JP6158309B2 - 基地局、プロセッサ、及び通信制御方法 - Google Patents

基地局、プロセッサ、及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信システムにおいて用いられる基地局、プロセッサ、及び通信制御方法に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、リリース12以降において、新たなキャリア構造を導入することが検討されている。
新たなキャリア構造の一つとして、従来型のキャリア構造に比べてセル固有参照信号(CRS)を削減させることが検討されている(例えば、非特許文献1参照)。これにより、セル固有参照信号の送信に使用されていた無線リソースをユーザデータ等の送信に転用できるため、スループットを改善できる。
3GPP寄書 「R1−113289」
セルとの接続を確立するユーザ端末は、当該セルで送信されるセル固有参照信号を受信することで、下りリンクのチャネル状態測定を行う。
従って、新たなキャリア構造においてセル固有参照信号を削減する場合には、新たなキャリア構造をサポートしない従来型のユーザ端末(低能力ユーザ端末)が、正常なチャネル状態測定を行うことができない虞がある。
そこで、本発明は、後方互換性を確保しながら新たなキャリア構造を導入可能にする基地局、プロセッサ、及び通信制御方法を提供する。
本発明に係る基地局は、移動通信システムにおいてセルを管理する。前記基地局は、下りリンクのチャネル状態測定に使用されるセル固有参照信号を送信する送信部と、前記セルと接続する複数のユーザ端末のそれぞれから、自端末の通信能力を示す情報を受信する受信部と、前記複数のユーザ端末のそれぞれの通信能力に基づいて、前記セル固有参照信号の送信を制御する制御部と、を備える。
図1は、実施形態に係るLTEシステムの構成図である。 図2は、実施形態に係るUEのブロック図である。 図3は、実施形態に係るeNBのブロック図である。 図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 図5は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。 図6は、キャリア内のセル固有参照信号(CRS)の配置例を示すフレーム構成図である。 図7は、1つのサブフレーム及び1つのリソースブロックにおけるCRSの配置例を示す図である。 図8は、実施形態に係る動作環境を示す図である。 図9は、実施形態に係るeNBの動作フロー図である。 図10は、実施形態に係るCRS送信の具体例を説明するための図である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る基地局は、移動通信システムにおいてセルを管理する。前記基地局は、下りリンクのチャネル状態測定に使用されるセル固有参照信号を送信する送信部と、前記セルと接続する複数のユーザ端末のそれぞれから、自端末の通信能力を示す情報を受信する受信部と、前記複数のユーザ端末のそれぞれの通信能力に基づいて、前記セル固有参照信号の送信を制御する制御部と、を備える。
実施形態では、前記制御部は、前記セル固有参照信号を受信しなければ前記チャネル状態測定を行うことができない低能力ユーザ端末が前記複数のユーザ端末に含まれる場合に、前記セル固有参照信号を部分的に送信する制御を行う。
実施形態では、前記セル固有参照信号は、下りリンクの受信電力測定にも使用される。前記送信部は、複数の送信アンテナを含む。前記制御部は、前記複数のユーザ端末に前記低能力ユーザ端末が含まれる場合に、前記受信電力測定のために前記複数の送信アンテナのうち1つの送信アンテナから前記セル固有参照信号を全体的に送信しつつ、残りの各送信アンテナから前記セル固有参照信号を部分的に送信する制御を行う。
実施形態では、前記制御部は、前記複数のユーザ端末に前記低能力ユーザ端末が含まれない場合に、前記セル固有参照信号の送信を停止する制御を行う。
実施形態では、前記セル固有参照信号は、下りリンクの受信電力測定にも使用される。前記送信部は、複数の送信アンテナを含む。前記制御部は、前記複数のユーザ端末に前記低能力ユーザ端末が含まれない場合に、前記受信電力測定のために前記複数の送信アンテナのうち1つの送信アンテナから前記セル固有参照信号の送信を継続しつつ、残りの各送信アンテナからの前記セル固有参照信号の送信を停止する制御を行う。
実施形態では、前記制御部は、前記複数のユーザ端末に前記低能力ユーザ端末が含まれる場合に、前記チャネル状態測定により得られるチャネル状態情報の前記基地局への報告として、周期的な報告を前記低能力ユーザ端末に設定せずに、非周期的な報告を前記低能力ユーザ端末に設定する。
実施形態では、前記制御部は、前記複数のユーザ端末に前記低能力ユーザ端末が含まれる場合に、前記セル固有参照信号の送信タイミングで、前記チャネル状態情報を報告するための前記チャネル状態測定を行うように、前記低能力ユーザ端末における前記チャネル状態測定のタイミングを制御する。
実施形態では、前記制御部は、前記複数のユーザ端末に前記低能力ユーザ端末が含まれる場合に、前記低能力ユーザ端末が前記セル固有参照信号を利用して下りリンクデータを復号できるように、前記セル固有参照信号を含んだ無線リソースを前記低能力ユーザ端末に割り当てる。
実施形態では、前記制御部は、前記セル固有参照信号を受信しなくても前記チャネル状態測定を行うことができる高能力ユーザ端末が前記複数のユーザ端末にさらに含まれる場合に、前記セル固有参照信号を含んだ無線リソースを示す情報を前記高能力ユーザ端末に通知する制御を行う。
実施形態に係るプロセッサは、移動通信システムにおいてセルを管理する基地局に備えられる。前記プロセッサは、下りリンクのチャネル状態測定に使用されるセル固有参照信号を送信する処理と、前記セルと接続する複数のユーザ端末のそれぞれから、自端末の通信能力を示す情報を受信する処理と、前記複数のユーザ端末のそれぞれの通信能力に基づいて、前記セル固有参照信号の送信を制御する処理と、を実行する。
実施形態に係る通信制御方法は、移動通信システムにおいてセルを管理する基地局に用いられる。前記通信制御方法は、下りリンクのチャネル状態測定に使用されるセル固有参照信号を送信するステップと、前記セルと接続する複数のユーザ端末のそれぞれから、自端末の通信能力を示す情報を受信するステップと、前記複数のユーザ端末のそれぞれの通信能力に基づいて、前記セル固有参照信号の送信を制御するステップと、を含む。
[実施形態]
以下、図面を参照して、3GPP規格に準拠して構成される移動通信システムの一つであるLTE(Long Term Evolution)システムに本発明を適用する場合の実施形態を説明する。
(LTEシステムの構成)
図1は、本実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、LTEシステムは、複数のUE(User Equipment)100と、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10と、EPC(Evolved Packet Core)20と、を含む。E−UTRAN10は無線アクセスネットワークに相当し、EPC20はコアネットワークに相当する。E−UTRAN10及びEPC20は、LTEシステムのネットワークを構成する。
UE100は、移動型の通信装置であり、サービングセルとの無線通信を行う。UE100はユーザ端末に相当する。
E−UTRAN10は、複数のeNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は基地局に相当する。各eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。尚、「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
eNB200は、例えば、無線リソース管理(RRM)機能と、ユーザデータのルーティング機能と、モビリティ制御及びスケジューリングのための測定制御機能と、を有する。
EPC20は、複数のMME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行うネットワークノードであり、制御局に相当する。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行うネットワークノードであり、交換局に相当する。MME/S−GW300により構成されるEPC20は、eNB200を収容する。
eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。また、eNB200は、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。
次に、UE100及びeNB200の構成を説明する。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、複数のアンテナ101と、無線送受信機110と、ユーザインターフェイス120と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130と、バッテリ140と、メモリ150と、プロセッサ160と、を有する。メモリ150及びプロセッサ160は、制御部を構成する。UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサ160’としてもよい。
複数のアンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号を無線信号に変換して複数のアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、複数のアンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号に変換してプロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160によって実行されるプログラムと、プロセッサ160による処理に使用される情報と、を記憶する。プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の制御を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の制御及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、複数のアンテナ201と、無線送受信機210と、ネットワークインターフェイス220と、メモリ230と、プロセッサ240と、を有する。メモリ230及びプロセッサ240は、制御部を構成する。
複数のアンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号を無線信号に変換して複数のアンテナ201から送信する。複数のアンテナ201及び無線送受信機210は、送信部及び受信部を構成する。また、無線送受信機210は、複数のアンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240によって実行されるプログラムと、プロセッサ240による処理に使用される情報と、を記憶する。プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の制御を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、後述する各種の制御及び各種の通信プロトコルを実行する。
図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図4に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルのレイヤ1乃至レイヤ3に区分されており、レイヤ1は物理(PHY)レイヤである。レイヤ2は、MAC(Media Access Control)レイヤと、RLC(Radio Link Control)レイヤと、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤと、を含む。レイヤ3は、RRC(Radio Resource Control)レイヤを含む。
物理レイヤは、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理レイヤとeNB200の物理レイヤとの間では、物理チャネルを介してデータが伝送される。
MACレイヤは、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMACレイヤとeNB200のMACレイヤとの間では、トランスポートチャネルを介してデータが伝送される。eNB200のMACレイヤは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))、及び割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLCレイヤは、MACレイヤ及び物理レイヤの機能を利用してデータを受信側のRLCレイヤに伝送する。UE100のRLCレイヤとeNB200のRLCレイヤとの間では、論理チャネルを介してデータが伝送される。
PDCPレイヤは、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRCレイヤは、制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRCレイヤとeNB200のRRCレイヤとの間では、各種設定のための制御メッセージ(RRCメッセージ)が伝送される。RRCレイヤは、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間にRRC接続がある場合、UE100は接続状態(RRC connected state)であり、そうでない場合、UE100はアイドル状態(RRC idle state)である。
RRCレイヤの上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)レイヤは、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。
図5は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図5に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成され、各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各シンボルの先頭には、サイクリックプレフィックス(CP)と呼ばれるガード区間が設けられる。リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのシンボル及び1つのサブキャリアからなる無線リソース単位は、リソースエレメント(RE)と称される。
UE100に割り当てられる無線リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、主に制御信号を伝送するための物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)として使用される制御領域である。また、各サブフレームの残りの区間は、主にユーザデータを伝送するための物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)として使用できる領域である。
PDCCHは、制御信号を搬送する。制御信号は、例えば、上りリンクSI(Scheduling Information)、下りリンクSI、TPCビットを含む。上りリンクSIは上りリンク無線リソースの割当てを示す情報であり、下りリンクSIは、下りリンク無線リソースの割当てを示す情報である。TPCビットは、上りリンクの送信電力の増減を指示する情報である。これらの情報は、下りリンク制御情報(DCI)と称される。
PDSCHは、制御信号及び/又はユーザデータを搬送する。例えば、下りリンクのデータ領域は、ユーザデータにのみ割当てられてもよく、ユーザデータ及び制御信号が多重されるように割当てられてもよい。
上りリンクにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、主に制御信号を伝送するための物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)として使用される制御領域である。また、各サブフレームにおける周波数方向の中央部は、主にユーザデータを伝送するための物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)として使用できる領域である。
PUCCHは、制御信号を搬送する。制御信号は、例えば、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Indicator)、RI(Rank Indicator)、SR(Scheduling Request)、ACK/NACKなどである。CQIは、下りリンクのチャネル品質を示す情報であり、下りリンク伝送に使用すべき推奨変調方式及び符号化速度の決定等に使用される。PMIは、下りリンクの伝送の為に使用することが望ましいプリコーダマトリックスを示す情報である。RIは、下りリンクの伝送に使用可能なレイヤ数(ストリーム数)を示す情報である。SRは、上りリンク無線リソース(リソースブロック)の割当てを要求する情報である。ACK/NACKは、下りリンクの物理チャネル(例えば、PDSCH)を介して送信される信号の復号に成功したか否かを示す情報である。
PUSCHは、制御信号及び/又はユーザデータを搬送する。例えば、上りリンクのデータ領域は、ユーザデータにのみ割当てられてもよく、ユーザデータ及び制御信号が多重されるように割当てられてもよい。
(下りリンクの参照信号)
下りリンクにおいて、キャリア内の各サブフレームには、セル固有参照信号(CRS)及びチャネル状態情報参照信号(CSI−RS)が分散して設けられる。CRS及びCSI−RSのそれぞれは、所定の直交信号系列により構成され、かつ、所定のリソースエレメントに設けられる。eNB200は、複数のアンテナ201のそれぞれからCRS及びCSI−RSを送信する。CRSは最大で4アンテナ分の送信であるが、CSI−RSは最大で8アンテナ分の送信が可能である。
図6は、現行仕様におけるCRSの配置例を示すフレーム構成図である。図6に示すように、時間軸方向及び周波数軸方向においてCRSが分散して設けられる。具体的には、CRSは、時間軸方向において、全てのサブフレームに設けられる。また、CRSは、周波数軸方向において、全てのリソースブロック(RB)に設けられる。尚、CSI−RSは、複数サブフレームに1回という長い周期で設けられる。
図7は、1つのサブフレーム及び1つのリソースブロックにおけるCRSの配置例を示す図である。図7に示すように、1つのサブフレーム(サブフレームN)における前半のスロット及び後半のスロットのそれぞれにおいて4つのリソースエレメント(RE)が参照信号リソースとして設けられており、合計8つのリソースエレメントが参照信号リソースとして設けられている。
UE100は、これらの参照信号を利用して、チャネル状態測定及び受信電力(RSRP;Reference Signal Received Power)測定を行う。
チャネル状態測定とは、チャネル特性を測定する処理である。UE100は、eNB200の各送信アンテナとUE100の各受信アンテナとの組み合わせごとにチャネル特性を測定する。UE100は、チャネル状態測定により得られたチャネル特性に基づいて、下りリンクデータの復号と、チャネル状態情報(CSI)の報告と、を行う。CSIは、CQI、PMI、及びRIを含む。UE100がCRS及び/又はCSI−RSに基づいてCSIをeNB200に報告する処理は、「CSIフィードバック」とも称される。
RSRP測定とは、CRSの受信電力を示すRSRPを測定する処理である。UE100は、eNB200の1つの送信アンテナのCRSについてRSRPを測定し、測定したRSRPをモビリティ制御(セル再選択制御、ハンドオーバ制御)などに使用する。
CRSは、3GPPリリース8(以下、「Rel.8」という)において導入された参照信号である。Rel.8は、LTEの最初のリリースである。Rel.8以降のリリースに準拠するUE100、すなわち、LTEに準拠する全てのUE100は、CRSを利用できる。
これに対し、CSI−RSは、3GPPリリース10(以下、「Rel.10」という)において導入された参照信号である。Rel.10以降のリリースに準拠するUE100は、CSI−RSを利用できる。しかしながら、Rel.8に準拠するUE100は、能力が限定されていることから、CSI−RSを利用できない。
よって、Rel.8に準拠するUE100(低能力UE)は、CRSを受信しなければチャネル状態測定を行うことができない。一方、Rel.10以降のリリースに準拠するUE100(高能力UE)は、CRSを受信しなくても、CSI−RSを利用してチャネル状態測定を行うことができる。
また、Rel.8に準拠するUE100、及びRel.10以降のリリースに準拠するUE100の何れも、CRSを受信しなければRSRP測定を行うことができない。
(実施形態に係る動作)
以下、本実施形態に係る動作について説明する。本実施形態は、後方互換性を確保しながら、CRSが削減された新たなキャリア構造(NCT;New Carrier Type)を導入可能とする実施形態である。
図8は、本実施形態に係る動作環境を示す図である。図8に示すように、複数のUE100(UE100−1乃至100−n)のそれぞれは、eNB200が管理するセルにおいて接続状態にある。eNB200のセル内の複数のUE100は、様々なリリースのUE100を含む。
eNB200は、自セルと接続する複数のUE100のそれぞれから、通信能力を示す情報を受信する。本実施形態では、通信能力とは、UE100が準拠するリリースである。UE100が準拠するリリースを示す情報は、例えば、RRCレイヤで送受信される「UE−EUTRA−Capability」に含まれている。
eNB200は、自セルと接続する複数のUE100のそれぞれのリリースに基づいて、CRSの送信を制御する。本実施形態では、eNB200は、Rel.8に準拠するUE(以下、「Rel.8 UE」という)100が、自セルと接続する複数のUE100に含まれる場合に、CRSを部分的に送信する。
ここで「CRSを部分的に送信する」とは、時間方向において一部のサブフレームにおいてのみCRSを送信すること、及び/又は、周波数方向において一部のリソースブロックにおいてのみCRSを送信することを意味する。このように、eNB200は、Rel.8 UE100が存在する場合にのみ、必要な無線リソースに限定してCRSを送信する。
図9は、本実施形態に係るeNB200の動作フロー図である。図9の各ステップは、eNB200のプロセッサ240により(必要に応じて無線送受信機210及びメモリ230も併用して)実行される。
図9に示すように、ステップS101において、eNB200は、自セルと接続する複数のUE100のそれぞれから、「UE−EUTRA−Capability」に含まれるリリース情報を受信する。
ステップS102において、eNB200は、自セルと接続する複数のUE100のそれぞれのリリースに基づいて、自セルと接続する複数のUE100にRel.8 UE100が含まれるか否かを判定する。
ステップS102の判定結果が「NO」である場合、ステップS103において、eNB200は、CRSの送信を停止する。
CRSの送信を停止することにより、CRSが設けられていたリソースエレメントをユーザデータ送信に使用できる。また、CRSの送信を停止してもCSI−RSの送信は継続することにより、Rel.10以降のリリースに準拠するUE100はチャネル状態測定を行うことができる。
但し、CRSはRSRP測定を行う際に必要であるため、eNB200が全てのアンテナ201についてCRSの送信を停止すると、UE100においてRSRP測定ができなくなる。
よって、eNB200は、RSRP測定のために複数のアンテナ201のうち1つのアンテナ201(例えば、アンテナポート#0に対応するアンテナ)からCRSの送信を継続しつつ、残りの各アンテナ201からのCRSの送信を停止するよう設定する。これにより、RSRP測定を可能にすることができる。
一方、ステップS102の判定結果が「YES」である場合、ステップS104において、eNB200は、CRSを部分的に送信する。eNB200は、例えば、時間方向において一部のサブフレームにおいてのみCRSを送信するよう設定する。これにより、CRSが設けられていたリソースエレメントをユーザデータ送信に使用できる。
但し、CRSはRSRP測定を行う際に必要であるため、eNB200が全てのアンテナ201についてCRSを部分的に送信すると、UE100においてRSRP測定を行うことが困難になる。
よって、eNB200は、RSRP測定のために複数のアンテナ201のうち1つのアンテナ201(例えば、アンテナポート#0に対応するアンテナ)からCRSを全体的に送信しつつ、残りの各アンテナ201からCRSを部分的に送信するよう設定する。これにより、RSRP測定を可能にすることができる。
ステップS105において、eNB200は、チャネル状態測定により得られるCSIのeNB200への報告として、周期的な報告をRel.8 UEに設定せずに、非周期的な報告をRel.8 UE100に設定する。
このようなCSI報告の設定は、RRCレイヤのメッセージ(RRCメッセージ)をeNB200からRel.8 UE100に送信することにより行われる。非周期的なCSI報告をRel.8 UE100に設定することにより、eNB200がCRSを送信するタイミング(サブフレーム)でRel.8 UE100にチャネル状態測定を行わせることができる。
ステップS106において、eNB200は、Rel.10以降のリリースに準拠するUE100のうち、NCTをサポートするUE(以下、「NCTサポートUE」という)100に対して、CRSを含んだ無線リソース(以下、「CRS送信無線リソース」という)を示す情報を通知する。
CRS送信無線リソースの通知は、RRCメッセージをeNB200からNCTサポートUE100に送信することにより行われる。尚、NCTサポートUE100とは、NCTが導入されるリリースに準拠するUE100である。また、CRS送信無線リソースとは、CRSが設けられるサブフレーム及び/又はリソースブロックである。
CRS送信無線リソースをNCTサポートUE100に通知することにより、NCTサポートUE100は、CSI−RSだけでなくCRSも利用してチャネル状態測定を行うことができる。尚、eNB200は、自セルと接続する複数のUE100にNCTサポートUE100が含まれない場合には、ステップS106の処理を省略してもよい。
ステップS107において、eNB200は、無線リソースのスケジューリングを行う。eNB200は、Rel.8 UE100がCRSを利用して下りリンクデータを復号できるように、CRS送信無線リソースをRel.8 UE100に割り当てる。
例えば、eNB200が一部のサブフレームにおいてのみCRSを送信する場合、当該一部のサブフレームに含まれる無線リソース(リソースブロック)をRel.8 UE100に割り当てるようスケジューリングを行う。
ステップS108において、eNB200は、CRS送信無線リソースを自セル内の全てのRel.8 UE100に割り当てたか否かを判定する。
ステップS108の判定結果が「YES」である場合、ステップS109において、eNB200は、Rel.8 UE100に割り当てた無線リソース(CRS送信無線リソース)をDCIによりRel.8 UE100に通知する。これにより、Rel.8 UE100は、CRS送信無線リソースで下りリンクデータを受信できるため、下りリンクデータの復号を正常に行うことができる。
また、eNB200は、CRS送信無線リソースのタイミングでRel.8 UE100がCSI報告用のチャネル状態測定を行うように、Rel.8 UE100におけるチャネル状態測定のタイミングを制御する。具体的には、CRS送信無線リソースのタイミングで、CSI報告用のチャネル状態測定をeNB200がDCIによりRel.8 UE100に指示する。これにより、Rel.8 UE100は、CSIを正常に報告できる。
一方、ステップS108の判定結果が「NO」である場合、すなわち、CRS送信無線リソース以外の無線リソースが割り当てられたRel.8 UE100が存在する場合、ステップS110において、eNB200は、ステップS109での処理に加えて、当該Rel.8 UE100に割り当てた無線リソースにおいてCRSを追加的に送信する。これにより、当該Rel.8 UE100は、CRS送信無線リソースで下りリンクデータを受信できるため、下りリンクデータの復号を正常に行うことができる。
図10は、CRS送信の具体例を説明するための図である。図10に示すように、eNB200は、Rel.8 UE100がCSI報告用のチャネル状態測定を行うことができるように、一部のサブフレームにおける全てのリソースブロックでCRSを送信する。また、eNB200は、当該一部のサブフレームにおけるチャネル状態測定をRel.8 UE100に指示する。
また、eNB200は、Rel.8 UE100が下りリンクデータの復号のためのチャネル状態測定を行うことができるように、当該一部のサブフレームに含まれるリソースブロックをRel.8 UE100に割り当てる。但し、eNB200は、当該一部のサブフレーム以外のサブフレームに含まれるリソースブロックをRel.8 UE100に割り当てる場合には、当該リソースブロックでCRSを追加的に送信する。
[その他の実施形態]
この開示の一部をなす記載及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、CSI−RSの削減について特に触れなかったが、自セルと接続する複数のUE100が全てRel.8 UE100である場合には、CSI−RSの送信を停止してもよい。
上述した実施形態では、本発明をLTEシステムに適用する一例を説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。また、上述した実施形態及び変更例は、組み合わせることが可能である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる。
なお、米国仮特許出願第61/805,011号(2013年3月25日出願)の全内容が、参照により、本願に組み込まれている。
本発明によれば、後方互換性を確保しながら新たなキャリア構造を導入可能にする基地局、プロセッサ、及び通信制御方法を提供することができる。

Claims (10)

  1. 移動通信システムにおいてセルを管理する基地局であって、
    下りリンクのチャネル状態測定に使用されるセル固有参照信号を送信する送信部と、
    前記セルと接続する複数のユーザ端末のそれぞれから、自端末の通信能力を示す情報を受信する受信部と、
    前記複数のユーザ端末のそれぞれの通信能力に基づいて、前記セル固有参照信号の送信を制御する制御部と、を備え
    前記制御部は、前記セル固有参照信号を受信しなければ前記チャネル状態測定を行うことができない低能力ユーザ端末が前記複数のユーザ端末に含まれる場合に、前記セル固有参照信号を部分的に送信する制御を行うことを特徴とする基地局。
  2. 前記セル固有参照信号は、下りリンクの受信電力測定にも使用され、
    前記送信部は、複数の送信アンテナを含み、
    前記制御部は、前記複数のユーザ端末に前記低能力ユーザ端末が含まれる場合に、前記受信電力測定のために前記複数の送信アンテナのうち1つの送信アンテナから前記セル固有参照信号を全体的に送信しつつ、残りの各送信アンテナから前記セル固有参照信号を部分的に送信する制御を行うことを特徴とする請求項に記載の基地局。
  3. 前記制御部は、前記複数のユーザ端末に前記低能力ユーザ端末が含まれない場合に、前記セル固有参照信号の送信を停止する制御を行うことを特徴とする請求項に記載の基地局。
  4. 前記セル固有参照信号は、下りリンクの受信電力測定にも使用され、
    前記送信部は、複数の送信アンテナを含み、
    前記制御部は、前記複数のユーザ端末に前記低能力ユーザ端末が含まれない場合に、前記受信電力測定のために前記複数の送信アンテナのうち1つの送信アンテナから前記セル固有参照信号の送信を継続しつつ、残りの各送信アンテナからの前記セル固有参照信号の送信を停止する制御を行うことを特徴とする請求項に記載の基地局。
  5. 前記制御部は、前記複数のユーザ端末に前記低能力ユーザ端末が含まれる場合に、前記チャネル状態測定により得られるチャネル状態情報の前記基地局への報告として、周期的な報告を前記低能力ユーザ端末に設定せずに、非周期的な報告を前記低能力ユーザ端末に設定することを特徴とする請求項に記載の基地局。
  6. 前記制御部は、前記複数のユーザ端末に前記低能力ユーザ端末が含まれる場合に、前記セル固有参照信号の送信タイミングで、前記チャネル状態情報を報告するための前記チャネル状態測定を行うように、前記低能力ユーザ端末における前記チャネル状態測定のタイミングを制御することを特徴とする請求項に記載の基地局。
  7. 前記制御部は、前記複数のユーザ端末に前記低能力ユーザ端末が含まれる場合に、前記低能力ユーザ端末が前記セル固有参照信号を利用して下りリンクデータを復号できるように、前記セル固有参照信号を含んだ無線リソースを前記低能力ユーザ端末に割り当てることを特徴とする請求項に記載の基地局。
  8. 前記制御部は、前記セル固有参照信号を受信しなくても前記チャネル状態測定を行うことができる高能力ユーザ端末が前記複数のユーザ端末にさらに含まれる場合に、前記セル固有参照信号を含んだ無線リソースを示す情報を前記高能力ユーザ端末に通知する制御を行うことを特徴とする請求項に記載の基地局。
  9. 移動通信システムにおいてセルを管理する基地局に備えられるプロセッサであって、
    下りリンクのチャネル状態測定に使用されるセル固有参照信号を送信する処理と、
    前記セルと接続する複数のユーザ端末のそれぞれから、自端末の通信能力を示す情報を受信する処理と、
    前記複数のユーザ端末のそれぞれの通信能力に基づいて、前記セル固有参照信号の送信を制御する処理と、を実行し、
    前記プロセッサは、前記セル固有参照信号を受信しなければ前記チャネル状態測定を行うことができない低能力ユーザ端末が前記複数のユーザ端末に含まれる場合に、前記セル固有参照信号を部分的に送信する制御を行うことを特徴とするプロセッサ。
  10. 移動通信システムにおいてセルを管理する基地局に用いられる通信制御方法であって、
    下りリンクのチャネル状態測定に使用されるセル固有参照信号を送信するステップと、
    前記セルと接続する複数のユーザ端末のそれぞれから、自端末の通信能力を示す情報を受信するステップと、
    前記複数のユーザ端末のそれぞれの通信能力に基づいて、前記セル固有参照信号の送信を制御するステップと、を含み、
    前記制御するステップは、前記セル固有参照信号を受信しなければ前記チャネル状態測定を行うことができない低能力ユーザ端末が前記複数のユーザ端末に含まれる場合に、前記セル固有参照信号を部分的に送信する制御を行うステップを含むことを特徴とする通信制御方法。
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