JP6163044B2 - 車両移動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の少なくとも一つのタイヤに装着して、車両を移動させることのできる車両移動装置に関する。
周知のように、車両製造工場や整備工場等では、車両の組立を完成させた状態で構内を移動させる場合、車両に搭載されている駆動源(エンジン、電動モータ等)を駆動させることなく移動させる手段として車両移動装置が多く採用されている。
この種の車両移動装置としては、前2輪、或いは後2輪と路面との間に介装し、車両移動装置に設けられているハンドルを操作して車両を人力にて移動させるもの、或いは、電動モータが搭載されており、電動モータにより移動させるものが知られている。
例えば特許文献1(特開2000−327300号公報)には、衝突試験を行う試験場所まで車両を移動させる車両移動装置が開示されている。この文献に開示されている車両移動装置は、台車に電動モータが搭載されており、この電動モータにチェーンを介して連設する回転軸にチャック部材が連結されている。
この文献に開示されている技術によれば、作業車は、チャック部材を運転席側の後輪タイヤのホイールに連設し、電動モータにてホイールを駆動させると共に、運転席のハンドルを操作することで、一人で車両を試験場所まで移動させることができる。
特開2000−327300号公報
上述した文献に開示されている技術では、電動モータにて後輪タイヤを回転させて車両を移動させるに際し、後輪タイヤを回転させる際の反力は台車の前後に設けた各2つのキャスタ車輪で受けている。
しかし、キャスタ車輪の路面は、移動が構内に限定されている場合であっても常に平坦とは限らず、床面に配線保護カバー等が敷設されて***した段差が形成されている場合がある。上述した文献に開示されている技術では、運転席側の後輪と、この後輪と共に移動する前後4輪のキャスタ車輪とが共に路面に接地されているため、各キャスタ車輪が段差を容易に乗り越えることができず、移動不能となってしまう不都合がある。
本発明は、上記事情に鑑み、一人の作業者であっても自走不能な車両を容易に移動させることが可能で、移動中の路面に***した段差が形成されていても容易に乗り越えることが出来て使い勝手の良い車両移動装置を提供することを目的とする。
本発明による車両移動装置は、車輪の回転中心に取付けられるアタッチメントと、
前記アタッチメントに連結される固定プレートを有する移動装置本体と、前記固定プレートに固定されて前記車輪に駆動力を伝達する電動モータと、前記移動装置本体に設けたベースフレームと、前記ベースフレームの側面視で前記固定プレートを挟む前後に設けられているキャスタと、前記キャスタの高さを調整するアジャスタとを備え、前記移動装置本体は前記固定プレートを中心に前後方向へ揺動自在であり、前記キャスタが前記アジャスタを介して前記ベースフレームに昇降自在に支持されており、前記車輪に取付けられている前記アタッチメントに前記固定プレートを取付けた状態では前後の前記キャスタの少なくとも一方が、前記車輪を路面に接地した状態で、該路面から所定高さだけかせ位置に調整される。
本発明によれば、移動装置本体を、固定プレートを中心に前後方向へ揺動自在とし、前後に設けたキャスタを、車輪を路面に接地した状態で、路面から所定高さだけ浮かせた位置に調整するようにしたので、移動中の路面に***した段差が形成されていても、移動装置本体が揺動することで、容易に乗り越えることが出来るので、一人の作業者であっても自走不能な車両を容易に移動させることが可能となり、使い勝手が良い。
第1実施形態を示し、後輪に車両移動装置を取付けて車両を移動させている状態を示す概略側面図 同、後輪のホイールにアタッチメントを装着した状態の正面図 同、後輪に車両移動装置を取付けた状態の正面図 同、図3のIV-IV断面図 同、後輪に車両移動装置を取付けた状態の平面図 同、コントロールボックスの構成を示す機能ブロック図 第2実施形態を示し、後輪のホイールにアタッチメントを装着した状態の正面図 同、フック部の要部拡大断面図
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1〜図6に本発明の第1実施形態を示す。図1の符号1は車両移動装置であり、車両2の後輪3の一方(図においては左後輪)に取付けられる。この車両2は、エンジン、電動モータ等の駆動源が搭載されておらず、或いは駆動源が搭載されていてもオイルや燃料等が注入されていない、衝突試験等を行う自走不能な車両である。そのため、作業者Aは運転席に着座し、ハンドル4を操作しながらコントロールボックス5により車両移動装置1を遠隔操作して、車両2を目的の場所まで移動させる。
図2、図3に示すように、車両移動装置1は後輪3のタイヤホイール3aの回転中心に取付けるアタッチメント11と、このアタッチメント11に連結される移動装置本体12とを有している。図4に示すように、後輪3のタイヤホイール3aが取付けられる後輪ハブ6は、ハブ軸6aの軸端にハブホイール6bが固設され、このハブホイール6bにハブボルト6cが立設されている。このハブボルト6cに後輪3のタイヤホイール3aが装着され、このタイヤホイール3aが、図示しないホイールナットを介してハブホイール6bに締結されている。
アタッチメント11は、ハブボルト6cに螺入するアタッチメントナット11aを有している。このアタッチメントナット11aはアタッチメントプレート11bに対し、抜け止めされた状態で回動自在に支持されている。このアタッチメントナット11aは、ホイールナットを外してハブボルト6cに螺入するものであるため、図2に示すように、ハブボルト6cと同一の円周ピッチ上に配設されている。尚、本実施形態では、アタッチメントナット11aを全てのハブボルト6cに螺着するように設定されているが、このアタッチメントナット11aは、2本、或いは3本のハブボルト6cに対して締結するように設定されていても良い。従って、この場合、2個、或いは3個のアタッチメントナット11aがアタッチメントプレート11bに支持されていることになり、又、アタッチメントナット11aにより締結されないハブボルト6cはホイールナットにて通常通り締結されている。
このアタッチメントプレート11bの、各アタッチメントナット11aが配設されている円周の中心にボス11cが突設され、このボス11cの軸端側軸心にモータ入力軸11dが突設されている。更に、このモータ入力軸11dに支持プレート11eが軸受11fを介して回動自在に支持されている。この支持プレート11eにモータ固定プレート13がボルト締めされている。このモータ固定プレート13は移動装置本体12に設けられている。
図3〜図5に示すように、移動装置本体12はベースフレーム14を有し、このベースフレーム14の前後にキャスタ15,16がアジャスタ17a,17bを介して支持されている。前後キャスタ15,16は左右一対の車輪15a,16aをそれぞれ有し、この一対の車輪15a,16aが支持軸15b,16bに軸受(図示せず)を介して回動自在に支持されている。更に、この各支持軸15b,16bがベースフレーム14に、上述したアジャスタ17a,17bを介して昇降自在に支持されている。
更に、このベースフレーム14の前後方向のほぼ中央にバッテリボックス14aが形成され、このバッテリボックス14aにバッテリ18が搭載されている。又、ベースフレーム14の前部と後部に梁フレーム19a,19bの下端部が溶接等により固定され、この梁フレーム19a,19bの上端部が互いに近接する方向に延出されて、上述したモータ固定プレート13に溶接等により固定されている。このモータ固定プレート13に減速機付き電動モータ(以下、単に「電動モータ」と称する)20が固設され、この電動モータ20に、上述したモータ入力軸11dが連結される。
この電動モータ20の制御は、上述したコントロールボックス5を操作することで行われる。コントロールボックス5は持ち運び自在な携帯性を有し、運転席近傍に接地することで、作業者Aは運転席に着座した状態で操作可能となる。図6に示すように、コントロールボックス5にはモータコントローラ21が内蔵されている。一方、移動装置本体12にはモータ駆動回路22が設けられており(図4参照)、このモータ駆動回路22は、バッテリ18を駆動源としてモータコントローラ21から出力されるPWM信号に対応する駆動信号を電動モータ20に付与する。
又、このコントロールボックス5の操作面に、メインスイッチ23、スピードコントロールスイッチ24、前後進切換スイッチ25が所定に配置されており、モータコントローラ21はメインスイッチ23をONすることで起動される。スピードコントロールスイッチ24はPWM信号のデューティ比を可変させるもので、これにより電動モータ20に供給する電圧が可変されて、所望の走行速度を得ることが出来る。前後進切換スイッチ25はモータコントローラ21に対し電動モータ20の回転方向(正転、逆転)を指示する切換スイッチであり、正転信号で前進、逆転信号で後進が指示される。又、このコントロールボックス5にはフットスイッチ26が接続可能であり、このフットスイッチ26を接続することで、電動モータ20のON/OFFを足踏みによって操作することができ、良好な操作性を得ることが出来る。
又、モータコントローラ21は電動モータ20に対し、制御信号を有線或いは無線で送信するものであり、作業者Aは運転席に着座した状態で電動モータ20の動作を遠隔操作することができる。
次に、このような構成による本実施形態の作用について説明する。自走不能な車両2を、衝突試験等を行う場所まで移動させるに際しては、先ず、図2に示すように、後輪3の一方(本実施形態では左後輪)に、アタッチメント11に設けられているアタッチメントプレート11bを取付ける。
このアタッチメントプレート11bには複数のアタッチメントナット11aが同一円周上に回動自在に支持されており、このアタッチメントナット11aを、後輪3を締結している既存のホイールナットを外し、それに代えて取付ける。その結果、図4に示すように、後輪3のタイヤホイール3aがアタッチメントナット11aによってハブホイール6bに締結されると共に、アタッチメントプレート11bがアタッチメントナット11aを介してハブホイール6bと一体化される。
このアタッチメントプレート11bにはボス11cを介してモータ入力軸11dが突設され、このモータ入力軸11dに軸受11fを介して支持プレート11eが回動自在に支持されている。この支持プレート11eに対し、移動装置本体12に設けられているモータ固定プレート13をボルト締めして固定する(図4参照)。すると、図4に示すように、モータ固定プレート13に固定されている電動モータ20がモータ入力軸11dに嵌合し、駆動力伝達が可能となる。
次いで、このモータ固定プレート13を梁フレーム19a,19bを介して支持するベースフレーム14に支持されている前後キャスタ15,16の高さをアジャスタ17a,17bにて調整する。図3に示すように、本実施形態では、前後キャスタ15,16を、後輪3が路面Rに接地されている状態で、路面Rから所定高さhだけ浮かせた位置に調整する。
そして、作業者Aは、運転席に着座し、パーキングブレーキを解除する等して、車両2を移動可能な状態にした後、所有するコントロールボックス5のメインスイッチ23をONさせて、内蔵するモータコントローラ21を起動させる。この場合、作業者Aはコントロールボックス5を手元で操作することができるため、車両移動装置1を取付ける後輪とハンドル4とが同じ側にある必要は無い。従って、図1に示すように、車両移動装置1を左後輪3に取付けた車両2が右ハンドル車であっても、作業者Aの車両2を移動させる操作に支障が生じることは無い。
次いで、スピードコントロールスイッチ24を操作し、モータコントローラ21からモータ駆動回路22へ所定のPWM信号を出力し、対応する駆動信号を電動モータ20へ出力して、この電動モータ20を所定に駆動させる。すると、この電動モータ20がアタッチメント11を介して、後輪ハブ6を回転させる。
前後進切換スイッチ25が前進にセットされている場合、電動モータ20は正転し、左後輪3が前進方向(図1の反時計回り方向)に回転しようとする。その際、図3に示すように、前後キャスタ15,16が路面Rから所定高さhだけ浮かせた状態に設定されているため、移動装置本体12は前後キャスタ15,16が接地される範囲内で揺動自在となる。その結果、左後輪3が前進方向に回転しようとすると、移動装置本体12が、図1の反時計回り方向へ揺動し、前キャスタ15が路面Rに接地され、後キャスタ16が浮いた状態となる。
そして、前キャスタ15が路面Rに押し付けられた状態で左後輪3が回転し、その回転力で車両2が前進する。作業者Aはハンドル4を操作して車両2を所望の位置へ移動させる。その際、図1に示すように、路面Rに配線保護カバーの***物dがあっても、後キャスタ16が浮いた状態にあり、この後キャスタ15の浮高さの分だけ前キャスタ15は揺動自在となっているため、***物dを容易に乗り越えることができる。又、路面Rに多少の段差があっても、前キャスタ15が路面Rに接地しているだけであるため、路面Rに対する追従性が良い。その結果、作業者Aは路面Rの***物dを迂回したり、多少の段差を気にすること無く、車両2を移動させることができ、作業性の効率化を図ることが出来る。
又、この場合、図6に示すように、モータコントローラ21にフットスイッチ26を接続すれば、作業者Aは電動モータ20のON/OFFを足踏みで操作できるようになり、ハンドル4から手を離すことなく、車両2の移動及び停止を操作することができ、良好な運転操作性を得ることが出来る。
尚、前後進切換スイッチ25を後進側にセットすると、電動モータ20が逆転し、後キャスタ16が路面Rに接地され、前キャスタ15が浮いた状態となり、左後輪3の図1の時計回り方向の回転により車両2は後進する。その際、フットスイッチ26にて電動モータ20のON/OFFを操作すれば、より良好な後進運転操作性を得ることが出来る。
そして、車両2を、衝突試験等を行う場所まで移動させた場合、上述した手順の逆の手順で移動装置本体12をアタッチメント11から外し、更に、このアタッチメント11に設けられているアタッチメントナット11aを外し、外した部位のハブボルト6cに、既存のホイールナットを締結させて、移動作業を終了する。
このように本実施形態では、車両移動装置1を後輪の何れか一方に取付け、作業者Aは運転席に着座した状態で、手元のコントロールボックス5により電動モータ20を遠隔操作して車両を移動させるようにしたので、一人の作業者Aで車両を容易に移動させることができる。又、後輪ハブ6に対して車両移動装置1を、前後キャスタ15,16が路面Rから所定高さhだけ浮いた状態で取付けているので、前進時は後キャスタ16が浮いて前キャスタ15のみが接地し、後進時は後キャスタ16が浮いて前キャスタ15のみが接地するため、路面Rに***物dや多少の段差が存在しても容易に乗り越えることができ、良好な運転操作性を得ることが出来る。
[第2実施形態]
図7、図8に本発明の第2実施形態を示す。上述した第1実施形態では、アタッチメント11を後輪ハブ6に取付けていたが、本実施形態では、アタッチメント31をタイヤホイール3aのリム3bに係合させて、電動モータ20の駆動力をタイヤホイール3aから後輪3に伝達させるようにしたものである。尚、移動装置本体12は、第1実施形態と同じ構成であるため説明を省略する。又、第1実施形態と同一の構成部品については同一の符号を付して説明を簡略化する。
本実施形態によるアタッチメント31は、アタッチメントプレート11bの上下にホルダ支持プレート32が設けられ、この各ホルダ支持プレート32がアタッチメントプレート11bの上下面に突設された一対のガイドロッド33に上下方向へ移動自在に支持されている。
又、このホルダ支持プレート32の幅方向中央に、その先端をアタッチメントプレート11bの上下面に回動自在に支持されている締め付けボルト34が螺入されており、この締め付けボルト34を回動させることで、ホルダ支持プレート32が一対のガイドロッド33に支持されて上下動する。更に、このホルダ支持プレート32の両側にホイール固定用ホルダ35が固設されており、このホイール固定用ホルダ35の先端に、リム3bに係止されるフック35aが形成されている。
アタッチメントプレート11bをタイヤホイール3aに連結するに際しては、先ず、アタッチメントプレート11bの回転中心に突設されているモータ入力軸11dをタイヤホイール3aの中央に位置合わせする。次いで、各ホイール固定用ホルダ35の先端に形成されているフック35aを、タイヤホイール3aのリム3bに掛止する。
そして、各締め付けボルト34を回動させ、ホルダ支持プレート32を一対のガイドロッド33に支持された状態でアタッチメントプレート11b側へ移動させると、このホルダ支持プレート32の両端に固設されているホイール固定用ホルダ35がリム3bに係入され、このリム3bを4カ所のフック35bで挟持して、アタッチメントプレート11bをタイヤホイール3aに固定する。
その後は、第1実施形態と同様、アタッチメントプレート11bに、移動装置本体12に設けられているモータ固定プレート13をボルト締めして固定する。すると、このアタッチメントプレート11bの回転中心に突設されているモータ入力軸11dがモータ固定プレート13に固定されている電動モータ20に嵌合し、動力伝達が可能となる。尚、その後の移動装置本体12に設けられているアジャスタ17a、17bによる前後キャスタ15,16の位置調整等は、第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。
このように、本実施形態では、アタッチメントプレート11bを、4カ所のフック35bでタイヤホイール3aのリム3bに挟持させることで固定するようにしたので、後輪3のホイールナットを一々取り外して、ハブボルト6cにアタッチメントプレート11bを固定する必要が無く、作業性が良い。尚、この場合、フック35bをタイヤホイール3aのホイールスポーク部分に掛止して固定するようにしても良い。
本発明は、上述した実施形態に限るものではなく、例えば電動モータ20の電源として車載バッテリを利用するようにしても良い。この場合、移動装置本体12に搭載されているバッテリ18は省略することができるため、軽量化を実現することができる。
1…車両移動装置、
2…車両、
3…後輪、
3a…タイヤホイール、
3b…リム、
5…コントロールボックス、
6…後輪ハブ、
11,31…アタッチメント、
11a…アタッチメントナット、
11b…アタッチメントプレート、
11d…モータ入力軸、
11e…支持プレート、
11f…軸受、
12…移動装置本体、
13…モータ固定プレート、
15,16…前後キャスタ、
17a,17b…アジャスタ、
20…電動モータ、
21…モータコントローラ、
22…モータ駆動回路、
26…フットスイッチ、
32…ホルダ支持プレート、
35…ホイール固定用ホルダ、
35a,35b…フック、
A…作業者、
d…***物、
R…路面

Claims (5)

  1. 車輪の回転中心に取付けられるアタッチメントと、
    前記アタッチメントに連結される固定プレートを有する移動装置本体と、
    前記固定プレートに固定されて前記車輪に駆動力を伝達する電動モータと、
    前記移動装置本体に設けたベースフレームと、
    前記ベースフレームの側面視で前記固定プレートを挟む前後に設けられているキャスタと、
    前記キャスタの高さを調整するアジャスタと
    を備え、
    前記移動装置本体は前記固定プレートを中心に前後方向へ揺動自在であり、
    前記キャスタが前記アジャスタを介して前記ベースフレームに昇降自在に支持されており、
    前記車輪に取付けられている前記アタッチメントに前記固定プレートを取付けた状態では前後の前記キャスタの少なくとも一方が、前記車輪を路面に接地した状態で、該路面から所定高さだけかせ位置に調整される
    ことを特徴とする車両移動装置。
  2. 前記アタッチメントはハブボルトに連結され、
    前記固定プレートは前記アタッチメントの回転中心に設けられると共に前記電動モータに連結されるモータ入力軸に軸受を介して支持されている
    ことを特徴とする請求項1記載の車両移動装置。
  3. 前記アタッチメントはタイヤホイールのリムを挟持して固定され、
    前記固定プレートは前記アタッチメントの回転中心に設けられると共に前記電動モータに連結されるモータ入力軸に軸受を介して支持されている
    ことを特徴とする請求項1記載の車両移動装置。
  4. 前記電動モータを操作するコントロールボックスは携帯性を有し運転席近傍に配置して操作可能である
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両移動装置。
  5. 前記コントロールボックスに、前記電動モータをON/OFFするフットスイッチが接続可能である
    ことを特徴とする請求項4記載の車両移動装置。
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