JP6176447B2 - ソケットおよび照明器具 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、直管形ランプを接続するソケット、およびこのソケットを用いた照明器具に関する。
従来、直管形ランプを接続するソケットには、直管形ランプの口金から突出する一対のランプピンをソケットに挿入して回転させることで、直管形ランプを装着する回転装着式のソケットがある。
この回転装着式のソケットでは、ソケット本体内に回転子および一対の端子を配置している。回転子は、ソケットに挿入された一対のランプピンとともに回転するもので、一対のランプピンを挿入可能とする挿入位置と一対のランプピンを装着する装着位置との間で回転可能としている。そして、直管形ランプの一対のランプピンをソケットに挿入し、一対のランプピンを回転子とともに挿入位置から装着位置に回転させることで、一対のランプピンを一対の端子に接続するとともに一対のランプピンをソケットに保持する。
また、直管形ランプを回転操作する際、回転子の挿入位置および装着位置が感覚的にわかりやすくするために、回転子の挿入位置および装着位置で回転子の回転に節度感(クリック感)を与えるように節度付与手段を備えたソケットもある。
特開2012−14831号公報
しかしながら、ソケットに挿入した直管形ランプの一対のランプピンを回転子とともに挿入位置から装着位置に回転させる際、節度付与手段によって節度感が得られる装着位置まで完全に回転させずに途中位置までしか回転させなかったとしても、一対のランプピンが一対の端子に接続してしまって直管形ランプが点灯する場合、直管形ランプが装着されたものと誤認してしまう虞がある。この場合、直管形ランプの重さのバランスや振動等の影響で、一対のランプピンが回転子とともに挿入位置に戻ってしまう虞がある。
本発明が解決しようとする課題は、直管形ランプが挿入位置に戻るのを防止できるソケットおよび照明器具を提供することである。
実施形態のソケットは、直管形ランプの口金から突設された一対のランプピンを挿入および回転させることで、直管形ランプを装着するソケットである。ソケットは、ソケット本体、回転子、一対の端子および誘導手段を備える。ソケット本体は、先端面に一対のランプピンが挿入される挿入口が設けられているとともに、前面に挿入口に連通されていて挿入口から挿入された一対のランプピンが回転可能とする開口部を有する。回転子は、筒状部、筒状部の径方向の2箇所に設けられた一対の溝部、および筒状部の周面で溝部に直交する径方向の2箇所に設けられた一対の誘導用窪み部を有する。回転子は、ソケット本体の開口部に、ソケット本体の挿入口に溝部が対向されて溝部に一対のランプピンを挿入可能とする挿入位置と、ソケット本体の挿入口に誘導用窪み部が対向されて一対のランプピンを装着する装着位置との間で回転可能に配置され、一対のランプピンとともに回転する。一対の端子は、ソケット本体内に配設され、回転子とともに装着位置に回転される一対のランプピンがそれぞれ接続される。誘導手段は、ソケット本体内で挿入口に対向配置され、かつ、挿入位置に位置する回転子の溝部に侵入するとともに挿入位置から前記装着位置へ向けて回転する回転子の誘導用窪み部に嵌り込む方向に付勢された誘導用突部を有する。誘導用突部が誘導用窪み部に嵌り込んで回転子を装着位置へ向けて回転させる。
本発明によれば、挿入位置から装着位置へ向けて回転する回転子を、誘導手段によって装着位置へ向けて回転させるため、直管形ランプを装着位置に誘導して挿入位置に戻るのを防止することが期待できる。
一実施形態を示すソケットの回転子が挿入位置に位置する状態の正面図である。 同上ソケットの回転子が装着位置に回転する状態の正面図である。 同上ソケットの回転子が装着位置に回転した状態の正面図である。 同上ソケットの分解状態の斜視図である。 同上ソケットおよび直管形ランプの斜視図である。 同上直管形ランプの斜視図である。 同上ソケットを用いた照明器具の斜視図である。
以下、一実施形態を、図1ないし図7を参照して説明する。
図7に照明器具11の斜視図を示す。照明器具11は、例えば2灯用の埋込形照明器具である。
照明器具11は、長尺な器具本体12、この器具本体12内に配置される直管形ランプ13、器具本体12の両端に対向配置されて直管形ランプ13の両端が装着されるソケット14,15、および器具本体12に配設された電源回路16などを備えている。電源回路16は、交流電力を入力して所定の直流電力に変換し、変換した直流電力を給電側のソケット14から直管形ランプ13に供給する。
図6に示すように、直管形ランプ13は、円筒状の透光性カバー20、この透光性カバー20内に収容された発光モジュール21、および透光性カバー20の両端部にそれぞれ配設された口金23,24を備えている。
発光モジュール21は、透光性カバー20内に配設される例えばアルミニウム等の材料でランプ長手方向に沿って形成されたベース(図示せず)の一面に装着され、透光性カバー20内に収容されている。そして、発光モジュール21は、例えばLED素子やEL素子などの複数の半導体発光素子26、および複数の半導体発光素子26が実装された基板27を備えている。半導体発光素子26がLED素子の場合には、表面実装形のSMD(Surface Mount Device)パッケージを基板27に実装したり、複数のLED素子を基板27に実装するCOB(Chip On Board)モジュールが用いられる。なお、ベースは、透光性カバー20内に、発光モジュール21からの光照射方向に対して反対側にオフセットして配設されている。
直管形ランプ13の一端側の口金23は、例えば、日本電球工業会規格JEL801「L形ピン口金GX16t-5付直管形LEDランプシステム」に準拠しており、G13形口金との互換性がない。図5に示すように、口金23の端面には、直管形ランプ13の管軸を通り径方向に沿って突出する突条部29が形成され、この突条部29から管軸を中心として一対のランプピン30が突出されている。一対のランプピン30は、断面四角形状の金属板にて形成されており、直管形ランプ13の長手方向に沿って突出する脚部30a、およびこれら脚部30aの先端から他方の脚部30aに対して互いに離れるように外側方向に向けて突出する突出部30bを有するL形に折曲形成されている。
直管形ランプ13の一端側の口金23はこのような一対のランプピン30を備えた給電側であり、他端の口金24は非給電側となっている。他端の口金24には、ソケット15への取付用であるとともにアース接続にも利用可能な1本のランプピン31が突設されている。ランプピン31の先端には直管形ランプ13の長手方向に対して直交する方向に横長の楕円部31aが形成されている。
なお、直管形ランプ13は、一対のランプピン30が並ぶ方向とランプピン31の楕円部31aの横長方向とが一致されているとともに、これらの方向に平行な面と発光モジュール21の半導体発光素子26が実装された基板27の実装面とが平行になるように設けられている。
また、図1ないし図3には、直管形ランプ13の一端側の口金23を接続する給電側のソケット14を示す。このソケット14は、ソケット14の外側面から直管形ランプ13の一対のランプピン30を挿入した後、その挿入位置から装着位置に直管形ランプ13の管軸を中心として90°回転させることにより装着する回転装着方式が用いられている。
ソケット14は、ソケット本体41、このソケット本体41内に配置される回転子42および一対の端子43を備えている。なお、以下、ソケット14に関して、器具本体12に取り付ける側を基端、およびその反対側を先端と呼び、直管形ランプ13の端面に対向する面を前面、その反対側を背面、および前面と背面との間を側面と呼ぶ。
ソケット本体41は、絶縁性を有する合成樹脂製であり、背面が開口されたケース46、およびこのケース46の背面に取り付けられるカバー47を備えている。
ケース46の基端には器具本体12に取り付けられる取付部48が設けられている。ケース46の先端面には直管形ランプ13の一対のランプピン30が挿入可能な挿入口49が形成され、ケース46の前面には挿入口49に連通する円形の開口部50が形成されている。開口部50は、挿入口49から所定の挿入位置(回転位置)に挿入された一対のランプピン30の脚部30aが回転可能としている。
ケース46内で、先端の挿入口49とは反対側であってその挿入口49に対向する開口部50の縁部には、壁部51が前面側から背面側に向けて突出形成されている。
ケース46内には、一対の端子43を保持する一対の端子保持部が形成されている。ケース46の基端側には、一対の端子43に接続される電線を挿入する一対の電線挿入孔が形成されている。
カバー47の前面には、ケース46の背面を閉塞した状態でケース46に係止される複数の係止部52が形成され、ケース46との間で各端子43を位置決め保持する複数の保持突部53が突設されている。さらに、カバー47の前面には、ケース46の開口部50と同心円位置に、回転子42を回転可能に支持する一対の支持部54が突設されているとともに、これら支持部54の周囲に沿ってガイド壁55が突出形成されている。一対の支持部54間にはランプピン30を通過可能とする溝部54aが形成され、支持部54の先端には回転可能に支持した回転子42を抜け止め係止する爪部54bが形成されている。また、ガイド壁55は、回転子42に所定の回転位置(挿入位置および装着位置)に対応して複数の切欠部55aが90°毎に形成されている。そして、これらガイド壁55および切欠部55aは、回転子42に所定の回転位置(挿入位置および装着位置)で節度感(クリック感)を付与する節度付与手段56を構成している。
カバー47の前面には、挿入口49とは反対側となる位置で、支持部54に対向して平板状の支持片57が突設されている。この支持片57の前端側近傍には、支持部54の溝部54aに対向して誘導用突部58が突設されている。支持片57は、誘導用突部58が支持部54に支持された回転子42に対して接離する方向に弾性変形可能としている。支持片57は、一対の端子43を保持する保持突部53と兼用されている。また、誘導用突部58は、円柱状で、先端が球面等の曲面形状に形成されている。誘導用突部58の位置は、挿入位置の回転子42に一対のランプピン30が挿入された状態で一方のランプピン30の突出部30bの前側に位置する。そして、これら支持片57および誘導用突部58は、回転子42を装着位置へ向けて回転させるための誘導手段59を構成している。
また、回転子42は、絶縁性を有する合成樹脂製で、カバー47の支持部54の周囲に回転可能に嵌合される円筒状の筒状部62、およびケース46の開口部50内に回転可能に配置される前面部63を有している。回転子42がソケット本体41内に組み込まれた状態では、筒状部62が一対の端子43間に配置され、筒状部62の外周面が一対の端子43に対向される。
筒状部62の前部側から前面部63に亘って、ランプピン30の通過を許容する溝部64が径方向に沿って形成されている。なお、回転子42の溝部64が挿入口49に連通する位置が挿入位置、この挿入位置に対して90°回転した位置が装着位置である。
筒状部62の後部は支持部54とガイド壁55との間に配置され、この回転子42の後部外周面で溝部64の溝方向と平行な2箇所に、節度付与手段56を構成する一対の節度用突部65が突出形成されている。そして、節度付与手段56は、節度用突部65がガイド壁55の切欠部55aに嵌り込むことで回転子42の着脱位置および装着位置に節度感(クリック感)を付与し、また、回転子42の一部が弾性変形することで節度用突部65がガイド壁55の内周面に乗り上げ、節度用突部65がガイド壁55の内周面を摺動することで回転子42の回転が許容されるように構成されている。
前面部63には、ケース46の前面より突出して直管形ランプ13の口金23の突条部29がスライド嵌合する一対のガイド突部66が突出形成されている。さらに、前面部63には、支持部54の周囲に回転可能に嵌合する円弧状の嵌合部67が形成され、この嵌合部67に支持部54の爪部54bが係止される段部67aが形成されている。
筒状部62の周面には、溝部64の溝方向とは直交する両側の2箇所に、誘導手段59を構成する誘導用窪み部68が形成されている。誘導用窪み部68は、筒状部62の外周面側における径の方が筒状部62の内周面側における径よりも大きい凹みあるいは開口で構成されている。誘導用窪み部68には、筒状部62の外周面側から内周面側に向けて傾斜する傾斜面あるいは曲面によって構成される誘導面69が形成されている。なお、誘導面69は、筒状部62の周方向にのみ形成されていればよく、筒状部62の軸方向(前後方向)には形成されていなくてもよい。
そして、誘導手段59では、回転子42の周面の回動軌跡の内側に誘導用突部58の先端が侵入する位置関係にある。そのため、回転子42を回転させて回転子42の外周面に誘導用突部58が乗り上がることにより、誘導用突部58で押される支持片57が弾性変形し、この支持片57の反発力によって誘導用突部58が回転子42へ向けて付勢された状態となる。また、回転子42の誘導用窪み部68または溝部64に誘導用突部58が対向することにより、誘導用窪み部68または溝部64に誘導用突部58が侵入した状態となる。
さらに、誘導手段59では、挿入位置から装着位置へ向けて回転子42が回転する際、節度付与手段56が装着位置で回転子42の回転に節度を与える前に、誘導用突部58が誘導用窪み部68に嵌り込んで回転子42を装着位置へ向けて回転させるように構成されている。
また、一対の端子43は、導電性を有する板ばねによって形成されている。端子43には、ケース46とカバー47との間に保持されるとともにケース46の電線挿入孔から挿入された電線が接続される基端部72、およびランプピン30に接続される接続部73が形成されている。
接続部73の基端側と先端側との間の中間部には、ランプピン30と接触する側が窪んだ形状の接触面74、およびこの接触面74の基端側および先端側に連続する傾斜面75が形成されている。そして、一対の端子43の接続部73は、一対の端子43間の間隔が互いに狭まる方向へ向けて移動するようにばね性を有している。
そして、ソケット本体41の挿入口49、回転子42の溝部64、および支持部54の溝部54aの幅寸法は、ランプピン30の幅寸法よりわずかに広く、ランプピン30が挿通可能な寸法に形成されている。
なお、直管形ランプ13の他端側の口金24を接続する非給電側のソケット15は、他端側の口金24から突設されている1本のピンをソケット15の外側面から挿入した後、直管形ランプ13の管軸を中心として90°回転させることにより装着する回転装着方式が用いられている。
次に、ソケット14に直管形ランプ13を装着する場合について説明する。
図1に示すように、直管形ランプ13を装着する前のソケット14は、回転子42の溝部64が挿入口49に連通する挿入位置にある。この状態では、回転子42の節度用突部65がガイド壁55の切欠部55aに嵌り込んでおり、さらに、誘導用突部58が回転子42の溝部64に侵入してソケット本体41の挿入口49に対向している。
まず、直管形ランプ13の一対のランプピン30をソケット本体41の挿入口49から回転子42の溝部64および支持部54の溝部54aを通じてソケット本体41の開口部50に挿入する。挿入口49から先に挿入した一方のランプピン30の脚部30aが壁部51または誘導用突部58の先端に当接し、一対のランプピン30が所定の挿入位置で位置決め規制される。一対のランプピン30が挿入位置に位置決めされることにより、一対のランプピン30が開口部50内および回転子42内に配置され、一対のランプピン30が回転子42とともに回転可能となる。
挿入口49から先に挿入した一方のランプピン30の突出部30bが誘導用突部58の後側に配置され、ランプピン30がソケット14の前面側から脱落するのが防止される。
続いて、直管形ランプ13の光の出射方向が下方等の所定の照射方向に向く方向に、直管形ランプ13の管軸を中心として回転させる。これにより、一対のランプピン30が支持部54より外径側で回転子42に当接し、直管形ランプ13と一緒に回転子42が回転する。
回転子42が回転を開始するとき、回転子42の節度用突部65がガイド壁55の内周面に乗り上げ、節度用突部65がガイド壁55の内周面を摺動する。
回転子42が回転し始めると、誘導用突部58が回転子42の外周面に乗り上げ、誘導用突部58で押される支持片57が弾性変形し、この支持片57の反発力によって誘導用突部58が回転子42の外周面に押し付けられた状態となり、この状態で誘導用突部58が回転子42の周面を摺動する。
そして、図2に示すように、回転子42が装着位置に近い位置まで回転すると、回転子42の誘導用窪み部68が誘導用突部58の位置に達し、誘導用窪み部68に誘導用突部58が侵入する。これにより、回転子42の外周面に押し付けられている誘導用突部58で誘導用窪み部68の傾斜する誘導面69を押し、回転子42を装着位置へ向けて強制的に回転させるように誘導する。さらに、回転子42が装着位置に近い位置まで回転すると、一対のランプピン30の脚部30aが一対の端子43に接触する。
誘導用窪み部68に誘導用突部58が侵入した後、回転子42が装着位置の直前まで回転すると、回転子42の節度用突部65がガイド壁55の切欠部55aに嵌り込み、このときの直管形ランプ13の回転操作に節度感(クリック感)が作用し、直管形ランプ13を所定の装着位置に回転したことを認識できる。
図3に示すように、回転子42が装着位置に回転すると、回転子42の溝部64がソケット14の挿入口49の位置から外れて開口部50の縁部で閉鎖され、一対のランプピン30がソケット14の挿入口49から脱落するのが防止される。
さらに、一対のランプピン30の脚部30aが一対の端子43に接触し、一対の端子43間の間隔を押し広げる。これにより、一対のランプピン30に一対の端子43が圧接し、これらが電気的に接続される。
また、誘導用窪み部68に誘導用突部58が侵入している。このとき、誘導用窪み部68と誘導用突部58とは、互いに接触していてもよいし、離反していてもよい。
そして、このような直管形ランプ13の装着時に、節度付与手段56によって節度感が得られる装着位置まで回転子42を完全に回転させずに途中位置までしか回転させなかったとしても、誘導手段59による誘導によって回転子42を装着位置に回転させることができる。
さらに、直管形ランプ13の光照射方向が斜め方向であるような場合、ベースがオフセットされている直管形ランプ13の重さのバランスや振動等の影響で、直管形ランプ13が回転して節度付与手段56が外れても、誘導用窪み部68に侵入している誘導用突部58で回転子42が回転するのを規制し、回転子42が装着位置からずれるのを防止できる。
また、直管形ランプ13を外す場合には、例えば直管形ランプ13を装着時とは反対方向あるいは同方向に回転させる。この場合、まず、節度付与手段56が外れ、続いて、回転子42の誘導用窪み部68が誘導用突部58から外れて回転子42が回転する。そして、一対のランプピン30と一緒に回転子42が装着位置から挿入位置に回転すると、回転子42の溝部64がソケット本体41の挿入口49に一致し、ソケット本体41の挿入口49を通じて一対のランプピン30を抜き外すことができる。
なお、給電側の口金23とソケット14との装着および取り外しについて説明したが、非給電側の口金24とソケット15との装着および取り外しも同様の回転装着方式によって行われる。
そして、直管形ランプ13が装着された照明器具11では、電源回路16からソケット14を通じて直管形ランプ13の発光モジュール21に給電することにより、半導体発光素子26が点灯する。点灯した半導体発光素子26からの光が透光性カバー20を透過して所定の照射方向へ照射される。
以上のように構成されたソケット14は、挿入位置から装着位置へ向けて回転する回転子42を、誘導手段59によって装着位置へ向けて回転させるため、直管形ランプ13を装着位置に誘導して挿入位置に戻るのを防止できる。
また、誘導手段59は、挿入位置から装着位置へ向けて回転子42が回転する際、節度付与手段56が装着位置で回転子42の回転に節度感を与える前に、誘導用突部58が誘導用窪み部68に嵌り込んで回転子42を装着位置へ向けて回転させることができる。
また、誘導用突部58は、挿入位置の回転子42に一対のランプピン30が挿入された状態で一方のランプピン30の突出部30bの前側に位置するため、ランプピン30がソケット14の前面側から脱落するのを防止することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 照明器具
12 器具本体
13 直管形ランプ
14 ソケット
23 口金
30 ランプピン
30a 脚部
30b 突出部
41 ソケット本体
42 回転子
43 端子
49 挿入口
50 開口部
56 節度付与手段
58 誘導用突部
59 誘導手段
62 筒状部
64 溝部
68 誘導用窪み部

Claims (4)

  1. 直管形ランプの口金から突設された一対のランプピンを挿入および回転させることで、前記直管形ランプを装着するソケットであって、
    先端面に前記一対のランプピンが挿入される挿入口が設けられているとともに、前面に前記挿入口に連通されていて前記挿入口から挿入された前記一対のランプピンが回転可能とする開口部を有するソケット本体と;
    筒状部、この筒状部の径方向の2箇所に設けられた一対の溝部、および前記筒状部の周面で前記溝部に直交する径方向の2箇所に設けられた一対の誘導用窪み部を有し、前記ソケット本体の前記開口部に、前記ソケット本体の前記挿入口に前記溝部が対向されて前記溝部に前記一対のランプピンを挿入可能とする挿入位置と、前記ソケット本体の前記挿入口に前記誘導用窪み部が対向されて前記一対のランプピンを装着する装着位置との間で回転可能に配置され、前記一対のランプピンとともに回転する回転子と;
    前記ソケット本体内に配設され、前記回転子とともに前記装着位置に回転される前記一対のランプピンがそれぞれ接続される一対の端子と;
    前記ソケット本体内で前記挿入口に対向配置され、かつ、前記挿入位置に位置する前記回転子の前記溝部に侵入するとともに前記挿入位置から前記装着位置へ向けて回転する前記回転子の前記誘導用窪み部に嵌り込む方向に付勢された誘導用突部を有し、前記誘導用突部が前記誘導用窪み部に嵌り込んで前記回転子を前記装着位置へ向けて回転させる誘導手段と;
    を具備することを特徴とするソケット。
  2. 前記回転子の前記挿入位置および前記装着位置で前記回転子の回転に節度を与える節度付与手段を具備し、
    前記誘導手段は、前記挿入位置から前記装着位置へ向けて前記回転子が回転する際、前記節度付与手段が前記装着位置で前記回転子の回転に節度を与える前に、前記誘導用突部が前記誘導用窪み部に嵌り込んで前記回転子を前記装着位置へ向けて回転させる
    ことを特徴とする請求項1記載のソケット。
  3. 前記一対のランプピンは、前記口金からランプ長手方向に突出する一対の脚部、および一対の脚部から互いに反対側となる外側方向に向けて突出する突出部を有しており、
    前記誘導用突部は、前記挿入位置の前記回転子に前記一対のランプピンが挿入された状態で一方の前記ランプピンの前記突出部の前側に位置する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のソケット。
  4. 器具本体と;
    前記器具本体に配設された請求項1ないし3いずれか一記載のソケットと;
    を具備することを特徴とする照明器具。
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