JP6173261B2 - 成形システム - Google Patents

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Description

本発明は、金属パイプを成形する成形システムに関する。
従来、加熱した金属パイプ材料内に気体を供給して膨張させることによって成形を行う成形装置が知られている。例えば、特許文献1に示す成形装置は、互いに対となる上型及び下型と、上型と下型との間に金属パイプ材料を保持する保持部と、保持部に保持された金属パイプ材料内に気体を供給する気体供給部と、を備えている。この成形装置では、上型と下型との間に保持された状態の金属パイプ材料内に気体を供給することによって、金属パイプ材料を膨張させて金型の形状に対応する形状に成形することができる。
特許第3761820号公報
ここで、金属パイプ材料を膨張させる前に予め曲げ加工等の予備成形を行うことがある。また、膨張成形後の金属パイプに切断加工を施すことがある。このように一連の予備成形加工、成形加工、及び切断加工を金属パイプ材料に連続して施す場合、予備成形装置及び切断装置を成形装置に対して単に一列に並べて配置すると、これらの装置から構成される成形システムの敷地面積が並び方向に大きくなってしまう問題がある。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、敷地面積を小さくすることが可能となる成形システムを提供することを目的とする。
本発明による金属パイプを金型内で膨張させて成形する成形システムであって、金属パイプ材料を予備成形する予備成形装置と、予備成形され加熱された金属パイプ材料内に気体を供給して膨張させる気体供給部を有する成形装置と、成形後の金属パイプの少なくとも一部を切断する切断装置と、を備え、成形装置の中心にて互いに直交する水平方向を第1の方向及び第2の方向とした場合、予備成形装置及び切断装置は、成形装置よりも第1の方向の一方側に配置されており、予備成形装置は、成形装置よりも第2の方向の一方側に配置されており、切断装置は、成形装置よりも第2の方向の他方側に配置されていることを特徴としている。
このような成形システムによれば、予備成形装置と、成形装置と、切断装置とは、水平方向において一列に配置されておらず、平面視において例えばV字型又はU字型等に配置することが可能となる。したがって、予備成形装置と、成形装置と、切断装置とを単に一列に配置する場合に比して、成形システムの敷地面積を小さくすることが可能となる。
ここで、気体供給部は、成形装置の中心を挟んで第2の方向に沿って一対設けられていることが好ましい。この場合、例えば金属パイプ材料が予備成形装置から成形装置に搬送される際に、成形装置に配置された一対の気体供給部が金属パイプ材料と干渉しないように、成形装置に対して予備成形装置を配置することができる。
また、成形システムは、金属パイプ材料を予備成形装置から成形装置に搬送するハンドリング装置を備え、ハンドリング装置は、成形装置よりも第1の方向の一方側に配置されると共に、予備成形装置と切断装置との間に配置されていることが好ましい。この場合、搬送される金属パイプ材料が、成形装置の気体供給部等の各種部品と干渉しないように、当該金属パイプ材料を搬送するハンドリング装置を配置することができる。
また、成形システムは、成形装置よりも第1の方向の他方側に設けられる壁と、壁よりも第1の方向の他方側に設けられ、気体供給部に気体を供給する気体供給源と、を備えることが好ましい。このように成形装置を挟んで予備成形装置と切断装置との逆側に壁を配置することによって、壁と成形装置との第1の方向における距離を近づけることができる。したがって、成形システムの敷地面積を一層小さくすることが可能となる。
このように本発明によれば、敷地面積を小さくすることが可能となる成形システムを提供できる。
本発明の実施形態に係る成形システムの概略平面図である。 成形装置及びブロー機構の概略構成図である。 図2に示すIII-III線に沿った断面図であって、ブロー成形金型の概略断面図である。 電極周辺の拡大図であって、(a)は電極が金属パイプ材料を保持した状態を示す図、(b)は電極にシール部材が当接した状態を示す図、(c)は電極の正面図である。 成形装置による製造工程を示す図であって、(a)は金型内に金属パイプ材料がセットされた状態を示す図、(b)は金属パイプ材料が電極に保持された状態を示す図である。 成形装置によるブロー成形工程とその後の流れを示す図である。 金属パイプ材料及び金属パイプを示す図であって、(a)は予備成形前の金属パイプ材料を示す図、(b)は予備成形後の金属パイプ材料を示す図、(c)は成形途中の金属パイプ材料を示す図、(d)は成形後の金属パイプを示す図、(e)は端部を切断した後の金属パイプを示す図である。 ブロー成形金型の動作と金属パイプ材料の形状の変化の他の例を示す図であり、(a)は金属パイプ材料をブロー成形金型にセットした状態を示す図、(b)はブロー成形時の状態を示す図、(c)はプレスによりフランジ部が成形された状態を示す図である。
以下、本発明による成形システムの好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
〈成形システムの構成〉
図1は本実施形態に係る成形システムの概略平面図である。図1に示されるように、成形システム1は、金属パイプ材料を予備成形する予備成形装置2と、予備成形された金属パイプ材料を成形する成形装置10と、成形された金属パイプの少なくとも一部を切断する切断装置3とを主体として備える。成形システム1は、上述の構成以外に、成形装置10に高圧ガス(気体)を供給する気体供給源4と、成形装置10及び気体供給源4の間に設けられる壁5と、予備成形された金属パイプ材料を予備成形装置2から成形装置10へと搬送する第1ハンドリング装置6と、成形された金属パイプを成形装置10から切断装置3へと搬送する第2ハンドリング装置7と、気体供給源4から成形装置10へ気体が供給される経路8とを備える。
以下の説明では、成形装置10によって成形されたパイプを金属パイプ80(図7(d)参照)と称し、成形装置10によって成形される前の段階のパイプを金属パイプ材料14〜14B(図7(a)〜(c)参照)と称するものとする。また、金属パイプ80の両方の端部80c,80dを切断装置3によって切断したパイプを金属パイプ90と称するものとする(図7(e)参照)。
また、以下では説明のため、図1に示されるように成形装置10の中心にて互いに直交する水平方向を、それぞれ方向X(第1の方向)及び方向Y(第2の方向)とする。予備成形装置2及び切断装置3は、成形装置10よりも方向Xの一方側に配置されている。また、予備成形装置2は、成形装置10よりも方向Yの一方側に配置されており、切断装置3は、成形装置10よりも方向Yの他方側に配置されている。すなわち、予備成形装置2と、成形装置10と、切断装置3とは、平面視においてV字型(又はU字型)に配置されている。
壁5は、成形装置10よりも方向Xの他方側に設けられており、気体供給源4は、壁5よりも方向Xの他方側に設けられている。
第1ハンドリング装置6は、成形装置10よりも方向Xの一方側に配置されると共に、予備成形装置2と切断装置3との間に配置されている。より詳しくは、第1ハンドリング装置6は予備成形装置2と切断装置3との間において方向Yの一方側に配置されている。第2ハンドリング装置7は、成形装置10よりも方向Xの一方側に配置されると共に、第1ハンドリング装置6と切断装置3との間に配置されている。より詳しくは、第2ハンドリング装置7は予備成形装置2と切断装置3との間において方向Yの他方側に配置されている。
予備成形装置2は、搬送された金属パイプ材料14に予備成形を施すことによって、金属パイプ材料14を所望の形状に変形させる装置である。ここでいう予備成形とは、成形装置10にて金属パイプ80を成形する前に金属パイプ材料14に塑性変形を行うことである。予備成形としては、例えば曲げ加工、又は印圧加工等の種々の塑性加工が挙げられる。本実施形態では、予備成形装置2は、金属パイプ材料14の所定位置に対して曲げ加工(プリベンド加工)を行う。したがって、予備成形装置2は、例えば金属パイプ材料14を把持するための部品、及びこの把持された金属パイプ材料14に圧力を加え曲げ加工を施すための部品等を有している。
成形装置10は、予備成形された金属パイプ材料14A(図7(b)参照)をブロー成形金型(金型)13(図2参照)を用いて所望の形状に変形させることによって、金属パイプ80を得る装置である。成形装置10は、金属パイプ材料14Aの端部を保持するパイプ保持機構30(図2参照)と、金属パイプ材料14Aに気体を供給して膨張させる一対の気体供給機構(気体供給部)40,40とを有している。一対の気体供給機構40,40は、成形装置10の中心を挟んで方向Yに沿って配置されている。一対の気体供給機構40,40のそれぞれは、経路8を介して気体供給源4に接続されている。成形装置10のさらなる構成の詳細及び成形装置10による成形方法の詳細については、後に説明する。
切断装置3は、成形後の金属パイプ80の少なくとも一部を切断することによって、金属パイプ90を得る装置である。切断装置3によって金属パイプ80を切断する方法として、例えばレーザ加工、プレス加工、又はワイヤーカット加工等の種々の切断加工が挙げられる。本実施形態では、切断装置3は、金属パイプ80の成形されていない端部80c,80dにレーザを照射して切断する。このレーザ切断によって形成された金属パイプ90は、例えば研磨処理等を経て製品として出荷され得る。
気体供給源4は、経路8を介して一対の気体供給機構40,40に高圧ガスを供給する装置である。気体供給源4は、例えばコンプレッサー及びエアタンクを有しており、気体供給源4によって供給された高圧ガスを用いて、成形装置10に設置された金属パイプ材料14Aの成形を行う(詳細は後に説明する)。高圧ガスとしては、例えば高圧の空気、又は高圧の窒素等が用いられる。
壁5は、方向Xにおいて成形装置10と気体供給源4の間に設置され、方向Yに沿って延在するコンクリート製の壁である。成形装置10を挟んで予備成形装置2と切断装置3との逆側に壁5を配置することによって、壁5と成形装置10との方向Xにおける距離を近づけることができる。壁5は、例えば成形装置10又は気体供給源4に支障が生じた際の防護壁としても活用され得る。
第1ハンドリング装置6は、金属パイプ材料14Aを予備成形装置2から成形装置10へと搬送する装置である。第1ハンドリング装置6として、例えば多軸を有するロボットアーム、又はトランスファーフィーダー等が用いられる。本実施形態では、成形装置10内の所定位置に金属パイプ材料14Aを設置する観点から、ロボットアームが用いられる。第1ハンドリング装置6は、金属パイプ材料14Aの搬送時に、当該金属パイプ材料14Aが成形装置10の一方の気体供給機構40と接触又は干渉しないように配置される。
第2ハンドリング装置7は、金属パイプ80を成形装置10から切断装置3へと搬送する装置である。第2ハンドリング装置7として、例えば多軸を有するロボットアーム、又はトランスファーフィーダー等が用いられる。本実施形態では、切断装置3内の所定位置に金属パイプ80を設置する観点から、ロボットアームが用いられる。第2ハンドリング装置7は、成形装置10の他方の気体供給機構40が搬送される金属パイプ80の邪魔にならないように配置される。
〈成形装置及びブロー機構の構成〉
図2は、成形装置及びブロー機構の概略構成図である。図2に示されるように、金属パイプ80を成形する成形装置10は、上型12及び下型11からなるブロー成形金型13と、上型12及び下型11の少なくとも一方を移動させるスライド82と、スライド82を移動させるための駆動力を発生させる駆動部81と、上型12と下型11との間で金属パイプ材料14Aを保持するパイプ保持機構30と、パイプ保持機構30によって保持されている金属パイプ材料14A内部に高圧ガス(気体)を供給する一対の気体供給機構40と、パイプ保持機構30で保持されている金属パイプ材料14Aに通電して加熱する加熱機構(加熱部)50と、上記駆動部81、上記パイプ保持機構30、上記ブロー成形金型13の動作、上記加熱機構50を制御する制御部70と、ブロー成形金型13を強制的に水冷する水循環機構72とを備えて構成されている。また、一対の気体供給機構40は、高圧ガスを供給するブロー機構60に接続されている。
制御部70は、金属パイプ材料14Aが焼入れ温度(AC3変態点温度以上)に加熱されたときにブロー成形金型13を閉じるとともに加熱された金属パイプ材料14Aに高圧ガスを吹込む等の一連の制御を行う。したがって、制御部70は、パイプ保持機構30及び加熱機構50等に加えて、ブロー機構60の動作を制御する。
下型11は、大きな基台15に固定されている。下型11は、大きな鋼鉄製ブロックで構成され、その上面にキャビティ(凹部)16を備える。更に下型11の左右端(図1において左右端)近傍には電極収納スペース11aが設けられ、当該電極収納スペース11a内にアクチュエータ(図示しない)によって上下に進退動可能に構成された第1電極17及び第2電極18を備えている。これら第1電極17、第2電極18の上面には、金属パイプ材料14Aの下側外周面に対応した半円弧状の凹溝17a,18aが形成されていて(図4(c)参照)、当該凹溝17a,18aの部分に丁度金属パイプ材料14Aが嵌り込むように載置可能とされている。また、第1,第2電極17,18の正面(金型の外側方向の面)は凹溝17a,18aに向って周囲がテーパー状に傾斜して窪んだテーパー凹面17b,18bが形成されている。なお、下型11には冷却水通路19が形成され、略中央に下から差し込まれた熱電対21を備えている。この熱電対21はスプリング22により上下移動自在に支持されている。
なお、下型11側に位置する一対の第1,第2電極17,18はパイプ保持機構30を構成しており、金属パイプ材料14Aを、上型12と下型11との間で昇降可能に支えることができる。また、熱電対21は測温手段の一例を示したに過ぎず、輻射温度計や光温度計のような非接触型温度センサであってもよい。なお、通電時間と温度との相関が得られれば、測温手段は省いて構成することも十分可能である。
上型12は、下面にキャビティ(凹部)24を備え、冷却水通路25を内蔵した大きな鋼鉄製ブロックである。上型12は、上端部をスライド82に固定されている。そして、上型12が固定されたスライド82は、加圧シリンダ26によって吊られ、ガイドシリンダ27によって横振れしないようにガイドされている。本実施形態に係る駆動部81は、スライド82を移動させるための駆動力を発生させるサーボモータ83を備えている。駆動部81は、加圧シリンダ26を駆動させる流体(加圧シリンダ26として油圧シリンダを採用する場合は、動作油)を当該加圧シリンダ26へ供給する流体供給部によって構成されている。
制御部70は、駆動部81のサーボモータ83を制御することによって、加圧シリンダ26へ供給する流体の量を制御することにより、スライド82の移動を制御することができる。なお、駆動部81は、上述のように加圧シリンダ26を介してスライド82に駆動力を付与するものに限られず、例えば、スライド82に駆動部を機械的に接続させてサーボモータ83が発生する駆動力を直接的に又は間接的にスライド82へ付与するものであってもよい。例えば、偏心軸と、偏心軸を回転させる回転力を付与する駆動源(例えば、サーボモータ及び減速機等)と、偏心軸の回転運動を直線運動に変換してスライドを移動させる変換部(例えば、コネクティングロッド又は偏心スリーブ等)と、を有する駆動機構を採用してもよい。なお、本実施形態では、上型12のみが移動するものであるが、上型12に加えて、または上型12に代えて下型11が移動するものであってもよい。また、本実施形態では、駆動部81がサーボモータ83を備えていなくともよい。
また、上型12の左右端(図2における左右端)近傍に設けられた電極収納スペース12a内には、下型11と同じく、アクチュエータ(図示しない)で上下に進退動可能に構成された第1電極17と第2電極18を備えている。これら第1、第2電極17,18の下面には、金属パイプ材料14Aの上側外周面に対応した半円弧状の凹溝17a,18aが形成されていて(図4(c)参照)、当該凹溝17a,18aに丁度金属パイプ材料14Aが嵌合可能とされている。また、第1,第2電極17,18の正面(金型の外側方向の面)は凹溝17a,18aに向って周囲がテーパー状に傾斜して窪んだテーパー凹面17b,18bが形成されている。よって、上型12側に位置する一対の第1,第2電極17,18もパイプ保持機構30を構成しており、上下一対の第1,第2電極17,18で金属パイプ材料14Aを上下方向から挟持すると、丁度金属パイプ材料14Aの外周を全周に渡って密着するように取り囲むことができるように構成されている。
図3は、ブロー成形金型13を側面方向から見た概略断面である。これは図2におけるIII-III線に沿うブロー成形金型13の断面図であって、ブロー成形時の金型位置の状態が示されている。図3に示されるように、下型11の上面には矩形状のキャビティ16が形成されている。上型12の下面には、下型11のキャビティ16と対向する位置に矩形状のキャビティ24が形成されている。ブロー成形金型13が閉じられた状態においては、下型11のキャビティ16と上型12のキャビティ24とが組み合わされることによって矩形状の空間であるメインキャビティ部MCが形成される。図3(a)に示すように、メインキャビティ部MC内に配置された金属パイプ材料14Aは、膨張することによって図3(b)に示すようにメインキャビティ部MCの内壁面と接触し、当該メインキャビティ部MCの形状(ここでは矩断面矩形状)に成形される。
図2に示されるように、一対の気体供給機構40の各々は、シリンダユニット42と、シリンダユニット42の作動に合わせて進退動するシリンダロッド43と、シリンダロッド43におけるパイプ保持機構30側の先端に連結されたシール部材44とを有する。シリンダユニット42はブロック41を介して基台15上に載置固定されている。シール部材44の先端には先細となるようにテーパー面45が形成されており、第1,第2電極17,18のテーパー凹面17b,18bに丁度嵌合当接することができる形状に構成されている(図4参照)。シール部材44には、シリンダユニット42側から先端に向かって延在し、ブロー機構60から供給された高圧ガスが流れるガス通路46が設けられている。
加熱機構50は、電源51と、この電源51から延びて第1電極17及び第2電極18に接続している導線52と、この導線52に介設したスイッチ53とを有してなる。制御部70は、(A)から情報が伝達されることによって、熱電対21から温度情報を取得し、加圧シリンダ26及びスイッチ53等を制御する。
水循環機構72は、水を溜める水槽73と、この水槽73に溜まっている水を汲み上げ、加圧して下型11の冷却水通路19及び上型12の冷却水通路25へ送る水ポンプ74と、配管75とからなる。省略したが、水温を下げるクーリングタワーや水を浄化する濾過器を配管75に介在させることは差し支えない。
ブロー機構60は、高圧ガス源61と、この高圧ガス源61によって供給された高圧ガスを溜めるアキュムレータ62と、このアキュムレータ62からシリンダユニット42まで延びている第1チューブ63と、この第1チューブ63に介設されている圧力制御弁64及び切替弁65と、アキュムレータ62からシール部材44内に形成されたガス通路46まで延びている第2チューブ67と、この第2チューブ67に介設されているオンオフ弁68及び逆止弁69とからなる。そして、ブロー機構60における高圧ガス源61及びアキュムレータ62によって、図1に示される気体供給源4が構成されている。また、ブロー機構60における第2チューブ67、オンオフ弁68及び逆止弁69によって、図1に示される経路8が構成されている。本実施形態では、経路8は、第1チューブ63、圧力制御弁64及び切替弁65を含んでいる。
圧力制御弁64は、シール部材44側から要求される押力に適応した作動圧力の高圧ガスをシリンダユニット42に供給する役割を果たす。逆止弁69は、第2チューブ67内で高圧ガスが逆流することを防止する役割を果たす。切替弁65及びオンオフ弁68等は、制御部70によって制御される。
〈成形システムの作用〉
次に、成形システム1の作用について説明する。図5は材料としての金属パイプ材料14Aを投入するパイプ投入工程から、金属パイプ材料14Aに通電して加熱する通電加熱工程までを示す。最初に焼入れ可能な鋼種の金属パイプ材料14(図7(a)参照)を準備する。この金属パイプ材料14を予備成形装置2において保持し、金属パイプ材料14に曲げ加工を施すことによって、金属パイプ材料14Aを得る(図7(b)参照)。この金属パイプ材料14Aを、図5(a)に示すように、第1ハンドリング装置6(図1参照)により、下型11側に備わる第1,第2電極17,18上に載置(投入)する。第1,第2電極17,18には凹溝17a,18aが形成されているので、当該凹溝17a,18aによって金属パイプ材料14Aが位置決めされる。次に、制御部70(図2参照)は、パイプ保持機構30を制御することによって、当該パイプ保持機構30に金属パイプ材料14Aを保持させる。具体的には、図5(b)のように、第1電極17、第2電極18を進退動可能としているアクチュエータ(図示しない)を作動させ、各上下に位置する第1,第2電極17,18を接近・当接させる。この当接によって、金属パイプ材料14Aの両方の端部は、上下から第1,第2電極17,18によって挟持される。また、この挟持は第1,第2電極17,18に形成される凹溝17a,18aの存在によって、金属パイプ材料14Aの全周に渡って密着するような態様で挟持されることとなる。ただし、金属パイプ材料14Aの全周に渡って密着する構成に限られず、金属パイプ材料14Aの周方向における一部に第1,第2電極17,18が当接するような構成であってもよい。
続いて、図2に示されるように、制御部70は、加熱機構50を制御することによって、金属パイプ材料14Aを加熱する。具体的には、制御部70は、加熱機構50のスイッチ53をONにする。そうすると、電源51から電力が金属パイプ材料14Aに供給され、金属パイプ材料14Aに存在する抵抗により、金属パイプ材料14A自体が発熱する(ジュール熱)。この時、熱電対21の測定値が常に監視され、この結果に基づいて通電が制御される。
図6は、成形装置によるブロー成形工程とその後の流れを示している。図6に示されるように、加熱後の金属パイプ材料14Aに対してブロー成形金型13を閉じ、金属パイプ材料14Aを当該ブロー成形金型13のキャビティ内に配置密閉する。その後、気体供給機構40のシリンダユニット42を作動させることによってシール部材44で金属パイプ材料14Aの両端をシールする(図4も併せて参照)。シール完了後、高圧ガスを金属パイプ材料14A内へ吹き込んで、加熱により軟化した金属パイプ材料14Aをキャビティの形状に沿うように変形させ、金属パイプ材料14Bを得る。
金属パイプ材料14Aは高温(950℃前後)に加熱されて軟化しており、比較的低圧でブロー成形することができる。具体的には、高圧ガスとして、4MPaで常温(25℃)の圧縮空気を採用した場合、この圧縮空気は、密閉した金属パイプ材料14A内にて結果的に950℃付近まで加熱される。圧縮空気は熱膨張し、ボイル・シャルルの法則に基づき、約16〜17MPaにまで達する。即ち、950℃の金属パイプ材料14Aを熱膨張した圧縮空気によって容易に膨張させ、金属パイプ材料14Bを経て金属パイプ80を得ることができる。
ブロー成形されて膨らんだ金属パイプ材料14Bの外周面が下型11のキャビティ16に接触して急冷されると同時に、上型12のキャビティ24に接触して急冷(上型12と下型11は熱容量が大きく且つ低温に管理されているため、金属パイプ材料14Bが接触すればパイプ表面の熱が一気に金型側へと奪われる。)されて焼き入れが行われる。このような冷却法は、金型接触冷却又は金型冷却と呼ばれる。急冷された直後はオーステナイトがマルテンサイトに変態する。冷却の後半は冷却速度が小さくなったので、復熱によりマルテンサイトが別の組織(トルースタイト、ソルバイトなど)に変態する。従って、別途焼戻し処理を行う必要がない。また、本実施形態においては、金型冷却に代えて、あるいは金型冷却に加えて、冷却媒体を金属パイプ80に供給することによって冷却が行われる。
上述のように金属パイプ材料14Aに対してブロー成形を行った後に冷却を行い、型開きを行うことにより、略矩形筒状のパイプ部80a及び平板状のフランジ部80bを有する金属パイプ80を得る(図7(d)参照)。
次に、図8を参照して、上型12及び下型11による成形の様子について詳細に説明する。なお、以下の説明においては、成形途中の金属パイプ材料14B及びブロー成形金型13の型開き前における金属パイプ80のパイプ部80aに対応する部分を「第1の成形部分14a」と称し、フランジ部80bに対応する部分を「第2の成形部分14b」と称する。
図8(a),(b)に示されるように、本発明に係る成形装置10において、ブロー成形は上型12と下型11とが完全に閉じた(クランプした)状態で行われているのでは無い。即ち一定の離間状態が保たれていることによって、メインキャビティ部MCの横にサブキャビティ部SC1,SC2が形成されている状態でブロー成形が行われる。当該状態では、キャビティ24の基準ラインLV1における表面とキャビティ16の基準ラインLV2における表面との間にメインキャビティ部MCが形成される。また、上型12においてメインキャビティ部MCより外側の第1突起12bの表面と、下型11においてメインキャビティ部MCより外側の第1突起11bの表面との間にはサブキャビティ部SC1が形成される。同様に、上型12においてメインキャビティ部MCより外側の第2突起12cの表面と、下型11においてメインキャビティ部MCより外側の第2突起11cの表面との間にはサブキャビティ部SC2が形成される。メインキャビティ部MCとサブキャビティ部SC1,SC2とは互いに連通した状態となっている。また、本実施形態では、サブキャビティ部SC1を構成する上型12の第1突起12bの表面と下型11の第1突起11bの表面とは、互いに上下方向に離間した状態で上型12及び下型11の幅方向(図8においては紙面右側)における端部まで延びている。同様に、サブキャビティ部SC2を構成する上型12の第2突起12cの表面と下型11の第2突起11cの表面との各々は、互いに上下方向に離間した状態で上型12及び下型11の幅方向における端部(図8においては紙面左側)まで延びている。従って、サブキャビティ部SC1,SC2は、金型外部と連通している。その結果、図8(b)に示すように、加熱により軟化し且つ高圧ガスが注入された金属パイプ材料14Bは、メインキャビティ部MCのみならずサブキャビティ部SC1,SC2の部分にまで入り込んで膨張する。
図8に示す例では、メインキャビティ部MCは断面矩形状に構成されているため、金属パイプ材料14Aは当該形状に合わせてブロー成形されることにより、断面矩形筒状に成形される。なお、当該部分が、パイプ部80aとなる第1の成形部分14aに対応する。ただし、メインキャビティ部MCの形状は特に限定されず、所望の形状に合わせて断面円形、断面楕円形、断面多角形等あらゆる形状を採用してもよい。また、メインキャビティ部MCとサブキャビティ部SC1,SC2とが連通しているため、金属パイプ材料14Bの一部は、サブキャビティ部SC1,SC2へ入り込む。当該部分が、押し潰されることによってフランジ部80bとなる第2の成形部分14bに該当する。
図8(c)に示すように、ブロー成形後若しくはブロー成形の途中の段階で、離間している上型12と下型11とを接近させる。この動作によって、サブキャビティ部SC1,SC2の容積が小さくなり、第2の成形部分14bの内部空間が消滅し、折りたたまれた状態となる。即ち、当該上型12と下型11の接近によって、サブキャビティ部SC1,SC2内に入り込んでいる金属パイプ材料14Bの第2の成形部分14bがプレスされ押し潰される。その結果、金属パイプ材料14Bの外周面に、当該金属パイプ材料14Bの長手方向に沿うように押し潰された第2の成形部分14bが成形される。なお、これらブロー成形からフランジ部80bのプレス成形完了に至るまでの時間は、金属パイプ材料14の種類にもよるが概ね1〜2秒程度で完了する。
図8に示す例では、サブキャビティ部SC1を構成する上型12の第1突起12bの表面と下型11の第1突起11bの表面との間には、押し潰された第2の成形部分14b(すなわちフランジ部80b)の厚さに対応する隙間が形成されている。同様に、サブキャビティ部SC2を構成する上型12の第2突起12cの表面と下型11の第2突起11cの表面との間には、押し潰された第2の成形部分14b(すなわちフランジ部80b)の厚さに対応する隙間が形成されている。当該状態においても、サブキャビティ部SC1,SC2は金型外部と連通した状態となっている。すなわち、図8に示す例では、サブキャビティ部SC1,SC2は、金属パイプ80のフランジ部80b(金属パイプ材料14Bの第2の成形部分14b)の成形時において、成形開始から成形完了に至るまで、金型外部と連通している。これによって、成形開始から成形完了に至るまで、サブキャビティ部SC1,SC2の空気が金型外部へ抜けることができるため、成形品の品質を向上できる。
また、ブロー成形後の上型12と下型11の接近によって、サブキャビティ部SC1,SC2内に入り込んでいる金属パイプ材料14Bの第2の成形部分14bのみならず、メインキャビティ部MC部分の金属パイプ材料14Bの第1の成形部分14aも押し潰されることとなる。しかしながら、加熱されて軟化しているので型閉じするスピードや圧縮ガス等を調節することによって、弛みや捩れのない金属パイプ80に仕上げることができる。
そして、このように得られた金属パイプ80は、第2ハンドリング装置7を用いて金属パイプ80を成形装置10から切断装置3に搬送され、金属パイプ80における膨張しなかった両方の端部80c,80dが切断されることによって、成形品である金属パイプ90を得る(図7(e)参照)。
このように一連の処理を施す成形システム1によれば、予備成形装置2と、成形装置10と、切断装置3とは、水平方向において一列に配置されておらず、平面視において例えばV字型又はU字型等に配置されている。具体的には、予備成形装置2と、成形装置10と、切断装置3とを単に一列に配置する場合、平面視における成形システムが占有する領域の長手方向(方向Y)の最大長さは約21mとなり、当該領域の短手方向(方向X)の最大長さは約13mとなり、これらの長さを乗じて求められた面積は約273mとなる。一方、平面視において本実施形態に係る成形システム1が占有する領域の長手方向の最大長さは約17.5mとなり、当該領域の短手方向の最大長さは約14mとなり、面積は約245mとなる。すなわち、予備成形装置2と、成形装置10と、切断装置3とを単に一列に配置する場合に比して、成形システム1の敷地面積を小さくできる。
また、一対の気体供給機構40,40は、成形装置10の中心を挟んで方向Yに沿って設けられていることにより、金属パイプ材料14Aが予備成形装置2から成形装置10に搬送される際に、当該一対の気体供給機構40,40が金属パイプ材料14Aと干渉しないように、成形装置10に対して予備成形装置2を配置することができる。
また、成形システム1は、金属パイプ材料14Aを予備成形装置2から成形装置10に搬送する第1ハンドリング装置6を備え、第1ハンドリング装置6は、成形装置10よりも方向Xの一方側に配置されると共に、予備成形装置2と切断装置3との間に配置されているため、搬送される金属パイプ材料14Aが成形装置10の一方の気体供給機構40に干渉しないように、金属パイプ材料14Aを搬送する第1ハンドリング装置6を配置することができる。同様に、成形システム1は、金属パイプ80を成形装置10から切断装置3に搬送する第2ハンドリング装置7を備え、第2ハンドリング装置7は、成形装置10よりも方向Xの一方側に配置されると共に、第1ハンドリング装置6と切断装置3との間に配置されているため、成形装置10の他方の気体供給機構40が搬送される金属パイプ80の邪魔にならないように、第2ハンドリング装置7を配置することができる。
また、成形システム1は、成形装置10よりも方向Xの他方側に設けられる壁5と、壁5よりも方向Xの他方側に設けられ、気体供給機構40に気体を供給する気体供給源4と、を備えているため、成形装置10を挟んで予備成形装置2と切断装置3との逆側に壁5を配置でき、壁5と成形装置10との方向Xにおける距離を近づけることができる。したがって、成形システム1の敷地面積を一層小さくできる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではない。例えば、上記実施形態における成形装置10は加熱機構50を必ずしも有していなくてもよい。金属パイプ材料14Aは、成形装置10に設置された際にすでに加熱されていてもよい。この場合、パイプ保持機構30は第1電極17及び第2電極18から構成されていなくてもよい。
また、上記実施形態における一対の気体供給機構40,40の両方が気体供給源4と接続されなくてもよく、一対の気体供給機構40,40の片方が気体供給源4と接続されていてもよい。これらの場合、一対の気体供給機構40,40のいずれか一方が、高圧ガスを排出する機構となっていてもよい。
また、上記実施形態においては、一対の気体供給機構40,40を成形装置10の中心を挟んで方向Yに沿って設けるようにしているが、当該一対の気体供給機構40,40を一つにすることもできる。すなわち、この気体供給機構40は、成形装置10の中心から離間すると共に、方向Yに沿って設けられることになる。
また、上記実施形態における金属パイプ80,90にはフランジ部が設けられているが、成形システム1は、フランジ部が設けられない金属パイプを成形する場合にも適用できる。
1…成形システム、2…予備成形装置、3…切断装置、4…気体供給源、5…壁、6…第1ハンドリング装置(ハンドリング装置)、7…第2ハンドリング装置、10…成形装置、11…下型、12…上型、13…ブロー成形金型(金型)、14,14A,14B…金属パイプ材料、30…パイプ保持機構、40…気体供給機構(気体供給部)、50…加熱機構、60…ブロー機構、70…制御部、80,90…金属パイプ、80a…パイプ部、80b…フランジ部、80c,80d…端部、MC…メインキャビティ部、SC1,SC2…サブキャビティ部、X…方向(第1の方向)、Y…方向(第2の方向)。

Claims (5)

  1. 金属パイプを金型内で膨張させて成形する成形システムであって、
    金属パイプ材料を予備成形する予備成形装置と、
    予備成形され加熱された前記金属パイプ材料内に気体を供給して膨張させる気体供給部、及び前記金型が取り付けられる本体部を有する成形装置と、
    成形後の前記金属パイプの少なくとも一部を切断する切断装置と、を備え、
    前記気体供給部は、平面視において前記予備成形装置と前記本体部とを結ぶ第1直線上、及び、平面視において前記切断装置と前記本体部とを結ぶ第2直線上に配置されないように設けられる、成形システム。
  2. 前記成形装置の中心にて互いに直交する水平方向を第1の方向及び第2の方向とする場合、前記予備成形装置及び前記切断装置は、前記成形装置よりも前記第1の方向の一方側に配置されており、
    前記予備成形装置は、前記成形装置よりも前記第2の方向の一方側に配置されており、
    前記切断装置は、前記成形装置よりも前記第2の方向の他方側に配置されている、請求項1記載の成形システム。
  3. 前記気体供給部は、前記成形装置の中心を挟んで前記第2の方向に沿って一対設けられている、請求項記載の成形システム。
  4. 前記金属パイプ材料を前記予備成形装置から前記成形装置に搬送するハンドリング装置を備え、
    前記ハンドリング装置は、前記成形装置よりも前記第1の方向の一方側に配置されると共に、前記予備成形装置と前記切断装置との間に配置されている、請求項記載の成形システム。
  5. 前記成形装置よりも前記第1の方向の他方側に設けられる壁と、
    前記壁よりも前記第1の方向の他方側に設けられ、前記気体供給部に前記気体を供給する気体供給源と、を備える請求項2〜4のいずれか一項記載の成形システム。
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