JP6165648B2 - ポンプ式注出器 - Google Patents

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本発明は、容器に充填した内容液を外界に向けて吐出させるポンプ式注出器に関するものである。
シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料等の内容液を充填した容器においては、容器の口部に吊下げ保持され、ノズルヘッドを押し下げ及び復元させることでノズルの先端開口から内容液を吐出させるポンプ式注出器を装備したものが多用されている。
この種のポンプ式注出器を備える容器、特に据え置きタイプの容器では、一方の手でノズルヘッドを押し下げるとともに他方の手で内容液を受け取るような、両手で操作を行う場合が多いものの、使用状況によっては片手で操作する場合もあるため、この場合でも簡単に吐出できるものが望まれている。
このような注出器として、例えば特許文献1には、手動式押下げポンプを容器本体の口筒部に固定する組み付けキャップに、ポンプの押し下げ操作において指掛けの機能を発揮する補助部材を装着できるようにしたポンプ式注出器が示されている。この補助部材には外鍔状となる係止板片が設けられているため、片方の手の親指でノズルヘッドを押し下げるに当たって、人差し指等を係止板片の下面に当て付けることができる。これによって内容液を受け取る掌の位置を安定させることができるので、内容液を掌の上に確実に吐出させることができる。また、親指と人差し指等とでノズルヘッドと係止板片とを挟持するようにして操作できるため、ノズルヘッドに効果的に押圧力を付与することができる。
特開2010−155623号公報
ところで特許文献1のポンプ式注出器では、係止板片が常時突出することになるため、指掛けの機能のない従来の注出器での操作に慣れた人には、係止板片が邪魔になることも想定される。この場合、補助部材を外せば従来の容器と同じように使用することができるものの、外した補助部材の置き場を確保する必要がある他、片手で操作しようとするたびに補助部材を取り付ける必要が生じて手間がかかることになる。また、このようなポンプ式注出器を装着した容器にあっては、例えば輸送中のノズルヘッドの不用意な押し下げを防止するために、ベースキャップとノズルヘッドとの間にストッパーを装着しておき、使用前に取り外すことが一般的であるが、取り外したストッパーを紛失してしまい、別の場所へ再度移動させる際に困ることがある。このため、使い勝手の点で未だ改善の余地が残されている。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、指掛け機能を有する従来のポンプ式注出器に対して使い勝手を向上させた、新たなポンプ式注出器を提供することにある。
本発明は、容器の口部に保持される周壁、及び該周壁に一体に連結する天面壁を有するベースキャップと、該ベースキャップにより該口部に吊下げ保持され該容器の内容液を汲み上げるポンプと、押し下げ及び復元の繰り返しにより該ポンプを駆動させ該ポンプのステムを通して送給される内容液をノズルの先端開口から吐出させるノズルヘッドとを備えるポンプ式注出器において、
前記ベースキャップは、前記天面壁上で進退移動可能に設けられ前記先端開口に向けた前進によって前記ノズルに対向する姿勢となる指掛け部材を有するとともに、前進した該指掛け部材の上面に被さって該指掛け部材の持ち上がりを阻止する規制部を有するポンプ式注出器である。
前記規制部は、前記天面壁から立ち上がる柱部と、該柱部から前記指掛け部材の上面に沿って突出する張出し部とからなり、
該指掛け部材は、該張出し部を挿通させる取り付け孔と、該取り付け孔から後方に向けて延在するとともに該柱部の幅よりも大きく且つ該張出し部の幅よりも小さい幅となるスリットとを有することが好ましい。
前記ベースキャップは、前記天面壁を貫いて前記ステムを挿通させる貫通孔と、該貫通孔を取り囲んで起立するとともにその外面に周方向に沿って延在する溝又は突起を備える筒状壁とを備え、
前記指掛け部材は、前記筒状壁を挿通させる開口の内面に、前記溝又は突起に連係して該指掛け部材を案内するガイド突起又はガイド溝を備えることが好ましい。
前記ガイド突起又はガイド溝は、前記開口の内方側に突出して前記指掛け部材を前進、又は後退した位置で保持する狭窄部を有することが好ましい。
前記指掛け部材は、後退によって前記ノズルヘッドの下方に位置して該ノズルヘッドの押し下げを阻止する一方、前進によって該ノズルヘッドの押し下げを許容するストッパー部を有することが好ましい。
本発明のポンプ式注出器において、ベースキャップは、天面壁上で進退移動可能に設けられノズルの先端開口に向けた前進によってノズルに対向する姿勢となる指掛け部材を有するとともに、前進した指掛け部材の上面に被さってこの指掛け部材の持ち上がりを阻止する規制部を有するものである。すなわち、指掛け機能が必要な場合は指掛け部材を前進させ、この機能が不要な場合は後退させるという簡単な操作で指掛け機能の有り無しを切り換えることができるため、使い勝手が向上する。
規制部を、天面壁から立ち上がる柱部と、柱部から指掛け部材の上面に沿って突出する張出し部とで構成し、また、指掛け部材を、張出し部を挿通させる取り付け孔と、取り付け孔から後方に向けて延在するとともに柱部の幅よりも大きく且つ張出し部の幅よりも小さい幅となるスリットとで構成する場合は、規制部に係わる構造が簡素化できる。
ベースキャップに、天面壁を貫いてステムを挿通させる貫通孔と、貫通孔を取り囲んで起立するとともにその外面に周方向に沿って延在する溝又は突起を備える筒状壁とを設け、また指掛け部材には、筒状壁を挿通させる開口の内面に、前記溝又は突起に連係して指掛け部材を案内するガイド突起又はガイド溝を設けたので、指掛け部材の進退移動を安定させることができる。
ガイド突起又はガイド溝に、開口の内方側に突出して指掛け部材を前進、又は後退した位置で保持する狭窄部を設ける場合は、指掛け部材の不用意な進退移動が抑制できるので、使い勝手がよくなる。
指掛け部材に、後退によってノズルヘッドの下方に位置してノズルヘッドの押し下げを阻止する一方、前進によってノズルヘッドの押し下げを許容するストッパー部を設ける場合は、従来のように取り外したストッパーを紛失してしまうおそれがなくなるので、使い勝手がよくなる。また、部品点数の削減を図ることができるため、コストや使用材料を抑制することができる。
本発明に従うポンプ式注出器の一実施形態を、容器の口部に装着した状態で示す断面図である。 図1に示すポンプ式注出器を容器から取り外して示す平面図である。 図1の状態に対して指掛け部材を前進させた状態を示す断面図である。 図3に示すポンプ式注出器を容器から取り外して示す平面図である。 本発明に従うポンプ式注出器の他の実施形態を、容器の口部に装着した状態で示す断面図である。 図5に示すポンプ式注出器を容器から取り外して示す平面図である。 図5の状態に対して指掛け部材を前進させた状態を示す断面図である。 図7に示すポンプ式注出器を容器から取り外して示す平面図である。
以下、図面を参照して、本発明であるポンプ式注出器の一実施形態を詳細に説明する。なお、本願明細書、特許請求の範囲、及び要約書において「上」方向、「下」方向とは、ポンプ式注出器を容器に装着して実際に使用する状態での向きを示す。また、「前」方向とは、ノズルが指向する向き(ノズルの根元に対して先端開口が位置する向き)であり(図1の左側)、「後」方向とは、その反対方向(図1の右側)である。また、「左」、「右」方向とはノズルの先端開口に向かって(前から後に向かって)ポンプ式注出器を見る際の左右方向を示す。
図1、図2において、符号1は、容器Cの口部に保持されるベースキャップである。ベースキャップ1は、中央部から周縁部に向けて僅かに下向きに傾斜する円板状の天面壁1aと、天面壁1aの縁部より垂下される円筒状の周壁1bを有していて、周壁1bの内側に設けたネジ部を容器Cの口部に設けたネジ部にねじ込むことで着脱自在に保持される。なお、ベースキャップ1を容器Cに保持するには、アンダーカット等、従来知られた他の係合手段を用いてもよい。天面壁1aは、その中央を貫く貫通孔1cを備えるとともに、貫通孔1cを取り囲んで起立する筒状壁1dを備えている。筒状壁1dの上方には、径方向外側に向けて突出する凸部1eが設けられている。
また、筒状壁1dの外面において、天面壁1aと筒状壁1dとの連結部には、筒状壁1dの周方向に沿って延在する溝1fが設けられている。更に、天面壁1aの前方の縁部には、横断面形状が矩形状になる柱部1gと、柱部1gの上端から左右に突出する張出し部1hとが設けられ、この柱部1gと張出し部1hとで、後述する指掛け部材の持ち上がりを阻止する規制部1jを構成している。また、天面壁1aの後方の縁部には、凹み1kが設けられている。
またベースキャップ1は、天面壁1a上で進退移動可能に設けられる指掛け部材2Aを備えている。本実施形態の指掛け部材2Aは板状をなすものであり、その詳細な形状は、図1に示すように側面視では、前方に向けて僅かに下向きに傾斜するとともに前方端を下向きに延在させた形状となるものであり、図2に示すように平面視では、前方を矩形状とし後方をトラック状とする形状となるものである。
また、図2に示すように指掛け部材2Aは、その前方において、張出し部1hを挿通させる取り付け孔2aと、この取り付け孔2aから後方に向けて延在するスリット2bとを備えている。ここで、スリット2bの幅W1は、柱部1gの幅W2よりも大きく、且つ張出し部1hの幅W3よりも小さくなっている。
また、指掛け部材2Aの中央部には、この指掛け部材2Aを貫通するとともに、平面視において2つの円形部を前後にずらして重ねた形状となる開口2cが設けられている。開口2cの内面には、下方を内側に突出させた形状をなし筒状壁1dの溝1fに連係するガイド突起2dが設けられている。ガイド突起2dは、平面視において2つの円形部が重なる部位で開口2cの内方側に突出しており、この部位が向かい合うガイド突起2d間の隙間を狭くする狭窄部2eとなっている。
なお、指掛け部材2Aをベースキャップ1に取り付けるに当たっては、図1、図2に示すように、開口2cの前方の円形部を筒状壁1dに合わせ、また取り付け孔2aを張出し部1hに合わせて上方から下方へ押し下げればよい。
符号3は、ベースキャップ1によって容器Cの口部に吊下げ保持され、容器Cに充填した内容液を汲み上げるポンプである。本実施形態のポンプ3は、小径筒体4aと大径筒体4bとを直列状に配置した形態をなすシリンダー4に、内容液用ピストン5、ポペット6、ステム7、スプリング8、ボール弁9、ジェットリング10、空気用ピストン11、逆止弁12を組み込んだものであり、ステム7の押し下げ及び復帰によって、内容液と空気とをそれぞれ個別に吸引、加圧した後、これらを合流させて圧送するものである。シリンダー4の上方には径方向外側に延在するフランジ4cが設けられていて、容器Cに垂下保持されるに当たっては、このフランジ4cの下面側にパッキンPを設け、容器Cの口部との間でパッキンPを挟み込むようにしている。
また、ジェットリング10の内側には、ポンプ3から圧送された内容液及び空気を発泡させるメッシュリング13が配されている。本実施形態のメッシュリング13は、リング状となる本体部の一端部にメッシュが取り付けられたものであり、合計2個のメッシュリング13を、それぞれのメッシュが外側を向くように(メッシュを設けていない側が合わせ目となるように)して取り付けている。
また、ジェットリング10の上部には、ノズルヘッド14が設けられている。ノズルヘッド14には、ジェットリング10に嵌合保持される内側筒状部14aが設けられている。またノズルヘッド14には、内側筒状部14aにつながるとともに横向きに延在するノズル14bが設けられていて、ノズル14bの先端には、内容液の吐出口となる先端開口14cが形成されている。また、内側筒状部14aの径方向外側には、外側筒状部14dが設けられていて、外側筒状部14dの下端には、リング部材15が嵌合保持されている。またリング部材15には、ベースキャップ1の凸部1eに向けて突出してノズルヘッド14の下方から水等が浸入することを防止する凸部15aが設けられている。
符号16は、ノズルヘッド14の不用意な押し下げを防止するストッパーである。詳細な図は省略するが、本実施形態のストッパー16は、筒状となる側壁の一部を軸線に沿って切り欠いた形状をなす保持部と、この保持部の切り欠きとは反対側から突出する摘み部とを備えるものである。そして、ベースキャップ1の天面壁1aとリング部材15との相互間に保持部を差し込んでそのまま押し込むことで、筒状壁1dに装着することができる。なお、ストッパー16を取り外すには、摘み部に手を掛けて筒状壁1dから引き抜けばよい。
このようなポンプ式注出器から容器Cに充填した内容液を吐出するに当たり、指掛け機能を必要としない場合(例えば両手で操作する場合)は、図1に示すように指掛け部材2Aを後退させておけば、指掛け部材2Aが邪魔になることがないので、指掛け機能を持たない従来の注出器と同様にして内容液を吐出することができる。なお、図2に示すように、ガイド突起2dに設けた向かい合う狭窄部2e間の隙間は、筒状壁1dに設けた溝1fの最大径よりも僅かに小さくなっているので、指掛け部材2Aは、後退した位置で保持される。
一方、指掛け機能を必要とする場合(例えば片手で操作する場合)は、図3、図4に示すように、指掛け部材2Aに対し、後方から前方へ向かう力を付与する。指掛け部材2Aの後端は、図1に示すようにベースキャップ1の後方に設けた凹み1kよりも突出しているので、力が加えやすくなっている。また、狭窄部2e間の隙間と溝1fの最大径との差は僅かであるので、多少の抵抗をもって指掛け部材2Aを前進させることができる。そして、指掛け部材2Aのガイド突起2dは、ベースキャップ1の溝1fに連係しているので、このガイド突起2dと溝1fとによって指掛け部材2Aを案内することができ、安定的に移動させることができる。これにより、前進した指掛け部材2Aをノズル14bに対向させることができる。
この状態から内容液を吐出させるには、掌を上に向けるとともに、親指をノズルヘッド14の上面に、また人差し指等を指掛け部材2Aの下面に当て付ける。これによって内容液を受け取る掌の位置を安定させることができるので、内容液を確実に受け取ることができる。また、これらの指でノズルヘッド14と指掛け部材2Aとを挟持するようにしてノズルヘッド14を押し下げる。ここで、図3、図4に示すように前進した指掛け部材2Aの上面には、ベースキャップ1の張出し部1hが被さっているので、指掛け部材2Aの持ち上がりが有効に防止される。このため、ノズルヘッド14には力が効果的に付与されることになる。また、ノズルヘッド14を押し下げるに当たって、指掛け部材2Aの前方端は下向きに延在しているので、指掛け部材2Aからの人差し指等の外れが有効に防止できる。なお、例えば図3に仮想線で示すように、容器Cに対してノズルヘッド14を回転させてノズル14bを後ろ向きに指向させれば、両手で操作する際にも指掛け部材2Aが邪魔になることがない。
次に、本発明に従う他の実施形態のポンプ式注出器について、図5〜図8を参照しつつ説明する。なお、上述した実施形態と同一の機能を有する部位は、同一の符号を付して説明を省略する。
図5、図6において、指掛け部材2Bは、上方へ向けて起立し、平面視で半円状となる板状のストッパー部2fを備えている。ストッパー部2fは、指掛け部材2Bを後退させた際にノズルヘッド14の下方(本実施形態では、リング部材15の下方)に位置するものであり、これによって、ノズルヘッド14の不用意な押し下げが防止でき、また、従来の注出器に別部材として設けていたストッパーが不要になる。なお、図7、図8に示すように、指掛け部材2Bを前進させた際は、ストッパー部2fは、ノズルヘッド14よりも前方に位置することになるので、ノズルヘッド14を押し下げて内容液を吐出することができる。
また、指掛け部材2Bの下面には、後方、及び左右の合計3箇所で直線状に延在する幅広の凹部2gと、後方の凹部2gに連結するとともに前方へ向けて湾曲して延在する合計2個の幅狭の凹部2hが設けられている。これらの凹部2g、2hによって、使用の際に指掛け部材2Bと他の部材との隙間に溜まる水等を、例えば指掛け部材2Bを移動させることによって排出することができる。また、これらの凹部2g、2hを設けたことによって、使用する樹脂量も削減することができる。
本発明に従うポンプ式注出器は、本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更が可能である。例えば、ポンプは上述した態様のものに限られず、従来知られた他の態様のポンプを用いることもできる。また、所望する内容液の性状に応じて、上述したメッシュリングの個数や配置、またこれを設けるか否かについても選択することができる。規制部としては、ベースキャップの天面壁に、指掛け部材の側縁に係合する爪部を設け、この爪部で指掛け部材の持ち上がり防止するようにしてもよい。また、筒状壁に設けた溝と指掛け部材に設けたガイド突起との組み合わせを相互に入れ換えるようにして、筒状壁に突起を設け、溝掛け部材にガイド溝を設けてもよい。
本発明のポンプ式注出器によれば、指掛け機能を有する従来のポンプ式注出器に対して使い勝手がよくなる、新規のポンプ式注出器を提供することができる。
1 ベースキャップ
1a 天面壁
1b 周壁
1c 貫通孔
1d 筒状壁
1e 凸部
1f 溝
1g 柱部
1h 張出し部
1j 規制部
1k 凹み
2A、2B 指掛け部材
2a 取り付け孔
2b スリット
2c 開口
2d ガイド突起
2e 狭窄部
2f ストッパー部
2g 凹部
2h 凹部
3 ポンプ
4 シリンダー
4a 小径筒体
4b 大径筒体
4c フランジ
5 内容液用ピストン
6 ポペット
7 ステム
8 スプリング
9 ボール弁
10 ジェットリング
11 空気用ピストン
12 逆止弁
13 メッシュリング
14 ノズルヘッド
14a 内側筒状部
14b ノズル
14c 先端開口
14d 外側筒状部
15 リング部材
15a 凸部
16 ストッパー
C 容器
P パッキン
W1 スリットの幅
W2 柱部の幅
W3 張出し部の幅

Claims (5)

  1. 容器の口部に保持される周壁、及び該周壁に一体に連結する天面壁を有するベースキャップと、該ベースキャップにより該口部に吊下げ保持され該容器の内容液を汲み上げるポンプと、押し下げ及び復元の繰り返しにより該ポンプを駆動させ該ポンプのステムを通して送給される内容液をノズルの先端開口から吐出させるノズルヘッドとを備えるポンプ式注出器において、
    前記ベースキャップは、前記天面壁上で進退移動可能に設けられ前記先端開口に向けた前進によって前記ノズルに対向する姿勢となる指掛け部材を有するとともに、前進した該指掛け部材の上面に被さって該指掛け部材の持ち上がりを阻止する規制部を有するポンプ式注出器。
  2. 前記規制部は、前記天面壁から立ち上がる柱部と、該柱部から前記指掛け部材の上面に沿って突出する張出し部とからなり、
    該指掛け部材は、該張出し部を挿通させる取り付け孔と、該取り付け孔から後方に向けて延在するとともに該柱部の幅よりも大きく且つ該張出し部の幅よりも小さい幅となるスリットとを有する請求項1に記載のポンプ式注出器。
  3. 前記ベースキャップは、前記天面壁を貫いて前記ステムを挿通させる貫通孔と、該貫通孔を取り囲んで起立するとともにその外面に周方向に沿って延在する溝又は突起を備える筒状壁とを備え、
    前記指掛け部材は、前記筒状壁を挿通させる開口の内面に、前記溝又は突起に連係して該指掛け部材を案内するガイド突起又はガイド溝を備える請求項1又は2に記載のポンプ式注出器。
  4. 前記ガイド突起又はガイド溝は、前記開口の内方側に突出して前記指掛け部材を前進、又は後退した位置で保持する狭窄部を有する請求項3に記載のポンプ式注出器。
  5. 前記指掛け部材は、後退によって前記ノズルヘッドの下方に位置して該ノズルヘッドの押し下げを阻止する一方、前進によって該ノズルヘッドの押し下げを許容するストッパー部を有する請求項1〜4の何れか一項に記載のポンプ式注出器。
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