JP6174240B2 - 回線交換フォールバック手順の実行後に第2の無線ネットワークから第1の無線ネットワークへの復帰を可能にすること - Google Patents

回線交換フォールバック手順の実行後に第2の無線ネットワークから第1の無線ネットワークへの復帰を可能にすること Download PDF

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Description

説明される実施形態は、概して、無線通信に関し、より詳細には、回線交換フォールバック(CSFB)手順の実行後に第2の無線ネットワークから第1の無線ネットワークへの復帰を可能にすることに関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)により標準化されるロングタームエボリューション(LTE)システム及びロングタームエボリューションアドバンスド(LTE−A)システム等のより新しい無線アクセス技術(RAT)システムを使用するセルラー無線ネットワークが開発され、展開されている。これらのより新しいRATを使用するセルラー無線ネットワークは、第4世代(4G)RAT及びbeyond RATと称されることがあり、しばしば、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)ネットワーク及び移動通信用のグローバルシステム(GSM(登録商標))ネットワークを含む、第2世代(2G)RAT及び第3世代(3G)RAT等のレガシーRATに基づくセルラー無線ネットワークよりも速いデータレート、並びに/あるいはそれらよりも新しい/それらとは異なるサービスのセットをサポートする。ただし、展開によっては、LTE及びより新しいRATに基づく他の無線ネットワークが、レガシー無線ネットワークによりハンドリングされ得るいくつかのサービスを完全にはサポートしない場合がある。例えば、LTE無線ネットワークは、パケット交換通信をサポートするように設計することができるが、いくつかのレガシー無線ネットワークにより提供されるように回線交換音声接続を直接的にはサポートしない場合がある。そのため、レガシー無線ネットワークとの重畳地域では、LTE無線ネットワークが一緒に展開されることが多く、サービス又はカバレッジによる要求に応じて、使用している異なるRAT間で無線通信デバイスが遷移し得る。例えば、いくつかの展開では、LTE無線ネットワークは音声接続をサポートすることができない。そのため、無線通信デバイスが音声接続を受信又は開始する時、データセッションをサポートするが音声接続をサポートしない無線ネットワークに接続されている間には、無線通信デバイスは、モバイル発信音声接続を開始する又はモバイル着信音声接続を受信するために、音声接続をサポートするレガシー無線ネットワークに遷移するための回線交換フォールバック(CSFB)手順を実行することができる。
CSFB手順を使用すると、レガシー無線ネットワークが音声サービスとデータサービスの双方を提供することになる一方で、LTE無線ネットワークがデータサービスのみを提供することになる。LTE無線ネットワーク等のより新しい無線ネットワークは、レガシー無線ネットワークよりも速いデータレートを提供することができるので、LTE無線ネットワーク上で動作することが可能になった無線通信デバイスは、一般に、より良いユーザエクスペリエンスを、例えば、LTE無線ネットワークを介したより速いデータレートを提供するために、レガシー無線ネットワークを介してアクティブな音声接続をサービスする場合を除き、利用可能な場合にはLTE無線ネットワークに接続されたままとどまることを選好することができる。ただし、CSFB手順の終了後、LTE無線ネットワークに復帰する前に、無線通信デバイスは、例えば、CSFB手順のために、レガシー無線ネットワークに接続している間に無線通信デバイスで既に動作しているアプリケーションのために、レガシー無線ネットワークとのパケット交換データ転送を行うことがある。無線通信デバイスは、CSFB手順の終了後、レガシー無線ネットワークを介して実行されているパケット交換データ転送も完了するまで、LTE無線ネットワークに復帰できないことがある。詳細には、無線通信デバイスは、レガシー無線ネットワークからLTE無線ネットワークに復帰するために、システム再選択手順を実行するためのある量の「アイドル」時間を要することがある。したがって、無線通信デバイスは、音声接続の終了後、例えば、進行中のデータ接続上でサービスするために、一定の時間期間にわたってレガシー無線ネットワーク上に「スタック(stuck)」したままになることがあり、そのため、より高速なLTE無線ネットワークと比較してより低速なレガシー無線ネットワークを介すると、無線通信デバイスのユーザが経験するデータ性能は、所望に満たないことがある。この性能がより低いデータ接続は、レガシー無線ネットワークが利用可能なデータレートよりも速いデータレートを提供するLTE無線ネットワークにアクセスが可能である時であっても、音声接続の終了後にかなりの時間期間にわたって残ることがある。
本明細書に開示する代表的実施形態は、CSFB手順の実行後に、第2の無線ネットワークから第1の無線ネットワークへの無線通信デバイスの復帰を可能にすることを提供する。この点について、いくつかの実施形態は、アプリケーションセッションのためのパケット交換データ転送が、CSFB音声接続の完了後、無線通信デバイスとレガシー無線ネットワークとの間で進行中であり得るシナリオを対象とする。いくつかの実施形態では、アプリケーションセッションは、CSFB手順が開始される前に、第1の無線ネットワークと元々確立されており、CSFB手順が開始された後に継続するパケット交換データ接続の使用を継続することができる。例えば、第1の無線ネットワークから第2の「レガシー」無線ネットワークへと転送することができる。代替的には、パケット交換接続を使用するアプリケーションセッションは、CSFB手順が進行中である間、例えば、第2の「レガシー」無線ネットワークとのCSFB音声接続中に開始することができ、したがって、最初に、第2の「レガシー」無線ネットワークと形成され得る。いくつかの実施形態によれば、無線通信デバイスは、CSFB音声接続の終了後、アプリケーションセッションのためのデータ転送を中止又は中断するように構成できる。アプリケーションセッションのためのデータ転送の停止又は中断は、無線通信デバイスが第2の「レガシー」無線ネットワークから第1の無線ネットワークへと再選択することを可能にするためのパケット交換データ転送におけるギャップ(gap)を提供することができる。その後、無線通信デバイスは、第1の無線ネットワークを介して、アプリケーションセッションのためのパケット交換データ転送を再開することができる。無線通信デバイスは、いくつかの実施形態において、無線通信デバイスが第2のレガシー無線ネットワークから第1の無線ネットワークへ戻す再選択することを可能にする間に、CSFB音声接続の終了後に知覚することが可能なアプリケーションセッションのサービス中断を低減するようにアプリケーション層における性能を適合させるように構成できる。例えば、無線通信デバイスは、第1の無線ネットワークへ戻す再選択を実行する前に、第2の「レガシー」無線ネットワークとの確立されたデータ接続を介して受信されたデータをバッファするように構成でき、無線通信デバイスは、バッファされたデータを使用して、再選択プロセス中にアプリケーションセッションを継続し、それにより、再選択が行われる間、アプリケーションセッションがユーザに提供するサービスの知覚可能な中断を低減するか、又はそれをなくすことができる。再選択後、アプリケーションセッションのためのデータ転送は、無線通信デバイスと第1の無線ネットワークとの間で再開することができ、ユーザは、第1の無線ネットワークにより提供される接続のより速いデータレートによる恩恵を受けることができる。
説明される実施形態、及びその利点は、添付図面と併せて以下の説明を参照することによって、最も良好に理解することができる。これらの図面は必ずしも縮尺どおりに描画されておらず、説明される実施形態の趣旨及び範囲から逸脱することなく、当業者によって、説明される実施形態に実施することができる、形態及び詳細のいかなる変更も、決して限定するものではない。
いくつかの実施形態に係る、第4世代(4G)無線ネットワークとレガシー無線ネットワークとの重畳カバレッジを示す図である。 いくつかの実施形態に係る、無線通信デバイスが接続できる複数の無線ネットワークを有する例示的なシステムを示す図である。 いくつかの実施形態に係る、無線通信デバイス上に実装可能な装置のブロック図である。 いくつかの実施形態に従ったCSFB手順の実行後に第2の無線ネットワークから第1の無線ネットワークへの復帰を可能にするための代表的な方法によるフローチャーである。 いくつかの実施形態に従ったCSFB手順の実行後に第2の無線ネットワークから第1の無線ネットワークへの復帰を可能にするための代表的な方法によるシグナリング図である。 いくつかの実施形態に従ったCSFB手順の実行後に第2の無線ネットワークから第1の無線ネットワークへの復帰を可能にするための別の代表的な方法によるシグナリング図である。
本節には、本明細書に係る方法及び装置の代表的な応用形態が記載されている。これらの例は、更なる前後関係を提供し、説明する実施形態の理解を助けることのみを目的として提供される。したがって、説明される実施形態は、これらの具体的な詳細の一部又は全てを伴わずに実施され得るということは当業者には明らかであろう。他の場合、説明される実施形態を不必要に不明瞭化することを回避するために、周知のプロセス工程は、詳細には説明していない。他の応用が可能であり、以下の例は限定的なものと解釈するべきでない。
以下の詳細な説明では、説明の一部を形成し、例示として説明される実施形態に係る具体的な実施形態が示される添付の図面が参照される。これらの実施形態は、説明される実施形態を当業者が実施できるように十分詳細に説明されるが、これらの例は限定的なものでなく、他の実施形態が使用されてもよく、説明される実施形態の趣旨又は範囲から逸脱せずに変更が行われてもよいということが理解されよう。
本明細書には、CSFB手順を実行した後に第2の「レガシー」無線ネットワークから第1の無線ネットワークと再接続するための無線通信デバイスの復帰を可能にするためのいくつかの例示的実施形態を開示する。この点について、いくつかの例示的実施形態は、アプリケーションセッションのためのパケット交換データ転送が、CSFB音声接続の終了後、無線通信デバイスと第2のレガシー無線ネットワークとの間で進行中であり得るシナリオを対象とする。いくつかの実施形態によれば、無線通信デバイスは、CSFB音声接続の終了後、アプリケーションセッションのための第2のレガシー無線ネットワークとの進行中のデータ転送を中止及び/又は中断するように構成できる。データ転送を中止及び/又は中断することによって、無線通信デバイスは、第2のレガシー無線ネットワークから第1の無線ネットワークへと戻す再選択手順を実行する機会を無線通信デバイスに与えるために、パケット交換データ転送における「アイドル」時間ギャップを提供することができる。第1の無線ネットワークへの再選択後、無線通信デバイスは、第1の無線ネットワークとの新たに確立された接続あるいは再確立された接続を介して、パケット交換データ転送を再開することができる。無線通信デバイスは、第2のレガシー無線ネットワークから第1の無線ネットワークへ戻す、無線通信デバイスの再選択を可能にすると同時に、CSFB音声接続の終了後に「ユーザが知覚可能な」中断時間を低減するようにアプリケーション層における処理を適合させるように更に構成できる。例えば、無線通信デバイスは、第1の無線ネットワークへ戻す再選択を実行する前に、第2のレガシー無線ネットワークから受信したデータをバッファするように構成できる。無線通信デバイスは、再選択プロセス中、バッファされたデータを使用してアプリケーションセッションを継続することができ、それにより、再選択プロセス中、アプリケーションセッションによりユーザに提供される知覚可能なサービスの中断が低減又は排除される。第2のレガシー無線ネットワークから第1の無線ネットワークへ戻す、無線通信デバイスの再選択の後、第1の無線ネットワークとの新たに確立された接続あるいは再確立された接続を介して、アプリケーションセッションのためのデータ転送を再開することができる。ユーザは、第1の無線ネットワークよりも低速なデータレートを提供することがある第2のレガシー無線ネットワークに接続されたままではなく、第1の無線ネットワークにより提供され得るより高速なデータレートの再開による恩恵を受けることができる。
図1は、いくつかの実施形態に係る、通信システム100における第4世代(4G)無線ネットワーク102とレガシー無線ネットワーク104との重畳カバレッジを示す。4G無線ネットワーク102は、例えば、LTE無線ネットワーク又はLTEアドバンスト(LTE−A)無線ネットワーク等の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)無線通信プロトコルに従って動作する無線ネットワーク、あるいは、第2世代(2G)無線ネットワーク及び第3世代(3G)無線ネットワーク等、1つ以上のレガシー無線ネットワークよりも速いデータレートを提供する別の無線ネットワークであり得る。4G無線ネットワーク102は、いくつかの実施形態では、音声接続に対するサポートを提供しないことがあり、あるいは、より詳細には、いくつかの実施形態では、回線交換音声接続に対するサポートを提供しないことがある。4G無線ネットワーク102は、パケット交換接続のみを介してサービスを提供してもよく、いくつかの実施形態では、パケット交換接続を介した音声サービスが提供されない。4G無線ネットワーク102は、例として示されたものであって、限定するものとして示されていないことが理解されよう。この点について、レガシー無線ネットワークよりも高いデータレートを提供することができるが回線交換(CS)音声接続をサポートしない、既存の又は将来開発され得る他の無線ネットワークは、本開示の範囲内の4G無線ネットワーク102と置換され得る。レガシー無線ネットワーク104は、CS音声接続をサポートするCSドメインを有する任意のレガシー無線ネットワークであり得る。非限定的な例として、レガシー無線ネットワーク104は、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)又は時分割同時符号分割多元接続(TD−SCDMA)無線通信プロトコル等の他のユニバーサル移動体通信システム(UMTS)無線通信プロトコルに従って動作する無線ネットワーク等、3G無線ネットワークであり得る。更なる例として、レガシー無線ネットワーク104は、1xRTT無線ネットワーク等のCDMA2000無線ネットワーク、又は第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)により標準化された1つ以上の無線通信プロトコルに従って動作する他の無線ネットワークであり得る。レガシー無線ネットワーク104は、CS音声接続をサポートすることができるCSドメインを提供することができる。別の例として、レガシー無線ネットワーク104は、3GPP Global System for Mobile Communication(GSM(登録商標))ワイヤレス通信プロトコルに従って動作する無線ネットワークのような2G無線ネットワークであり得る。
4G無線ネットワーク102及びレガシー無線ネットワーク104は各々、図1に示した対応する円によって表されるカバレッジ領域を有することができる。4G無線ネットワーク102のカバレッジ領域とレガシー無線ネットワーク104のカバレッジ領域とは、図1の円の重畳部分によって示されるように重畳し得る。いくつかの実施形態に係る無線通信デバイスは、4G無線ネットワーク102上とレガシー無線ネットワーク104上の双方で動作することができる。したがって、例えば、無線通信デバイスが重畳カバレッジ領域にある時、無線通信デバイスは、例えば無線通信デバイス上で動作しているアプリケーションために進行中のデータセッションを行いながら、4G無線ネットワーク102に接続することができ、モバイル発信音声接続又はモバイル着信音声接続の開始に応じて、レガシー無線ネットワーク104と接続するためのCSFB手順を実行することができる。
図2は、いくつかの実施形態に係る、無線通信デバイス202が接続できる複数の無線通信ネットワークを有する例示的なシステム200を示す。非制限的な例では、無線通信デバイス202は、スマートフォン機器等のセルラー電話、タブレットコンピューティング装置、ラップトップコンピューティング装置、又は、第1の無線ネットワーク204とレガシー無線ネットワーク206の双方内で動作するように構成された他のコンピューティング装置であり得る。第1の無線ネットワーク204は、パケット交換(PS)データセッションをサポートするがCS音声接続をサポートするためのCSドメインを有さない任意の無線ネットワークであり得る。いくつかの実施形態では、第1の無線ネットワーク204は、レガシー無線ネットワーク206よりも高い理論データレートを提供することができる。したがって、例えば、第1の無線ネットワーク204は、LTE無線通信プロトコル(例えば、LTEネットワーク、LTE−Aネットワーク、あるいは別の既存の又は将来開発されるLTE技術を使用する無線ネットワーク)に従って動作する無線ネットワークであり得る。第1の無線ネットワーク204は、図1に示した4G無線ネットワーク102のような4G無線ネットワークであり得る。レガシー無線ネットワーク206は、CS音声接続をサポートするためのCSドメインを有する任意の無線ネットワークであり得る。非限定的な例として、レガシー無線ネットワーク206は、UMTS無線ネットワーク、3GPP2無線ネットワーク、又は別の3G無線ネットワークであり得る。更なる例として、レガシー無線ネットワーク206は、GSM無線ネットワーク、別の2G無線ネットワーク、又はCS音声接続をサポートすることができる別のレガシー無線ネットワークであり得る。この点において、レガシー無線ネットワーク206は、図1に示したレガシー無線ネットワーク104であり得る。
図2に示すように、無線通信デバイス202は、第1の無線ネットワーク204のための基地局又は他のアクセスポイントと、レガシー無線ネットワーク206のための基地局又は他のアクセスポイントの双方のシグナリング範囲内であり得る。この点について、無線通信デバイス202は、第1のネットワーク204と第2のネットワーク206との重畳カバレッジ領域中に位置し得る。したがって、無線通信デバイス202は、第1の無線ネットワーク204に接続することができる。CS音声接続(例えば、無線通信デバイス202により開始されたモバイル発信音声接続、又は無線通信デバイス202に対して発信されたモバイル着信音声接続)の開始に応じて、無線通信デバイス202は、音声接続をサポートすることができるように、第1の無線ネットワーク204からレガシー無線ネットワーク206に遷移するためのCSFB手順に参加することができる。CSFB手順は、例えば、3GPP技術仕様書(TS)23.272の1つのバージョン、例えば、その内容全体が本明細書に参照として組み込まれる3GPP TS 23.272バージョン11.2.0(2002年9月14日)に規定されるように実行することができる。ただし、それに加えて、又は代替として、CSFB手順は、3GPP TS 23.272の1つ以上の以前バージョン及び/又は将来のバージョンに従って実行され得ることが理解されよう。更に、いくつかの実施形態では、CSFB手順は、3GPP以外の標準化団体及び/又は業界団体により実行又は公表され得る、CSFB手順を実行するための既存又は将来の方法に従って実行され得る。
図3は、いくつかの実施形態に係る、無線通信デバイス202上に実装可能な装置300のブロック図を示す。この点に関し、装置300は、無線通信デバイス202等のコンピューティング装置に実装されると、そのコンピューティング装置が、1つ以上の例示的実施形態に係るシステム200内で動作することを可能にすることができる。図3に図示され、同図に関して説明される構成要素、機器又は要素は、必須ではなく、したがって、いくつかの構成要素、機器又は要素は、特定の実施形態において省略できることが理解されよう。更に、いくつかの実施形態は、図3に図示され、同図に関して説明される構成要素、機器又は要素以外の更なる又は異なる構成要素、機器又は要素を含み得る。
いくつかの実施形態では、装置300は、本明細書に開示される1つ以上の実施形態に係るアクションを実行するように構成できる処理回路310を含むことができる。この点に関し、処理回路310は、種々の実施形態に係る装置300の1つ以上の機能を実行するように、及び/又は実行を制御するよう構成でき、したがって、種々の実施形態に係る装置300の機能を実行する手段を提供することができる。処理回路310は、1つ以上の実施形態に係るデータ処理、アプリケーション実行及び/又は他の処理、並びに管理サービスを実行するように構成できる。
いくつかの実施形態において、装置300、又は処理回路310等装置300の一部分(単数又は複数)若しくは構成要素(単数又は複数)は、それぞれが1つ以上のチップを含み得る1つ以上のチップセットを含むことができる。したがって、処理回路310及び/又は装置300の1つ以上の更なる構成要素は、場合によっては、チップセット(単数又は複数)上に一実施形態を実装するように構成できる。装置300の1つ以上の構成要素がチップセットとして具体化されているいくつかの例示的実施形態において、そのチップセットは、コンピューティング装置上に実装されると、又はコンピューティング装置に操作可能に連結されると、そのコンピューティング装置がシステム200内で動作することを可能にすることができる。そのため、例えば、装置300の1つ以上の構成要素は、コンピューティング装置が第1の無線ネットワーク204及び/又はレガシー無線ネットワーク206上で動作することを可能にするように構成されたチップセットを提供することができる。いくつかの実施形態では、装置300の1つ以上の構成要素は、コンピューティング装置が第1の無線ネットワーク204及び/又はレガシー無線ネットワーク206上で動作することを可能にするセルラー無線ベースバンドチップセットを提供することができる。
いくつかの例示的実施形態では、処理回路310は、プロセッサ312を含むことができ、図3に示すようないくつかの実施形態では、更に、メモリ314を含むことができる。処理回路310は、1つ以上の送受信機316及び/又は選択制御モジュール318と通信可能であるか、あるいはそれらを制御することができる。
プロセッサ312は、様々な形で具体化することができる。例えば、プロセッサ312は、マイクロプロセッサ、コプロセッサ、コントローラ、又は、例えば、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、又はそれらの組み合わせ等の集積回路を含む他の各種コンピューティング装置若しくは処理機器等、各種ハードウェアベースの処理手段として具体化することができる。単一のプロセッサとして示されているが、プロセッサ312は複数のプロセッサを備えることができることが理解されよう。複数のプロセッサが互いに動作通信可能で、本明細書に記載される装置300の1つ以上の機能を実行するよう一体に構成できる。いくつかの実施形態において、プロセッサ312は、メモリ314に記憶され得る命令、又はプロセッサ312がアクセスできる命令を実行するように構成できる。そのため、プロセッサ312は、ハードウェア又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせのどちらによって構成されていても、それに応じて構成され、種々の実施形態に係る動作を実行することができる。いくつかの実施形態のプロセッサ312は、無線通信デバイス202上で実装され得る1つ以上のアプリケーションを実行することができるアプリケーションプロセッサをとして機能するように構成できる。
いくつかの実施形態では、メモリ314は、1つ以上のメモリデバイスを含むことができる。メモリ314は、固定型及び/又は着脱式メモリデバイスを含むことができる。いくつかの実施形態において、メモリ314は、プロセッサ312によって実行され得るコンピュータプログラム命令を記憶できる非一時的コンピュータ可読記憶媒体を提供することができる。この点に関し、メモリ314は、装置300が1つ以上の実施形態に係る様々な機能を実行することを可能にするための、情報、データ、アプリケーション、命令等を記憶するように構成できる。いくつかの実施形態において、メモリ314は、装置300の構成要素間で情報を渡すために、1つ以上のバスを介して、プロセッサ312、1つ以上の送受信機(単数又は複数)316、又は選択制御モジュール318のうちの1つ以上と通信することができる。
装置300は1つ以上の送受信機(単数又は複数)316を更に含むことができる。1つ以上の送受信機(単数又は複数)316は、装置300が、第1の無線ネットワーク204及びレガシー無線ネットワーク206等の1つ以上の無線ネットワークに無線周波数信号を送信すること、及び、そこから無線周波数信号を受信することを可能にすることができる。そのため、1つ以上の無線機(単数又は複数)316は、第1の無線ネットワーク204及び/又はレガシー無線ネットワーク206により実装され得る任意の種類のセルラー無線通信技術又は他の無線通信技術をサポートするように構成できる。いくつかの例示的実施形態では、1つ以上の送受信機(単数又は複数)316は、無線通信デバイス202が第1の無線ネットワーク204とレガシー無線ネットワーク206の双方に接続することを可能にするように構成された単一の送受信機を含み得る。代替的には、いくつかの実施形態では、1つ以上の送受信機(単数又は複数)316は、無線通信デバイス202が第1の無線ネットワーク204に接続することを可能にするように構成された第1の送受信機と、無線通信デバイス202がレガシー無線ネットワーク206に接続することを可能にするように構成された第2の送受信機とを含み得る。いくつかの実施形態では、1つ以上の送受信機316は、第1の無線ネットワーク204及びレガシー無線ネットワーク206と通信するために、装置300の通信を可能にするためのハードウェア及び/又はソフトウェアをサポートする無線回路のセットの一部として、例えば、無線通信デバイス202の一部として含まれ得る。いくつかの実施形態では、送受信機316は、1つ以上の無線ネットワークにより実装され得る様々な無線アクセス技術をサポートする1つ以上の無線ネットワークとの通信をサポートするように構成できる。
装置300は、選択制御モジュール318を更に含むことができる。選択制御モジュール318は、回路、ハードウェア、処理デバイス(例えばプロセッサ312によって実行可能なコンピュータ可読プログラム命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体(例えばメモリ314)を備えるコンピュータプログラム製品、又はそれらの何らかの組み合わせ等、種々の手段として具体化され得る。いくつかの実施形態において、プロセッサ312(又は処理回路310)は、選択制御モジュール318を含む、又はそれを制御することができる。選択制御モジュール318は、いくつかの例示的実施形態において、CSFB手順によって生じた音声接続の終了後、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へと再選択する再選択手順の実行を制御するように構成できる。CSFB手順は、図4〜図6に関して説明した実施形態等の1つ以上の実施形態に従って音声接続を確立するために、第1の無線ネットワーク204からレガシー無線ネットワーク206に無線通信デバイス202を遷移させるために実行されることが可能である。選択制御モジュール318は、1つ以上の送受信機316と処理回路310との間に(あるいは、いくつかの実施形態では処理回路内に)情報を提供するように構成できる。その情報は、「下位層」接続が確立されている、中断されている、ドロップされている、変更されている、又は変化している旨の通知を含み得る。いくつかの実施形態では、「下位層」接続は、物理層、媒体アクセス制御(MAC)層、リンク層、ネットワーク層、又は無線通信デバイスと無線ネットワークのうちの1つ以上との間の接続を確立し、制御し、除去するために使用される他の中間通信層を含む。いくつかの実施形態では、その情報は、接続の種類、又は無線ネットワークの種類、又はサービス品質、又はアプリケーション層(若しくは他の「上位」層)への接続を介したサービスの実行に影響を及ぼし得る他の特性についての通知を含む。いくつかの実施形態では、「下位層」処理は、1つ以上の送受信機316内で生じ得、「上位層」処理は、処理回路310及び/又は選択制御モジュール318内で生じ得る。
図4は、いくつかの実施形態に従ったCSFB手順の実行後にレガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へ、無線通信デバイスの復帰を可能にするための代表的な方法に従ったフローチャートを示す。この点に関して、図4は、いくつかの実施形態に係る無線通信デバイス202によって実行できる動作を示す。処理回路310、プロセッサ312、メモリ314、送受信機(単数又は複数)316、又は選択制御モジュール318のうちの1つ以上が、例えば、図4に図示され、同図に関して説明される動作を実行する手段を提供することができる。図4に図示したステップのセットは全てが必須であるわけではなく、したがって、いくつかの実施形態において、例示的方法の1つ以上のステップを除外してもよい。
動作400は、無線通信デバイス202が最初に、アプリケーションセッションのためのパケット交換データ転送を行うことを含むことができ、パケット交換データ転送は、無線通信デバイス202と第1の無線ネットワーク204との間に生じる。アプリケーションセッションは、アプリケーション機能をサポートする無線ネットワーク上でのパケット交換データ転送を行うことができる任意のアプリケーションのためのセッションであり得る。非限定的な例として、アプリケーションセッションは、ストリーミングビデオアプリケーション(例えば、YouTube(登録商標))、ストリーミングオーディオアプリケーション(例えば、Pandora(登録商標))、又は無線通信デバイス202上で動作しているアプリケーションをサポートする同様のセッション等のストリーミングメディアセッションであり得る。更なる例として、アプリケーションセッションは、Apple(登録商標)FaceTime(登録商標)により提供されるような通信アプリケーションのためのリアルタイムビデオセッション及び/又はオーディオセッションであり得る。更に別の例として、アプリケーションセッションは、オンラインゲームアプリケーションのためのセッションであり得る。いくつかの実施形態では、第1の無線ネットワーク204は、パケット交換接続を提供するが、回線交換音声接続はサポートしない。いくつかの実施形態では、第1の無線ネットワーク204は、音声接続を確立するためにレガシー回線交換無線ネットワークに「フォールバックする」ように無線通信デバイス202に指示することによって、音声サービスを提供する。
動作410は、無線通信デバイス202が、音声接続のサービスのために、第1の無線ネットワーク204からレガシー無線ネットワーク206に無線通信デバイス202を遷移させるためのCSFB手順に参加することを含むことができる。音声接続は、無線通信デバイス202により開始され得(例えば、モバイル発信音声接続)、あるいは、それは、リモートデバイスにより無線通信デバイス202へと発信される音声接続(例えば、モバイル着信音声接続)であり得る。無線通信デバイス202は、いくつかの実施形態では第1の無線ネットワーク204とのシグナリング接続を依然として維持しながら(あるいは、1つ以上のシグナリング接続及び/又はデータ接続を少なくとも解放せずに)、音声接続をサービスするために遷移することができる。
動作420は、無線通信デバイス202が、CSFB手順後に、レガシー無線ネットワーク206上でのアプリケーションセッションのために受信されたパケット交換データをバッファすることを含むことができる。いくつかの例示的実施形態では、アプリケーションセッションは、音声接続中にユーザーレベルで休止され得、アプリケーションセッションのために受信されたパケット交換データは、アプリケーションセッションが音声接続中に休止される間、無線通信デバイス202によりバッファされる。例えば、非リアルタイムストリーミングメディアセッションの再生は、ユーザーレベルで休止され得る。それに加えて、又は代替として、動作410は、無線通信デバイス202が、CSFB音声通話の終了後、無線通信デバイス202がレガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204への再選択を完了する前に、レガシー無線ネットワーク206上で受信されたパケット交換データをバッファすること含むことができる。いくつかの実施形態では、無線通信デバイス202は、音声接続の開始に応じて無線通信デバイス202がCSFB手順を開始する前に、第1の無線ネットワーク204から受信したある量のデータをバッファすることができる。いくつかの実施形態では、無線通信デバイス202は、レガシー無線ネットワーク206への音声接続と並行して、レガシー無線ネットワーク206からデータを受信することができる。いくつかの実施形態では、レガシー無線ネットワーク206との並行データ接続が実現されないことがあり、アプリケーションセッションは、無線通信デバイスが第1の無線ネットワーク204へと再選択するまで中断されることがある。いくつかの実施形態では、レガシー無線ネットワーク206を介して達成可能なデータレートは、第1の無線ネットワーク204を介して達成可能なデータレートとは異なる。アプリケーションセッションは、例えば、第1の無線ネットワーク204とレガシー無線ネットワーク206との間でシームレスに遷移するようにレートを適応させることによって、アクティブなデータ接続が存在する無線ネットワークの能力を調整する。いくつかの実施形態では、アプリケーション層は、CSFB手順中にアプリケーションセッションを調整し、CSFB手順中及びCSFB手順後に利用可能な様々なデータ接続を介したデータ転送に適合するようにCSFB手順後にアプリケーションセッションを再調整する。
動作430は、無線通信デバイス202がレガシー無線ネットワーク206上の音声接続を解放(release)することを含むことができる。動作430は、音声接続の終了に応じて、無線通信デバイス202及び/又はレガシー無線ネットワーク206により開始され得る。
動作440は、無線通信デバイス202が、パケット交換データ転送におけるギャップを提供するために、音声接続の終了に応じて、アプリケーションセッションのためのダウンリンクデータの要求を中止することを含むことができる。この点について、アプリケーション層は、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へ戻す、無線通信デバイス202の再選択を可能にするためにデータ転送におけるギャップを提供するために、アプリケーションセッションのためのデータ転送を一時的に休止することができる。このようにしてダウンリンクデータの要求を中止し、データ転送を休止することは、データ転送におけるギャップを提供するために、更なるデータ無線ベアラ(DRB)パケットデータユニット(PDU)交換を少なくとも一時的に停止することができる。
動作450は、無線通信デバイス202が、パケット交換データ転送におけるギャップ中にレガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へ戻す再選択することを含むことができる。動作450は、いくつかの実施形態において、無線通信デバイス202が、位置エリア更新(LAU)手順を実行することを含むことができる。動作450は、それに加えて、又は代替として、無線通信デバイス202が、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へ戻す、無線通信デバイス202の再選択を可能にするために、無線リソース制御(RRC)接続解放手順をトリガーするためのシグナリング接続解放通知(SCRI)をレガシー無線ネットワーク206に送信することを含むことができる。レガシー無線ネットワーク206がUMTS無線ネットワークである実施形態等のいくつかの実施形態では、動作450は、無線通信デバイス202が、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へ戻す、無線通信デバイス202の再選択を可能にするために、Cell_PCH(セルページングチャネル)状態に遷移することを含むことができる。
動作460は、無線通信デバイス202が、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へ戻す、無線通信デバイス202の再選択中にアプリケーションセッションを継続するために、動作420中に蓄積されたバッファされたパケット交換データを使用することを含むことができる。アプリケーションセッションが音声接続中に中断される時等のいくつかの実施形態では、無線通信デバイス102は、第1の無線ネットワーク204へ戻す遷移中に、アプリケーションセッションの一部として、(例えば、第1の無線ネットワークからの)CSFB手順の前に記憶されたパケット交換データを使用することができる。いくつかの実施形態では、アプリケーションセッションがストリーミングメディアセッションである時には、バッファされたデータは、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204に戻す再選択手順中にレガシー無線ネットワーク206又は第1の無線ネットワーク204から無線通信デバイス202がアプリケーションセッションのための新しいパケットデータを受信できない場合であっても、ユーザにはアプリケーションセッションが進行中であるように見えるようにユーザーレベルで再生され得る。アプリケーションセッションがレガシー無線ネットワーク206との音声接続中に休止されるいくつかの実施形態では、バッファされたパケットデータは、レガシー無線ネットワーク206との音声接続の終了後にアプリケーションセッションを再開するために使用され得る。
動作470は、無線通信デバイス202が、第1の無線ネットワーク204への再選択の完了後、第1の無線ネットワーク204上でのアプリケーションセッションのためのパケット交換データ転送を再開することを含むことができる。この点について、バッファされたデータは、データ転送がレガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204への再選択の完了後に再開されるまで、アプリケーションセッションをサービスするために使用することができる。無線通信デバイス202と第1の無線ネットワーク204との間でデータ転送が再開するまで、データ転送におけるギャップをブリッジするためにバッファされたデータが使用され得るので、再選択中及びその後は、ユーザには、アプリケーションセッションがシームレスであるように見える。更に、第1の無線ネットワーク204は、いくつかの実施形態において、レガシー無線ネットワーク206により提供され得るデータレートよりも速いデータレートを提供することができるので、無線通信デバイス202上でのアプリケーションセッションのユーザエクスペリエンスは、延長された期間についてレガシー無線ネットワーク206上にとどまることではなく、第1の無線ネットワーク204への再選択によって改善され得る。本明細書に開示する方法及び装置によって、アプリケーションセッションの実行、あるいは、より速いデータレート、より高いビットレート(例えば、より高い解像度)のビデオの受信及び再生、並びにより高いビットレートのオーディオの受信及び再生等の他の「知覚可能な」利益を少なくとも部分的に実現することができる。
いくつかの実施形態は、CSFB音声接続中及び/又はその後のユーザエクスペリエンスを改善するために、アプリケーション層パラメータの追加の実施形態又は代替の変更形態を提供することが理解されよう。例えば、FaceTime(登録商標)接続等のリアルタイム通信セッションの場合、アプリケーション層は、レガシー無線ネットワーク206とのCSFB接続に備えて、及び/又は第1の無線ネットワーク204へ戻す再選択に備えて、様々なパラメータを使用するようにコーデックを調整することができる。コーデック動作の属性、又はデータレート、データの品質等に影響を及ぼし得る他の「リアルタイム」動作の属性を調整することによって、リアルタイム通信セッションは、レガシー無線ネットワーク206上で異なる(例えば、より低い)ビットレートで動作することに対して、及び/又は、音声接続の解放後、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204への再選択中(例えば、動作440〜450中)のデータ転送における中断(interruption)に対してよりロバストとなり得る。いくつかの実施形態では、アプリケーション層は、アプリケーションセッションによるパケットデータの生成及び/又はパケットデータの消費(consumption)を適応するようにアプリケーションセッションを調整する。いくつかの実施形態では、アプリケーション層は、例えば、第1のデータレートで第1の無線ネットワーク204を介したアプリケーションセッション、及び/又は第2のデータレートでレガシー無線ネットワーク206を介したアプリケーションセッションにより使用されるデータ接続に適応する。別の例として、ゲームアプリケーションセッションは、補間法を使用してデータ転送の中断中のキャラクターの動きを推定することによって、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へ戻す再選択中(例えば、動作440〜450中)のデータ転送における中断に備えることができ、それにより、ゲームアプリケーションセッションの実行により、ユーザには、あたかも、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へ戻す再選択中にゲームのプレイが正常に継続しているかのように見える。更なる例として、チャットアプリケーションセッションは、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へ戻す再選択が完了するまで、ユーザが要求する新しいチャットセッションの公開を遅延させることができる。
いくつかの例示的実施形態は、CSFB接続の終了後にレガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へ戻す、無線通信デバイス202の復帰を可能にするために、(いくつかの実施形態では「上位」層機能のセットの一部とみなされ得る)アプリケーション層と(いくつかの実施形態では「下位」層機能の一部とみなされ得る)ベースバンド層との間の協調を利用する。図5は、いくつかの実施形態に従ったCSFB手順の実行後に第2の無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204への無線通信デバイス202の復帰を可能にするための代表的な方法に従ったシグナリング図500を示す。
動作510において、アプリケーションセッションは、無線通信デバイス202中のアプリケーション層502において進行することができる。無線通信デバイス202は、アプリケーションセッションにより提供されるサービスをサポートするために、無線通信デバイス202に及びそこからデータを通信することができる第1の無線ネットワーク204に接続することができる。アプリケーションセッションのためのパケット交換データは、第1の無線ネットワーク204を介して無線通信デバイス202のベースバンド層504に着信することができ、ベースバンド層504からアプリケーション層502へとパケット交換データを渡すことができる。動作512により示されるように、アプリケーションセッションのためのパケット交換データの通信を提供するデータ接続は、第1の無線ネットワーク204上でアクティブであり得る。動作515は、ベースバンド層504が、無線通信デバイス202に対する音声接続の開始に応じてCSFB接続セットアップを実行することを含むことができる。いくつかの実施形態では、第1の無線ネットワーク204は、無線通信デバイス202に対する音声接続についての能力を提供しないことがあり、音声接続を提供するレガシー無線ネットワークに無線通信デバイス202が「フォールバックする」ことを必要とすることがある。ベースバンド層504は、動作520において、無線通信デバイス102が音声接続のサービスのためにレガシー無線ネットワーク206に遷移している旨の通知をアプリケーション層502に提供することができる。アプリケーション層502は、動作525において、アプリケーションセッションパラメータを変更するために、及び/又は場合によってはアプリケーションセッションをレガシー無線ネットワーク206に適応させるために、ベースバンド層504により提供された通知を使用することができる。いくつかの実施形態では、アプリケーションセッションが、休止することがある非リアルタイムセッション(例えばストリーミングメディアセッション)である時、動作525は、アプリケーション層502が、(例えば、ユーザの観点から)アプリケーションセッションを休止することと、レガシー無線ネットワーク206を介して新しい接続が確立されるまで(又は第1の無線ネットワークに復帰するまで接続が確立されない時に)ベースバンド層504に提供するためのデータをバッファすることと、レガシー無線ネットワーク206と確立されている間又は確立された時に、確立された接続に合うようにアプリケーション層の動作パラメータを調整することと、レガシー無線ネットワーク206を介したアプリケーションセッションのために到着したデータをバッファすることとを含むことができる。いくつかの実施形態では、動作525は、それに加えて、又は代替として、アプリケーション層502が、異なるコーデックに切り替えること等によって、レガシー無線ネットワーク上でのより低いビットレートに適応すること、より低いビットレートのデータストリームに(例えば、より低い解像度のビデオストリームに)切り替えること等を含むことができる。動作528は、いくつかの実施形態において、レガシー無線ネットワーク206への音声接続と並列してレガシー無線ネットワーク206とのデータ接続を確立できることを示す。レガシー無線ネットワーク206とのデータ接続は、アプリケーションセッションの継続を少なくとも部分的にサポートするために、ベースバンド層504を介してアプリケーション層502にデータを提供することができる。いくつかの実施形態では、レガシー無線ネットワーク206とのデータ接続が確立されず、アプリケーションセッションは、レガシー無線ネットワーク206との音声接続中に中断されることがある。
動作530は、ベースバンド層504における無線通信デバイス202によるCSFB音声接続の終了を含むことができる。CSFB音声接続の終了は、無線通信デバイス202のユーザからの入力の結果として、又はレガシー無線ネットワーク206から受信された信号に基づいて生じ得る。ベースバンド層504は、動作535において、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へ戻す、無線通信デバイス202の再選択を可能にするために、アプリケーションセッションのためのデータを要求することを停止する旨の通知をアプリケーション層502に提供することができる。アプリケーション層502は、動作540において、ユーザに影響を与えることなく、又はユーザに与える影響を最小限に抑えて、再選択手順中のデータ転送における中断に耐えるようにアプリケーションセッションを適合するためにその通知を使用することができる。例えば、アプリケーション層502は、アプリケーションセッションのためのデータの要求を中止する前に、アプリケーションセッションのために(例えば、動作525においてバッファされた任意のデータに加えて、又は動作525においてデータをバッファする代わりに)データをバッファすることができる。バッファされたデータは、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へ戻す、無線通信デバイス202の接続の遷移中に、ユーザの観点からアプリケーションセッションを継続するために使用され得る。アプリケーションがレガシー無線ネットワーク206とのCSFB音声接続中に中断した時、例えば、CSFB音声接続中にデータ接続が提供されない時、アプリケーションは、CSFB音声接続の終了後にアプリケーションセッションを「再開」し、再選択プロセスによって第1の無線ネットワーク204への接続が達成される間アプリケーションセッションの少なくとも一部を継続するために、バッファされたデータを使用することができる。音声接続中にユーザの観点からアプリケーションセッションが休止された時、音声接続の終了後に(例えば、バッファされたデータを使用することによって)アプリケーションセッションを再開することができる。
動作545は、ベースバンド層504が、データ転送におけるギャップ中に、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204へと再選択することを含むことができる。いくつかの実施形態では、アプリケーション層502及び/又はベースバンド層504は、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204への再選択を可能にするのに十分な所定の長さのデータ転送におけるギャップを提供するように構成できる。データ転送ギャップ長は、例えば、無線キャリア、1つ以上の無線ネットワーク特性、1つ以上のマーケット特性、無線通信デバイス202の構成、及び/又はレガシー無線ネットワーク206と第1の無線ネットワーク204との間で再選択手順を実行するために必要な時間長さに影響を及ぼし得る他の因子に左右されることがある。レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204への再選択後、ベースバンド層504は、再選択が完了した旨の通知をアプリケーション層502に提供することができ、動作550において、第1の無線ネットワーク204上でデータ転送を再開することができる。そのため、アプリケーション層502は、アプリケーションセッションのためのデータを要求することを再開することができる。更に、アプリケーションセッションが、例えば、より低い解像度のコーデックに切り替えることによって、又はより低いビットレートストリームを使用することによって、レガシー無線ネットワーク206上でのより低いビットレートを使用するように変更された場合、アプリケーション層502は、第1の無線ネットワーク204上でのより高いビットレート/解像度ストリームに復帰することができる。
図6は、いくつかの実施形態に従ったCSFB手順の実行後に第2の無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204への無線通信デバイス202の復帰を可能にするための代表的な方法に従った別のシグナリング図600を示す。図6は、CSFB手順の開始時に無線通信デバイス202と第1の無線ネットワーク204との間のアクティブなデータ接続が存在しないことがある点で図5とは異なる。無線通信デバイス202は、いくつかの実施形態では、第1の無線ネットワーク204とレガシー無線ネットワーク206の双方に関連づけられ得るが、開始時には音声接続又はデータ接続によってアクティブに接続されていないことがある。例えば、無線通信デバイス202は、第1の無線ネットワーク204との(シグナリングのための)無線リソース制御接続を有することができる。いくつかの実施形態では、無線通信デバイス202は、動作602においてCSFB手順を開始する。CSFB接続セットアップは、例えば音声接続を確立するためのユーザ入力の結果として、又は例えば音声接続を受信するためにレガシー無線ネットワーク206にフォールバックするための第1の無線ネットワーク204によって、又は例えばレガシー無線ネットワーク206からページングメッセージをリッスンするために「チューンアウェイ(tune away)」時間期間中に無線通信デバイス202がレガシー無線ネットワーク206からシグナリングメッセージを受信したことに基づいて生じ得る。無線通信デバイスのベースバンド層504は、動作604において、無線通信デバイス202がレガシー無線ネットワーク206に遷移していることをアプリケーション層に通知することができる。レガシー無線ネットワーク206に遷移した後(又は遷移が行われている間)、動作606において、アプリケーションセッションは無線通信デバイス202上で開始することができる。アプリケーションセッションは、いくつかの実施形態において無線通信デバイス202のユーザに1つ以上のサービスを提供するために無線ネットワークとパケットデータを交換することができるデータ接続を必要とすることがある。アプリケーション層は、動作608において、アプリケーションセッションの機能をサポートするためにデータ接続を確立する旨の通知をベースバンド層504に提供することができる。動作610において、ベースバンド層は、無線通信デバイス202とレガシー無線ネットワーク206との間にデータ接続を確立することができる。動作612において、ベースバンド層504は、アプリケーションセッションのためのデータ交換をサポートするためにレガシー無線ネットワーク206とデータ接続が確立されたことをアプリケーション層502に通知することができる。動作614において、無線通信デバイス202とレガシー無線ネットワーク206との間のデータ接続をアクティブにすることができる。動作616において、ベースバンド層は、例えば無線通信デバイス202のための音声接続をサポートするためにステップ612におけるCSFB接続セットアップの一部として確立されたCSFB接続を終了することができる。アプリケーションセッションのためのデータ接続は、CSFB接続の終了616の開始時に依然としてアクティブであり得る。ベースバンド層504は、ステップ618において、CSFB接続(したがって、レガシー無線ネットワーク206への任意の接続)を終了することができる旨の通知をアプリケーション層502に提供することができる。ベースバンド層504は、その通知をアプリケーション層502に提供することができ、それにより、アプリケーション層502は、アプリケーションセッションのために必要とされる又は適用可能である場合にアプリケーションセッションのためのデータのバッファリングを行うことができる。アプリケーション層502は、第1の無線ネットワーク204上でのアプリケーションセッションを継続するために、無線通信デバイス202がレガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204に遷移することを可能にする時間期間中に、アプリケーションセッションを中断、停止、変更、あるいは調整することができる。いくつかの実施形態では、無線通信デバイス202のためのデータ接続は、好ましくは、より高いデータレート、より高いサービス品質、あるいはアプリケーションをサポートするデータ接続のための他の好適な属性を提供することができる第1の無線ネットワーク204上で使用できる。したがって、レガシー無線ネットワーク206上でのアプリケーションセッションが開始することができる間、無線通信デバイス202は、アプリケーションセッションの開始時にCSFB手順中であるので、無線通信デバイス202は、利用可能な場合には、CSFB手順の終了時に実現され得る第1の無線ネットワーク204とのデータ接続を使用することを選好するように構成できる。無線通信デバイス202のためのデータ接続は、動作622において、図示のように、中断させる、終了させる、あるいは非アクティブにすることができ、それにより、アプリケーション層502は、レガシー無線ネットワーク206から第1の無線ネットワーク204への再選択中にアプリケーションセッションを継続するために、バッファされたデータを使用することができる。ベースバンド層504は、動作624によって示されるように、データ転送におけるギャップ中に第1の無線ネットワークを再選択することができる。再選択が完了すると、アプリケーションセッションのための新しいデータ接続は、ベースバンド層504により第1の無線ネットワーク204と確立でき、新しいデータ接続は、いくつかの実施形態では、異なるデータレート、サービス品質、又はレガシー無線ネットワーク206へのデータ接続によって提供された他の性能特性を有する。ベースバンド層204は、ステップ626において、第1の無線ネットワークへの新しいデータ接続を使用してデータ転送を再開するようにアプリケーション層に通知することができる。アプリケーションセッションのための新しいデータ接続は、動作628により示されるように、第1の無線ネットワーク204を介してアクティブになることができる。いくつかの実施形態では、アプリケーション層は、無線通信デバイス202のためのアプリケーションセッションの属性を、第1の無線ネットワーク204への新しいデータ接続の1つ以上の性能特性に合うように適応させる、例えば、より高いビットレートに適応させる、異なるサービス品質に適応される、異なるビット/パケット/ブロック誤り率に適応させる、異なる信号対ノイズ/干渉比に適応させる。いくつかの実施形態では、ベースバンド層504は、第1の無線ネットワーク204と確立された新たなデータ接続に合うように、アプリケーションセッションの特性の適応を可能にするため、アプリケーション層502へ新たなデータ接続についての情報を提供する。
説明される実施形態の様々な態様、実施形態、実装、又は機構は、個別に若しくは任意の組み合わせで使用できる。説明される実施形態の様々な態様は、ソフトウェア、ハードウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによって実装できる。更に、説明した実施形態は、非一時的コンピュータ可読媒体上のコンピュータ可読コードとして実施できる。この非一時的コンピュータ可読媒体は、その後コンピュータシステムによって読み出すことが可能なデータを記憶できる、任意のデータ記憶装置である。非一時的コンピュータ可読媒体の例としては、読み出し専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、CD−ROM、HDD、DVD、磁気テープ、及び光学的データ記憶装置が挙げられる。この非一時的コンピュータ可読媒体はまた、そのコンピュータ可読コードが分散方式で記憶及び実行されるように、ネットワーク結合されたコンピュータシステム上に分散させることもできる。
上述の説明は、説明の目的上、説明される実施形態の完全な理解を提供するために、具体的な専門用語を使用するものとした。しかしながら、具体的詳細は、説明される実施形態を実践するために必ずしも要求されないことが、当業者には明らかであろう。それゆえ、上述の具体的な実施形態の説明は、例示及び説明の目的のために提示される。それらの説明は、網羅的であることも、又は開示される厳密な形態に説明される実施形態を限定することも意図してはいない。上記の教示を考慮して、多くの修正形態及び変更形態が可能であることが、当業者には明らかであろう。

Claims (20)

  1. 無線通信デバイスにより第2の無線ネットワークから第1の無線ネットワークに復帰することを可能にするための方法であって、前記方法は、前記無線通信デバイスが、
    前記第1の無線ネットワークを介してアプリケーションセッションのためのパケット交換データ転送を行うことと、
    前記第1の無線ネットワークから前記第2の無線ネットワークに前記無線通信デバイスを遷移するための回線交換フォールバック(CSFB)セッション手順に先立って、前記アプリケーションセッションによるパケットデータの生成又は消費を変更するために前記アプリケーションセッションのための1以上のアプリケーション層パラメータを調整することと、
    前記第2の無線ネットワークを介して前記アプリケーションセッションを継続するためにデータ接続と並行に前記第2の無線ネットワークを介して音声接続サービスするための前記CSFB手順に参加することと、
    記第2の無線ネットワークを介して前記アプリケーションセッションのために受信されたパケット交換データをバッファすることと、
    前記第2の無線ネットワークとの前記音声接続を解放することと、
    パケット交換データ転送におけるギャップを提供するために、前記音声接続の終了に応じて、前記第2の無線ネットワークに対して前記アプリケーションセッションのためのダウンリンクデータの要求を中止することと、
    ケット交換データ転送における前記ギャップの期間に、前記第1の無線ネットワークへと再選択することと、
    再選択中に前記アプリケーションセッションを継続するために、前記バッファされたパケット交換データを使用することと、
    前記第2の無線ネットワークから前記第1の無線ネットワークへの再選択の後に、前記アプリケーションセッションによる前記パケットデータの生成又は消費を変更するために前記アプリケーションセッションのための前記1以上のアプリケーション層パラメータを再調整することと、
    前記第1の無線ネットワークへの再選択を完了した後に、前記第1の無線ネットワークを介して前記アプリケーションセッションのためのパケット交換データ転送を再開することと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記無線通信デバイスが、
    前記音声接続中に前記アプリケーションセッションを休止することを更に含み、
    パケット交換データをバッファすることが、前記音声接続中に前記アプリケーションセッションを休止する間、前記第2の無線ネットワークを介して前記アプリケーションセッションのために受信されたパケット交換データをバッファすることを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. パケット交換データをバッファすることは、前記音声接続の解放後、前記第1の無線ネットワークへの再選択前に、前記第2の無線ネットワークを介した前記アプリケーションセッションのために受信されたパケット交換データをバッファすることを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記無線通信デバイスが、
    前記無線通信デバイスが前記第2の無線ネットワークに遷移している旨の通知をベースバンド層からアプリケーション層に提供すること、
    を更に含むことを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記無線通信デバイスが、
    前記音声接続の解放後に、前記再選択を可能にするために前記アプリケーションセッションのためのパケット交換データを要求することを停止する旨の通知をベースバンド層からアプリケーション層に提供することと、
    前記通知に応じて、再選択中に前記アプリケーションセッションを継続するために、前記アプリケーション層において前記バッファされたパケット交換データを使用することと、
    を更に含むことを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記無線通信デバイスが、
    前記CSFB手順中に使用するために、前記アプリケーションセッションによるパケットデータ生成又はパケットデータ消費を、前記第2の無線ネットワークにおけるより低いデータレートのデータ接続に適応させることと、
    前記CSFB手順の終了後に使用するために、前記アプリケーションセッションによるパケットデータ生成又はパケットデータ消費を、前記第1の無線ネットワークにおけるより高いデータレートの後続のデータ接続に適応させることと、
    を更に含むことを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  7. パケットデータ生成又はパケットデータ消費を適応させることが、前記アプリケーションセッションのために使用されるコーデックを調整することを含み、
    前記アプリケーションセッションがリアルタイム通信セッション又はストリーミングメディアセッションを含む
    ことを特徴とする、請求項に記載の方法。
  8. 無線通信デバイスであって、
    第1の無線ネットワーク及び第2の無線ネットワークにデータを送信し、そこからデータを受信するように構成された1つ以上の送受信機と、
    前記1つ以上の送受信機に連結された処理回路と、
    を備え、前記処理回路が前記無線通信デバイスに、
    前記第1の無線ネットワークとの第1のデータ接続を確立させ、
    前記第1の無線ネットワークとの前記第1のデータ接続を介したアプリケーションセッションのためデータを転送させ、
    前記第1の無線ネットワークから前記第2の無線ネットワークに前記無線通信デバイスを遷移するための回線交換フォールバック(CSFB)手順に先立って、前記アプリケーションセッションによるパケットデータの生成又は消費を変更するために前記アプリケーションセッションのための1以上のアプリケーション層パラメータを調整させ、
    前記第2の無線ネットワークを介して前記アプリケーションセッションを継続するためにデータ接続と並行に前記第2の無線ネットワークを介して音声接続をサービスするために前記CSFB手順に参加させ、
    前記アプリケーションセッションのためのパケットデータセットをバッファさせ、
    前記第2の無線ネットワークから前記第1の無線ネットワークへと再選択させ、
    前記再選択中に前記アプリケーションセッションを継続するために、前記バッファされたパケットデータセットを使用させ、
    前記第1の無線ネットワークとの、第2のデータ接続を確立させるか又は前記第1のデータ接続を再確立させ、
    前記第1の無線ネットワークへの再選択の後に、前記アプリケーションセッションによる前記パケットデータの生成又は消費を変更するために前記アプリケーションセッションのための前記1以上のアプリケーション層パラメータを再調整させ、
    前記第1の無線ネットワークとの、前記第2のデータ接続を介して又は前記再確立された第1のデータ接続を介して前記アプリケーションセッションのためのデータを転送させる、
    ように構成されることを特徴とする、無線通信デバイス。
  9. 前記第1の無線ネットワークが、ロングタームエボリューション(LTE)無線通信プロトコルに従って動作し、パケット交換データ転送を提供し、前記第2の無線ネットワークが、レガシー第3世代(3G)無線通信プロトコル又は第2世代(2G)無線通信プロトコルに従って動作し、回線交換音声接続を提供することを特徴とする、請求項に記載の無線通信デバイス。
  10. 前記アプリケーション層によるパケットデータ生成又はパケットデータ消費を変更させることが、前記アプリケーションセッションのために使用されるコーデックを調整させることを含むことを特徴とする、請求項に記載の無線通信デバイス。
  11. 前記処理回路が、前記無線通信デバイスに、
    前記無線通信デバイスが前記CSFB手順に参加する旨の第1の通知を、ベースバンド層からアプリケーション層に提供させ、
    前記ベースバンド層からの前記第1の通知に応じて、前記第2の無線ネットワークへの遷移に備えて、前記アプリケーションセッションの動作を調整させる、
    ように更に構成されることを特徴とする、請求項から10のいずれか一項に記載の無線通信デバイス。
  12. 前記処理回路が、前記無線通信デバイスに、
    前記第2の無線ネットワークとの音声接続の解放後に前記第1の無線ネットワークへの再選択を可能にする旨の第2の通知を、前記ベースバンド層から前記アプリケーション層に提供させるように更に構成され、
    前記処理回路が、前記無線通信デバイスに、前記第2の通知に応じて、前記再選択中に前記アプリケーションセッションを継続するために、前記バッファされたパケットデータセットを前記アプリケーション層において使用させるように更に構成されることを特徴とする、請求項11に記載の無線通信デバイス。
  13. 前記処理回路が、前記無線通信デバイスに、
    前記CSFB手順中に、前記アプリケーションセッションを休止させ、
    前記CSFB手順後に、前記アプリケーションセッションを再開させる、
    ように更に構成されることを特徴とする、請求項から10のいずれか一項に記載の無線通信デバイス。
  14. コンピュータプログラムコードが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムコードは、無線通信デバイス上に実装された処理回路によって実行されると、前記無線通信デバイスに、
    アプリケーションセッションのために、第1の無線ネットワークとのデータ接続を確立させ、
    前記第1の無線ネットワークから第2の無線ネットワークに前記無線通信デバイスを遷移するための回線交換フォールバック(CSFB)手順に先立って、前記アプリケーションセッションによるパケットデータの生成又は消費を変更するために前記アプリケーションセッションのための1以上のアプリケーション層パラメータを調整させ、
    前記第2の無線ネットワークを介して前記アプリケーションセッションを継続するためにデータ接続と並行に前記第2の無線ネットワークを介して音声接続をサービスするための前記CSFB手順に参加させ、
    前記アプリケーションセッションのためのパケットデータセットをバッファさせ、
    前記第2の無線ネットワークとの前記音声接続を解放させ、
    パケット交換データ転送におけるギャップを提供するために、前記音声接続の終了に応じて、前記第2の無線ネットワークに対して前記アプリケーションセッションのためのダウンリンクデータの要求を中止させ、
    前記第2の無線ネットワークから前記第1の無線ネットワークに戻す再選択をさせ、
    前記第1の無線ネットワークへ再選択する間に前記アプリケーションセッションを継続するために前記バッファされたパケットデータセットを使用させ、
    前記第2の無線ネットワークから前記第1の無線ネットワークへの再選択の後に、前記アプリケーションセッションによる前記パケットデータの生成又は消費を変更するために前記アプリケーションセッションのための前記1以上のアプリケーション層パラメータを再調整させ、前記第1の無線ネットワークへの再選択を完了した後に、前記第1の無線ネットワークを介して前記アプリケーションセッションのためのパケットデータ転送を再開させる
    ように構成されることを特徴とする、コンピュータプログラムコードが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体。
  15. 1以上のアプリケーション層パラメータを調整することは、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとの間での遷移の期間にゲームのプレイが継続できるようにゲームアプリケーションの動きを補間することを含む請求項1に記載の方法。
  16. 1以上のアプリケーション層パラメータを調整することは、前記第2の無線ネットワークから前記第1の無線ネットワークへの再選択が完了するまで、前記無線通信デバイスのユーザが要求する第2のアプリケーションセッションの開始を遅らせることを含む請求項1に記載の方法。
  17. 前記無線通信デバイスは、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとの間での遷移の期間にゲームのプレイが継続できるようにゲームアプリケーションの動きを少なくとも補間することにより、前記1以上のアプリケーション層パラメータを調整する、請求項8に記載の無線通信デバイス。
  18. 前記無線通信デバイスは、前記第2の無線ネットワークから前記第1の無線ネットワークへの再選択が完了するまで、前記無線通信デバイスのユーザが要求する第2のアプリケーションセッションの開始を少なくとも遅らせることにより前記1以上のアプリケーション層パラメータを調整する、請求項8に記載の無線通信デバイス。
  19. 前記コンピュータプログラムコードの実行は、前記無線通信デバイスに、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとの間での遷移の期間にゲームのプレイが継続できるようにゲームアプリケーションの動きを少なくとも補間することにより、前記1以上のアプリケーション層パラメータを調整させる、請求項14に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  20. 前記コンピュータプログラムコードの実行は、前記無線通信デバイスに、前記第2の無線ネットワークから前記第1の無線ネットワークへの再選択が完了するまで、前記無線通信デバイスのユーザが要求する第2のアプリケーションセッションの開始を少なくとも遅らせることにより前記1以上のアプリケーション層パラメータを調整させる、請求項14に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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