JP6168835B2 - ユーザ装置、基地局、及び発見リソース選択方法 - Google Patents

ユーザ装置、基地局、及び発見リソース選択方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6168835B2
JP6168835B2 JP2013097184A JP2013097184A JP6168835B2 JP 6168835 B2 JP6168835 B2 JP 6168835B2 JP 2013097184 A JP2013097184 A JP 2013097184A JP 2013097184 A JP2013097184 A JP 2013097184A JP 6168835 B2 JP6168835 B2 JP 6168835B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user apparatus
discovery
pattern
resource
base station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013097184A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014220603A5 (ja
JP2014220603A (ja
Inventor
聡 永田
聡 永田
勝利 楠目
勝利 楠目
フウ リアン
フウ リアン
秀和 田岡
秀和 田岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2013097184A priority Critical patent/JP6168835B2/ja
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to PCT/JP2014/062100 priority patent/WO2014178430A1/ja
Priority to CN201480024945.5A priority patent/CN105165037B/zh
Priority to US14/888,518 priority patent/US9756555B2/en
Priority to EP14791238.0A priority patent/EP2993929B1/en
Priority to ES14791238T priority patent/ES2851379T3/es
Publication of JP2014220603A publication Critical patent/JP2014220603A/ja
Publication of JP2014220603A5 publication Critical patent/JP2014220603A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6168835B2 publication Critical patent/JP6168835B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • H04W48/14Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery using user query or user detection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/005Discovery of network devices, e.g. terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/18Interfaces between hierarchically similar devices between terminal devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、端末間通信(D2D通信)に関するものであり、特に、端末間通信において、発見信号を送信する無線リソース(以下、リソース)を割り当てる技術に関連するものである。
移動体通信では、端末(以下、ユーザ装置UEと呼ぶ)と基地局eNBが通信を行うことによりユーザ装置UE間で通信を行うことが一般的であるが、近年、ユーザ装置UE間で直接に通信を行うことについての種々の技術が検討されている。
ユーザ装置UE間で通信を行う際に、一方のユーザ装置UEは、近隣の他方のユーザ装置UEを発見することが必要である。ユーザ装置UEを発見する手法として、各ユーザ装置UEが、自身のID(識別情報)を含む発見信号(discovery signal)を送信(ブロードキャスト)する手法がある。
図1は、発見信号を送信するためのリソースの一例を示す図である。図1の例では、発見信号の送受信を行うことでユーザ装置UEの発見(被発見)を行う発見期間(discovery period)が周期的に訪れるように定めてあり、各発見期間において所定数個の発見信号送信(及び受信)のためのリソース(時間−周波数リソースであり、発見リソースと呼ぶ)が定められている。各ユーザ装置UEは、発見期間において発見リソースを用いて発見信号の送信を行う。
例えば、図2のユーザ装置UE1は、図1のUE1で示される発見リソースを用いて発見信号を送信し、図2のユーザ装置UE2は、図1のUE2で示される発見リソースを用いて発見信号を送信する。
図2におけるユーザ装置UE3は、ユーザ装置UE1が送信した発見信号を受信することでユーザ装置UE1を発見し、ユーザ装置UE4は、ユーザ装置UE2が送信した発見信号を受信することでユーザ装置UE2を発見する。なお、発見信号の通信は半二重(Half−duplexing)であり、同時に送信と受信を行うことはできない。例えば、図2において、ユーザ装置UE1が図1に示すUE1の発見リソースで発見信号を送信し、仮に、ユーザ装置UE3が図1のAで示す発見リソースで発見信号を送信する場合、ユーザ装置UE1とユーザ装置UE3は、互いに相手の発見信号を受信できず、相手を発見することはできない。なお、端末間通信に関する先行技術文献として特許文献1がある。
特開2012−209893号公報
各ユーザ装置UEにおける発見リソースの選択方法には、大きく2つの方法がある。1つは、各ユーザ装置UEが、使用可能な発見リソースの中から任意に1つの発見リソースを選択する方法である。この方法を分散型(Distributed discovery)と呼ぶ。もう1つは、基地局eNBがユーザ装置UEに対して発見リソースを割り当てる方法である。この方法を集中型(Centralized discovery)と呼ぶ。
図3は、分散型における発見信号送受信の例を示す図である。図3において、各ユーザ装置UEは、各符号で示される発見リソースを用いるものとする。例えば、ユーザ装置UE1、ユーザ装置UE2は、右側のリソース図におけるAで示す発見リソースで発見信号を送信する。
図3に示すとおり、ユーザ装置UE1、UE2、UE3は互いに近い距離にあり、ユーザ装置UE1、UE2は同じ発見リソースAを用いて発見信号を送信するため、発見信号の衝突(collision)が発生し、ユーザ装置UE3は、ユーザ装置UE1、UE2のいずれも発見できない。
また、ユーザ装置UE3とユーザ装置UE4は遠い距離にあるため、これらは同じ発見リソースDを用いることができる(spatial reuse、周波数再利用)。また、前述したように、発見信号の通信は半二重であるため、時間リソースが同じである発見リソースB及びCを用いるユーザ装置UE6及びUE5は互いに相手の発見信号を受信できず、相手を発見することはできない(deafness、発見信号受信不可)。
集中型の場合、上記の衝突やdeafnessが発生しないように集中的にリソース割り当てを行うことができる反面、ユーザ装置UEが基地局eNBの通信圏外になった場合には適用できず、また、ネットワーク(基地局eNB)側の制御負荷が高くなる。一方、分散型は、ユーザ装置UEが基地局eNBの通信圏外になっても適用でき、ネットワーク(基地局eNB)側の制御負荷は発生しない反面、衝突やdeafnessが発生する可能性がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、端末間通信において、集中型と分散型の両方を混在させた方式で発見リソースの選択を行うことを可能とする技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の実施の形態によれば、無線により発見信号の送信を行うユーザ装置であって、
基地局から送信されるユーザ装置固有の制御信号に基づいて、前記ユーザ装置が使用するリソースグループパターンを決定し、前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定する手段と、
前記決定されたリソースグループの中から前記発見信号を送信するために使用する発見リソースを選択する手段と
を備えることを特徴とするユーザ装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局であって、
前記ユーザ装置に、リソースグループパターンを示す情報を含むユーザ装置固有の制御信号を送信する手段を備え
前記制御信号は、前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定するために用いる情報を含む
ことを特徴とする基地局が提供される。
本発明の実施の形態によれば、端末間通信において、集中型と分散型の両方を混在させた方式で発見リソースの選択を行うことを可能とする技術が提供される。
発見信号を送信するためのリソースの一例を示す図である。 D2D通信を説明するための図である。 発見信号送受信の例を示す図である。 本発明の実施の形態における通信システムの構成例を示す図である。 基本例を説明するための図である。 RGパターンの例を示す図である。 RG間でのホッピングを説明するための図である。 RG内でのDRホッピングを説明するための図である。 ホッピングパターン適用に関する効果を説明するための図である。 RGパターンを通知するためのシグナリングを説明するための図である。 制御信号を受信したユーザ装置UEの動作例を説明するための図である。 ユーザ装置UE個別の制御信号により設定されたユーザ装置UE1、UE2の動作例を示す図である。 RGホッピングパターンの例を示す図である。 RGホッピングパターンの例を示す図である。 RGホッピングパターンの例を示す図である。 基地局eNBからユーザ装置UEへのシグナリングの他の例を示す図である。 ユーザ装置UEにおいて、複数のRGパターン間でRGパターンを切り替える動作を説明するための図である。 ユーザ装置UEが通信圏外になった場合の動作例を説明するための図である。 ユーザ装置UEから基地局eNBへのシグナリングの例を示す図である。 ユーザ装置UEに対する設定変更例を説明するための図である。 ユーザ装置UEに対する設定変更例を説明するための図である。 ユーザ装置UEに対する設定変更例を説明するための図である。 ユーザ装置UEに対する設定変更例を説明するための図である。 ユーザ装置UEの機能構成図である。 ユーザ装置UEの動作手順例を示すフローチャートである。 ユーザ装置UEの具体的な構成例を示す図である。 基地局eNBの機能構成図である。 基地局eNBの動作手順例を示すフローチャートである。 基地局eNBの具体的な構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
(基本例)
まず、図4、図5を参照して、本発明の実施の形態において基本となる例を説明する。図4は、本実施の形態における通信システムの構成例を示す。図4に示すように、本実施の形態における通信システムは、基地局eNBの配下に複数のユーザ装置UEが存在するセルラー通信システムである。当該セルラー通信システムは、例えばLTEに準拠したものであるが、LTEに限られるわけではない。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「LTE」は、3GPPのリリース8、又は9に対応する通信方式のみならず、3GPPのリリース10、11、又は12もしくはそれ以降に対応する通信方式も含む意味で使用する。
図5は、本実施の形態における発見リソースに関わるリソースを説明するための図である。本実施の形態では、説明を分かり易くするための一例として、図5(a)に示すように、1回の発見信号送信機会(発見期間)において、4×4=16個の発見リソース(DR: discovery resource)が使用可能であるとする。便宜上、発見リソースDRとして使用可能な当該領域を発見リソース全体領域と呼ぶことにする。ここで、1個の発見リソースDRは、ユーザ装置UEが発見信号を送信するために用いる最小単位のリソースであり、例えば、LTEで規定された複数のRB(リソースブロック)からなる。
本実施の形態では、複数のリソースグループ(RG: Resource Group)パターン(pattern)が導入される。1つのRGパターンは、1つ又は複数のリソースグループRGを有する。1つのリソースグループRGは、1つ又は複数の発見リソースDRを有する。ユーザ装置UEには、RGパターン及び当該RGパターンにおいて使用すべきリソースグループRGが割り当てられる。この割り当ては、例えば基地局eNBからのシグナリングにより行われる。また、リソースグループRGの割り当ては、後述するようにリソースグループRGのホッピングパターンの割り当てとして行われる場合もある。
そして、ユーザ装置UEは、割り当てられたリソースグループRG内の1つ又は複数の発見リソースDRのうちの1つを任意に(例えばランダムに)選択して発見信号送信のために使用する。なお、リソースグループRGが1つの発見リソースDRのみを含む場合は、リソースグループRGの割り当てがそのまま発見リソースDRの割り当てとなる。
図5には、例として3つのRGパターンが示されている。図5(b)に示すRGパターンは、RGパターンを構成するリソースグループRGの各々が1つの発見リソースDRであるパターンである。このパターンは、上述したように、各リソースグループRGが1つの発見リソースDRのみを含む場合であり、リソースグループRGの割り当てがそのまま発見リソースDRの割り当てとなる。図5(b)には、例として、図4に示したユーザ装置UE1〜UE5の割り当て例が記載されている。このパターンの場合、結果的に前述した集中型と同様の割り当てになることから、このパターンを完全集中型(fully centralized)と呼ぶことができる。
図5(c)に示すRGパターンは、発見リソース全体領域を2つのリソースグループ(RG1とRG2)に分けたパターンである。図5(c)に示すように、RG1にユーザ装置UE1とUE2が割り当てられ、RG2にユーザ装置UE3、UE4、UE5が割り当てられている。なお、図5(c)に示す割り当ての場合、例えば、ユーザ装置UE1にとっては、図5(c)に示すRGパターンが割り当てられ、更に、当該RGパターンの中のRG1が割り当てられたことになる。
図5(c)に示すRGパターンでは、RG1が割り当てられた各ユーザ装置UEは、任意に当該RG1内の発見リソースDRを選択するため、RG1が割り当てられたユーザ装置UE間では発見信号の衝突が発生したり、deafnessが発生する可能性がある。RG2が割り当てられたユーザ装置UE間でも同様である。図5(c)に示すRGパターンは、複数のRGの中から1つのRGがユーザ装置UEに割り当てられるという点では集中型であるが、ユーザ装置UEはRGに含まれる複数の発見リソースDRから1つの発見リソースDRを任意に選択するという点では分散型であるので、このようなRGパターンを部分的集中型(partially distributed)と呼ぶことができる。
図5(d)に示すRGパターンは、RGパターンに含まれるリソースグループRGが1つ(RG1)のみであるパターンである。この場合、RG1の中に図5(a)に示す16個の発見リソースDRが含まれ、各ユーザ装置UEは、16個の発見リソースDRの中から1つの発見リソースDRを選択して発見信号の送信を行う。このパターンの場合、結果的に前述した分散型と同様の割り当てになることから、このパターンを完全分散型(fully distributed)と呼ぶことができる。
<RGパターンの他の例>
本実施の形態において、RGパターンは上述した特定のパターンに限定されるわけではなく、どのようなRGパターンでも導入することができる。図5に示したRGパターンの例を含む複数のRGパターンの例を図6に示す。
以下では、上記の基本例に基づくより具体的な例として、例1〜例3を説明する。
(例1:ホッピングパターンの導入)
例1では、複数のRGを含むRGパターンにおけるRG間でのホッピングパターンが導入される。更に、複数の発見リソースDRを含むRG内におけるDR間でのホッピングパターンが導入される。なお、本実施の形態に係る通信システムにおいて、複数のRGを含むRGパターンにおけるRG間でのホッピングパターンと、複数の発見リソースDRを含むRG内におけるDR間でのホッピングパターンの両方が用いられてもよいし、どちらか一方のホッピングパターンが用いられてもよい。
ここで、RG間でのホッピングとは、例えば図7に示すように、あるRGパターン(図7では、図5(c)のパターンの例を示す)を割り当てられたユーザ装置UEが、送信機会となる発見期間毎に、ホッピングパターンで定められる規則に従って、当該RGパターンの中で使用するRGを変更することである。なお、ホッピングパターンによっては、ユーザ装置UEは、発見期間毎でなく、複数の発見期間毎にRGを変更するような場合もある。
また、DR間でのホッピングとは、例えば図8に示すように、あるRGパターンのRG(図8では、図5(c)のパターンの例におけるRG1)を割り当てられたユーザ装置UEが、送信機会となる発見期間毎に、ホッピングパターンで定められる規則に従って、使用するDRを変更することである。なお、ホッピングパターンによっては、ユーザ装置UEは、発見期間毎でなく、複数の発見期間毎にDRを変更するような場合もある。また、図8は、DR間でのホッピングを分かりやすく示すためにRG間でのホッピングを行わずにDR間でのホッピングのみ行う場合を示しているが、RG間でのホッピングを行い、更に、DR間でのホッピングを行ってもよい。
図5(b)、(c)、(d)と同様の図である図9(a)、(b)、(c)を参照して、完全集中型、部分的集中型、及び完全分散型におけるホッピングパターン適用に関する効果について説明する。
図9(a)に示すようなユーザ装置UE1〜UE5の割り当てがなされている完全集中型のRGパターンの場合、ユーザ装置UE1とUE2は同じ時間リソースが割り当てられているから、互いに相手の発見信号受信不可となる。そこで、RG間ホッピング、特に、時間領域でのRG間ホッピングを行うことで、ユーザ装置UE1に割り当てられる時間リソースとユーザ装置UE2に割り当てられる時間リソースとを異なるものとすることができ、発見信号受信不可の問題が解消される。
また、発見信号は1対多のブロードキャストにより送信されることから、発見信号の受信側のユーザ装置UEは、送信側のユーザ装置UEが使用するDR(=完全集中型でのRG)について大きなフェージングの影響を受ける場合がある。この場合、受信側のユーザ装置UEは、当該DRにより送信された発見信号を正常に受信できず、送信側のユーザ装置UEを発見できないことになる。そこで、RG間でのホッピング、特に、周波数領域でのRG間ホッピングを行うことで、例えば発見期間毎にDRの周波数を変更でき、特定のDRにおいてフェージングの影響を受けた受信側のユーザ装置UEが良好に受信できるDRが選択される可能性が高くなる。
図9(b)に示す部分的集中型の例の場合、RG1が割り当てられたユーザ装置UE1とUE2、及び、RG2が割り当てられたユーザ装置UE3、UE4、UE5のように、同じRGが割り当てられた複数のユーザ装置UE間では発見信号の衝突、及び発見信号受信不可(deafness)が生じる可能性がある。そこで、RG間ホッピングを導入することで、複数のユーザ装置UEがある発見期間において同じRGを使用していても、別の発見期間においては当該複数のユーザ装置UEは異なるRGを使用する可能性が高くなり、発見信号の衝突、及び発見信号受信不可(deafness)が生じる可能性を低減させることができる。また、DR間ホッピングを導入することで、複数のユーザ装置UEが同じRGを使用していても、複数のユーザ装置UEにおいて使用されるDRを時間領域及び周波数領域で異ならせる可能性を高くでき、発見信号の衝突、及び発見信号受信不可(deafness)が生じる可能性を低減させることができる。
図9(c)に示す完全分散型の例の場合、図9(b)におけるRG1内の状況、及びRG2内の状況と同様に、複数のユーザ装置UE間では発見信号の衝突、及び発見信号受信不可(deafness)が生じる可能性がある。そこで、DR間ホッピングを導入することで、複数のユーザ装置UEにおいて使用されるDRを時間領域及び周波数領域で異ならせる可能性を高くでき、発見信号の衝突、及び発見信号受信不可(deafness)が生じる可能性を低減させることができる。
上記のような効果を奏せしめるRGホッピングパターン及び/又はDRホッピングパターンは、例えば、基地局eNBにおいて動的に決定され、後述するシグナリングでユーザ装置UEに通知される。
(例2:基地局eNBからユーザ装置UEへのシグナリング)
<例2−1:RGパターンの通知>
本実施の形態では、基地局eNBがRGパターンを示す情報を含む制御信号をシグナリングによりユーザ装置UEに送信し、当該制御信号を受信したユーザ装置UEが当該情報に従ったRGパターンを使用する。
図10に、本実施の形態におけるRGパターンを通知するシグナリングの例を示す。本例では、図10に示すように、基地局eNBが、そのエリア内のユーザ装置UEに対して、割り当てようとするRGパターンを示す情報を含む制御信号をブロードキャストする(broadcast signaling)。RGパターンを示す情報は、例えば、特定のRGパターンを識別する情報として予め定められたインデックスである。もしくは、RGパターンそのものを示す情報を通知してもよい。RGパターンそのものを示す情報は、例えば、発見リソース全体領域における発見リソースのリソース位置と、リソースグループ識別情報とを対応付けた情報の形式で表現される。
図11を参照して、上記制御信号を受信した各ユーザ装置UEの動作例を説明する。図11に示す例では、各ユーザ装置UEは、予め複数のRGパターンを記憶部に格納している。そして、各ユーザ装置UEは、基地局eNBから受信した制御信号に含まれるRGパターンを示す情報(インデックス)に対応するRGパターンを選択し、発見信号送信のためのリソース選択に使用する。図11は、あるユーザ装置UEにおいて、RGパターン1〜Nが予め格納され、基地局eNBからRGパターンMを指定する制御信号を受信し、当該RGパターンMを選択することを示している。
上記の制御信号は、SIB、セル固有RRCシグナリング(cell specific RRC signaling)等の既にLTEにおいて規定されているシグナリングを用いて送信してもよいし、新たにシグナリングを定義してもよい。
<例2−2:ユーザ装置UEに対する発見動作設定(configuration of discovery behavior)>
本実施の形態では、基地局eNBは、上記のようにしてRGパターンが割り当てられた個々のユーザ装置UEに対し、ユーザ装置UE固有(個別)の制御信号(例:UE specific RRC signaling)を送信することで、ユーザ装置UEに対して個別に発見動作(discovery behavior)を設定(configure)する。
上記の制御信号には、ユーザ装置UEに設定させる情報として、例えば、発見信号送信の開始サブフレーム番号(start subframe number)、周期(periodicity)、期間(duration)、RGホッピングパターンパラメータ(インデックス等)、DRホッピングパターンパラメータ(インデックス等)が含まれる。
上記の周期は、発見信号の送信周期を示し、例えば、2回の発見期間が訪れる度に発見信号を送信する等の周期である。期間は、発見信号の送信期間を示し、例えば、ユーザ装置UEが10秒間発見信号を送信し、送信停止する、もしくは、10回発見信号を送信し、停止する、といった期間を示す。RGホッピングパターンパラメータは、ユーザ装置UEが実行するRGホッピングの方法を指定するパラメータである。DRホッピングパターンパラメータは、ユーザ装置UEが実行するDRホッピングの方法を指定するパラメータである。
なお、ユーザ装置UE固有の制御信号の中には、図10を参照して説明した、ユーザ装置共通の制御信号で送るRGパターンの指示情報を含めてもよい。この場合、ユーザ装置共通の制御信号にRGパターンの指示情報を含めなくてもよい。
図12に、上記の制御信号を受信し、設定(configuration)がなされたユーザ装置UE1、UE2の動作例を示す。
図12に示す例では、ユーザ装置UE1、UE2ともに部分的集中型のRGパターンの割り当てが既になされている。ユーザ装置UE1は、ユーザ装置UE1固有(UE specific)の制御信号を受信したことにより、2つの発見期間毎にRG1とRG2を交互に使用するRGホッピングパターンを用いて、発見期間Nまで、発見信号送信を行う。更に、ユーザ装置UE1は、各RG内でDRホッピングを行う。ユーザ装置UE2も同様の動作を行うが、ユーザ装置UE1と発見信号送信の開始タイミングがずれている。
なお、本実施の形態では、RG内のDRについてはユーザ装置UEが任意に選択することが基本であるが、例えば、任意に選択する際の選択の方法を基地局eNBがユーザ装置UEにシグナリングで指示することでDRホッピングを実現できる。例えば、所定数離れた番号のDRを順次使用するように指示することでDRホッピングを実現できる。この場合、上記の選択の方法をDRホッピングパターンと呼んでもよい。また、RGホッピングパターンと同様に、DR番号を指定したホッピングパターンを用いてもよい。
<例2−3:ホッピングパターンの例>
ここで、基地局eNBから制御信号により指定されるRGホッピングパターンの例を図13〜図15を参照して説明する。
RGホッピングパターンは、RGパターンにおける全てRGにわたるパターンでもよいし、RGパターンにおける全てRGのうちの1部のRGにわたるパターンでもよい。図13に示す例において、RGホッピングパターンを示すインデックスHP1、HP2はRGパターンにおける全てRGにわたるパターンを示し、HPxは1部のRGにわたるパターンを示す。例えば、HP1のホッピングパターンの指定を受信したユーザ装置UEは、当該ホッピングパターンに従って、最初の発見信号の送信機会にRG1を用い、次の送信機会にRG2を用い、その次に送信機会にRG3を使用するといった動作を行う。
なお、基地局eNBからユーザ装置UEへのRGホッピングパターンの通知は、インデックスを通知することでもよいし、パターンそのものを通知することでもよい。インデックスを通知する場合は、ユーザ装置UEの記憶部において、予め複数のRGホッピングパターンがRGパターン毎に格納されており、ユーザ装置UEは受信したインデックスに対応するRGホッピングパターンを記憶部から読み出して使用する。
図14は、部分的集中型RGパターンの一例におけるRGホッピングパターンの例である。
図15も、部分的集中型RGパターンの一例におけるRGホッピングパターンの例である。図15の例の場合、RG9のみでは完全分散型であり、HP3を指定されたユーザ装置UEは、RG9内において任意にDR選択を行う。また、例えばHP1を指定されたユーザ装置UEは、ホッピングパターンに示されたとおりのDR(=RG)の選択を行う。HP4を指定されたユーザ装置UEは、RG1の送信機会においてRG1(=DR)を用い、RG2の送信機会においてRG2(=DR)を用い、RG9の送信機会においてRG9の中から任意に選択したDRを用いる。
ホッピングパターンとして、LTE等で規定されている既存のホッピングパターンを用いることとしてもよい。そのようなホッピングパターンとしては、例えば、PUSCH送信におけるFHパターン、ターボ符号におけるQPPインタリーバ等がある。また、モジュロ演算等を含む数式及びそのパラメータによりホッピングパターンを定義してもよい。
<例2−4:基地局eNBからユーザ装置UEへのシグナリングの他の例>
図10において、基地局eNBからユーザ装置UEに、ユーザ装置UE共通の制御信号を送ることで、エリア内のユーザ装置UEにRGパターンを設定する例を説明した。この制御信号で指定するRGパターンは1つとは限らず、複数であってもよい。例えば、図11に示すRGパターン1とRGパターンNを指定する制御信号を基地局eNBがユーザ装置UEに対して送信する。
このように複数のRGパターンを指定する場合、基地局eNBがユーザ装置UEに対して複数RGパターンのうちのどのRGパターンを使用するかを指示する。この指示のためのシグナリングは、例えば図16に示すように、2RGパターンに対しては1ビットのRRCシグナリング(制御信号)で実現できる。図17に示すように、ユーザ装置UE側では、例えば、ビット0を受信したときに2RGパターンのうちのRGパターン1を使用し、ビット1を受信したときに2RGパターンのうちのRGパターンNを使用する。複数のRGパターンを指定する場合に、図16に示すようなシグナリングを導入することで、基地局eNBがユーザ装置UEに複数のRGパターンのうちの1つのRGパターンを使用させる切り替え制御を迅速に実施することが可能となる。
なお、上記の例は複数のRGパターンの数が2の例であるが、RGパターンの数は2に限られず、3以上であってもよい。この場合、RGパターンの数に応じて、例えば、図16に示すシグナリングにおいて送信する制御信号のビット数を増加させる。
<例2−5:ユーザ装置UEが通信圏外(out of NW coverage)にある場合の例>
基地局eNBに障害が発生し、基地局eNBからユーザ装置UEへのシグナリングができない場合(図18の例)、もしくは、ユーザ装置UEが通信圏外に移動し、当該ユーザ装置UEが基地局eNBからのシグナリングを受信できない場合が発生する可能性がある。ユーザ装置UEは、基地局eNBとの通信ができなくなったことでこのような状況の発生を検知すると、使用するRGパターンとして、例えば図18に示す完全分散型のRGパターンを選択し、任意に発見リソースを選択することで発見信号の送信を行う。
なお、例えば、図24に示すユーザ装置UEにおいては、受信部101により通信圏外になったことを検知すると、パターン選択部104が、上記RGパターンを選択し、発見信号生成部108に通知し、発見信号生成部108は当該RGパターンを用い、任意に発見リソースを選択することで発見信号の送信を行う。
(例3:ユーザ装置UEから基地局eNBへのシグナリング)
次に、ユーザ装置UEから基地局eNBへのシグナリングの例について説明する。
<例3−1:混雑情報の送信>
図19に示すように、本実施の形態では、各ユーザ装置UEは混雑(congestion)を示す情報を含む制御信号を基地局eNBに送信するシグナリングを行う。本実施の形態において、ユーザ装置UEが混雑を測定する方法は特定の方法に限られないが、例えば、受信する発見信号の数、送信する発見信号が他の発見信号と衝突する頻度等を測定することで混雑の状況を推定できる。ユーザ装置UEが測定した混雑を示す情報(混雑情報)を上記シグナリングで基地局eNBに送信する。
なお、混雑情報を基地局eNBに通知するシグナリングは、例えば、混雑の度合が所定値以上になった場合などの所定のトリガーに基づき行ってもよいし、一定時間間隔で行ってもよい。
あるユーザ装置UEから混雑情報を受信した基地局eNBは、例えば、当該ユーザ装置UEに対してホッピングパターンを変更したり、RGパターンを変更したりといった設定変更の制御を行う。このような制御は、前述したユーザ装置UE個別制御信号をユーザ装置UEに送信することで行うことができる。また、基地局eNBがエリア内の複数のユーザ装置UEから混雑情報を受信し、ユーザ装置UE共通制御信号をブロードキャストすることで、エリア内の複数のユーザ装置UEにおける設定を一律に変更することもできる。
図20は、ユーザ装置UEに対する設定(configuration)変更を行う例を示す図である。図20で示す例において、ユーザ装置UEに、分散型のRG9と集中型のRG1〜RG8とを有するRGパターンが割り当てられている。例えば、当該ユーザ装置UEは、最初にRG9を使用するよう設定がされ、RG9内の発見リソースを任意に選択しながら発見信号の送信を行う。そして、ユーザ装置UEが、混雑度合が高いことを示す混雑情報を基地局eNBに送信したものとすると、基地局eNBは、発見信号の衝突及び発見信号受信不可(deafness)の可能性を低減させるために、分散型のRG9を使用することに代えて、集中型のRG1〜RG8を使用させるRGホッピングパターンパラメータを制御信号でユーザ装置UEに送信し、ユーザ装置UEは、この制御信号で指示されたRGホッピングパターンに従って、RG1〜RG8のうちの1つのRG(=DR)を使用して発見信号の送信を行う。このRGホッピングパターンは、基地局eNBにおいて、当該ユーザ装置UEに対して、他のユーザ装置UEとの間で発見信号の衝突及び発見信号受信不可(deafness)の可能性が低減するように、最適なパターンが動的に選択されたものである。
図21は、ユーザ装置UEに対する設定(configuration)変更を行う別の例を示す図である。
図21で示す例において、ユーザ装置UEには最初に図21(a)に示す完全集中型のRGパターンが割り当てられており、ユーザ装置UEは、基地局eNBから指定される特定のRG、もしくは基地局eNBから指定されるRGホッピングパターンに従って発見信号の送信を行う。そして、ユーザ装置UEが、混雑度合が低いことを示す混雑情報を基地局eNBに送信したものとすると、基地局eNBは、発見信号の衝突及び発見信号受信不可(deafness)の可能性が低いと判断し、完全集中型のRGパターンを使用することに代えて、完全分散型のRGパターンを使用させる制御信号をユーザ装置UEに送信し、ユーザ装置UEは、この制御信号で指示された完全分散型のRGパターンを用いて発見信号の送信を行う。
<例3−2:発見されたUEを通知するシグナリング>
本実施の形態では、ユーザ装置UEは、自身が発見したユーザ装置UEの識別情報(ID)を制御信号で基地局eNBに送信することができる。本実施の形態では、ユーザ装置UEは、自身が発見した全てのユーザ装置UEのIDを送ってもよいし、所定の数N(Nは自然数)を定めておき、最初に発見されたN個のユーザ装置UEのIDを送信することとしてもよい。また、ここでの「発見」とは、ある1つの発見期間における「発見」でもよいし、複数の発見期間を含む所定の期間においての「発見」でもよい。
ユーザ装置UEによる上記制御信号送信(シグナリング実行)は、例えば、基地局eNBから所定のRRC信号を受信したことに応じて行ってもよいし、メジャメントリポート送信と同様に、所定のイベント発生をトリガーとして行ってもよい。所定のイベントとは、例えば、混雑度合がある閾値よりも高くなったような場合が考えられる。
図22、図23を参照して、上記の制御信号を受信した基地局eNBによるユーザ装置UEに対する設定変更例を説明する。
本例では、図22に示すように、ユーザ装置UE1、UE2のグループとユーザ装置UE3、UE4のグループ間の距離が大きいものとする。
各ユーザ装置UEには、図23(a)に示すようにRGパターン及びRGが割り当てられている。すなわち、距離の小さいユーザ装置UE1とUE2にはRG1が割り当てられ、距離の小さいユーザ装置UE3とUE4にはRG2が割り当てられている。RG1の中では各ユーザ装置UEにより任意に発見リソースDRが選択されるため、ユーザ装置UE間での発見信号衝突及び発見信号受信不可(deafness)が生じる可能がある。
ここで、ユーザ装置UE1がユーザ装置UE2を発見し、上記のシグナリングを用いて、ユーザ装置UE2を発見したことを示す情報(ユーザ装置UE2のID)を基地局eNBに通知する。また、ユーザ装置UE3がユーザ装置UE4を発見し、上記のシグナリングを用いて、ユーザ装置UE4を発見したことを示す情報(ユーザ装置UE4のID)を基地局eNBに通知する。
上記の情報を受信した基地局eNBは、ユーザ装置UE1とUE2との距離は短く(発見信号を送受信できる程度に短く)、ユーザ装置UE3とUE4との距離は短く、ユーザ装置UE1及びUE2とユーザ装置UE3及びUE4との距離は長い(発見信号が届く距離より長い)と判断し、RGの割り当てを図23(b)に示すように変更し、各ユーザ装置に対して変更後の割り当てのための制御信号を送信する。
図23(b)に示すようにRGの割り当てが変更された後は、距離の短いユーザ装置UE1とUE2には異なるRGが割り当てられるため、衝突の可能性はなくなる。UE3とUE4についても同様である。一方、同じRG1が割り当てられたユーザ装置UE1とUE3との間の距離は大きいため、衝突の可能性は低い。UE2とUE4についても同様である。
なお、図22、図23に示す例は、少数のUEが登場する例であるが、多くのUEに対しても同様の制御を行うことが可能である。多くのUEに対する制御では、RG割り当てを時間とともに順次(incrementally)最適化することができる。
(装置構成例)
以下、これまでに説明した基本例、例1、例2、例3の処理動作を含む処理動作を実行可能なユーザ装置UE及び基地局eNBの構成例及び動作例を説明する。
<ユーザ装置UEの構成例>
図24に、本実施の形態におけるユーザ装置UEの機能構成例を示す。図24に示すように、ユーザ装置UEは、受信部101、制御信号取得部102、発見信号取得部103、パターン選択部104、パターン情報記憶部105、発見信号解析部106、フィードバック信号生成部107、発見信号生成部108、信号送信部109を備える。各機能部の機能概要は以下のとおりである。
受信部101は、基地局eNBもしくは他のユーザ装置UEから無線で信号を受信する。制御信号取得部102は、受信部101により受信した信号から制御信号の情報(例:RRCシグナリング情報)を取得する。発見信号取得部103は受信した信号から発見信号の情報を取得する。
図24に示す例では、パターン情報記憶部105に、予め規定されたRGパターン及びホッピングパターン(RGホッピングパターンとDRホッピングパターン)が、インデックス(識別情報)と対応付けて格納されており、パターン選択部104は、制御信号に含まれるインデックスに対応するRGパターン及び/又はホッピングパターンをパターン情報記憶部105から取得し、発見信号生成部108に通知する。発見信号生成部108は、通知されたRGパターン及び/又はホッピングパターンに基づいてRGを決定し、RGの中から発見リソースを選択するとともに、発見信号を生成する。送信部109は、選択された発見リソースで発見信号を送信する。送信部109は、その他の信号も送信する。
また、発見信号解析部106は、例えば受信した発見信号の数や衝突状況により、フィードバック信号に含めるフィードバック情報(例3における混雑情報、発見したUE情報等)を生成する。フィードバック信号生成部107は、発見信号解析部106により生成されたフィードバック情報を含むフィードバック信号を作成する。
なお、基地局eNBからRGパターン及び/又はホッピングパターンそのものを受信する場合、パターン情報記憶部105は必須ではなく、発見信号生成部108は、基地局eNBから受信したRGパターン及び/又はホッピングパターンに従って発見リソースを選択することができる。
また、パターン情報記憶部105にRGパターン及び/又はホッピングパターンが格納される場合において、格納される情報の形式は特定の形式に限定されない。例えば、RGパターンとしては、発見リソース全体領域における発見リソースのリソース位置と、リソースグループ識別情報とを対応付けた情報を格納することができる。ホッピングパターンは、例えば、図13〜図15に示すような形式の情報を、RGパターンと対応付けて格納することができる。
上記のように、ユーザ装置eNBは、基地局eNBから通知される情報に基づいて、ユーザ装置UEが使用するRGパターンを決定し、発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むRGを、前記RGパターンに含まれる1つ又は複数のRGから決定する機能部(例:パターン選択部104と発見信号生成部108)と、前記決定されたRGの中から発見信号を送信するために使用する発見リソースを選択する機能部(例:発見信号生成部108)とを含む。
また、発見信号生成部108は、基地局eNBから通知されるRGのホッピングパターンを示す情報に基づいて、RGを決定する。また、発見信号生成部108は、基地局eNBから通知される発見リソースのホッピングパターンを示す情報に基づいて、発見リソースを選択することができる。
図25は、ユーザ装置UEの動作手順例を示すフローチャートである。図25を参照して図24に示すユーザ装置UEの動作例を説明する。ここでの動作例では、例2−1で説明したように基地局eNBからユーザ装置UEが制御信号を受信し、ユーザ装置UEのパターン選択部104が、使用するRGパターンを決定し、当該RGパターン等を発見信号生成部108に通知し、発見信号生成部108が当該RGパターン等に基づいて、発見信号の生成、送信を既に行っているものとする。
図25のステップ101において、ユーザ装置UEの受信部101は、基地局eNBにおいてフィードバック情報等に基づき生成された制御信号を受信し、制御信号取得部102が制御信号の情報を取得する。この制御信号は、例えば、例2−2で説明した基地局eNBからのシグナリングの制御信号である。続いて、パターン選択部104は、制御信号取得部102により取得された制御信号の情報に基づいてRGパターン及び/又はホッピングパターンをパターン情報記憶105から取得し、発見信号生成部108に通知する(ステップ102)。この通知により、発見信号生成部108では、当該RGパターン及び/又はホッピングパターンを使用するよう設定がなされる。また、例2−2で説明した周期や、期間についてもパターン選択部104から発見信号生成部108に通知し、設定するようにしてもよい。
発見信号生成部108は、ステップ102で通知されたパターン等に従って、発見リソースの選択、及び発見信号の生成を行い、送信部109から発見信号を送信する(ステップ103)。ここでの送信は、例えば図12に示したようになされる。また、ステップ103では、発見信号の受信も行われ、発見信号取得部103により発見信号の情報が取得される。
発見信号解析部106は、例えば、発見信号に含まれるUE情報、受信した発見信号の数、衝突状況等により、フィードバック信号に含めるフィードバック情報(例3における混雑情報、発見したUE情報等)を生成し、フィードバック信号生成部107が、発見信号解析部106により生成された情報を含むフィードバック信号を作成し、送信部109を用いて基地局eNBに送信する(ステップ104)。
図26に、本実施の形態におけるユーザ装置UEのより具体的な機能構成例を示す。ただし、図24に示した構成の具体例が図26に示す構成に限られるわけではない。図26に示す構成において、網掛けで示した機能部が本発明の実施の形態に係る機能部である。それ以外の機能部の構成は、既存のユーザ装置UEも備える構成である。
図26に示すように、ユーザ装置UEは、送受信共通の構成として、アンテナ200(1〜NRX)及びデュプレクサ201を有する。なお、図26には2本のアンテナに対応する構成が示されているが、これは図示の便宜上のものであり、アンテナ数は2本に限られない。
ユーザ装置UEは、送信側の構成として、チャネル符号化部202、データ変調部203、プリコーディング部204、MUX(多重部)205、DFT部206、IFFT部207、CP付加部208、RF送信回路209を有する。更に、ユーザ装置UEは、受信側の構成として、RF受信回路210、受信タイミング推定部211、CP除去部212、FFT部213、De−MUX(分離部)214、チャネル復号部215を有する。なお、図26に示す構成例は、基地局eNBとの間で信号送受信を行うための構成と、他のユーザ装置との間で信号送受信を行うための構成とが共通である構成例であるが、基地局eNBとの間で信号送受信を行うための構成に加えて、他のユーザ装置との間で信号送受信を行うための構成(D2D通信を行うための構成)を有する構成としてもよい。
網掛けで示したように、本実施の形態に係る機能部として、ユーザ装置UEは、RGパターン記憶部221、インター/イントラホッピングパターン記憶部222、RG・HP選択部223、発見信号生成部224、フィードバック信号生成部225、RRC信号復調部226、発見信号復調部227、発見信号解析部228を備える。なお、インターホッピングはRG間のホッピングであり、イントラホッピングはRG内のDR間のホッピングである。
RGパターン記憶部221とインター/イントラホッピングパターン記憶部222は、図24で示した構成におけるパターン情報記憶部105に対応する。RG・HP選択部223は、図24で示した構成におけるパターン選択部104に対応する。発見信号生成部224、フィードバック信号生成部225、発見信号解析部228はそれぞれ、図24で示した構成における発見信号生成部108、フィードバック信号生成部225、発見信号解析部106に対応する。RRC信号復調部226は、図24に示した構成における制御信号取得部102に対応する。発見信号復調部227及びチャネル復号部215は、図24に示した構成における発見信号取得部103に対応する。これらの機能部の動作は、図24、図25を参照して説明した対応する機能部の動作と同様である。
<基地局eNBの構成例>
図27に、本実施の形態における基地局eNBの機能構成例を示す。図27に示すように、基地局eNBは、受信部301、フィードバック情報取得部302、パターン決定部303、制御信号生成部304、パターン情報記憶部305、送信部306を備える。各機能部の概要は以下のとおりである。
受信部301はユーザ装置UEから送信された信号を無線で受信する。フィードバック情報取得部302は、ユーザ装置UEから受信した信号からフィードバック情報(例3で説明した混雑情報、発見UE情報等)を取得する。パターン決定部303は、例えば例3で説明したように、フィードバック情報に基づきRGパターン及び/又はホッピングパターンを決定し、そのインデックスを制御信号生成部304に渡す。なお、インデックスを渡す代わりに、パターンそのものを制御信号生成部304に渡してもよい。その場合、決定したパターンをパターン情報記憶部305から読み出し、それを制御信号生成部304に渡す。制御信号生成部304は、パターン決定部303から渡された情報を含む制御信号を生成する。送信部306は、制御信号やユーザデータを無線でユーザ装置UEに送信する。
すなわち、基地局eNBは、ユーザ装置UEに、RGパターンを示す情報を含む制御信号を送信する機能部(例:パターン決定部303、制御信号生成部304、送信部306)と、発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むRGを、前記RGパターンに含まれる1つ又は複数のRGから決定するために用いる情報を前記ユーザ装置UEに送信する機能部(例:パターン決定部303、制御信号生成部304、送信部306)を含む。
図28は基地局eNBの動作手順例を示すフローチャートである。図28を参照して基地局eNBの動作例を説明する。
本例では、まず、基地局eNBの制御信号生成部304がRGパターンの情報(インデックス又はRGパターンそのもの)を含む制御信号を生成し、送信部306が当該制御信号をブロードキャスト送信する(ステップ301)。ここでの制御信号送信は、例2−1で説明したシグナリングに相当する。ステップ301でのRGパターンは、例えば、基地局eNBのセル内の各ユーザ装置UEから受信する信号に基づき、パターン決定部303等により決定される。また、ここで送信する情報はRGパターンに限られず、ホッピングパターン、周期、期間等も加えて送信してもよい。
続いて、基地局eNBはユーザ装置UEからフィードバック情報を含む信号を受信し、フィードバック情報取得部302が当該信号からフィードバック情報を取得する(ステップ302)。ここでのフィードバック情報は、例えば例3で説明した混雑情報、発見UE情報等である。
基地局eNBのパターン決定部303は、例えば例3で説明したように、フィードバック情報に基づきRGパターン及び/又はホッピングパターンを決定し、そのインデックスもしくはパターンそのものを制御信号生成部304に渡す(ステップ303)。そして、制御信号生成部304は、ステップ303で決定されたパターンの情報を含む制御信号を生成し、送信部306は制御信号を送信する(ステップ304)。ここでの制御信号は、例えば例2−2で説明した制御信号に相当する。ステップ304で送信する制御信号には、RGパターン及び/又はホッピングパターンの情報に加えて、周期、期間の情報が含まれていてもよい。
図29に、本実施の形態における基地局eNBのより具体的な機能構成例を示す。ただし、図27に示した構成の具体例が図29に示した構成に限られるわけではない。図29に示す構成において、網掛けで示した機能部が本発明の実施の形態に係る機能部であり、それ以外の機能部は、既存の基地局eNBも備える構成である。
図29に示すように、基地局eNBは、送受信共通の構成として、アンテナ400(1〜NTX)及びデュプレクサ401を有する。なお、図29には2本のアンテナに対応する構成が示されているが、これは図示の便宜上のものであり、アンテナ数は2本に限られない。
また、基地局eNBは、送信側の構成として、チャネル符号化部402、データ変調部403、プリコーディング部404、MUX(多重部)405、IFFT部406、CP付加部407、RF送信回路408を有する。更に、基地局eNBは、受信側の構成として、RF受信回路409、受信タイミング推定部410、CP除去部411、FFT部412、IDFT部413、De−MUX(分離部)414、ユーザデータチャネル信号復調部415、チャネル復号部416を有する。
網掛けで示したように、本実施の形態に係る機能部として、基地局eNBは、RGパターン記憶部421、インター/イントラホッピングパターン記憶部422、RRCシグナリング情報生成部423、フィードバック情報復調部424を備える。
RGパターン記憶部421及びインター/イントラホッピングパターン記憶部422は、図27の構成におけるパターン情報記憶部305に対応する。RRCシグナリング情報生成部423は、図27の構成におけるパターン決定部303及び制御信号生成部304に対応する。フィードバック情報復調部424は、図27の構成におけるフィードバック情報取得部302に対応する。これらの機能部の動作は、図27、図28を参照して説明した対応する機能部の動作と同様である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、端末間通信において、集中型と分散型の両方を混在させた方式で発見リソースの選択を行うことが可能となる。また、本実施の形態によれば、集中型、分散型、及びこれら両方のいずれでも機能する新たな統合された発見リソース選択方式が実現される。この方式により、例えば、例3で示したように、集中型と分散型の両方の特徴を活かした柔軟かつ効果的な発見信号送信のためのリソース制御を実現できる。
明細書には以下の事項が開示されている。
(第1項)
無線により発見信号の送信を行うユーザ装置であって、
基地局から通知される情報に基づいて、前記ユーザ装置が使用するリソースグループパターンを決定し、前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定する手段と、
前記決定されたリソースグループの中から前記発見信号を送信するために使用する発見リソースを選択する手段と
を備えることを特徴とするユーザ装置。
(第2項)
前記リソースグループを決定する手段は、前記基地局から通知されるリソースグループのホッピングパターンを示す情報に基づいて、前記リソースグループを決定する
ことを特徴とする第1項に記載のユーザ装置。
(第3項)
前記発見リソースを選択する手段は、前記基地局から通知される発見リソースのホッピングパターンを示す情報に基づいて、前記発見リソースを選択する
ことを特徴とする第1項又は第2項に記載のユーザ装置。
(第4項)
前記ユーザ装置が他のユーザ装置から受信する発見信号に基づいてフィードバック情報を生成し、当該フィードバック情報を前記基地局に送信する
ことを特徴とする第1項ないし第3項のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
(第5項)
無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局であって、
前記ユーザ装置に、リソースグループパターンを示す情報を含む制御信号を送信する手段と、
前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定するために用いる情報を前記ユーザ装置に送信する手段と
を備えることを特徴とする基地局。
(第6項)
前記リソースグループを決定するために用いる情報は、リソースグループのホッピングパターンを示す情報である
ことを特徴とする第5項に記載の基地局。
(第7項)
前記ユーザ装置において前記リソースグループの中から前記発見信号を送信する発見リソースを選択するために使用されるホッピングパターンを示す情報を、前記ユーザ装置に送信する
ことを特徴とする第5項又は第6項に記載の基地局。
(第8項)
前記ユーザ装置が他のユーザ装置から受信する発見信号に基づいて生成したフィードバック情報を前記ユーザ装置から受信し、当該フィードバック情報に基づいて、前記ユーザ装置に、リソースグループパターン又はホッピングパターンを割り当て、当該リソースグループパターンを示す情報又は当該ホッピングパターンを示す情報を前記ユーザ装置に送信する
ことを特徴とする第5項ないし第7項のうちいずれか1項に記載の基地局。
(第9項)
無線により発見信号の送信を行うユーザ装置により実行される発見リソース選択方法であって、
基地局から通知される情報に基づいて、前記ユーザ装置が使用するリソースグループパターンを決定し、前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定するステップと、
前記決定されたリソースグループの中から前記発見信号を送信するために使用する発見リソースを選択するステップと
を備えることを特徴とする発見リソース選択方法。
(第10項)
無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局により実行される制御信号送信方法であって、
前記ユーザ装置に、リソースグループパターンを示す情報を含む制御信号を送信するステップと、
前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定するために用いる情報を前記ユーザ装置に送信するステップと
を備えることを特徴とする制御信号送信方法。
以上、本発明の各実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。説明の便宜上、ユーザ装置UE及び基地局eNBは機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような各装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明に従って動作するソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
UE ユーザ装置
101 受信部
102 制御信号取得部
103 発見信号取得部
104 パターン選択部
105 パターン情報記憶部
106 発見信号解析部
107 フィードバック信号生成部
108 発見信号生成部
109 信号送信部
200 アンテナ
201 デュプレクサ
202 チャネル符号化部
203 データ変調部
204 プリコーディング部
205 MUX(多重部)
206 DFT部
207 IFFT部
208 CP付加部
209 RF送信回路
210 RF受信回路
211 受信タイミング推定部
212 CP除去部
213 FFT部
214 De−MUX(分離部)
215 チャネル復号部
221 RGパターン記憶部
222 インター/イントラホッピングパターン記憶部
223 RG・HP選択部
224 発見信号生成部
225 フィードバック信号生成部
226 RRC信号復調部
227 発見信号復調部
228 発見信号解析部
301 受信部
302 フィードバック情報取得部
303 パターン決定部
304 制御信号生成部
305 パターン情報記憶部
306 送信部
400 アンテナ400
401 デュプレクサ
402 チャネル符号化部
403 データ変調部
404 プリコーディング部
405 MUX(多重部)
406 IFFT部
407 CP付加部
408 RF送信回路
409 RF受信回路
410 受信タイミング推定部
411 CP除去部
412 FFT部
413 IDFT部
414 De−MUX(分離部)
415 ユーザデータチャネル信号復調部
416 チャネル復号部
421 RGパターン記憶部
422 インター/イントラホッピングパターン記憶部
423 RRCシグナリング情報生成部
424 フィードバック情報復調部

Claims (9)

  1. 無線により発見信号の送信を行うユーザ装置であって、
    基地局から送信されるユーザ装置固有の制御信号に基づいて、前記ユーザ装置が使用するリソースグループパターンを決定し、前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定する手段と、
    前記決定されたリソースグループの中から前記発見信号を送信するために使用する発見リソースを選択する手段と
    を備えることを特徴とするユーザ装置。
  2. 無線により発見信号の送信を行うユーザ装置であって、
    基地局から通知される情報に基づいて、前記ユーザ装置が使用するリソースグループパターンを決定し、前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定する手段と、
    前記決定されたリソースグループの中から前記発見信号を送信するために使用する発見リソースを選択する手段とを備え、
    前記リソースグループを決定する手段は、前記基地局から通知されるリソースグループのホッピングパターンを示す情報に基づいて、前記リソースグループを決定する
    ことを特徴とするユーザ装置。
  3. 無線により発見信号の送信を行うユーザ装置であって、
    基地局から通知される情報に基づいて、前記ユーザ装置が使用するリソースグループパターンを決定し、前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定する手段と、
    前記決定されたリソースグループの中から前記発見信号を送信するために使用する発見リソースを選択する手段とを備え、
    前記発見リソースを選択する手段は、前記基地局から通知される発見リソースのホッピングパターンを示す情報に基づいて、前記発見リソースを選択する
    ことを特徴とするユーザ装置。
  4. 前記ユーザ装置が他のユーザ装置から受信する発見信号に基づいてフィードバック情報を生成し、当該フィードバック情報を前記基地局に送信する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
  5. 無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局であって、
    前記ユーザ装置に、リソースグループパターンを示す情報を含むユーザ装置固有の制御信号を送信する手段を備え
    前記制御信号は、前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定するために用いる情報を含む
    ことを特徴とする基地局。
  6. 無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局であって、
    前記ユーザ装置に、リソースグループパターンを示す情報を含む制御信号を送信する手段と、
    前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定するために用いる情報を前記ユーザ装置に送信する手段とを備え、
    前記リソースグループを決定するために用いる情報は、リソースグループのホッピングパターンを示す情報である
    ことを特徴とする基地局。
  7. 無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局であって、
    前記ユーザ装置に、リソースグループパターンを示す情報を含む制御信号を送信する手段と、
    前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定するために用いる情報を前記ユーザ装置に送信する手段とを備え、
    前記ユーザ装置において前記リソースグループの中から前記発見信号を送信する発見リソースを選択するために使用されるホッピングパターンを示す情報を、前記ユーザ装置に送信する
    ことを特徴とする基地局。
  8. 無線により発見信号の送信を行うユーザ装置に制御信号を送信する基地局であって、
    前記ユーザ装置に、リソースグループパターンを示す情報を含む制御信号を送信する手段と、
    前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定するために用いる情報を前記ユーザ装置に送信する手段とを備え、
    前記ユーザ装置が他のユーザ装置から受信する発見信号に基づいて生成したフィードバック情報を前記ユーザ装置から受信し、当該フィードバック情報に基づいて、前記ユーザ装置に、リソースグループパターン又はホッピングパターンを割り当て、当該リソースグループパターンを示す情報又は当該ホッピングパターンを示す情報を前記ユーザ装置に送信する
    ことを特徴とする基地局。
  9. 無線により発見信号の送信を行うユーザ装置により実行される発見リソース選択方法であって、
    基地局から送信されるユーザ装置固有の制御信号に基づいて、前記ユーザ装置が使用するリソースグループパターンを決定し、前記発見信号を送信するために使用され得る発見リソースを1つ又は複数個含むリソースグループを、前記リソースグループパターンに含まれる1つ又は複数のリソースグループから決定するステップと、
    前記決定されたリソースグループの中から前記発見信号を送信するために使用する発見リソースを選択するステップと
    を備えることを特徴とする発見リソース選択方法。
JP2013097184A 2013-05-02 2013-05-02 ユーザ装置、基地局、及び発見リソース選択方法 Active JP6168835B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013097184A JP6168835B2 (ja) 2013-05-02 2013-05-02 ユーザ装置、基地局、及び発見リソース選択方法
CN201480024945.5A CN105165037B (zh) 2013-05-02 2014-05-01 用户装置、基站、发现资源选择方法、以及控制信号发送方法
US14/888,518 US9756555B2 (en) 2013-05-02 2014-05-01 User apparatus, base station, discovery resource selection method, and control signal transmission method
EP14791238.0A EP2993929B1 (en) 2013-05-02 2014-05-01 User device, base station, discovery resource selection method, and control signal transmission method
PCT/JP2014/062100 WO2014178430A1 (ja) 2013-05-02 2014-05-01 ユーザ装置、基地局、発見リソース選択方法、及び制御信号送信方法
ES14791238T ES2851379T3 (es) 2013-05-02 2014-05-01 Dispositivo de usuario, estación base, método de selección de recurso de descubrimiento y método de transmisión de señal de control

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013097184A JP6168835B2 (ja) 2013-05-02 2013-05-02 ユーザ装置、基地局、及び発見リソース選択方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014220603A JP2014220603A (ja) 2014-11-20
JP2014220603A5 JP2014220603A5 (ja) 2016-05-26
JP6168835B2 true JP6168835B2 (ja) 2017-07-26

Family

ID=51843554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013097184A Active JP6168835B2 (ja) 2013-05-02 2013-05-02 ユーザ装置、基地局、及び発見リソース選択方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9756555B2 (ja)
EP (1) EP2993929B1 (ja)
JP (1) JP6168835B2 (ja)
CN (1) CN105165037B (ja)
ES (1) ES2851379T3 (ja)
WO (1) WO2014178430A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015012590A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 株式会社Nttドコモ 基地局、ユーザ装置、リソース割り当て方法、及びリソース決定方法

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI555430B (zh) * 2013-12-02 2016-10-21 創新音速股份有限公司 在一無線通訊系統中支援裝置間通訊的方法及裝置
US9819386B2 (en) * 2013-12-28 2017-11-14 Intel IP Corporation Methods and arrangements to increase transmission range
CN104796845B (zh) * 2014-01-16 2020-04-10 电信科学技术研究院 一种设备到设备信号传输方法及设备
CN105376869B (zh) * 2014-08-22 2020-04-03 中兴通讯股份有限公司 一种在非授权载波上发送发现信号的方法、***及接入点
CN107534546B (zh) 2015-04-08 2020-12-08 Lg 电子株式会社 在无线通信***中发送和接收多个d2d信号的方法和设备
EP3314800B1 (en) * 2015-06-26 2020-02-26 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (PUBL) Efficient multiplexing of control information and data transmission
US10602508B2 (en) * 2015-08-10 2020-03-24 Qualcomm Incorporated LTE-direct communication for vehicle-to-vehicle
AU2016349743B2 (en) * 2015-11-06 2019-12-05 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) CSI reference resource and CQI report for MTC operation
WO2017197393A1 (en) * 2016-05-13 2017-11-16 Intel Corporation User equipment (ue) and evolved node b to reselect resources in a vehicle to vehicle (v2v) communication system according to channel congestion
US10645631B2 (en) * 2016-06-09 2020-05-05 Qualcomm Incorporated Device detection in mixed static and mobile device networks
US11416563B1 (en) 2017-10-20 2022-08-16 Amazon Technologies, Inc. Query language for selecting and addressing resources
US11736979B2 (en) * 2017-11-30 2023-08-22 Huawei Technologies Co., Ltd. Data packet transmission method and apparatus to address a high-latency caused when data is to be transmitted using an unlicensed frequency band
US10707915B2 (en) * 2017-12-04 2020-07-07 Qualcomm Incorporated Narrowband frequency hopping mechanisms to overcome bandwidth restrictions in the unlicensed frequency spectrum

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8743823B2 (en) * 2009-02-12 2014-06-03 Qualcomm Incorporated Transmission with collision detection and mitigation for wireless communication
US8605625B2 (en) * 2009-04-02 2013-12-10 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for peer discovery in a communications system
US8331965B2 (en) * 2009-06-12 2012-12-11 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for controlling resource use in a wireless communications system
US8812657B2 (en) * 2010-04-15 2014-08-19 Qualcomm Incorporated Network-assisted peer discovery
US9031022B2 (en) * 2010-04-20 2015-05-12 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Base station, mobile station, coordinated mobile station, transmission method and reception method
US9614641B2 (en) * 2010-05-12 2017-04-04 Qualcomm Incorporated Resource coordination for peer-to-peer groups through distributed negotiation
KR20130054321A (ko) * 2010-06-23 2013-05-24 퀄컴 인코포레이티드 이벤트-트리거식 피어 발견
JP5526069B2 (ja) 2011-03-30 2014-06-18 株式会社Nttドコモ 無線通信端末
US9237434B2 (en) * 2011-07-13 2016-01-12 Qualcomm Incorporated Network-assisted peer discovery with network coding
US9288829B2 (en) * 2011-08-18 2016-03-15 Lg Electronics Inc. Method for performing device to device direct communication, method for supporting the same, and device therefor
US8812680B2 (en) * 2011-09-14 2014-08-19 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for peer discovery interference management in a wireless wide area network
US20140254429A1 (en) * 2011-10-02 2014-09-11 Broadcom Corporation Signaling for device-to-device wireless communication
US20130114526A1 (en) * 2011-10-14 2013-05-09 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for peer discovery using device-to-device link
US9642172B2 (en) * 2012-07-27 2017-05-02 Kyocera Corporation Mobile communication system, base station, user terminal, and processor
WO2014067149A1 (en) * 2012-11-03 2014-05-08 Broadcom Corporation Resource allocation methods for control channels
KR101833187B1 (ko) * 2013-02-22 2018-02-27 인텔 아이피 코포레이션 액세스 네트워크 선택 및 트래픽 라우팅을 위한 시스템 및 방법
CN104113851B (zh) * 2013-04-16 2019-04-16 中兴通讯股份有限公司 一种d2d发现方法及基站、用户设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015012590A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 株式会社Nttドコモ 基地局、ユーザ装置、リソース割り当て方法、及びリソース決定方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20160057693A1 (en) 2016-02-25
EP2993929A1 (en) 2016-03-09
US9756555B2 (en) 2017-09-05
ES2851379T3 (es) 2021-09-06
EP2993929B1 (en) 2021-01-20
WO2014178430A1 (ja) 2014-11-06
CN105165037A (zh) 2015-12-16
EP2993929A4 (en) 2016-04-27
CN105165037B (zh) 2019-03-15
JP2014220603A (ja) 2014-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6168835B2 (ja) ユーザ装置、基地局、及び発見リソース選択方法
US10863534B2 (en) Control channel transmission method and apparatus, and communications node
KR102437699B1 (ko) 자원 위치를 표시 및 수신하기 위한 방법, 디바이스, 장치 및 저장 매체
CN104796845B (zh) 一种设备到设备信号传输方法及设备
US10412635B2 (en) Resource use method, device and system
US9942012B2 (en) Carrier allocation method, user equipment, and base station
US20160157254A1 (en) Methods and apparatus for control information resource allocation for d2d communications
US20160021632A1 (en) Method for transmitting common signal and apparatus thereof
WO2015002123A1 (ja) ユーザ装置、通信システム、及びバックオフ制御方法
JP6258613B2 (ja) 基地局、ユーザ装置、リソース割り当て方法、及びリソース決定方法
CN108810957B (zh) 监测信息的方法、终端和网络设备
JP2017533682A (ja) 情報伝送方法および装置
CN108289017B (zh) 信号接收、发送方法、控制信道的接收、发送方法及装置
CN111585726B (zh) 一种通信方法及装置
JP6865215B2 (ja) 無線通信装置、無線通信方法および集積回路
JP2016526832A (ja) キャリア状況指示方法及び装置
JP6593733B2 (ja) データ伝送方法および装置
EP3065487A1 (en) User terminal, wireless base station, and wireless communication method
US10285194B2 (en) D2D communication method and device
JP6515210B2 (ja) 通信方法および通信装置
JP7111512B2 (ja) ユーザ装置
US20170244525A1 (en) Resource allocation
KR101837869B1 (ko) 전력 제어 방법, 사용자 장비 및 통신 시스템
KR102493309B1 (ko) Nr v2x 시스템을 위한 동기 신호 및 브로드캐스트 채널에 대한 자원 설정 방법 및 그 장치
US10412732B2 (en) User equipment and D2D communication method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6168835

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250