JP6157604B2 - 面状のスクリーン材料およびスクリーン - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前提部に記載の特徴を有するスクリーン材料および請求項11の前提部に記載の特徴を有するスクリーンに関する。
背景技術
スクリーン(紗)および織物の工業的な使用は、種々の専門分野から知られている。濾過の分野における使用の場合には、正方形のメッシュ形状が汎用の構成である。印刷使用のためには、このようなメッシュ形状が転用されている。いつでも入手可能なフォト層と、公知の塗布方法とを用いると、合理的な画像解像度が、多数の「支持部」を用いた場合にしか達成され得ない。それゆえに、高いメッシュ数を有する織物がますます使用されるようになっている。
電子印刷の場合には、できるだけ薄いスクリーンもしくはできるだけ細い線材を備えた織物が使用され、これによりペーストの良好な通流が保証されるとともに、極めて精密な画像モチーフが可能となる。
太陽電池コーティングの場合には、たとえば、太陽電池のできるだけ少ない遮蔽しか有しない電流フィンガとしての導体路を塗布し、これにより太陽電池の高い効率を確保するために、高いペースト塗布および精密でかつ微細な画像解像度が要求される。
電子印刷のために使用されるスクリーンもしくは織物製品は、極めて高価であり、かつ加工に敏感であるので、このようなスクリーンもしくは織物製品は、ロータリ式(回転式)のスクリーン印刷用のスクリーン印刷版を製造するためには不適当である。平面スクリーン印刷においてはスクリーン紗が2つの次元で張設されるが、ロータリスクリーン印刷においてはスクリーン紗が一方の方向でしか、つまり胴長手方向軸線の方向でしか張設され得ないことも、適正欠如の要因である。
ロータリ式のスクリーン印刷の場合には、スクリーンの回転時にスキージが当て付けられた状態でスキージ胸部の手前に発生する流体動力学的な圧力によってインキがスクリーンに通される。構造上の制約から、開放型または半開放型のスキージシステムしか使用され得ないので、流体動力学的な圧力には多くの要因、たとえば粘度、充填量および回転速度によって影響を与えられる。回転速度の増大またはインキ量の増大により、流体動力学的な圧力は容易に増幅され得る。このようなロータリスクリーン印刷装置は、たとえば国際公開第99/19146号パンフレットに記載されている。
スクリーン材料用の基本構造体としては、公知先行技術においては、リネンバインディングを有する特殊鋼織物が使用されている。スクリーン開口と接触面と織物厚さとの所定の割合が適当であることが判った。構造体の厚さ、すなわち織物厚さ(カレンダ加工前の初期寸法)は、線材太さの約2倍に相当する。基本構造体はカレンダ加工プロセス(カレンダプロセスとも呼ばれる)における別のステップにおいて加工され、こうして所望の粗織物厚さにもたらされる。また、こうしてスクリーンの光沢向上、ひいてはスクリーンおよびスキージの摩耗低減が達成される。引き続き行われるニッケルメッキ過程において、織物は耐摩耗性向上の目的で一般に均一に、つまり織物糸の軸線に対して対称的に補強され、交差点の範囲における支持点も増大される。しかし、織物の面に対して直角な1方向でのみの意図的な析出のための方法も知られている。すなわち、欧州特許出願公開第0049022号明細書によれば、流通速度を調整しかつ化学的な添加剤を添加することにより、意図的な金属沈積が達成される。たとえば欧州特許出願公開第0182195号明細書には、このようなスクリーン材料を製造するための全体方法が記載されている。
公知先行技術に基づき、たとえばロータリスクリーン印刷用のステンレス鋼織物が、電気メッキ法によって金属被覆されることが知られている。ニッケルメッキに関する公知先行技術は、このときに好ましくはスルファミン酸塩−ニッケル浴または化学的ニッケル法(外部電流なし)が使用されることである。これらの方法の利点は、全ての空間的な平面における均一な幾何学的層分布である。これらの方法の欠点は、交差点に「角度弱部」(以降「アンダカット」とも呼ぶ)が生じることにある。アンダカットは、たとえばクリーニングプロセスにおける流れ特性および印刷中のインキの流れ特性や、金属被覆された織物の安定性にも不都合な影響を与えるという性質を有する。
さらに、多重ニッケル層が耐食層としてかつ/または装飾目的でワットの硫酸ニッケル電解質を用いて析出されることが知られている。この方法は、種々異なる分野における種々様々な構成部分を仕上げるために幅広い使用スペクトルにおいて使用され得る。
ワットの硫酸ニッケル浴には、種々の添加剤、好適には有機添加剤が添加される。これらの添加剤は、一級(一次)および二級(二次)の光沢添加剤(光沢担体)に分類される。二次光沢担体の特性をも兼ね備えることのできる一次光沢担体は、できるだけ大きな電流密度領域にわたり固有の基本光沢を有する均質な金属析出物を得るために使用される。二次光沢担体は、均し特性(平滑化特性)および光沢度に大きな影響を与える。
さらに、一次光沢担体および二次光沢担体の組合せは、析出されたニッケル層に対してさらに別の作用を有している:光沢、延性、硬度、均し特性および析出された層の相互の電気化学的なポテンシャル。
市場で入手可能な有機添加剤の混合物は、多数の技術的な要求を満たさなければならない。このような混合物およびニッケル浴は、主としてバレル設備における単個品の金属被覆に合わせて調整されている。
織物のニッケルメッキのためには、これらの浴がリール・ツー・リール設備(ロール・ツー・ロール)において制限された状態でしか使用され得ない。金属被覆において汎用的であるのは、仕上げたい表面が金属被覆プロセスの間、陽極に向けられることである(たとえばバレル設備では回転により)。このことは、添加剤の添加との組合せにおいて、均一な層分配を可能にする。
このことは、リール・ツー・リール設備においては、理論的には2つの陽極の間のベルトガイドにより達成され得る。しかし、織物、特に極微細織物は、電流供給に基づき、かつその小さな質量に基づき、極端に迅速に膨張する性質を有しており、このことは波形形成および内部応力を招く。さらに、上で述べた混合物は、交差点にアンダカットが存在したままとなるか、またはメッシュ開口が過度に強力に閉じるように調和されている。
スクリーン材料の安定性を確保するためには、多くの支持点を備えた細目の構造体が選択される。公知先行技術に基づき公知のこのようなスクリーン材料およびスクリーンは、次のような欠点を有している:織物糸の交差点に角度弱部、すなわちアンダカットが存在する。言い換えれば、織られたスクリーンの安定性は、織物糸の交差点の範囲におけるノッチ作用により制限されてしまう。一般に公知の電気メッキによる被覆プロセスによる増幅された被覆は、解決手段とならない。なぜならば、この場合、織物の開口が塞がり、スクリーン印刷での使用時ではインキ粒子による開口の閉塞が生じる恐れがあるからである。このことは、印刷品質を損なう。
課題設定
したがって、本発明の課題は、公知先行技術に基づき公知のスクリーン材料およびスクリーンの欠点を有しておらず、特にロータリ式のスクリーン印刷のために適しているようなスクリーン材料およびスクリーンを提供することである。スクリーン材料、特に鋼織物は、ロータリ式のスクリーン印刷における使用のために、より高い安定性およびより長い寿命を有することが望まれる。
この課題は、請求項1に記載の特徴を有するスクリーン材料および請求項11に記載の特徴を有するスクリーンにより解決される。このようなスクリーン材料およびスクリーンは特に有利である。なぜならば、このようなスクリーン材料およびスクリーンはロータリ式のスクリーン印刷固有の要求を考慮していて、かつ慣用のスクリーン材料およびスクリーンに比べて大きな安定性を有するからである。本発明による面状のスクリーン材料は、スクリーン印刷、特にロータリスクリーン印刷における使用のために役立つ。このスクリーン材料は、互いに角度を成して配置されかつ交差点で互いに交差し合った複数のストランドを有しており、これらのストランドは織られた構造体を形成している。この場合、本発明は、織り方やメッシュ形状を問わない。交差点において、ストランドはアンダカットを形成しており、この場合、「アンダカット」とは、互いに交差し合ったストランド、たとえば経糸と緯糸との隣接し合った表面のインナエッジもしくはくびれ部を意味する。したがって、これらのストランドは角度弱部を有しており、この角度弱部は「インナエッジ弱部」とも呼ばれる。ストランドはこの場合、複数の開口を備えた1つのスクリーン構造体が形成されるように配置されている。ストランドの表面のあらゆる個所において、ストランドは、電気メッキプロセスでストランドに析出された金属、特にニッケルから成る、ほぼ一定の厚さの被覆体を有している。本発明によれば、面状のスクリーン材料は、ストランドの交差点の範囲で、ストランドのアンダカットが、前記被覆体に対して付加的に、少なくとも部分的に、電気メッキプロセスで被着された金属から成る補填部を有している。言い換えれば、電気メッキプロセスによって、意図的にアンダカットの範囲に付加的な金属を析出させたことにより、アンダカットが減じられたか、もしくは取り除かれている。これにより、シャープなエッジまたは面取り部なしの表面が得られる。
このような面状のスクリーン材料には、次のような利点がある。すなわち、金属製の補填部により、スクリーン印刷のためにスクリーン材料が使用される際に、流れ抵抗や乱流が低減され、このことはインキの流れ特性改善をもたらす。さらに、アンダカット内で印刷インキが乾燥固着する恐れもなくなる。また、クリーニングプロセスも一層簡単となる。なぜならば、クリーニング液を直接に流過させることが可能となるからである。このことは、クリーニング時間の短縮およびクリーニング液消費量の低減に寄与する。別の利点としては、面状のスクリーン材料の増大された安定性が挙げられる。なぜならば、金属製の補填部によりアンダカットのノッチ作用が低減されるからである。
本発明によるスクリーン材料の特に有利な、つまり特に好適な改良形では、各補填部が、丸み付け部を備えた内縁移行部を形成している。すなわち、金属補填部は、アンダカットの範囲にシャープなエッジまたは面取り部が存在しないように形成されている。補填部が、少なくとも1μmの半径またはストランドの平均半径(経糸半径と緯糸半径とからの平均値)の少なくとも1/10の半径を有していると、特に有利である。これにより、スクリーン印刷における使用時にインキがスクリーン材料を問題なく流通し得るようになり、アンダカットの範囲に著しい沈積物が存在せず、スクリーン材料が良好にクリーニングされ得るようになり、しかも高い安定性を有することが確保される。
本発明による面状のスクリーン材料の第1の構成変化形では、スクリーン材料の表面に沿った曲線が、スクリーン材料に対して直角でかつ前記ストランドのうちの1つを通る切断平面で見て、滑らかな曲線を描いている。「滑らかな曲線」とは、数学的意味での滑らかな曲線を意味する。すなわち、連続的でかつ微分可能である曲線、つまり角隅や急激な変化なしの曲線を意味する。
本発明による面状のスクリーン材料の第2の構成変化形では、スクリーン材料の表面に沿った曲線が、スクリーン材料に対して平行でかつ前記ストランドの全てを通る切断平面で見て、滑らかな曲線を描いている。「滑らかな曲線」とは、数学的意味での滑らかな曲線を意味する。すなわち、連続的でかつ微分可能である曲線、つまり角隅や急激な変化なしの曲線を意味する。第1の変化形については、スクリーン材料の上側および/または下側でアンダカットがそれぞれ1つの金属製の補填部を有している。それに対して第2の変化形については、アンダカットがスクリーン材料の平面内でそれぞれ1つの金属製の補填部を有している。有利な改良形では、両構成変化形が互いに組み合わされるので、特に安定的でかつインキ流通に関して最適化された面状のスクリーン材料が形成される。
2つの交差点の間に滑らかな曲線を有する面状のスクリーン材料の有利な改良形では、スクリーン材料の表面に沿った前記曲線が、2つの変曲点を有しており、これらの変曲点が補填部を画定している。「変曲点」とは、数学的な意味での変曲点を意味し、すなわち表面曲線上の、二次導関数の正負符号変化が生じる点を意味する。変曲点はこの場合、少なくとも1μmの相互間隔および最大でもピッチに相当する相互間隔を有していてよい。ピッチによって、互いに平行な2つの隣接し合ったストランドの中心軸線の間隔が表される。特に変曲点は、10〜20μmの相互間隔を置いて互いに離間されている。この範囲に当てはまる補填部は、一方では製作技術的に良好に形成可能であり、他方では一層高い安定性および面状のスクリーン材料の一層良好な流通特性に課せられた期待に応える。
丸み付け部を備えた補填部のための択一的な別の実施態様では、放物線形の補填部が設けられ、この放物線形の補填部はそれぞれ、それ自体1つのアンダカットを有している。放物線形の補填部では、スクリーン材料が各アンダカットの範囲で特に厚く補填されかつ補強される。
さらに別の択一的な実施態様では、補填部の表面が、スクリーン材料の上側および/または下側で、それぞれほぼ同一の平面に位置するように補填部が形成されている。言い換えれば、金属製の補填部により、ストランドは金属製の補填部内に完全に埋め込まれている。
このスクリーン材料または前で説明したスクリーン材料の改良形では、スクリーン材料が、カレンダ加工プロセスで薄くされた、カレンダ加工された面を備えたスクリーン構造体を有している。「カレンダ加工プロセス」ならびに「カレンダプロセス」とは、一般に圧延過程を意味し、この圧延過程はスクリーン構造体の平坦化を生ぜしめる。このようなカレンダ加工プロセスは、たとえばDE69108040T2に記載されている。
面状のスクリーン材料は、織物、たとえばプラスチック織物または金属線材織物(金網)により形成される。構造体は、いわゆるメッシュの形、たとえば方形メッシュまたは正方形メッシュの形を有している。
ストランドの表面は金属から成っており、この場合、ニッケルが特に有利であり、したがって好適である。金属は電気メッキプロセスにおいてストランド上に析出されている。
上で説明した本発明によるスクリーン材料を製造するためには、特にニッケル含有の1つまたは複数の層を備えた織物構造体が、唯一つの電解質浴から金属被覆されることが有利である。この場合、電解質浴には、交差点を補強するために意図的に有機添加剤が添加され得る。織物の、陽極とは反対の側の織物側を、電界を変化させ、ひいてはニッケル析出に影響を与える非導電体、つまり絶縁体の傍らに通して運動させることにより、ニッケル層の形成にさらに影響が与えられる。織物を絶縁体の傍らに通して運動させる間、織物構造体は絶縁体に接続されている。また、陽極は、その延在長さにわたって織物に対して種々異なる間隔を有するように配置されていてもよい。これによって、織物の表側および裏側の交差点におけるニッケル層分配が最適化され得る。陽極としては、デポライズド純粋ニッケル板またはバスケット内のニッケルペレットが使用され得る。
このような方法および載置式のニッケルメッキプロセス、一次光沢剤および二次光沢剤の固有調量ならびに電解質による的確な流過の組合せを用いて、陽極とは反対の織物側で交差点内に意図的に、より多くのニッケルが析出され得るように電界の電束に影響を与えることができる。
これにより、さらに、織物の個々のストランドが偏心的にニッケルメッキされることを達成することができる。この場合にも、陽極とは反対の側において、より強力な被覆が行われる。
全てのコンポーネントが理想的に調和されていると、被覆を唯1回のプロセスステップで行うことができる。このことは特に、僅か数ミリメートルの薄いニッケル層を被着させる際に有利である。2μmを上回る厚い層が析出されなければならない場合には、層塗布を複数回のプロセスステップに分割することが好ましい。しかし、この場合、種々異なる電解質浴を不要にすることができる。個々のニッケル層の析出の間に、織物を中間クリーニングすることができる。
さらに本発明は、上で説明したような面状のスクリーン材料から製造されている、ロータリスクリーン印刷用のスクリーンにも関する。この場合、スクリーンは円筒状のスリーブの形を有している。本発明によるスクリーンの有利な改良形では、面状のスクリーン材料が、特に片側でポリマ層、特にフォトポリマ層を備えているので、当業者に知られている方法により画像形成が可能となる。
上で説明した本発明および本発明の前記有利な改良形は、互いに任意に組み合わせた形でも本発明の有利な改良形を成す。
本発明の別の利点および構造上および機能上の点で有利である構成に関しては、従属形式の各請求項ならびに添付図面につき行う実施家血合いの説明を参照するものとする。
実施形態
以下に、本発明を実施形態につき詳しく説明する。
本発明によるスクリーンを示す斜視図である。 スクリーン材料をニッケルメッキ前の状態で示す図である。 スクリーン材料をニッケルメッキ後の状態で示す図である。 スクリーン材料に対して直角に断面した断面図である。 図3aの詳細図である。 図3aの詳細を補填前の状態で示す図である。 アンダカットの補填部の種々の択一的な実施形態を示す断面図である。 カレンダ加工された織物のアンダカットの補填部を示す断面図である。 スクリーン材料の平面内で断面した断面図である。 ロータリスクリーン印刷用のスクリーンを示す概略図である。
図面中、互いに相応するエレメントおよび構成部分は同じ符号によって示されている。
以下に、本発明によるスクリーン材料を製造する方法および所要の浴組成を例示的に説明する。この場合、電気メッキの際にニッケル3を織物構造体5に被着させることを前提とする。
ニッケルメッキのためのベースとしては、ワットのニッケル電解質浴が使用され得る。このワットのニッケル電解質浴には、好ましくは一次光沢剤と二次光沢剤とが添加される:
ニッケル60〜90g/l
塩化物12〜45g/l
ホウ酸30〜50g/l
浴温度45〜70℃
pH値3.5〜4.8.
析出のためには、好ましくは光沢添加剤、つまり二次光沢形成剤、たとえばブチンジオール誘導体、第四級ピリジニウム誘導体、プロパルギルアルコール、プロピノールプロポキシレート、特にブチンジオール、ならびに一次光沢形成材、たとえばベンゾールスルホン酸、アルキルスルホン酸、アリルスルホン酸、スルホンイミド、スルホンアミドまたは安息香酸スルフィミドが添加される。
二次光沢剤はこの用途の場合、交差点10の規定された補強のために使用される。この場合、二次光沢剤は所望の補強に応じて0〜0.15g/lの含量で添加され、一次光沢剤は0〜8g/lで添加される。
電気メッキ技術において汎用されているように前処理された織物構造体5は、上で説明した浴を用いてニッケルメッキされる。織物構造体5はニッケル浴中で非導電性の載置面を介して搬送される。非導電性の載置面には、織物構造体5の搬送方向に対して直交する方向で、セグメントを装備させることができる。これらのセグメントは運転中に同じく電解質で充填されていて、永続的な電解質交換を確保する。載置された面では、電解質不在によってニッケル析出3が妨げられる。二次光沢担体の相応する添加により、金属析出物3は付加的に意図されて交差点10に集中する。セグメントを備えたゾーンでは、析出が織物裏側においても行われる。相応する量の二次光沢担体との組合せで、載置された面に対してセグメントを巧みに分配することにより、ニッケル析出3は交差点または裏面全体に分配されて行われ得る。
陽極と、陰極である織物構造体との間での理想的な電解質流により、陽極側では、織物上での析出速度が減じられる。この配置形式では、陽極とは反対の側で、増幅された析出が行われ得ることが判った。
理想的な陽極間隔は陰極に対して1cm〜40cmである。この間隔は、織物構造体5が新しい電解質によってまだ十分に強力に流過され得るとともに、高められた陽極間隔による電気的な電圧損失が許容し得るレベルに維持されるという理由から有利である。
ニッケルメッキは、基本的に唯一つのニッケル槽内で行われ得る。しかし、複数のニッケル槽を相前後して配置することも考えられる。
図1には、本発明による面状のスクリーン材料1が図示されている。このスクリーン材料1は片側にフォトポリマ被覆体(感光性重合体被覆体)2を備えている(ダイレクトステンシル)。図示されていない択一的な別の実施形態では、既に画像形成されたフィルムをスクリーン構造体1に被着させることができる(インダイレクトステンシル)。ニッケルメッキされた面状のスクリーン材料1はこの場合、1つの織物から形成されている。
図2aには、互いに織り合わされたストランド5から形成される面状のスクリーン材料1が図示されている。これらのストランド5は互いに直角にかつ互いに間隔を置いて配置されているので、面状のスクリーン材料1には複数の開口6が形成されている。互いに直角に配置されたストランド5が互いに当接し合っているか、もしくは互いに押し合っている範囲は、「交差点10」と呼ばれる。電気メッキプロセスにおいてストランド5に被着される金属被覆体3、たとえばニッケルにより、ストランド5は交差点10において互いに結合される。金属被覆体3はストランド5の表面に沿ってほぼ均一に被着されるので、ストランド5の表面が互いに当接している個所には「アンダカット11」が生じる。言い換えれば、ストランド5、たとえば経糸5.1と緯糸5.2との互いに隣接し合った表面は、その接触線にインナエッジ(内縁)を形成している。その結果、「角度弱部(Winkelschwaeche)」とも呼ばれるインナエッジ弱部が生じる。このことは、面状のスクリーン材料1の安定性、流通特性およびクリーニング可能性に不都合に作用する。
図2aには、デカルト座標系xyzが記載されており、この場合、面状のスクリーン材料1はxy平面に位置している。z軸は、この平面に対して直角に向けられている。
図2bには、図2aからの面状のスクリーン材料1が図示されている。この場合、交差点10におけるアンダカット11には、本発明によれば、意図的な析出によりそれぞれ補填部12が施与されている。意図的な析出はこの場合、特に金属被覆体3の電気メッキによる製作の枠内で行われ得る。アンダカット11の補填により、面状のスクリーン材料1の特性は、特に安定性、インキ流通およびクリーニング可能性に関して著しく改善される。
図3aには、xz平面もしくはyz平面における面状のスクリーン材料1の断面が図示されている。経糸5.1および緯糸5.2は、それぞれ金属被覆体3を備えている。図3cに示したように、経糸5.1および緯糸5.2の上側の表面(上側28)と下側の表面(下側29)とにおける金属被覆体a,b,cの層厚さは、一様であるか、または互いに異なっていてよい。金属被覆体3の層厚さa,b,cを互いに異ならせることにより、面状のスクリーン材料1の特性に影響を与えることができる。また、経糸5.1もしくは緯糸5.2の半径26,27も、同じ大きさを有しているか、または互いに異なる大きさを有していてよい。これによっても、織物構造に、ひいては面状のスクリーン材料1の特性に、影響を与えることができる。別の幾何学的なサイズとしては、図3aにおいて、線材長手方向断面を通る中立面20およびストランド5(この場合は経糸5.1)の2つの中心軸線との間の間隔を表すピッチ21が図示されている。交差点10では、図3cにおいてなお認められるアンダカット11が、図3aに示したように、意図的な析出によって補填部12を備えている。これにより、丸み付け部12.1を備えた内縁移行部が得られる。この場合、丸み付け部は半径25を有する。こうして、インナエッジ、面取り部、切込みもしくはアンダカットが取り除かれており、表面はストランド5の間のなだらかな移行部を有している。
図3bに示した詳細図からは、アンダカット11の補填部12が良く判る。図3bに示した実施形態において、スクリーン材料1の表面に沿った曲線を見てみると、各補填部12の範囲にそれぞれ2つの変曲点22が存在していることが判る。この場合、変曲点は数学的な理解での変曲点である。これらの変曲点22は、間隔23を置いて互いに離間されていて、補填部12を画定している。言い換えれば、変曲点22の間に、アンダカット11の補填部12が存在しており、それに対して変曲点22の外では経糸5.1および緯糸5.2が層厚さa,b,cの汎用の金属被覆体3を備えている。意図的な析出により形成された補填部12は、両変曲点22の間のほぼ中間に最大の補填部厚さ24を有している。この最大の補填部厚さ24は、補填部12の表面とアンダカット11の理論上の頂点との間で測定される。
図4aには、択一的な別の実施形態の電気メッキによる被覆体i,ii,iii,ivが図示されている。この実施形態iでは、補填部12が放物線形に形成されている。すなわち、補填部12の補填厚さは、最初のアンダカット11の範囲において特に大きく形成されている。しかし、補填部12は、補填部が引き続き、インナエッジの補填によって形成されるアンダカットを有するように形成されている。
実施形態iiでは、アンダカット11の補填のために電気メッキによる特に厚い被覆体が被着されている。補填部12はかさ高に形成されており、この場合、補填部12の表面は1つの平面30に位置し、かつ経糸5.1および緯糸5.2は金属被覆体3,12内に完全に埋め込まれている。これにより、平面30に位置する平坦な表面を有する面状のスクリーン材料1が提供される。
実施形態iiiにおいても、アンダカット11には特に厚い補填部12が施与されている。既に図3aにつき説明したように、補填部12は、丸み付け部12.1を備えた内縁移行部を有している。しかし、図3aに示した実施形態とは異なり、この場合には、丸み付け部12.1が特に大きな半径を有している。
さらに別の実施形態ivによる被覆体は、前で説明した被覆体の実施形態に対して択一的に、または前で説明した被覆体の実施形態と組み合わせて使用され得る。この場合、各経糸5.1もしくは各緯糸5.2の範囲では、増幅された金属被覆が行われるので、金属被覆体3は片側に特に高い層厚さを有する。すなわち、金属被覆体3は偏心的に塗布される。
図4bには、強力にカレンダ加工された面状のスクリーン材料1が図示されている。経糸5.1と緯糸5.2とから成る織物に金属被覆体3を施与する前に、この織物は圧延され、したがって扁平にされている。この場合、カレンダ加工された面5.3、すなわち平らにされた面が提供される。カレンダ加工された織物の場合でも金属被覆の後に交差点10の範囲にアンダカット11が生ぜしめられるので、前で説明した電気メッキによる被覆のための択一的な実施形態をこの場合にも使用することができる。図示されているように、面状のスクリーン材料1の下側29ではアンダカット11がその元の状態のまま残されており、それに対して、面状のスクリーン材料1の上側28では、アンダカット11にそれぞれ補填部12が施与されている。
図5には、xy平面、すなわち面状のスクリーン材料1の平面における面状のスクリーン材料1の断面図が図示されている。図5の上半部に図示されているように、面状のスクリーン材料1は経糸5.1と緯糸5.2との交差点10の範囲において、この場合にもアンダカット11を有している。これらのアンダカット11には、上で説明したように、かつ図5の下側の範囲に図示したように、やはり補填部12、すなわち意図された析出部が施与され得る。この場合にも、補填部12は丸み付け部12.1を備えた内縁移行部を有していてよい。その場合、補填部12は2つの変曲点22により画定されていて、半径25を有していてよい。
図6には、ロータリ式のスクリーン印刷に用いられる円筒状のスリーブ形状の面状のスクリーン材料1を備えたスクリーン4が図示されている。スクリーン材料1はこの場合、図示されていない端部材によってその円筒状の形状に保持される。スクリーン4の内部には、インキをスクリーン材料1に押し通すためにスキージ(図面には見えていない)が設けられている。スキージの向きはスクリーン4の回転軸線に対して平行であってよい。印刷中におけるスクリーン4の回転Uは二重矢印により示されている。
1 面状のスクリーン材料
2 ポリマ被覆体
3 金属被覆体(たとえばニッケル)
4 円筒状のスリーブ形状のスクリーン
5 ストランド
5.1 経糸
5.2 緯糸
5.3 カレンダ加工された面
6 開口
10 交差点
11 アンダカット
12 補填部(意図的な析出部)
12.1 丸み付け部を備えた内縁移行部
20 線材長手方向断面を通る中立面
21 ピッチ
22 変曲点
23 変曲点間隔
24 補填部厚さ
25 半径
26 経糸半径
27 緯糸半径
28 上側
29 下側
30 平面
i,ii,iii,iv 電気メッキによる被覆体の択一的な実施形態
x,y,z 座標系の軸
a,b,c 金属被覆体の層厚さ
U スクリーンの回転

Claims (11)

  1. スクリーン印刷使用するための面状のスクリーン材料(1)であって、織られたスクリーン構造体を形成する、互いに角度を成して配置されかつ交差点(10)で交差し合った複数のストランド(5,5.1,5.2)を備え、該ストランド(5,5.1,5.2)が、前記交差点(10)のところでアンダカット(11)を形成しており、前記ストランド(5,5.1,5.2)が、複数の開口を備えたスクリーン構造体を形成しており、前記ストランド(5,5.1,5.2)の表面が、電気メッキプロセスで前記ストランド(5,5.1,5.2)上に析出された金属(3)ら成るほぼ一定の厚さの被覆体を有している、面状のスクリーン材料(1)において、
    前記ストランド(5,5.1,5.2)の前記交差点の範囲で、前記ストランド(5,5.1,5.2)のアンダカット(11)が、前記被覆体に対して付加的に、少なくとも部分的に、一次光沢剤と二次光沢剤とが添加されたニッケル電解質浴を使用した電気メッキプロセスで被着された金属から成る補填部(12)を有しており、補填部(12)はそれぞれその表面に、シャープなエッジおよび面取り部を有していないことを特徴とする、面状のスクリーン材料。
  2. 各補填部(12)が、丸み付け部(12.1)を備えた内縁移行部を形成している、請求項1記載の面状のスクリーン材料。
  3. 前記補填部(12)が、少なくとも1μmまたは前記ストランド(5,5.1,5.2)の平均半径(26,27)の少なくとも1/10の半径(25)を有している、請求項1または2記載の面状のスクリーン材料。
  4. 当該スクリーン材料(1)の表面に沿った曲線が、当該スクリーン材料(1)に対して直角でかつ前記ストランド(5,5.1,5.2)のうちの1つを通る切断平面(xz,yz)で見て、滑らかな曲線を描いている、請求項1から3までのいずれか1項記載の面状のスクリーン材料。
  5. 当該スクリーン材料(1)の表面に沿った曲線が、当該スクリーン材料(1)に対して平行でかつ前記ストランド(5,5.1,5.2)の全てを通る切断平面(xy)で見て、滑らかな曲線を描いている、請求項1から4までのいずれか1項記載の面状のスクリーン材料。
  6. 当該スクリーン材料(1)の表面に沿った前記曲線が、2つの交差点(10)の間に2つの変曲点(22)を有しており、該変曲点(22)が前記補填部(12)を画定している、請求項4または5記載の面状のスクリーン材料。
  7. 前記変曲点(22)が、少なくとも1μmでかつ最大でも10〜20μmの相互間隔(23)を有している、請求項6記載の面状のスクリーン材料。
  8. 前記アンダカット(11)が、当該スクリーン材料(1)の上側(28)および/または下側(29)に、かつ/または当該スクリーン材料(1)の平面(xy)に、それぞれ1つの補填部(12)を有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の面状のスクリーン材料。
  9. 前記補填部(12)が放物線形に形成されており、前記補填部(12)が、それぞれ1つのアンダカットを有する(i)、請求項1記載の面状のスクリーン材料。
  10. 前記補填部(12)の表面が、当該スクリーン材料(1)の上側(28)および/または下側(29)で、それぞれほぼ同一の平面(30)に位置しており(ii)、かつ/または当該スクリーン材料(1)が、カレンダ加工プロセスで薄くされたスクリーン構造体(1)を有している、請求項1から9までのいずれか1項記載の面状のスクリーン材料。
  11. 請求項1から10までのいずれか1項記載の面状のスクリーン材料(1)から成る、ロータリスクリーン印刷用のスクリーン(4)において、当該スクリーン(4)が、円筒状のスリーブの形を有しており、前記面状のスクリーン材料(1)が、側でポリマ層(2)、たとえばフォトポリマ層で被覆されていることを特徴とする、ロータリスクリーン印刷用のスクリーン。
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