JP6165073B2 - 孔内導入装置用操作部及び孔内導入装置 - Google Patents
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Description
内視鏡(孔内導入装置)10は、孔内に挿入される挿入部12と、ユーザの片手(具体的には左手)で把持されて挿入部12を含む内視鏡10を適宜に操作するのに用いられる操作部(孔内導入装置用操作部)14とを有する。操作部14は、挿入部12の基端部に配置されている。挿入部12の長手軸Lは挿入部12の中心軸上にあるものとする。挿入部12及び操作部14は、共通の長手軸L上にある。操作部14は、内視鏡10を制御する図示しない制御ユニットに接続されるユニバーサルコード16を含む。
なお、入力軸Rは、後述する第1仮想線IA1及び第1法線N1に略平行である。
なお、第1スイッチ92の一例として、観察光学系24で観察される像を静止させるのに用いられる。また、第4スイッチ98は一例として、観察光学系24で撮像される像を撮影するのに用いられる。このように、第1から第4スイッチ92,94,96,98は、押圧部が押圧されることにより、それぞれ設定された機能が切り替えられる。
支持部128は、ユニバーサルコード16をユーザに向けて延出するとともに、ユニバーサルコード16を延出する向きを規定している。図4に示すように、ユニバーサルコード16の中心軸CUは、長手軸Lに対してねじれの位置にある。そして、ユニバーサルコード16の中心軸CU(延出方向)は、長手軸Lに近接するほど挿入部12に対して離隔している。すなわち、図1(A)及び図1(B)に示すように長手軸Lを鉛直方向に配置したとき、支持部128に近接するほど中心軸CUが上側の位置となる。
すなわち、第1把持部102は、挿入部12により長手軸Lが規定されるとともに、長手軸Lに略直交し互いに略反対方向の第1法線N1を規定することにより非把持面(湾曲操作体配置面)112及び第1把持面(ユニバーサルコード配置面)122を横切る第1仮想線IA1、及び、長手軸Lに略直交するとともに第1仮想線IA1に略直交し互いに略反対方向の第2法線N2を規定することにより押圧ユニット配置面114及び第2把持面(ユーザ対向面)124を横切る第2仮想線IA2が規定されるとともに、長手軸L周りの周方向に沿って互いに隣接する第1把持面(ユニバーサルコード配置面)122及び第2把持面(ユーザ対向面)124でユーザに把持される把持面116を形成する。
把持部82は、ユーザの左手LHの親指Tの付け根と人差し指IFの付け根との間で支持される支持部128を有する。第1把持部102の第2把持面124及び第2把持部104のユーザ対向面(第5面)132をユーザに正対するように配置した状態で、ユーザの左手LHの人差し指IFの上に支持部128を載置する。このとき、実際には、支持部128は、ユーザの手LHの親指Tの付け根と人差し指IFの付け根との間から手の甲にかけての位置で支持される。そして、ユニバーサルコード16の下面を親指Tの付け根付近で支持する。すなわち、ユニバーサルコード16は、ユーザの手の親指Tの付け根と人差し指IFの付け根との間から手の甲にかけての位置で支持される。
第1把持部102の第2把持面124及び第2把持部104のユーザ対向面132をユーザの正面に配置した状態で、第1ノブ84aを左手LHの親指Tで上から下に向かって入力軸Rの軸周りに回動させれば湾曲部74はU方向に湾曲する。UD湾曲操作ノブ84aを親指Tで下から上に向かって入力軸Rの軸周りに回動させれば湾曲部74はD方向に湾曲する。第2ノブ84bを左手LHの親指Tで上から下に向かって入力軸Rの軸周りに回動させれば湾曲部74はR方向に湾曲する。第2ノブ84bを親指Tで下から上に向かって入力軸Rの軸周りに回動させれば湾曲部74はL方向に湾曲する。すなわち、操作部14の第1及び第2ノブ84a,84bが操作されることにより湾曲部74の湾曲状態が変更される。
このようにボタン54を押圧した際、自然に把持部82が親指Tと人差し指IFとの間の水かき付近から左手LHの掌付近に押し当てられる。このため、ボタン54を操作する際、ボタンの押圧に対して親指Tの位置を維持しようとするなど、把持部82をしっかりと把持しようとする必要がない。そして、従来の内視鏡のように、ボタンを押圧した際、親指Tに大きな負荷がかけられ易くなるのを防止することができる。
さらに、支持部128から延出され、ユーザの左手LHの親指Tの付け根と人差し指IFの付け根との間から左手の甲にかけての位置で支持されるユニバーサルコード16の存在によっても、ボタン54を操作する際、ボタンの押圧に対して親指Tの位置を維持しようとするなど、把持部82をしっかりと把持しようとする必要がない。
したがって、この実施形態に係る内視鏡10の操作部14によれば、ユーザが把持部82を把持しながらボタン54を押し込む作業を行っても、把持部82をしっかりと把持する必要性を低減させ、把持した手LHに負荷をかけ難く、ユーザを疲労させ難くすることができる。
なお、この実施形態における第1ボタンユニット38のボタン54及び第2ボタンユニット48のボタン54の押圧方向軸Dは、同一であっても、異なっていても良いが、いずれにしても両者の非把持面112に対する角度が鋭角であることが好ましい。
なお、この実施形態では、図1から図4で説明した非把持面112は、第1及び第2ノブ84a,84bが配置されない湾曲操作体非配置面として形成されている。一方、図1から図4で説明した第2把持面124は、把持面として形成されているだけでなく、湾曲操作体配置面としても形成されている。
具体的には、この実施形態では、押圧部92aの押圧方向軸Dを把持面116に向かって仮想的に延長したとき、その交点P2は、把持面116を形成する第1把持面(ユニバーサルコード配置面)122にあり、かつ、ユーザが把持面116を把持した状態での手の親指の付け根と人差し指の付け根との間の位置にある。
Claims (15)
- 挿入部が接続され、前記挿入部により長手軸が規定されるとともに、前記長手軸に略直交し互いに略反対方向の第1法線を規定することにより第1及び第2面を横切る第1仮想線、及び、前記長手軸に略直交するとともに前記第1仮想線に略直交し互いに略反対方向の第2法線を規定することにより第3及び第4面を横切る第2仮想線が規定されるとともに、前記長手軸周りの周方向に沿って互いに隣接する前記第2面及び第4面でユーザに把持される把持面を形成する筒状の把持部と、
前記把持部の外側のうち前記第3面に設けられ、押圧解除位置に付勢され前記第1面の前記第1法線に対して前記筒状の把持部の前記長手軸周りの周方向に鋭角の状態に押圧方向軸が規定される押圧部を有する押圧ユニットを備える切替部と
を備え、
前記押圧部の前記押圧方向軸を前記把持面に向かって仮想的に延長したとき、前記押圧方向軸と前記把持面との交点は、前記把持面を形成する前記第2面及び前記第4面の一方にあり、かつ、前記ユーザが前記把持面を把持した状態での手の親指の付け根と人差し指の付け根との間の位置にある、孔内導入装置用の操作部。 - 前記押圧部の前記押圧方向軸を前記把持面まで仮想的に延長したときの前記把持面に対する交点は、前記第1面の第1法線に略直交し前記押圧部を通る第2仮想線が前記把持面に交差する位置よりも前記第1面に対して遠位の位置にある、請求項1に記載の操作部。
- 前記把持部は、前記第2面に、前記ユーザの手の親指の付け根と人差し指の付け根との間で支持される支持部を有し、
前記押圧方向軸は、前記押圧部を前記押圧方向軸に沿って押圧したときに、前記支持部を前記ユーザの手の親指の付け根と人差し指の付け根との間に押し付ける方向に向けられている、請求項1に記載の操作部。 - 前記把持部の前記支持部から延出され、前記ユーザの手の親指の付け根と人差し指の付け根との間から手の甲にかけての位置で支持されるユニバーサルコードをさらに具備する請求項3に記載の操作部。
- 前記押圧ユニットは、前記把持部の内側に配設された流体管路に接続されている、請求項1に記載の操作部。
- 前記押圧ユニットは、前記押圧部を前記押圧方向軸に沿って押圧した状態で吸引機能を発揮する吸引ユニットに配設されている、請求項5に記載の操作部。
- 前記押圧ユニットは、前記押圧部を前記押圧方向軸に沿って押圧した状態で送気機能及び送液機能を発揮する送気・送液ユニットに配設されている、請求項5に記載の操作部。
- 前記切替部は、前記押圧ユニットとして、前記押圧部が押圧されることにより機能が切り替えられるスイッチを有する、請求項1に記載の操作部。
- 前記把持部のうち、前記第1面に設けられ、前記挿入部の湾曲部を湾曲させるための入力操作が行われ前記第1面の前記第1法線に略平行な入力軸を有し、前記押圧部との間の距離が前記第2仮想線に沿って前記押圧方向軸が存在する場合よりも短い状態に配置可能である湾曲操作入力部をさらに具備する、請求項1に記載の操作部。
- 請求項9に記載の操作部と、
前記操作部の前記湾曲操作入力部が操作されることにより湾曲状態が変更される湾曲部を有する挿入部と
を具備する孔内導入装置。 - 互いに略反対方向に第1法線が向けられる第1及び第2面と、前記第1及び第2面間にそれぞれ配設され互いに略反対方向に第2法線が向けられる第3及び第4面とを有しユーザに前記第2面及び前記第4面で把持される筒状の把持部と、
前記第1面及び前記第4面の一方に配設され挿入部の湾曲部を湾曲させるために湾曲操作を入力する湾曲操作入力部と、
前記第3面に配設され、前記ユーザに操作されることにより押圧位置と押圧解除位置とが切り換えられ、前記押圧解除位置から前記押圧位置に移動させる際の押圧方向軸と前記第3面とのなす角のうち、前記第1面に近接する側が鋭角で、前記押圧方向軸の仮想的な延長線が前記第4面のうち前記第2面に近接する位置に向かう、前記第2面と前記第4面との境界付近に向かう、又は、前記第2面に向かう、押圧部を有する押圧ユニットと
を具備する孔内導入装置用の操作部。 - 前記把持部は、ユーザの手の親指の付け根と人差し指の付け根との間で支持される支持部を有し、
前記押圧方向軸は、前記押圧部を前記押圧方向軸に沿って押圧したときに、前記支持部を前記ユーザの手の親指の付け根と人差し指の付け根との間に押し付ける方向に向けられている、請求項11に記載の操作部。 - 前記押圧ユニットは、前記把持部の内側に配設された流体管路に接続されている、請求項11に記載の操作部。
- 前記押圧ユニットは、前記押圧部が押圧されることにより機能が切り替えられるスイッチを有する、請求項11に記載の操作部。
- 請求項11に記載の操作部と、
前記操作部の前記湾曲操作入力部が操作されることにより湾曲状態が変更される湾曲部を有する挿入部と
を具備する孔内導入装置。
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