JP6161057B2 - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

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本願発明は、農業機械(トラクタ、コンバイン)または建設機械(ブルドーザ、油圧ショベル、ローダー)などに搭載するディーゼルエンジン等の排気ガス浄化装置に係り、より詳しくは、排気ガス中に含まれた粒子状物質(すす、パティキュレート)、または排気ガス中に含まれた窒素酸化物質(NOx)等を除去する排気ガス浄化装置に関するものである。
従来から、ディーゼルエンジンの排気経路中に、排気ガス後処理装置として、ディーゼルパティキュレートフィルタを内設した排気ガス浄化ケース(以下、DPFケースという)、または尿素選択触媒還元型のSCR触媒を内設した排気ガス浄化ケース(以下、SCRケースという)などを設け、DPFケースまたはSCRケースに排気ガスを導入して、ディーゼルエンジンから排出された排気ガスを浄化処理する技術が知られている(例えば特許文献1〜3参照)。
特開2009−85064号公報 特開2009−85065号公報 特開2008−196328号公報
特許文献1のように、エンジンの排気ガス流れがN字状になるように、DPFケースとSCRケースに対して斜行させて尿素混合管を組付ける構造において、DPFケースの排気ガス出口側の側面と、SCRケース排気ガス入口側の側面に、尿素水を噴射させるための尿素混合管の両端側を連結した場合、前記尿素混合管の両端側を複雑に折曲げ形成する必要があり、DPFケースとSCRケースの排気流路構造を簡単に構成できない等の問題がある。
一方、特許文献2または特許文献3のように、DPFケースとSCRケースの軸線に対して、尿素混合管の軸線が平行になるように、DPFケースとSCRケースに尿素混合管を配管した場合、特許文献1に比べ、DPFケースとSCRケースの排気流路構造を簡単に構成できるが、DPFケースとSCRケースを互いに一体的に固着して、尿素混合管またはその接続用の溶接部などが変形損傷するのを防止する必要があり、DPFケースとSCRケースの排気流路構造を低コストに構成できない。また、特許文献1または特許文献2または特許文献3のように、DPFケースとSCRケースと尿素混合管とを単一部品として一体的に形成する構造では、農業機械または建設機械などにエンジンを搭載する組立工場などにおいて、DPFケースとSCRケースと尿素混合管が単一の大重量部品として取扱う必要があり、組立作業性などを容易に向上できない等の問題もある。
そこで、本願発明は、これらの現状を検討して改善を施した排気ガス浄化装置を提供しようとするものである。
請求項1の発明は、エンジンの排気ガス中の粒子状物質を除去する第1ケースと、前記エンジンの排気ガス中の窒素酸化物質を除去する第2ケースと、第2ケースの排気ガス入口に前記第1ケースの排気ガス出口を接続する尿素混合管を備え、前記第1ケースと第2ケースを平行に配置すると共に、前記尿素混合管内に尿素水を噴射させる排気ガス浄化装置において、前記第1ケースと、前記第2ケースと、前記尿素混合管とを、排気ガス移動方向に平行に配置する構造であって、前記第1ケースの排気ガス出口側の端面に排気ガス出口管を設け、第2ケースの排気ガス入口側の側面に排気ガス入口管を設けると共に、前記尿素混合管に蛇腹状連結管を介して排気ガス出口管を接続させ、前記尿素混合管と蛇腹状連結管の間に尿素水噴射ノズルを配置し、前記エンジンの排気ガスを取入れるための排気接続管を、前記第1ケースの排気ガス入口側の側面に接続させると共に、前記第1ケースの排気ガス出口側に前記第2ケースを偏位させて、前記第1ケースの排気ガス出口側の端面よりも、前記第2ケースの排気ガス出口側の端面を突設させ、前記第2ケースの排気ガス出口側の外側方に前記蛇腹状連結管が配置されたものである。
請求項1の発明によると、エンジンの排気ガス中の粒子状物質を除去する第1ケースと、前記エンジンの排気ガス中の窒素酸化物質を除去する第2ケースと、第2ケースの排気ガス入口に前記第1ケースの排気ガス出口を接続する尿素混合管を備え、前記第1ケースと第2ケースを平行に配置すると共に、前記尿素混合管内に尿素水を噴射させる排気ガス浄化装置において、前記第1ケースと、前記第2ケースと、前記尿素混合管とを、排気ガス移動方向に平行に配置する構造であって、前記第1ケースの排気ガス出口側の端面に排気ガス出口管を設け、第2ケースの排気ガス入口側の側面に排気ガス入口管を設けると共に、前記尿素混合管に蛇腹状連結管を介して排気ガス出口管を接続させ、前記尿素混合管と蛇腹状連結管の間に尿素水噴射ノズルを配置したものであるから、エンジンまたは走行機体などに対して、前記第1ケースの組付作業と第2ケースの組付作業をそれぞれ各別に実行して、前記第1ケースと第2ケースを独立的に組付けた状態で、前記第1ケースと第2ケースに、前記蛇腹状連結管を介して前記尿素混合管を接続させることができる。即ち、前記第1ケースと第2ケースの排気流路構造を簡単にかつ低コストに構成できるものでありながら、農業機械または建設機械などにエンジンを搭載する組立工場などにおいて、前記第1ケースと第2ケースを互いに独立した部品として取扱うことができ、組立作業性などを容易に向上できる。特に、前記蛇腹状連結管の取付け位置調節により、前記第1ケースとは別の支持部材に第2ケースを簡単に取付けることができると共に、前記蛇腹状連結管の排気ガス移動下手側で、前記尿素混合管に向けて尿素水噴射ノズルから尿素水を噴射させることにより、尿素水噴射ノズルから噴射された尿素水が前記蛇腹状連結管の内側面に付着して結晶化するのを防止できるものである。
請求項の発明によると、前記エンジンの排気ガスを取入れるための排気接続管を、前記第1ケースの排気ガス入口側の側面に接続させると共に、前記第1ケースの排気ガス出口側に前記第2ケースを偏位させて、前記第1ケースの排気ガス出口側の端面よりも、前記第2ケースの排気ガス出口側の端面を突設させ、前記第2ケースの排気ガス出口側の外側方に前記蛇腹状連結管が配置されたものであるから、前記第1ケース及び第2ケースに対してともにそれぞれの側面から排気ガスを供給でき、前記第1ケース及び第2ケースの各内部での排気ガスの拡散を良好に確保できる。また、前記第1ケース及び第2ケースを囲む矩形枠(平面視)の内部に、前記尿素混合管と蛇腹状連結管をコンパクトに支持できると共に、第2ケースの側面に前記蛇腹状連結管を近接させて設置でき、前記蛇腹状連結管の温度低下を低減でき、前記第1ケースから前記尿素混合管に至る排気ガスの温度が、前記蛇腹状連結管を通過するときに低下するのを容易に防止できる。
第1実施形態を示す排気ガス浄化装置の右側面図である。 同左側面図である。 同平面図である。 同背面図である。 同正面図である。 同左側方から見た背面斜視図である。 同右側方から見た正面斜視図である。 排気ガス浄化装置の正面側の拡大斜視図である。 排気ガス浄化装置の背面側の拡大斜視図である。
以下に、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。図1は排気ガス浄化装置の右側面図、図2は同左側面図、図3は同平面図、図4は同背面図、図5は同正面図、図6及び図7は同斜視図である。図1〜図7を参照しながら、排気ガス浄化装置の全体構造について説明する。
図1〜図7に示す如く、多気筒ディーゼルエンジン1の各気筒から排出された排気ガスを浄化するための排気ガス浄化装置27として、ディーゼルエンジン1の排気ガス中の粒子状物質を除去するディーゼルパティキュレートフィルタ(DPFケース)としての第1ケース28と、ディーゼルエンジン1の排気ガス中の窒素酸化物質を除去する尿素選択触媒還元システム(SCRケース)としての第2ケース29を備える。図3のように、第1ケース28には、酸化触媒30、スートフィルタ31が内設される。第2ケース29には、尿素選択触媒還元用のSCR触媒32、酸化触媒33が内設される。
ディーゼルエンジン1の各気筒から排気マニホールド6に排出された排気ガスは、排気ガス浄化装置27等を経由して、外部に放出される。排気ガス浄化装置27によって、ディーゼルエンジン1の排気ガス中の一酸化炭素(CO)や、炭化水素(HC)や、粒子状物質(PM)や、窒素酸化物質(NOx)を低減するように構成している。
第1ケース28と第2ケース29は、平面視でディーゼルエンジン1の出力軸(クランク軸)4と直交する水平方向に長く延びた略円筒形状に構成している。第1ケース28の周側面のうち、排気ガス移動方向上手側の周側面に、排気ガスを取入れるDPF入口管34を設けている。また、第1ケース28の側端面のうち、排気ガス移動方向下手側の側端面に、排気ガスを排出するDPF出口管35を設けている。同様に、第2ケース29の周側面のうち、排気ガス移動方向上手側の周側面に、排気ガスを取入れるSCR入口管36を設けている。加えて、第2ケース29の側端面のうち、排気ガス移動方向下手側の側端面に、排気ガスを排出するSCR出口管37を設けている。
さらに、排気マニホールド6の排気ガス出口に、ディーゼルエンジン1に空気を強制的に送り込む過給機38を配置している。排気マニホールド6に過給機38を介してDPF入口管34を連通させ、ディーゼルエンジン1の排気ガスを第1ケース28内に導入する一方、後述する尿素混合管72を介してDPF出口管35にSCR入口管36を接続させ、第1ケース28の排気ガスを第2ケース29内に導入するように構成している。なお、SCR入口管36に尿素混合管72をフランジ体40にて着脱可能にボルト締結している。
図1〜図3に示す如く、過給機38の排気ガス出口管70に可とう性耐熱ゴム製のガス排出管71の一端側を連結し、DPF入口管34にガス排出管71の他端側を連結し、過給機38にガス排出管71を介して第1ケース28を連通させ、過給機38から第1ケース28に排気マニホールド6の排気ガスを移動させるように構成している。
また、DPF出口管35に金属製の蛇腹状連結管74の一端側を連結し、蛇腹状連結管74の他端側にエルボ管形状の尿素水噴射管73の排気ガス入口側を連結し、尿素混合管72の一端側に尿素水噴射管73の排気ガス出口側を連結させると共に、尿素混合管72の他端側にSCR入口管36をフランジ体40にて連結する。即ち、蛇腹状連結管74と、尿素水噴射管73と、尿素混合管72を介して、DPF出口管35にSCR入口管36を接続させ、第1ケース28に第2ケース29を連通させ、第1ケース28から第2ケース29に排気ガスを移動させるように構成する。なお、蛇腹状連結管74は、蛇腹形状で、折曲げ可能及び伸縮可能に形成している。
図1に示す如く、尿素水を貯蔵する尿素水タンク75と、尿素供給用の尿素水噴射ノズル76と、尿素水噴射ノズル76に尿素水タンク75の尿素水を圧送する尿素水噴射電動ポンプ77を備える。尿素水噴射管73のノズル支持部78に尿素水噴射ノズル76を配置する。なお、尿素混合管72の内部に向けて尿素水噴射ノズル76から噴射された尿素水は、排気ガス温度にて加水分解され、アンモニアとして生成される。
上記の構成により、尿素水タンク75内の尿素水が尿素水噴射ポンプ77から尿素水噴射ノズル76に圧送され、尿素水噴射ノズル76から尿素水が尿素水噴射管73内に噴射され、尿素水噴射管73または連結パイプ39の内部で、ディーゼルエンジン1からの排気ガスに、尿素水噴射ノズル76からの尿素水がアンモニアとして混合される。アンモニア(尿素水)が混合された排気ガスは第2ケース29(SCR触媒32、酸化触媒33)を通過して、排気ガス中の窒素酸化物質(NOx)が低減され、SCR出口管37から外部に放出される。なお、排気ガス中に尿素水を噴霧することにより、排気ガス中にアンモニアガスが生成され、そのアンモニアガスと排気ガスが混合されてSCR入口管36から第2ケース29内部に導入され、第2ケース29内の触媒32,33にて排気ガス中の窒素酸化物質(NOx)が除去される。
次に、図1〜図9を参照して、排気ガス浄化装置27の取付け構造を説明する。第1ケース28のDPF入口管34側を支持する第1支持脚体81と、第1ケース28のDPF出口管35側を支持する第2支持脚体82を備えている。ディーゼルエンジン1のシリンダヘッド2に第1支持脚体81と第2支持脚体82を立設させる。シリンダヘッド2の上方に、第1支持脚体81と第2支持脚体82を介して、第1ケース28を着脱可能に固着する。
即ち、シリンダヘッド2の対向する側面に、第1支持脚体81と第2支持脚体82を立設させ、シリンダヘッド2を跨ぐ姿勢に第1ケース28を支持する。エンジン出力軸4と交叉する水平横方向に円筒状の第1ケース28の長手方向(排気ガス移動方向)を向けるように構成している。
一方、ディーゼルエンジン1の冷却ファン24に対向させて配置するラジエータ90を備える。ディーゼルエンジン1が搭載される本機56の上面側に機体フレーム91を立設させる。機体フレーム91に、ラジエータ90を支持させる。ラジエータ90を介して冷却ファン24が外気を吸込み、冷却ファン24からディーゼルエンジン1各部に冷却風を供給するように構成している。
また、図1、図2に示す如く、第2ケース29から下面側に向けてSCR支持脚体93を突出させ、機体フレーム91にSCR支持脚体93の下端側を着脱可能にボルト締結している。機体フレーム91とSCR支持脚体93を介して、冷却ファン24またはラジエータ90の上方に第2ケース29が配置される。第1支持脚体81及び第2支持脚体82を介して、冷却ファン24の最上端部よりも第1ケース28を高位置に支持させると共に、機体フレーム91及びSCR支持脚体93を介して、第1ケース28よりも第2ケース29をさらに高位置に支持させるように構成している。
図1〜図9に示す如く、ディーゼルエンジン1の排気ガス中の粒子状物質を除去する第1ケース28と、ディーゼルエンジン1の排気ガス中の窒素酸化物質を除去する第2ケース29と、第2ケース29の排気ガス入口に第1ケース28の排気ガス出口を接続する尿素混合管72を備え、第1ケース28と第2ケース29を平行に配置すると共に、尿素混合管72内に尿素水を噴射させる排気ガス浄化装置において、第1ケース28と、第2ケース29と、尿素混合管72とを、排気ガス移動方向に平行に配置する構造であって、第1ケース28の排気ガス出口側の端面に排気ガス出口管としてのDPF出口管35を設け、第2ケース29の排気ガス入口側の側面に排気ガス入口管としてのSCR入口管36を設けると共に、尿素混合管72に蛇腹状連結管74を介してDPF出口管35を接続させ、尿素混合管72と蛇腹状連結管74の間に尿素水噴射ノズル76を配置している。したがって、ディーゼルエンジン1または本機などに対して、第1ケース28の組付作業と第2ケース29の組付作業をそれぞれ各別に実行して、第1ケース28と第2ケース29を独立的に組付けた状態で、第1ケース28と第2ケース29に、蛇腹状連結管74を介して前記尿素混合管72を接続させることができる。
即ち、前記第1ケース28と第2ケース29の排気流路構造を簡単にかつ低コストに構成できるものでありながら、農業機械または建設機械などにディーゼルエンジン1を搭載する組立工場などにおいて、第1ケース28と第2ケース29を互いに独立した部品として取扱うことができ、組立作業性などを容易に向上できる。特に、変形可能な蛇腹状連結管74の取付け位置調節(組付け寸法の誤差訂正)により、第1ケース28とは別の支持部材に第2ケース29を簡単に取付けることができると共に、蛇腹状連結管74の排気ガス移動下手側で、尿素混合管72に向けて尿素水噴射ノズル76から尿素水を噴射させることにより、尿素水噴射ノズル76から噴射された尿素水が蛇腹状連結管74の内側面に付着して結晶化するのを防止できるものである。
さらに、図1〜図9に示す如く、ディーゼルエンジン1の排気ガスを取入れるための排気接続管としてのガス排出管71を、第1ケース28の排気ガス入口側の側面に接続させると共に、第1ケース28の排気ガス出口側に第2ケース29を偏位させて、第1ケース28の排気ガス出口側の端面よりも、第2ケース29の排気ガス出口側の端面を突設させ、第2ケース29の排気ガス出口側の外側方に蛇腹状連結管74が配置されている。したがって、第1ケース28及び第2ケース29に対してともにそれぞれの側面から排気ガスを供給でき、第1ケース28及び第2ケース29の各内部での排気ガスの拡散を良好に確保できる。
また、第1ケース28に対して、排気ガス移動方向に第2ケース29を位置ずれさせるものであり、第1ケース28の排気ガス入口側端面よりも第2ケース29の排気ガス入口側端面を排気ガス移動下手側に偏位させると共に、第1ケース28の排気ガス出口側端面よりも第2ケース29の排気ガス出口側端面を排気ガス移動下手側に偏位させている。即ち、第1ケース28の排気ガス出口側に第2ケース29を偏位させて、第1ケース28の排気ガス出口側の端面よりも、第2ケース29の排気ガス出口側の端面を排気ガス移動下手側に突設させるから、第1ケース28及び第2ケース29を囲む矩形枠(平面視)の内部に、尿素混合管72と蛇腹状連結管74をコンパクトに支持できる。
加えて、第1ケース28の排気ガス出口側端面と第2ケース29の側面に蛇腹状連結管74を近接させて、第1ケース28の排気ガス出口側端面と第2ケース29の側面にて形成される凹部スペースに蛇腹状連結管74を設置でき、蛇腹状連結管74の温度低下を低減でき、第1ケース28から尿素混合管72に至る排気ガスの温度が、蛇腹状連結管74を通過するときに低下するのを容易に防止できる。したがって、仮りに、蛇腹状連結管74の内部に尿素水が逆流しても、蛇腹状連結管74内部での尿素水の結晶化を阻止できる。
1 ディーゼルエンジン
28 第1ケース
29 第2ケース
35 DPF出口管(排気ガス出口管)
36 SCR入口管(排気ガス入口管)
71 ガス排出管(排気接続管)
72 尿素混合管
74 蛇腹状連結管
76 尿素水噴射ノズル

Claims (1)

  1. エンジンの排気ガス中の粒子状物質を除去する第1ケースと、前記エンジンの排気ガス中の窒素酸化物質を除去する第2ケースと、第2ケースの排気ガス入口に前記第1ケースの排気ガス出口を接続する尿素混合管を備え、前記第1ケースと第2ケースを平行に配置すると共に、前記尿素混合管内に尿素水を噴射させる排気ガス浄化装置において、
    前記第1ケースと、前記第2ケースと、前記尿素混合管とを、排気ガス移動方向に平行に配置する構造であって、前記第1ケースの排気ガス出口側の端面に排気ガス出口管を設け、第2ケースの排気ガス入口側の側面に排気ガス入口管を設けると共に、前記尿素混合管に蛇腹状連結管を介して排気ガス出口管を接続させ、前記尿素混合管と蛇腹状連結管の間に尿素水噴射ノズルを配置し
    前記エンジンの排気ガスを取入れるための排気接続管を、前記第1ケースの排気ガス入口側の側面に接続させると共に、前記第1ケースの排気ガス出口側に前記第2ケースを偏位させて、前記第1ケースの排気ガス出口側の端面よりも、前記第2ケースの排気ガス出口側の端面を突設させ、前記第2ケースの排気ガス出口側の外側方に前記蛇腹状連結管が配置されたことを特徴とする排気ガス浄化装置。
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