JP6154773B2 - 画面処理システム - Google Patents
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Description
特許文献1には、電子カルテに記載のオーダ(医師による指示)を、患者毎に一覧表示する医療項目確認システム及び方法、並びにコンピュータプログラムが開示されている。
また、特許文献2には、患者毎にオーダのステータス(実施の有無等)が一覧表示される医療情報処理装置、医療情報処理方法、及び医療情報処理プログラムが開示されている。
このように、一人のスタッフが複数の業務種の画面を操作する必要がある場合がある。その結果、一人のスタッフが異なる業務種の画面を切り替えたとき、同じ情報が異なる画面エリアに表示されたり、情報の細かさが異なっていたりする場合があり、これらが作業の効率性を下げている。
特許文献1,2に記載の技術では、このような画面切り替えに対応できていない。
なお、各図面において、同一の要素には同一の符号を付し、適宜、説明を省略する。また、各図面において、説明に必要のない要素の符号を適宜省略する場合がある。なお、本実施形態は中小病院を対象とした画面処理システムである。もちろん、本実施形態に係る画面処理システムを大病院に適用することも可能である。
図1は、本実施形態に係る画面処理システムの構成例を示す図である。
画面処理システムZは、サーバ1と、サーバ1に接続しているデータベース2を有している。
そして、内科、外科、看護科、放射線科、薬剤科等といった各科にクライアント端末3、プリンタ4等が設置してある。各科のクライアント端末3や、プリンタ4はLAN(Local Area Network)等のネットワーク7を介して、サーバ1に接続している。また、各部にはバーコードリーダ5や、スキャナ6等が適宜設置されていてもよい。バーコードリーダ5は、注射器や、薬品が入っている瓶等に貼付されているバーコードから、薬品等に関する情報を読み取るためのものであるが、バーコードをIC(Integrated Circuit)タグに置き替えて、バーコードリーダ5の代わりにICタグリーダが設置されるようにしてもよい。
図2は、本実施形態に係る画面処理システムを構成するサーバ、データベース、クライアント端末の構成例を示す図である。
データベース2には、オーダテーブル201及びレイアウトテーブル202が格納さえている。オーダテーブル201には、医師による指示であるオーダ(作業に関する情報)に関する情報が格納されている。また、レイアウトテーブル202には、オーダブロック(情報ブロック)のレイアウトに関する情報が格納されている。
また、データベース2には、電子カルテに関する情報である電子カルテデータ203や、医療に係る作業の順番を示すワークフローに関する情報であるワークフローデータ204が格納されている。
また、画面生成処理部102は、クライアント端末3から要求を受信すると、後記するアシストビュー等といったオーダブロック以外の画面を生成する。
変換処理部103は、オーダブロック生成処理部101で生成されたオーダブロックや、画面生成処理部102で生成された画面をHTML(Hypertext Markup Language)に変換する。
登録部104は、ユーザによってオーダの追加や、オーダの変更、ワークフローの作成、変更等があった場合、作成又は変更されたデータをデータベース2のオーダテーブル201や、ワークフローデータ204に格納する。
表示処理部301は、サーバ1に画面送信要求を行い、サーバ1にて生成された画面や、オーダブロックをサーバ1から受信して、クライアント端末3自身の表示装置360に表示する。また、入力装置(入力部)350を介して入力された情報を表示装置360の画面上に反映する。
また、クライアント端末3は、LAN等のネットワーク7を介して、外部の装置(サーバ1等)と情報を送受信する送受信装置340を有している。
また、データベース2に格納されている各データがサーバ1の記憶装置120に格納されていてもよいし、クライアント端末3の記憶装置320に格納されていてもよい。
図3は、本実施形態に係るオーダテーブルの例を示す図である。
図3に示すように、オーダテーブル201は、オーダ番号、オーダ種別、オーダ情報の各情報を有している。
オーダ番号は、オーダに対して一意に付与される識別番号であり、新規のオーダが作成されたときに登録部104によって付与されるものである。
オーダ種別は、画像を示す「Gazou」や、検査を示す「Kensa」等、オーダの種別を示す情報である。
オーダ情報は、該当するオーダの詳細な内容が記述されているものであり、どのレイアウトに該当するかを示す「オーダコード」や、オーダの作成・登録した者を示す「登録者」や、オーダが作成された日付を示す「日付」等といった情報が記述されている。
図4は、本実施形態に係るレイアウトテーブルの例を示す図である。
図4に示すように、レイアウトテーブル202は、オーダコード、オーダ種名、レイアウト情報を有している。
オーダコードは、オーダテーブル201において説明したように、レイアウトの種別を示す情報である。
オーダ種名は、該当するオーダブロックのオーダの種別に関する情報である。
レイアウト情報は、オーダブロックにおける具体的なレイアウトに関する情報である。
図5は、本実施形態に係るワークフローデータの例を示す図である。
図5に示すように、ワークフローデータ204には、ワークフローの編集を許可されている人物の識別符号(図5の例では、「All」すなわち全員)がヘッダ情報として付されている。つまり、ワークフローの編集が可能な人物が設定されている。
また、データ本体としてワークフローの順番が格納されている。図5の例では、最初が「医師太郎」であり、その次が「薬剤科」であり、最後が「看護科」となっている。ここで、「薬剤科」は薬剤科全員が対象であり、「看護科」は看護科全員が対象である。
このように、ワークフローデータ204のデータ本体には、個人名だけでなく、科や、部単位での指定が可能である。
次に、図1〜図4を参照しつつ、図6〜図10によって、各処理の説明を行う。
(オーダブロック生成・登録)
図6は、本実施形態に係るオーダブロックの生成・登録の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ユーザ(医師等)が、クライアント端末3の表示装置360を参照しつつ、入力装置350を介して、オーダブロックを作成する(S11)。
すると、クライアント端末3の表示処理部301が、サーバ1へ作成したオーダブロックに関する情報を送信する(S12)。
そして、ステップS12で送信された情報を受信したサーバ1の登録部104は、受信したオーダブロックの情報からオーダ情報を抽出すると、オーダテーブル201に格納する(S13)。具体的には以下のような処理が行われる。新規に作成されたオーダブロックの情報には、例えば、ヘッダとして新規に作成されたことを示す情報が格納されている。登録部104は、このようなオーダブロックの情報を受信すると、オーダ番号を生成する。そして、登録部104は、生成したオーダ番号と共に、受信したオーダブロックの情報をオーダテーブル201に格納する。
図7は、本実施形態に係る画面表示の処理手順を示すフローチャートである。
まず、クライアント端末3の表示処理部301が、画面送信要求をサーバ1へ送信する(S21)。
すると、サーバ1のオーダブロック生成処理部101が、画面送信要求を基に、オーダテーブル201と、レイアウトテーブル202とからオーダブロックを生成する(S22)。
そして、画面生成処理部102は、ワークフローデータ204等を基に、各画面を生成するとともに、生成したオーダブロックを画面中に配置することで、各画面を生成する(S23)。
次に、変換処理部103が、生成した画面をHTMLに変換し(S24)、画面送信要求元のクライアント端末3へ送信する(S25)。なお、ステップS24の処理は省略されてもよい。
そして、クライアント端末3の表示処理部301は、送信された画面を表示装置360に表示する(S26)。
図8は、本実施形態に係るオーダブロック編集の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ユーザ(医師等)が、クライアント端末3の表示装置360の画面を参照しつつ、入力装置350を介して、オーダブロックを編集する(S31)。具体的には、表示装置360にオーダブロックの編集画面を表示し、ユーザ(医師等)が入力装置350を介してオーダ内容の編集を行うことでオーダブロックが編集される。
すると、クライアント端末3の表示処理部301が、サーバ1へ編集したオーダブロックに関する情報を送信する(S32)。
そして、ステップS32で送信された情報を受信したサーバ1の登録部104は、受信したオーダブロックの情報からオーダ情報を抽出すると、オーダテーブル201に格納する(S33)。具体的には以下のような処理が行われる。新規ではないオーダブロックの情報には、例えば、ヘッダとしてオーダ番号が格納されている。登録部104は、このようなオーダブロックの情報を受信すると、ヘッダのオーダ番号をキーとして、受信したオーダブロックの情報をオーダテーブル201に格納する。
図9は、本実施形態に係るワークフロー作成の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ユーザが、クライアント端末3の表示装置360を参照しつつ、入力装置350を介して、ワークフローを作成する(S41)。
次に、クライアント端末3の表示処理部301がワークフローの情報をサーバ1へ送信する(S42)。
ワークフローの情報を受信したサーバ1の登録部104が受信したワークフローの情報をワークフローデータ204に格納する(S43)。
図10は、本実施形態に係るワークフロー編集の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ユーザが、クライアント端末3の表示装置360を参照しつつ、入力装置350を介して、ワークフローを編集する(S51)。
次に、クライアント端末3の表示処理部301がワークフローの編集情報をサーバ1へ送信する(S52)。
ワークフローの編集情報を受信したサーバ1の登録部104が受信したワークフローの編集情報でワークフローデータ204を更新する(S53)。
まず、図11〜図21を参照して、ワークフローの一例として、医師が薬剤をオーダし、薬剤師が医師のオーダに従って薬剤を調剤し、看護師が調剤された薬剤を処方するワークフローを説明する。
なお、以降の説明において、「オーダブロックD1」と記載されている場合は、特定のオーダブロックを指すのではなく、オーダブロック全体を指しているものとする。また、その他のオーダブロックの表記(「オーダブロックA127」や、「オーダブロックA127(D1)」等」は、特定のオーダブロックを指しているものとする。
また、以降の説明において、画面を操作している特定のユーザを示すときは「ユーザ(医師)」等とし、効果等、特定のユーザに限らないときは単に「ユーザ」と記載する。
まず、本ワークフローについての、作業手順を図11のフローチャートで示す。
最初に、ユーザ(医師)が患者記録画面をクライアント端末3の表示装置360に表示する(S101)。
次に、ユーザ(医師)は、新規のオーダブロックを作成する(S102)ことで、新規オーダを作成する。なお、オーダの作成、変更、中止を行うのは常に医師である。
そして、ユーザ(医師)は、作成した新規オーダを薬剤師に送信する(S103)。
そして、ユーザ(薬剤師)は、オーダに基づいて調剤を行う(S105)。
その後、ユーザ(薬剤師)は、調剤が完了した旨を登録する(S106)ことで、次のワークフローの担当者である看護師にオーダが送られる。
次に、ステップS107において、ユーザ(看護師)は診療カレンダを表示したり、処方する薬に関するオーダブロックを展開したりして、オーダを確認する。
続いて、ユーザ(看護師)は、オーダブロックに記載されているオーダに従って、患者への服薬を行う(S108)。
その後、ユーザ(看護師)は服薬が完了した旨をサーバ1に登録する(S109)。
図12は、医師用の患者記録画面の例を示す図である。
より詳しくは、図12は、ユーザ(医師)が使用しているクライアント端末3の表示装置360に表示されている画面であり、入力装置350を介して「患者記録」タブA11が選択されることで、患者記録画面A1が表示されている。なお、図12では、「患者記録」タブA11が選択されることで、患者記録画面A1が表示されているが、「診療カレンダ」タブが選択されれば、図19等で後記する診療カレンダC1が表示される。また、患者リストタブA170が選択されると、図15等に示す業務画面B1が表示される。なお、「検温表」タブが選択されることで、検温表が表示されるが、本実施形態では説明を省略する。
このような患者記録画面A1、業務画面B1、診療カレンダC1の切り替えは、以降の図において示す各画面において共通である。これにより、作業効率が改善される。
患者情報エリアA110は、患者記録画面A1に表示されている患者の氏名や、患者に関する諸情報が表示される。患者に対する諸情報とは、患者のID(Identification)、生年月日、血液型、担当医師名、患者の症状、病名等である。
表示期間指定エリアA121は、患者記録一覧エリアA122に表示される患者記録の期間を指定するためのエリアである。本実施形態では、年月を示すバー上に表示される枠によって期間が指定される。なお、このような形式に限らず、例えば、入力窓等の形式でもよい。
患者記録一覧エリアA122は、1つのレコード毎に医療行為種別、医療行為日時、検査数(検査)、処置数(処置)、処方数(処方)、担当者名を有している。
医療行為種別は、行われた医療行為の種別を示す情報であり、診療が行われれば「診」が表示され、看護が行われれば「看」等といった情報が表示される。
検査数は、対象となる医療行為が行われたときに発行された検査オーダの数である。同様に、処置数は、対象となる医療行為が行われたときに発行された処置オーダの数であり、処方数は、対象となる医療行為が行われたときに発行された処方オーダの数である。
担当者名は、対象となる医療行為を行った担当者の氏名である。
診療録A126は、医師が作成する診療録である。なお、図12の例では、患者詳細記録A124が、診療に関するもの(「診」)であるので、診療録A126が表示されるが、看護に関するもの(「看」)であれば、看護記録が表示される。
ヘッダ部D201は、「処方」、「注射」といったオーダの種別(作業に関する情報の種別)や、「調剤済」、「未調剤」といったオーダに関する作業状態を示すステータス(作業のステータス)を有している。また、ヘッダ部D201には、至急であるか否か(「急」)、印刷されているか否か(「印」)、会計済みであるか否か(「¥」)といったサブステータスを示すアイコンが示されている。さらに、ヘッダ部D201には、オーダが出された科(「内科」)といった情報が示されている。
例えば、入力装置350を介してユーザ(医師)が、アシストビューA130に表示されているオーダブロックA131(D1)の情報件数D101(「3」)を選択入力すると、オーダブロックA131が展開し、図13に示すようなオーダブロックA131a(D1)が表示される。
なお、オーダブロックD1は情報件数が選択入力されると展開されることに限らず、オーダブロックD1の所定の箇所が選択入力されると展開されてもよい。
オーダブロックA131aにおける個々の情報の構成は、オーダブロックA131等と同様であるので説明を省略する。
そして、入力装置350を介してユーザ(医師)が閉ボタンD102(図13)を選択入力すると、オーダブロックA131aが閉じて、図12のオーダブロックA131に戻る。
なお、以降の図面において、オーダブロックD1の構成は、図12に示されるオーダブロックD1と同様であるので、以降においてオーダブロックD1の構成についての説明を省略する。また、オーダブロックD1は、いずれも図13のオーダブロックA131aのように展開が可能である。
つまり、「処方」に関するオーダブロックD1の数が処方数となり、「注射」等の「処置」に関するオーダブロックD1の数が処置数となる。同様に、「検査」に関するオーダブロックD1があれば、その数が検査数となる。
図12の例は、「オーダ一覧」のタブが選択されている例を示す。
「オーダ一覧」は指定された日に実施されるべきオーダがオーダブロックD1のリストとして表示されている。
図12の例では、年月日指定窓A133で指定された年月日(図12の例では「2014/02/20」)に実施されるべき(所定の条件に適合する)オーダのオーダブロックA131(D1),A132(D1)がリストとして表示されている。
これは、「2014/02/20」に実施されるべきオーダは、「2014/02/19」に指示されたオーダであることを示している。
このように、オーダブロックD1は情報を表示するのみでなく、詳細情報を表示するためのボタンとしての機能を有する。
ワークフローエリアA150は、ワークフロー表示エリアA151と、コメントエリアA152とを有している。
ワークフロー表示エリアA151には、ワークフローに関する情報が表示される。図12の例では、対象となっている作業は、ワークフローが指示医:医師太郎(医師)→調剤:薬局(薬剤師)→服薬実施:病棟(看護師)の順番となっていることが示されている。
また、ワークフロー表示エリアA151において、「指示医」の箇所が強調表示されていることから、現在の作業は医師による作業であることが分かる。
コメントエリアA152は、コメントが入力されるエリアだが、コメントエリアA152及びPUSH通知設定部A155は後記して説明する。
また、チェックボックスA171にチェックが入っている状態で、「Do作成」ボタンA181が選択入力されることで、チェックが入っている診療録A126や、オーダブロックD1と同じ内容を有する診療録A126や、オーダブロックD1が生成される。ユーザ(医師)は、このようにして生成された診療録A126や、オーダブロックD1の内容を適宜変更して、新たな診療録A126や、オーダブロックD1を作成することで、診療録A126や、オーダブロックD1を作成する際の手間を軽減することができる。
図14は、医師によるオーダブロックの作成画面の例を示す図である。
図14の患者記録画面A1aは、図13の編集ボタンA161が入力装置350を介して選択入力されることで表示されるものである。そして、患者記録画面A1aは、ワークフローの編集や、コメントの記入が可能な画面である。なお、ワークフローの編集や、コメントの記入については後記する。また、患者記録画面A1aにおいて、図12の患者記録画面A1と同様の要素については、適宜同一の符号を付して説明を省略する。
ユーザ(医師)は、表示されたプルダウンメニューA312の「オーダ」→「処方」を選択する。
すると、図14に示すように、患者記録一覧エリアA122の「2014/02/20」(現在の年月日)に新規のオーダブロックA301(D1)が表示される。
入力装置350を介して、オーダ発行ボタンが選択入力されると、オーダが入力されたオーダブロックA301(D1)は、次の担当者に送られる。図14の例において、次の担当者は前記のように薬剤師である。
ちなみに、プルダウンメニューA312の「オーダ」→「処方」が選択されると、図12の編集ボタンA161が、オーダ発行ボタンとなる。
図15は、薬剤師用の業務画面の例を示す図である。
図15、薬剤師が使用しているクライアント端末3に表示されている画面である。図15の例では、入力装置350を介して「院内」タブB111が選択されることで、院内、つまり院内薬局(薬剤科)において調剤を行う対象患者に対する業務画面B1が表示されている。
年月日選択窓B101は、患者情報リストB103に表示される年月日を指定するための入力窓である。図15の例では、「2014/02/20」が指定されている。
表示ステータス選択ボタンB102は、患者情報リストB103に表示されるリストを作業のステータスで絞り込むためのボタンである。図15の例では、いずれの表示ステータス選択ボタンB102も選択されているため、すべてのステータスが患者情報リストB103に表示されているが、患者情報リストB103が長いため、ステータスの一部は表示されていない。なお、図15の例では、表示ステータス選択ボタンB102が選択されている状態をドットで示している(以下の図面においても同様)。
患者情報リストB103は、患者毎にステータス、患者名、患者ID、生年月日、性別、年齢、ワークフローのフィールドを有する。
ステータスは、現在における作業のステータスを示すものである。図15は薬剤師が使用する業務画面B1であるので、ステータスは、表示ステータス選択ボタンB102に対応して「未調剤」、「調剤済」、「入力保留」、「服薬済」の4種類である。ここで、表示されるステータスは、表示ステータス選択ボタンB102で選択されたステータスである。前記したように、図15の例では、いずれの表示ステータス選択ボタンB102も選択されているので、すべてのステータスが表示されている。
患者名、患者ID、生年月日、性別、年齢については説明を省略する。
ここで、調剤オーダ元として「内科×2」が表示されているが、これは内科の医師によって発行されたオーダが2つあることを意味している。つまり、「内科×2」と表示されているレコードには、オーダブロックD1が2つ表示されることになる。図15の例でも、オーダブロックD1が横並びで2つ表示されている。
なお、オーダブロックD1が展開されると、患者情報リストB103のレコードの高さが展開されたオーダブロックD1の高さに合わせて変わる。あわせて、図15の例では、患者情報リストB103の右端に表示されているスクロールバーにおけるノブのサイズが変わる。
このような新着通知表示D11,E101が表示されることで、ユーザは新着のオーダの有無を容易に確認することができる。つまり、新着通知表示D11,E101は、新規のオーダブロックD1もしくは情報を変更されたオーダブロックD1が存在する場合、新規のオーダブロックD1もしくは情報を変更されたオーダブロックD1が存在することを示すものである。
閉ボタンB121については後記する。
業務画面B1aでは、選択されたオーダブロックB121に関連する情報を有しているアシストビューB230、詳細情報表示エリアB240、ワークフローエリアB250(すなわち、オーダブロック関連エリア)が表示される。
なお、アシストビューB230、詳細情報表示エリアB240、ワークフローエリアB250が表示されるに伴い、患者情報リストB103は紙面左方向に移動する。
詳細情報表示エリアB240には、図15で選択されたオーダブロックB121の作業(処方)に関する情報が表示されている。
また、ワークフローB250には、図15で選択されたオーダブロックB121に関連するワークフローが表示されている。
図17は、薬剤師用の患者記録画面の例を示す図である。
図17の患者記録画面A4は、前記したように図16の編集ボタンB261が選択入力されたり、図15の閉ボタンB121が選択入力されたりすることで表示される画面である。ここで、図15の閉ボタンB121は、図16の編集ボタンB261を介さないで図17の患者記録画面A4に遷移するためのボタンである。閉ボタンB121は、例えば、図15の業務画面B1において、特定のオーダブロックD1を選択することなく、図17の患者記録画面A4に遷移したい場合等に用いられる。ここで、図15の閉ボタンB121は省略されてもよい(以下の図面においても同様である)。
図17における患者記録画面A4は、タブA401が薬剤師向けに「院外」、「院内」、「定期」となっていることや、右下に調剤完了ボタンA461が表示されていることや、記載内容が薬剤師向けになっていること以外の主だった構成は図12に示す患者記録画面A1と同様であるので、構成についての説明を省略する。
なお、オーダブロックA411(D1),A421(D1)は、新着通知表示D11が表示されていることから医師からの新着オーダブロックD1であることが分かる。
調剤が終了すると。ユーザ(薬剤師)は入力装置350を介して調剤完了ボタンA461を選択入力する。
すると、選択されているオーダブロックA411,A421が、次の担当者に送られる。図17の例において、次の担当者はワークフローエリアA450には「服薬実施:病棟A」と記載されている。これは、次のワークフローが病棟Aの看護師であることを示している。
すると、調剤が完了した旨に関する情報がサーバ1へ送信され、サーバ1の登録部104は、データベース2におけるオーダテーブル201等に対して、調剤が完了した旨に関する情報を格納する(ステータスを「調剤済」に変更する)。
ただし、患者記録画面A4において、ユーザ(薬剤師)はオーダブロックD1の新規作成、変更を行うことができない。
図18は、看護師用の業務画面の例を示す図である。
業務画面B3は、タブB301や、表示ステータス選択ボタンB302等が看護師向けになっていること以外は、図15の業務画面B1と同様であるため、共通の構成の説明を省略する。
業務画面B3においても、オーダブロックD1が表示されている。これらのオーダブロックD1のうち、オーダブロックB311は新着通知表示D11が表示されていることから、このオーダブロックB311は薬剤師から送られてきた新着のオーダブロックD1であることがわかる。
また、オーダブロックD1が表示されることにより、ユーザ(看護師)はオーダの概要を確認すると共に、オーダブロックD1の情報件数D101を選択入力することでオーダブロックD1を展開することができる。オーダブロックD1を展開することにより、ユーザ(看護師)は、画面を切り替えることなくオーダの詳細な内容を確認することができる。なお、展開されたオーダブロックD1は、図13に示すオーダブロックA131aと同様であるので、ここでは図示及び説明を省略する。
図19は、看護師用の診療カレンダ画面の例を示す図である。
なお、ここで、図18の閉ボタンB321が選択入力されることで、図19に示す診療カレンダ画面C1が表示されたのは、前回ユーザ(看護師)が診療カレンダ画面C1で作業を行っている状態から、図18の業務画面B3に遷移していたからである。前回、患者記録画面から業務画面B3に遷移されていれば、閉ボタンB321が選択入力されると、画面は患者記録画面に遷移する。この場合、診療カレンダ画面C1に遷移するには、患者記録画面から「診療カレンダ」タブがさらに選択入力される必要がある。
患者情報エリアC110は、図12の患者情報エリアA110と同様の情報が表示される。
診療カレンダ表示エリアC120では、表示期間指定エリアC121と、診療カレンダC122とが表示されている。
ここで、マイルストーンとは、診療のワークフローや、入院のワークフローが表示される箇所であり、図19ではこれらのマイルストーンに関する情報が表示されていない状態である。
経過記録のレコードには、診療に関する情報である診療録C131が表示されている。
処方のレコードには、薬の処方オーダに関する情報が表示され、処方に関するオーダブロックD1が表示されている。
注射のレコードには、注射のオーダに関する情報が表示され、注射に関するオーダブロックD1が表示されている。
画像のレコードには、画像検査のオーダに関する情報が表示され、画像検査に関するオーダブロックC141(D1)が表示されている。
(1)該当するレコードに関するオーダブロックD1や、診療録C131等を新規に作成するためのアイコン。
(2)該当するレコードに表示されているオーダブロックD1のすべてを展開していない状態にするためのアイコン。
(3)該当するレコードに表示されているオーダブロックD1のすべてを展開された状態にするためのアイコン。
このとき、展開されたオーダブロックC151aが表示されているレコード(「処方」)の高さは、展開されたオーダブロックC151aの高さに合わせて変化する。
そして、ユーザ(看護師)が、入力装置350を介してオーダブロックC151aの閉ボタンD102を選択入力すると、オーダブロックC151aが閉じて、図19のオーダブロックC151に戻る。
図21は、看護師用の患者記録画面の例を示す図である。
図21に示す患者記録画面A7は、タブA701が看護師向けに「病棟A」、「病棟B」、「病棟C」となっていることや、詳細情報表示エリアA740における表示内容が看護師向けの内容であることや、右下に服薬登録ボタンA761が表示されていること以外は図12に示す患者記録画面A1と同様であるので、主な構成の説明を省略する。
なお、オーダブロックA721とオーダブロックA731には、同じ内容を示すオーダが記載されている。
また、オーダブロックA731は展開された状態であるが、オーダブロックA721はたたまれた状態となっている。
これにより、一連のワークフローが終了する。
なお、服薬登録ボタンA761が選択入力されると、服薬が完了した旨の情報が付されたオーダブロックD1が医師に送信されてもよい。
ただし、患者記録画面A7において、ユーザ(看護師)はオーダブロックD1の新規作成、変更を行うことができない。
次に、図22〜図26を参照して、医師が放射線技師にCT撮影をオーダし、放射線技師がオーダに従ってCTを撮影した後、医師が撮影されたCTを確認するワークフローを説明する。
まず、本ワークフローについての、作業手順を図22のフローチャートで示す。
最初に、医師が患者記録画面を開くことで、クライアント端末3の表示装置360に患者記録画面が表示される(S201)。
次に、医師は、CT撮影を指示する新規のオーダブロックを作成する(S202)ことで、新規オーダを作成する。
そして、医師は、作成した新規オーダを放射線技師に送信する(S203)。
そして、放射線技師は、オーダに基づいてCT撮影を行う(S205)。
その後、放射線技師は、検査結果をサーバ1に登録する(S206)。
そして、医師は、オーダブロックの内容から検査結果をクライアント端末3の表示装置360に表示させ(S208)、検査結果を確認する。
なお、医師によるCT撮影のオーダは、図12〜図14で示した手順と同様の手順で行われるので、図示及び説明を省略し、放射線技師の元に医師からのオーダが到着したところから説明を始める。
なお、以下の図23〜図26において、患者記録画面、業務画面、診療カレンダは同じ画面において、切替可能である。
図23は、放射線技師用の業務画面の例を示す図である。
図23に示す業務画面B4は、タブB401や、表示ステータス選択ボタンB402等が放射線技師向けになっていること以外は、図15の業務画面B1と同様であるため、共通な構成の説明を省略する。
業務画面B4においても、患者情報リストB403においてオーダブロックD1が表示されている。これらのオーダブロックD1のうち、オーダブロックB411は新着通知表示D11が表示されていることから、ユーザ(放射線技師)は新着のオーダブロックD1が来ていることが分かる。
なお、図23におけるオーダブロックD1には、情報件数D101(図1)が表示されていない。これは、オーダブロックD1に記載されているオーダの情報が1つであることを示している。
図24は、放射線技師用の患者記録画面の例を示す図である。
なお、ここで、図23の閉ボタンB421が選択入力されることで、図24に示す患者記録画面A8が表示されたのは、前回ユーザ(放射線技師)が患者記録画面A8で作業を行っている状態から、図23の業務画面B4に遷移していたからである。前回、診療カレンダから業務画面B4に遷移していれば、閉ボタンB421が選択入力されると、画面は診療カレンダに遷移する。この場合、患者記録画面A8に遷移するには、診療カレンダから「患者記録画面」タブがさらに選択入力される必要がある。
なお、オーダブロックA821とオーダブロックA831には、同じ内容を示すオーダが記載されている。
そして、ユーザ(放射線技師)は、必要に応じてコメントエリアA852にコメントを入力する。
その後、ユーザ(放射線技師)は、入力装置350を介して検査結果登録ボタンA861を選択入力する。すると、検査結果(CT画像)がサーバ1へ送信され、サーバ1の登録部104は、処理対象となっている患者に関する電子カルテデータ203に検査結果(CT画像)を格納する。
すると、選択されているオーダブロックA821(A831:D1)は、次の担当者に送信される。図24の例において、次の担当者はワークフローエリアA850に示されているように医師である。
ただし、患者記録画面A8において、ユーザ(放射線技師)はオーダブロックD1の新規作成、変更を行うことができない。
図25は、医師用の患者記録画面の例を示す図である。
図25に示す患者記録画面A9は、図12に示す患者記録画面と内容が、ほぼ同様であるので相違点のみを記述することとする。
まず、タブA901の「入院」タブに新着通知表示E101が表示されている。これにより、ユーザ(医師)は入院患者に関して新着のオーダが返されていることを確認することができる。
なお、オーダブロックA921とオーダブロックA931には、同じ内容を示すオーダが記載されている。
ここでは、CTに関する処理であるので、検査結果画像F101はCT画像である。また、検査結果画像F101はデータベース2の電子カルテデータ203として保存されている電子カルテであるが、PACS(Picture Archiving and Communication System)から取得されるものでもよい。
そして、ユーザ(医師)は、検査結果画像F101を確認する。
以上で、一連のワークフローが終了する。
次に、図27〜図31を参照して、ワークフローの編集手順とオーダの変更手順について説明する。
ここでは、医師から届いた調剤のオーダに誤りがある可能性があるため、薬剤師が医師に確認を求める手順を示す。
本ワークフローについての、作業手順を図27のフローチャートで示す。
まず、医師が患者記録画面を開くことで、表示装置360に患者記録画面を表示させる(S301)。
次に、医師は、新規のオーダブロックを作成する(S302)ことで、新規オーダを作成する。
そして、医師は、作成した新規オーダを薬剤師に送信する(S303)。
ここで、薬剤師は、医師のオーダに誤りと思われる箇所を発見する。
そこで、薬剤師は、ワークフローエリアのコメントエリアに、オーダに誤りと思われる箇所がある旨のコメントを記入し(S305)、自身の後のワークフローに医師を追加する(S306)。
オーダを確認した医師は、オーダを中止する、オーダを変更する、もしくはオーダをそのままとする、といったオーダに対する処置を行う(S308)。
なお、医師による調剤のオーダは、図12〜図16で示した手順と同様の手順で行われるので、図示及び説明を省略し、薬剤師の元に医師からのオーダが到着し、薬剤師が編集可能な患者記録画面A10(図28)を開いたところから説明を始める。
なお、以下の図28〜図31において、患者記録画面、業務画面、診療カレンダは同じ画面において、切替可能である。
図28は、薬剤師用の患者記録画面の例を示す図である。
図28に示す患者記録画面A10は、図17に示す患者記録画面A4と同様の内容を有するため、相違点のみを記述する。なお、図28の患者記録画面A10は、図16の業務画面B1aの編集ボタンB261が選択入力されることで表示される、編集可能な患者記録画面である。
前記したように、医師から調剤のオーダが届いたものの、オーダに誤りがある可能性があるため、ユーザ(薬剤師)は、入力装置350を介してワークフローエリアA1050のコメントエリアA1052に医師宛のコメントを記入する。つまり、ユーザ(薬剤師)は、入力装置350を介してワークフローエリアA1050のコメントエリアA1052にワークフローに関連するコメントを記入する。
しかしながら、ここでは、オーダを医師に差し戻して、オーダに誤りがあるか否かを医師に確認してもらう必要がある。
そこで、ユーザ(薬剤師)は、入力装置350を介して、ワークフローA1050のワークフロー表示エリアA1051において、薬剤師と、看護師との間のワークフロー追加ボタンA1055を選択入力する。
すると、処理対象となっているオーダが、ワークフローに選択追加された医師に差し戻される。
図29は、医師用の業務画面の例を示す図である。
図29に示す業務画面B5は、タブB501や、表示ステータス選択ボタンB502等が医師向けになっていること以外は、図15の業務画面B1と同様であるため、主な構成の説明を省略する。
ここで、患者情報リストB503におけるオーダブロックB511(D1)に新着通知表示D11及びコメント通知表示D12が表示されており、コメントが記入されたオーダが届いていることを示している。
あるいは、ユーザ(医師)がオーダブロックB511を選択入力することで、図16にに示すような画面に遷移し、さらに画面右下の編集ボタンが選択入力されることで、図30に示す患者記録画面A11が表示される。
図30は、医師用の患者記録画面の例を示す図である。
図30に示す患者記録画面A11は、図12に示す患者記録画面A1と内容が、ほぼ同様であるので相違点のみを記述することとする。なお、図30に示す患者記録画面A11は、ワークフローの変更をサーバ1の画面生成処理部102が検知すると生成、表示される画面である。
ユーザ(医師)は、図29のオーダブロックB511(D1)に相当する、患者記録エリアA1120のオーダブロックA1121(D1)もしくはアシストビューA1130のオーダブロックA1131(D1)を選択入力する。
それとともに、ワークフローエリアA1150のコメントエリアA1152に送信元(この場合、薬剤師)からのコメントが表示される。
ユーザ(医師)は、このコメントを確認後、オーダをそのままとするか、変更するか、中止するかを選択する。
オーダを変更する場合、ユーザ(医師)は、入力装置350を介してオーダ変更ボタンA1063を選択入力する。すると、図12に示すように、編集可能な患者記録画面A1に画面が遷移し、処理対象となっているオーダブロックD1の編集が可能となる。
オーダを中止する場合、ユーザ(医師)は、入力装置350を介してオーダ中止ボタンA1162を選択入力する。
すると、処理対象となっているオーダブロックA1121,A1131のオーダが中止となる旨の通知が、次のワークフロー(ここでは、看護師)に送られる。
図31は、看護師用の業務画面の例を示す図である。
図31に示す業務画面B6は、図18に示す業務画面B3と内容が、ほぼ同様であるので相違点のみを記述することとする。
図31では、患者情報リストB603において、処方が中止されたオーダブロックB611(D1)が表示されている。なお、処方が中止されたオーダブロックB611は、他のオーダブロックD1の下に隠れたり、オーダブロックD1の列の一番後ろに表示されたりと、目立たない位置に表示されるようにしてもよい。
ユーザ(看護師)は、オーダブロックB611を確認することで、該当するオーダが中止されたことを確認する。なお、オーダブロックB611には、図30のコメントエリアA1152で記入されたコメントが存在することを示すコメント通知表示D12が表示されている。
以上で、ワークフローの変更及びオーダの変更に関する説明を終了する。
(患者記録画面:医師用)
図32は、医師用の患者記録画面の変形例を示す図である。
図32に示す患者記録画面A11aは、患者リストA1160が各エリアA1110〜A1150と共に表示されている。
ここで、各エリアA1110〜A1150は、図30と同様であるので説明を省略する。
なお、図32において、患者リストA1160の一番上にある「日立 A郎」に新規通知表示H101が表示されているが、これは、この患者の情報(具体的にはオーダ)に新着情報が来ていることを示している。
図33は、看護師用の患者記録画面の例を示す図である。
図33に示す患者記録画面A12は、看護師間で回覧する看護記録のための患者記録画面である。
同様に、看護記録A1261の回覧順が示されているワークフローは、看護師のみならず医師、薬剤師、放射線技師も閲覧可能であるが、編集は看護師のみが可能である。
図34は、オーダブロックの別の例を示す図である。
図34(a)は、これまで示してきた形式のオーダブロックD1である。
これに対し、図34(b)は、ヘッダ部D201が上部に表示されているオーダブロックD1aである。
このようにすることで、ヘッダ部D201aに示す情報が多いとき等に対応することができる。
また、オーダブロックD1がボタンとしても機能することにより、オーダブロックD1に関連する情報表示の操作が容易となる。
しかしながら、薬剤師や、看護師が医師に再確認をする等といった、ワークフローの変更が必要になる場合がある。
しかしながら、中小病院では、前記したように一人のスタッフが異なる業務をこなす必要性が高いことから、ワークフローが頻繁に変更されることが多い。
また、本実施形態の画面処理システムZは、病院を対象としているが、工場等、その他の組織に適用されてもよい。
また、各実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんどすべての構成が相互に接続されていると考えてよい。
2 データベース
3 クライアント端末
100 サーバの処理部
101 オーダブロック生成処理部(情報ブロック生成処理部)
102 画面生成処理部
103 変換処理部
104 登録部
201 オーダテーブル
202 レイアウトテーブル
204 ワークフローデータ
300 クライアント端末の処理部
301 表示処理部
350 入力装置(入力部)
360 表示装置
A1〜A12,A11a 患者記録画面
A130,B230,A730,A830,A930,A1130,A1230 アシストビュー(情報ブロック関連エリア)
A140,A340,B240,A440,A740,A840,A940,A1140,A1240 詳細情報表示エリア(情報ブロック関連エリア)
A150,B250,A450,A750,A850,A950,A1050,A1150,A1250 ワークフローエリア(情報ブロック関連エリア)
A151 ワークフロー表示エリア
A152,A852,A952,A1052,A1152 コメントエリア
A1055 ワークフロー追加ボタン
D1,D1a,A127,A128,A131,A131a,A132,A301,A411,A421,A721,A731,A821,A831,A921,A931,A1121,A1131,B121,B311,B411,B511,B611,C141,C151,C151a オーダブロック(情報ブロック)
D11,E101,H101 新着通知表示
D12 コメント通知表示
D101 情報件数(作業に関する概要情報の数)
D102 閉ボタン
D201,D201a ヘッダ部(第1の表示領域)
D202 情報部(第2の表示領域)
G101 ワークフロー選択画面
Claims (6)
- 画面処理システムであって、
作業に関する情報の種別及び前記作業のステータスを少なくとも表示する第1の表示領域と、前記第1の表示領域の表示に対応して前記情報の説明及び前記ステータスの説明を少なくとも表示する第2の表示領域と、を有するとともに、ボタンとしての機能も有する情報ブロックを生成する情報ブロック生成処理部と、
所定の条件に適合する前記情報ブロックのリストが表示されるアシストビューを生成する画面生成処理部と、を備え、
前記画面処理システムは、
複数の画面を用いて情報処理がされる場合も、各画面において、同じ機能及び同じレイアウトで前記情報ブロックを表示させて情報処理を行い、
前記画面生成処理部によって、生成された前記アシストビューを前記画面に表示し、
入力部を介して、表示されている前記情報ブロックにおける所定の箇所が選択入力されると、
前記情報ブロックを、前記情報ブロックと同じ前記第1の表示領域と前記第2の表示領域とを有する、新たな前記情報ブロックを複数用いた分離展開による展開表示を行うことで、前記アシストビュー内に、前記作業に関する概要情報をすべて表示し、前記展開表示されている情報ブロックにおける所定の箇所が選択入力されると、前記展開表示が展開前の表示に戻る
ことを特徴とする画面処理システム。 - 前記展開表示では、前記アシストビュー内で指定される指定日に実施されるオーダの情報ブロックが表示される
ことを特徴とする請求項1に記載の画面処理システム。 - 前記画面生成処理部は、
任意の前記情報ブロックが入力部を介して選択入力されると、前記選択入力された情報ブロックに関連する情報を有する情報ブロック関連エリアを生成し、
前記情報ブロック関連エリアには、
前記選択された情報ブロックの前記作業に関する情報の詳細な内容が表示される詳細情報表示エリア
が含まれることを特徴とする請求項1に記載の画面処理システム。 - 前記画面生成処理部は、
前記情報ブロックの情報を編集するための編集用画面を生成し、
前記画面処理システムは、
生成された編集用画面を前記画面に表示して情報処理を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の画面処理システム。 - 前記情報ブロック生成処理部は、
新規の情報ブロックもしくは前記作業に関する情報を変更された情報ブロックが存在する場合、前記新規の情報ブロックもしくは前記作業に関する情報を変更された情報ブロックが存在することを示す新着通知表示を生成し、
生成された前記新着通知表示を画面に表示して情報処理を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の画面処理システム。 - 前記新着通知表示は、非表示とすることができる
ことを特徴とする請求項5に記載の画面処理システム。
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