JP6167748B2 - バルク熱電変換素子材料の製造方法 - Google Patents
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(1)特許文献1には、平均粒子径が1〜200nmであり、かつ密度が理論密度の90%以上であるチタン酸ストロンチウム焼結体(熱電変換材料)が提案されている。
また、このチタン酸ストロンチウム焼結体(熱電変換材料)の製造方法として、平均一次粒子径が1〜60nmのチタン酸ストロンチウム粉末を、20〜400MPの圧力下、700〜1000℃の焼結温度で0.5分〜24時間の焼結時間という条件下で放電プラズマ焼結法を用いて焼結させる方法が提案されている。
しかし、特許文献1の実施例に示された方法では、粒界抵抗が増加し、十分に熱電変換性能の高い熱電変換材料が得られないのが実情である。
この熱電変換材料の場合、内側のコア部に絶縁材料を配置し、外側のシェル部に熱電変換材料を配置するようにしており、かかる特許文献2の熱電変換材料においては、粒界の熱伝導率を十分に低下させることができず、望まれているような熱電変換性能の高い熱電変換材料を得ることは困難である。
しかしながら、この熱電変換材料には高価なカーボンナノチューブが用いられており、熱電変換性能と経済性を両立させることは必ずしも容易ではないという問題点がある。
しかしながら、特許文献4では、カーボンが熱電素子の強度向上を主たる目的として用いられており、バルク熱電変換素子材料として適用した場合において、必ずしも熱電変換性能が十分に高い熱電変換材料を得ることができないのが実情である。
Z=σS2/κ(σ:導電率、S:ゼーベック係数、κ:熱伝導率)……(1)
により表される。
そして、熱電変換材料の特性向上に関する提案を行っている特許文献1〜3の発明も、この方法と同様の原理で、熱電変換材料の特性向上を図ろうとするものである。
本発明は、このような知見に基づき、さらに種々の実験、検討を行ってなされたものである。
焼結した熱電変換材料からなるバルク熱電変換素子材料であって、
バルク熱電変換素子材料を構成する熱電変換材料粒子の平均粒子径が100nm以下であり、かつ、
前記熱電変換材料粒子の粒界には、黒鉛、アモルファスカーボン、および還元された前記熱電変換材料粒子成分の少なくとも1種が存在しているバルク熱電変換素子材料の製造方法である。
焼結した熱電変換材料からなるバルク熱電変換素子材料であって、
バルク熱電変換素子材料を構成する熱電変換材料粒子の平均粒子径が100nm以下であり、かつ、
前記熱電変換材料粒子の粒界には酸素欠陥が存在しているバルク熱電変換素子材料の製造方法である。
上記バルク熱電変換素子材料を製造する方法であって、
炭素または炭素前駆体でコーティングされ、焼結後の平均粒子径が100nm以下となるような熱電変換材料のナノ粒子を主成分とする未焼結材料を所定形状に保持し、還元性雰囲気または不活性雰囲気中で焼結させる工程を具備すること
を特徴としている。
Z=σS2/κ(σ:導電率、S:ゼーベック係数、κ:熱伝導率)……(1)
により表される。
上述のように、本発明によれば、導電率σを向上させる一方で、熱伝導率κを低下させることが可能になるため、熱電変換性能を示す性能指数Zが大きく、特性の良好なバルク熱電変換素子材料を得ることが可能になる。
なお、粒界に酸素欠陥が存在している場合、粒界には、還元された熱電変換材料粒子成分が存在することになる。
水熱法によって合成された、Srの一部がLaにより置換されたSrTiO3(以下、La置換SrTiO3)(平均粒子径20nm)を用意した。
そして、このLa置換SrTiO3を水に分散させたスラリーに、高分子有機物質としてスクロース(水溶性高分子)を、表1に示すような割合で添加した後、乾燥して、表面がスクロースによりコートされた微粒La置換SrTiO3を得た。
それから、得られたバルク(バルク熱電変換素子材料)の、密度、バルク熱電変換素子材料を構成するバルク熱電変換素子材料のグレインサイズ(平均粒子径)、室温における熱伝導率κ、導電率σなどの特性を調べた。その結果を表1に示す。
La置換量(mol%)=(Srと置換されたLaのmol量/置換前のSrTiO3に含まれるSrのmol量}×100)
スクロース量(wt%)=(スクロース量/La置換SrTiO3量)×100
なお、この原料粒径(平均粒子径)はバルク断面の顕微鏡写真から測長する方法で求めた値である。
密度(%)=(密度の測定値/密度の理論値)×100
なお、このグレインサイズ(平均粒子径)は、バルク断面の顕微鏡写真から測長する方法で求めた値である。
なお、室温における熱伝導率は、レーザーフラッシュ法で求めた値である。
なお、室温における導電率は、四端子法で求めた値である。
また、表面がスクロースによりコートされた微粒La置換SrTiO3を焼成してスクロースを炭化させた後の段階(すなわち、放電プラズマ焼結法による焼結を行う前の段階)の、表面が炭素によりコーティングされた微粒La置換SrTiO3の断面の顕微鏡写真を図2に示す。
上記実施形態1では高分子有機物質(水溶性高分子)としてスクロースを用いたが、この実施形態2では、高分子有機物質(水溶性高分子)としてビスフェノールSを用いた。
そして、実施形態2では、水熱法によって合成された、Srの一部がLaにより置換(例えばLa置換量:3.5mol%)されたSrTiO3(以下、La置換SrTiO3)(平均粒子径20nm)を水に分散させたスラリー(実施形態1の場合と同じスラリー)に、ビスフェノールSを10wt%の割合で添加した後、乾燥して、表面がビスフェノールSによりコートされた微粒La置換SrTiO3を得た。
それから、得られたバルク(バルク熱電変換素子材料)の密度、バルク熱電変換素子材料を構成するバルク熱電変換素子材料のグレインサイズ(平均粒子径)、室温における熱伝導率κ、導電率σなどの特性を調べた。その結果を表2に示す。
なお、表2には、表面がビスフェノールSによりコートされた微粒La置換SrTiO3を焼成してビスフェノールSを炭化させた後の段階の、表面が炭素によりコーティングされた微粒La置換SrTiO3の平均粒子径である「原料粒径」も併せて示している。
この結果から、高分子有機物(水溶性高分子)としてスクロースの代わりにビスフェノールSを用いた場合にも、バルク熱電変換素子材料として使用することが可能な熱電変換材料が得られることが確認された。
上記実施形態1では、表面が炭素または炭素前駆体によりコーティングされた熱電変換材料のナノ粒子を得るための高分子有機物質としてスクロースを用い、上記実施形態2ではビスフェノールSを用いたが、この実施形態3では、炭素粉末を熱電変換材料のナノ粒子の表面に付着させるようにした。
それから、得られたバルク(バルク熱電変換素子材料)の密度、バルク熱電変換素子材料を構成するバルク熱電変換素子材料のグレインサイズ(平均粒子径)、室温における熱伝導率κ、導電率σなどの特性を調べた。その結果を表3に示す。
なお、表3には、表面が炭素粉末によりコートされた微粒La置換SrTiO3を焼成した後の段階の、微粒La置換SrTiO3の平均粒子径である「原料粒径」も併せて示している。
この結果から、微粒La置換SrTiO3の表面に、高分子有機物質ではなく、炭素粉末を付着させた後、強還元雰囲気中で焼成することにより、表面が炭素でコーティングされた微粒La置換SrTiO3を作製し、これを放電プラズマ焼結法によって焼結させるようにした場合にも、バルク熱電変換素子材料として使用することが可能な熱電変換材料が得られることが確認された。
実施形態1の試料番号3および5で用いた、La置換量が3.5mol%のLa置換SrTiO3と同じ熱電変換材料粉末を、スクロースや炭素などを添加せず、粒成長が抑制されるように低めの温度である800℃で焼成し、表面が高分子有機物質や炭素などでコーティングされていない平均粒子径が20nmの微粒La置換SrTiO3を得た。
また、比較例1のバルク熱電変換素子材料の断面の顕微鏡写真を図3に示す。
さらに、比較例1の試料と実施形態1の試料番号4の試料の特性を図4に併せて示す。
なお、図4は、実施形態1の試料番号4の試料と比較例1の試料についての、温度と無次元性能指数ZTの関係および温度と熱伝導率κの関係を示している。
実施形態1の試料番号3および5で用いた、La置換量が3.5mol%のLa置換SrTiO3と同じ熱電変換材料粉末を、スクロースや炭素などを添加せず、800℃で焼成し、表面が高分子有機物質や炭素などでコーティングされていない平均粒子径が20nmの微粒La置換SrTiO3を得た。
まず、実施形態1の試料番号4の、炭素コーティングされた原料を用いたバルク熱電変換素子材料と、比較例1に示した炭素コーティングされていない通常の原料を用いたバルク熱電変換素子材料を比較すると、原料はどちらも粒径20nmの微粒SrTiO3であるのに対し、同一条件で放電プラズマ焼結することにより得られるバルク熱電変換素子材料は、図1および図3から明らかなように、炭素コーティングされた原料を用いた本発明の実施形態にかかるバルク熱電変換素子材料ではグレインサイズ100nm以下であるのに対し、炭素コーティングされていない通常の原料を用いた比較例1のバルク熱電変換素子材料ではグレインサイズが1000nm以上となり、熱伝導率κの値も大きくなっている。
なお、この効果は、表1のさらに他の試料、すなわち、本発明の実施形態にかかる他のバルク熱電変換素子材料においても得られる効果である。
11 焼結させる前の原料粒子(La置換SrTiO3粒子)
12 炭素粒子
Claims (5)
- 焼結した熱電変換材料からなるバルク熱電変換素子材料であって、
バルク熱電変換素子材料を構成する熱電変換材料粒子の平均粒子径が100nm以下であり、かつ、
前記熱電変換材料粒子の粒界には、黒鉛、アモルファスカーボン、および還元された前記熱電変換材料粒子成分の少なくとも1種が存在しているバルク熱電変換素子材料を製造する方法であって、
炭素または炭素前駆体でコーティングされ、焼結後の平均粒子径が100nm以下となるような熱電変換材料のナノ粒子を主成分とする未焼結材料を所定形状に保持し、還元性雰囲気または不活性雰囲気中で焼結させる工程を具備すること
を特徴とするバルク熱電変換素子材料の製造方法。 - 焼結した熱電変換材料からなるバルク熱電変換素子材料であって、
バルク熱電変換素子材料を構成する熱電変換材料粒子の平均粒子径が100nm以下であり、かつ、
前記熱電変換材料粒子の粒界には酸素欠陥が存在しているバルク熱電変換素子材料を製造する方法であって、
炭素または炭素前駆体でコーティングされ、焼結後の平均粒子径が100nm以下となるような熱電変換材料のナノ粒子を主成分とする未焼結材料を所定形状に保持し、還元性雰囲気または不活性雰囲気中で焼結させる工程を具備すること
を特徴とするバルク熱電変換素子材料の製造方法。 - バルク熱電変換素子材料を構成する熱電変換材料が、酸化物からなる熱電変換材料であることを特徴とする請求項1または2記載のバルク熱電変換素子材料の製造方法。
- 炭素または炭素前駆体でコーティングされた前記熱電変換材料のナノ粒子として、熱電変換材料粒子と、高分子有機物質を含む溶液とを混合する工程を経て調製された、前記高分子有機物質が表面に付着した前記熱電変換材料粒子を、還元性雰囲気または不活性雰囲気中で焼成することにより作製されたものを用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバルク熱電変換素子材料の製造方法。
- 炭素または炭素前駆体でコーティングされた前記熱電変換材料のナノ粒子として、熱電変換材料粒子と、炭素または炭素前駆体とを混合する工程を経て調製された、表面に前記炭素または前記炭素前駆体が付着した前記熱電変換材料粒子を、還元性雰囲気あるいは不活性雰囲気中で焼成することにより作製されたものを用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバルク熱電変換素子材料の製造方法。
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