JP6162500B2 - フォーカルプレーンシャッタ、光学機器、及びフォーカルプレーンシャッタの電流調整方法 - Google Patents

フォーカルプレーンシャッタ、光学機器、及びフォーカルプレーンシャッタの電流調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、フォーカルプレーンシャッタ、光学機器、及びフォーカルプレーンシャッタの電流調整方法に関する。
特許文献1、2には、電磁石を利用して先幕及び後幕を駆動するフォーカルプレーンシャッタが開示されている。
特開2010−181522号公報 特開2008−256844号公報
先幕及び後幕を駆動する駆動源としてアクチュエータを採用した場合、温度変化により露出期間が変動するおそれがある。
そこで本発明は、温度変化による露出期間の変動を抑制するフォーカルプレーンシャッタ、光学機器、及びフォーカルプレーンシャッタの電流調整方法を提供することを目的とする。
上記目的は、開口を有した基板、前記開口を開閉可能な先幕及び後幕、を含む機構部分と、前記先幕及び後幕をそれぞれ駆動し、先幕コイル及び後幕コイルをそれぞれ含む先幕アクチュエータ及び後幕アクチュエータと、を備え、前記先幕が前記開口を開くように前記先幕アクチュエータに通電を開始してから前記先幕が前記開口を開き始めるまでの期間を先幕助走期間とし、前記後幕が前記開口を閉じるように前記後幕アクチュエータに通電を開始してから前記後幕が前記開口を閉じ始めるまでの期間を後幕助走期間とし、温度変化による前記先幕助走期間及び後幕助走期間の一方の変動が他方の変動に対応するように、前記先幕コイル及び後幕コイルの少なくとも一方を流れる電流値は調整されている、フォーカルプレーンシャッタによって達成できる。
上記目的は、開口を有した基板、前記開口を開閉可能な先幕及び後幕、を含む機構部分と、前記先幕及び後幕をそれぞれ駆動し、先幕ロータ及び後幕ロータをそれぞれ含む先幕アクチュエータ及び後幕アクチュエータと、を備え、前記機構部分は、前記先幕ロータ及び後幕ロータにそれぞれ固定された先幕出力部材及び後幕出力部材を含み、前記先幕が前記開口を開くように前記先幕アクチュエータに通電を開始してから前記先幕が前記開口を開き始めるまでの期間を先幕助走期間とし、前記後幕が前記開口を閉じるように前記後幕アクチュエータに通電を開始してから前記後幕が前記開口を閉じ始めるまでの期間を後幕助走期間とし、前記先幕助走期間及び後幕助走期間の一方の変動が他方の変動に対応するように、前記先幕出力部材に対する前記先幕ロータの回転方向での相対角度及び前記後幕出力部材に対する前記後幕ロータの回転方向での相対角度の少なくとも一方が調整されている、フォーカルプレーンシャッタによっても達成できる。
上記目的は、上記のフォーカルプレーンシャッタを備えた光学機器によっても達成できる。
上記目的は、開口を有した基板、前記開口を開閉可能な先幕及び後幕、を含む機構部分と、前記先幕及び後幕をそれぞれ駆動し、先幕コイル及び後幕コイルをそれぞれ含む先幕アクチュエータ及び後幕アクチュエータと、を備えたフォーカルプレーンシャッタの電流調整方法であって、前記先幕が前記開口を開くように前記先幕アクチュエータに通電を開始してから前記先幕が前記開口を開き始めるまでの期間を先幕助走期間とし、前記後幕が前記開口を閉じるように前記後幕アクチュエータに通電を開始してから前記後幕が前記開口を閉じ始めるまでの期間を後幕助走期間とし、温度変化による前記先幕助走期間及び後幕助走期間の一方の変動が他方の変動に対応するように、前記先幕コイル及び後幕コイルの少なくとも一方を流れる電流値を調整する、フォーカルプレーンシャッタの電流調整方法によっても達成できる。
本発明によれば、温度変化による露出期間の変動を抑制するフォーカルプレーンシャッタ、光学機器、及びフォーカルプレーンシャッタの電流調整方法を提供できる。
図1は、本実施例のフォーカルプレーンシャッタの外観斜視図である。 図2は、フォーカルプレーンシャッタの正面図である。 図3は、露出期間の変化の説明図である。 図4A、4Bは、機構部分の温度変化にのみに基づく助走期間の変化の一例を示した説明図である。 図5Aは、コイルの温度変化に基づく電流値の立上がり期間の変化を示したグラフであり、図5Bは、コイルの温度変化のみに基づく助走期間の変化の一例を示した説明図である。 図6A、6Bは、実際の助走期間の変動を示したグラフである。 図7は、電流の立上がり期間と電流値との関係を示したグラフである。 図8Aは、電流値の調整後での助走期間の変動を示し、図8Bは、電流値の調整後の露出期間の変動を示している。 図9A〜9Cは、電流値の調整方法の一例の説明図である。 図10は、電流値の調整方法の他の例の説明図である。
図1は、本実施例のフォーカルプレーンシャッタ1の外観斜視図である。図2は、フォーカルプレーンシャッタ1の正面図である。フォーカルプレーンシャッタ1は、ディジタルカメラやスチールカメラ等の光学機器に採用される。フォーカルプレーンシャッタ1は、基板10、先幕20A、後幕20B、アーム31a、32a、31b、32b、駆動レバー40a、40b、出力部材50a、50b、ロータ71a、71b等を有している。尚、図1においては、ステータやコイルは省略してある。基板10は、開口11を有している。先幕20A、後幕20Bは、開口11を開閉する。ロータ71aは、先幕20Aを駆動するためのアクチュエータ70aに含まれ、ロータ71bは、後幕20Bを駆動するためのアクチュエータ70bに含まれる。図1においては、アクチュエータ70a、70bに関してはロータ71a、71bのみを示している。ロータ71a、71bは、それぞれ先幕ロータ及び後幕ロータの一例である。
先幕20Aは、複数の羽根21a〜23aから構成され、後幕20Bも同様に複数の羽根から構成される。尚、図2においては、先幕20Aの羽根21a、後幕20Bの羽根21b以外の羽根は省略してある。先幕20A、後幕20Bは、それぞれ、複数の羽根が重なった重畳状態、複数の羽根が展開した展開状態に移行可能である。これら複数の羽根は、重畳状態では開口11から退避して開口11を全開状態にし、展開状態では開口11を閉鎖して開口11を全閉状態にする。図1、2では、先幕20Aが展開して開口11を閉鎖し、後幕20Bは開口11から退避した状態を示している。
先幕20Aはアーム31a、32aに連結されている。後幕20Bは、アーム31b、32bに連結されている。図1に示すように、アーム31a、32a、31b、32bは、それぞれ基板10に回転可能に支持されている。
駆動レバー40a、40bは、それぞれアーム31a、31bを駆動する。駆動レバー40a、40bには、それぞれアーム31a、31bに連結された駆動ピン43a、43bが設けられている。基板10には、駆動ピン43a、43bの移動をそれぞれ逃がすための逃げ孔13a、13bが設けられている。駆動レバー40a、40bについては、詳しくは後述する。ロータ71a、71bには、それぞれ出力部材50a、50bが固定されている。具体的には、ロータ71a、71bは、それぞれ出力部材50a、50bに圧入されている。ロータ71aの基板10側の端部は径が小さくなっており、この部分に出力部材50aが圧入されている。ロータ71a、71bがそれぞれ回転することにより、出力部材50a、50bが回転し、駆動レバー40a、40bが回転し、先幕20A、後幕20Bが駆動する。出力部材50a、50b、駆動レバー40a、40bの各回転軸心の位置は異なっている。出力部材50a、50bは、それぞれ先幕出力部材及び後幕出力部材の一例である。
出力部材50a、50b、駆動レバー40a、40bには、それぞれにギア部55a、55b、45a、45bが形成されている。ギア部55a、45a同士が噛合い、ギア部55b、45b同士が噛合うことにより、出力部材50a、50bの回転に伴ってそれぞれ駆動レバー40a、40bが回転する。
アクチュエータ70a、70bは、それぞれ駆動レバー40a、40bを駆動する。アクチュエータ70aは、ロータ71a、励磁されることによりロータ71aとの間で磁力が作用するステータ74a、ステータ74aを励磁するためのコイル76aを備えている。ロータ71aは、周方向に異なる極性に着磁された永久磁石である。コイル76aへの通電によりロータ71aが回転し、出力部材50a、駆動レバー40aが回転する。駆動レバー40aが回転することにより、先幕20Aが走行する。また、コイル76aへの逆通電によりロータ71aが逆回転し、先幕20Aが前述とは逆方向に走行する。同様に、アクチュエータ70bもロータ71b、ステータ74b、コイル76bを含む。コイル76bへの通電によってロータ71bが回転することにより出力部材50b、駆動レバー40bが回転し、後幕20Bが走行する。また、コイル76bへの逆通電により、後幕20Bは前述とは逆方向に走行する。コイル76a、76bは、それぞれ先幕コイル、後幕コイルの一例である。
図1に示すように、基板10には、逃げ孔13aの一端の近傍に位置決め部19aが形成されている。同様に、逃げ孔13bの一端の近傍に位置決め部19bが形成さている。逃げ孔13a、13bの他端には、それぞれ、駆動レバー40a、40bを緩衝するゴムGa、Gbが設けられている。尚、基板10には、上述したアクチュエータ70a、70bを保持する不図示のホルダが組み付けられる。
次に、温度変化に基づく露出期間の変動について説明する。フォーカルプレーンシャッタ1が使用される環境の温度が変化すると、それに伴い露出期間も変化する場合がある。図3は、露出期間の変化の説明図である。曲線Ca、Cbは、それぞれ常温での理想的な先幕20A、後幕20Bの走行状態を示している。フォーカルプレーンシャッタ1が使用される環境の温度によって、先幕20A、後幕20Bの走行特性が変化する。特に、先幕20Aの助走期間At、後幕20Bの助走期間Btが大きく変化する場合がある。例えば、先幕20Aの助走期間Atのみが短くなった場合には、露出期間は長くなり、先幕20Aの助走期間Atのみが長くなった場合には、露出期間は短くなる。後幕20Bの助走期間Btのみが短くなった場合には、露出期間は短くなり、後幕20Bの助走期間Btのみが長くなった場合には、露出期間は長くなる。
尚、先幕20Aの助走期間Atとは、先幕20Aが開口11を閉鎖して停止した状態でアクチュエータ70aに通電されてから先幕20Aが走行して開口11を開き始めるまでの期間である。具体的には、コイル76aに通電が開始されてから、図2に示した先幕20Aの羽根21aが開口11の下端E1から退避して開口11が開き始めるまでの期間である。後幕20Bの助走期間Btとは、後幕20Bが開口11から退避して停止した状態でアクチュエータ70bに通電されてから後幕20Bが走行して開口11を閉じ始めるまでの期間である。具体的には、コイル76bに通電が開始されてから、図2に示した後幕20Bの羽根21bが開口11の下端E1に進行して開口11を閉じ始めるまでの期間である。尚、羽根21aは、先幕20Aのうち、アーム31a、32aの最も先端に連結された羽根である。羽根21bは、後幕20Bのうち、アーム31b、32bの最も先端に連結された羽根である。
温度変化による露出期間の変動は、主に2つの要因が考えられる。第1の理由は、機構部分の温度変化によるものである。機構部分とは、基板10、先幕20A、後幕20B、先幕20A及び後幕20Bをそれぞれ駆動する駆動レバー40a、40b、出力部材50a、50bである。これら機構部分の形状や摺動抵抗は、温度によって変化する。また、先幕20A、後幕20Bの停止位置も温度によって変化するおそれがある。
図4A、4Bは、機構部分の温度変化にのみに基づく助走期間At、Btの変化の一例を示した説明図である。図4A、4Bに示すように、機構部分が低温であるほど助走期間At、Btは長くなり、機構部分が高温であるほど助走期間At、Btは短くなる。また、機構部分の温度変化による先幕20Aの助走期間Atの変化率は、後幕20Bの助走期間Btの変化率よりも大きい。ここで、例えば、低温とは室温が−10度であり、高温とは室温が+50度であり、常温とは室温が+20度である。
第2の理由は、コイル76a、76bの温度変化によるものである。図5Aは、コイル76aの温度変化に基づく電流値の立上がり期間の変化を示したグラフである。図5Bは、コイル76a、76bの温度変化のみに基づく助走期間At、Btの変化の一例を示した説明図である。所定の温度範囲においては、コイル76aが高温であるほどコイル76aの抵抗値が増大する。曲線En、Eh、Ecは、それぞれ常温、高温、低温でのコイル76aに流れる電流値の変化を示している。コイル76aへ通電を開始してからコイル76aに所望の電流値が流れるまでの立上がり期間は、高温では長くなり、低温では短くなる。コイル76bについても同様である。従って、コイル76a、76bが低温の場合には、各助走期間At、Btは短くなり、コイル76a、76bが高温の場合には、各助走期間At、Btは長くなる。また、コイル76aの温度変化による助走期間Atの変化率とコイル76bの温度変化による助走期間Btの変化率とは略同じである。
尚、本実施例のフォーカルプレーンシャッタ1では、図4B、5Bに示すように、機構部分のみが高温となる場合には助走期間At、Btは短くなるのに対し、コイル76a、76bのみが高温となる場合には、助走期間At、Btは長くなる。即ち、機構部分のみが高温となる場合の助走期間At、Btの変化率はマイナスの値になるのに対し、コイル76a、76bのみが高温となる場合の助走期間At、Btの変化率はプラスの値になる。また、機構部分の温度変化による助走期間Atの変化率の絶対値は、機構部分の温度変化による助走期間Btの変化率の絶対値よりも大きいのに対し、コイル76aの温度変化による助走期間Atの変化率とコイル76bの温度変化による助走期間Btの変化率とは略同じである。尚、本発明は上記のような態様で助走期間が変化するフォーカルプレーンシャッタ1に限定されない。
以上のように、機構部分の温度変化とコイル76a、76bの温度変化によって、実際の助走期間At、Btは変動する。機構部分の温度変化のみによる助走期間At、Btの変動量にコイル76a、76bの温度変化のみによる助走期間At、Btの変動量が加算されたものが実際の助走期間At、Btの変動量となる。
図6A、6Bは、実際の助走期間At、Btの変動を示したグラフである。図6Cは、実際の露出期間の変動を示したグラフである。図6A、6Bに示すように、温度による実際の助走期間Atの変化率は、助走期間Btの変化率よりも小さい。これは、図4B、5Bに示すように機構部分のみの温度変化に起因する助走期間Atの変化率と、コイル76aの温度変化のみによる助走期間Atの変化率とが相殺されるからである。これに対して、機構部分のみの温度変化による助走期間Btの変化率は、コイル76bの温度の変化率に対して小さい。このため、実際の助走期間Btの温度変化の主要因は、コイル76bの温度変化である。
このように本実施例のフォーカルプレーンシャッタ1では、実際の先幕20Aの助走期間Atは温度によって大きく変化しないのに対し、実際の後幕20Bの助走期間Btは温度によって大きく変化する。このため、図6Cに示すように、実際の後幕20Bの助走期間Btが変化することにより露出期間は大きく変動する。具体的には、低温時での露出期間は所望の露出期間よりも短くなり、高温時での露出期間は所望の露出期間よりも長くなる。尚、本発明は上記のような態様で露出期間が変化するフォーカルプレーンシャッタ1に限定されない。
ここで、コイルの温度によって変化する電流の立上がり期間の変化率は、電流値によって変化する。図7は、電流の立上がり期間と電流値との関係を示したグラフである。図7に示すように、コイルに実際に流れる電流値が高いほど、温度によって変化する電流の立上がり期間の変化率は大きくなる。換言すれば、電流値が高いほど、コイルの温度による電流の立上がり期間への影響が大きくなる。従って、コイルに流れる電流値が高いほど、温度変化による幕の助走期間の変化率が大きくなる。
本実施例では、コイル76aに実際に流れる電流を増大させることによって、実際の先幕20Aの助走期間Atの温度特性を、実際の後幕20Bの助走期間Btの温度特性に対応するように調整して、結果的に温度変化による露出期間の変動を抑制している。図8Aは、電流値の調整後での助走期間Atの変動を示し、図8Bは、電流値の調整後の露出期間の変動を示している。図8Aは、コイル76aに流れる電流値の調整後での助走期間Atを実線で示し、調整前の助走期間Atを点線で示している。コイル76aに流れる電流値を増大させることにより、コイル76aの温度変化のみに基づく助走期間Atの変化率は、機構部分の温度変化のみに基づく助走期間Atの変化率よりも大きくなる。これにより、実際の助走期間Atの変動特性は、実際の助走期間Btの変動特性に近似する。即ち、助走期間At、Btの双方とも、低温では短くなり高温では長くなる。これにより図8Bに示すように、温度変化による露出期間の変動を抑制できる。
次に、コイル76aに実際に流れる電流値の調整方法の一例について説明する。図9A〜9Cは、電流値の調整方法の一例の説明図である。本実施例では、出力部材50aに対するロータ71aの圧入角度を変更することにより、先幕20Aが走行を開始する際のロータ71aの回転開始位置を調整して、コイル76aに実際に流れる電流値を調整している。図9Aは圧入角度が基準角度である場合を示し、図9Bは、基準角度での電流値よりも電流値が減少する圧入角度を示し、図9Cは、基準角度での電流値よりも電流値が増大する圧入角度を示している。図9A〜9Cは、先幕20Aが開口11を閉鎖して停止した状態でのアクチュエータ70a、即ち、先幕20Aが露出動作を開始する前の状態でのアクチュエータ70aを示している。露出動作が開始されるとロータ71aは反時計方向CCWに回転する。尚、圧入角度とは、出力部材50aに対するロータ71aの回転方向での相対角度を意味する。
ここで、図9Aの状態では、ロータ71aが時計方向に回転するようにロータ71aにディテントトルクが発生する。本実施例においては、図9Aに示す状態からCW方向をディテントトルクが増大する方向とし、CCW方向をディテントトルクが減少する方向とする。コイル76aに通電すると、ロータ71aはディテントトルクに抗ってCCW方向に回転する。ディテントトルクに抗ってCCW方向に回転する際に必要なトルクを基準起動トルクとする。図9Bに示すように、基準角度に対してN極が反時計方向CCWにずれるように圧入角度を変更することにより、ロータ71aのディテントトルクは基準角度におけるディテントトルクよりも減少する。したがってロータ71aが反時計方向CCWに回転するために必要な起動トルクは、基準起動トルクよりも小さくなる。
したがって、基準角度と同じ電流値を印加すると助走期間Atは短くなる。また、基準角度と同じ助走期間Atを得たい場合には基準角度よりも低い電流値を印加すればよい。このような調整方法によれば、電流値を減少させた場合に、助走期間Atが長くなってしまうことを防止できる。
また、図9Cに示すようにディテントトルクが増大する方向に圧入角度を変更した場合には、ロータ71aをCCW方向に回転させるために必要な起動トルクは、基準起動トルクよりも大きくなる。
したがって、基準角度と同じ電流値を印加すると助走期間Atは長くなる。また、基準角度と同じ助走期間Atを得たい場合には基準角度よりも高い電流値を印加する必要がある。このような調整方法によれば、電流値を増大させた場合に、助走期間Atが基準角度よりも短くなってしまうことを防止できる。
尚、コイル76aに実際に流れる電流値を調整は、以下のような方法でもよい。例えば、ロータ71aの形状又は材質を変更してもよい。ステータ74aの形状又は材質を変更してもよい。例えば、図10に示すように、ステータ74aのロータ71aを挟む2つのアーム部の先端部間の隙間Cを変更してもよい。ステータ74aの磁路の断面形状を変更してもよい。ロータ71aの大きさ又はステータ74aの形状を変更して、ロータとステータの先端部間のギャップGを変更してもよい。コイル76aの巻き数を変更してもよい。また、アクチュエータ70aによって駆動される部材、具体的には、先幕20Aの羽根、アーム31a、32a、駆動レバー40a、出力部材50aの少なくとも一つの形状、重量、材質の少なくとも一つの等を変更してもよい。先幕20Aの羽根21aの形状を変更して、助走の距離を変更してもよい。これらを変更することにより、コイル76aに実際に流れる電流値を調整できる。
尚、図6A〜6Cに示した例では、コイル76aの電流値を変更するのではなくコイル76bの電流値を低下させてもよい。コイル76bに流れる電流値を低下させることにより、コイル76bの温度変化によるコイル76bに流れる電流値の変化率は低下する。これにより、コイル76bの温度変化のみに基づく助走期間Btの変化率を低下させることができる。よって、コイル76bの温度変化のみに基づく助走期間Btの変化率を、機構部分の温度変化のみに基づく助走期間Btの変化率と同程度にすることができる。これにより、実際の助走期間Btの変化率を抑制して、図6Aに示した実際の助走期間Atの変化率に近似させることができる。これにより、温度変化による露出期間の変動を抑制できる。
また、コイル76a、76bの双方の電流値を調整してもよく、コイル76aの電流値を増加させコイル76bの電流値を低下させるように調整してもよい。
コイル76bに実際に流れる電流値の調整は、以下の同様の方法で可能である。ロータ71bの回転開始位置、即ち、ロータ71bに対する出力部材50bの圧入角度を変更してもよい。ロータ71bの形状及び材質、ステータ74bの形状及び材質、コイル76bの巻き数、の少なくとも一つを変更することによりコイル76bに実際に流れる電流値を調整してもよい。また、後幕アクチュエータ70bによって駆動される部材、具体的には、後幕20Bの羽根、アーム31b、32b、駆動レバー40b、出力部材50bの少なくとも一つを変更することにより、コイル76bに実際に流れる電流値を調整してもよい。後幕20Bの羽根21bの形状を変更して、助走の距離を変更してもよい。
以上に説明したコイル76a、76bの電流の調整は、図6Cに示したように低温時での露出期間は短く高温時での露出期間は長い場合に有効である。また、低温時での露出期間は短く高温時での露出期間は所望の露出期間と略同じ場合や、低温時での露出期間は所望の露出期間と略同じであるが高温時での露出期間が長い場合に有効である。
例えば、低温時での露出期間は長くなり高温時での露出期間は短い場合には、コイル76aの電流値を減少、又はコイル76bの電流値を増大するように調整する。または、コイル76aの電流値を減少させかつコイル76bの電流値を増大するように調整する。これにより、露出期間の変動を抑制できる。低温時での露出期間は長く高温時での露出期間は所望の露出期間と略同じ場合や、低温時での露出期間は所望の露出期間と略同じであるが高温時での露出期間が短い場合にも有効である。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、変形・変更が可能である。
尚、ロータ71aに出力部材50aを固定する方法は圧入に限定されない。出力部材50aは、ロータ71aに直接固定されていてもよいし、例えばロータ71aと共に回転する回転軸に固定されているものであってもよい。また、出力部材50aは、駆動レバー40aを介さずに直接アーム31aを駆動するものであってもよい。
1 フォーカルプレーンシャッタ
10 基板
11 開口
E1 下端
20A 先幕
20B 後幕
21a、21b 羽根
31a、32a、31b、32b アーム
40a、40b 駆動レバー
50a、50b 出力部材
70a、70b アクチュエータ
71a ロータ(先幕ロータ)
71b ロータ(後幕ロータ)
74a、74b ステータ
76a コイル(先幕コイル)
76b コイル(後幕コイル)

Claims (8)

  1. 基板の開口を開閉可能な先幕を駆動し、先幕コイル、先幕ロータ、及び先幕ステータを含む先幕アクチュエータと、
    前記基板の前記開口を開閉可能な後幕を駆動し、後幕コイル、後幕ロータ、及び後幕ステータを含む後幕アクチュエータと、
    前記基板、前記先幕及び後幕、前記先幕ロータ及び後幕ロータにそれぞれ固定された先幕出力部材及び後幕出力部材、前記先幕出力部材及び後幕出力部材にそれぞれ駆動され前記先幕及び後幕をそれぞれ駆動する先幕駆動レバー及び後幕駆動レバーと、を含む機構部分と、を備え、
    前記先幕が前記開口を開くように前記先幕アクチュエータに通電を開始してから前記先幕が前記開口を開き始めるまでの期間を先幕助走期間とし、
    前記後幕が前記開口を閉じるように前記後幕アクチュエータに通電を開始してから前記後幕が前記開口を閉じ始めるまでの期間を後幕助走期間とし、
    温度変化による前記先幕助走期間及び後幕助走期間の一方の変動が他方の変動に対応するように、前記先幕コイル及び後幕コイルの少なくとも一方を流れる電流値は調整され、
    前記先幕コイル又は後幕コイルを流れる電流値は、前記先幕出力部材に対する前記先幕ロータの回転方向での相対角度、前記先幕ロータの形状又は材質、前記先幕ステータの形状又は材質、の少なくとも1つ、それぞれ対応する前記後幕出力部材に対する前記後幕ロータの回転方向での相対角度、前記後幕ロータの形状又は材質、前記後幕ステータの形状又は材質との間で、異なるように変更されて調整されている、フォーカルプレーンシャッタ。
  2. 前記先幕助走期間及び後幕助走期間のそれぞれは、前記機構部分の温度が高いほど短くなり、
    前記先幕助走期間及び後幕助走期間は、それぞれ前記先幕コイル及び後幕コイルの温度が高いほど長くなり、
    前記先幕コイル及び後幕コイルのそれぞれの温度に対する前記先幕助走期間及び後幕助走期間の変化率は、それぞれ前記先幕コイル及び後幕コイルを流れる電流値が高いほど大きくなる、請求項1のフォーカルプレーンシャッタ。
  3. 前記機構部分の温度に対する前記先幕助走期間の変化率は、前記機構部分の温度に対する前記後幕助走期間の変化率よりも大きく、
    前記先幕コイルに流れる電流値は、前記後幕コイルに流れる電流値よりも高い、請求項2のフォーカルプレーンシャッタ。
  4. 前記先幕コイル又は後幕コイルを流れる電流値は、前記先幕ロータの回転開始位置、前記後幕ロータの回転開始位置、前記先幕コイルの巻き数、前記後幕コイルの巻き数、前記先幕アクチュエータによって駆動される部材の重量及び形状、前記後幕アクチュエータによって駆動される部材の重量及び形状、の少なくとも一つが変更されて調整されている、請求項1乃至3の何れかのフォーカルプレーンシャッタ。
  5. 基板の開口を開閉可能な先幕を駆動し、先幕コイル、先幕ロータ、及び先幕ステータを含む先幕アクチュエータと、
    前記基板の前記開口を開閉可能な後幕を駆動し、後幕コイル、後幕ロータ、及び後幕ステータを含む後幕アクチュエータと、
    前記基板、前記先幕及び後幕、前記先幕ロータ及び後幕ロータにそれぞれ固定された先幕出力部材及び後幕出力部材、前記先幕出力部材及び後幕出力部材にそれぞれ駆動され前記先幕及び後幕をそれぞれ駆動する先幕駆動レバー及び後幕駆動レバーと、を含む機構部分と、を備え、
    前記機構部分は、前記先幕ロータ及び後幕ロータにそれぞれ固定された先幕出力部材及び後幕出力部材を含み、
    前記先幕が前記開口を開くように前記先幕アクチュエータに通電を開始してから前記先幕が前記開口を開き始めるまでの期間を先幕助走期間とし、
    前記後幕が前記開口を閉じるように前記後幕アクチュエータに通電を開始してから前記後幕が前記開口を閉じ始めるまでの期間を後幕助走期間とし、
    前記先幕助走期間及び後幕助走期間の一方の変動が他方の変動に対応するように、前記先幕出力部材に対する前記先幕ロータの回転方向での相対角度及び前記後幕出力部材に対する前記後幕ロータの回転方向での相対角度の少なくとも一方が調整され、
    前記先幕コイル又は後幕コイルを流れる電流値は、前記先幕出力部材に対する前記先幕ロータの回転方向での相対角度、前記先幕ロータの形状又は材質、前記先幕ステータの形状又は材質、の少なくとも1つ、それぞれ対応する前記後幕出力部材に対する前記後幕ロータの回転方向での相対角度、前記後幕ロータの形状又は材質、前記後幕ステータの形状又は材質との間で、異なるように変更されて調整されている、フォーカルプレーンシャッタ。
  6. 請求項1乃至5の何れかのフォーカルプレーンシャッタを備えた光学機器。
  7. 基板の開口を開閉可能な先幕を駆動し、先幕コイル、先幕ロータ、及び先幕ステータを含む先幕アクチュエータと、
    前記基板の前記開口を開閉可能な後幕を駆動し、後幕コイル、後幕ロータ、及び後幕ステータを含む後幕アクチュエータと、
    前記基板、前記先幕及び後幕、前記先幕ロータ及び後幕ロータにそれぞれ固定された先幕出力部材及び後幕出力部材、前記先幕出力部材及び後幕出力部材にそれぞれ駆動され前記先幕及び後幕をそれぞれ駆動する先幕駆動レバー及び後幕駆動レバーと、を含む機構部分と、を備えたフォーカルプレーンシャッタの電流調整方法であって、
    前記先幕が前記開口を開くように前記先幕アクチュエータに通電を開始してから前記先幕が前記開口を開き始めるまでの期間を先幕助走期間とし、
    前記後幕が前記開口を閉じるように前記後幕アクチュエータに通電を開始してから前記後幕が前記開口を閉じ始めるまでの期間を後幕助走期間とし、
    温度変化による前記先幕助走期間及び後幕助走期間の一方の変動が他方の変動に対応するように、前記先幕コイル及び後幕コイルの少なくとも一方を流れる電流値を調整し、
    前記先幕コイル又は後幕コイルを流れる電流値は、前記先幕出力部材に対する前記先幕ロータの回転方向での相対角度、前記先幕ロータの形状又は材質、前記先幕ステータの形状又は材質、の少なくとも1つ、それぞれ対応する前記後幕出力部材に対する前記後幕ロータの回転方向での相対角度、前記後幕ロータの形状又は材質、前記後幕ステータの形状又は材質との間で、異なるように変更されて調整する、フォーカルプレーンシャッタの電流調整方法。
  8. 請求項1乃至5の何れかのフォーカルプレーンシャッタが制御される光学機器。
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