JP6156173B2 - 電磁シールド部品 - Google Patents

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Description

本発明は、硬質のシールドパイプと柔軟シールド部材とを含む電磁シールド部品およびそれを備える電磁シールド部品付電線に関する。
自動車などの車両に搭載されるワイヤハーネスにおいて、電線の周囲を囲む電磁シールド部品が採用される場合がある。例えば、電磁シールド部品は、硬質の金属パイプとこれに連結された筒状の編組線とを有する。
電磁シールド部品において、金属パイプは、電磁シールド機能を果たすとともに、電線を物理的に保護し、さらに、電線を予め定められた配線経路に沿う形状に維持する。
一方、編組線は、銅線が編み込まれて筒状に形成された部材であるため、柔軟性を有する。柔軟性を有する編組線は、電磁シールド機能を果たすとともに、電線の末端寄りの部分の曲げ変形を可能にする。
特許文献1に示されるように、通常、金属パイプと編組線とは、カシメリングによって連結される。この場合、カシメリングは、金属パイプをその外周面側から締め付け、金属パイプにおける端部寄りの外周面に被さった編組線の一部を金属パイプとの間に挟み込む。これにより、編組線の端部寄りの部分が、金属パイプの端部寄りの部分の外周面側に留まる。
一方、特許文献2が示すシールド導電路において、編組線は、金属パイプ内に挿入された支持部材の外周面と金属パイプにおけるカシメ部(圧縮部)の内周面との間に挟み込まれる。これにより、編組線の端部寄りの部分が、金属パイプの端部寄りの部分の内周面側に留まる。
特開2007−280814号公報 特開2006−31027号公報
ところで、従来の一般的な電磁シールド部品においては、金属パイプの端面が、編組線の内側に存在する。この場合、金属パイプの中空部に通された電線が金属パイプの端面のエッジに接触することによる電線の損傷が懸念される。
そこで、一般的な電磁シールド部品は、金属パイプの端部を覆うエッジカバーを備えている。しかしながら、昨今、部品管理の工数低減の要請から、エッジカバーを用いずに電線の損傷を防止できることが望まれている。
一方、特許文献2が示すシールド導電路においては、編組線が、電線と金属パイプの端部との間に介在して電線の損傷を防ぐ。そのため、エッジカバーは不要である。
特許文献2が示すシールド導電路において、金属パイプの内周面と電線束の外周面との間に、編組線を留める支持部材を挿入できるだけの隙間が必要である。
しかしながら、より細い金属パイプの採用が必要な場合、金属パイプの中空部における電線の収容密度を高めることが必要となり、金属パイプ内に支持部材を挿入できるだけの隙間を確保することが難しくなる。
本発明は、電磁シールド部品において、硬質のパイプの中空部における電線の収容密度を高めても、パイプ端部のカバーなどの追加部品を要することなく、パイプのエッジに接触することによる電線の損傷を防止することを目的とする。
第1から第3の態様に係る電磁シールド部品は、シールドパイプと柔軟シールド部材と連結部材とを備える。
(1)上記シールドパイプは、金属材料を含み硬質の筒状に形成され、拡径部を有する部材である。上記拡径部は、上記シールドパイプにおける一端からの一部を成し内周面および外周面が隣に連なる部分よりも大きな径で形成されている。上記拡径部は、フレア加工が施された錐状端部を含む。
(2)上記柔軟シールド部材は、金属材料を含み柔軟な筒状に形成された部材である。上記柔軟シールド部材において、一端寄りの一部が前記シールドパイプにおける前記錐状端部からの一部の外周面側に被さった重なり部を成している。上記柔軟シールド部材は、前記シールドパイプとともに一連の中空部を形成している。
(3)上記連結部材は、環状に形成され、前記柔軟シールド部材の前記重なり部を前記シールドパイプにおける前記錐状端部寄りの部分の外周面との間に挟み込んで留めている部材である。
第1態様に係る電磁シールド部品において、前記柔軟シールド部材の前記重なり部は、前記シールドパイプと前記連結部材との間に挟み込まれた部分から前記連結部材の外周面側へ折り返されて二重に形成されている。
第2態様に係る電磁シールド部品において、前記連結部材は、前記柔軟シールド部材の前記重なり部を前記シールドパイプにおける前記拡径部の外周面との間に挟み込んで留めている。
第3態様に係る電磁シールド部品は、非導電性の筒状の弾性部材であるグロメットをさらに備える。上記グロメットは、自然状態において、上記シールドパイプの一部の周囲を囲む一端寄りの部分の内周面が、上記シールドパイプにおける前記拡径部の隣に連なる部分の外周面よりも大きな径で、かつ、上記拡径部の外周面よりも小さな径で形成されている。
上記の各態様において、金属材料を含む硬質のシールドパイプの端部は、フレア加工が施されて外周面側へ拡がった錐状に形成されている。そのため、シールドパイプの中空部に通された電線は、シールドパイプの端面のエッジに接触しにくい。その結果、電線がシールドパイプのエッジに接触して損傷することを防止できる。
また、上記の各態様において、シールドパイプのエッジカバーなどの追加部品は不要である。さらに、柔軟シールド部材をシールドパイプに留める環状の連結部材は、シールドパイプの外周面側に取り付けられる。そのため、シールドパイプ(硬質パイプ)の中空部における電線の収容密度を高めても、柔軟シールド部材をシールドパイプに問題なく連結できる。
また、第1態様において、柔軟シールド部材の重なり部は、シールドパイプと連結部材との間に挟み込まれた部分から連結部材の外周面側へ折り返されて二重に形成されている。この場合、後述するように、電磁シールド部品の中空部に電線を通す工程において、柔軟シールド部材の中空部に電線をその端から貫通させる必要がない。その結果、電磁シールド部品の中空部に電線を容易に通すことが可能になる。
また、第2態様において、連結部材は、柔軟シールド部材の重なり部をシールドパイプにおける拡径部の外周面との間に挟み込んで留める。この場合、シールドパイプに拡径部を作るパイプ加工工程が、連結部材の取付工程を兼ねることができ、これにより電磁シールド部品の製造工程を簡素化できる。しかも、ごくシンプルな連結部材を用いて柔軟シールド部材をシールドパイプに留めることができる。
また、第3態様において、グロメットは、柔軟シールド部材への液体の浸入を防ぐための部材であり、その一端寄りの部分はシールドパイプに対してその拡径部の外周面に密接する状態で被せられる閉塞部である。グロメットにおける閉塞部の内周面は、シールドパイプにおける拡径部の隣に連なる部分の外周面よりも大きな径で、かつ、拡径部の外周面よりも小さな径で形成されている。
グロメットを含む電磁シールド部品が車両などの支持体に取り付けられる際、グロメットをシールドパイプの外周面に沿って移動させることが必要になる。閉塞部がシールドパイプの外周面に密接した状態のまま、摩擦係数の大きなグロメットをシールドパイプの外周面に沿って摺動させるためには、大きな力が必要である。
第3態様においては、グロメットの閉塞部は、シールドパイプの拡径部の隣に連なる部分の外周面よりも大きな径で形成されている。そのため、グロメットをシールドパイプの外周面に沿って移動させる作業において、グロメットの閉塞部がシールドパイプの拡径部を通るとき以外は、ごく小さな力でグロメットを移動させることができる。その結果、グロメットを含む電磁シールド部品を支持体に取り付ける作業が容易となる。
第1実施形態に係る電磁シールド部品付電線10の主要部の斜視図である。 電磁シールド部品付電線10の主要部の縦断面図である。 フレア加工が施されているときのシールドパイプの端部の縦断面図である。 シールドパイプおよび柔軟シールド部材が連結される前の電磁シールド部品付電線10の縦断面図である。 シールドパイプおよび柔軟シールド部材が連結される前の電磁シールド部品付電線10の横断面図である。 シールドパイプおよび柔軟シールド部材が連結された後の電磁シールド部品付電線10の横断面図である。 第2実施形態に係る電磁シールド部品付電線10Aの主要部の斜視図である。 電磁シールド部品付電線10Aの主要部の縦断面図である。 電磁シールド部品付電線10Aにおける電磁シールド部品のパイプ加工前の縦断面図である。 電磁シールド部品付電線10Aにおける電磁シールド部品のパイプ加工中の縦断面図である。 組み立て途中の電磁シールド部品付電線10Aの縦断面図である。 第3実施形態に係る電磁シールド部品付電線10Bの主要部の縦断面図である。
以下、添付の図面を参照しながら、実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。各実施形態に係る電磁シールド部品付電線は、例えば自動車などの車両に搭載されるワイヤハーネスとして提供される。
<第1実施形態>
まず、図1,2を参照しつつ、第1実施形態に係る電磁シールド部品付電線10の構成について説明する。図1が示すように、電磁シールド部品付電線10は、電線1と電線1の周囲を囲む筒状の電磁シールド部品5とを備えている。なお、図2の断面図において、電線1については側面が示されている。図4,8,11,12の断面図においても、同様に電線1については側面が示されている。
<電線>
電線1は、導電性の芯線とその芯線の周囲を覆う絶縁被覆とを有する絶縁電線である。図1が示す例では、電磁シールド部品付電線10は複数の電線1を備え、電磁シールド部品5はそれら複数の電線1を囲んでいる。
電磁シールド部品5は、シールドパイプ2と柔軟シールド部材3と連結部材4とを備えている。シールドパイプ2および柔軟シールド部材3は、電線1が通る一連の中空部を形成している。
なお、便宜上、図1,2等において、シールドパイプ2の中空部における電線1の収容密度が比較的小さい状態、即ち、シールドパイプ2の内周面と電線1の外周面との隙間が比較的大きい状態が示されている。しかしながら、各実施形態において、電線1が、図示される状態よりも高い収容密度でシールドパイプ2の中空部に収容されていることも考えられる。
なお、電線1が、複芯のケーブルであることも考えられる。複芯のケーブルは、複数の芯線と、それら複数の芯線の相互間を絶縁するとともにそれら複数の芯線を一括して覆う絶縁被覆とを有する。
続いて第1実施形態に係る電磁シールド部品5について説明する。電磁シールド部品5は、シールドパイプ2と柔軟シールド部材3とが連結部材4によって連結され、これにより一連の筒状に形成された構造を有している。
<シールドパイプ>
シールドパイプ2は、金属材料を含み硬質の筒状に形成された部材である。本実施形態では、シールドパイプ2はアルミニウムまたはステンレスなどの金属を主成分とする金属パイプである。
なお、シールドパイプ2が、金属パイプと金属パイプの一部に形成された非導電性の物質とが一体になった部材であることも考えられる。例えば、シールドパイプ2が、金属パイプとその金属パイプの内周面および外周面の一部に形成された絶縁被膜とを有するパイプであることなどが考えられる。
シールドパイプ2は、その両端のうちの少なくとも一方からの一部を成す錐状端部220とその他の部分を成す基部21とを有している。錐状端部220は、フレア加工が施されることによって外周面側へ拡がった錐状(ラッパ状)に形成された部分である。錐状端部220は、シールドパイプ2の端の開口20の枠を形成している。
錐状端部220は、シールドパイプ2における一端からの一部を成し、その内周面および外周面が隣に連なる部分(基部21)よりも大きな径で形成された拡径部の一例である。本実施形態においては、拡径部の全体が錐状端部220である。即ち、錐状端部220の内周面の径は基部21の内周面の径よりも大きく、錐状端部220の外周面の径は基部21の外周面の径よりも大きい。
シールドパイプ2は、全長に亘って横断面形状が一様なパイプにおける端からの一部分に対して径を拡げる加工が施されることによって得られた部材である。その加工方法の一例については後述する。
シールドパイプ2の基部21は、拡径部(錐状端部220)の隣に連なる部分を含む。例えば、基部21は、横断面形状が一様な管状である。基部21は、直管状または曲がった管状である。図1が示す例では、基部21は円筒状である。なお、基部21が角パイプ状であることも考えられなくはない。
例えば、シールドパイプ2の錐状端部220(拡径部)は、シールドパイプ2の両端部各々に形成されている。
<柔軟シールド部材>
柔軟シールド部材3は、金属材料を含み柔軟な筒状に形成された部材である。柔軟シールド部材3の典型例は編組線である。編組線は、導線が筒状に編み込まれた構造を有する部材である。編組線を構成する導線は、例えば、銅を主成分とする線材とその線材の表面に形成されたメッキとを含む。なお、編組線を構成する導線が、アルミニウムまたは鉄を主成分とする線材を含むことも考えられる。
なお、柔軟シールド部材3が、筒状に丸められた金属布を含む部材であることも考えられる。金属布は、金属糸の織物である。金属布は、例えば銅を主成分とする金属の糸が縦方向および横方向に交差して織られた網目構造を有する生地である。また、金属布は、金属糸の生地に樹脂材料からなる柔軟性を有するフィルムが貼り付けられた構造を有する場合もある。金属布は、導電性および柔軟性を有する。
柔軟シールド部材3において、一方の端部31寄りの一部がシールドパイプ2における錐状端部220からの一部の外周面側に被さった重なり部32を成している。これにより、柔軟シールド部材3は、シールドパイプ2とともに一連の中空部を形成している。シールドパイプ2および柔軟シールド部材3が形成する一連の中空部は、電線1の配線路である。
<連結部材>
連結部材4は、シールドパイプ2における錐状端部220寄りの部分と柔軟シールド部材3の重なり部32とを連結する部材であり、環状に形成されている。連結部材4は、柔軟シールド部材3の重なり部32をシールドパイプ2における錐状端部220寄りの部分の外周面との間に挟み込んで留めている。なお、連結部材4が環状である例として、連結部材4の内周面の輪郭が楕円状または真円状である場合の他、連結部材4の内周面の輪郭が長円形(角丸長方形)である場合なども考えられる。
連結部材4は、例えば、表面にメッキが形成された鉄または銅を主成分とする部材、またはステンレスを主成分とする部材である。
本実施形態における連結部材4は、例えば周知のカシメリングである。この場合、連結部材4(カシメリング)は、シールドパイプ2をその外周面側から締め付け、シールドパイプ2における錐状端部220寄りの外周面に被さった柔軟シールド部材3の重なり部32をシールドパイプ2との間に挟み込む。連結部材4の具体例については後述する。
<電磁シールド部品付電線の製造手順の一例>
次に、図3〜6を参照しつつ、電磁シールド部品5および電磁シールド部品付電線10の製造手順の一例について説明する。
図3は、フレア加工が施されているときのシールドパイプ2の端部の縦断面図である。図4は、シールドパイプ2および柔軟シールド部材3が連結される前の電磁シールド部品付電線10の縦断面図である。図5は、シールドパイプ2および柔軟シールド部材3が連結される前の電磁シールド部品付電線10の横断面図である。図6は、シールドパイプ2および柔軟シールド部材3が連結された後の電磁シールド部品付電線10の横断面図である。図3〜6において、図1,2に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
シールドパイプ2は、全長に亘って横断面形状が一様なパイプ原材200の端部に対してフレア加工が施されることによって得られる。図3が示すように、フレア加工は、錐状の成形面90が形成された成形用金具9をパイプ原材200の端の開口20に挿入することによってパイプ原材200の端部を錐状(ラッパ状)に拡げる加工である。
さらに、図4が示すように、柔軟シールド部材3の端部31からの一部分が、シールドパイプ2における錐状端部220を含む部分の外周面側に被せられる。シールドパイプ2の外周面側に被せられた部分が重ね部32である。
さらに、図4,5が示すように、収縮加工前の連結部材4(カシメリング)が柔軟シールド部材3の重ね部32の外側に配置される。図4,6が示す例では、連結部材4は、把持部40と被加工部41とを有する金具である。
連結部材4の把持部40は、シールドパイプ2の外周面に対して柔軟シールド部材3の重ね部32を介して沿う部分である。被加工部41は、把持部40に連なって形成され、工具で曲げ変形加工が施される部分である。
被加工部41がその幅が収縮する方向へ曲げられることにより、被加工部41に連なった把持部40の径が収縮する。これにより、把持部40は、柔軟シールド部材3の重ね部32の外側からシールドパイプ2締め付け、柔軟シールド部材3の重なり部32をシールドパイプ2との間に挟み込む。
なお、図5,6が示す連結部材4は、把持部40の径が収縮した状態を維持しやすくするためのより具体的な構造を有している。その構造については、例えば特許文献1などに詳説されているので、ここではその説明を省略する。
また、図4〜6が示す例では、シールドパイプ2と柔軟シールド部材3とが連結部材4で連結される前に、電線1がシールドパイプ2および柔軟シールド部材3の中空部に通されている。しかしながら、シールドパイプ2と柔軟シールド部材3とが連結部材4で連結された後に、電線1が電磁シールド部品5の中空部に通されることも考えられる。
<第2実施形態>
次に、図7,8を参照しつつ、第2実施形態に係る電磁シールド部品付電線10Aについて説明する。図7は、電磁シールド部品付電線10Aの主要部の斜視図である。図8は、電磁シールド部品付電線10Aの主要部の縦断面図である。図7,8において、図1〜6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
電磁シールド部品付電線10Aは、図1,2が示す電磁シールド部品付電線10と比較して、シールドパイプにおける錐状端部220と基部21との間の部分の構造と、柔軟シールド部材3におけるシールドパイプに被せられた部分(重ね部)の構造とが異なる。以下、電磁シールド部品付電線10Aにおける電磁シールド部品付電線10と異なる点について説明する。
電磁シールド部品付電線10Aも、電磁シールド部品付電線10と同様に、電線1とその電線1の周囲を囲む電磁シールド部品5Aとを備えている。電磁シールド部品5Aは、シールドパイプ2Aと柔軟シールド部材3と連結部材4Xとを備えている。
電磁シールド部品5Aのシールドパイプ2Aは、基部21と基部21に連なる拡径部22とを有している。
拡径部22は、シールドパイプ2Aにおける一端からの一部を成し、その内周面および外周面が隣に連なる基部21よりも大きな径で形成されている。拡径部22は、フレア加工が施された錐状端部220と、錐状端部220と基部21とを繋ぐ中間拡径部221とを含む。
電磁シールド部品5Aの柔軟シールド部材3において、一方の端部31寄りの一部がシールドパイプ2Aにおける拡径部22の外周面側に被さった重なり部32Aを成している。
連結部材4Xは、シールドパイプ2Aの拡径部22と柔軟シールド部材3の重なり部32Aとを連結している。連結部材4Xは、柔軟シールド部材3の重なり部32Aをシールドパイプ2Aにおける拡径部22の外周面との間に挟み込んで留めている。図8が示す例では、連結部材4Xは、柔軟シールド部材3の重なり部32Aをシールドパイプ2Aの中間拡径部221の外周面との間に挟み込んで留めている。
柔軟シールド部材3の重なり部32Aは、シールドパイプ2Aと連結部材4Xとの間に挟み込まれた部分から連結部材4Xの外周面側へ折り返されて二重に形成されている。
即ち、柔軟シールド部材3の重なり部32Aは、折り返されることによって連結部材4Xを介して重なった第一重なり部321と第二重なり部322とを含む。第一重なり部321は連結部材4Xの内側(シールドパイプ2A側)に位置し、第二重なり部322は連結部材4Xの外側に位置する。
続いて、図9〜11を参照しつつ、電磁シールド部品5Aおよび電磁シールド部品付電線10Aの製造手順の一例について説明する。
図9は電磁シールド部品5Aのパイプ加工前の縦断面図である。図10は電磁シールド部品5Aのパイプ加工中の縦断面図である。図11は組み立て途中の電磁シールド部品付電線10Aの縦断面図である。図9〜11において、図1〜8に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
電磁シールド部品5Aのシールドパイプ2Aは、全長に亘って横断面形状が一様なパイプ原材200の端部に対してその径を拡げる加工が施されることによって得られる。以下、その加工のことをパイプ拡径加工と称する。
図9,10が示すように、パイプ拡径加工は、柔軟シールド部材3がパイプ原材200の外周面側に重ねられ、さらに連結部材4Xがその外側に重ねられた状態で行われる。連結部材4Xは、例えばメッキが形成された鉄、銅またはステンレスなどの金属の環状部材である。図5,6に示された連結部材4(カシメリング)とは異なり、その径を変化させて維持する特別な構造を有していなくてよい。
パイプ拡径加工では、パイプ原材200の内周面よりも外径の大きな拡径成形面91および錐状の成形面90が形成された成形用金具9Xが用いられる。拡径成形面91の外径は、環状の連結部材4Xの内径から柔軟シールド部材3の厚みの2倍の寸法を差し引いた径よりも若干大きい。
パイプ拡径加工は、パイプ原材200の内周面よりも外径の大きな拡径成形面91および錐状の成形面90が形成された成形用金具9Xをパイプ原材200の端の開口20に挿入する加工である。
上記のパイプ拡径加工により、パイプ原材200の一端からの一部に拡径部22が形成される。さらに、成形用金具9Xの拡径成形面91が、中間拡径部221および柔軟シールド部材3を介して連結部材4Xの径をわずかに拡大させる。これにより、中間拡径部221および連結部材4Xが、柔軟シールド部材3を挟み込んで保持する。
パイプ拡径加工の後、電線1が、シールドパイプ2Aの中空部に通される。例えば、図11が示すように、電線1は、柔軟シールド部材3が外周面側に重なった状態のシールドパイプ2Aの中空部に通される。この場合、柔軟シールド部材3は、連結部材4Xで留められた部分を基準にして、シールドパイプ2Aの外周面側からシールドパイプ2Aにおける拡径部22の延長方向へ折り返される。
柔軟シールド部材3は、上記のように折り返されることにより、電線1におけるシールドパイプ2Aの開口20から延び出た部分の周囲を覆う状態となる。さらに、柔軟シールド部材3の折り返された部分は、二重の重なり部32Aとなる。
以上に示された手順によれば、電磁シールド部品5Aの中空部に電線1を通す工程において、柔軟シールド部材3の中空部に電線1をその端から貫通させる必要がない。
なお、図11が示す手順以外の手順が採用されることも考えられる。例えば、柔軟シールド部材3が上記のように折り返された後に、電線1がシールドパイプ2Aおよびそれに連結された柔軟シールド部材3の中空部に通されることも考えられる。
<第3実施形態>
次に、図12を参照しつつ、第3実施形態に係る電磁シールド部品付電線10Bについて説明する。図12は、電磁シールド部品付電線10Bの主要部の縦断面図である。図12において、図1〜11に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
電磁シールド部品付電線10Bは、図7,8が示す電磁シールド部品付電線10Aにグロメット6が追加された構成を有している。以下、電磁シールド部品付電線10Bにおけるグロメット6について説明する。
電磁シールド部品付電線10Bも、電磁シールド部品付電線10Aと同様に、電線1とその電線1の周囲を囲む電磁シールド部品5Aとを備えている。電磁シールド部品5Aは、シールドパイプ2Aと柔軟シールド部材3と連結部材4Xとを備えている。
さらに、電磁シールド部品付電線10Bは、非導電性の筒状の弾性部材であるグロメット6も備えている。例えば、グロメット6は、ゴムまたはエラストマーなどのゴム系材料を主成分とする部材である。
グロメット6は、電磁シールド部品付電線10Bが車両のボディなどの支持体に取り付けられた際に、柔軟シールド部材3への液体の浸入を防ぐための部材である。グロメット6は、その一端寄りの部分を占める第一閉塞部61と他端よりの部分を占める第二閉塞部62とそれらの間の中間部63とを有している。
第一閉塞部61は、シールドパイプ2Aに対してその拡径部22の外周面に密接する状態で被せられる部分である。一方、第二閉塞部62は、例えば、支持体における電線1の通路を成す開口の周囲に形成された枠部(不図示)に被せられる。その枠部は、例えば、電線1の接続先の機器を収容する筐体の開口の周囲に形成されている。
自然状態のグロメット6において、第一閉塞部61の内周面は、シールドパイプ2Aにおける基部21(拡径部22の隣に連なる部分)の外周面よりも大きな径で、かつ、拡径部22の外周面よりも小さな径で形成されている。なお、自然状態のグロメットとは、外力が加わっていない状態のグロメットを意味する。
また、図12が示す例では、第一閉塞部61に連なる中間部63の内周面は、シールドパイプ2Aにおける拡径部22の外周面よりも大きな径で形成されている。なお、図12が示す例では、グロメット6の内周面全体がシールドパイプ2Aの基部21の外周面よりも大きな径で形成されている。
電磁シールド部品5Bが車両のボディなどの支持体に取り付けられる際、グロメット6をシールドパイプ2Aの外周面に沿って移動させることが必要になる。グロメット6をシールドパイプ2Aの外周面に沿って移動させる作業において、グロメット6とシールドパイプ2Aとの間の摩擦抵抗は、第一閉塞部61が拡径部22を通るとき以外はごく小さい。そのため、第一閉塞部61が拡径部22を通るとき以外はごく小さな力でグロメット6をシールドパイプ2Aに沿って移動させることができる。
図12が示す例では、グロメット6は、その全体がシールドパイプ2Aの基部21を囲む状態でシールドパイプ2Aに仮留めされ、その後、第一閉塞部61が中間拡径部221の外周面に密接する位置まで移動される。
しかしながら、シールドパイプ2Aへのグロメット6の仮留め状態が、第一閉塞部61が基部21を囲むとともに中間部63が拡径部22を囲む状態であることも考えられる。
<効果>
電磁シールド部品5,5Aにおいて、金属材料を含む硬質のシールドパイプ2,2Aの端部は、フレア加工が施されて外周面側へ拡がった錐状に形成されている。そのため、シールドパイプ2,2Aの中空部に通された電線1は、シールドパイプ2,2Aの端面のエッジに接触しにくい。その結果、電線1がシールドパイプ2,2Aのエッジに接触して損傷することを防止できる。
また、電磁シールド部品5,5Aにおいて、シールドパイプ2,2Aのエッジのカバーなどの追加部品は不要である。さらに、柔軟シールド部材3をシールドパイプ2,2Aに留める環状の連結部材4,4Xは、シールドパイプ2,2Aの外周面側に取り付けられる。そのため、シールドパイプ2,2A(硬質パイプ)の中空部における電線1の収容密度を高めても、柔軟シールド部材3をシールドパイプ2,2Aに問題なく連結できる。
ところで、電線1がその端から編組線などの柔軟シールド部材3の中空部に通される場合、電線1が柔軟シールド部材3に引っ掛かりやすい。
一方、電磁シールド部品5Aにおいて、柔軟シールド部材3の重なり部32Aは折り返されて二重に形成されている。この場合、図11が示すように、電磁シールド部品付電線10Aの製造工程において、柔軟シールド部材3がシールドパイプ2Aの外側に重なった状態で電線1をシールドパイプ2Aに通した後に、柔軟シールド部材3を折り返して電線1に被せることができる。
従って、前述したように、電磁シールド部品5Aの中空部に電線1を通す工程において、柔軟シールド部材3の中空部に電線1をその端から貫通させる必要がない。その結果、電磁シールド部品5Aの中空部に電線1を容易に通すことが可能になる。
また、電磁シールド部品5Aにおいて、連結部材4Xは、柔軟シールド部材3の重なり部32Aをシールドパイプ2Aにおける拡径部22の外周面との間に挟み込んで留める。この場合、図10が示すように、シールドパイプ2Aの拡径部22を作るパイプ加工工程(パイプ拡径加工工程)が、連結部材4Xの取付工程を兼ねることができる。これにより電磁シールド部品5Aの製造工程を簡素化できる。しかも、ごくシンプルな連結部材4Xを用いて柔軟シールド部材3をシールドパイプ2Aに留めることができる。
また、電磁シールド部品5Bが採用されれば、グロメット6をシールドパイプ2Aの外周面に沿って移動させる作業において、ごく小さな力でグロメット6を移動させることができる。その結果、グロメット6を含む電磁シールド部品5Bを支持体に取り付ける作業が容易となる。
<応用例>
シールドパイプ2Aが電磁シールド部品5に適用されることも考えられる。この場合、連結部材4は、シールドパイプ2Aの拡径部22における中間拡径部221の外周面側に取り付けられることが考えられる。
また、シールドパイプ2Aおよびグロメット6が電磁シールド部品5に適用されることも考えられる。
なお、本発明に係る電磁シールド部品および電磁シールド部品付電線は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された各実施形態および応用例を自由に組み合わせること、或いは各実施形態および応用例を適宜、変形するまたは一部を省略することによって構成されることも可能である。
10,10A,10B 電磁シールド部品付電線
1 電線
2,2A シールドパイプ
20 シールドパイプの開口
200 パイプ原材
21 シールドパイプの基部
22 シールドパイプの拡径部
220 錐状端部
221 中間拡径部
3 柔軟シールド部材
31 柔軟シールド部材の端部
32,32A 柔軟シールド部材の重ね部
321 第一重なり部
322 第二重なり部
4,4X 連結部材
40 把持部
41 被加工部
5,5A,5B 電磁シールド部品
6 グロメット
61 第一閉塞部
62 第二閉塞部
63 中間部
9,9X 成形用金具
90 錐状の成形面
91 拡径成形面

Claims (3)

  1. 金属材料を含み硬質の筒状に形成され、一端からの一部を成し内周面および外周面が隣に連なる部分よりも大きな径で形成されているとともにフレア加工が施された錐状端部を含む拡径部を有するシールドパイプと、
    金属材料を含み柔軟な筒状に形成され、一端寄りの一部が前記シールドパイプにおける前記錐状端部からの一部の外周面側に被さった重なり部を成し、前記シールドパイプとともに一連の中空部を形成している柔軟シールド部材と、
    環状に形成され、前記柔軟シールド部材の前記重なり部を前記シールドパイプにおける前記錐状端部寄りの部分の外周面との間に挟み込んで留めている連結部材と、を備え
    前記柔軟シールド部材の前記重なり部は、前記シールドパイプと前記連結部材との間に挟み込まれた部分から前記連結部材の外周面側へ折り返されて二重に形成されている、電磁シールド部品。
  2. 金属材料を含み硬質の筒状に形成され、一端からの一部を成し内周面および外周面が隣に連なる部分よりも大きな径で形成されているとともにフレア加工が施された錐状端部を含む拡径部を有するシールドパイプと、
    金属材料を含み柔軟な筒状に形成され、一端寄りの一部が前記シールドパイプにおける前記錐状端部からの一部の外周面側に被さった重なり部を成し、前記シールドパイプとともに一連の中空部を形成している柔軟シールド部材と、
    環状に形成され、前記柔軟シールド部材の前記重なり部を前記シールドパイプにおける前記錐状端部寄りの部分の外周面との間に挟み込んで留めている連結部材と、を備え、
    前記連結部材は、前記柔軟シールド部材の前記重なり部を前記シールドパイプにおける前記拡径部の外周面との間に挟み込んで留めている、電磁シールド部品。
  3. 金属材料を含み硬質の筒状に形成され、一端からの一部を成し内周面および外周面が隣に連なる部分よりも大きな径で形成されているとともにフレア加工が施された錐状端部を含む拡径部を有するシールドパイプと、
    金属材料を含み柔軟な筒状に形成され、一端寄りの一部が前記シールドパイプにおける前記錐状端部からの一部の外周面側に被さった重なり部を成し、前記シールドパイプとともに一連の中空部を形成している柔軟シールド部材と、
    環状に形成され、前記柔軟シールド部材の前記重なり部を前記シールドパイプにおける前記錐状端部寄りの部分の外周面との間に挟み込んで留めている連結部材と、を備え、
    非導電性の筒状の弾性部材であり、自然状態において、前記シールドパイプの一部の周囲を囲む一端寄りの部分の内周面が、前記シールドパイプにおける前記拡径部の隣に連なる部分の外周面よりも大きな径で、かつ、前記拡径部の外周面よりも小さな径で形成されたグロメットをさらに備える、電磁シールド部品。
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