JP6166170B2 - 複合基板及びその製法 - Google Patents

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本発明は、複合基板及びその製法に関する。
近年、半導体製造プロセスを応用した微小電気機械システム(MEMS:Micro Electoro Mechanical Sysem)の研究・開発が盛んに行われている。こうしたMEMSに利用可能な基本的構造の一つとして、キャビティを有する支持基板と、このキャビティを覆うようにして支持基板に接合された圧電薄板とを備えたものが挙げられる。この基本的な構造は、MEMSのほかに、弾性波デバイスなどにも利用可能である。こうした基本的な構造を作製するには、例えば、以下の2つの方法がある。第1の方法は、キャビティを有する支持基板に、このキャビティを覆うようにして厚めの圧電基板を接合し、接合後、圧電基板を薄く研磨する方法である(例えば非特許文献1参照)。第2の方法は、キャビティを有する支持基板のキャビティを犠牲層で充填しておき、支持基板の犠牲層側と厚めの圧電基板とを接合し、圧電基板を薄く研磨したあと、犠牲層をエッチングする方法である。キャビティ内の犠牲層をエッチングする技術については、例えば非特許文献2に開示されている。
IEEE/MTT-S International Microwave Symposium, 2007, p873-876 RF MEMSとその応用(大和田邦樹著、ケイラボ出版,2004年)62頁
しかしながら、第1の方法では、圧電基板を研磨したとき、圧電基板のうちキャビティの直上の部分とそうでない部分とで研磨後の厚みが大きく異なってしまうという問題があった。圧電基板の面内厚み分布が大きいと、圧電MEMSを作製した場合に所望の特性が得にくいため、好ましくない。一方、第2の方法では、キャビティが犠牲層で充填されているため、研磨後の圧電基板の面内厚み分布は小さいが、犠牲層をエッチングする工程が必要であり、更には犠牲層を完全に除去できなかったり、圧電基板がキャビティ内に張り付いてしまい素子が機能しないおそれがあった。こうしたことから、厚みの薄い圧電基板でありながら面内厚み分布の小さな複合基板を比較的簡単に製造する方法の開発が望まれていた。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、圧電基板とキャビティを有する支持基板とを備えた複合基板であって、厚みの薄い圧電基板でありながら面内厚み分布の小さな複合基板を比較的簡単に製造することを主目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の複合基板の製法は、
(a)表裏両面が平坦な第1支持基板と表裏両面が平坦な圧電基板とを有機接着層で貼り合わせた貼り合わせ基板を用意し、前記貼り合わせ基板の前記圧電基板の厚みが0.1〜3μmとなるように研磨を行う工程と、
(b)キャビティを有する第2支持基板を用意し、前記第2支持基板のうち前記キャビティが設けられた面と前記圧電基板のうち前記第1支持基板の接合面とは反対側の面とを直接接合する工程と、
(c)前記有機接着層をエッチングして前記圧電基板から前記第1支持基板を外すことにより、前記圧電基板と前記第2支持基板とが接合された複合基板を得る工程と、
を含むものである。
この複合基板の製法では、まず、工程(a)で、貼り合わせ基板の圧電基板を研磨によって厚みが0.1〜3μmとなるようにする。研磨の一例としては、ラップ研磨機を用いてダイヤモンドスラリーによる表面を研磨し、続いて、コロイダルシリカを用いてCMP研磨機により精密研磨を行う。CMPとは、化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing)のことであり、研磨剤(砥粒)自体が有する表面化学作用または研磨液に含まれる化学成分の作用によって、研磨剤と研磨対象物の相対運動による機械的研磨(表面除去)効果を増大させ、高速かつ平滑な研磨面を得る技術である。貼り合わせ基板を構成する第1支持基板及び圧電基板はいずれもキャビティなどのない平坦な表面をもつ基板であるため、研磨後の圧電基板の面内厚み分布を非常に小さくすることができる(例えば±50nm以内)。次に、工程(b)で、第2支持基板のうち前記キャビティが設けられた面と圧電基板のうち第1支持基板の接合面とは反対側の面とを直接接合する。これにより、圧電基板が第1支持基板と第2支持基板とにより挟まれた3層構造となる。次に、工程(c)で、有機接着層をエッチングして圧電基板から第1支持基板を外すことにより、圧電基板と第2支持基板とが接合された複合基板を得る。得られた複合基板の圧電基板は、工程(a)終了時の面内厚み分布を維持している。以上のように、この複合基板の製法によれば、上述した第2の方法のようにキャビティに犠牲層を充填したりその犠牲層を除去したりする必要がないため、厚みの薄い圧電基板でありながら面内厚み分布の小さな複合基板を比較的簡単に製造することができる。
本発明の複合基板の製法において、前記工程(b)では、前記第2支持基板と前記圧電基板とを接合する前に、前記圧電基板上に電極を形成し、前記第2支持基板の前記キャビティ内に前記電極が包含されるように前記第2支持基板と前記圧電基板とを直接接合してもよい。こうすれば、圧電基板のうちキャビティ側の表面に電極を持つ構造を容易に作製することができる。こうした複合基板の製法において、前記第2支持基板は、前記キャビティを複数有しており、前記圧電基板の前記電極は、前記キャビティのそれぞれに対応して形成されていてもよい。こうすれば、複合基板をキャビティごとにダイシングすることで、微小なサイズの複合基板を多数製造することができる。
本発明の複合基板は、
キャビティを有する支持基板と、
前記キャビティを覆うようにして前記支持基板に直接接合され、厚みが0.1〜3μmで面内の厚み分布が±50nm以内の圧電基板と、
前記圧電基板のうち前記支持基板の前記キャビティ内に位置する表面に形成された電極と、
を備えたものである。
この複合基板は、上述した複合基板の製法によって得られるものである。上述した複合基板の製法は、従来の製法と比べて大きく異なるものである。その製法によって、圧電基板の厚みが0.1〜3μmと極めて薄いにもかかわらず面内の厚み分布が±50nmと非常に小さな複合基板が得られるようになったのである。その結果、この複合基板を用いて圧電MEMSや弾性波デバイスなどを作製すると、所望の特性を得ることができる。
複合基板10を模式的に示す断面図。 複合基板10の製造プロセスを模式的に示す断面図。 研磨装置120の説明図。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、複合基板10を模式的に示す断面図である。
複合基板10は、支持基板22と圧電基板12とを備えている。支持基板22は、キャビティ24を有している。圧電基板12は、キャビティ24を覆うようにして支持基板22に直接接合されている。圧電基板12のうち支持基板22に対向する表面には、所定のパターンの電極14が形成されている。なお、以下では、支持基板22を第2支持基板22と称することもある。
支持基板22の材質としては、シリコン、サファイア、窒化アルミニウム、アルミナ、無アルカリガラス、ホウ珪酸ガラス、石英ガラス、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム、ニオブ酸リチウム−タンタル酸リチウム固溶体単結晶、ホウ酸リチウム、ランガサイト、水晶などが挙げられる。また、支持基板22の大きさは、特に限定するものではないが、例えば直径が50〜150mm、厚さが100〜1000μm、好ましくは150〜500μmである。
圧電基板12の材質としては、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム、ニオブ酸リチウム−タンタル酸リチウム固溶体単結晶、硼酸リチウム、ランガサイト、水晶などが挙げられる。圧電基板12の大きさは、特に限定するものではないが、例えば直径が50〜150mm、厚さが0.1〜3μmである。また、圧電基板12の面内厚み分布は例えば±50nm以内である。
この複合基板10は、更に圧電基板12の露出面に電極パターンを形成して圧電MEMSや弾性波デバイスとして利用可能である。
こうした複合基板10を製造するプロセスについて、図2に基づいて以下に説明する。図2は、複合基板10の製造プロセスを模式的に示す断面図である。ここでは、工程(a)〜(c)の3つに分けて説明する。
・工程(a)
厚みが100〜1000μmの第1支持基板21と、厚みが100〜1000μmの圧電基板12とを有機接着層30で貼り合わせた貼り合わせ基板50を用意する。第1支持基板21及び圧電基板12の表裏両面は、いずれもキャビティなどのない平坦な面である。第1支持基板21の材質は、支持基板22で例示したものと同じである。なお、第1支持基板21と支持基板22とは同じ材質であってもよいし、異なる材質であってもよい。有機接着層30は、例えばエポキシ樹脂やアクリル樹脂などが挙げられる。この貼り合わせ基板50の圧電基板12の厚みが0.1〜3μmとなるように研磨を行う。貼り合わせ基板50を構成する第1支持基板21及び圧電基板12はいずれもキャビティなどのない平坦な表面をもつ基板であるため、研磨後の圧電基板12の面内厚み分布は非常に小さくなる(例えば±50nm以内)。研磨の一例としては、ラップ研磨機を用いてダイヤモンドスラリーによる表面を研磨し、続いて、コロイダルシリカを用いてCMP研磨機により精密研磨を行う。
CMPは、図3に示す研磨装置120を用いて行う。研磨装置120は、円盤状で径の大きな定盤122と、円盤状で径の小さな基板キャリア126と、研磨剤を含むスラリーを定盤122上へ供給するパイプ129とを備えている。定盤122は、裏面中央にシャフト122aを備えており、図示しない駆動モータでシャフト122aが回転駆動されることにより軸回転する。この定盤122は、表面に不織布などからなる研磨布124が取り付けられている。基板キャリア126は、上面中央にシャフト126aを備えており、図示しない駆動モータでシャフト126aが回転駆動されることにより軸回転する。また、基板キャリア126の下面には、凹部126bが形成されている。この基板キャリア126は、定盤122の中心からずれた位置に配置されている。パイプ129は、基板キャリア126の近傍に配置され、研磨剤を含むスラリーを研磨布124に供給する役割を果たす。この研磨装置120の使用方法について説明する。まず、基板キャリア126の下面に設けられた凹部126bに貼り合わせ基板50の第1支持基板側をワックスを用いて固定する。次に、貼り合わせ基板50の圧電基板12を研磨布124に接触させた状態で、パイプ129から研磨布124にスラリーを供給しながら定盤122及び基板キャリア126を軸回転させる。そして、圧電基板12が所定の厚みになるまで研磨を行う。
・工程(b)
圧電基板12のうち第1支持基板21と接合している側とは反対側の面に電極14を形成する。電極14は、フォトリソグラフィー技術によって形成することができる。続いて、厚みが100〜500μmでキャビティ24を有する第2支持基板22を用意する。この第2支持基板22のキャビティ24内に電極14が包含されるように第2支持基板22と圧電基板12とを配置する。そして、第2支持基板22のうちキャビティ24が設けられた面と圧電基板12のうち第1支持基板21の接合面とは反対側の面とを直接接合する。直接接合は、圧電基板12と第2支持基板22のそれぞれの接合面を活性化した後、両接合面を向かい合わせにした状態で両基板12,22を押圧することにより行う。接合面の活性化は、例えば、接合面への不活性ガス(アルゴンなど)のイオンビームの照射のほか、プラズマや中性原子ビームの照射などが挙げられる。これにより、圧電基板12を第1支持基板21と第2支持基板22とで挟み込んだ3層構造体60を得る。
・工程(c)
3層構造体60の有機接着層30をエッチャントを用いてエッチングして、圧電基板12から第1支持基板21を外すことにより、圧電基板21と第2支持基板22とが接合された複合基板10を得る。エッチャントとしては、有機接着層30を溶解可能なものであれば特に限定するものではなく、例えば、酸性液でもよいし、アルカリ性液でもよい。酸性液としては、フッ硝酸、フッ酸、硝酸、硫酸、塩酸、これらの混合液などが挙げられる。これらは、必要に応じて、適宜水で希釈してもよい。また、アルカリ性溶液としては、KOH水溶液、NaOH水溶液などが挙げられる。またそのままの状態でのエッチングで時間がかかる場合には、第1支持基板側からハーフダイシングを行い、有機接着層30まで切り込みを入れた後でエッチングしてもよい。こうすれば、エッチングが容易に進む。あるいは接着剤の接合界面にブレードを入れて機械的に剥離することも可能である。
以上詳述した本実施形態の複合基板10の製法によれば、厚みの薄い圧電基板12でありながら面内厚み分布の小さな複合基板10を比較的簡単に製造することができる。具体的には、背景技術の欄で述べた第2の方法のようにキャビティ24に犠牲層を充填したりその犠牲層を除去したりする必要がない。
また、圧電基板12のうちキャビティ24側の表面に電極14を持つ構造を容易に作製することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態の第2支持基板22として、キャビティ24を複数有するものを使用し、圧電基板12の電極14は、キャビティ24のそれぞれに対応して複数形成されているものを使用してもよい。こうすれば、複合基板10をキャビティ24ごとにダイシングすることで、微小なサイズの複合基板を多数製造することができる。
[実施例1]
第1支持基板として、厚みが500μmのSi(111)基板を用意し、圧電基板として、厚みが230μmのLiNbO3基板(LN基板)を用意した。Si基板にアクリル系の接着剤を用いてLN基板を貼り合わせ、貼り合わせ基板とした。定盤とセラミックス製の基板キャリアとを備えた研磨装置(図3参照)を用意し、貼り合わせ基板のSi基板側を基板キャリアにワックスを用いて固定し、LN基板の厚みが1.0μmになるまでCMPで片面研磨を行った。研磨後のLN基板の面内厚み分布を測定したところ、面内で±50nmの高精度薄膜が実現できていることが分かった。基板キャリアから貼り合わせ基板を剥離し、有機溶剤、純水を用いて十分な洗浄を行った。
貼り合わせ基板のLN基板側に、予め用意したフォトマスクを用いてフォトリソグラフィー工程を実施し、多数の電極を形成した。また、その電極から配線を引き出すために、LN基板にφ15μmのビアホールを同時に形成した。次いで、第2支持基板として、1mm角、深さ50μmのキャビティを多数形成した厚みが200μmの無アルカリガラス基板を用意した。キャビティは、電極と1対1に対応するように形成した。続いて、貼り合わせ基板とガラス基板とを直接接合装置内に設置した。そして、貼り合わせ基板の圧電基板表面とガラス基板のキャビティ形成面にアルゴンのイオンビームを照射して表面を活性化させ、約200kgの加重をかけて両基板を接合した。これにより、LN基板をSi基板とガラス基板とで挟み込んだ3層構造体を得た。
3層構造体を装置内から取り出し、ガラス基板側をダイシングテープに貼り付け、ハーフダイシングを実施した。その後、KOH水溶液(40wt%)内に約10分浸漬することでアクリル系の接着層をエッチングした。その結果、Si基板が完全に剥離し、キャビティを持つガラス基板上にLN基板が接合された複合基板を得た。この複合基板は、キャビティを有するガラス基板と、キャビティを覆うようにしてガラス基板に直接接合され、厚みが1.0μmで面内厚み分布が±50nm以内のLN基板と、LN基板のうちガラス基板のキャビティ内に位置する表面に形成された電極とを備えていた。更に、この複合基板のLN基板にフォトリソグラフィーを実施し、必要な電極を形成することで、LN薄膜を利用した圧電素子を得た。このような圧電素子は例えば、共振器として利用することができる。
10 複合基板、12 圧電基板、14 電極、21 第1支持基板、22 第2支持基板(支持基板)、24 キャビティ、30 有機接着層、50 貼り合わせ基板、60 3層構造体、120 研磨装置、122 定盤、122a シャフト、124 研磨布、126 基板キャリア、126a シャフト、126b 凹部、129 パイプ。

Claims (5)

  1. (a)表裏両面が平坦な第1支持基板と表裏両面が平坦な圧電基板とを有機接着層で貼り合わせた貼り合わせ基板を用意し、前記貼り合わせ基板の前記圧電基板の厚みが0.1〜3μmとなるように研磨を行う工程と、
    (b)キャビティを有する第2支持基板を用意し、前記第2支持基板のうち前記キャビティが設けられた面と前記圧電基板のうち前記第1支持基板の接合面とは反対側の面とを直接接合する工程と、
    (c)前記有機接着層をエッチングして前記圧電基板から前記第1支持基板を外すことにより、前記圧電基板と前記第2支持基板とが接合された複合基板を得る工程と、
    を含む複合基板の製法。
  2. 前記工程(b)では、前記第2支持基板と前記圧電基板とを接合する前に、前記圧電基板上に電極を形成し、前記第2支持基板の前記キャビティ内に前記電極が包含されるように前記第2支持基板と前記圧電基板とを直接接合する、
    請求項1に記載の複合基板の製法。
  3. 前記第2支持基板は、前記キャビティを複数有しており、
    前記圧電基板の前記電極は、前記キャビティのそれぞれに対応して形成されている、
    請求項2に記載の複合基板の製法。
  4. 前記工程(c)では、前記有機接着層をエッチングする前に前記第1支持基板側からハーフダイシングを行い、前記有機接着層まで切り込みを入れる、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の複合基板の製法。
  5. キャビティを有する支持基板と、
    前記キャビティを覆うようにして前記支持基板に直接接合され、厚みが0.1〜3μmで面内の厚み分布が±50nm以内の圧電基板と、
    前記圧電基板の前記支持基板に対向する表面に形成された電極と、
    を備えた複合基板。
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