JP6176853B2 - 画像表示処理装置、画像表示処理方法および画像表示処理プログラム - Google Patents

画像表示処理装置、画像表示処理方法および画像表示処理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、表示装置と位置入力装置を組み合わせて構成されるいわゆるタッチパネルを備えた装置、当該装置で用いられる方法及びプログラムに関する。
液晶パネルのような表示装置とタッチパッドのような位置入力装置を組み合わせて構成されるタッチパネルを用いたユーザーインターフェースに関する技術の分野においては、近年においても種々の発明がなされている。例えば、後に記す特許文献1には、地図画像を表示可能な表示部を含む電子ブックなどに関する発明が開示されている。特許文献1には、タッチパネルに接触させた2本の指を遠ざける操作(ピンチアウト操作)により地図画像の拡大指示及び拡大量を入力できることが説明されている。また、特許文献1には、タッチパネルに接触させた2本の指を近づける操作(ピンチイン操作)により地図画像の縮小指示及び縮小量を入力できることが説明されている。また、特許文献1には、タッチパネルに2本の指を接触させ、1本の指を軸に他の1本の指を回転させる回転操作により地図画像の回転指示及び回転量を入力できることが説明されている。
特開2013−061950号公報
上述した特許文献1にも記載されているように、ピンチアウト操作、ピンチイン操作、回転操作は、実行する処理と直感的に結びついた分かり易い操作であり、目的とする処理についての実行指示と操作量とが同時に入力可能である。このため、ユーザーは、操作マニュアルなどを通じて機器の操作を確認しなくても、ピンチアウト操作、ピンチイン操作、回転操作といった分かり易い操作によって、画像の拡大、縮小、回転といった処理を、ユーザーの意図に応じて簡単に行うことができる。
しかしながら、1回のピンチアウト動作によって拡大可能な範囲を超えて画像を拡大させたい場合には、指をタッチパネルから離して再度のピンチアウト動作を行わなければならない。画像の縮小や回転を行う場合も同様で、1回のピンチイン動作や1回の回転動作によっては、表示画像が目的とする状態にならなかった場合には、再度のピンチイン動作や回転動作を行う必要がある。
このように、従来から用いられているいわゆるピンチアウト動作、ピンチイン動作、回転動作の場合には、表示画像を目的とする状態にするまでに、同じ動作を複数回にわたって行わなければならない場合があり、却って表示画像の調整に手間取る場合がある。このため、より分かり易く、表示画像を目的とする状態に調整し易い新たな操作入力の提供が望まれるという課題がある。特に、片手で操作する場合の多い携帯端末などにおいては、当該課題の解決は重要である。
以上の点に鑑み、この発明は、表示画像を目的とする状態に調整し易い操作入力を行えるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、この出願の請求項1に記載の発明の画像表示処理装置は、
画像が表示される表示部と、
操作面上の1点以上の位置に接触させた指示体による当該1点以上の接触位置を検出する接触位置検出手段と、
前記接触位置検出手段検出された前記接触位置の変化に基づいて、前記操作面上で行われた操作を検知し、この検知した操作が前記表示部に表示されている表示対象を変えずに前記表示対象の表示態様を変える所定の処理モードに切り替えるための所定のジェスチャーか否かを判別する第1の判別手段と、
前記第1の判別手段で、前記所定のジェスチャーであると判別された場合に、判別された前記所定のジェスチャーに応じた前記処理モードに切り替えるモード切り替え手段と、
前記モード切り替え手段により切り替えられた前記処理モードにおいて、前記接触位置検出手段からの検出結果の提供を順次に受けて、前記操作面上に対して行われた第1の操作と第2の操作とを判別する第2の判別手段と、
前記第2の判別手段で前記第1の操作が判別された場合には、切り替えられた前記処理モードに応じて、前記表示部に表示されている画像の表示態様を第1の表示態様で変化させ、前記第2の判別手段で前記第2の操作が判別された場合には、切り替えられた前記処理モードに応じて、前記表示部に表示されている画像の表示態様を、前記第1の表示態様とは視覚的に逆の変化となる第2の表示態様で変化させる表示制御手段と
を備えることを特徴とする。
これにより、例えば、ユーザーの2本の指(2つの指示体)を表示部上の少なくとも2点に接触させて行われるピンチアウト操作、ピンチイン操作、回転操作といったいわゆるフィンガージェスチャーにより、処理モードを切り替えることができる。この後、例えば、タップ操作、ドラッグ操作といった簡単な操作で、処理モードに応じて表示画像の表示態様を、第1の表示態様と、この第1の表示態様とは視覚的に逆の変化となる第2の表示態様で変化させて調整できる。したがって、表示画像を目的とする状態に調整し易い操作入力が実現できる。
なお、ユーザーの指などの指示体を表示部上の少なくとも2点に接触させて行われるいわゆるフィンガージェスチャーには、ピンチイン操作、ピンチアウト操作、ローテート操作などがある。ピンチイン操作は、表示部上の異なる位置に指などの2つの指示体を接触させ、一方または両方の指示体を移動させることにより2つの指示体の接触位置間の距離を狭める操作である。また、ピンチアウト操作は、表示部上の異なる位置に指などの2つの指示体を接触させ、一方または両方の指示体を移動させることにより2つの指示体の接触位置間の距離を広げる操作である。ローテート操作は、表示部上の異なる位置に指等の2つの指示体を接触させ、2つの指示体の一方または両方を、円を描くように移動させる操作である。
この発明によれば、表示画像を目的とする状態に調整し易い操作入力が実現できる。
実施の形態の携帯端末1の構成例を説明するためのブロック図である。 ピンチイン操作が行われた場合の処理について説明するための図である。 ピンチアウト操作が行われた場合の処理について説明するための図である。 ローテート操作が行われた場合の処理について説明するための図である。 携帯端末1での操作入力の受付処理の代表的な例について説明するためのフローチャートである。 縮小モード処理を説明するためのフローチャートである。 表示画像が地図画像である場合の縮小モード時の表示例を説明するための図である。 拡大モード処理を説明するためのフローチャートである。 回転モード処理を説明するためのフローチャートである。 表示画像が地図画像である場合の回転モード時の表示例を説明するための図である。
以下、図を参照しながら、この発明の装置、方法、プログラムの一実施の形態について説明する。近年、液晶パネルのような表示装置とタッチパッドのような位置入力装置を組み合わせて構成されるタッチパネルを備えた種々の電子機器が広く利用されるようになってきている。例えば、スマートフォンとばれる高機能携帯電話端末やタブレットPC(PCはPersonal Computerの略称)は、タッチパネルが設けられた代表的な電子機器である。
また、種々のパーソナルコンピュータにも、タッチパネルが設けられたものが増えてきている。また、従来から、観光地などに設けられている案内情報の表示装置、銀行などのATM(automated teller machine)やCD(cash dispenser)、駅などの券売機なども、タッチパネルを備えたものが多い。
この発明は、上述したようなタッチパネルを備えた種々の電子機器に適用可能なものである。しかし、以下に説明する実施の形態においては、説明を簡単にするため、近年広く利用されるようになったスマートフォンと呼ばれる高機能携帯電話端末に、この発明を適用した場合を例にして説明する。
[高機能携帯電話端末の構成例]
図1は、この実施の形態の高機能携帯電話端末(以下、携帯端末という。)1の構成例を説明するためのブロック図である。図1において、無線通信部101及び送受信アンテナ101A、制御部102、記憶装置103、GPS部104及びGPSアンテナ104Aは、無線通信機能、情報処理機能、現在位置取得機能などの携帯端末1の基本的な機能を実現するための構成部分である。
表示部105Dとタッチパッド105Pとは、タッチパネル106を構成し、画像や映像の表示機能と操作入力の受付機能とを実現している。表示部105Dは、液晶パネルなどの薄型表示装置からなり、その画面サイズが4インチ以上の比較的に大きなものである。また、タッチパッド105Pは、位置入力装置であり、表示部105Dの表示エリアの全面に設けられ、指などの複数の指示体が同時に表示部105D上に接触した場合にも、その複数の接触位置のそれぞれを検出できるものである。
これにより、タッチパネル106を通じて、ピンチイン操作、ピンチアウト操作、ローテート操作などを受け付けることができると共に、表示部105Dに表示される情報と共に、いわゆるソフトウェアキーとしての機能をも実現できるようになっている。もちろん、タッチパネル106を通じて、タップ操作、ドラッグ操作、フリック操作などの1つの指示体による操作入力も受け付けることができる。
図1に示した携帯端末1において、ジェスチャー判別部110、モード切り替え部111、表示制御部112が、この発明を実現するための主要部である。ジェスチャー判別部110は、タッチパッド105Pを通じて所定のタイミング毎に検出される、ユーザーの指などの指示体による表示部105D上の接触位置を示す情報(座標情報)に基づいて、指示体を通じてどの様な操作が行われたのかを判別する。ジェスチャー判別部110は、この判別結果を、モード切り替え部111や表示制御部112に通知する。
例えば、表示部105D上の離れた2点にユーザーの指などの指示体が接触したとする。この場合、ジェスチャー判別部110は、タッチパッド105Pから順次に供給される2点の接触位置を示す情報から、2点の接触位置と、その2点の接触位置の間の距離を順次に特定する。これら接触位置やその変化の状況、その2点の接触位置の間の距離やその変化の状況に基づいて、ジェスチャー判別部110は、表示部105D上に対して行われた操作(フィンガージェスチャー)は何かを判別する。
例えば、表示部105D上の離れた2点に指などの指示体が接触し、当該2点の接触位置が徐々に移動して、当該2点間の距離が時間の経過と共に小さくなっているとする。この場合、ジェスチャー判別部110は、表示部105D上に対して行われた操作は、ピンチイン操作であると判別し、判別結果をモード切り替え部111に通知する。また、表示部105D上の離れた2点に指などの指示体が接触し、当該2点の接触位置が徐々に移動して、当該2点間の距離が時間の経過と共に大きくなっているとする。この場合、ジェスチャー判別部110は、表示部105D上に対して行われた操作は、ピンチアウト操作であると判別し、判別結果をモード切り替え部111に通知する。
また、表示部105D上の離れた2点に指などの指示体が接触し、当該2点の接触位置間の距離はあまり変化していないが、接触位置の一方または両方が、時間の経過と共に円を描くように移動しているとする。この場合には、ジェスチャー判別部110は、表示部105D上に対して行われた操作は、ローテート操作であると判別し、判別結果をモード切り替え部111に通知する。ここで、円を描くように移動とは、おおよそ以下のような動作となる。すなわち、一方の接触位置が他方の接触位置を中心にして、当該中心の周囲を移動する場合、あるいは、2点の接触位置を結ぶ直線の中点あるいはその付近を中心にして、2点の接触位置が当該中心の周囲を移動する場合が、円を描くように移動を意味する。
もちろん、ジェスチャー判別部110は、タップ操作、ドラッグ操作、フリック操作、長押し操作などの判別もでき、この判別結果を例えば表示制御部112に通知できる。なお、タップ操作は、表示部105D上の1点に指などの指示体をごく短く接触させる操作である。ドラッグ操作は、表示部105D上の1点に指などの指示体を接触させたまま移動させることにより、その接触位置を変える、いわゆる引きずり操作である。また、フリック操作は、表示部105D上の1点に接触させた指などの指示体を素早く少しだけスライドさせたり、一方向にさっとはらったり(弾いたり)する操作である。長押し操作は、1点に接触させた指などの指示体を、しばらくの間(例えば2、3秒)、その接触位置を移動させずに維持する操作である。
モード切り替え部111は、表示部105Dに画像が表示されている場合に、ジェスチャー判別部110の判別結果に応じて自機の表示処理モードを切り替える。すなわち、モード切り替え部111は、ジェスチャー判別部110でピンチイン操作が行われたと判別された場合には、自機の表示処理モードを縮小モードにするように表示制御部112を制御する。また、モード切り替え部111は、ジェスチャー判別部110でピンチアウト操作が行われたと判別されたときには、自機の表示処理モードを拡大モードにするように表示制御部112を制御する。また、モード切り替え部111は、ジェスチャー判別部110でローテート操作が行われたと判別されたときには、自機の表示処理モードを回転モードにするように表示制御部112を制御する。
さらに、モード切り替え部111は、上述した各処理モードに切り替えた後、ジェスチャー判別部110から所定のモード終了操作が行われたことの通知を受けたときには、各処理モードから通常の表示処理モードとなるように表示制御部112を制御する。ここで、通常の表示処理モードは、表示画像の縮小率、拡大率、向きなどは固定して、例えば、表示画像のスクロールはできるようにして、表示画像を利用可能にするモードである。
表示制御部112は、選択されている表示処理モードが何かを示す表示情報を表示部105Dに表示する処理を行う。また、表示制御部112は、選択されている表示処理モードと、表示部105D上に対するドラッグ操作やタップ操作などの所定の調整指示操作に応じて、表示画像を調整して表示し直す処理を行う。具体的には、表示処理モードが縮小モードのときに縮小処理を、表示処理モードが拡大モードのときに拡大処理を、表示処理モードが回転モードのときに回転処理を行う。また、表示制御部112は、ユーザーからの操作入力に応じて、表示画像のスクロール処理を行うなど、表示画像に関する種々の処理をも行う。
図2〜図4は、ジェスチャー判別部110とモード切り替え部111と表示制御部112とが行う主な処理について、具体的に説明するための図である。図2は表示部105D上に対してピンチイン操作が行われた場合を、図3は表示部105D上に対してピンチアウト操作が行われた場合を、図4は表示部105D上に対してローテート操作が行われた場合を説明するための図である。
なお、ジェスチャー判別部110とモード切り替え部111と表示制御部112とは、表示部105Dに表示画像が表示されている場合に機能するものである。このため、以下の説明においては、図2〜図4に示した表示部105Dには、例えば、地図、文字(テキスト情報)、静止画像や動画像など、何らかの画像が表示されているものとして説明する。
まず、図2を用いて表示部105D上に対してピンチイン操作が行われた場合について説明する。図2(A)に示すように、表示部105D上にユーザーの2本の指(例えば親指と人差し指)を接触させ、接触状態を維持したまま、大きな矢印が示すように、当該2本の指を近づけるピンチイン操作が行われたとする。この場合、ジェスチャー判別部110は、タッチパッド105Pから順次に提供される2本の指のそれぞれの接触位置を示す座標情報の変化に基づいて、表示部105D上でピンチイン操作が行われたと判別し、これをモード切り替え部111に通知する。
モード切り替え部111は、ジェスチャー判別部110からピンチイン操作が行われたことの通知を受けると、縮小モードへの切り替え制御信号を形成し、これを表示制御部112に供給する。表示制御部112は、まず、自機が縮小モードに切り替えられたことを示すモード表示H1を形成し、これを図2(B)に示すように表示部105Dの右上端部に表示する。この後、表示制御部112は、以降に受け付けるユーザーからの操作入力を、縮小モード時における操作入力として認識して表示制御処理を行う。このように、この実施の形態の携帯端末1においては、ピンチイン操作が、縮小モードへの切り替え操作となっている。
この後、図2(B)に示すように、ユーザーが携帯端末1を左手に持ち、親指を表示部105D上に接触させ、点線下矢印が示すように上側から下側へのドラッグ操作を行ったり、点線上矢印が示すように下側から上側へのドラッグ操作を行ったりしたとする。このように、上下いずれかの方向へのドラッグ操作が行われたことは、ジェスチャー判別部110において、タッチパッド105Pから順次に供給される指示体の接触位置を示す座標情報の変化に基づいて判別でき、その操作量(指示体の移動量)も把握できる。ジェスチャー判別部110は、ドラッグ操作が行われた方向(ドラッグ操作が行われたことと、その方向)、及び、その操作量を表示制御部112に通知する。
この実施の形態において、表示制御部112は、縮小モードへの切り替え直後の表示画像を縮小無しの状態であるとする。この場合に、上側から下側へのドラッグ操作が行われたとすると、表示制御部112は、ユーザーのドラッグ操作の操作量(指示体の移動量)に応じて表示画像の縮小率を徐々に上げていく。ここで、縮小率を徐々に上げるとは、例えば、縮小率を10%上げて、表示画像を元の画像の90%の大きさで表示する、縮小率を20%上げて、表示画像を元の画像の80%の大きさで表示するというように、縮小無しの元の画像(100%の画像)に対して、単位表示エリア当りの表示画像の大きさを徐々に小さくしていくことを意味する。
このようにして、表示画像の単位表示エリア当たりの大きさが徐々に小さくされた後、今度は、下側から上側に向ってドラッグ操作が行われたとする。この場合、表示制御部112は、ユーザーのドラッグ操作の操作量(移動量)に応じて表示画像の縮小率を徐々に元に戻して行く。これにより、表示制御部112は、縮小無しの状態から例えば縮小無しの画像の大きさの30%の大きさまでの範囲内において、ユーザーのドラッグ操作の操作量に応じて表示画像の単位表示エリア当りの大きさを徐々に変化させることができる。従って、表示画像の単位表示エリア当りの大きさを小さくしていくことにより、表示部105Dに表示される表示画像の表示範囲を広げることができる。
なお、ここで、縮小の下限を元の画像の大きさの30%の大きさとしたのは、それよりも縮小しても使用に耐えうる大きさの画像を表示できない場合があることを考慮したためである。もちろん、元の画像の大きさの1%の大きさまで縮小することも可能であるし、理論的にはそれよりも小さくすることも可能である。しかし、表示画像の縮小率は実用的な範囲で設定することになる。
縮小モードを利用し、表示画像を目的とする大きさに縮小した後においては、ユーザーは所定の終了操作を行うことにより、表示画像の縮小率を維持したまま、縮小モードを終了し、通常表示モードに戻ることができる。そして、通常表示モードに戻った後においては、表示制御部112は、「縮小」というモード表示を消去し、調整された縮小率の表示画像について、スクロール表示させるなどして利用することができる。
なお、縮小モードを終了させる所定の終了操作は、表示部105D上における左右方向(上下方向に直交する方向)へのドラッグ操作、ダブルタップ操作、表示部105Dに表示された「終了」ボタンの選択操作などである。当該操作が行われたことは、ジェスチャー判別部110が判別して、モード切り替え部111に通知する。所定の終了操作が行われたことの通知を受けたモード切り替え部111は、表示制御部112を制御して、自機の表示処理モードを縮小モードから通常表示モードに遷移させることになる。
次に、図3を用いて表示部105D上に対してピンチアウト操作が行われた場合について説明する。図3(A)に示すように、表示部105D上にユーザーの2本の指(例えば親指と人差し指)を接触させ、その接触状態を維持したまま、大きな矢印が示すように、当該2本の指を遠ざけるピンチアウト操作が行われたとする。この場合、ジェスチャー判別部110は、上述もしたように、タッチパッド105Pから順次に提供される2本の指のそれぞれの接触位置を示す座標情報の変化に基づいて、表示部105D上でピンチアウト操作が行われたと判別し、これをモード切り替え部111に通知する。
モード切り替え部111は、ジェスチャー判別部110からピンチアウト操作が行われたことの通知を受けると、拡大モードへの切り替え制御信号を形成し、これを表示制御部112に供給する。表示制御部112は、まず、自機が拡大モードに切り替えられたことを示すモード表示H1を形成し、これを図3(B)に示すように表示部105Dの右上端部に表示する。この後、表示制御部112は、以降に受け付けるユーザーからの操作入力を、拡大モード時における操作入力として認識して表示制御処理を行う。このように、この実施の形態の携帯端末1においては、ピンチアウト操作が、拡大モードへの切り替え操作となっている。
この後、図3(B)に示すように、ユーザーが携帯端末1を左手に持ち、親指を表示部105D上に接触させ、点線下矢印が示すように上側から下側へのドラッグ操作を行ったり、点線上矢印が示すように下側から上側へのドラッグ操作を行ったりしたとする。このように、上下いずれかの方向へのドラッグ操作が行われたことは、ジェスチャー判別部110において、タッチパッド105Pから順次に供給される指示体(指)の接触位置を示す座標情報の変化に基づいて判別でき、その操作量(指示体の移動量)も把握できる。ジェスチャー判別部110は、ドラッグ操作が行われた方向(ドラッグ操作が行われたことと、その方向)、及び、その操作量を表示制御部112に通知する。
この実施の形態において、表示制御部112は、拡大モードへの切り替え直後の表示画像を拡大無しの状態であるとする。この場合に、下側から上側に向ってドラッグ操作が行われたとすると、表示制御部112は、ユーザーのドラッグ操作の操作量(移動量)に応じて表示画像の拡大率を徐々に大きくしていく。ここで、拡大率を徐々に上げるとは、例えば、拡大率を10%上げて、表示画像を元の画像の110%の大きさで表示する、拡大率を20%上げて、表示画像を元の画像の120%の大きさで表示するというように、拡大無しの元の画像(100%の画像)に対して、単位表示エリア当りの表示画像の大きさを徐々に小さくしていくことを意味する。
このようにして、表示画像の単位表示エリア当たりの大きさが徐々に大きくされた後、今度は、上側から下側に向ってドラッグ操作が行われたとする。この場合、表示制御部112は、ユーザーのドラッグ操作の操作量(移動量)に応じて表示画像の拡大率を徐々に戻して行く。これにより、表示制御部112は、例えば、拡大無しの状態から例えば拡大率が200%(拡大無しの元の画像の2倍の大きさ)の範囲内において、ユーザーのドラッグ操作の操作量に応じて徐々に変化させることができる。従って、表示画像の単位表示エリア当りに表示される表示画像の大きさを大きくしていくことにより、表示部105Dに表示される表示画像の表示範囲を狭めることができる。
拡大モードを利用し、表示画像を目的とする大きさに拡大した後においては、ユーザーは縮小モードの場合と同様に、所定の終了操作を行うことにより、表示画像の拡大率を維持したまま、拡大モードを終了し、通常表示モードに戻ることができる。そして、通常表示モードに戻った場合には、表示制御部112は、「拡大」というモード表示を消去し、調整された拡大率の表示画像について、スクロール表示させるなどして利用することができる。
次に、図4を用いて表示部105D上に対してローテート操作が行われた場合について説明する。図4(A)に示すように、表示部105D上にユーザーの2本の指(例えば親指と人差し指)を接触させ、その接触状態を維持したまま、大きな矢印が示すように、表示部105D上において右または左に回転させるローテート操作が行われたとする。なお、当ローテート操作は、一方の指の接触位置を固定して他方の指を回転させる操作と、当該2本の指の接触位置を結ぶ直線の中点あるいはその近傍を中心にして、当該2本の指を回転させる操作のいずれの場合であってもよい。ジェスチャー判別部110は、上述もしたように、タッチパッド105Pから順次に提供される2本の指のそれぞれの接触位置を示す座標情報の変化に基づいて、表示部105D上でローテート操作が行われたと判別し、これをモード切り替え部111に通知する。
モード切り替え部111は、ジェスチャー判別部110からローテート操作が行われたことの通知を受けると、回転モードへの切り替え制御信号を形成し、これを表示制御部112に供給する。表示制御部112は、まず、自機が回転モードに切り替えられたことを示すモード表示H1を形成し、これを図4(B)に示すように表示部105Dの右上端部に表示する。この後、表示制御部112は、以降に受け付けるユーザーからの操作入力を、回転モード時における操作入力として認識して表示制御処理を行う。このように、この実施の形態の携帯端末1においては、ローテート操作が、回転モードへの切り替え操作となっている。
この後、図4(B)に示すように、ユーザーが携帯端末1を左手に持ち、親指を表示部105D上に接触させ、点線下矢印が示すように上側から下側へのドラッグ操作を行ったり、点線上矢印が示すように下側から上側へのドラッグ操作を行ったりしたとする。このように、上下いずれかの方向へのドラッグ操作が行われたことは、ジェスチャー判別部110において、タッチパッド105Pから順次に供給される指示体(指)の接触位置を示す座標情報の変化に基づいて判別でき、その操作量(指示体の移動量)も把握できる。ジェスチャー判別部110は、ドラッグ操作が行われた方向(ドラッグ操作が行われたことと、その方向)、及び、その操作量を表示制御部112に通知する。
この実施の形態において、回転モードに切り替えられた後においては、点線上矢印が示すような下側から上側へのドラッグ操作は、表示画像の右回転を指示し、当該ドラッグ操作の操作量は回転量(回転角度)を指示するものとなる。また、点線下矢印が示すような上側から下側へのドラッグ操作は、表示画像の左回転を指示し、当該ドラッグ操作の操作量は回転量(回転角度)を指示するものとなる。
このため、表示制御部112は、行われたドラッグ操作の方向と、その操作量に応じて、表示画像を回転させて表示する。この場合、表示画像の中心位置を基準にして、当該表示画像を回転させるが、例えば、地図が表示画像の場合には、地名、施設名等のいわゆる注記(注釈)表示は回転させずにそれらが読み難くなることがないようにしている。
これにより、表示制御部112は、下方向から上方向へのドラッグ操作により、右方向に表示画像を0度から360度の範囲で回転させることができる。また、表示制御部112は、上方向から下方向へのドラッグ操作により、左方向に表示画像を0度から360度の範囲で回転させることができる。もちろん、回転角度を制限することも可能である。例えば、下方向から上方向へのドラッグ操作により、右方向に表示画像を0度から180度の範囲で回転させたり、上方向から下方向へのドラッグ操作により、左方向に表示画像を0度から180度の範囲で回転させたりすることが可能となる。これにより、ユーザーは目的とする表示状態となるように表示画像を回転させることできる。
回転モードを利用し、表示画像を目的とする状態(向き)となるように回転させた後においては、上述した縮小モード時などの場合と同様に、ユーザーは所定の終了操作を行う。これにより、表示制御部112は、表示画像の状態(向き)を維持したまま、回転モードを終了し、通常表示モードに戻ることができる。そして、通常表示モードに戻った場合には、表示制御部112は、「回転」というモード表示を消去し、回転させた状態の表示画像について、スクロール表示させるなどして利用することができる。
なお、図2〜図4を用いて説明した各処理モードにおいては、表示部105D上での上下方向のドラッグ操作を、縮小率、拡大率、回転方向と回転量を指示するための操作として用いるようにした。しかし、これに限るものではない。例えば、縮小モードに切り替えた後においては、表示部105Dの下半分の領域へのタップ操作を、縮小率を上げていく指示入力とし、表示部105Dの上半分の領域へのタップ操作を、縮小率を戻していく指示入力とすることができる。
同様に、拡大モードに切り替えた後においては、表示部105Dの上半分の領域へのタップ操作を、拡大率を上げていく指示入力とし、表示部105Dの下半分の領域へのタップ操作を、拡大率を戻していく指示入力とすることができる。また、回転モードに切り替えた後においては、表示部105Dの上半分の領域へのタップ操作を右方向への回転と回転量の指示入力とし、表示部105Dの下半分の領域へのタップ操作を左方向への回転と回転量の指示入力とすることができる。
また、表示部105Dの上半分の領域への長押し操作を、縮小率や拡大率を上げる指示入力したり、右回転とその回転量の指示入力としたりできる。また、表示部105Dのした上半分の領域への長押し操作を、縮小率や拡大率を戻す指示入力したり、左回転とその回転量の指示入力としたりできる。すなわち、表示処理モードの切り替えのためのフィンガージェスチャー以外の種々の操作入力を、縮小率や拡大率の調整のための指示入力や回転方向の指示と回転量の調整のための指示入力とすることができる。
[表示処理モードの切り替えと調整処理のまとめ]
次に、この実施の形態の携帯端末1において行われる表示処理モードの切り替え処理と各モードへの切り替え後の表示に関する調整処理について、フローチャートを参照しながらまとめる。図5は、この実施の形態の携帯端末1において、表示部105Dに何らかの表示画像が表示されている場合において行われる操作入力の受付処理の代表的な例について説明するためのフローチャートである。
この実施の形態の携帯端末1においては、表示部105Dに何らかの画像が表示されている場合には、制御部102は、例えば、図5のフローチャートに示す操作入力の受付処理を実行する。そして、制御部102は、表示部105Dとタッチパッド105Pからなるタッチパネル106を通じて、ユーザーからの操作入力の受け付けを開始する(ステップS101)。タッチパネル106は、ユーザーの指などの指示体による接触位置を所定のタイミング毎に検知し、その接触位置を示す座標情報を順次にジェスチャー判別部110に供給する。
ジェスチャー判別部110は、制御部102の制御の下、ユーザーによってタッチパネル106に対してどのような操作が行われたのかを判別していく(ステップS102〜ステップS105)。まず、ジェスチャー判別部110は、指示体により表示部105D上の2点以上の位置が指示されているか否かを判別する(ステップS102)。ステップS102の判別処理において、2点以上の位置が指示されていると判別したときには、ジェスチャー判別部110は、ピンチイン操作が行われたか否かを判別する(ステップS103)。
ステップS103の判別処理において、ピンチイン操作は行われていないと判別したときには、ジェスチャー判別部110は、ピンチアウト操作が行われたか否かを判別する(ステップS104)。ステップS104の判別処理において、ピンチアウト操作は行われていないと判別したときには、ジェスチャー判別部110は、ローテート操作が行われたか否かを判別する(ステップS105)。ステップS105の判別処理において、ローテート操作は行われていないと判別したときには、有効な操作入力は受け付けていないので、ステップS102からの処理を繰り返す。
ステップS102の判別処理において、2点以上の位置が指示されていないと判別したときには、ジェスチャー判別部110は、どのような操作が行われたのかを表示制御部112に通知し、受け付けた操作に応じた処理を実行する(ステップS106)。この場合にタッチパネル106を通じて受け付けられた操作入力は、1つの指示体により行われたドラッグ操作やタップ操作などの操作である。このため、ステップS106では、例えば、表示画像のスクロール処理など、ユーザーからの操作入力に応じた処理が行われる。
また、ステップS103の判別処理において、ピンチイン操作が行われたと判別したとする。この場合、ジェスチャー判別部110は、ピンチイン操作が行われたことをモード切り替え部111に通知し、モード切り替え部111は表示制御部112を制御して縮小モード処理を実行する(ステップS107)。
また、ステップS104の判別処理において、ピンチアウト操作が行われたと判別したとする。この場合、ジェスチャー判別部110は、ピンチアウト操作が行われたことをモード切り替え部111に通知し、モード切り替え部111は表示制御部112を制御して拡大モード処理を実行する(ステップS108)。また、ステップS105の判別処理において、ローテート操作が行われていないと判別したとする。この場合、ジェスチャー判別部110は、ローテート操作が行われたことをモード切り替え部111に通知し、モード切り替え部111は表示制御部112を制御して回転モード処理を実行する(ステップS109)。
ステップS106の操作に応じた処理、ステップS107の縮小モード処理、108の各同モード処理、ステップS109の回転モード処理のそれぞれが終了した後においては、制御部102は、ステップS102からの処理を繰り返す。このようにして、携帯端末1においては、表示部105Dに表示画像が表示されている場合には、ピンチイン操作、ピンチアウト操作、ローテート操作によって、縮小モード、拡大モード、回転モードに切り替えて、それぞれのモードに応じた表示処理を行うことができる。
[縮小モード処理、拡大モード処理、回転モード処理の詳細]
次に、図5に示した操作入力の受付処理のステップS107〜ステップS108において行なわれる縮小モード処理、拡大モード処理、回転モード処理のそれぞれの詳細について説明する。なお、以下に説明する縮小モード処理、拡大モード処理、回転モード処理のそれぞれは、制御部102の制御の下、ジェスチャー判別部110、モード切り替え部111、表示制御部112が機能して実行される処理である。
[縮小モード処理]
図6は、図5に示した操作入力の受付処理のステップS107において実行される縮小モード処理を説明するためのフローチャートである。ピンチイン操作が行われたことの通知を受けたモード切り替え部111は、縮小モードへの切り替え信号を形成し、これを表示制御部112に供給することにより、表示制御部112を縮小モードに切り替える(ステップS201)。表示制御部112は、縮小モード表示H1(図2(B))を表示部105Dに表示する(ステップS202)。この後、ジェスチャー判別部110は、タッチパネル106を通じてユーザーからの操作入力を受け付ける(ステップS203)。
ジェスチャー判別部110は、タッチパネル106を通じて受け付けた操作入力は、縮小モードを終了させる終了操作か否かを判別する(ステップS204)。ステップS204の判別処理において、終了操作を受け付けたと判別したときには、ジェスチャー判別部110は、表示制御部112を通常表示モードに切り替え(ステップS205)、この図6に示す処理を終了し、図5に示したステップS107の処理に戻る。
また、ステップS204の判別処理において、終了操作は受け付けていないと判別したときには、ジェスチャー判別部110は、上下方向のドラッグ操作など縮小モード時の調整に関する操作か否かを判別する(ステップS206)。ステップS206の判別処理において、調整に関する操作ではないと判別した時には、縮小モードの調整に関する有効な操作はされていないので、ステップS203からの処理を繰り返す。
ステップS206の判別処理において、縮小モードの調整に関する操作がされたと判別したときには、当該操作に応じて縮小率を変更し、表示画像を表示し直す(ステップS207)。この後、ステップS203からの処理を繰り返す。これにより、縮小モードにされた後においては、上述もしたように、上下方向へのドラッグ操作を行うことにより、表示画像を目的とする縮小率で表示し直すことができる。
図7は、表示画像が地図画像である場合の縮小モード時の表示例を説明するための図である。図7(A)が、表示部105Dに縮小モードへの切り替え前に表示されていた初期表示の状態の地図画像であるとする。この場合に、ピンチイン操作が行われることにより、縮小モードに切り替えられた後においては、図7(A)において点線矢印で示す上下方向のドラッグ操作を行うことにより、縮小率の調整を行うことができる。
これにより、上側から下側へ向うドラッグ操作が行われた場合には、縮小率を上げ、図7(B)、図7(C)に示すように縮小率を変えた地図画像を表示できる。なお、図7に示した例の場合には、図7(A)→図7(B)→図7(C)の順に地図画像の縮小率は徐々に上げられ、地図画像の表示自体は小さくなるが表示される範囲は広くなるように調整できる。つまり、より広範囲な地図画像の表示が簡単にできる。
[拡大モード処理]
図8は、図5に示した操作入力の受付処理のステップS108において実行される拡大モード処理を説明するためのフローチャートである。ピンチアウト操作が行われたことの通知を受けたモード切り替え部111は、拡大モードへの切り替え信号を形成し、これを表示制御部112に供給することにより、表示制御部112を拡大モードに切り替える(ステップS301)。表示制御部112は、拡大モード表示H1(図3(B))を表示部105Dに表示する(ステップS302)。この後、ジェスチャー判別部110は、タッチパネル106を通じてユーザーからの操作入力を受け付ける(ステップS303)。
ジェスチャー判別部110は、タッチパネル106を通じて受け付けた操作入力は、拡大モードを終了させる終了操作か否かを判別する(ステップS304)。ステップS304の判別処理において、終了操作を受け付けたと判別したときには、ジェスチャー判別部110は、表示制御部112を通常表示モードに切り替え(ステップS305)、この図8に示す処理を終了し、図5に示したステップS108の処理に戻る。
また、ステップS304の判別処理において、終了操作は受け付けていないと判別したときには、ジェスチャー判別部110は、上下方向のドラッグ操作など拡大モード時の調整に関する操作か否かを判別する(ステップS306)。ステップS306の判別処理において、調整に関する操作ではないと判別した時には、拡大モードの調整に関する有効な操作はされていないので、ステップS303からの処理を繰り返す。
ステップS306の判別処理において、拡大モードの調整に関する操作がされたと判別したときには、当該操作に応じて拡大率を変更し、表示画像を表示し直す(ステップS307)。この後、ステップS303からの処理を繰り返す。これにより、拡大モードにされた後においては、上述もしたように、上下方向へのドラッグ操作を行うことにより、表示画像を目的とする拡大率で表示し直すことができる。
なお、拡大モードを用いて表示画像を調整した場合の表示例は特に示さないが、表示画像が地図画像の場合には、図7に示した縮小モード時の表示例とは逆に、下側から上側方向へのドラッグ操作により、地図画像の拡大率を大きくすることができる。この場合には、拡大率が大きくなることにより、地図画像の表示自体は大きくなるが表示される範囲は狭くなるように調整できる。つまり、目的とするエリアに注目した地図画像の表示が簡単にできる。
[回転モード処理]
図9は、図5に示した操作入力の受付処理のステップS109において実行される回転モード処理を説明するためのフローチャートである。ローテート操作が行われたことの通知を受けたモード切り替え部111は、回転モードへの切り替え信号を形成し、これを表示制御部112に供給することにより、表示制御部112を回転モードに切り替える(ステップS401)。表示制御部112は、回転モード表示H1(図4(B))を表示部105Dに表示する(ステップS402)。この後、ジェスチャー判別部110は、タッチパネル106を通じてユーザーからの操作入力を受け付ける(ステップS403)。
ジェスチャー判別部110は、タッチパネル106を通じて受け付けた操作入力は、拡大モードを終了させる終了操作か否かを判別する(ステップS404)。ステップS404の判別処理において、終了操作を受け付けたと判別したときには、ジェスチャー判別部110は、表示制御部112を通常表示モードに切り替え(ステップS405)、この図9に示す処理を終了し、図5に示したステップS109の処理に戻る。
また、ステップS404の判別処理において、終了操作は受け付けていないと判別したときには、ジェスチャー判別部110は、上下方向のドラッグ操作など回転モード時の調整に関する操作か否かを判別する(ステップS406)。ステップS406の判別処理において、調整に関する操作ではないと判別した時には、回転モードの調整に関する有効な操作はされていないので、ステップS403からの処理を繰り返す。
ステップS406の判別処理において、回転モードの調整に関する操作がされたと判別したときには、当該操作に応じた方向へ、操作に応じた回転量だけ表示画像を回転させるようにし、表示画像を表示し直す(ステップS407)。この後、ステップS403からの処理を繰り返す。これにより、回転モードにされた後においては、上述もしたように、上下方向へのドラッグ操作を行うことにより、表示画像を目的とする方向に目的とする量だけ回転させて表示し直すことができる。
図10は、表示画像が地図画像である場合の回転モード時の表示例を説明するための図である。図10(B)が、表示部105Dに回転モードへの切り替え前に表示されていたいわゆる初期表示の状態の地図画像であるとする。この場合に、ローテート操作が行われることにより、回転モードに切り替えられた後においては、図10(B)において点線矢印で示す上下方向のドラッグ操作を行うことにより、回転方向と回転量の調整を行うことができる。
これにより、上側から下側へ向うドラッグ操作が行われた場合には、例えば、図10(A)に示すように、図10(B)に示した状態から左方向に操作された量だけ地図画像を回転させて表示することができる。また、下側から上側へ向うドラッグ操作が行われた場合には、例えば、図10(C)に示すように、図10(B)に示した状態から右方向に操作された量だけ地図画像を回転させて表示することができる。特に、地図画像の場合には、ユーザーが向いている方向などに応じて、携帯端末1自体の向きを変えるために携帯端末1を持ち替えるといったことをすることなく、ユーザーの向きに応じて、見易い状態に地図画像の向きを調整できる。
[実施の形態の効果]
上述した実施の形態の携帯端末1においては、ピンチイン操作、ピンチアウト操作、ローテート操作といった分かり易い操作によって、ユーザーが目的とする表示処理モード(縮小モード、拡大モード、回転モード)に切り替えることができる。そして、各モードに切り替えた後においては、例えば、上下方向へのドラッグ操作といった簡単な操作で、縮小率や拡大率の調整や回転方向や回転量の調整を行える。
従って、図2〜図4に示したように、携帯端末1を例えば左手に持っている場合に、右手で表示部105D上に対してピンチイン操作、ピンチアウト操作、ローテート操作を行うことにより、ユーザーが目的とする表示処理モードに切り替えることができる。目的とする表示処理モードに切り替えた後には、左手だけで調整操作が行える。
従来の種々の端末装置においては、ピンチイン操作、ピンチアウト操作、ローテート操作は、縮小指示と縮小量、拡大指示と拡大量、回転指示と回転量というように、実行指示と操作量を指示するものとなっていた。このため、縮小量、拡大量、回転量がユーザーの意図する量になっていない場合には、ピンチイン操作、ピンチアウト操作、ローテート操作を繰り返し行う必要があり、左手に端末装置を持ち、右手でジェスチャー操作を行うというように、終始、両手を使う必要があった。
しかし、この実施の形態の携帯端末1の場合には、図2〜図4に示したように、ジェスチャー操作により目的とするモードに切り替えた後においては、片手(図2〜図4では左手)だけで調整操作が可能となり、もう一方の手(図2〜図4では右手)は自由となり、メモを取りながら表示画像の調整を行うといったことが簡単に行える。また、調整操作も例えばドラッグ操作により行えるので、従来のように、何回もピンチイン操作、ピンチアウト操作、ローテート操作といったジェスチャー操作を繰り返すこともない。従って、表示画像を目的とする状態にするのも簡単かつ適切に行える。
[変形例など]
上述した実施の形態では、ピンチイン操作を縮小モードの切り替え操作とし、ピンチアウト操作を拡大モードの切り替え操作としたが、これに限るものではない。例えば、ピンチ操作もピンチアウト操作も、表示画像の拡大/縮小モードの切り替え操作として用いるようにする。そして、下側から上側へ向うドラッグ操作により拡大率を変更し、上側から下側へ向うドラッグ操作により縮小率を変更するように構成することもできる。
また、上述した実施の形態では、いずれの方向のローテート操作であっても、回転モードへの切り替え操作としたが、これに限るものではない。右回りのローテート操作を右回りの回転モードへの切り替え操作とし、左回りのローテート操作を左回りの回転モードへの切り替え操作としてもよい。そして、右回りの回転モードや左回りの回転モードに切り替えた後においては、下側から上側に向うドラッグ操作を、回転量を増加させる操作とし、上側から下側に向う操作を、増加させた回転量を減少させる操作とする。これにより、回転方向を明確に区別して、ユーザーが目的とする方向へ、目的とする量だけ回転させすることができると共に、回転量の調整も適切に行うことができる。
なお、上述もしたように、各表示処理モードに切り替えた後における調整のための指示操作は、ドラッグ操作、1回以上のタップ操作、長押し操作、1回以上のフリック操作などの種々の操作を用いることができる。また、上述もしたように、各表示処理モードを終了させる操作は、左右方向へのドラッグ操作、ダブルタップ操作、「終了」ボタンの選択操作、斜め方向へのドラッグ操作など、表示処理モードの切り替え操作とは異なる種々の操作を所定の終了操作とすることができる。
また、上述もしたように、この発明は、高機能携帯電話端末の他にも、タブレットPC、パーソナルコンピュータ、車載用ナビゲーション装置、銀行のATMやCD、切符などの販売を行う券売機など、タッチパネルを備えた種々の電子機器に適用可能である。特に、片手で操作する必要が生じる、高機能携帯電話端末、タブレットPC、車載用ナビゲーション装置などに適用して好適である。
[その他]
上述した実施の形態の説明からも分かるように、画像表示処理装置の接触位置検出手段としての機能は、携帯端末1のタッチパネル106のタッチパッド105Pが実現し、判別手段の機能は、ジェスチャー判別部110が実現している。また、画像表示処理装置のモード切り替え手段の機能は、携帯端末1のモード切り替え部111が実現し、モード表示処理手段と表示制御手段の機能は、表示制御部112が実現している。
また、図5、図6、図8、図9のフローチャートに示した処理が、この発明の画像表示処理方法の一実施の形態が適用されたものである。また、図5、図6、図8、図9のフローチャートに示した処理を行なうプログラムが、この発明の画像表示処理プログラムの一実施の形態が適用されたものである。
そして、図1に示したジェスチャー判別部110、モード切り替え部111、表示制御部112の機能は、制御部102で実行されるプログラムにより、制御部102の機能として実現することもできる。
1…携帯端末、101…無線通信部、101A…送受信アンテナ、102…制御部、103…記憶装置、104…GPS部、104A…GPSアンテナ、105D…表示部、105P…タッチパッド、106…タッチパネル、110…ジェスチャー判別部、111…モード切り替え部、112…表示制御部

Claims (7)

  1. 画像が表示される表示部と、
    操作面上の1点以上の位置に接触させた指示体による当該1点以上の接触位置を検出する接触位置検出手段と、
    前記接触位置検出手段検出された前記接触位置の変化に基づいて、前記操作面上で行われた操作を検知し、この検知した操作が前記表示部に表示されている表示対象を変えずに前記表示対象の表示態様を変える所定の処理モードに切り替えるための所定のジェスチャーか否かを判別する第1の判別手段と、
    前記第1の判別手段で、前記所定のジェスチャーであると判別された場合に、判別された前記所定のジェスチャーに応じた前記処理モードに切り替えるモード切り替え手段と、
    前記モード切り替え手段により切り替えられた前記処理モードにおいて、前記接触位置検出手段からの検出結果の提供を順次に受けて、前記操作面上に対して行われた第1の操作と第2の操作とを判別する第2の判別手段と、
    前記第2の判別手段で前記第1の操作が判別された場合には、切り替えられた前記処理モードに応じて、前記表示部に表示されている画像の表示態様を第1の表示態様で変化させ、前記第2の判別手段で前記第2の操作が判別された場合には、切り替えられた前記処理モードに応じて、前記表示部に表示されている画像の表示態様を、前記第1の表示態様とは視覚的に逆の変化となる第2の表示態様で変化させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする画像表示処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示処理装置であって、
    前記所定のジェスチャーが、前記操作面上の少なくとも2点に接触させたそれぞれの指示体の接触位置間の距離を短くする操作である場合に、
    前記表示制御手段は、前記第2の判別手段で前記第1の操作が判別された場合には前記表示部に表示された表示対象の縮小率を増加させ、前記第2の判別手段で前記第2の操作が判別された場合には前記表示部に表示された表示対象の縮小率を減少させる
    ことを特徴とする画像表示処理装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の画像表示処理装置であって、
    前記所定のジェスチャーが、前記操作面上の少なくとも2点に接触させたそれぞれの指示体の接触位置間の距離を長くする操作である場合に、
    前記表示制御手段は、前記第2の判別手段で前記第1の操作が判別された場合には前記表示部に表示された表示対象の拡大率を増加させ、前記第2の判別手段で前記第2の操作が判別された場合には前記表示部に表示された表示対象の拡大率を減少させる
    ことを特徴とする画像表示処理装置。
  4. 請求項1、請求項2または請求項3のいずれかに記載の画像表示処理装置であって、
    前記所定のジェスチャーが、前記操作面上の少なくとも2点に接触させたそれぞれの指示体の前記操作面上への接触を維持したまま、円を描くように移動させる操作である場合に、
    前記表示制御手段は、前記第2の判別手段で前記第1の操作が判別された場合には前記表示部に表示された表示対象を右回転させ、前記第2の判別手段で前記第2の操作が判別された場合には前記表示部に表示された表示対象を左回転させる
    ことを特徴とする画像表示処理装置。
  5. 請求項1、請求項2、請求項3または請求項4のいずれかに記載の画像表示処理装置であって、
    前記表示部に表示される画像は、地図画像であることを特徴とする画像表示処理装置。
  6. 表示部を備えた表示処理装置において用いられる画像表示処理方法であって、
    接触位置検出手段を通じて、操作面上の1点以上の位置に接触させた指示体による当該1点以上の接触位置を検出する接触位置検出工程と、
    前記接触位置検出工程検出された前記接触位置の変化に基づいて、第1の判別手段が、前記操作面上で行われた操作を検知し、この検知した操作が前記表示部に表示されている表示対象を変えずに前記表示対象の表示態様を変える所定の処理モードに切り替えるための所定のジェスチャーか否かを判別する第1の判別工程と、
    前記第1の判別工程で、前記所定のジェスチャーであると判別された場合に、モード切り替え手段が、判別された前記所定のジェスチャーに応じた前記処理モードに切り替えるモード切り替え工程と、
    前記モード切り替え工程で切り替えられた前記処理モードにおいて、第2の判別手段が、前記接触位置検出手段からの検出結果の提供を順次に受けて、前記操作面上に対して行われた第1の操作と第2の操作とを判別する第2の判別工程と、
    表示制御手段が、前記第2の判別工程で前記第1の操作が判別された場合には、切り替えられた前記処理モードに応じて、前記表示部に表示されている画像の表示態様を第1の表示態様で変化させ、前記第2の判別工程で前記第2の操作が判別された場合には、切り替えられた前記処理モードに応じて、前記表示部に表示されている画像の表示態様を、前記第1の表示態様とは視覚的に逆の変化となる第2の表示態様で変化させる表示制御工程と
    を有することを特徴とする画像表示処理方法。
  7. 表示部を備えた表示処理装置に搭載されたコンピュータが、
    接触位置検出手段を通じて、操作面上の1点以上の位置に接触させた指示体による当該1点以上の接触位置を検出する接触位置検出ステップと、
    前記接触位置検出ステップ検出された前記接触位置の変化に基づいて、第1の判別手段が、前記操作面上で行われた操作を検知し、この検知した操作が前記表示部に表示されている表示対象を変えずに前記表示対象の表示態様を変える所定の処理モードに切り替えるための所定のジェスチャーか否かを判別する第1の判別ステップと、
    前記第1の判別ステップで、前記所定のジェスチャーであると判別された場合に、モード切り替え手段が、判別された前記所定のジェスチャーに応じた前記処理モードに切り替えるモード切り替えステップと、
    前記モード切り替えステップで切り替えられた前記処理モードにおいて、第2の判別手段が、前記接触位置検出手段からの検出結果の提供を順次に受けて、前記操作面上に対して行われた第1の操作と第2の操作とを判別する第2の判別ステップと、
    表示制御手段が、前記第2の判別ステップで前記第1の操作が判別された場合には、切り替えられた前記処理モードに応じて、前記表示部に表示されている画像の表示態様を第1の表示態様で変化させ、前記第2の判別ステップで前記第2の操作が判別された場合には、切り替えられた前記処理モードに応じて、前記表示部に表示されている画像の表示態様を、前記第1の表示態様とは視覚的に逆の変化となる第2の表示態様で変化させる表示制御ステップと
    を実行することを特徴とするコンピュータが読み取り可能な画像表示処理プログラム。
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