JP6160082B2 - コンピュータ装置、評価システム、及びプログラム - Google Patents

コンピュータ装置、評価システム、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、問題の解答に対して正誤に関する評価を効率的に行う技術に関する。
従来から、記入した情報を電子化する電子ペンが開発されており、その代表的なものとしてスウェーデンのAnoto社が開発した「アノトペン(Anoto pen)」が知られている。例えば、特許文献1に記載されているように、アノトペンは、用紙に印刷された所定のドットパターンを読み取って記入情報を生成し、当該記入情報をコンピュータ装置に送信する。
また、特許文献2には、解答欄が設けられた用紙に所定の採点記号を採点者が電子ペンにより記入した場合に、記入情報に基づき採点記号を認識して採点を行う採点システムが開示されている。また、特許文献3には、電子ペンで記入した解答と、正解とを比較し、解答の正誤判定を行う技術が開示されている。
特許第3842283号公報 特許第4112967号公報 特開2009−3227号公報
採点者が電子ペンなどにより複数の問題がある解答の正誤に関する評価を行うときに、個々の解答の全てに対して○や×などの評価(採点)記号を付して評価を行うのは手間がかかる場合がある。従って、この場合、評価(採点)記号を付して正誤に関する評価を行う操作を簡略化することができると便宜である。そこで、本発明は、複数の問題に対する解答の正誤に関する評価を好適に実行することが可能なコンピュータ装置、評価システム、及びプログラムを提供することを主な目的とする。
本発明に係るコンピュータ装置は、複数の問題に対する解答の正誤に関する評価を決定するコンピュータ装置であって、前記解答に対する評価を示す評価記号が記入される記入エリアを認識する記入エリア認識手段と、前記記入エリアにおける評価記号の記入の有無を判定する記入判定手段と、前記評価記号が記入されていない前記記入エリアに対応する解答を、正誤に関する評価がされていない解答である未評価解答として認識し、当該未評価解答の正誤に関する評価を、外部入力に基づき指定された評価に一括して決定する評価手段と、を有する。
上記のコンピュータ装置は、評価手段を有し、複数の問題に対する解答の正誤に関する評価を決定する。評価手段は、正誤に関する評価がされていない解答である未評価解答を認識し、当該未評価解答の正誤に関する評価を、外部入力に基づき指定された評価に一括して決定する。このようにすることで、コンピュータ装置は、未評価解答が同一の評価となった場合に、当該未評価解答の正誤に関する評価を一括して決定することができる。従って、コンピュータ装置は、未評価解答が同一の評価となった場合のユーザ操作を好適に簡易化することができる。
上記コンピュータ装置の他の一態様では、前記解答の一覧を表示手段に表示させる表示制御手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記評価手段が前記未評価解答の正誤に関する評価を一括して決定した場合、当該未評価解答の表示エリアの各々に対し、前記評価手段が決定した評価に対応する評価記号を描画する。この態様により、コンピュータ装置は、未評価解答に対する評価記号を一括して描画することができ、ユーザの操作を好適に簡易化することができる。
上記コンピュータ装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、複数の解答者の解答の一覧を前記表示手段に表示させ、前記評価手段は、前記表示手段に表示させた解答のうち正誤に関する評価がされていない未評価解答の正誤に関する評価を、前記外部入力に基づき指定された評価に一括して決定する。この態様により、コンピュータ装置は、ユーザの入力に基づき、複数の解答者の解答に対する評価を好適に実行することができる。
上記コンピュータ装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記解答の一覧と共に、前記解答の正誤に関する評価の操作を開始するための開始ボタンを前記表示手段に表示させ、前記評価手段は、前記開始ボタンが選択された後に、前記記入エリア上でのストロークの描画を指示する入力があった場合、当該記入エリアに対応する解答は正誤に関する評価がされたと判断する。この態様により、コンピュータ装置は、未評価解答を好適に認識することができる。
上記コンピュータ装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記解答の一覧と共に、前記解答の正誤に関する評価の操作を開始するための開始ボタンを前記表示手段に表示させ、前記表示制御手段は、前記開始ボタンが選択された場合、前記解答の表示エリアに並べて前記解答の各々に対する正解を前記表示手段に表示させる。この態様により、コンピュータ装置は、解答の評価者に対し、答え合わせを好適に実行させることができる。
上記コンピュータ装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、未評価解答の正誤に関する評価を所定の評価に一括して決定するための評価決定ボタンを前記表示手段に表示させ、前記評価手段は、前記評価決定ボタンが選択された場合、前記未評価解答の正誤に関する評価を、前記評価決定ボタンに対応する評価に一括して決定する。この態様により、評価者は、未評価解答に対する評価に対応する評価決定ボタンを選択することで、未評価解答に対する評価を一括して行うことができる。
本発明に係る評価システムは、上記いずれか記載のコンピュータ装置と、問題に対する解答を記入する解答欄が印刷され、前記解答欄にコード化パターンが印刷されたシートと、前記コード化パターンを読み取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンとを有する評価システムであって、前記コンピュータ装置の評価手段は、前記電子ペンから受信した記入情報に基づき認識した解答のうち、評価記号が記入されていない記入エリアに対応する解答を、正誤に関する評価がされていない解答である未評価解答として認識し、当該未評価解答の正誤に関する評価を、外部入力に基づき指定された評価に一括して決定する。評価システムは、この態様により、コンピュータ装置は、問題用紙や問題冊子などに電子ペンにより記入された解答を対象に正誤に関する評価を行う場合であって、未評価解答が同一の評価となった場合に、当該未評価解答の正誤に関する評価を一括して決定することができる。
上記評価システムの一態様では、前記電子ペンは、当該電子ペンの識別情報を前記記入情報に含め、前記評価手段は、前記記入情報に基づき、前記解答の評価を行う者が使用する電子ペンにより前記記入エリアにおいてストロークが記入されたと判断した場合、当該記入エリアに対応する解答欄に記入された解答は正誤に関する評価がされたと判断する。この態様により、評価者は、専用の電子ペンを用いることで、解答が記入されたシート上で好適に各解答に対して正誤に関する評価を行うことができる。
本発明に係るプログラムは、上記記載のいずれか一つのコンピュータ装置として機能させる。これらのプログラムをコンピュータ装置にインストールして機能させることで、本発明に係るコンピュータ装置を構成させることができる。
本発明によれば、コンピュータ装置は、未評価解答が同一の評価となった場合に、当該未評価解答の正誤に関する評価を一括して決定することができる。従って、コンピュータ装置は、未評価解答が同一の評価となった場合のユーザ操作を好適に簡易化することができる。
第1実施形態における評価システムのシステム構成図である。 ドットパターンにおけるドットの配置と変換される値との関係を示す説明図である。 (a)は、ドットパターンを模式的に示し、(b)は、それに対応する情報の例を示す図である。 電子ペンの構造を示す概略図である。 ディスプレイの概略構成を示す。 端末装置の概略構成を示す。 評価モード時のディスプレイの表示例を示す。 評価一括決定ボタンが選択された後のディスプレイの表示例を示す。 変形例に係るディスプレイの表示例を示す。 変形例に係るディスプレイの表示例を示す 第2実施形態における評価システムのシステム構成図である。 採点ボタンが選択される前のディスプレイの表示例を示す。 評価モード時のディスプレイの表示例を示す。 評価一括決定ボタンが選択された後のディスプレイの表示例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態である第1実施形態及び第2実施形態について順に説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明に係る第1実施形態について説明する。
[評価システムの構成]
図1は、第1実施形態に係る評価システムの構成を示す。図1に示すように、評価システムは、ユーザが使用する電子ペン1と、各記入欄にドットパターン(コード化パターン)が印刷された問題用紙2と、電子ペン1から記入情報を受信して処理する端末装置3とを備える。
図1に示すように、端末装置3は、問題用紙2の画像をディスプレイ4に表示させると共に、電子ペン1から受信した記入情報に基づき、問題用紙2の解答記入欄22に記入されたストロークを、対応する解答表示エリア52に表示させる。ディスプレイ4には、図3で後述するように、電子ペン1に記入情報を生成させるためのドットパターンが形成されたドットパターン形成層(ドットパターンオーバーレイヤ:DOL)40と、指による入力を検知するタッチパネル44とが形成されている。そして、端末装置3は、ディスプレイ4上での電子ペン1又は指による操作に基づき、問題用紙2の解答記入欄22に記入された解答の正誤に関する評価(単に「正誤評価」とも呼ぶ。)を行う。以下、評価システムの各構成要素について説明する。
(問題用紙)
まず、問題用紙(シート)2について図1を参照して説明する。問題用紙2には、名前を記入する氏名記入欄21と、設問(1)から(5)までの各問題に対する解答を記入する解答記入欄22A〜22E(22)とが記入欄として設けられている。そして、氏名記入欄21と、解答記入欄22には、位置座標を示すドットパターン(コード化パターン)が印刷される。ドットパターンは、電子ペン1により読み取ることができるように赤外線を吸収するカーボンを含んだインキにより印刷される。そして、ドットパターン以外の文字や罫線等は、電子ペン1によるドットパターンの読み取りを疎外しないよう、赤外域に吸収性を持たないインキにより印刷される。
(ドットパターン)
次に、図2と図3を参照しながら、問題用紙2の記入欄及びDOL40に形成されたアノト方式のドットパターン(コード化パターン)について説明する。図2は、問題用紙2の記入欄及びDOL40に形成されたドットパターンのドットと、そのドットが変換される値との関係を説明する図である。図2に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。すなわち、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトするかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組み合わせにより、問題用紙2の記入欄やDOL40上の位置座標が決定されるように構成されている。従って、問題用紙2の各記入欄及びDOL40には、それぞれ、座標領域が重ならないようドットパターンが形成される。
図3(a)は、あるドットパターンの配列を示している。図3(a)に示すように、縦横約2mmの範囲内に6×6個のドットが、問題用紙2の記入欄又はDOL40上のどの部分から6×6ドットを取っても、ユニークなパターンとなるように配置されている。これら36個のドットにより形成されるドットパターンは位置座標(例えば、そのドットパターンが問題用紙2の記入欄又はDOL40上のどの位置にあるのか)を保持している。図3(b)は、図3(a)に示す各ドットを、格子の基準位置からのシフト方向によって、図2に示す規則性に基づいて、対応づけられた値に変換したものである。この変換は、ドットパターンの画像を撮影する電子ペン1によって行われる。
(電子ペン)
次に、電子ペン1について図4を用いて説明する。図4は、電子ペン1の構造を示す概略図である。図4に示すように、電子ペン1は、その筐体101の内部に、インクカートリッジ104、LED105、CMOSカメラ106、圧力センサ107、CPU等により構成されるプロセッサ108、ROMやRAMといったメモリ109、リアルタイムクロック110、アンテナ等により構成される通信ユニット111及びバッテリー112を備える。インクカートリッジ104の先端は、ペン先部103となっており、ユーザは、電子ペン1のペン先部103を問題用紙2の記入欄又はディスプレイ4上のDOL40に当接させて、ストローク(手書きストローク)を記入する。ここで、電子ペン1のペン先部103が問題用紙2の記入欄又はDOL40に最初に接触することをペンダウンと呼び、接触している(当接している)状態からペン先部103が離れることをペンアップと呼ぶ。電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に記入される軌跡が1つのストロークとなり、文字や図形等は、1つ又は複数個のストロークからなる。
バッテリー112は、電子ペン1内の各部品に電力を供給するためのものであり、例えば電子ペン1のキャップ(図示せず)の脱着により電子ペン1自体の電源のオン/オフを行うよう構成させてもよい。リアルタイムクロック110は、現在時刻(タイムスタンプ)を示す時刻情報を発信し、プロセッサ108に供給する。圧力センサ107は、ユーザが電子ペン1により問題用紙2の記入欄又はディスプレイ4上のDOL40に文字やマークを書いたりタップしたりする際にペン先部103からインクカートリッジ104を通じて与えられる圧力、即ち筆圧を検出し、その値をプロセッサ108へ伝送する。
プロセッサ108は、圧力センサ107から与えられる筆圧データに基づいて、LED105及びCMOSカメラ106のスイッチのオン/オフを切替える。即ち、ユーザが電子ペン1で問題用紙2の記入欄又はディスプレイ4上のDOL40に文字などを書くと、ペン先部103に筆圧がかかり、圧力センサ107によって所定値以上の筆圧が検出されたときに、プロセッサ108は、ユーザが記入を開始したと判定して、LED105及びCMOSカメラ106を作動させる。そして、通信ユニット111が、圧力センサ107により検出されたペンダウン情報と、後述する電子ペン1の識別情報(以後、「ペンID」と呼ぶ。)とを関連付けて、記入情報として端末装置3へ送信する。また、ユーザが1つのストロークを記入し終えて電子ペン1を問題用紙2の記入欄等から離すと、圧力センサ107は、所定値以上の筆圧が検出されなくなることでペンアップを検出する。すると、通信ユニット111が、圧力センサ107により検出されたペンアップ情報とペンIDとを関連付けて、記入情報として端末装置3へ送信する。
LED105とCMOSカメラ106は、電子ペン1のペン先部103付近に取り付けられており、筐体101におけるLED105及びCMOSカメラ106と対向する部分には、開口部102が形成されている。LED105は、問題用紙2の記入欄又はDOL40上のペン先部103近傍に向けて赤外線を照明する。その領域は、ペン先部103が問題用紙2の記入欄等に接触する位置とはわずかにずれている。CMOSカメラ106には、赤外線を透過し赤外線以外を遮断する赤外線フィルタが設けられており、CMOSカメラ106は、LED105によって照明された領域内におけるドットパターンを撮影し、そのドットパターンの画像データをプロセッサ108に供給する。
ここで、問題用紙2の記入欄に印刷されたドットのインク素材は、赤外線を吸収するため、LED105によって照射された赤外線は、ドットによって吸収される。そのため、ドットの部分は、赤外線の反射量が比較的少なく、ドット以外の部分は赤外線の反射量が比較的多い。CMOSカメラ106の撮影により、赤外線の反射量の違いから閾値を設けることによって、ドットの領域とそれ以外の領域を区別することができる。一方、DOL40に形成されたドットのインク素材は、後述するように赤外線を反射するため、LED105によって照射された赤外線は、ドットによって反射される。そのため、ドットの部分は、赤外線の反射量が比較的多く、ドット以外の部分は赤外線の反射量が比較的少ない。CMOSカメラ106の撮影により、赤外線の反射量の違いから閾値を設けることによって、ドットの領域とそれ以外の領域を区別することができる。なお、CMOSカメラ106による撮影領域は、図3(a)に示すような約2mm×約2mmの大きさを含む範囲であり、CMOSカメラ106の撮影は毎秒50〜100回程度の定間隔で行われる。また、CMOSカメラ106は、ドットを鮮明に撮影するため、十分な被写界深度を有している。
プロセッサ108は、ユーザの記入が行われる間、CMOSカメラ106によって供給される画像データのドットパターンから、ユーザが記入するストローク(筆跡)の問題用紙2の記入欄等におけるX、Y座標(以後、単に「座標データ」または「座標情報」とも呼ぶ。)を連続的に演算していく。すなわち、プロセッサ108は、CMOSカメラ106によって供給される、図3(a)に示されるようなドットパターンの画像データを図3(b)に示すデータ配列に変換し、さらに、X座標ビット値・Y座標ビット値に変換して、そのデータ配列から所定の演算方法によりX、Y座標データを演算する。なお、プロセッサ108は、ドットパターンに対向する電子ペン1の傾きに起因するドットの配列を補正する回転補正処理機能を備えている。そして、プロセッサ108は、リアルタイムクロック110から発信される現在時刻(タイムスタンプ:記入された時刻情報)、筆圧データ及びX、Y座標データを関連付ける。以後、これらの関連付けたデータを、まとめて「座標属性情報」と呼ぶ。なお、問題用紙2の記入欄やDOL40における6×6のドットパターンは、問題用紙2の記入欄やDOL40内で重複することはないため、ユーザが電子ペン1で文字等を記入すると、記入された位置が問題用紙2の記入欄やDOL40内のどの位置に当たるかを、プロセッサ108による座標演算により特定することができる。
メモリ109には、電子ペン1を識別するための「pen01」といったペンID、ペン製造者番号、ペンソフトウェアのバージョン等のプロパティ情報が記憶されている。そして、通信ユニット111は、ペンIDと、時刻情報(タイムスタンプ)と、筆圧データと、X、Y座標データとを関連付けて、記入情報として端末装置3へ送信する。通信ユニット111による端末装置3への送信は、Bluetooth(登録商標)などの無線送信によって、即時的かつ逐次的に行われる。ここで、電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に生成されて端末装置3に送信された1個又は複数個の座標属性情報は、端末装置3によりストローク情報として記憶される。換言すると、1つのストロークは、1個又は複数個のX、Y座標(座標点)からなり、端末装置3は、ペンダウン情報及びペンアップ情報によって、1つのストロークを構成する1個又は複数個の座標属性情報を認識する。このように、ユーザの一つのストロークの記入により、電子ペン1によって生成される座標属性情報の集合を「ストローク情報」と呼ぶ。また、ペン先部103は、プラスチックやステンレスなどの素材により形成される。ペン先部103は、インクを有さず、筆圧をインクカートリッジ104を介して圧力センサ107に伝達する。
なお、電子ペン1のタップによるペン先から出力されたインキがDOL40に付いた場合は、布等で拭き取ればよいが、電子ペン1は、インクカートリッジ104に代えて、インキが充填されていないペン部を備えてもよい。この場合、ペン先部103からインキが出力されない。また、好適には、評価システムは、問題用紙2への記入用の電子ペン1と、端末装置3への記入用の電子ペン1とをそれぞれ有してもよい。この場合、問題用紙2への記入用の電子ペン1は、インクカートリッジ104を備え、端末装置3への記入用の電子ペン1はペン先部103からインキが出力されないペン部を備える。また、電子ペン1は、無線送信によって端末装置3へ記入情報を送信したが、これに限らず、端末装置3と有線により接続し、有線送信によって端末装置3へ記入情報を送信してもよい。
また、好適には、電子ペン1は、CMOSカメラ106がドットパターンを認識した際、ドットパターンが赤外線反射材で構成されているか、又は赤外線吸収材で構成されているか判断し、当該判断に基づきドットパターンの読み取りプログラムを切り替えてもよい。具体的には、電子ペン1は、まず、CMOSカメラ106が撮影した画像に対して所定の閾値を用いて2値化処理を行い、当該2値化処理された画像より赤外線反射領域及び赤外線吸収領域を判別し、赤外線反射領域の面積と赤外線吸収領域の面積との大小関係を比較する。そして、電子ペン1は、赤外線反射領域よりも赤外線吸収領域が大きい場合には、2値化処理された画像に対してネガポジ反転処理を行い、ネガポジ反転処理を行った場合にはネガポジ反転処理された画像に基づいてドットパターンを認識し、ネガポジ反転処理を行わなかった場合には2値化処理された画像に基づいてドットパターンを認識する。これにより、赤外線吸収性のインクにより印刷されたドットパターン及び赤外線反射性のインキにより印刷されたドットパターンの両方を適切に認識することが可能となる。
(端末装置)
次に、端末装置3について説明する。以下では、端末装置3のディスプレイ4の構成について説明した後、端末装置3の全体構成について説明する。
(1)ディスプレイの構成
図5は、ディスプレイ4の構成を示す。図5に示すように、ディスプレイ4は、多層構造を有し、上層から順に、DOL40と、タッチパネル44と、ディスプレイパネル45と、を備える。
DOL40は、ディスプレイ4の最上層に配置される。DOL40は、ポリエチレンテレフタラートなどの透明樹脂基板である基材フィルム43に、電子ペン1により読み取ることができるよう赤外線を反射する素材(酸化チタン、コレステリック液晶、赤外線反射性顔料など)を含んだインクによりドットパターン(コード化パターン)42が印刷され、さらに透明なEB硬化樹脂などの保護層41で保護された層構成を有している。ここで、ドットパターン42を、赤外線を反射する素材で印刷しているのは、DOL40の下層にあるディスプレイパネル45から様々な色の可視光が放射されても、電子ペン1によってコントラストよくドットパターン42を認識させるのに、望ましいからである。
DOL40の裏面には、タッチパネル44が接着されている。タッチパネル44は、DOL40上での指の押下による静電容量の変化を捉えて位置を検出する静電容量方式のタッチパネルである。なお、電子ペン1のペン先部103は、プラスチック又はステンレスなどの素材であり、DOL40上での電子ペン1の接触又は押下によっては、タッチパネル44の静電容量は変化しない。従って、タッチパネル44は、電子ペン1によるDOL40上での接触及び押下を検出しない。
なお、本発明が適用可能なディスプレイ4の構成は、図5の構成に限定されない。これに代えて、ディスプレイ4は、ドットパターン42と基材フィルム43との間、あるいは基材フィルム43とタッチパネル44との間に赤外線反射層が設けられ、さらにドットパターン42が赤外線を吸収するカーボンを含んだインクにより印刷される構成であってもよい。
(2)端末装置の全体構成
次に、端末装置3の全体構成について図6を参照して説明する。端末装置3は、ハードウェアとして、電子ペン1とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、マウスやキーボード等で構成される。端末装置3は、例えば、ディスプレイ4を表示部として備えるiPad(登録商標)などのタブレットPCやPDA(Personal Data Assistance)等である。端末装置3は、図6に示すように、機能的には、タッチパネル44などの入力手段31、受信手段32、処理手段34、記憶手段35、ディスプレイパネル45などの表示手段36を備える。そして、端末装置3は、電子ペン1から受信した記入情報、及びタッチパネル44から受信した入力情報(「タッチパネル入力情報」とも呼ぶ。)に基づいて所定の処理を行うものである。
通信手段32は、アンテナ受信回路等により構成され、電子ペン1から記入情報を受信し、処理手段34に伝送する。また、端末装置3は、DOL40に形成されたドットパターン42にかかる座標系(「DOL座標系」とも呼ぶ。)をディスプレイパネル45にかかる座標系(「ディスプレイ座標系」とも呼ぶ。)に変換するための第1座標変換関数、及び、タッチパネル44にかかる座標系(「タッチパネル座標系」とも呼ぶ。)をディスプレイ座標系に変換するための第2座標変換関数をそれぞれ求めるキャリブレーション処理機能を有している。さらに、端末装置3は、そのキャリブレーション処理により求められた第1座標変換関数を用いて、DOL座標系のデータを受信したときに、ディスプレイ座標系のデータに変換し、ストロークを描画したり、所定の処理を行ったりする機能、及び、第2座標変換関数を用いて、タッチパネル座標系のデータを受信したときに、ディスプレイ座標系のデータに変換し、アイコンの選択等の所定の処理を行う機能を有している。
処理手段34は、CPU等のプロセッサによって構成され、端末装置3の全体の制御を行う。また、処理手段34は、上記キャリブレーション処理機能により求めた第1座標変換関数及び第2座標変換関数を記憶手段35に記憶する。そして、処理手段34は、以下に述べる表示制御手段341と、評価手段342とを有する。
表示制御手段341は、端末装置3が電子ペン1から記入情報を受信すると、後述する座標定義情報を参照し、当該記入情報が示す座標データがDOL座標系の座標領域又は問題用紙2に印刷されたドットパターンの座標領域のいずれに属するかを認識する。そして、電子ペン1から受信した記入情報の座標データが問題用紙2に印刷されたドットパターンの座標範囲に属する場合、表示制御手段341は、当該記入情報に基づき、電子ペン1による問題用紙2へのストロークを、表示手段36に表示させた問題用紙2の画像上に表示させる。図1では、表示制御手段341は、座標定義情報を参照し、氏名記入欄21に記入された「やまだ」を示すストロークを、ディスプレイ4上の氏名表示エリア51に表示し、解答記入欄22A、22Bに記入された「8」、「9」を示すストロークを、それぞれ、ディスプレイ4上の解答表示エリア52A、52Bに表示している。
一方、電子ペン1から受信した記入情報の座標データがDOL座標系の場合、表示制御手段341は、当該記入情報に含まれる座標データを、第1座標変換関数を用いて、ディスプレイ座標系のデータに変換する。そして、表示制御手段341は、変換後の座標データ等に基づくストロークをディスプレイパネル45に表示させたり、ストロークの該当する位置にボタン(例えば図1の採点ボタン60)等が表示されていた場合には、当該ボタンの選択等の処理を行ったりする。
また、表示制御手段341は、端末装置3がタッチパネル44からタッチパネル入力情報を受信すると、タッチパネル入力情報に含まれるタッチパネル座標系の座標データを、第2座標変換関数を用いて、ディスプレイ座標系のデータに変換する。そして、処理手段34は、変換後の座標データにボタン等が表示されていた場合には、当該ボタンの選択等の処理を行う。
評価手段342は、ディスプレイ4上の各解答表示エリア52A〜52Eのうち、正誤評価のマーク(「評価記号」とも呼ぶ。)が電子ペン1により記入されていないエリアに対応する解答(「未評価解答」とも呼ぶ。)を認識する。そして、評価手段342は、未評価解答が全て正解である旨の入力があった時には、当該未評価解答が全て正解であると認識する。この場合、表示制御手段341は、正解であることを示す評価記号(「正解記号」とも呼ぶ。)を、未評価解答に対応する解答表示エリア52A〜52Eに表示する。同様に、評価手段342は、未評価解答が全て不正解である旨の入力があった時には、当該未評価解答が全て不正解であると認識する。この場合、表示制御手段341は、不正解であることを示す評価記号(「誤答記号」とも呼ぶ。)を、未評価解答に対応する解答表示エリア52A〜52Eに表示する。この具体的な処理については、[正誤評価処理]のセクションで詳しく説明する。
記憶手段35は、ROMやRAMといったメモリによって構成される。記憶手段35は、第1座標変換関数及び第2座標変換関数を記憶する。また、記憶手段35は、処理手段34の処理命令により、電子ペン1から受信した記入情報をペンID毎に記憶したり、プログラムの実行により生成される所定のデータを記憶したりする。また、記憶手段35は、問題用紙2の氏名記入欄21及び解答記入欄22に印刷されたドットパターンの座標範囲やDOL座標系の座標範囲などの各ドットパターンの座標範囲と、当該ドットパターンが形成されたエリアとを関連付けた情報(「座標定義情報」とも呼ぶ。)を記憶する。また、記憶手段35は、問題用紙2をディスプレイ4上で表示するための問題用紙2の画像を記憶する。
[正誤評価処理]
次に、処理手段34が実行する正誤評価処理について説明する。以後では、一例として、まず不正解の解答の各々に電子ペン1により誤答記号を記入した後、ボタン操作により他の正解の解答に対して一括して正解記号を付す例について、図7及び図8を参照して説明する。
図7は、電子ペン1による問題用紙2の解答記入欄22への記入が終了した後、採点ボタン60を選択して電子ペン1により評価記号をユーザが記入する際の端末装置3の上面図を示す。
まず、ユーザが指により採点ボタン60をタッチした場合、又は、ユーザが電子ペン1により採点ボタン60をタップした場合、表示制御手段341は、タッチパネル入力情報又は記入情報に基づき、採点ボタン60が選択されたことを認識する。この場合、表示制御手段341は、処理モードが正誤評価を行うモード(「評価モード」とも呼ぶ。)に移行したと判断し、採点ボタン60を強調表示させる。そして、評価モードでは、表示制御手段341は、各設問(1)〜(5)に対する正解を表示した正解表示エリア53の各々を、対応する解答表示エリア52A〜52Eの横に配置し、ディスプレイ4上に表示させる。また、表示制御手段341は、採点ボタン60に並べて、後述する評価一括決定ボタン61、62をディスプレイ4上に表示させる。このように、採点ボタン60は、本発明における「開始ボタン」の一例である。
そして、評価モードでは、表示制御手段341は、電子ペン1から送信される記入情報に基づきディスプレイ4上に描画するストロークを、評価記号を描画するストロークであると認識し、解答表示欄52に表示された解答とは異なる色(例えば赤色)によりディスプレイ4に表示させる。図7では、ユーザが、ディスプレイ4に表示されている自分の解答と正解とを比較し、自分の解答が不正解であると認識した設問(3)(4)の解答表示エリア52C,52Dに不正解を示すチェックマークを電子ペン1で記入すると、その記入情報を得て、表示制御手段341は、評価モード中に電子ペン1から受信した記入情報に基づき、設問(3)及び設問(4)の解答表示エリア52C、52Dに、不正解である旨を示す評価記号であるチェックマークを赤色により表示している。
また、評価モードでは、評価手段342は、評価記号が記入される可能性があるエリアである評価記号認識エリア55A〜55Eにおいて、各解答に対する評価記号が記入されたか否か判定する。図7では、評価手段342は、評価記号認識エリア55A〜55Eを、それぞれ解答表示エリア52A〜52Eを中心として当該解答表示エリア52A〜52Eよりも所定率又は所定幅だけ大きい矩形領域に設定している。そして、図7の例では、評価手段342は、評価記号認識エリア55A〜55Eのうち、設問(3)及び設問(4)に対応する評価記号認識エリア55C、55Dに評価記号が記入され、他の評価記号認識エリア55A、55B、55Eには評価記号が記入されていないことを認識する。好適には、評価手段342は、評価記号が記入されたと判断した評価記号認識エリア55C、55Dにおいて、記入された評価記号の種類(ここでは誤答記号)をさらに認識するとよい。
次に、評価一括決定ボタン61、62について説明する。評価手段342は、評価一括ボタン61が選択された場合、未評価解答が全て正解であることを認識する。そして、この場合、表示制御手段341は、未評価解答に対応する各解答表示エリア52上に、正解記号を表示させる。また、評価手段342は、評価一括ボタン62が選択された場合、未評価解答が全て誤答であることを認識する。そして、この場合、表示制御手段341は、未評価解答に対応する各解答表示エリア52上に、誤答記号を表示させる。このように、評価一括決定ボタン61、62は、本発明における「評価決定ボタン」の一例である。
図8は、図7の状態から評価一括決定ボタン61が選択された後の端末装置3の上面図を示す。図8の例では、ユーザが、ディスプレイ4に表示されている自分の解答と正解とを比較し、自分の解答が正答であった設問(1)(2)(5)の解答への評価を未入力の状態にしておき、評価一括決定ボタン61を指でタッチしている。評価手段342は、タッチパネル入力情報に基づき、図7の状態から評価一括決定ボタン61が指によりタッチされたことを認識する。この場合、評価手段342は、評価記号が記入されていない評価記号認識エリア55A、55B、55Eに対応する設問(1)、(2)、(5)の解答が未評価解答であり、かつ、当該未評価解答が正解であると認識する。そして、この場合、表示制御手段341は、未評価解答に対応する解答表示エリア52A、52B、52E上に正解記号を表示させる。なお、評価手段342及び表示制御手段341は、電子ペン1から送信される記入情報に基づき、評価一括決定ボタン61が選択されたことを認識した場合も、同様の処理を行う。
なお、図7及び図8の例に代えて、ユーザは、正解した問題である設問(1)、(2)、(5)に対する解答表示エリア52へ正解記号を付した状態で、評価一括ボタン62を選択してもよい。この場合、評価手段342は、評価記号が記入されていない評価記号認識エリア55C、55Dに対応する設問(3)、(4)の解答が未評価解答であり、かつ、当該未評価解答が不正解であると認識する。そして、この場合、表示制御手段341は、未評価解答に対応する解答表示エリア52C、52D上に正解記号を表示させる。
また、好適は、評価手段342は、評価一括ボタン61、62のいずれか一方が選択されたことを認識し、未評価解答が正解又は誤答であることを認識した後、正解した問題に割り当てられた配点を合算して点数を算出するとよい。例えば、図8において各設問(1)〜(5)の配点が20点である場合、評価手段342は、点数が60点であると認識し、各問題の正誤評価と共に記憶手段35に記憶させる。この場合、表示制御手段341は、評価手段342が採点した点数を、ディスプレイ4上に表示させるとよい。
[第1実施形態の評価システムによる作用効果]
第1実施形態の評価システムによれば、端末装置3は、電子ペン1から送信される記入情報に基づき、解答の一覧をディスプレイ4上に表示させる。そして、端末装置3は、ディスプレイ4上での電子ペン1の記入に基づき生成された記入情報に基づき、各解答に対して評価記号が記入されたか否か判定することで、未評価解答を認識する。そして、端末装置3は、評価一括決定ボタン61、62が選択された場合、未評価解答の正誤評価を一括して決定し、各未評価解答の解答表示エリア52に対して評価記号を描画する。このようにすることで、端末装置3は、ディスプレイ4上で正誤評価の入力を好適に受け付けると共に、未評価解答が同一の評価となった場合に、当該未評価解答の正誤に関する評価を一括して決定することができる。
[第1実施形態の変形例]
次に、第1実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の第1実施形態に適用してもよい。
(変形例1)
図7の例では、端末装置3の表示制御手段341は、電子ペン1から受信した記入情報に基づき、手書きストロークの誤答記号をディスプレイ4上に表示させた。しかし、本発明が適用可能な構成は、これに限定されない。これに代えて、表示制御手段341は、電子ペン1によるタップ操作又は指によるタッチ操作に基づき、評価記号認識エリア55内に正解記号又は誤答記号のストロークを描画してもよい。
図9は、変形例1に係るディスプレイ4の表示画面を示す。図9の例では、表示制御手段341は、採点ボタン60が選択された後の評価モード中に、正解記号ボタン63と、誤答記号ボタン64と、取消しボタン65と、確定ボタン66とをディスプレイ4に表示させる。
ここで、正解記号ボタン63、誤答記号ボタン64、取消しボタン65、及び確定ボタン66の各機能について説明する。表示制御手段341は、正解記号ボタン63が選択された場合、正解記号ボタン63を通常の表示状態と強調表示された状態とで切り替える。そして、表示制御手段341は、正解記号ボタン63が強調表示された状態では、記入情報又はタッチパネル入力情報に基づき、解答表示エリア52が電子ペン1又は指によりタップ又はタッチされたか否かを判定し、タップ又はタッチされた解答表示エリア52に正解記号を描画する。また、このとき、評価手段342は、電子ペン1又は指によりタップ又はタッチされた解答表示エリア52に対応する解答が正解であることを認識する。同様に、表示制御手段341は、誤答記号ボタン64が選択された場合、誤答記号ボタン64を通常の表示状態と強調表示された状態とで切り替える。そして、表示制御手段341は、誤答記号ボタン64が強調表示された状態では、記入情報又はタッチパネル入力情報に基づき、解答表示エリア52が電子ペン1又は指によりタップ又はタッチされたか否かを判定し、タップ又はタッチされた解答表示エリア52に誤答記号を描画する。また、このとき、評価手段342は、電子ペン1又は指によりタップ又はタッチされた解答表示エリア52に対応する解答が誤答であることを認識する。
図9の例では、表示制御手段341は、採点ボタン60及び誤答記号ボタン64の選択に伴い、これらを強調表示している。そして、表示制御手段341は、タッチパネル入力情報に基づき、解答表示エリア52Cが指によりタッチされたことを認識し、解答表示エリア52Cに誤答記号を描画している。
また、表示制御手段341は、取消しボタン65を通常の表示状態と強調表示された状態とで切り替える。そして、取消しボタン65が強調表示された状態では、表示制御手段341は、解答表示エリア52が電子ペン1又は指によりタップ又はタッチされたか否かを判定し、タップ又はタッチされた解答表示エリア52に描画した評価記号の表示を消去する。また、このとき、評価手段342は、電子ペン1又は指によりタップ又はタッチされた解答表示エリア52に対応する解答を、未評価解答であると認識する。また、確定マーク66が選択された場合、表示制御手段341は、各問題の解答の評価を確定する。そして、この場合、好適には、評価手段342は、正解であると認識した解答に対する問題に配分された配点を合算した点数を算出し、各問題の正誤評価の情報と共に記憶手段35に記憶させる。また、表示制御手段341は、評価手段342が算出した点数をディスプレイ4上に表示させる。
(変形例2)
採点ボタン60が選択された評価モード中では、表示制御手段341は、問題をディスプレイ4に表示させなくともよい。図10は、評価モードでのディスプレイ4の表示画面を示す。図10に示すように、この場合、各設問(1)〜(5)に対し、表示制御手段341は、問題の表示エリアを設けず、解答表示エリア52及び正解表示エリア53のみを設けている。これにより、表示制御手段341は、解答と正解とを目立つように表示させ、ユーザが答え合わせをする際の視認性を向上させることができる。
(変形例3)
ディスプレイ4の構造は、図5に示す構造に限定されない。例えば、ディスプレイ4は、DOL40を有しなくともよい。この場合、タッチパネル44は、抵抗膜方式タッチパネル、超音波方式タッチパネル、光学方式タッチパネルなどの種々の方式のタッチパネルであり、スタイラスによる接触を検知する。そして、この場合、端末装置3は、評価モード時には、タッチパネル入力情報に基づき、スタイラスによるディスプレイ4上での評価記号のストロークを認識し、当該ストロークをディスプレイ4上に描画する。
他の例では、ディスプレイ4は、タッチパネル44を有しなくともよい。この場合、端末装置3は、採点ボタン60などの各種ボタンの選択を、電子ペン1のタップ操作により生成されて送信された記入情報やマウスのクリック操作に基づき認識する。
(変形例4)
評価システムは、問題用紙2に代えて、複数の頁から構成される冊子(例えばドリル帳)を有してもよい。この場合、冊子の各頁には、問題と、解答欄とが設けられ、各解答欄には、ドットパターンが印刷される。このとき、冊子の各頁の解答欄には、それぞれ座標領域が重ならないようドットパターンが形成される。そして、冊子の所定頁の解答欄に電子ペン1により記入が行われた場合、端末装置1の表示制御手段341は、電子ペン1から受信する記入情報が示す座標情報に基づき、記入が行われた頁を認識し、当該頁の画像及び記入情報に基づくストロークをディスプレイ4に表示させる。その後、表示制御手段341及び評価手段342は、第1実施形態と同様の処理を行う。この場合、冊子の各頁は、本発明における「シート」の一例である。
(変形例5)
図1等では、問題用紙2に印刷された設問(1)〜(5)は、正誤評価が正解又は不正解のいずれかとなる問題であった。しかし、本発明が適用可能な例は、これに限定されない。これに代えて、正誤評価が、正解と、不正解と、正解及び不正解の中間評価である部分正解との評価に分かれる問題が問題用紙2に印刷されてもよい。
この場合、問題用紙2に印刷される問題は、例えば、穴埋め式の記述問題であって、不正解ではないが的確でない解答(例えば「動物」が正解の場合に「生物」とする解答)を部分正解とする問題や、論述式の問題であって、論点が的確に記載されているのが正解、論点が一部抜けている又はずれているのが部分正解、他の解答が不正解とする問題が該当する。
そして、この場合、表示制御手段341は、評価モードにおいて、評価一括決定ボタン61、62に加え、未評価解答を部分正解とする第3評価一括決定ボタンをさらにディスプレイ4上に表示させる。そして、第3評価一括決定ボタンが選択された場合、評価手段342は、未評価解答を部分正解の解答であると認識し、表示制御手段341は、未評価解答に対応する解答表示エリア52に、部分正解である旨の評価記号である「△」を描画する。
(変形例6)
第1実施形態において、電子ペン、ドットパターン(コード化パターン)、記入情報に、アノト方式を用いたが、アノト方式に限られなくともよい。また、ドットパターン(コード化パターン)も、位置座標を示すものに限られず、アイコンを識別するためのコード値や、関連付けエリアを識別するためのコード値を示すものであってもよい。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。図11は、第2実施形態に係る評価システムの構成を示す。第2実施形態の評価システムは、主に、複数の生徒(Aさん、Bさん、Cさん)が電子ペン1及び問題用紙2の組をそれぞれ使用する点、学校の先生(講師)が端末装置3のディスプレイ4上に全生徒の解答を表示させて正誤評価を行う点で第1実施形態の変形例1と異なる。その他、第1実施形態の変形例1と同様の部分については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
図11に示すように、第2実施形態に係る評価システムは、生徒A〜Cがそれぞれ使用する電子ペン1A〜1C及び問題用紙2A〜2Cと、先生が採点用に使用する端末装置3と、端末装置3とWi−Fi(登録商標)に準拠した無線通信を行う無線LANルータ5と、無線LANルータ5とネットワーク6を介して接続するサーバ装置7とを有する。
端末装置3の記憶手段35は、生徒A〜Cの名前と、各生徒A〜Cが使用する電子ペン1のペンIDとを関連付けて記憶すると共に、各問題用紙2A〜2Cの各解答記入欄22等に印刷されたドットパターンの座標領域を座標定義情報として記憶する。なお、問題用紙2A〜2Cの各々に対して同一の座標領域のドットパターンが印刷されてもよく、異なる座標領域のドットパターンが印刷されてもよい。
また、端末装置3の表示制御手段341は、後述するように、問題用紙2A〜2Cの解答記入欄22に記入された全生徒の設問(1)〜(5)に対する解答を、ディスプレイ4上に一覧表示する。そして、評価手段342及び表示制御手段341は、第1実施形態の変形例1と同様の処理を行い、先生の操作に基づき、全生徒の設問(1)〜(5)の解答に対する正誤評価の決定及び評価記号の描画を行う。これについては、図12及び図13を参照して詳しく説明する。
また、端末装置3の評価手段342は、正誤評価の決定後に、各生徒A〜Cの各問題に対する解答を示す記入情報、当該解答に対する正誤評価、及び算出した点数の情報を、無線LANルータ5及びネットワーク6を介して、通信手段32によりサーバ装置7へ送信する。サーバ装置7は、端末装置3から送信される情報を、学習履歴の情報として、生徒A〜Cごとに記憶する。
次に、第2実施形態において表示制御手段341及び評価手段342が実行する処理について、図12及び図13を参照して説明する。
図12は、第2実施形態における端末装置3の上面図である。図12に示すように、表示制御手段341は、生徒A〜Cの各解答記入欄22内の記入内容を表示するための解答表示エリア52A〜52Cと、採点ボタン60とをディスプレイ4に表示させる。そして、表示制御手段341は、採点ボタン60が選択されていない場合には、電子ペン1A〜1Cから送信される記入情報に含まれるペンIDに基づき、記入を行った生徒を認識すると共に、記入情報に含まれる座標情報に基づき、座標定義情報を参照して、記入されたストロークがいずれの設問に対する解答を示すかを認識する。そして、表示制御手段341は、上述の認識結果に基づき、解答表示エリア52A〜52Cのいずれかのエリアに、記入情報に基づくストロークを描画する。
図13は、図12の状態から、生徒A〜Cの解答の記入が終了して採点ボタン60が選択された後の端末装置3の上面図である。まず、表示制御手段341は、採点ボタン60が選択されて評価モードになった場合、正解表示欄53を設け、端末装置3を使用する先生が答え合わせをしやすいように、各問題に対する正解を表示する。また、表示制御手段341は、評価一括決定ボタン61、62、正解記号ボタン63、誤答記号ボタン64、取消しボタン65、及び確定ボタン66を各解答表示エリア52A〜52Cの下に表示する。そして、図13の例では、表示制御手段341は、誤答記号ボタン64が選択されたことにより誤答記号ボタン64を強調表示し、かつ、解答表示エリア52のうち指先によりタッチされた解答表示エリア52に対して誤答記号を描画している。また、このとき、評価手段342は、解答表示エリア52のうち指先によりタッチされた解答表示エリア52に対する解答が誤答であることを認識する。
図14は、図13の状態において、評価一括決定ボタン61が選択された直後の端末装置3の上面図である。評価手段342は、タッチパネル入力情報に基づき、評価一括決定ボタン61が選択されたことを認識した場合、未評価解答が全て誤答であると判断する。そして、表示制御手段341は、未評価解答に対応する各解答表示エリア52に対して誤答記号を描画する。その後、確定マーク66が選択された場合、表示制御手段341は、各問題の解答の評価を確定する。そして、この場合、評価手段342は、正解であると認識した解答に対する問題に配分された配点を合算した点数を算出し、表示制御手段341は、評価手段342が算出した点数をディスプレイ4上に表示させる。また、この場合、評価手段342は、各生徒A〜Cの各問題に対する解答を示す記入情報、当該解答に対する正誤評価の情報、及び算出した点数の情報を、無線LANルータ5及びネットワーク6を介して、通信手段32によりサーバ装置7へ送信する。
[第2実施形態の評価システムによる作用効果]
第2実施形態の評価システムによれば、先生が使用する端末装置3は、生徒A〜Cが問題用紙2A〜2Cに記入した解答の一覧をディスプレイ4に表示し、タッチパネル入力情報に基づき、各解答の正誤評価を決定する。これにより、先生は、各生徒の解答に対する正誤評価を一括して実行することができる。
また、端末装置3は、評価一括決定ボタン61、62が選択された場合に、未評価解答に対する正誤評価を一括して決定し、対応する評価記号をディスプレイ4に描画させる。これにより、採点者である先生は、正解又は誤答のいずれかの正誤評価を行った後、他方の正誤評価に相当する評価一括決定ボタン61、62を選択することで、未評価解答の正誤評価を一括して決定することができる。従って、端末装置3は、先生の操作の負担を好適に低減することができる。
[第2実施形態の変形例]
次に、第2実施形態の変形例について説明する。第2実施形態では、第1実施形態の変形例1〜6に加え、以下の変形例7を適用可能である。
(変形例7)
先生は、生徒A〜Cが使用する電子ペン1A〜1Cとは別の電子ペン1を有し、当該電子ペン1により各問題用紙2A〜2Cに正解記号又は誤答記号のいずれか一方の評価記号を付してもよい。
この場合、端末装置3の記憶手段35は、先生が使用する電子ペン1のペンIDを、採点者用の電子ペン1のペンIDとして記憶しておく。そして、表示制御手段341は、電子ペン1から受信した記入情報に基づき、採点者用の電子ペン1により評価記号認識エリア55内へストロークが記入されたことを検知した場合、当該ストロークを採点用の色(赤色)によりディスプレイ4上に表示する。そして、評価手段342は、当該ストロークを評価記号として認識する。そして、先生は、電子ペン1により、各問題用紙2A〜2Cに正解記号又は誤答記号のいずれか一方の評価記号を付した後、ディスプレイ4に表示された評価一括決定ボタン61、62のいずれか一方を選択する。この場合、評価手段342は、タッチパネル入力情報に基づき、選択された評価一括決定ボタン61又は評価一括決定ボタン62を認識し、未評価解答に対する正誤評価を決定する。また、表示制御手段341は、未評価解答に対応する解答表示エリア52に、該当する評価記号を描画する。
また、先生は、第1実施形態と同様に、電子ペン1によりディスプレイ4上で評価記号を記入してもよい。この場合、評価手段342は、第1実施形態と同様、記入情報に基づき、評価記号認識エリア55内への記入の有無を判断することで、評価記号が記入されたか否か判断する。同様に、端末装置3は、電子ペン1から送信される記入情報に基づき、採点ボタン60や評価一括決定ボタン61、62等の各ボタンの選択を認識してもよい。
1、1A〜1C…電子ペン
2、2A〜2C…問題用紙
3…端末装置
4…ディスプレイ
31 入力手段
32…受信手段
34…処理手段
35…記憶手段
40…DOL
44…タッチパネル
45…ディスプレイパネル

Claims (9)

  1. 複数の問題に対する解答の正誤に関する評価を決定するコンピュータ装置であって、
    前記解答に対する評価を示す評価記号が記入される記入エリアを認識する記入エリア認識手段と、
    前記記入エリアにおける評価記号の記入の有無を判定する記入判定手段と、
    前記評価記号が記入されていない前記記入エリアに対応する解答を、正誤に関する評価がされていない解答である未評価解答として認識し、当該未評価解答の正誤に関する評価を、外部入力に基づき指定された評価に一括して決定する評価手段と、
    を有することを特徴とするコンピュータ装置。
  2. 前記解答の一覧を表示手段に表示させる表示制御手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記評価手段が前記未評価解答の正誤に関する評価を一括して決定した場合、当該未評価解答の表示エリアの各々に対し、前記評価手段が決定した評価に対応する評価記号を描画することを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ装置。
  3. 前記表示制御手段は、複数の解答者の解答の一覧を前記表示手段に表示させ、
    前記評価手段は、前記表示手段に表示させた解答のうち正誤に関する評価がされていない未評価解答の正誤に関する評価を、前記外部入力に基づき指定された評価に一括して決定することを特徴とする請求項2に記載のコンピュータ装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記解答の一覧と共に、前記解答の正誤に関する評価の操作を開始するための開始ボタンを前記表示手段に表示させ、
    前記評価手段は、前記開始ボタンが選択された後に、前記記入エリア上でのストロークの描画を指示する入力があった場合、当該記入エリアに対応する解答は正誤に関する評価がされたと判断することを特徴とする請求項2または3に記載のコンピュータ装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記解答の一覧と共に、前記解答の正誤に関する評価の操作を開始するための開始ボタンを前記表示手段に表示させ、
    前記表示制御手段は、前記開始ボタンが選択された場合、前記解答の表示エリアに並べて前記解答の各々に対する正解を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2〜
    4のいずれか一項に記載のコンピュータ装置。
  6. 前記表示制御手段は、未評価解答の正誤に関する評価を所定の評価に一括して決定するための評価決定ボタンを前記表示手段に表示させ、
    前記評価手段は、前記評価決定ボタンが選択された場合、前記未評価解答の正誤に関する評価を、前記評価決定ボタンに対応する評価に一括して決定することを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載のコンピュータ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のコンピュータ装置と、
    問題に対する解答を記入する解答欄が印刷され、前記解答欄にコード化パターンが印刷されたシートと、
    前記コード化パターンを読み取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペンとを有する評価システムであって、
    前記コンピュータ装置の評価手段は、
    前記電子ペンから受信した記入情報に基づき認識した解答のうち、評価記号が記入されていない記入エリアに対応する解答を、正誤に関する評価がされていない解答である未評価解答として認識し、当該未評価解答の正誤に関する評価を、外部入力に基づき指定された評価に一括して決定することを特徴とする評価システム。
  8. 前記電子ペンは、当該電子ペンの識別情報を前記記入情報に含め、
    前記評価手段は、前記記入情報に基づき、前記解答の評価を行う者が使用する電子ペンにより前記記入エリアにおいてストロークが記入されたと判断した場合、当該記入エリアに対応する解答欄に記入された解答は正誤に関する評価がされたと判断することを特徴とする請求項7に記載の評価システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のコンピュータ装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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