JP6160389B2 - 通信システム、通信方法および通信機器 - Google Patents

通信システム、通信方法および通信機器 Download PDF

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Description

本発明は、通信システム、通信機器および通信方法に関する。
複数台の通信機器を有する通信システムにおいて、一の通信機器の電源の状態を他の通信機器に通知するシステムが知られている。特許文献1ないし3には、ある通信機器の電源がオフになることを他の通信機器に通知し、通信を安全に終了させる技術が記載されている。
特開2007−293776号公報 特開2007−293775号公報 特開2005−174117号公報
特許文献1ないし3に記載の技術では、電源の状態の通知に付随して、所定のパラメーターが送信されることは想定されていなかった。したがって、ある通信機器が電源の状態の通知を受信した場合であっても、パラメーターが受信されない場合、当該通信機器は、パラメーターの受信を待ち続け、ユーザーによる操作を受け付けなくなるという問題があった。
本発明は、通信を切断せるための要求に付随して送信されるパラメーターが通信機器により受信されない場合に、当該通信機器が操作を受け付けなくなる時間を短縮することを目的の一つとする。
上述の課題を解決するため、本発明は、第1の通信機器と、第2の通信機器とを有し、前記第1の通信機器は、前記第2の通信機器と通信する第1の通信手段と、前記第1の通信手段を介して前記第2の通信機器と通信接続を確立する第1の通信制御手段とを有し、前記第2の通信機器は、前記第1の通信機器と通信する第2の通信手段と、前記第2の通信手段を介した通信を制御する第2の通信制御手段と、所定の処理を行う処理手段とを有し、前記第2の通信手段が、第1の要求を前記通信接続を介して送信し、前記第1の通信手段が、前記第1の要求に対する応答を、前記通信接続を介して送信し、前記第1の要求が送信されてから第1の時間が経過する前に前記応答が受信されない場合、前記処理手段が所定の処理を行い、前記第1の通信手段が、前記通信接続を切断させるための第2の要求を、前記通信接続を介して送信し、前記第1の通信手段が、前記第2の要求が送信された後に、当該第2の要求に付随するパラメーターを、前記通信接続を介して送信し、前記第2の要求が受信されてから、前記第1の時間よりも短い第2の時間が経過する前に前記パラメーターが受信されない場合、前記第2の通信制御手段が、前記通信接続を切断する通信システムを提供する。この通信システムによれば、第1の通信機器からのパラメーターが第2の通信機器により受信されない場合に、第2の通信機器が操作を受け付けなくなる時間が短縮される。
好ましい態様において、前記第1の通信機器は、画像表示装置であり、前記第2の通信手段が、映像信号を前記通信接続を介して送信することを特徴とする。この通信システムによれば、第2の要求が受信されると、第1の通信機器からのパラメーターが受信されない場合であっても、画像表示装置に対する映像信号の送信が停止される。
別の好ましい態様において、前記第1の通信制御手段は、前記通信接続において複数のチャネルを確立し、前記第1の要求、前記応答、前記第2の要求、および前記パラメーターは、前記複数のチャネルのうちの一のチャネルを介して送信され、前記映像信号は、前記複数のチャネルのうちの他のチャネルを介して送信されることを特徴とする。この通信システムによれば、第2の要求が受信されると、複数のチャネルの通信接続が切断される。
別の好ましい態様において、前記第1の通信手段は、前記第1の通信機器の電源が遮断されると前記第2の要求を送信することを特徴とする。この通信システムによれば、第1の通信機器の電源が遮断された場合に、通信接続が切断されるまでの時間が短縮される。
別の好ましい態様において、前記第1の通信制御手段は、無線による通信接続を確立し、前記第1の通信手段は、前記無線における信号の強度が所定のレベルを下回ると前記第2の要求を送信することを特徴とする。この通信システムによれば、無線における信号の強度が所定のレベルを下回った場合に、通信接続が切断されるまでの時間が短縮される。
別の好ましい態様において、前記第1の通信制御手段は、前記第2の通信手段により送信された映像信号のエラーレートを検出し、前記第1の通信手段は、前記エラーレートが閾値を上回ると前記第2の要求を送信することを特徴とする。この通信システムによれば、映像信号のエラーレートが閾値を上回った場合に、通信接続が切断されるまでの時間が短縮される。
別の好ましい態様において、前記通信システムは、複数の第2の通信機器を有し、前記第1の通信手段は、複数の第2の通信機器のうち、前記通信接続が切断された後に決められた権限が与えられる第2の通信機器に前記パラメーターを送信することを特徴とする。この通信システムによれば、決められた権限が与えられない第2の通信機器について、通信接続が切断されるまでの時間が短縮される。
別の好ましい態様において、前記パラメーターは、前記通信接続が切断された後に、前記第1の通信制御手段が前記通信接続を再び確立することが許容されるまでの時間を示すことを特徴とする。この通信システムによれば、通信接続を再び確立することが許容される前に、第1の通信機器と第2の通信機器とで通信接続の確立が試みられることが防止される。
また、本発明は、第1の通信機器と第2の通信機器とが通信接続を確立するステップと、前記第2の通信機器が、第1の要求を前記通信接続を介して送信するステップと、前記第1の通信機器が、前記第1の要求に対する応答を、前記通信接続を介して送信するステップと、前記第1の要求が送信されてから第1の時間が経過する前に前記応答が受信されない場合、前記第2の通信機器が所定の処理を行うステップと、前記第1の通信機器が、前記通信接続を切断させるための第2の要求を、前記通信接続を介して送信するステップと、前記第1の通信機器が、前記第2の要求が送信された後に、当該第2の要求に付随するパラメーターを、前記通信接続を介して送信するステップと、前記第2の要求が受信されてから、前記第1の時間よりも短い第2の時間が経過する前に前記パラメーターが受信されない場合、前記第2の通信機器が、前記通信接続を切断するステップとを有する通信方法を提供する。この通信方法によれば、第1の通信機器からのパラメーターが第2の通信機器により受信されない場合に、第2の通信機器が操作を受け付けなくなる時間が短縮される。
また、本発明は、外部装置と通信する通信手段と、前記通信手段を介して前記外部装置と通信接続を確立する通信制御手段と、所定の処理を行う処理手段とを有し、前記通信手段が、第1の要求を前記通信接続を介して送信し、前記第1の要求が送信されてから第1の時間が経過する前に当該第1の要求に対する応答が受信されない場合、前記処理手段が所定の処理を行い、前記外部装置により送信された前記通信接続を切断させるための第2の要求が受信されてから、前記第1の時間よりも短い第2の時間が経過する前に、前記第2の要求が送信された後に前記外部装置により送信された当該第2の要求に付随するパラメーターが受信されない場合、前記通信制御手段が、前記通信接続を切断する通信機器を提供する。この通信機器によれば、外部装置からのパラメーターが受信されない場合に、操作を受け付けなくなる時間が短縮される。
投射システムPSの概略図。 投射システムPSの機能的構成を示すブロック図。 プロジェクター1のハードウェア構成を示すブロック図。 タブレット端末2のハードウェア構成を示すブロック図。 無線通信における処理を示すシーケンスチャート。 プロジェクター1による処理を示すフローチャート。 タブレット端末2による処理を示すフローチャート。 無線通信における処理を示すシーケンスチャート。 変形例1に係るプロジェクター1の機能的構成を示すブロック図。 プロジェクター1による処理を示すフローチャート。
図1は、本発明の一実施形態に係る投射システムPS(通信システムの一例)の概略図である。投射システムPSは、プロジェクター1(第1の通信機器の一例)と、複数のタブレット端末2(第2の通信機器の一例)とを有する。プロジェクター1は、映像信号により示される画像をスクリーンSCに投射する画像表示装置である。タブレット端末2は、映像信号をプロジェクター1に出力する映像ソースである。タブレット端末2は、Wi−Fi(Wireless Fidelity:登録商標)ダイレクト接続(Wi−Fiアライアンスにより策定されたWi−Fiダイレクトを用いた接続)によりプロジェクター1とピアツーピアで無線接続されている。プロジェクター1は、複数のタブレット端末2のうち少なくとも一のタブレット端末2から出力された映像信号に応じた画像をスクリーンSCに投射する。投射システムPSにおいて、プロジェクター1は、複数のタブレット端末2から映像信号が出力される場合には、各タブレット端末2から出力された映像信号に応じた画像(以下、「個別画像」という)が合成された1枚の画像(以下、「合成画像」という)をスクリーンSCに投射する。図1の例では、プロジェクター1は、タブレット端末2Aおよび2Bの各々の個別画像40(40Aおよび40B)が合成された合成画像50をスクリーンSCに投射している。
図2は、投射システムPSの機能的構成を示すブロック図である。プロジェクター1は、通信手段11と、通信制御手段12と、表示手段13とを有する。通信手段11は、タブレット端末2と通信する。通信制御手段12は、通信手段11を介した通信を制御する。通信制御手段12は、通信手段11を介してタブレット端末2と通信接続(ピアツーピア通信を含むので以下では、「ピアツーピア通信」と総称する)を確立する。表示手段13は、タブレット端末2から出力された映像信号に応じた画像を表示する。タブレット端末2は、通信手段21と、通信制御手段22と、処理手段23とを有する。なお、図2は、説明の便宜上、投射システムPSに含まれた複数台のタブレット端末2のうち一のタブレット端末2の機能的構成を示している。通信手段21は、プロジェクター1と通信する。通信制御手段22は、通信手段21を介した通信を制御する。処理手段23は、プロジェクター1との通信に応じて所定の処理を行う。
図3は、プロジェクター1のハードウェア構成を示すブロック図である。プロジェクター1は、通信部101と、映像信号レシーバー102と、画像処理回路103と、光源104と、光源駆動回路105と、液晶パネル106と、投射レンズ107と、電源ユニット108と、MCU(Micro Control Unit)109、ROM(Read Only Memory)110、RAM(Random Access Memory)111とを有する。通信部101は、タブレット端末2などの外部装置と所定の通信規格に従って無線通信を行う。映像信号レシーバー102は、通信部101を介してタブレット端末2から映像信号を取得する。画像処理回路103は、映像信号レシーバー102により取得された映像信号に対して画像処理を行う。映像信号レシーバー102が複数のタブレット端末2から映像信号を取得する場合、画像処理回路103は、合成画像50を生成するための画像処理を行う。画像処理回路103は、画像処理に応じた信号を液晶パネル106に出力する。光源104は、投射の光源となる装置、例えば、高圧水銀ランプ、ハロゲンランプ、若しくはメタルハライドランプなどのランプ、または、半導体レーザー若しくはLED(Light Emitting Diode)などの固体光源である。光源駆動回路105は、光源104を駆動する。液晶パネル106は、光源104から照射された光を画像処理回路103から供給される信号に応じて変調する光変調器である。投射レンズ107は、液晶パネル106により変調された光により示される映像をスクリーンSCに投射するレンズである。電源ユニット108は、画像処理回路103および光源駆動回路105などのプロジェクター1の各部に電力を供給する。電源ユニット108は、電力の供給を維持するためのバッテリーまたはコンデンサを有する。これにより、電源ユニット108は、当該電源ユニット108への電力の供給が遮断された場合(例えば、電源をオフにする操作がされることなく電源コードが抜かれた場合など)に、所定の時間(例えば、数十ミリ秒)外部装置と無線通信を継続することができる。MCU109は、プログラムを実行することによりプロジェクター1の各部を制御する制御装置である。ROM110は、各種のプログラムおよびデータを記憶した不揮発性の記憶装置である。RAM111は、データを記憶する揮発性の記憶装置である。プロジェクター1において、通信部101は、通信手段11の一例である。プログラムを実行しているMCU109は、通信制御手段12の一例である。プログラムを実行しているMCU109により制御された液晶パネル106は、表示手段13の一例である。
図4は、タブレット端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。タブレット端末2は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、通信部204と、タッチパネル205とを有する。CPU201は、プログラムを実行することによりタブレット端末2の各部を制御する制御装置である。ROM202は、各種のプログラム及びデータを記憶した不揮発性の記憶装置である。RAM203は、データを記憶する揮発性の記憶装置である。通信部204は、プロジェクター1などの外部装置と所定の通信規格に従って無線通信を行なう。タッチパネル205は、液晶ディスプレイなどの表示面上に座標を感知するパネルが重ねて設けられた入力装置である。タッチパネル205には、例えば、光学式、抵抗膜方式、静電容量式、または超音波式のタッチパネルが用いられる。タブレット端末2において、通信部204は、通信手段21の一例である。プログラムを実行しているCPU201は、通信制御手段22および処理手段23の一例である。
図5は、プロジェクター1とタブレット端末2とのピアツーピア通信における処理を示すシーケンスチャートである。投射システムPSにおいて、プロジェクター1とタブレット端末2とのピアツーピア通信には、映像信号の通信を行うためのチャネル(以下、「映像チャネル」という)と、当該ピアツーピア通信を制御するための信号(以下、「制御信号」という)の通信を行うためのチャネル(以下、「制御チャネル」という)とが確立される。以下では、制御チャネルにおける通信について説明する。なお、映像チャネルにおける映像信号の通信は、以下に示す処理とは別に行われている。以下では説明の便宜上、プロジェクター1と、投射システムPSに含まれた複数台のタブレット端末2のうち一のタブレット端末2とのピアツーピア通信について説明する。
図5は、プロジェクター1とタブレット端末2とのピアツーピア通信が有効であることを確認するための通信(いわゆるキープアライブ通信)における処理を示している。キープアライブ通信は、プロジェクター1とタブレット端末2とのピアツーピア通信が確立された後、決められた時間間隔で行われる。この例で、タブレット端末2は、ピアツーピア通信が有効であることを確認するためのパケットであって、ペイロード部分が空のパケット(以下、「確認パケット」という)を、制御チャネルを介してプロジェクター1に送信する。タブレット端末2は、確認パケットを送信した後でタイマーを稼働させ、決められたタイムアウト時間(以下、「時間T1」という)が経過する前に、プロジェクター1から確認パケットに応答するパケット(以下、「応答パケット」という)を受信すると、ピアツーピア通信が有効であることを確認する。一方、時間T1が経過しても応答パケットを受信しなかった場合(すなわちタイムアウトした場合)、タブレット端末2は、所定の処理を行う。図5に示す例では、タイムアウトした場合、タブレット端末2は、プロジェクター1とのピアツーピア通信を切断する。
プロジェクター1は、確認パケットを受信すると、応答パケットを、制御チャネルを介してタブレット端末2に送信する。図5において、タブレット端末2により送信される確認パケットは、第1の要求の一例であり、プロジェクター1により送信される応答パケットは、第1の要求に対する応答の一例である。なお、キープアライブ通信の役割を兼ねた他の無線通信が、プロジェクター1とタブレット端末2とで行われてもよい。例えば、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection system)において映像信号を暗号化するための鍵の共有が決められた時間の間隔で行われることにより、キープアライブ通信が有効であることが確認されてもよい。
プロジェクター1において、タブレット端末とのピアツーピア通信を維持することが困難となる事象が発生する場合がある。この事象には、例えばプロジェクター1の電源コードが抜かれた場合、または停電が発生した場合などプロジェクター1に対する電力の供給が突発的に遮断される場合など、電源に関するものがある。また、別の例で、上記事象には、無線における信号の強度が所定のレベルを下回ったなど、ピアツーピア通信の品質に関するものがある。このような事象が発生した場合、図5に示した処理によれば、タブレット端末2は、時間T1が経過するまではプロジェクター1とのピアツーピア通信を切断しない。この場合、ピアツーピア通信が確立されたままプロジェクター1が通信不能になるとタブレット端末2においてユーザーによる操作が受け付けられなくなってしまうといった問題が発生することがある。この問題に対処するため、プロジェクター1は、自装置に対する電力の供給が遮断されると、バッテリーまたはコンデンサに蓄えられた電荷を利用して、ピアツーピア通信を切断させるための要求(以下、「切断要求」という)をタブレット端末2に送信する。切断要求を受信すると、タブレット端末2はプロジェクター1とのピアツーピア通信を切断するので、上記の問題は解消される。切断要求は、本発明における第2の要求の一例である。
本実施形態では、この切断要求に続いて所定のパラメーターがプロジェクター1からタブレット端末2に送信される通信規格が採用されている。以下このパラメーターを「付随パラメーター」という。付随パラメーターは、例えば、ピアツーピア通信が切断された後に、タブレット端末2に与えられる決められた権限に関する情報を示す。決められた権限には、例えば、アクセスポイントとしての役割を担う権限(いわゆるグループオーナーの権限)がある。別の例で、付随パラメーターは、ピアツーピア通信が切断された後に、プロジェクター1がタブレット端末2と再びピアツーピア通信を確立することが許容されるまでの時間(以下、「許容時間」という)を示す。
この通信規格において、プロジェクター1から切断要求を受信すると、タブレット端末2は付随パラメーターを受信するまで待機する。しかし、切断要求が送信された後、バッテリーまたはコンデンサに蓄えられた電荷が尽きてしまい、付随パラメーターが送信されない場合がある。この場合、タブレット端末2は、付随パラメーターを受信するまで待機し続けることになる。それでは不都合なので、この付随パラメーターを待機する時間にもタイムアウトが設定される。切断要求を受信してからピアツーピア通信を切断するまでの時間は短い方がいいので、本実施形態において切断要求を受信した後のタイムアウト時間(以下、「時間T2」という)は、キープアライブ通信における時間T1よりも短く設定されている。以下では、プロジェクター1による処理と、タブレット端末2による処理についてそれぞれ説明する。
図6は、プロジェクター1による処理を示すフローチャートである。図6は、プロジェクター1に対する電力の供給が突発的に遮断されたときに、プロジェクター1が切断要求をタブレット端末2に送信する処理を示している。以下の処理は、プロジェクター1の電源ユニット108に電力が供給されている状態で開始される。
ステップSA1において、MCU109は、電源ユニット108に対する電力の供給が遮断されたか否かを判断する。電力の供給が遮断されたか否かの判断は、例えば、電源ユニット108からの信号を用いて行う。この場合、電源ユニット108に電力が供給されていることを示す信号が伝送される信号線が、電源ユニット108からMCU109に配線されている。MCU109は、この信号線における信号を監視しており、信号がオンからオフになったときに、電源ユニット108に対する電力の供給が遮断されたと判断する。電源ユニット108に対する電力の供給が遮断されたと判断された場合(SA1:YES)、MCU109は、処理をステップSA2に移行する。電源ユニット108に対する電力の供給が遮断されていないと判断された場合(SA1:NO)、MCU109は、電力の供給が遮断されるまで処理を待機する。
ステップSA2において、MCU109は、タブレット端末2とのピアツーピア通信が確立されているか否かを判断する。具体的には、MCU109は、ピアツーピア通信が確立されているタブレット端末2の識別子の一覧をRAM111に記憶しており、この一覧にいずれかのタブレット端末2の識別子が含まれているか否かに応じて、ピアツーピア通信が確立されているか否かを判断する。タブレット端末2とのピアツーピア通信が確立されていると判断された場合(SA2:YES)、MCU109は、処理をステップSA3に移行する。タブレット端末2とのピアツーピア通信が確立されていないと判断された場合(SA2:NO)、MCU109は、処理を終了する。
ステップSA3において、MCU109は、切断要求をタブレット端末2に送信する。具体的には、MCU109は、プロジェクター1とピアツーピア通信が確立されているタブレット端末2の各々に対して、制御チャネルを介して切断要求を送信する。MCU109は、電源ユニット108のバッテリーまたはコンデンサに蓄えられた電荷を利用して、切断要求を送信する。ステップSA4において、MCU109は、切断要求が送信されたタブレット端末2に対して、付随パラメーターを、制御チャネルを介して送信する。付随パラメーターが、決められた権限に関する情報を示す場合、MCU109は、当該決められた権限が与えられるタブレット端末2に付随パラメーターを送信する。具体的な例として、投射システムPSにおいて、アクセスポイントとしての役割を担っている通信機器(グループオーナー)がプロジェクター1である場合、プロジェクター1は、自装置とのピアツーピア通信が切断される複数のタブレット端末2のうち、新たにグループオーナーになるタブレット端末2に付随パラメーターを送信する。新たにグループオーナーになるタブレット端末2は、例えば、プロジェクター1とのピアツーピア通信が確立された時間的な順序に従ってMCU109が決定する。
付随パラメーターが許容時間を示す場合、付随パラメーターは、プロジェクター1とのピアツーピア通信が確立されているタブレット端末2の各々に送信される。なお、許容時間は、例えば、電源ユニット108に対する電力の供給が再開された場合に、プロジェクター1が再びスクリーンSCに画像を投射することが可能になるまでの予想時間に応じて決められる。この例で、予想時間は、光源104のウォームアップに掛かる時間であり、MCU109は、温度センサーにより検知した光源104の温度に基づいて予想時間を算出する。
図7は、タブレット端末2による処理を示すフローチャートである。図7は、切断要求が受信された場合に、タブレット端末2がプロジェクター1とのピアツーピア通信を切断する処理を示している。以下の処理は、プロジェクター1とタブレット端末2とのピアツーピア通信が確立されている状態で開始される。
ステップSB1において、CPU201は、プロジェクター1から切断要求が受信されたか否かを判断する。切断要求が受信されたと判断された場合(SB1:YES)、CPU201は、タイマーを稼働させ、処理をステップSB2に移行する。切断要求が受信されていないと判断された場合(SB1:NO)、CPU201は、切断要求が受信されるまで処理を待機する。ステップSB2において、CPU201は、プロジェクター1から付随パラメーターが受信されたか否かを判断する。付随パラメーターが受信されたと判断された場合(SB2:YES)、CPU201は、付随パラメーターをRAM203に記憶し、処理をステップSB3に移行する。付随パラメーターが受信されていないと判断された場合(SB2:NO)、CPU201は、処理をステップSB4に移行する。
ステップSB3において、CPU201は、受信された付随パラメーターに応じた処理を行う。具体的には、付随パラメーターがグループオーナーの権限に関する情報を示している場合、CPU201は、プロジェクター1とのピアツーピア通信が確立された他のタブレット端末2とのピアツーピア通信を確立する処理を行う。なお、プロジェクター1とのピアツーピア通信が確立された他のタブレット端末2を識別する情報は、例えば、付随パラメーターが受信されるときにプロジェクター1から受信されている。別の例で、プロジェクター1とのピアツーピア通信が確立された他のタブレット端末2を識別する情報は、プロジェクター1とは異なる他の通信機器であって、タブレット端末2とのピアツーピア通信が確立された通信機器から受信されてもよい。なお、付随パラメーターに応じた処理であって、プロジェクター1とのピアツーピア通信が切断される前に行われる処理がない場合には、ステップSB3は省略される。
ステップSB4において、CPU201は、切断要求が受信されてから時間T2が経過したか否かを判断する。時間T2は、上述の通り、キープアライブ通信における時間T1よりも短い時間である。時間T2が経過したと判断された場合(SB4:YES)、CPU201は、処理をステップSB5に移行する。時間T2が経過していないと判断された場合(SB4:NO)、CPU201は、処理をステップSB2に移行する。ステップSB5において、CPU201は、プロジェクター1とのピアツーピア通信を切断する処理を行う。
以上の処理により、付随パラメーターが受信されない場合であっても、時間T2が経過するとタイムアウトによりピアツーピア通信を切断する処理が行われる。したがって、付随パラメーターが受信されない場合(例えば、プロジェクター1において、バッテリーまたはコンデンサに蓄えられた電荷が尽きた場合)に、タブレット端末2が付随パラメーターを受信するまで待機し続け、ユーザーによる操作を受け付けなくなることが防止される。また、時間T2は、キープアライブ通信における時間T1よりも短く設定されている。したがって、付随パラメーターが受信されない場合に、キープアライブ通信に基づいてピアツーピア通信の切断がされるのに比べて、ピアツーピア通信が切断されるまでの時間が短縮される。
図8は、プロジェクター1とタブレット端末2との無線通信における処理を示すシーケンスチャートである。図8は、プロジェクター1により切断要求が送信されたときの処理を示している。図8(a)は、切断要求が受信されてから時間T2が経過する前に、タブレット端末2により付随パラメーターが受信された場合の処理を示す。この場合、タブレット端末2は、付随パラメーターに応じた処理を行った後、プロジェクター1とのピアツーピア通信を切断する処理を行う。図8(b)は、切断要求が受信されてから時間T2が経過する前に、タブレット端末2により付随パラメーターが受信されない場合の処理を示す。この場合、タブレット端末2は、時間T2が経過すると、プロジェクター1とのピアツーピア通信を切断する処理を行う。
<変形例>
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下で説明する変形例のうち、2つ以上のものが組み合わされて用いられても良い。
(1)変形例1
タブレット端末とのピアツーピア通信を維持することが困難となる事象は、電源ユニット108に対する電力の供給が遮断された場合に限らない。プロジェクター1は、タブレット端末2とのピアツーピア通信について、無線における信号の強度が所定のレベルを下回った場合に、切断要求を送信してもよい。この場合、ステップSA1において、MCU109は、無線における信号の強度が所定のレベルを下回ったか否かを判断する。なお、この場合、ステップSA2の処理は省略される。
図9は、変形例1に係るプロジェクター1の機能的構成を示すブロック図である。変形例1において、プロジェクター1は、図2に示した機能的構成に加えて、検出手段14を有する。検出手段14は、無線における信号の強度が所定のレベルを下回ったことを検出する。通信手段11は、無線における信号の強度が所定のレベルを下回ったことが検出手段14により検出された場合に、切断要求と付随パラメーターとを送信する。変形例1について、プログラムを実行しているMCU109は、検出手段14の一例である。
図10は、無線における信号の強度が所定のレベルを下回ったか否かをプロジェクター1が判断する処理の例を示すフローチャートである。この例で、プロジェクター1は、暗号化された映像信号を復号化し、復号化された映像信号のエラーレートが閾値を上回った場合に、無線における信号の強度が所定のレベルを下回ったと判断する。
ステップSA11において、MCU109は、タブレット端末2から暗号化された映像信号の取得を開始する。ステップSA12において、MCU109は、取得された映像信号を復号化する。ステップSA13において、MCU109は、復号化された映像信号のエラーレートが閾値を上回っているか否かを判断する。閾値は、予めROM110に記憶されている。エラーレートが閾値を上回っていると判断された場合(SA13:YES)、MCU109は、処理をステップSA3に移行する。エラーレートが閾値を上回っていないと判断された場合(SA13:NO)、MCU109は、処理をステップSA14に移行する。
ステップSA14において、MCU109は、タブレット端末2からの映像信号の取得が終了したか否かを判断する。映像信号の取得が終了したと判断された場合(SA14:YES)、MCU109は、処理を終了する。映像信号の取得が終了していないと判断された場合(SA14:NO)、MCU109は、処理をステップSA12に移行する。なお、図10に示した処理以外の処理により、無線における信号の強度が所定のレベルを下回ったか否かが判断されてもよい。例えば、ピアツーピア通信が電波を介して行われる場合に、プロジェクター1は、電波の強度を検出することにより、無線における信号の強度が所定のレベルを下回ったか否かを判断してもよい。
(2)変形例2
確認パケットは、プロジェクター1がタブレット端末2に送信してもよい。この場合、タブレット端末2は、確認パケットを受信すると、プロジェクター1に応答パケットを送信する。プロジェクター1は、確認パケットを送信した後、時間T1が経過する前に応答パケットが受信されない場合、所定の処理を行う。また、切断要求は、タブレット端末2がプロジェクター1に送信してもよい。この場合、図6に示した処理はタブレット端末2により行われ、図7に示した処理はプロジェクター1により行われる。
(3)変形例3
プロジェクター1が投射する画像は実施形態で説明した合成画像に限定されない。例えば、プロジェクター1は、複数台のタブレット端末2の中から選択された一のタブレット端末2の個別画像をスクリーンSCに投射してもよい。また、プロジェクター1と無線接続されたタブレット端末2のすべてがプロジェクター1に映像信号を出力していなくてもよい。さらに、投射システムPSにおいて、単一のタブレット端末2が用いられてもよい。
(4)変形例4
キープアライブ通信において、タブレット端末2が行う所定の処理は、ピアツーピア通信の切断に限らない。タブレット端末2は、所定の処理として、例えば、確認パケットの再送信を行ってもよい。この場合、タブレット端末2は、タイムアウトが決められた回数続いた場合、プロジェクター1とのピアツーピア通信を切断してもよい。
(5)変形例5
第1の通信機器は、プロジェクター1に限らない。第1の通信機器は、第2の通信機器とピアツーピア通信を行う通信機器であれば、例えば、液晶ディスプレイなどを有する液晶表示装置であってもよい。別の例で、第1の通信機器は、スピーカーまたはAVアンプなどのオーディオ機器であってもよい。この場合、第2の通信機器は、第1の通信機器に音声信号を出力してもよい。また、第2の通信機器は、タブレット端末2に限らない。第2の通信機器は、第1の通信機器とピアツーピア通信を行う通信機器であれば、例えば、携帯電話機またはパーソナルコンピューターなどであってもよい。
(6)変形例6
付随パラメーターが示す情報は、実施形態に示した情報に限らない。付随パラメーターは、例えば、映像チャネルにおいて通信されている映像信号のフレームレート、または、色空間に関する情報を示してもよい。別の例で、付随パラメーターは、切断要求を送信するプロジェクター1を識別する識別子を示してもよい。別の例で、第1の通信機器がオーディオ機器である場合、付随パラメーターは、オーディオに関する情報を示してもよい。
(7)変形例7
付随パラメーターが、新たにグループオーナーになるタブレット端末2に送信される場合において、当該タブレット端末2をMCU109が決定する方法は、実施形態に記載された方法に限らない。MCU109は、例えば、切断要求を送信したときに映像信号を出力している一のタブレット端末2を、新たにグループオーナーになるタブレット端末2として決定してもよい。別の例で、タブレット端末2の識別子により決まる順序(例えば、識別子のアルファベット順、または番号順など)に従って、新たにグループオーナーになるタブレット端末2が決定されてもよい。さらに別の例で、各タブレット端末2には固有の数値が与えられており、この数値の大きさに従って、新たにグループオーナーになるタブレット端末2が決定されてもよい。
(8)変形例8
プロジェクター1とタブレット端末2とのピアツーピア通信において確立される映像チャネルと制御チャネルは、それぞれ1つである場合に限らない。例えば、上述のピアツーピア通信において、2つの制御チャネルが確立されてもよい。この場合、キープアライブ通信と、切断要求および付随パラメーターの通信とは、異なる制御チャネルを介して行われてもよい。また、プロジェクター1とタブレット端末2とのピアツーピア通信において確立されるチャネルは、1つであってもよい。この場合、確立された1つのチャネルを介して、映像信号の通信と、制御信号の通信とが行われる。
(9)変形例9
プロジェクター1およびタブレット端末2のハードウェア構成は、図3および図4に示した構成に限らない。図5ないし図9に示した各ステップの処理を実行できれば、プロジェクター1およびタブレット端末2はどのようなハードウェア構成であってもよい。例えば、ROM110またはROM202に代えて揮発性の記憶装置が用いられてもよい。別の例で、プロジェクター1は、液晶パネル106とカラーホイールとを組み合わせた方式、デジタルミラーデバイス(DMD)を用いた方式、またはDMDとカラーホイールとを組み合わせた方式等により構成されていてもよい。
(10)変形例10
プロジェクター1とタブレット端末2とは無線接続されている場合に限らない。プロジェクター1とタブレット端末2とは、画像信号ケーブルおよびUSB(Universal Serial Bus)ケーブルなどによりピアツーピアで有線接続されていてもよい。
(11)変形例11
プロジェクター1と複数のタブレット端末2とはそれぞれが相手を指定して通信できればよいので、ピアツーピア通信での接続に限らない。プロジェクター1と複数のタブレット端末2とは、有線または無線によりLAN(Local Area Network)を構成する通信機器群の少なくとも一部であってもよい。
1…プロジェクター、2…タブレット端末、11…通信手段、12…通信制御手段、13…表示手段、14…検出手段、21…通信手段、22…通信制御手段、23…処理手段、101…通信部、102…映像信号レシーバー、103…画像処理回路、104…光源、105…光源駆動回路、106…液晶パネル、107…投射レンズ、108…電源ユニット、109…MCU、110…ROM、111…RAM、201…CPU、202…ROM、203…RAM、204…通信部、205…タッチパネル。

Claims (10)

  1. 第1の通信機器と、
    第2の通信機器と
    を有し、
    前記第1の通信機器は、
    前記第2の通信機器と通信する第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段を介して前記第2の通信機器と通信接続を確立する第1の通信制御手段と
    を有し、
    前記第2の通信機器は、
    前記第1の通信機器と通信する第2の通信手段と、
    前記第2の通信手段を介した通信を制御する第2の通信制御手段と、
    所定の処理を行う処理手段と
    を有し、
    前記第2の通信手段が、第1の要求を前記通信接続を介して送信し、
    前記第1の通信手段が、前記第1の要求に対する応答を、前記通信接続を介して送信し、
    前記第1の要求が送信されてから第1の時間が経過する前に前記応答が受信されない場合、前記処理手段が所定の処理を行い、
    前記第1の通信手段が、前記通信接続を切断させるための第2の要求を、前記通信接続を介して送信し、
    前記第1の通信手段が、前記第2の要求が送信された後に、当該第2の要求に付随するパラメーターを、前記通信接続を介して送信し、
    前記第2の要求が受信されてから、前記第1の時間よりも短い第2の時間が経過する前に前記パラメーターが受信されない場合、前記第2の通信制御手段が、前記通信接続を切断する
    通信システム。
  2. 前記第1の通信機器は、画像表示装置であり、
    前記第2の通信手段が、映像信号を前記通信接続を介して送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1の通信制御手段は、前記通信接続において複数のチャネルを確立し、
    前記第1の要求、前記応答、前記第2の要求、および前記パラメーターは、前記複数のチャネルのうちの一のチャネルを介して送信され、
    前記映像信号は、前記複数のチャネルのうちの他のチャネルを介して送信される
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記第1の通信手段は、前記第1の通信機器の電源が遮断されると前記第2の要求を送信する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の通信システム。
  5. 前記第1の通信制御手段は、無線による通信接続を確立し、
    前記第1の通信手段は、前記無線における信号の強度が所定のレベルを下回ると前記第2の要求を送信する
    ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 前記第1の通信制御手段は、前記第2の通信手段により送信された映像信号のエラーレートを検出し、
    前記第1の通信手段は、前記エラーレートが閾値を上回ると前記第2の要求を送信する
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  7. 前記通信システムは、複数の第2の通信機器を有し、
    前記第1の通信手段は、複数の第2の通信機器のうち、前記通信接続が切断された後に決められた権限が与えられる第2の通信機器に前記パラメーターを送信する
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の通信システム。
  8. 前記パラメーターは、前記通信接続が切断された後に、前記第1の通信制御手段が前記通信接続を再び確立することが許容されるまでの時間を示す
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の通信システム。
  9. 第1の通信機器と第2の通信機器とが通信接続を確立するステップと、
    前記第2の通信機器が、第1の要求を前記通信接続を介して送信するステップと、
    前記第1の通信機器が、前記第1の要求に対する応答を、前記通信接続を介して送信するステップと、
    前記第1の要求が送信されてから第1の時間が経過する前に前記応答が受信されない場合、前記第2の通信機器が所定の処理を行うステップと、
    前記第1の通信機器が、前記通信接続を切断させるための第2の要求を、前記通信接続を介して送信するステップと、
    前記第1の通信機器が、前記第2の要求が送信された後に、当該第2の要求に付随するパラメーターを、前記通信接続を介して送信するステップと、
    前記第2の要求が受信されてから、前記第1の時間よりも短い第2の時間が経過する前に前記パラメーターが受信されない場合、前記第2の通信機器が、前記通信接続を切断するステップと
    を有する通信方法。
  10. 外部装置と通信する通信手段と、
    前記通信手段を介して前記外部装置と通信接続を確立する通信制御手段と、
    所定の処理を行う処理手段と
    を有し、
    前記通信手段が、第1の要求を前記通信接続を介して送信し、
    前記第1の要求が送信されてから第1の時間が経過する前に当該第1の要求に対する応答が受信されない場合、前記処理手段が所定の処理を行い、
    前記外部装置により送信された前記通信接続を切断させるための第2の要求が受信されてから、前記第1の時間よりも短い第2の時間が経過する前に、前記第2の要求が送信された後に前記外部装置により送信された当該第2の要求に付随するパラメーターが受信されない場合、前記通信制御手段が、前記通信接続を切断する
    通信機器。
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