互いに接合されているので、内側ギャザー又は防漏シートの外側縁が非肌面側にめくり返されてしまうことを抑制することができる。これにより、内側ギャザー74の立ち上がりを必要な限度に維持することができる。また、使い捨ておむつ10の製造中に内側ギャザー又は防漏シートの外側縁が非肌面側にめくり返されないため、良品を安定的に製造することができる。
本実施形態では、図2及び図3に示すように、透湿シート64の第1部分64aと透湿シート64の第2部分64bは、股下域25では、互いに接合されていない。なお、内側ギャザーの立ち上がり基点B1は、股下域における内側ギャザーの根本のうち最も幅方向外側に位置する部分によって定義される 。したがって、この場合、立ち上がり基点B1は、透湿シート64の折り線の位置となる。
(5)第3実施形態
図6は、第3実施形態に係る使い捨ておむつの非肌面側から見た平面図である。図7は、図6の7A−7A線に沿った使い捨ておむつの模式的断面図である。上述した実施形態と同様の構成については、同様の符号が付されており、その説明を省略する。以下では、上述した実施形態と異なる構成について詳細に説明する。
第3実施形態では、透湿シート64の第1部分64aと透湿シート64の第2部分64bとを接合する接合部80の領域が、上記実施形態とは異なっている。透湿シート64の第1部分64aと透湿シート64の第2部分64bは、股下域25において、透湿シート64の折り線に沿って設けられた接合部Aで互いに接合されている。接合部Aは、接着剤80が塗布された領域から構成される。第3実施形態では、この接合部Aが立ち上がり基点B1を構成している。
透湿シート64の第1部分64aと透湿シート64の第2部分64bとが、接合部Aで互いに接合されているので、内側ギャザー又は防漏シートの外側縁が非肌面側にめくり返されてしまうことを抑制することができる。これにより、内側ギャザー74の立ち上がりを必要な限度に維持することができる。
接合部Aは、前胴回り域20から後胴回り域30にかけて前後方向Lに沿って延びていることが好ましい。この場合、使い捨ておむつ10を前後方向Lに搬送しながら接着剤80を吐出することで、容易に接着剤80を塗布することができる。
(6)第4実施形態
図8は、第4実施形態に係る使い捨ておむつの非肌面側から見た平面図である。図9は、図8の9A−9A線に沿った使い捨ておむつの模式的断面図である。上述した実施形態と同様の構成については、同様の符号が付されており、その説明を省略する。以下では、上述した実施形態と異なる構成について詳細に説明する。
第4実施形態では、図4で説明した実施形態と比較すると、内側ギャザー74の立ち上がり基点B1の位置が異なっている。透湿シート64は、幅方向Wにおける内側縁で前後方向Lに沿った折り線で折り返されている。これにより、透湿シート64の肌面側の第1部分64aと透湿シート64の非肌面側の第2部分64bとが厚み方向Tに重なっている。透湿シート64の第1部分64aと透湿シート64の第2部分64bは、少なくとも前胴回り域20及び後胴回り域30で接着剤80によって互いに接合されている。なお、接着剤80が塗布されている領域は、図8で斜線を付けた領域Aによって示されている。
本実施形態では、透湿シート64の第1部分64aと透湿シート64の第2部分64bは、股下域25では、互いに接合されていない。なお、内側ギャザー74の立ち上がり基点B1は、股下域における内側ギャザー74の根本のうち最も幅方向外側に位置する部分によって定義される。したがって、この場合、立ち上がり基点B1は、透湿シート64の折り線の位置となる。
本実施形態では、立ち上がり基点B1は、幅方向Wにおける吸収体40の縁部40Eよりも内側に位置する(図8も参照)。これにより、内側ギャザー74は、少なくとも股下域25において、吸収体40の端部のところで防漏シート60aから離れ得る。これにより、吸収体40の端部のところでも、通気性が向上する。したがって、使用者の脚の付け根付近のかぶれ等を抑止することができる。
(7)第5実施形態
図10は、第5実施形態に係る吸収性物品の非肌面側から見た平面図である。図11は、図10の11A−11A線に沿った吸収性物品の模式的断面図である。図12は、図10の12A−12A線に沿った吸収性物品の模式的断面図である。上述した実施形態と同様の構成については、同様の符号が付されており、その説明を省略する。以下では、上述した実施形態と異なる構成について詳細に説明する。
第5実施形態では、透湿シート64は、少なくとも幅方向Wにおいて吸収体40全体を覆っている。透湿シート64は、幅方向Wにおいて吸収体40よりも外側で、サイドシート70と接合されていてよい。防漏シート60aは、透湿シート64よりも非肌面側に設けられている。
図10及び図11に示すように、透湿シート64と防漏シート60aとは、少なくとも前胴回り域20及び後胴回り域30で接着剤80によって互いに接合されている。なお、接着剤80が塗布されている領域は、図10で斜線を付けた領域Aによって示されている。
第5実施形態では、図10及び図12示すように、透湿シート64は、股下域25の幅方向Wの外側部において防漏シート60aに接合されていない。この場合であっても、透湿シート64の幅方向Wの外側部は、防漏シート60aから立ち上がり可能な内側ギャザーを構成する。
第5実施形態に係る吸収性物品では、内側ギャザーは、第1弾性部材75の作用により、防漏シート60aから立ち上がり、着用者の脚回りに密着し易くなる。これにより、寝た姿勢や座った姿勢で着用者の耐圧がかかっていない領域において、着用者の脚回り領域から防漏シート60aが離れるので、脚回り領域の通気性が向上する。さらに、内側ギャザーは防漏シート60aよりも高い透湿度を有するため、脚回り領域の通気性がより向上する。
また、一般に、着用者が寝た姿勢において着用者の臀部や太腿から吸収体40付近に圧力がかかった場合に、圧力によって吸収性物品から液体が漏れ易い。着用者が寝た姿勢や座った姿勢においては、着用者の太腿が吸収性物品の脚回り開口部付近を押圧することになる。本実施形態に係る吸収性物品では、着用者が寝た姿勢や座った姿勢において、太腿からの圧力により、内側ギャザー74の非肌面側に防漏シート60aが密着することになる。これにより、防漏シート60aは、着用者が寝た姿勢や座った姿勢において、脚回り開口部付近の領域からの液体の漏れを抑制する。このように、第5実施形態に係る吸収性物品によれば、脚回り開口部付近の領域からの液体の漏れを防止する効果を維持しつつ、脚回り開口部付近の領域の通気性を高めることができる。
前述したように、透湿シート64と防漏シート60aとは、少なくとも前胴回り域20及び後胴回り域30で接着剤80によって互いに接合されている。透湿シート64が、内側ギャザーよりも前後方向の両側で防漏シート60aに接合されているため、防漏シート60aの外側縁が非肌面側に反り返ることを抑制することができる。
(8)第6実施形態
図13は、第6実施形態に係る吸収性物品において透湿シートと防漏シートとの接合部の領域を示している。第5実施形態と同様の構成については、同様の符号が付されており、その説明を省略する。以下では、上述した実施形態と異なる構成について詳細に説明する。
第6実施形態では、第5実施形態と比較すると、透湿シート64と防漏シート60aとの接合部の領域Aが異なっている。第6実施形態では、透湿シート64は、股下域25において間欠的に設けられた接合部Aで防漏シート60aに接合されている。
接合部Aは、股下域において前後方向に沿って部分的に延びた部分81を有する。接合部Aの前後方向に沿って部分的に延びた部分81は、幅方向Wに間隔をおいて複数設けられていてよい。
前後方向に沿った接合部の部分81は、股下域25において液体が幅方向Wに流れることを防止する。これにより、液体の横漏れを抑制することができる。その一方で、接合部は、前後方向に部分的にしか延びていないので、股下域に25おいて湿気は外部まで通り易くなっている。これにより、液体の漏れ抑制と通気性の向上との両立を図ることができる。
前後方向に沿った接合部の部分81のうちの少なくとも1つは、幅方向Wにおいて吸収体40よりも外側に配置されていることが好ましい。これにより、一端吸収体40が吸収した液体が、幅方向Wの外側へ向かって流れることを防止することができる。
また、股下域25において幅方向Wに沿った任意のライン上に、接合部の部分81が存在していることが好ましい。言い換えると、股下域25において、幅方向Wに沿った一直線上に接合部Aが全く存在しないことはないように構成されていることが好ましい。これにより、液体が、幅方向Wの外側へ向かって流れることをより抑制することができる。
内側ギャザーの立ち上がり基点B1は、股下域25における内側ギャザーの根本のうち最も幅方向外側に位置する部分、すなわち股下域25において内側ギャザーの立ち上がり始める縁線のうち最も幅方向外側に位置する部分によって定義される 。すなわち、第6実施形態では、立ち上がり基点B1は、股下域25における接合部の部分81のうち、最も幅方向外側に位置する部分によって規定される(図13参照)。
なお、第6実施形態では、接合部の部分81は、前後方向Lに平行に延びている。この代わりに、接合部の部分81は、前後方向Lに沿っていれば、前後方向Lから傾斜していてもよい。
(9)第7実施形態
図14は、第7実施形態に係る吸収性物品において透湿シートと防漏シートとの接合部の領域を示している。第5実施形態と同様の構成については、同様の符号が付されており、その説明を省略する。以下では、上述した実施形態と異なる構成について詳細に説明する。
第7実施形態では、第5実施形態と比較すると、透湿シート64と防漏シート60aとの接合部の領域Aが異なっている。第7実施形態では、透湿シート64は、股下域25において間欠的に設けられた接合部Aで防漏シート60aに接合されている。
接合部Aは、股下域において前後方向に沿って部分的に延びた部分81を有する。接合部Aの前後方向に沿って部分的に延びた部分81は、幅方向Wに間隔をおいて複数設けられていてよい。
接合部Aの前後方向に沿って部分的に延びた部分81の端部は、幅方向Wの内側へ湾曲している。これにより、すなわち接合部の部分81は、幅方向Wにおける中心から外側へ向かう液体を受け止める形状を有する。これにより、液体が、幅方向Wの外側へ向かって流れることをより抑制することができる。
なお、第7実施形態では、接合部の部分81は、前後方向Lに平行に延びている。この代わりに、接合部の部分81は、前後方向Lに沿っていれば、前後方向Lから傾斜していてもよい。
(10)第8実施形態
図15は、第8実施形態に係る吸収性物品において透湿シートと防漏シートとの接合部の領域を示している。第5実施形態と同様の構成については、同様の符号が付されており、その説明を省略する。以下では、上述した実施形態と異なる構成について詳細に説明する。
第8実施形態では、第5実施形態と比較すると、透湿シート64と防漏シート60aとの接合部の領域Aが異なっている。第8実施形態では、透湿シート64は、股下域25において部分的に設けられた接合部Aで防漏シート60aに接合されている。
透湿シート64と防漏シート60aとの接合部82は、少なくとも前後方向Lにおける吸収性物品の中心Cよりも後側の領域において、幅方向Wにおける吸収体40の外側縁よりも外側から、吸収体40の外側縁を超えて幅方向の内側へ延びている。接合部82は、前後方向Lおける中心Cよりも前側に達していてもよい。図15に示す実施形態では、接合部82は、幅方向において吸収体40の外側縁より内側全体に設けられている。
接合部82は、少なくとも前後方向Lにおける吸収性物品の中心Cよりも後側の領域において、幅方向Wにおける吸収体40の外側縁よりも好ましくは1.5cm、より好ましくは1.0cm、さらに好ましくは0.5cm以内の距離だけ幅方向の外側へ達している。
前後方向Lにおける吸収性物品の中心Cよりも後側の部分は、着用者の臀部又はその上部に対向する領域である。したがって、この領域は、着用者が座った姿勢及び着用者が寝た姿勢において、強い圧力を受ける。液体を吸収した吸収体40が強い圧力を受けると、吸収体40から染み出した液体が幅方向における吸収体40の外側縁へ漏れる虞がある。本実施形態では、少なくとも前後方向Lにおける吸収性物品の中心Cよりも後側の領域において、接合部82が、幅方向Wにおける吸収体40の外側縁よりも外側から、吸収体40の外側縁を超えて幅方向Wの内側へ延びているため、着用者の臀部から強い圧力を受ける領域においてシート同士が立ち上がらない。これにより、吸収体40から液体が染み出し易い領域は、防漏シート60aと密着することになるので、液体の漏れを抑制することができる。
内側ギャザーの立ち上がり基点B1は、股下域25における内側ギャザーの根本のうち最も幅方向外側に位置する部分、すなわち股下域25において内側ギャザーの立ち上がり始める縁線のうち最も幅方向外側に位置する部分によって定義される。すなわち、第8実施形態では、立ち上がり基点B1は、股下域25における接合部の部分82のうち、最も幅方向外側に位置する部分によって規定される(図15参照)。
(11)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
上述した複数の実施形態で説明された特徴は、可能な限り、互いに組み合わせ及び/又は適用することが可能である。例えば、図13〜図15に示した接合部の領域Aは、図8及び図9に示す実施形態の透湿シートの第1部分64aと第2部分64bとを接合する接合部の領域に適用できる。ただし、図8及び図9に示す実施形態では、透湿シートは幅方向における中心部には存在しない。したがって、図13〜図15に示した接合部の領域Aから、幅方向における中心部の領域を取り除いた領域に、接合部を設ければよい。
また、図3,5,7に示す吸収体の構造を、第4〜第8実施形態に適用することも可能である。
10 使い捨ておむつ
20 前胴回り域
25 股下域
30 後胴回り域
35 脚回り開口部
40 吸収体
50 トップシート
60 外装シート
60a 漏防シート
70 サイドシート
74 内側ギャザー
75 第1弾性部材
76 第2弾性部材
90 ファスニングテープ
92 ターゲット部

Claims (14)

  1. 前後方向と、
    前記前後方向に直交する幅方向と、
    吸収体と、
    前記幅方向の両側に配置され、着用状態において着用者の脚回りに配置される脚回り開口部と、
    前記吸収体よりも非肌面側に設けられ、前記吸収体よりも前記幅方向の外側へ延びた防漏シートと、を備えた吸収性物品であって、
    少なくとも前記脚回り開口部において、前記防漏シートの肌面側に、前記防漏シートよりも高い透湿度を有する透湿シートが設けられており、
    前記透湿シートは、前記防漏シートに接合された接合部と、前記防漏シートに接合されておらず、前記防漏シートから立ち上がり可能な内側ギャザーと、を有しており、
    前記内側ギャザーは、立ち上がり基点から前記幅方向の外側へ延び、
    前記内側ギャザーは、前記前後方向に伸縮する第1弾性部材を有
    前記透湿シートは、前記幅方向における内側縁で前記前後方向に沿った折り線で折り返されおり、
    前記透湿シートの肌面側の第1部分と前記透湿シートの非肌面側の第2部分とが前記吸収性物品の厚み方向に重なっており、
    前記透湿シートの前記第2部分が前記防漏シートに接合されている、吸収性物品。
  2. 前記防漏シートは、前記幅方向において前記内側ギャザーの前記立ち上がり基点よりも内側に、前記前後方向に伸縮する第2弾性部材を有する、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 着用者の腹側に配置される前胴回り域と、
    着用者の背側に配置される後胴回り域と、
    前記後胴回り域に設けられたファスニングテープと、
    前記前胴回り域に設けられ、前記ファスニングテープが止着されるターゲット部と、を有し、
    前記ターゲット部は、前記幅方向において前記内側ギャザーの前記立ち上がり基点よりも外側へ延びている、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記透湿シートは、第1透湿シートと、前記第1透湿シートの非肌面側に設けられ、前記第1透湿シートよりも高い親水性を有する第2透湿シートと、を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記幅方向において前記立ち上がり基点から前記防漏シートの外側縁までの距離は、前記幅方向において前記立ち上がり基点から前記透湿シートの外側縁までの距離よりも短い、請求項1から4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  6. 前記防漏シートは、前記幅方向において前記内側ギャザーの前記立ち上がり基点よりも外側で、前記幅方向において前記第1弾性部材よりも内側に、前記前後方向に伸縮する第2弾性部材を有する、請求項1に記載の吸収性物品。
  7. 前記立ち上がり基点は、前記幅方向における吸収体の縁部よりも内側に位置する、請求項1から6のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  8. 着用者の腹側に配置される前胴回り域と、
    着用者の背側に配置される後胴回り域と、
    前記前胴回り域と前記後胴回り域との間に位置する股下域と、を有し、
    前記透湿シートの前記第1部分と前記透湿シートの前記第2部分は、少なくとも前記前胴回り域及び前記後胴回り域で互いに接合されている、請求項1から7のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  9. 前記透湿シートの前記第1部分と前記透湿シートの前記第2部分は、前記股下域において、前記折り線に沿って設けられた接合部で互いに接合されており、
    前記接合部が立ち上がり基点を構成する、請求項に記載の吸収性物品。
  10. 着用者の腹側に配置される前胴回り域と、
    着用者の背側に配置される後胴回り域と、
    前記前胴回り域と前記後胴回り域との間に位置する股下域と、を有し、
    前記透湿シートは、少なくとも前記幅方向において前記吸収体全体を覆っており、
    前記透湿シートは、前記股下域において前記防漏シートに接合されていない、又は前記股下域において部分的に設けられた接合部で前記防漏シートに接合されている、請求項1から7のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  11. 前記透湿シートは、前記防漏シートから立ち上がり可能な前記内側ギャザーよりも前記前後方向の両側で、前記防漏シートに接合されている、請求項10に記載の吸収性物品。
  12. 前記接合部は、前記股下域において前記前後方向に沿って部分的に延びている、請求項から11のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  13. 前記接合部は、少なくとも前記前後方向における前記吸収性物品の中心よりも後側の領域において、前記幅方向における前記吸収体の外側縁よりも外側から、前記吸収体の前記外側縁を超えて前記幅方向の内側へ延びている、請求項から11のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  14. 前後方向と、
    前記前後方向に直交する幅方向と、
    吸収体と、
    前記幅方向の両側に配置され、着用状態において着用者の脚回りに配置される脚回り開口部と、
    前記吸収体よりも非肌面側に設けられ、前記吸収体よりも前記幅方向の外側へ延びた防漏シートと、を備えた吸収性物品であって、
    少なくとも前記脚回り開口部において、前記防漏シートの肌面側に、前記防漏シートよりも高い透湿度を有する透湿シートが設けられており、
    前記透湿シートは、前記幅方向における外側部において、前記防漏シートに接合されておらず前記防漏シートから立ち上がり可能な内側ギャザーを有し、
    前記内側ギャザーは、前記前後方向に伸縮する第1弾性部材を有
    前記透湿シートは、前記幅方向における内側縁で前記前後方向に沿った折り線で折り返されおり、
    前記透湿シートの肌面側の第1部分と前記透湿シートの非肌面側の第2部分とが前記吸収性物品の厚み方向に重なっており、
    前記透湿シートの前記第2部分が前記防漏シートに接合されている、吸収性物品。
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