JP6162199B2 - 液体回路用の洗浄容易な一組のコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は液体回路用のコネクタに関し、特に医療用途の液体回路用のコネクタに関する。
特許文献1は、適合的且つ相補的な雄ルアー型のコネクタを有する装置に接続されるよう設計される雌ルアー型の遠位入口コーンを含む、そのような安全なコネクタを記載している。遠位入口コーンは、最終的な接続が行われる前に細菌又はバクテリアを除去するために洗浄容易な、面一な表面を有する隔膜(septum)又は膜(membrane)によって遮断される。接続が行われるや否や、隔壁は雄ルアー型のコネクタの孔内に部分的に延びる管を保護し、雄ルアー型のコネクタは管に接続される。接続されるや否や、特許文献1のコネクタは、直線的な管状通路及び死容積(dead
volume)の減少をもたらす。文献EP0544581は、安全な雌コネクタを記載している。
しかしながら、特許文献1の雌コネクタと同じ使用の安全性の利益を享受するためには、同じ特性を有する雄コネクタを有することが必要である。加えて、特許文献1のコネクタと協働して、そのような安全な雄コネクタの使用は、安全な汎用性のある接続をもたらす。
従って、特許文献2は、液体回路用のコネクタ、特に医療用途の液体回路用のコネクタを提案した。コネクタは、近位カプラと、通路を定める遠位カプラと、近位カプラ上に固定的に取り付けられ、遠位カプラの通路内に延び、且つ、自由端を含む中空管と、実質的に管状であり、膜厚によって遠位端部で閉塞され、且つ、休止時に中空管の自由端を実質的に緊密に覆うよう設計される弾性的に変形可能な膜とを含み、遠位カプラは、遠位休止位置と中空空間を膜厚から選択的に分離し得る近位使用位置との間で、近位カプラに対して摺動するよう取り付けられる。
近位カプラに対して摺動するよう取り付けられる遠位カプラのそのような使用は、接続前に全ての細菌又はバクテリアを除去するよう膜を洗浄するために、膜によって保護される中空管から自由遠位端部を特別に分離し、中空管はコネクタの雄部分の役割を演じる。
しかしながら、出願人は、特に、膜を含む夫々の遠位部分のレベルでは、雄コネクタ及び雌コネクタの洗浄が困難であることを認識した。今では、特に、人員による医薬の準備中に或いは患者内への注入時に医薬が極めて攻撃的である化学療法の領域においては、使用される材料の特性は、患者が院内疾患に極めて敏感な程度まで重要である。
また、一組のコネクタの接続及び分離は困難であり、操作者の側に幾つかのステップを要求する。
最後に、現在の係止手段は、コネクタが効果的に適切に接続されることを使用者に保証しない。特に、接続されるべき雄コネクタ及び雌コネクタの端部レベルでネジ切り(threading)が使用されるときには、操作者は、コネクタを共に十分にネジ止めしたか否か、並びに、管の接続が正しく完了したか否かを知り得ないことが多い。
欧州特許出願公開第0544581号明細書 仏国特許出願公開第2931363号明細書
従って、本発明の目的は、改良された雄及び雌接続を提案することである。
このために、本発明は液体回路用の安全なコネクタ組を提案し、コネクタ組は、
− 雄コネクタと、雌コネクタとを含み、各コネクタは、近位カプラと、遠位カプラとを含み、
− 各コネクタの前記遠位カプラは、通路を定め、且つ、管状部分を含み、近位カプラ上に固定的に取り付けられる接続素子が、管状部分内に同軸に延び、
膜厚によって遠位端部で閉塞される、実質的に管状の弾性変形可能な膜を含み、膜は下流遮断位置と上流接続位置との間で可動であり、下流遮断位置において、膜は接続素子の自由端部を緊密に覆い、上流接続位置において、接続素子は膜を通過し、
雄コネクタの遠位カプラの管状部分は、接続中、雌コネクタの遠位カプラの管状部分内に挿入されるよう構成され、下流遮断位置において、雄コネクタ及び雌コネクタの各々のために、膜は遠位カプラの通路を封止的に遮断する。
本発明に従ったコネクタ組の好適ではあるが非限定的な幾つかの特徴は、以下の通りである。
− 雌コネクタの管状部分の外部表面にはネジ切りがない。
− 雄コネクタの管状部分の外部表面は、ルアーロック型の接続可能な入口を構成するようネジ切りを含む。
− 雄コネクタ素子及び雌コネクタ素子は中空管であり、雄コネクタの中空管は雌コネクタの中空管内に挿入されるよう構成される。
− 雄コネクタ及び雌コネクタの各々のコネクタの遠位カプラの管状部分の外部表面は円滑であり、実質的に連続的な部分に亘って不変の軸方向の断面を有し、且つ、横方向に延びる保持手段を含み、外部表面及び保持手段は、雄又は雌の係止手段を形成する。
− 雄係止手段の保持手段は、カプラの長手方向に対して円滑な表面から横方向に延びる少なくとも1つのピンを含む。
− 雄係止手段は、反対方向に、カプラの両側で延びる2つのピンを含む。
− 雌係止手段の保持手段は、フランジの表面に形成される少なくとも1つの溝を含み、雄係止手段のピンを受け入れるよう構成される。
− 溝は曲げられる。
− フランジは、カプラの一部だけを越えて延びる。
− ネジ切りは、フランジによって覆われない管の表面に亘って延在する。
− フランジは、近位端部のレベルでオープンワーク(open-work)である。
− 膜は、上流接続位置において接続素子によって横断されるように配置される膜厚内のスロットを含む
第二の特徴によれば、本発明は、請求項1乃至13のうちのいずれか1項に記載の組の使用を提案し、当該使用は、
− 膜を洗浄するステップと、
− 雄コネクタの近位端部及び雌コネクタの近位端部のそれぞれの膜が2つのコネクタの緊密な封止を創成するよう結合される長手軸を有するように、雄コネクタの近位端部及び雌コネクタの近位端部を所定位置に配置するステップと、
− 雄コネクタの接続素子が雌コネクタの接続素子内に接続されるように、雄コネクタを雌コネクタ内に挿入するステップと、
− 組立体を係止するステップとを含む。
長手軸を有する液体回路用のコネクタ、特に医療用途のコネクタであって、
− 近位カプラと、
− 長手軸に沿って延びる通路を定める遠位カプラと、
− 近位カプラ上に固定的に取り付けられ、前記遠位カプラの通路内に延び、且つ、自由端部を定める中空管と、
膜厚によって遠位端部で閉塞され且つ休止時に実質的に緊密に中空管の自由端部を覆うよう設計される、実質的に管状の弾性変形可能な膜とを含み、
遠位カプラの表面は円滑であり、遠位カプラの実質的に連続的な部分に亘って不変の軸方向断面を有し、且つ、横方向に延びる保持手段を含み、円滑な表面は及び保持手段は、雄又は雌の係止手段を形成する。
コネクタ。
このコネクタの好適であるが非限定的な幾つかの特徴は、以下の通りである。
− 雄係止手段の保持手段は、カプラの長手方向に対して円滑な表面から横方向に延びる少なくとも1つのピンを含む。
− 雄係止手段は、反対方向に、カプラの両側で延びる2つのピンを含む。
− 雌係止手段の保持手段は、フランジの表面に形成される少なくとも1つの溝を含み、雄係止手段のピンを受け入れるよう構成される。
− 溝は曲げられる。
− ピンのための停止部(ストップ)として作用する溝の端部は、係止位置においてピンのための制限部を形成する凹部を含む。
− フランジは、遠位カプラの一部のみに亘って延在する。
− フランジによって覆われない遠位カプラの中央部分は、「ルアーロック」型の接続可能な入口を構成するようネジ切りを含む。
特に医療の領域において、流体のための回路を創成するよう協働するよう設計される、上記と調和する少なくとも2つのコネクタの組は、コネクタの一方の係止手段が雄であり、コネクタの他方の係止手段が雌であるという事実を提示する。
そのような組の好適ではあるが非限定的な幾つかの特徴は、以下の通りである。
− 係止手段の一方は、遠位カプラの長手軸に対して円滑な表面から横方向に延びる少なくとも1つのピンを含む。
− 係止手段の他方は、円滑な表面を含み、円滑な表面内には、第一係止手段のピンを受け入れるよう設計された少なくとも1つの屈曲した溝が形成される。
− ピンが延びる円滑な表面は、雄係止手段の遠位カプラの外部表面である。
− 溝が形成される円滑な表面は、雌係止手段の遠位端部上に配置されたフランジの内部表面である。
− 溝の幅は、溝内のピンの挿入方向に対して横方向において取られるとき、ピンの直径と実質的に等しく、溝の長さは、コネクタが結合されるときにコネクタによって横断される相対距離と実質的に等しい。
− 2つのコネクタの遠位カプラは、それらの夫々の係止手段の外側と構造的に類似し、それらの夫々の膜は、雄コネクタ及び雌コネクタの結合/分離が単一の軸方向の移動において完了するよう、遠位カプラの遠位端部を軽くかする(brushing
the distal ends of said distal couplers)。
そのような組の使用は、
− コネクタのそれぞれの係止手段と膜とを洗浄するステップと、
− コネクタの遠位端部の夫々の膜が接触し、且つ、2つのコネクタがそれらの長手軸を結合させて2つのコネクタの緊密な封止をもたらすよう、コネクタの遠位端部を所定位置に配置するステップと、
− 少なくとも1つのピンが対応する溝の長手軸内に配置されるよう、コネクタを角度的に位置付けるステップと、
− ピンが溝の端部に当接するまで2つのコネクタを互いに支持し合うステップと、
− ピンを溝内で係止するために一方のコネクタを他方のコネクタに対して相対的に回転するステップとを含む。
本発明の他の特徴、目的、及び、利点は、非限定的な実施例によって与えられる添付の図面を参照して、以下の詳細な記載からより明らかになるであろう。
休止位置にある本発明に従った雄係止手段を含むコネクタを示す三次元図である。 図1のコネクタを示す断面図である。 休止位置にある本発明に従った雌係止手段を含むコネクタの実施態様を示す三次元図である。 休止位置にある本発明に従った雌係止手段を含むコネクタの実施態様を示す三次元図である。 休止位置にある図3aのコネクタを示す断面図である。 休止位置にある図3bのコネクタを示す断面図である。 接触状態にある図3a及び図4aに対応する本発明に従った一組のコネクタを示す側面図である。 接触状態にある図3b及び図4bに対応する本発明に従った一組のコネクタを示す側面図である。 図5aのコネクタの組を示す断面図である。 コネクタが共に係止されたときの図5aのコネクタの組を示す断面図である。 図7のコネクタの組を示す側面図である。 本発明に従った雌係止手段を含む一組のコネクタを示す断面図の第三実施態様を示す断面図である。
図1及び図2を参照して、本発明に従った雌コネクタ100を記載する。
雌コネクタ100は、近位カプラ120と、弾性変形可能な膜130と、実質的に管状の遠位カプラ140とを含む。
近位カプラ120は、概ね管状の形状を有し、且つ、近位端部を含み、近位端部は、ここでは、雌「ルアーロック」型の接続可能な入口121を含む。変形の実施態様として、この接続可能な入口121は、「ルアーロック」型の雄を有する。それは中空本体122によって遠位方向に拡張され、中空本体122は、以下に説明するように、近位カプラ120及び遠位カプラ140が互いに並進するのを妨げるよう、近位端部付近に、遠位カプラ140上に設けられる相補的な環状溝142と協働するよう設計される、近位カプラ120の中空本体122の径方向外周縁上で突出し且つ伸張する環状バルジ(膨張部)126を含む。近位カプラ120の中空本体122は、近位カプラ120から遠位方向に突出する中空管124によって同軸に置かれる円形の形状の縁部123によって、遠位方向において終端する。中空管124は、自由遠位端部125によって終端する。中空管は、接続素子を形成する。遠位カプラ140は、管状の形状を有し、通路141を定める。
変形として、近位カプラ120は、少なくとも1つのピコ(picot)、好ましくは2つのピコを含み、ピコは、遠位カプラ140の上に設けられる多くのオリフィスと協働する。
次に、コネクタ100の膜130をより詳細に記載する。
膜130は、弾性手段131、ここでは、例えば、螺旋状の圧縮バネ型のバネ131を含み、膜本体を形成し、膜厚によって閉塞される遠位端部132まで延びている。これらの弾性手段131は、膜の遠位端部132が通路141の遠位端部の安定的な下流遮断位置に達するよう、近位カプラ120を圧迫し且つ膜の遠位端部132を押し込むように設計される。
変形として、膜130の本体は波状であり、ベローズの形態にある。
前記膜厚を通じるスロット133が、この膜厚内に作成される。
任意的に、径方向外周縁上に、膜130の遠位端部132は、強化/狭窄手段(reinforcement/constriction
means)134を受け入れるよう設計される溝を有し、強化/狭窄手段134は、ここではスロット133を取り囲むカップの形態であり、休止位置において、流体回路上に取り付けられるコネクタ100の使用中に中空管124内に存在し得る加圧流体の如何なる損失をも防止するよう、スロット133が緊密に閉塞されることを保証する。
加えて、膜130の本体131の特別な形態は、膜が長手方向に弾性的に変形し、且つ、反動バネとして作用し、コネクタ100の分離中、図1及び2に例示されるような初期休止形態に戻ることを可能とする。
従って、雌コネクタ100は、遠位カプラ140の管状部分内にカプセル化される膜130を含む。安定的な下流遮断位置において、これは、膜130の、具体的には、遠位カプラ140の管状部分の壁によって作製される膜の遠位端部132の径方向の締付けも可能にする。その結果、より良好な封止及び圧力に対する抵抗の改良がもたらされる。
膜130は、ポリイソプレン、シリコン、又は、熱可塑性エラストマ(TPE)のようなエラストマ材料で作製される。
取付け中、膜130の本体を形成するバネ131は、近位カプラ120の中空管124上に螺合される。
その周囲に、好ましくは、近位部分内に、遠位カプラ140は、雄又は雌の係止手段150を含む。これらの係止手段150を以下の記載において詳述する。
遠位カプラ140は、コネクタ100の取扱い手段143も含む。ここには、それらの2つがあり、遠位カプラ140の両側から径方向に遠心的に突出している。これらの取扱い手段143は、雄コネクタとのその接続の間に、コネクタ100を堅固に保持する。
取付け中、遠位カプラ140は、環状突起126が対応する環状溝142内に位置付けられるよう、近位カプラ120上に取り付けられる。次に、遠位カプラ140は、通常のプロセスに従って、例えば、単体ケーシングをもたらすそれらの夫々の接触表面の接着によって、或いは、超音波溶接によって、近位カプラ120上に固定される。
次に、本発明に従った雄コネクタ200を記載する。
図3a、3b、4a及び4bを参照すると、雄コネクタ200は、近位カプラ210と、近位カプラ210上に取り付けられるケーシング220とを含む。近位カプラ210上のケーシング220の組立ては、実質的に管状のチャンバ211を境界付け、通路を形成する。近位カプラ210は、接続可能な入口212、ここでは、雄「ルアーロック」型の入口を含む。変形の実施態様として、この接続可能な入口212は、雌「ロアーロック」型である。この近位カプラ210内に入れ子状になって、コネクタ200は、接続素子213,ここでは、遠位方向において実質的に管状の通路211内に延びる中空管213の形態の接続素子を含む。
ケーシング220は、遠位カプラ240によって形成され、管状部分を含む。
近位カプラは、その厚み内にスロット233を含む膜又は隔膜230を含む。スロット233は、コネクタ200の長手軸に対して実質的に垂直である。
コネクタ200は、最後に、弾性手段231、ここでは、バネ231、例えば、螺旋圧縮バネ型のバネを含むが、それは当業者に既知の任意の他の形状を採り得る。バネ231は、近位カプラ210上に支持されるように設計され、隔膜230が通路211の遠位端部の安定的な下流遮断位置に達するよう隔膜230を押し込むように設計される。
コネクタ200に類似するコネクタのより詳細な記載は、この目的のために参照し得る特許文献1中に提供されている。
隔膜230は、ここでは、回転において概ね円筒形のエラストマ膜であり、隔膜230の長手軸に対して垂直な実質的な平面スロット233を含む。このスロット233は、下流表面から、中空管214の自由端部を緊密に受け入れるよう設計される回転において実質的に円筒形の上流開口内まで延びる。
隔膜230は、強化/狭窄手段を形成する剛性カップ234内に取り付けられる。変形の実施態様として、このカップは弾性変形可能なリングによって上に置かれ(this
ring is surmounted by an elastically deformable ring)、強化/狭窄手段の一部を形成する。
強化/狭窄手段234のより詳細な記載は、この目的のために参照し得る文献FR2929123中に提供されている。
このようにして、雄コネクタ200は、遠位カプラ240の管状部分内にカプセル化された隔膜(又は膜)230を含む。安定的な下流遮断位置において、これは、特に隔膜のスロット233のレベルで、遠位カプラ240の管状部分の壁によって作製される、隔膜230の径方向締付けも可能にする。これはより良好な封止及び圧力に対する抵抗の改良をもたらす。
その周囲に、好ましくは、遠位端部のレベルで、遠位カプラ240は、雌又は雄の係止手段250を含む。
本記載を通じて、雌コネクタ100が雄差込み係止手段を含むのに対し、雄コネクタ200が雌差込み係止手段を含む実施態様を、より詳細に記載する。これは如何様にも限定的ではなく、実施態様が雌コネクタ100上の雌係止手段及び雄コネクタ200上の雄係止手段を提供することから成る限度まで均等であり、本発明によってカバーもされる。
雄コネクタ200の係止手段250は、好ましくは、雌コネクタ100の係止手段150と相補的である。
本発明によれば、係止手段250が雌であるとき、係止手段は、遠位カプラ240の実質的な続きである部分に亘って不変の軸方向断面を有する円滑表面260と、横方向に延びる保持手段252とによって形成される。
雌係止手段150も円滑表面160によって形成され、横方向に延びる保持手段151を有し、円滑表面及び保持手段は、それぞれ、雌係止手段250の円滑表面260及び保持手段252の形状と相補的な形状である。
従って、そのような実施態様は、従来技術において広範に使用されているネジ切り(threading)による係止手段に対して、洗浄されるべき表面160,260上で突出する縁部を減少する範囲まで、係止手段の洗浄をより容易にする。
差込み係止手段は、この定義に特に応答し、従って、クリッピング等によって(即ち、係止手段の一方の遠位部分の表面から突出する保持手段の弾性変形、次に、係止手段の他方の遠位部分の表面に設けられる相補的なオリフィス内への貫入によって)、本発明によってカバーされる(例えば、図9を参照)。
差込み係止手段の場合、雄係止手段の保持手段151は、外部円滑表面260から外部に横方向に延びる少なくとも1つのピンを含む。保持手段151は、好ましくは、雄コネクタ100の遠位カプラ140の両側で延びる2つのピンを含む。
各ピン151は、円形、正方形、楕円形、又は、雄コネクタ100を雌コネクタ200に対して所定位置に効果的に維持するよう構成される任意の他の断面を有し得る。
よって、雌係止手段250の保持手段は、フランジ251の表面160に形成される少なくとも1つの溝252を含む。溝252は、添付図面中に例示するようなスロットを形成するよう連続的であり得るし、盲であってもよい。
フランジ251は、ケーシング220を備える材料から作製される。変形の実施態様として、フランジ251は、例えば、接着、溶接、又は、そのような組立てを可能にする任意の他の手段によって、ケーシングに取り付けられる。ここに例示するフランジ251は、近位端部のレベルで溝260によってケーシング220に取り付けられる管の形態にある。結果的に、通路261が溝261の間に作製される。ここでは、フランジ251の周縁に亘って均一に分配される4つの溝260がある。結果的に、フランジ251の前記周縁に亘って均一に分配される4つの通路もある。そのような構成は、フランジ、従って、雄コネクタ200の最適な洗浄を可能にする。
雌係止手段250は、好ましくは、少なくとも雄係止手段150上のピン151と同じ数の溝を含む。
各溝252は、好ましくは、フランジ251の遠位端部上で終端する自由端部を有し、他端部は閉塞され、ピン151のための長手方向の停止部(ストップ)を形成するよう提供される。
また、溝252は、雄コネクタ200及び雌コネクタ100の遠位端部140,240が、図5に例示するように、接続前に接触させられるときに、溝の夫々の自由端部がピン151に対向するよう、フランジ251上に配置される。
このようにして、雄コネクタ200と雌コネクタ100の接続中、雄係止手段150の各ピン151は、雌係止手段250の溝252内にそれぞれ貫入する。
(図3b及び4b中に例示する)変形として、フランジによって囲まれる遠位カプラの中央部分270は、雌ルアーロック型の接続可能な入口を構成するようネジ切られる。このために、中央部分270の面が径方向にアクセス可能であるよう、フランジ251の遠位部分は短くされる。その結果、図2を参照して記載したような雄係止手段150又は相補的な「ルアーロック」型の係止手段に接続し得る雌係止手段が得られる。
この実施態様における興味は、それがルアーロック型の係止手段を含む注射器とコネクタ200との接続を特に可能にすることである。
この実施態様は、フランジ251の内部表面260及びピン151を含む外部表面160が滑らかである範囲で洗浄容易であるのに対し、中央部分270はそれを洗浄する操作者によって直接的にアクセス可能であるという利点も有する。
(図示されていない)他の変形において、雌係止手段は、溝が(非連続的に)形成される円滑な外部表面を含む雄景趣手段と相補的な、その内部表面から突出する少なくとも1つのピンを含むフランジを含み得る。
有利に、これらの実施態様は、雄コネクタ200及び雌コネクタ100が効果的に適切に接続されることを操作者に保証する。
実際には、操作者はピン151が溝252の底部に正しくあるか否かを視覚的及び機械的に検証可能であり、そのような検証を許容しないネジ切り係止手段を含む従来的なコネクタとは対照的に、それは管124及び125が効果的に正しく接続されることを示唆する。
溝252の長さは、好ましくは、コネクタ100,200が操作者によって接続されるときにコネクタ100,200が移動する相対的な最大距離と少なくとも等しい。この相対距離を以下に詳細に記載する。
溝252の幅は、溝252内へのピン151の挿入の方向に対して横方向に取られるとき、対応するピン151の直径と実質的に等しい。このようにして、ピン151は溝252内を長手方向に移動し得るが、溝内へのピンの挿入中に横方向の移動は妨げられる。
必要であれば、固定ピンが停止部に到達するときに、溝が固定ピン151を長手方向に保持し得るよう、溝252は屈曲しても成形される。例えば、溝252は、接続中にコネクタ100,200が移動する相対距離と少なくとも等しい長さの長手部分252aと、ピン151の挿入方向に対して実質的に垂直な方向に延びる横部分252bとを有する。
変形として、溝252の長手部分252aと横部分252bとの間に形成される角度は、ピン151の保持、従って、コネクタ100,200の組の係止を強化するよう鋭角である。
しかしながら、実施態様とは無関係に、所与のフランジ251内に形成される溝252は同一である。具体的には、溝は、ピン151が関連付けられる溝252を容易に貫通し得るよう、同じ大きさ、形状、及び、向きを有する。
変形として、(所与の横方向直径を有する)所与のピン151がより狭い幅を有する溝252に貫入し得ないことによって、間違いを悟らせる機能(undeceiving
function)を保証するよう、関連する溝252及びピン151は、異なる幅の対であり得る。
ある実施態様によれば、各溝252の閉塞端部は、ピン151のための停止部(ストップ)として作用する、溝252の端部に位置付けられる凹部又はシート253も備える。必要であれば、ピン151が溝252内で横方向に移動するのを妨げ、従って、コネクタ100,200の組の係止を更に改良するよう、凹部253は、溝252の軸に対して偏心させられる。例えば、特に図4及び図5に例示するように、溝252が曲げられるとき、凹部253は、溝252の横部分252bの閉塞端部内に配置され、横部分252の軸に対して遠位端部の方向において偏心させられる。
図5乃至7を参照して、上述の異なる素子の相互作用を記載する。
図5及び図6は、安定的な下流遮断位置における雌コネクタ100及び雄コネクタ200を示している。この位置において、膜130、それぞれ230の下流表面が前記通路の下流端部と面一であるよう、膜130、それぞれ230は、通路141、それぞれ211を緊密に遮断する。
参考までに、この位置において、コネクタ100,200の操作者は、膜の下流表面の不十分な洗浄又は困難な洗浄をもたらし得る院内感染の危険性を低減するよう、膜の前記下流表面を容易に洗浄し得る。
本発明に従った係止手段150,250並びに雄コネクタ200及び雌コネクタ100の構成の故に、反復的な接続/切離しに関する性能を損なうことなく、逆圧封止が強力に増大される。また、剛性カップ134,234の使用は、強い圧力の効果の下で、本発明に従ったコネクタ100,200の外部への隔膜130,230の如何なる放出(expulsion)をも防止する。
初期使用中、操作者は、細菌又はバクテリアの如何なる存在をも除去するよう膜130,230の遠位端部を洗浄し、差込み係止手段150,250(更に必要であれば、中央部分270)も洗浄する。
従来的なネジ切りを本発明に従った差込み係止手段150,250(更に必要であれば、中央部分270)と交換することは、この洗浄を大いに容易にすることも記載されなければならない。
洗浄が完了するや否や、操作者は、図5に例示するように、雄コネクタ200及び雌コネクタ100の夫々の隔膜を接触させ、次に、コネクタの組を接続する。コネクタ100とコネクタ200との間のこの接続は、雄コネクタ200の遠位カプラ240の対応する溝252内に雌コネクタ100の遠位カプラ140のピン151を係止することによって行われる。
2つの雌及び雄のコネクタ100,200の遠位カプラ140,240は構造的に類似するので(本質的にはそれらの夫々の係止手段の外側にある)、それらの夫々の膜130,230は、それらの遠位カプラ140,240の遠位端部のレベルで面一である。このようにして、雄コネクタ200及び雌コネクタ100の結合/分離は、単一の軸方向移動のみで完了する。実際には、コネクタを互いに向かって押し合うことを開始する前に、雌コネクタ100及び雄コネクタ200の遠位カプラ140,240を固定することは最早不要であり、一方では、遠位カプラ140,240の構造の故に、他方では、本発明に従った係止手段の故に、これらの2つの操作は同時に遂行される。
より精密には、操作者は、雌コネクタ100のピン151を対応する溝252の反対に配置し、次に、遠位カプラ140の取扱い手段143上に支持される雌コネクタ100を雄コネクタ200に向かって押すことによって、コネクタ100,200を互いに対して相対的に摺動(スライド)する。
この取扱い中、雄コネクタ200の遠位端部は、雌コネクタ100の膜130の遠位端部を押し進め、それは、一方では、膜本体131に応力を加えて圧縮し、他方では、スロット133を用いて、中空管124の遠位端部125、膜130の遠位端部に配置される膜厚を通過させる。
管124の遠位端部125が膜130の遠位端部の膜厚を通過するや否や、管124のこの遠位端部125は、コネクタ200の隔膜230と接触して支持されるようになる。次に、管124の遠位端部125は、隔膜230を、一方では、下に位置するバネ231に対して押し付け、他方では、隔膜230内に作製されるスロット233を介して隔膜230を通過する管214に対して押し付ける。
雌コネクタ100の管124が雄コネクタ200の管214の遠位端部を受け入れるまで推進は続く。従って、接続及び液体通路が雄コネクタ200と雌コネクタ100との間に作製される。
取扱い中にコネクタ100,200が移動する相対距離は、溝252の長手部分252aの長さによって定められる。従って、コネクタ100,200が接続され且つ流体連絡するこの最終位置において、ピン151は、溝252の長手部分252aの底部で停止させられる。
操作者は、ピン151が溝の包囲部(siege)に到達し且つコネクタ100,200の組を係止するまで、ピン151を溝252の横部分252bの閉塞端部内に位置付けるよう、一方のコネクタ100を他方のコネクタ200に対して回転する。
切離し後、操作者は、溝252の横部分252bからピン151を引き抜くために、係止方向とは反対の方向において一方のコネクタ100を他方のコネクタ200に対して回転し、次に、2つのバネの推力を用いてコネクタ100,200を取り除く。ピン151が溝252の長手部分252aから出て、膜130,230は、再度、管124,214をそれぞれ漸進的に緊密に覆い、膜130,230は、今や、コネクタ100,200のそれぞれの遠位端部を緊密に遮断する。
接続又は分離の間、操作を通じて封止が保証される。実際には、封止は、先ず、隔膜230に対する膜130の遠位端部の接触によって保証され、次に、雄コネクタ200の隔膜に対する中空管124の遠位端部125の接触によって保証され、最終的に、中空管125内への管214の挿入によって保証され、前記接触は、コネクタの組の係止によって維持される。
本発明の範囲から逸脱せずに数多くの変更を行い得るのは勿論である。
100 雄コネクタ
120 近位カプラ
121 入口
122 中空本体
123 縁部
124 中空管
125 遠位端部
126 バルジ(膨張部)(環状突起)
130 膜
131 弾性手段(膜本体)
132 遠位端部
133 スロット
140 遠位カプラ(遠位端部)
141 通路
142 環状溝
143 取扱い手段
150 係止手段
151 保持手段(ピン)
160 洗浄されるべき表面
200 雄コネクタ
210 近位カプラ
211 チャンバ
212 入口
213 中空管
220 ケーシング
230 膜/隔膜
231 弾性手段(バネ)
233 スロット
234 剛性カップ(強化/狭窄手段)
240 遠位カプラ(遠位端部)
250 係止手段
251 フランジ
252 保持手段(溝)
252a 長手部分
252b 横部分
260 円滑表面(洗浄されるべき表面)(溝)
261 通路
270 中央部分

Claims (14)

  1. 液体回路のための安全なコネクタであって、
    コネクタと、雌コネクタとを含み、各コネクタは、近位カプラと、遠位カプラとを含み、
    各コネクタの前記遠位カプラは、通路を定め、且つ、管状部分を含み、前記近位カプラ上に固定的に取り付けられる接続素子が、前記管状部分内に同軸に延び、前記近位カプラは、前記遠位カプラに対して固定され、
    膜厚によって遠位端部で閉塞される、実質的に管状の弾性変形可能な膜を含み、該膜は、下流遮断位置と、上流接続位置との間で可動であり、前記下流遮断位置において、前記膜は、前記接続素子の自由端部を緊密に覆い、前記上流接続位置において、前記接続素子は、前記膜を通過し、
    前記雄コネクタの前記遠位カプラの前記管状部分は、接続中に、前記雌コネクタの前記遠位カプラの前記管状部分内に挿入されるよう構成されること、並びに、前記下流遮断位置において、前記雄コネクタ及び雌コネクタの各々のために、前記膜は、前記遠位カプラの前記管状部分内にカプセル化され、前記遠位カプラの前記通路を封止的に遮断し、且つ前記遠位カプラの前記遠位端部と面一にされ、
    前記コネクタの各々のコネクタの前記遠位カプラは、雄又は雌の係止手段を形成する保持手段を含み、該保持手段は、前記遠位カプラの外部表面だけから延びる
    コネクタ。
  2. 前記雌コネクタの前記管状部分の外部表面にはネジ切りがない、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記雄コネクタの前記管状部分の外部表面は、ルアーロック型の接続可能な入口を構成するようネジ切りを含む、請求項に記載のコネクタ。
  4. 前記雄コネクタ及び前記雌コネクタは、中空管であり、前記雄コネクタの前記中空管は、前記雌コネクタの前記中空管内に挿入されるよう構成される、請求項に記載のコネクタ。
  5. 前記雄コネクタ及び前記雌コネクタの各々のコネクタの前記遠位カプラの前記管状部分の外部表面は円滑であり、実質的に連続的な部分に亘って不変の軸方向の断面を有し、且つ、横方向に延びる保持手段を含み、前記外部表面及び前記保持手段は、雄又は雌の係止手段を形成する、請求項に記載のコネクタ。
  6. 前記雄係止手段の前記保持手段は、前記遠位カプラの長手方向に対して前記円滑な表面から横方向に延びる少なくとも1つのピンを含む、請求項に記載のコネクタ。
  7. 前記雄係止手段は、反対方向に、前記遠位カプラの両側で延びる2つのピンを含む、請求項に記載のコネクタ。
  8. 前記雌係止手段の前記保持手段は、フランジの表面に形成される少なくとも1つの溝を含み、前記雄係止手段の前記ピンを受け入れるよう構成される、請求項6又は7に記載のコネクタ。
  9. 前記溝は、屈曲される、請求項に記載のコネクタ。
  10. 前記フランジは、前記遠位カプラの一部だけを越えて延びる、請求項に記載のコネクタ。
  11. 前記雄のコネクタの前記管状部分の外部表面は、ルアーロック型の接続可能な入口を構成するようネジ切りを含み、前記雄のコネクタ及び前記雌のコネクタは、中空管であり、前記ネジ切りは、前記フランジによって覆われない前記中空管の表面に亘って延在する、請求項1記載のコネクタ。
  12. 前記フランジは、近位端部のレベルでオープンワークである、請求項に記載のコネクタ。
  13. 前記膜は、上流接続位置において前記接続素子によって横断されるよう配置される前記膜厚内のスロットを含む、請求項に記載のコネクタ。
  14. 請求項に記載のコネクタの組の使用であって、
    前記膜を洗浄するステップと、
    前記雄コネクタの近位端部及び前記雌コネクタの近位端部のそれぞれの膜が前記2つのコネクタの緊密な封止を創成するよう結合される長手軸を有するように、前記雄コネクタの近位端部及び前記雌コネクタの近位端部を所定位置に配置するステップと、
    前記雄コネクタの前記接続素子が前記雌コネクタの前記接続素子内に接続されるように、前記雄コネクタを前記雌コネクタ内に挿入するステップと、
    前記組を係止するステップとを含む、
    使用。
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