JP6156173B2 - 電磁シールド部品 - Google Patents
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Description
(1)上記シールドパイプは、金属材料を含み硬質の筒状に形成され、拡径部を有する部材である。上記拡径部は、上記シールドパイプにおける一端からの一部を成し内周面および外周面が隣に連なる部分よりも大きな径で形成されている。上記拡径部は、フレア加工が施された錐状端部を含む。
(2)上記柔軟シールド部材は、金属材料を含み柔軟な筒状に形成された部材である。上記柔軟シールド部材において、一端寄りの一部が前記シールドパイプにおける前記錐状端部からの一部の外周面側に被さった重なり部を成している。上記柔軟シールド部材は、前記シールドパイプとともに一連の中空部を形成している。
(3)上記連結部材は、環状に形成され、前記柔軟シールド部材の前記重なり部を前記シールドパイプにおける前記錐状端部寄りの部分の外周面との間に挟み込んで留めている部材である。
まず、図1,2を参照しつつ、第1実施形態に係る電磁シールド部品付電線10の構成について説明する。図1が示すように、電磁シールド部品付電線10は、電線1と電線1の周囲を囲む筒状の電磁シールド部品5とを備えている。なお、図2の断面図において、電線1については側面が示されている。図4,8,11,12の断面図においても、同様に電線1については側面が示されている。
電線1は、導電性の芯線とその芯線の周囲を覆う絶縁被覆とを有する絶縁電線である。図1が示す例では、電磁シールド部品付電線10は複数の電線1を備え、電磁シールド部品5はそれら複数の電線1を囲んでいる。
シールドパイプ2は、金属材料を含み硬質の筒状に形成された部材である。本実施形態では、シールドパイプ2はアルミニウムまたはステンレスなどの金属を主成分とする金属パイプである。
柔軟シールド部材3は、金属材料を含み柔軟な筒状に形成された部材である。柔軟シールド部材3の典型例は編組線である。編組線は、導線が筒状に編み込まれた構造を有する部材である。編組線を構成する導線は、例えば、銅を主成分とする線材とその線材の表面に形成されたメッキとを含む。なお、編組線を構成する導線が、アルミニウムまたは鉄を主成分とする線材を含むことも考えられる。
連結部材4は、シールドパイプ2における錐状端部220寄りの部分と柔軟シールド部材3の重なり部32とを連結する部材であり、環状に形成されている。連結部材4は、柔軟シールド部材3の重なり部32をシールドパイプ2における錐状端部220寄りの部分の外周面との間に挟み込んで留めている。なお、連結部材4が環状である例として、連結部材4の内周面の輪郭が楕円状または真円状である場合の他、連結部材4の内周面の輪郭が長円形(角丸長方形)である場合なども考えられる。
次に、図3〜6を参照しつつ、電磁シールド部品5および電磁シールド部品付電線10の製造手順の一例について説明する。
次に、図7,8を参照しつつ、第2実施形態に係る電磁シールド部品付電線10Aについて説明する。図7は、電磁シールド部品付電線10Aの主要部の斜視図である。図8は、電磁シールド部品付電線10Aの主要部の縦断面図である。図7,8において、図1〜6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
次に、図12を参照しつつ、第3実施形態に係る電磁シールド部品付電線10Bについて説明する。図12は、電磁シールド部品付電線10Bの主要部の縦断面図である。図12において、図1〜11に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
電磁シールド部品5,5Aにおいて、金属材料を含む硬質のシールドパイプ2,2Aの端部は、フレア加工が施されて外周面側へ拡がった錐状に形成されている。そのため、シールドパイプ2,2Aの中空部に通された電線1は、シールドパイプ2,2Aの端面のエッジに接触しにくい。その結果、電線1がシールドパイプ2,2Aのエッジに接触して損傷することを防止できる。
シールドパイプ2Aが電磁シールド部品5に適用されることも考えられる。この場合、連結部材4は、シールドパイプ2Aの拡径部22における中間拡径部221の外周面側に取り付けられることが考えられる。
1 電線
2,2A シールドパイプ
20 シールドパイプの開口
200 パイプ原材
21 シールドパイプの基部
22 シールドパイプの拡径部
220 錐状端部
221 中間拡径部
3 柔軟シールド部材
31 柔軟シールド部材の端部
32,32A 柔軟シールド部材の重ね部
321 第一重なり部
322 第二重なり部
4,4X 連結部材
40 把持部
41 被加工部
5,5A,5B 電磁シールド部品
6 グロメット
61 第一閉塞部
62 第二閉塞部
63 中間部
9,9X 成形用金具
90 錐状の成形面
91 拡径成形面
Claims (3)
- 金属材料を含み硬質の筒状に形成され、一端からの一部を成し内周面および外周面が隣に連なる部分よりも大きな径で形成されているとともにフレア加工が施された錐状端部を含む拡径部を有するシールドパイプと、
金属材料を含み柔軟な筒状に形成され、一端寄りの一部が前記シールドパイプにおける前記錐状端部からの一部の外周面側に被さった重なり部を成し、前記シールドパイプとともに一連の中空部を形成している柔軟シールド部材と、
環状に形成され、前記柔軟シールド部材の前記重なり部を前記シールドパイプにおける前記錐状端部寄りの部分の外周面との間に挟み込んで留めている連結部材と、を備え、
前記柔軟シールド部材の前記重なり部は、前記シールドパイプと前記連結部材との間に挟み込まれた部分から前記連結部材の外周面側へ折り返されて二重に形成されている、電磁シールド部品。 - 金属材料を含み硬質の筒状に形成され、一端からの一部を成し内周面および外周面が隣に連なる部分よりも大きな径で形成されているとともにフレア加工が施された錐状端部を含む拡径部を有するシールドパイプと、
金属材料を含み柔軟な筒状に形成され、一端寄りの一部が前記シールドパイプにおける前記錐状端部からの一部の外周面側に被さった重なり部を成し、前記シールドパイプとともに一連の中空部を形成している柔軟シールド部材と、
環状に形成され、前記柔軟シールド部材の前記重なり部を前記シールドパイプにおける前記錐状端部寄りの部分の外周面との間に挟み込んで留めている連結部材と、を備え、
前記連結部材は、前記柔軟シールド部材の前記重なり部を前記シールドパイプにおける前記拡径部の外周面との間に挟み込んで留めている、電磁シールド部品。 - 金属材料を含み硬質の筒状に形成され、一端からの一部を成し内周面および外周面が隣に連なる部分よりも大きな径で形成されているとともにフレア加工が施された錐状端部を含む拡径部を有するシールドパイプと、
金属材料を含み柔軟な筒状に形成され、一端寄りの一部が前記シールドパイプにおける前記錐状端部からの一部の外周面側に被さった重なり部を成し、前記シールドパイプとともに一連の中空部を形成している柔軟シールド部材と、
環状に形成され、前記柔軟シールド部材の前記重なり部を前記シールドパイプにおける前記錐状端部寄りの部分の外周面との間に挟み込んで留めている連結部材と、を備え、
非導電性の筒状の弾性部材であり、自然状態において、前記シールドパイプの一部の周囲を囲む一端寄りの部分の内周面が、前記シールドパイプにおける前記拡径部の隣に連なる部分の外周面よりも大きな径で、かつ、前記拡径部の外周面よりも小さな径で形成されたグロメットをさらに備える、電磁シールド部品。
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