JP6179663B2 - 情報処理方法、測定報告をトリガする方法及び装置、並びに通信システム - Google Patents

情報処理方法、測定報告をトリガする方法及び装置、並びに通信システム Download PDF

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Description

本発明は、通信分野に関し、特に情報処理方法、測定報告のトリガする方法及び装置、並びに通信システムに関する。
従来のメカニズムでは、ユーザ装置で接続失敗が発生した後で、該ユーザ装置は、接続失敗が生じる原因を判断させるようにネットワーク側に補助情報を提供し、パラメータを変更することでこのような接続失敗を回避する。例えば、接続失敗は、無線リンク障害(RLF)及びハンドオーバ失敗(HOF)を含んでもよい。
従来では、ユーザ装置で接続失敗が発生した場合、ネットワーク側に提供される情報は、失敗の前後のユーザ装置が属するセルのID、失敗時の測定結果などを含む。
なお、背景技術に関する上記の説明は、単なる本発明の技術案をより明確、完全に説明するためのものであり、当業者を理解させるために説明するものであり。これら技術案が本発明の背景技術の部分に説明されているから当業者にとって周知の技術であると解釈してはならない。
従来の実際のシステムでは、接続失敗は、ネットワークパラメータの不適切な設定から生じるものではなく、他の原因から生じたもの、例えば端末側の共存機器の干渉又はマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS:Multimedia Broadcast Multicast Service)の連続受信などから生じたものである可能性がある。しかし、従来のメカニズムでは、接続失敗が発生した後に、ユーザ装置からネットワーク側に提供された情報は失敗前後のユーザ装置が属するセルのID、失敗時の測定結果などを含むが、接続失敗が端末側の共存機器の干渉又はMBMSの連続受信から生じたものであることを看過してしまう。従来のメカニズムに従ってネットワーク側に接続失敗時の状況を通知すると、ネットワーク側はこれらの原因を取得できず、これらの原因による接続失敗を適切に回避できず、正確なネットワークパラメータを誤って調整する可能性がある。
本発明の実施例は、ネットワーク側に共存機器の干渉又はMBMSの連続受信に関する情報を無視させ、或いは共存機器の干渉又はMBMSの連続受信に関する情報をネットワークで接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とすることができる、情報処理方法、測定報告をトリガする方法及び装置、通信システムを提供することを目的とする。
本発明の実施例の第1の態様では、情報処理方法であって、ユーザ装置で接続失敗が発生した場合、前記ユーザ装置が、現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、前記ユーザ装置がサービングセルにおいて測定報告をトリガしたセル、及び/又は現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、前記ユーザ装置がサービングセルにおいて前記セルの測定報告を初めてトリガする時点、及び/又は前記セルの測定報告を初めてトリガする時点から前記現在の接続失敗が発生する時点までの時間間隔、の情報を記録するステップ、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第1の態様では、情報処理装置であって、接続失敗が発生したか否かを決定する第1の決定手段と、前記第1の決定手段の決定結果がYESである場合、現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、ユーザ装置がサービングセルにおいて測定報告をトリガしたセル、及び/又は現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、前記ユーザ装置がサービングセルにおいて前記セルの測定報告を初めてトリガする時点、及び/又は前記セルの測定報告を初めてトリガする時点から前記現在の接続失敗が発生する時点までの時間間隔、の情報を記録する第1の情報処理手段と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第3の態様では、本発明の実施例の第2の態様に記載の装置を含むユーザ装置を提供する。
本発明の実施例の第4の態様では、情報処理方法であって、現在の接続失敗が共存機器の干渉から生じたもの、若しくはMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるとユーザ装置により決定された場合、又は現在の接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したとユーザ装置により決定された場合、前記ユーザ装置が、前記現在の接続失敗を無視し、或いは前記現在の接続失敗の関連情報を記録するステップ、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第5の態様では、情報処理装置であって、ユーザ装置の現在の接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであるか否か、MBMSの連続受信を確保することから生じたものであるか否か、現在の接続失敗が発生する前にユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したか否か、又はネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したか否かを決定する第2の決定手段と、前記第2の決定手段の決定結果がYESである場合、前記現在の接続失敗を無視し、或いは前記現在の接続失敗の関連情報を記録する第2の処理手段と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第6の態様では、本発明の実施例の第5の態様に記載の装置を含むユーザ装置を提供する。
本発明の実施例の第7の態様では、情報処理方法であって、ユーザ装置又はネットワーク側の他の基地局により送信された情報を受信するステップと、受信された前記情報をネットワーク側に送信し、或いは受信された前記情報を無視し、或いは前記情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とするステップと、を含み、前記情報は、ユーザ装置で接続失敗が発生した場合に記録された情報であって、現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、前記ユーザ装置がサービングセルにおいて測定報告をトリガしたセル、及び/又は現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、前記ユーザ装置がサービングセルにおいて前記セルの測定報告を初めてトリガする時点、及び/又は前記セルの測定報告を初めてトリガする時点から前記現在の接続失敗が発生する時点までの時間間隔を含む情報、及び/又は現在の接続失敗が共存機器の干渉から生じたもの、若しくはMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるとユーザ装置により決定された場合、又は現在の接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したとユーザ装置により決定された場合に記録された情報であって、現在の接続失敗の関連情報を含む情報、のうち1つ又は複数の情報を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第8の態様では、情報処理装置であって、ユーザ装置又はネットワーク側の他の基地局により送信された情報を受信する第1の受信手段と、受信された前記情報をネットワーク側に送信し、或いは受信された前記情報を無視し、或いは現在の接続失敗の関連情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とする第3の処理手段と、を含み、前記情報は、ユーザ装置で接続失敗が発生した場合に記録された情報であって、現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、前記ユーザ装置がサービングセルにおいて測定報告をトリガしたセル、及び/又は現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、前記ユーザ装置がサービングセルにおいて前記セルの測定報告を初めてトリガする時点、及び/又は前記セルの測定報告を初めてトリガする時点から前記現在の接続失敗が発生する時点までの時間間隔を含む情報、及び/又は現在の接続失敗が共存機器の干渉から生じたもの、若しくはMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるとユーザ装置により決定された場合、又は現在の接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したとユーザ装置により決定された場合に記録された情報であって、前記現在の接続失敗の関連情報を含む情報、のうち1つ又は複数の情報を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第9の態様では、実施例の第8の態様に記載の装置を含む基地局を提供する。
本発明の実施例の第10の態様では、上記のユーザ装置と、上記の基地局と、を含む通信システムを提供する。
本発明の実施例の第11の態様では、情報処理方法であって、第1の基地局がユーザ装置により送信された無線リンク障害報告を受信するステップと、受信された前記無線リンク障害報告における情報に基づいて前記ユーザ装置のコンテキスト情報を検索するステップと、前記コンテキスト情報に基づいて、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはMBMSの連続受信に関する情報を送信したか否かを決定するステップと、決定結果がYESである場合、前記情報を無視し、或いは前記情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、或いは共存機器の干渉に関する情報又はMBMSの連続受信に関する情報をネットワーク側に送信するステップと、を含み、前記共存機器の干渉に関する情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はInDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報を含み、前記MBMSの連続受信に関する情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置がネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第12の態様では、情報処理方法であって、第1の基地局がユーザ装置により送信された無線リンク障害報告を受信するステップと、受信された前記無線リンク障害報告における情報に基づいて前記ユーザ装置のコンテキスト情報を検索するステップと、前記コンテキスト情報に基づいて、ユーザ装置の接続失敗が共存機器の干渉又はMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるか否かを決定するステップと、決定結果がYESである場合、関連情報を無視し、或いは関連情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、或いは関連情報をネットワーク側に送信するステップと、を含み、接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであると決定された場合、前記関連情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又は接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであることを示す指示情報、及び/又はInDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報を含み、接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであると決定された場合、前記関連情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置がネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したことを示す指示情報、及び/又は接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであることを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第13の態様では、情報処理装置であって、ユーザ装置により送信された無線リンク障害報告を受信する第2の受信手段と、受信された前記無線リンク障害報告における情報に基づいて前記ユーザ装置のコンテキスト情報を検索する第1の情報検索手段と、前記コンテキスト情報に基づいて、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはMBMSの連続受信に関する情報を送信したか否かを決定する第3の決定手段と、前記第3の決定手段の決定結果がYESである場合、前記情報を無視し、或いは関連情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、或いは共存機器の干渉に関する情報又はMBMSの連続受信に関する情報をネットワーク側に送信する第4の情報処理手段と、を含み、前記共存機器の干渉に関する情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はInDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報を含み、前記MBMSの連続受信に関する情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置がMBMSの連続受信に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第14の態様では、情報処理装置であって、ユーザ装置により送信された無線リンク障害報告を受信する第3の受信手段と、受信された前記無線リンク障害報告における情報に基づいて前記ユーザ装置のコンテキスト情報を検索する第2の情報検索手段と、前記コンテキスト情報に基づいて、ユーザ装置の接続失敗が共存機器の干渉又はMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるか否かを決定する第4の決定手段と、決定結果がYESである場合、関連情報を無視し、或いは関連情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、或いは関連情報をネットワーク側に送信する第5の情報処理手段と、を含み、接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであると決定された場合、前記関連情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又は接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであることを示す指示情報、及び/又はInDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報を含み、接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであると決定された場合、前記関連情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置がネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したことを示す指示情報、及び/又は接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであることを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第15の態様では、上記実施例の第13の態様又は第14の態様に記載の情報処理装置を含む基地局を提供する。
本発明の実施例の第16の態様では、無線リンク障害報告を送信するユーザ装置を含む通信システムであって、上記の基地局をさらに含む、通信システムを提供する。
本発明の実施例の第17の態様では、測定報告をトリガする方法であって、MBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質が第1の所定値よりも大きく、或いはMBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質とサービングセルの信号強度又は信号品質との差が第2の所定値よりも大きい場合、ユーザ装置が前記MBMSを提供する隣接セルの測定報告をトリガするステップ、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第18の態様では、測定報告をトリガする方法であって、ユーザ装置がMBMSを提供する隣接セルの属する周波数と異なる隣接セルの測定報告をトリガした場合、前記ユーザ装置が、前記MBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質を前記測定報告に含めてネットワーク側に報告するステップ、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第19の態様では、測定報告をトリガする方法であって、ユーザ装置がソースセルからターゲットセルへハンドオーバし、且つ該ユーザ装置のMBMSの中断が発生した場合、又はユーザ装置がソースセルからターゲットセルへハンドオーバし、該ユーザ装置のMBMSの中断が発生し、且つターゲット基地局により制御されたセルに中断した前記MBMSを提供するセルが存在することを該ユーザ装置が知っている場合、前記ユーザ装置が前記ターゲット基地局に少なくとも1つのセルの測定結果を報告するステップ、を含み、前記測定結果は、前記ユーザ装置がソースセルからターゲットセルへのハンドオーバの測定報告をトリガする時に前記ユーザ装置により取得された他の隣接セルの測定結果を指す、方法を提供する。
本発明の実施例の第20の態様では、測定報告をトリガする装置であって、MBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質が第1の所定値よりも大きく、或いはMBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質とサービングセルの信号強度又は信号品質との差が第2の所定値よりも大きい場合、前記MBMSを提供する隣接セルの測定報告をトリガする第1のトリガ手段、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第21の態様では、測定報告をトリガする装置であって、ユーザ装置がMBMSを提供する隣接セルの属する周波数と異なる隣接セルの測定報告をトリガした場合、前記MBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質を前記測定報告に含めてネットワーク側に報告する第2のトリガ手段、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第22の態様では、測定報告をトリガする装置であって、ユーザ装置がソースセルからターゲットセルへハンドオーバし、且つ該ユーザ装置のMBMSの中断が発生した場合、又はユーザ装置がソースセルからターゲットセルへハンドオーバし、該ユーザ装置のMBMSの中断が発生し、且つターゲット基地局により制御されたセルに中断した前記MBMSを提供するセルが存在することを該ユーザ装置が知っている場合、前記ターゲット基地局に少なくとも1つのセルの測定結果を報告する第3のトリガ手段、を含み、前記測定結果は、前記ユーザ装置がソースセルからターゲットセルへのハンドオーバの測定報告をトリガする時に前記ユーザ装置により取得された他の隣接セルの測定結果を指す、装置を提供する。
本発明の実施例の第23の態様では、上記の測定報告をトリガする装置を含むユーザ装置を提供する。
本発明の実施例の第24の態様では、上記のユーザ装置を含む通信システムを提供する。
本発明の実施例では、情報処理装置又はユーザ装置においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、上記の情報処理方法を前記情報処理装置又はユーザ装置において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。
本発明の実施例では、コンピュータに、上記の情報処理方法を情報処理装置又はユーザ装置において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体を提供する。
本発明の実施例では、情報処理装置又は基地局においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、上記の情報処理方法を前記情報処理装置又は基地局において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。
本発明の実施例では、コンピュータに、上記の情報処理方法を情報処理装置又は基地局において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体を提供する。
本発明の実施例では、測定報告をトリガする装置又はユーザ装置においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、上記の測定報告をトリガする方法を前記測定報告をトリガする装置又はユーザ装置において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。
本発明の実施例では、コンピュータに、上記の測定報告をトリガする方法を測定報告をトリガする装置又はユーザ装置において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体を提供する。
本発明の実施例の有益な効果としては、ユーザ装置の接続失敗が共存機器の干渉又はMBMSの連続受信から生じたものである場合、ネットワーク側は共存機器の干渉又はMBMSの連続受信に関する情報を無視でき、或いは共存機器の干渉又はMBMSの連続受信に関する情報をネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とすることができる。
下記の説明及び図面に示すように、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる方式が示される。なお、本発明の実施形態の範囲はこれらに限定されない。本発明の実施形態は、添付される特許請求の範囲の要旨及び項目の範囲内において、変更されたもの、修正されたもの及び均等的なものを含む。
1つの実施形態に記載された特徴及び/又は示された特徴は、同一又は類似の方式で1つ又はさらに多くの他の実施形態で用いられてもよいし、他の実施形態における特徴と組み合わせてもよいし、他の実施形態における特徴に代わってもよい。
なお、本文では、用語「包括/含む」は、特徴、部材、ステップ又はコンポーネントが存在することを指し、一つ又は複数の他の特徴、部材、ステップ又はコンポーネントの存在又は付加を排除しない。
含まれる図面は、本発明の実施例をさらに理解させるために提供され、明細書の一部を構成し、本発明の実施形態を例示し、文言の説明と共に本発明の原理を説明するためのものである。なお、以下に説明する図面は、単なる本発明の実施例であり、当業者にとって、努力をすることなく、これらの図面から他の図面を取得できる。
本発明の実施例1の情報処理方法のフローチャートである。 本発明の実施例2の情報処理方法のフローチャートである。 本発明の実施例3の情報処理方法のフローチャートである。 本発明の実施例4の情報処理方法のフローチャートである。 本発明の実施例5の情報処理方法のフローチャートである。 本発明の実施例6の情報処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施例7の情報処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施例8の情報処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施例9の情報処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施例10の情報処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施例11の情報処理方法のフローチャートである。 本発明の実施例12の情報処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施例13の情報処理方法のフローチャートである。 本発明の実施例14の情報処理装置の構成を示す図である。
以下は、図面を参照しながら、本発明の各実施形態を説明する。これらの実施形態は単なる例示的なものであり、本発明を限定するものではない。
従来の実際のシステムでは、接続失敗は、端末側の共存機器の干渉又はMBMSの連続受信などから生じたものである可能性がある。しかし、従来のメカニズムでは、接続失敗が発生した後に、ユーザ装置からネットワーク側に提供された情報は失敗前後のユーザ装置が属するセルのID、失敗時の測定結果などを含むが、接続失敗が端末側の共存機器の干渉又はMBMSの連続受信から生じたものであることを看過してしまう。従来のメカニズムに従ってネットワーク側に接続失敗時の状況を通知すると、ネットワーク側はこれらの原因を取得できず、これらの原因による接続失敗を適切に回避できず、正確なネットワークパラメータを誤って調整する可能性がある。
本発明の実施例は情報処理方法を提供し、該方法によれば、ユーザ装置で接続失敗が発生した後に、該接続失敗が共存機器の干渉又はMBMSの連続受信から生じたものである場合、該ユーザ装置は、関連情報をネットワーク側にさらに報告してもよい。これによって、ネットワーク側は、接続失敗を修正又は回避する時に、共存機器の干渉又はMBMSの連続受信に関する情報を無視し、或いは共存機器の干渉又はMBMSの連続受信に関する情報をネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とすることができる。以下は、図面を参照しながら、本発明の実施例の情報処理方法、接続失敗の原因の決定方法及び装置、並びに通信システムを詳細に説明する。
<実施例1>
図1は本発明の実施例1の情報処理方法のフローチャートである。端末側では、図1に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ101:ユーザ装置で接続失敗が発生した場合、該ユーザ装置は、以下の関連情報を記録する。
現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、該ユーザ装置がサービングセルにおいて測定報告をトリガしたセル、及び/又は
現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、該ユーザ装置がサービングセルにおいて該セルの測定報告を初めてトリガする時点、及び/又は該セルの測定報告を初めてトリガする時点から該現在の接続失敗が発生する時点までの時間間隔。
本実施例では、該ユーザ装置で接続失敗、例えばRLF又はHOFが発生した場合、上記の関連情報を1つのセルリストに記録してもよい。
ステップ102:該ユーザ装置がネットワークに再接続した後に、記録された情報をネットワーク側に報告する。
上記の実施例では、ステップ102はオプションのステップであり、該ユーザ装置で接続失敗が発生して、ネットワークに再接続した後にのみ実行される。
本実施例では、ネットワーク側は、上記の関連情報を受信した後に、上記の関連情報を、接続失敗の原因を最終的に決定し、且つ失敗を生じるネットワークパラメータを修正する基地局に転送する(例えば、TS36.423 v11.3.0におけるリンク障害指示(RLF Indication)メッセージ及び/又はハンドオーバ報告(HO Report)メッセージを介して上記の情報を該基地局に転送する)。このように、該基地局は、上記の関連情報を受信した後に、接続失敗を生じる原因を判断し、例えば測定報告のトリガ時間と接続失敗の発生時間との間隔が比較的に大きい場合、該基地局は、該ユーザ装置がハンドオーバする際にハンドオーバの準備にかかる時間が長すぎ、或いはハンドオーバ準備前の待ち時間が長すぎると判断し、これによって、基地局は、従来メカニズムに存在する問題点を解決するように、ハンドオーバの準備時間又はハンドオーバ準備前の待ち時間を短縮する。
<実施例2>
図2は本発明の実施例2の情報処理方法のフローチャートである。端末側では、図2に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ201:現在の接続失敗が共存機器の干渉から生じたもの、若しくはMBMSの連続受信から生じたものであるとユーザ装置により決定された場合、又は現在の接続失敗が発生する前に該ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したとユーザ装置により決定された場合、該ユーザ装置は、該現在の接続失敗を無視する。
本実施例では、該MBMSは、ユーザ装置が受信しているMBMS又は受信しようとするMBMSであってもよいが、これに限定されない。
ステップ202:該ユーザ装置は、いずれの情報も記録しない。
本実施例では、接続失敗が発生する前に、該ユーザ装置により送信された共存機器の干渉に関する情報は、共存機器指示メッセージにおける情報、例えばTS36.331 v11.2.0に定義された共存機器指示(InDeciveCoexindication)メッセージに定義された情報を指し、例えば共存機器により干渉された周波数リスト、時分割多重(TDM)メカニズムの補助情報などであり、ここでその説明が省略される。
本実施例では、接続失敗が発生する前に、該ユーザ装置により送信された、ネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報は、MBMS関心指示情報を含んでもよく、該MBMS関心指示は例えばTS36.331 v11.2.0に定義されたMBMS関心指示(MBMSInterestIndication)メッセージ、例えばユーザの関心のあるMBMSを提供する周波数リスト、MBMSとユニキャストサービスの優先度を示すインジケータなどであってもよいが、ここでその説明が省略される。
上記の実施例から分かるように、ユーザ装置は上記の情報を記録せず、且つ上記の情報をネットワーク側に報告しないことで、ネットワーク側が失敗原因を判断する時に共存機器の干渉又はMBMS連続受信に影響されない。
<実施例3>
図3は本発明の実施例3の情報処理方法のフローチャートである。端末側では、図3に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ301:現在の接続失敗が共存機器の干渉から生じたもの、若しくはMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるとユーザ装置により決定された場合、又は現在の接続失敗が発生する前にユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したと該ユーザ装置により決定された場合、該ユーザ装置は、該現在の接続失敗の関連情報を記録する。
ステップ302:該ユーザ装置がネットワークに再接続した後に、該ユーザ装置は、記録された情報をネットワーク側に報告する。
本実施例では、該現在の接続失敗の関連情報は、該現在の接続失敗の情報、及び/又は共存干渉に関する情報、及び/又はMBMS関心に関する情報を含んでもよく、以下は各情報について例を挙げて説明する。
該現在の接続失敗の情報は、TS36.331 v11.2.0の接続失敗の関連情報を記憶するための変数(VarRLF-Report)に定義された1つ又は複数の情報を含んでもよく、例えば、該情報は接続失敗時に属するセルのID、接続失敗時のサービングセル及び隣接セルの測定結果などを含んでもよく、ここで該VarRLF-Reportにおける情報を援用し、ここでその説明が省略される。
本実施例では、該現在の接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであり、或いは現在の接続失敗が発生する前に該ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信した場合、該現在の接続失敗の関連情報は、共存干渉に関する情報をさらに含んでもよい。該共存干渉に関する情報は、該現在の接続失敗が発生する前に共存機器の干渉に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又は該現在の接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであることを示す指示情報、及び/又はTS36.331 v11.2.0 InDeviceCoexindicationメッセージに定義された情報を含んでもよく、例えば、共存機器に干渉される周波数リスト、時分割多重メカニズムの補助情報などであってもよく、ここで該メッセージに定義された情報を援用し、ここでその説明が省略される。
本実施例では、該現在の接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであり、或いは現在の接続失敗が発生する前に該ユーザ装置がネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したと該ユーザ装置により決定された場合、該現在の接続失敗の関連情報は、MBMS関心に関する情報をさらに含んでもよい。該MBMS関心に関する情報は、該現在の接続失敗が発生する前にMBMS関心指示の指示情報を送信したことを示す指示情報、及び/又は該現在の接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであることを示す指示情報、及び/又はTS36.331 v11.2.0 MBMSInterestIndicationメッセージに定義された情報を含んでもよく、例えば、ユーザの関心のあるMBMSを提供する周波数リスト、MBMSとユニキャストサービスの優先度を示すインジケータなどであってもよく、ここで該メッセージに定義された情報を援用し、ここでその説明が省略される。
本実施例では、下記の方式で該関連情報を記録してもよい。
第1の方式:ユーザ装置により保存された接続失敗の関連情報を置換する。
上記の記録方式によれば、該ユーザ装置では、1回のみの接続失敗の関連情報を記録する。
該ユーザ装置の接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであり、若しくは接続失敗が発生する前に共存機器の干渉に関する情報を送信する前に、又は接続失敗がMBMSの連続受信から生じたものであり、若しくは接続失敗が発生する前にネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信する前に(ここで、第2回の接続失敗と称される)、もう1回の接続失敗(即ち第1回の接続失敗)が発生し、且つ該第1回の接続失敗の情報(即ちTS36.331 v11.2.0におけるVarRLF-Reportに保存された情報)は依然として該ユーザ装置に保存されている。
本実施例では、該ユーザ装置は、保存された第1回の接続失敗の情報を置換し、該第2回の接続失敗の情報を該ユーザ装置に保存し、該第2回の接続失敗の情報は、上述したものであり、ここでその説明が省略される。
第2の方式:ユーザ装置により保存された接続失敗の関連情報を置換しない。
上記の記録方式によれば、該ユーザ装置では、2回以上の接続失敗の関連情報を記録してもよく、該接続失敗の関連情報は上述したものであり、ここでその説明が省略される。
同様に、ステップ302はオプションのステップであり、該ユーザ装置で接続失敗が発生して、ネットワークに再接続した後のみ実行される。
本実施例から分かるように、ネットワーク側は、上記の関連情報を受信した後に、上記の関連情報を、接続失敗の原因を最終的に決定し、且つ失敗を生じるネットワークパラメータを修正する基地局に転送してもよく、例えばユーザ装置は、TS36.423 v11.3.0におけるリンク障害指示(RLF Indication)メッセージ及び/又はハンドオーバ報告(HO Report)メッセージを介して上記の情報を該基地局に転送してもよい。このように、該基地局は、上記の関連情報を受信した後に、共存干渉又はMBMS関心に関する情報を含む接続失敗の関連情報をネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とせず、或いは上記の接続失敗の関連情報をネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とすることで、従来メカニズムに存在する問題点を解決できる。
<実施例4>
図4は本発明の実施例4の情報処理方法のフローチャートである。ネットワーク側では、失敗原因を最終的に決定し、且つパラメータを修正する基地局について、図4に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ401:ネットワーク側の基地局は、ユーザ装置又はネットワーク側の他の基地局により送信された情報を受信する。
本実施例では、該情報は、下記情報の1つ又は複数を含んでもよい。
1)実施例1に記載の情報:該情報は該ユーザ装置で接続失敗が発生した時に記録された情報である。
2)実施例3に記載の情報:該情報は、現在の接続失敗が共存機器の干渉から生じたもの、若しくはMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるとユーザ装置により決定された場合、又は現在の接続失敗が発生する前に該ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したとユーザ装置により決定された場合に、該ユーザ装置により記録された情報である。
上記の情報の具体的な内容は、実施例1及び実施例3に記載のものであり、ここでその説明が省略される。
本実施例では、該ネットワーク側の基地局は、現在の接続失敗の原因を最終的に決定し、且つ失敗を生じるネットワークパラメータを修正する基地局であってもよい。このように、該基地局は、該ユーザ装置から上記情報を直接に取得してもよいし、ネットワークの他の基地局から上記情報を間接に取得してもよいが、これは従来技術に類似するため、ここでその説明が省略される。
ステップ402:受信された情報をネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、或いは受信された情報を無視する。
本実施例では、該基地局は、上記実施例1に記載の情報を受信した後に、受信された情報をネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子としてもよく、例えば、測定報告のトリガ時間と接続失敗の発生時間との間隔が比較的に大きい場合、該基地局は、該ユーザ装置がハンドオーバする際にハンドオーバの準備にかかる時間が長すぎ、或いはハンドオーバ準備前の待ち時間が長すぎると判断し、これによって、基地局は、ハンドオーバの準備時間又はハンドオーバ準備前の待ち時間を短縮する。
本実施例では、該基地局が上記実施例3に記載の情報を受信した後に、上記情報を無視し、上記情報をネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子としなくてもよい。また、上記技術をネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子としてもよい。以下は例を挙げて説明する。
例1:該基地局が上記実施例3に記載の情報を受信した後に、該基地局は、上記情報を直接に無視し、即ち共存機器の干渉に関する情報又はMBMSの連続受信に関する情報(例えばMBMS関心に関する情報)を含む情報をネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子としないようしてもよい。このように、ネットワーク側は、適切な対応措置を用いて接続失敗を正確に修正又は回避でき、従来メカニズムに存在する問題点を解決できる。
例2:該基地局が上記実施例3に記載の情報を受信した後に、該接続失敗が共存機器の干渉又はMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるか否かを判断し、YESの場合、上記情報を無視し、或いは共存機器の干渉に関する情報又はMBMSの連続受信に関する情報をネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とする。
例3:該基地局が上記実施例3に記載の情報を受信した後に、該接続失敗が共存機器の干渉又はMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるか否かを判断し、YESの場合、共存機器の干渉に関する情報又はMBMSの連続受信に関する情報をネットワークで接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、そうでない場合、従来のメカニズムに従ってネットワークパラメータを判断し、補正する。
例えば、該情報に共存干渉に関する情報が含まれている場合、該基地局は、該情報に対応する接続失敗が共存干渉から生じたものであると決定する。このように、基地局は、共存機器干渉のあるユーザ装置のハンドオーバを処理する際に、該ユーザ装置に早めにハンドオーバさせるように、該ユーザ装置のハンドオーバパラメータを調整する。
該情報にMBMS関心に関する情報が含まれ、該ユーザ装置がネットワークに再接続する際に属するセルがMBMS関心に関する情報により示されたユーザ装置の関心のあるMBMSサービスを提供可能なセルではなく、且つ接続失敗時に該セルの測定結果がよいと接続失敗の関連情報により示された場合、該基地局は、該接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであると判断する。このように、基地局は、該MBMSサービスを連続的に受信する必要なユーザ装置のハンドオーバを処理する際に、該MBMSサービスを提供するセルの測定結果を待つ期間を調整してもよく、該期間内に測定結果を受信していない場合、基地局は該MBMSサービスの受信を中断し、もう1つのセルにハンドオーバする。
上記の接続失敗の原因を決定する方法は単なる本発明の実施例であり、上記の実施例に限定されない。
上記の接続失敗を修正又は回避する方式は単なる本発明の実施例であり、他の方法を排除するものではなく、実際の状況に応じて対応する方式を用いてもよい。
<実施例5>
図5は本発明の実施例5の情報処理方法のフローチャートである。ネットワーク側では、情報を転送する基地局について、図5に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ501:ネットワーク側の基地局は、ユーザ装置又はネットワーク側の他の基地局により送信された情報を受信する。
本実施例では、上記情報の具体的な内容は、実施例1及び実施例3の通りであり、ここでその説明が省略される。
ステップ502:該情報を無視し、或いは該情報をネットワーク側に送信する。
本実施例では、該基地局が該接続失敗の原因を最終的に決定する基地局ではない場合、該基地局は、上記情報を受信した後に、該情報をネットワーク側に送信し、ネットワークを介して該情報を直接又は間接に該接続失敗の原因を最終的に決定する基地局に送信できる。
<実施例6>
図6は本発明の実施例6の情報処理装置の構成を示す図である。図6に示すように、装置600は第1の決定部601及び第1の情報処理部602を含む。
第1の決定部601は、接続失敗が発生したか否かを決定する。
第1の情報処理部602は、第1の決定部601の決定結果がYESである場合、関連情報を記録する。該情報は実施例1の通りであり、ここでその説明が省略される。
本実施例では、図6に示すように、装置600は第1の報告部603をさらに含んでもよく、第1の報告部603は、ユーザ装置がネットワークに再接続した後に、記録された情報をネットワーク側に報告する。
本実施例では、上記記録された情報に含まれる所定時間は、ネットワーク側により構成され、或いは予め設定されてもよい。従って、装置600は、パラメータ取得部(図示せず)をさらに含んでもよく、該パラメータ取得部は、ネットワーク側により構成された該所定時間又は予め設定された該所定時間を取得する。
本実施例では、装置600の動作過程は実施例1の通りであり、ここでその説明が省略される。
上記の実施例によれば、端末側は接続失敗時の関連情報をネットワーク側に送信することで、ネットワーク側は上記情報を取得した後に、接続失敗の原因を正確に判断でき、対応する措置を用いて接続失敗を修正又は回避でき、従来メカニズムに存在する問題点を解決できる。
<実施例7>
図7は本発明の実施例7の情報処理装置の構成を示す図である。図7に示すように、装置700は第2の決定部701及び第2の情報処理部702を含む。
第2の決定部701は、ユーザ装置の現在の接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであるか否か、MBMSの連続受信を確保することから生じたものであるか否か、現在の接続失敗が発生する前にユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したか否か、又はネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したか否かを決定する。第2の情報処理部702は、第2の決定部701の決定結果がYESである場合、該現在の接続失敗を無視する。
本実施例では、第2の情報処理部702は、該現在の接続失敗を無視する場合、いずれの情報も記録しない。
本実施例では、装置700の動作過程は実施例2の通りであり、ここでその説明が省略される。
上記の実施例によれば、ユーザ装置は上記情報を記録せず、且つ上記情報をネットワーク側に報告しないことで、ネットワーク側が失敗原因を判断する際に共存機器の干渉又はMBMSの連続受信に影響されないことを確保できる。
<実施例8>
図8は本発明の実施例8の情報処理装置の構成を示す図である。図8に示すように、装置800は、第3の決定部801及び第3の情報処理部802を含む。第3の決定部801の作用は第2の決定部701と類似するため、ここでその説明が省略される。
第3の情報処理部802は、第3の決定部801の決定結果がYESである場合、該現在の接続失敗の関連情報を記録する。
本実施例では、該現在の接続失敗の関連情報は実施例3の通りであり、ここでその説明が省略される。
本実施例では、第3の処理部802は、該現在の接続失敗の関連情報を記録する場合、ユーザ装置により保存された接続失敗情報を置換し、或いはユーザ装置により保存された接続失敗情報を置換しない。具体的な内容は、実施例3の通りであり、ここでその説明が省略される。
本実施例では、装置800は第3の報告部803をさらに含んでもよいが、第1の報告部603と類似するため、ここでその説明が省略される。第3の報告部803はオプションのステップであり、その説明が省略される。
上記の実施例によれば、端末側は接続失敗時の関連情報をネットワーク側に送信し、ネットワーク側は上記情報を取得した後に、上記情報を接続失敗の原因を最終的に決定し、且つ接続失敗を生じるネットワークパラメータを修正する基地局に転送することで、接続失敗の原因を正確に判断でき、対応する措置を用いて接続失敗を修正又は回避でき、従来メカニズムに存在する問題点を解決できる。
上記の実施例では、上記情報処理装置600〜800の各部を一部又は全て組み合わせてもよいが、ここでその説明が省略される。
<実施例9>
図9は本発明の実施例9の情報処理装置の構成を示す図である。図9に示すように、装置900は、第1の受信部901及び第1の処理部902を含む。
第1の受信部901は、ユーザ装置又はネットワーク側の他の基地局により送信された情報を受信する。ここで、該情報の具体的な内容は実施例4の通り(実施例1及び/又は実施例3の情報を含む)であり、ここでその説明が省略される。
第1の処理部902は、受信された情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、或いは受信された情報を無視する。
本実施例では、第1の処理部902の処理方法は実施例4の通り(ステップ402に対応する)であり、ここでその説明が省略される。
本実施例では、装置900は、ネットワーク側の接続失敗の原因を最終的に決定し、且つネットワークパラメータを補正する基地局に対応する。
第1の受信部901により受信された情報は、実施例1、及び/又は実施例3に記載の情報を含んでもよいが、ここでその説明が省略される。第1の受信部901は、情報をユーザ装置から直接に受信してもよいし、ネットワーク側の他の基地局から受信してもよい。
本実施例では、装置900の動作過程は実施例4の通りであり、ここでその説明が省略される。
上記の接続失敗を修正又は回避する方式は、単なる本発明の実施例であり、他の方法を排除するものではなく、実際の状況に応じて対応する方式を用いてもよい。
<実施例10>
図10は本発明の実施例10の情報処理装置の構成を示す図である。接続失敗を最終的に決定するものではない基地局側では、図10に示すように、装置1000は第2の受信部1001及び第2の処理部1002を含む。
第2の受信部1001は、ユーザ装置により送信された情報を受信する。該情報の具体的な内容は、実施例4の通り(実施例1及び/又は実施例3の情報を含む)であり、ここでその説明が省略される。
該基地局が接続失敗の原因を最終的に決定する基地局ではない場合、該基地局は該情報をネットワーク側に送信し、最終的に、該情報は接続失敗の原因を決定する基地局により取得される。
このように、装置1000は、該情報をネットワーク側に送信し、或いは該情報を直接に無視する第2処理部1002をさらに含んでもよい。
本実施例では、装置1000の動作過程は実施例5の通りであり、ここでその説明が省略される。
上記の実施例によれば、ネットワーク側の基地局は、端末側により送信された接続失敗の関連情報を取得し、該情報を接続失敗の原因を最終的に決定する基地局に送信することで、接続失敗の原因を最終的に決定する基地局は上記情報に基づいて接続失敗の発生を修正又は回避できる。
図11は本発明の実施例11の情報処理方法のフローチャートである。図11に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ1101:第1の基地局は、ユーザ装置により送信された無線リンク障害(RLF)報告を受信する。
ステップ1102:受信された前記無線リンク障害報告における情報に基づいてユーザ装置のコンテキスト情報を検索する。
例えば、該第1の基地局は、ユーザ装置により報告されたRLF報告から該ユーザ装置のIDを検索し、該ID情報に基づいてユーザ装置のコンテキストを検索してもよいが、該IDに限定されなく、他の情報であってもよい。
ステップ1103:コンテキスト情報に基づいて、接続失敗が発生する前にユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはMBMSの連続受信に関する情報を送信したか否かを決定する。
本実施例では、第1の基地局は、コンテキスト情報に上記情報が存在するか否かを検索し、存在する場合、ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはMBMSの連続受信に関する情報を送信したと決定し、そうでない場合、ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信しておらず、或いはMBMSの連続受信に関する情報を送信していないと決定する。
ステップ1104:決定結果がYESである場合、情報を無視し、或いは情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、或いは共存機器の干渉に関する情報又はMBMSの連続受信に関する情報をネットワーク側に送信する。
本実施例では、共存機器の干渉に関する情報は、接続失敗が発生する前にユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はInDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報を含み、MBMSの連続受信に関する情報は、接続失敗が発生する前にユーザ装置がネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む。
上記実施例では、第1の基地局は接続失敗の原因を最終的に決定する基地局でなくてもよく、第1の基地局は、ステップ1104において、情報を無視し、或いはネットワーク側に共存機器の干渉に関する情報又はMBMSの連続受信に関する情報を送信してもよい。
上記実施例では、第1の基地局は接続失敗の原因を最終的に決定する基地局であってもよく、第1の基地局は、ステップ1104において、情報を無視し、或いは該情報をネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子としてもよい。具体的な実施は実施例4の通りであり、ここでその説明が省略される。
図12は本発明の実施例12の情報処理装置の構成を示す図である。図12に示すように、装置1200は第2の受信部1201、第1の情報検索部1202、第3の決定部1203及び第4の情報処理部1204を含む。
第2の受信部1201は、ユーザ装置により送信された無線リンク障害報告を受信する。第1の情報検索部1202は、受信された無線リンク障害報告における情報に基づいてユーザ装置のコンテキスト情報を検索する。第3の決定部1203は、コンテキスト情報に基づいて、接続失敗が発生する前にユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはMBMSの連続受信に関する情報を送信したか否かを決定する。第4の決定部1204は、第3の決定部1203の決定結果がYESである場合、情報を無視し、或いは共存機器の干渉に関する情報又はMBMSの連続受信に関する情報をネットワーク側に送信する。
図13は本発明の実施例13の情報処理方法のフローチャートである。図13に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ1301:第1の基地局は、ユーザ装置により送信された無線リンク障害報告を受信する。
ステップ1302:受信された前記無線リンク障害報告における情報に基づいてユーザ装置のコンテキスト情報を検索する。
該ステップはステップ1102と類似するため、ここでその説明が省略される。
ステップ1303:コンテキスト情報に基づいて、ユーザ装置の接続失敗が共存機器の干渉又はMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるか否かを決定する。
本実施例では、第1の基地局は、該コンテキスト情報に、該ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報又はMBMSの連続受信に関する情報を送信したことを示す情報が存在するか否かを検索してもよい。上記情報が存在する場合、該第1の基地局は、関連する測定結果を参照し、該ユーザ装置の接続失敗が共存機器の干渉から生じたもの又はMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるか否かを判断し、具体的な判断方法は従来の何れかの方法を採用してもよいが、上記の方法は単なる一例である。
ステップ1304:決定結果がYESである場合、関連情報を無視し、或いは関連情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、或いは関連情報をネットワーク側に送信する。該関連情報は以下のものを含む。
接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであると決定された場合、該関連情報は、接続失敗が発生する前にユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又は接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであることを示す指示情報、及び/又はInDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報を含む。
接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであると決定された場合、該関連情報は、接続失敗が発生する前にユーザ装置がネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したことを示す指示情報、及び/又は接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであることを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む。
本実施例では、該InDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報は、共存機器の干渉の周波数リスト、及び/又は時分割多重の補助情報を含み、該MBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報は、ユーザの関心のあるMBMSを提供する周波数リスト、及び/又はMBMSとユニキャストサービスの優先度を示すインジケータを含む。
実施例11の場合と同じ、第1の基地局は接続失敗の原因を最終的に決定する基地局でなくてもよく、第1の基地局は、ステップ1304において、情報を無視し、或いはネットワーク側に共存機器の干渉に関する情報又はMBMSの連続受信に関する情報を送信してもよい。
上記実施例では、第1の基地局は接続失敗の原因を最終的に決定する基地局であってもよく、第1の基地局は、ステップ1304において、情報を無視し、或いは該情報をネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子としてもよい。具体的な実施は実施例4の通りであり、ここでその説明が省略される。
図14は本発明の実施例14の情報処理装置の構成を示す図である。図14に示すように、装置1400は、第3の受信部1401、第2の情報検索部1402、第4の決定部1403及び第5の情報処理部1404を含む。
第3の受信部1401は、ユーザ装置により送信された無線リンク障害報告を受信する。第2の情報検索部1402は、受信された前記無線リンク障害報告における情報に基づいてユーザ装置のコンテキスト情報を検索する。第4の決定部1403は、コンテキスト情報に基づいて、ユーザ装置の接続失敗が共存機器の干渉又はMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるか否かを決定する。第5の情報処理部1404は、決定結果がYESである場合、関連情報を無視し、或いは関連情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、或いは関連情報をネットワーク側に送信する。
接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであると決定された場合、該関連情報は、接続失敗が発生する前にユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又は接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであることを示す指示情報、及び/又はInDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報を含む。
接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであると決定された場合、該関連情報は、接続失敗が発生する前にユーザ装置がネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したことを示す指示情報、及び/又は接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであることを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む。
本実施例では、該InDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報は、共存機器の干渉の周波数リスト、及び/又は時分割多重の補助情報を含み、該MBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報は、ユーザの関心のあるMBMSを提供する周波数リスト、及び/又はMBMSとユニキャストサービスの優先度を示すインジケータを含む。
上記の実施例によれば、第1の基地局は接続失敗報告における情報に基づいてユーザ装置のコンテキスト情報を取得し、該コンテキスト情報に基づいて接続失敗の原因又は接続失敗の関連情報を決定し、関連情報を接続失敗の原因を最終的に決定する基地局に報告することで、該基地局で接続失敗の発生を修正又は回避できる。
<実施例15>
本発明の実施例はユーザ装置をさらに提供し、該ユーザ装置は実施例6に記載の装置、及び/又は実施例7に記載の装置、及び/又は実施例8に記載の装置を含み、その具体的な構成は上記実施例の通りであり、ここで援用する。
<実施例16>
本発明の実施例は基地局をさらに提供し、該基地局は実施例9に記載の装置を含み、その具体的な構成は上記実施例9の通りであり、ここで援用する。
<実施例17>
本発明の実施例は基地局をさらに提供し、該基地局は実施例10に記載の装置を含み、その具体的な構成は上記実施例10の通りであり、ここで援用する。
<実施例18>
本発明の実施例18は通信システムをさらに提供し、該通信システムは実施例15に記載のユーザ装置を含んでもよい。
本実施例では、該通信システムは、実施例16に記載の基地局をさらに含んでもよい。
また、該通信システムは、実施例17に記載の基地局をさらに含んでもよい。
<実施例19>
本発明の実施例19は基地局をさらに提供し、該基地局は実施例12又は14に記載の装置を含み、その具体的な構成は上記実施例12又は14の通りであり、ここで援用する。
<実施例20>
本発明の実施例は通信システムをさらに提供し、該通信システムは実施例19に記載の第1の基地局を含む。
また、本実施例では、該通信システムは、接続失敗の原因を最終的に決定する第2の基地局をさらに含んでもよく、該第2の基地局は、該第1の基地局の情報を受信し、該情報を無視し、或いは該情報を、接続失敗を修正又は回避するための因子とする。
また、本実施例では、該通信システムは、該第1の基地局に無線接続障害の報告を送信するユーザ装置をさらに含んでもよい。
<実施例21>
本発明の実施例21は、測定報告をトリガする方法をさらに提供し、該方法は、MBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質が第1の所定値よりも大きく、或いはMBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質とサービングセルの信号強度又は信号品質との差が第2の所定値よりも大きい場合、ユーザ装置が該MBMSを提供する隣接セルの測定報告をトリガするステップ、を含む。
本実施例では、該測定報告は、MBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質の情報を含む。
<実施例22>
本発明の実施例22は、測定報告をトリガする方法をさらに提供し、該方法は、ユーザ装置がMBMSを提供する隣接セルの属する周波数と異なる隣接セルの測定報告をトリガした場合、ユーザ装置が、MBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質を測定報告に含めてネットワーク側に報告するステップ、を含む。
実施例21又は22では、ユーザ装置は関連情報をソース基地局に報告する。これによって、該ソース基地局は、受信された情報に基づいて、MBMSの連続受信を確保することから生じた接続失敗を回避できる。
例えば、基地局は、MBMSを提供する隣接セルの測定結果を受信した後で、該セルの信号強度又は品質が比較的によい場合、ユーザをこのセルにハンドオーバするように選択し、MBMSサービスの連続受信を確保する。該セルの信号強度又は品質は常に比較的に悪い場合、基地局は、MBMSサービスの連続受信を確保するように、ユーザ装置を他のセルにハンドオーバさせてもよい。
<実施例23>
本発明の実施例23は、測定報告をトリガする方法をさらに提供し、該方法は、ユーザ装置がソースセルからターゲットセルへハンドオーバし、且つ該ユーザ装置のMBMSの中断が発生した場合、又はユーザ装置がソースセルからターゲットセルへハンドオーバし、該ユーザ装置のMBMSの中断が発生し、且つターゲット基地局により制御されたセルに中断したMBMSを提供するセルが存在することを該ユーザ装置が知っている場合、ユーザ装置がターゲット基地局に少なくとも1つのセルの測定結果を報告するステップ、を含む。
測定結果は、ユーザ装置がソースセルからターゲットセルへのハンドオーバの測定報告をトリガする時に、ユーザ装置により取得された他の隣接セルの測定結果を指す。
本実施例では、他の隣接セルは、MBMSを提供するセルを含む。
本実施例では、ユーザ装置は関連情報をターゲット基地局に報告する。これによって、該ターゲット基地局は、該情報をソース基地局に転送し、ソース基地局は該情報に基づいてMBMSの連続受信を確保することから生じた接続失敗を回避できる。
例えば、ターゲット基地局は、受信されたユーザ装置により報告された少なくとも1つのセルの測定結果をソース基地局に送信する。測定結果が、ユーザ装置がソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバした時に、MBMSサービスを提供する隣接セルの信号強度又は品質が比較的に良いことを示した場合、該基地局では該MBMSサービスを連続的に受信する必要なユーザ装置がソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバするとき、ソース基地局は、該ユーザ装置をMBMSサービスを提供する隣接セルにハンドオーバさせる。一方、測定結果が、ユーザ装置がソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバした時に、MBMSサービスを提供する隣接セルの信号強度又は品質が比較的に悪いことを示した場合、ソース基地局は、該ユーザ装置をMBMSサービスを提供する隣接セルにハンドオーバさせない。
上記の実施例によれば、該ユーザ装置は、一定の条件が満たされた場合、ネットワーク側に関連情報を送信し、該ネットワーク側は該関連情報を取得した後に、上記情報を、接続失敗の原因を最終的に決定する基地局(即ちソース基地局)に送信又は転送することで、関心のあるMBMSの連続受信を確保することから生じた接続失敗を回避できる。
<実施例24>
本発明の実施例24は測定報告をトリガする装置を提供し、該装置は第1のトリガ部を含む。該第1のトリガ部は、MBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質が第1の所定値よりも大きく、或いはMBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質とサービングセルの信号強度又は信号品質との差が第2の所定値よりも大きい場合、MBMSを提供する隣接セルの測定報告をトリガする。
本実施例では、該測定報告は、MBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質の情報を含む。
<実施例25>
本発明の実施例25は測定報告をトリガする装置を提供し、該装置は第2のトリガ部を含む。該第2のトリガ部は、ユーザ装置がMBMSを提供する隣接セルの属する周波数と異なる隣接セルの測定報告をトリガした場合、MBMSを提供する隣接セルの信号強度又は信号品質を前記測定報告に含めてネットワーク側に報告する。
<実施例26>
本発明の実施例26は測定報告をトリガする装置を提供し、該装置は第3のトリガ部を含む。該第3のトリガ部は、ユーザ装置がソースセルからターゲットセルへハンドオーバし、且つ該ユーザ装置のMBMSの中断が発生した場合、又はユーザ装置がソースセルからターゲットセルへハンドオーバし、該ユーザ装置のMBMSの中断が発生し、且つターゲット基地局により制御されたセルに中断した前記MBMSを提供するセルが存在することを該ユーザ装置が知っている場合、ターゲット基地局に少なくとも1つのセルの測定結果を報告する。
該測定結果は、ユーザ装置がソースセルからターゲットセルへのハンドオーバの測定報告をトリガする時に、ユーザ装置により取得された他の隣接セルの測定結果を指す。
本実施例では、該他の隣接セルは、MBMSを提供するセルを含む。
<実施例27>
本発明の実施例27はユーザ装置を提供し、該ユーザ装置は、実施例24〜26の少なくとも1つの装置を含んでもよく、その構成は上記の実施例の通りであり、ここで援用する。
<実施例28>
本発明の実施例28は通信システムを提供し、該通信システムは、実施例27に記載のユーザ装置を含んでもよく、その構成は上記の実施例の通りであり、ここで援用する。
本実施例では、該通信システムは基地局をさらに含んでもよく、該基地局はユーザ装置により送信された関連情報を受信し、該関連情報は実施例21〜23の通りであり、ここでその説明が省略される。
該基地局がソース基地局である場合、該基地局は、該関連情報に基づいて、MBMSの連続受信を確保することから生じた接続失敗を回避する。
該基地局が接続失敗の原因を最終的に決定する基地局ではない場合、該基地局は、該関連情報をネットワーク側に転送する。
上記の実施例によれば、ネットワークの基地局はユーザ装置により送信された関連情報を受信し、該ネットワーク側は、該関連情報を取得した後に、上記情報を接続失敗の原因を最終的に決定する基地局に転送することで、関心のあるMBMSの連続受信を確保することから生じた接続失敗を回避できる。
本発明の実施例は、情報処理装置又はユーザ装置においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、実施例1、実施例2、実施例3に記載の情報処理方法を該情報処理装置又はユーザ装置において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータに、実施例1、実施例2、実施例3に記載の情報処理方法を情報処理装置又はユーザ装置において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の実施例は、情報処理装置又は基地局においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、実施例4、5、11、13に記載の情報処理方法を該情報処理装置又は基地局において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータに、実施例4、5、11、13に記載の情報処理方法を情報処理装置又は基地局において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の実施例は、測定報告をトリガする装置又はユーザ装置においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、実施例21、22、23に記載の測定報告をトリガする方法を該測定報告をトリガする装置又はユーザ装置において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、 コンピュータに、実施例21、22、23に記載の測定報告をトリガする方法を測定報告をトリガする装置又はユーザ装置において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の以上の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアを結合して実現されてもよい。本発明はコンピュータが読み取り可能なプログラムに関し、該プログラムはロジック部により実行される時に、該ロジック部に上述した装置又は構成要件を実現させる、或いは該ロジック部に上述した各種の方法又はステップを実現させることができる。本発明は上記のプログラムを記憶するための記憶媒体、例えばハードディスク、ディスク、光ディスク、DVD、フラッシュメモリ等に関する。
以上、具体的な実施形態を参照しながら本発明を説明しているが、上記の説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の保護の範囲を限定するものではない。本発明の趣旨及び原理を離脱しない限り、本発明に対して各種の変形及び修正を行ってもよく、これらの変形及び修正も本発明の範囲に属する。

Claims (35)

  1. 情報処理方法であって、
    現在の接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるとユーザ装置により決定された場合、又は現在の接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したとユーザ装置により決定された場合、前記ユーザ装置が、前記現在の接続失敗が発生しなかった場合と同じ処理手順を実行するステップ、を含む、方法。
  2. 前記現在の接続失敗の関連情報を記録するステップ、をさらに含む、請求項に記載の方法。
  3. 前記現在の接続失敗の関連情報を記録するステップは、
    前記ユーザ装置により保存された接続失敗情報を置換するステップ、を含む、請求項に記載の方法。
  4. 前記現在の接続失敗の関連情報は、
    前記現在の接続失敗の情報、及び/又は共存干渉に関する情報、及び/又はMBMS関心に関する情報を含む、請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記共存干渉に関する情報は、前記現在の接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであることを示す指示情報、及び/又は接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はInDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報を含み、
    前記MBMS関心に関する情報は、前記現在の接続失敗がMBMSの連続受信から生じたものであることを示す指示情報、及び/又は前記現在の接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置がネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記InDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報は、共存機器の干渉の周波数リスト、及び/又は時分割多重の補助情報を含み、
    前記MBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報は、ユーザの関心のあるMBMSを提供する周波数リスト、及び/又はMBMSとユニキャストサービスの優先度を示すインジケータを含む、請求項に記載の方法。
  7. 前記ユーザ装置がネットワークに再接続した後に、前記ユーザ装置が記録された情報をネットワーク側に報告するステップ、をさらに含む、請求項乃至のいずれかに記載の方法。
  8. 情報処理装置であって、
    ユーザ装置の現在の接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるか否か、現在の接続失敗が発生する前にユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したか否か、又はネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したか否かを決定する第2の決定手段と、
    前記第2の決定手段の決定結果がYESである場合、前記現在の接続失敗が発生しなかった場合と同じ処理手順を実行する第2の処理手段と、を含む、装置。
  9. 前記第2の処理手段は、前記現在の接続失敗の関連情報を記録する、請求項に記載の装置。
  10. 前記第2の処理手段は、前記現在の接続失敗の関連情報を記録する場合、前記ユーザ装置により保存された接続失敗情報を置換する、請求項に記載の装置。
  11. 前記現在の接続失敗の関連情報は、
    前記現在の接続失敗の情報、及び/又は共存干渉に関する情報、及び/又はMBMS関心に関する情報を含む、請求項9又は10に記載の装置。
  12. 前記共存干渉に関する情報は、前記現在の接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであることを示す指示情報、及び/又は接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はInDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報を含み、
    前記MBMS関心に関する情報は、前記現在の接続失敗がMBMSの連続受信から生じたものであることを示す指示情報、及び/又は前記現在の接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置がネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む、請求項11に記載の装置。
  13. 前記InDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報は、共存機器の干渉の周波数リスト、及び/又は時分割多重の補助情報を含み、
    前記MBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報は、ユーザの関心のあるMBMSを提供する周波数リスト、及び/又はMBMSとユニキャストサービスの優先度を示すインジケータを含む、請求項12に記載の装置。
  14. 前記ユーザ装置がネットワークに再接続した後に、記録された情報をネットワーク側に報告する第2の報告手段、をさらに含む、請求項乃至13のいずれかに記載の装置。
  15. 請求項乃至14のいずれかに記載の装置を含むユーザ装置。
  16. 情報処理方法であって、
    ユーザ装置又はネットワーク側の他の基地局により送信された情報を受信するステップと、
    受信された前記情報をネットワーク側に送信し、或いは前記情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するを補助するための因子とするステップと、を含み、
    前記情報は、
    ユーザ装置で接続失敗が発生した場合に記録された情報であって、現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、前記ユーザ装置がサービングセルにおいて測定報告をトリガしたセル、及び/又は現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、前記ユーザ装置がサービングセルにおいて前記セルの測定報告を初めてトリガする時点、及び/又は前記セルの測定報告を初めてトリガする時点から前記現在の接続失敗が発生する時点までの時間間隔を含む情報、及び/又は
    BMSの連続受信を確保することから生じたものであるとユーザ装置により決定された場合、又は現在の接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したとユーザ装置により決定された場合に記録された情報であって、現在の接続失敗の関連情報を含む情報、のうち1つ又は複数の情報を含む、方法。
  17. 前記現在の接続失敗の関連情報は、
    前記現在の接続失敗の情報、及び/又は共存干渉に関する情報、及び/又はMBMS関心に関する情報を含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記共存干渉に関する情報は、前記現在の接続失敗が共存機器の干渉から生じたものであることを示す指示情報、及び/又は接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はInDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報を含み、
    前記MBMS関心に関する情報は、前記現在の接続失敗がMBMSの連続受信から生じたものであることを示す指示情報、及び/又は前記現在の接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置がネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記InDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報は、共存機器の干渉の周波数リスト、及び/又は時分割多重の補助情報を含み、
    前記MBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報は、ユーザの関心のあるMBMSを提供する周波数リスト、及び/又はMBMSとユニキャストサービスの優先度を示すインジケータを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 情報処理装置であって、
    ユーザ装置又はネットワーク側の他の基地局により送信された情報を受信する第1の受信手段と、
    受信された前記情報をネットワーク側に送信し、或いは現在の接続失敗の関連情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とする第3の処理手段と、を含み、
    前記情報は、
    ユーザ装置で接続失敗が発生した場合に記録された情報であって、現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、前記ユーザ装置がサービングセルにおいて測定報告をトリガしたセル、及び/又は現在の接続失敗が発生する前、及び/又は現在の接続失敗が発生する前の所定時間内に、前記ユーザ装置がサービングセルにおいて前記セルの測定報告を初めてトリガする時点、及び/又は前記セルの測定報告を初めてトリガする時点から前記現在の接続失敗が発生する時点までの時間間隔を含む情報、及び/又は
    BMSの連続受信を確保することから生じたものであるとユーザ装置により決定された場合、又は現在の接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したとユーザ装置により決定された場合に記録された情報であって、前記現在の接続失敗の関連情報を含む情報、のうち1つ又は複数の情報を含む、装置。
  21. 前記現在の接続失敗の関連情報は、
    前記現在の接続失敗の情報、及び/又は共存干渉に関する情報、及び/又はMBMS関心に関する情報を含む、請求項20に記載の装置。
  22. 請求項20又は21に記載の装置を含む基地局。
  23. 請求項15に記載のユーザ装置と、請求項22に記載の基地局と、を含む通信システム。
  24. 情報処理方法であって、
    第1の基地局がユーザ装置により送信された無線リンク障害報告を受信するステップと、
    受信された前記無線リンク障害報告における情報に基づいて前記ユーザ装置のコンテキスト情報を検索するステップと、
    前記コンテキスト情報に基づいて、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはMBMSの連続受信に関する情報を送信したか否かを決定するステップと、
    決定結果がYESである場合、前記情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、或いは共存機器の干渉に関する情報又はMBMSの連続受信に関する情報をネットワーク側に送信するステップと、を含み、
    前記共存機器の干渉に関する情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はInDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報を含み、
    前記MBMSの連続受信に関する情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置がネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む、方法。
  25. 情報処理方法であって、
    第1の基地局がユーザ装置により送信された無線リンク障害報告を受信するステップと、
    受信された前記無線リンク障害報告における情報に基づいて前記ユーザ装置のコンテキスト情報を検索するステップと、
    前記コンテキスト情報に基づいて、ユーザ装置の接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるか否かを決定するステップと、
    決定結果がYESである場合、関連情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、或いは関連情報をネットワーク側に送信するステップと、を含み、
    記関連情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置がネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したことを示す指示情報、及び/又は接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであることを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む、方法。
  26. 記MBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報は、ユーザの関心のあるMBMSを提供する周波数リスト、及び/又はMBMSとユニキャストサービスの優先度を示すインジケータを含む、請求項24又は25に記載の方法。
  27. 情報処理装置であって、
    ユーザ装置により送信された無線リンク障害報告を受信する第2の受信手段と、
    受信された前記無線リンク障害報告における情報に基づいて前記ユーザ装置のコンテキスト情報を検索する第1の情報検索手段と、
    前記コンテキスト情報に基づいて、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信し、或いはMBMSの連続受信に関する情報を送信したか否かを決定する第3の決定手段と、
    前記第3の決定手段の決定結果がYESである場合、関連情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、或いは共存機器の干渉に関する情報又はMBMSの連続受信に関する情報をネットワーク側に送信する第4の情報処理手段と、を含み、
    前記共存機器の干渉に関する情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置が共存機器の干渉に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はInDeviceCoexindicationメッセージに設定された情報を含み、
    前記MBMSの連続受信に関する情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置がMBMSの連続受信に関する情報を送信したことを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む、装置。
  28. 情報処理装置であって、
    ユーザ装置により送信された無線リンク障害報告を受信する第3の受信手段と、
    受信された前記無線リンク障害報告における情報に基づいて前記ユーザ装置のコンテキスト情報を検索する第2の情報検索手段と、
    前記コンテキスト情報に基づいて、ユーザ装置の接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであるか否かを決定する第4の決定手段と、
    決定結果がYESである場合、関連情報を、ネットワーク側で接続失敗を修正又は回避するのを補助するための因子とし、或いは関連情報をネットワーク側に送信する第5の情報処理手段と、を含み、
    記関連情報は、接続失敗が発生する前に前記ユーザ装置がネットワーク側でMBMSの連続受信を確保するのを補助するための情報を送信したことを示す指示情報、及び/又は接続失敗がMBMSの連続受信を確保することから生じたものであることを示す指示情報、及び/又はMBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報を含む、装置。
  29. 記MBMSInterestIndicationメッセージに設定された情報は、ユーザの関心のあるMBMSを提供する周波数リスト、及び/又はMBMSとユニキャストサービスの優先度を示すインジケータを含む、請求項27又は28に記載の装置。
  30. 請求項27乃至29の何れかに記載の情報処理装置を含む基地局。
  31. 無線リンク障害報告を送信するユーザ装置を含む通信システムであって、
    請求項30に記載の基地局をさらに含む、通信システム。
  32. 情報処理装置又はユーザ装置においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、請求項1乃至のいずれかに記載の情報処理方法を前記情報処理装置又はユーザ装置において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラム。
  33. コンピュータに、請求項1乃至のいずれかに記載の情報処理方法を情報処理装置又はユーザ装置において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体。
  34. 情報処理装置又は基地局においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、請求項16乃至1924乃至26のいずれかに記載の情報処理方法を前記情報処理装置又は基地局において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラム。
  35. コンピュータに、請求項16乃至1924乃至26のいずれかに記載の情報処理方法を情報処理装置又は基地局において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体。
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