JP6153837B2 - 電磁弁 - Google Patents
電磁弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6153837B2 JP6153837B2 JP2013209317A JP2013209317A JP6153837B2 JP 6153837 B2 JP6153837 B2 JP 6153837B2 JP 2013209317 A JP2013209317 A JP 2013209317A JP 2013209317 A JP2013209317 A JP 2013209317A JP 6153837 B2 JP6153837 B2 JP 6153837B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- diaphragm
- passage
- electromagnetic device
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 18
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 8
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 29
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Supercharger (AREA)
Description
図9に示すように、エアバイパス弁100は、電磁装置102と弁部材104とダイヤフラム106と圧力導入通路108とを備えている。電磁装置102は、固定側部材110、及び、電磁力により吸引方向へ移動される可動側部材112、並びに、可動側部材112を吸引方向とは反対方向へ付勢するコイルばね114を有している。また、弁部材104は、電磁装置102の可動側部材112に連結されかつターボチャージャのケーシング116の吸気バイパス通路118の途中に設けられた弁座120を開閉する。
この構成によると、ダイヤフラムがシール状態で取付けられた弁部材が、電磁装置の可動側部材に対して傾動可能に連結されている。このため、弁座と弁部材との間に傾斜方向の軸ずれが生じた場合でも、閉弁時において、電磁装置の可動側部材に対して弁部材が傾動することにより、弁座に弁部材が調芯される。これにより、弁座に対する閉弁時の弁部材の密着性(シール性)を向上することができる。
また、弁部材にダイヤフラムがシール状態で取付けられているため、ダイヤフラムと弁部材との間にエア洩れを生じない。なお、電磁装置の可動側部材に弁部材を傾動可能に連結することにより、可動側部材と弁部材との間に隙間が生じるが、その隙間は圧力平衡室と流体通路の上流側の通路部との間を連通するだけで何ら問題を生じない。
よって、弁座に対する閉弁時の弁部材の密着性(シール性)の向上と、弁部材に対するダイヤフラムのシール状態での取付けとの協働によって、閉弁時のエア洩れの発生を防止することができる。
図3に示すように、ハウジング44の下端部には、径方向内方へフランジ状に突出する保持部44aが一体形成されている。保持部44aは、ボビン37及び端板部材40の端板部40bの下面を被覆しており、ボビン37及び端板部材40をハウジング44内に固定状に保持している。また、ハウジング44の下端部には、径方向外方へフランジ状に突出する取付フランジ部44bが一体形成されている。
図5に示すように、可動コア50は、鉄等の磁性材により中空円筒状に形成されている。可動コア50の下端部には、外径を段階的に小さくする大径筒部50a及び小径筒部50bが形成されている。小径筒部50bは、ダイヤフラムサブアッセンブリ62(後述する)の取付前において直円筒形状に形成されている。可動コア50の大径筒部50aの上側には、半径方向に貫通する適数個(図5では2個を示す)の横孔52が周方向に等間隔で形成されている。横孔52は、可動コア50の中空部51と連通している。また、可動コア50の中空部51は、固定側部材30の案内軸39に対して軸方向すなわち上下方向に往復移動可能に嵌合されている(図1参照)。なお、可動コア50は、端板部材40の中空部及びハウジング44の保持部44aの中空部内に対しても上下方向に往復移動可能に嵌合されている。
図5に示すように、弁部材24は、弁板55、ホルダ57及びストッパプレート59等を備えている。ホルダ57とストッパプレート59との間にダイヤフラム26の内周部を挟着することにより、ダイヤフラムサブアッセンブリ62(図6及び図7参照)が構成されている。図6はダイヤフラムサブアッセンブリを示す平面図、図7は同じく正断面図である。
ホルダ57の小径筒部64にダイヤフラム26の取付孔27が嵌合され、ホルダ57の小径段部65上にダイヤフラム26の内周側の取付板部26aが積層状にかつ同心状に重ねて配置される。次に、ホルダ57の小径筒部64にストッパプレート59の取付孔60が嵌合され、ダイヤフラム26の内周側の取付板部26a上にストッパプレート59が積層状にかつ同心状に重ねて配置される。次に、ホルダ57の小径筒部64(主として凸部64a)を、径方向外方へ花弁状に拡開させるとともにストッパプレート59上に積層状に重ねるようにかしめ加工が施される(図6及び図7参照)。これにより、ダイヤフラム26の内周側の取付板部26aが、ホルダ57の小径段部65とストッパプレート59との間に全周に亘ってシール状態に挟着され、内周側の取付板部26aにより両者57,59間が弾性的にシールされる。ひいては、弁部材24にダイヤフラム26の内周部がシール状態で取付けられている。このようにして、ダイヤフラムサブアッセンブリ62が構成されている。なお、ホルダ57及びストッパプレート59は本明細書でいう「一対のシェル部材」に相当する。
図8に示すように、可動コア50の大径筒部50aには、ダイヤフラムサブアッセンブリ62の中空部(符号、62aを付す)が嵌合されている。続いて、可動コア50の小径筒部50bには、円環板状の止めリング72がほとんど隙間なく嵌合されている。止めリング72は、例えば金属製のプレス成形品からなる。そして、可動コア50の小径筒部50bの下端部を全周に亘って外方へかしめることによって、可動コア50に対して止めリング72が固定状に取付けられている。止めリング72は、可動コア50にダイヤフラムサブアッセンブリ62を抜け止めしている。なお、可動コア50の小径筒部50bのかしめ部分をかしめ部50cという。
図5に示すように、弁板55は、樹脂製で、円板状に形成された主板部74と、主板部74の外周部から下方へ延びる円筒状の筒部75と、筒部75の下端部から径方向外方へフランジ状に突出するフランジ部76とを同心状に有している。フランジ部76の下面には、環状突起からなる弁部77が同心状に形成されている。主板部74の中央部は下方へ緩やかに凹んでいる。また、主板部74の外周部には、板厚方向に貫通する適数個(図3では2個を示す)の通気孔78が周方向に等間隔で形成されている。また、フランジ部76の外周面は、下方へ向かって外径を次第に小さくするテーパ状に形成されている。また、フランジ部76の上面の内周部には、円環状の環状溝79が形成されている。
図3に示すように、弁部材24は、ケーシング10の弁室17内に配置されている。また、弁部材24の弁板55の弁部77は、ケーシング10の弁座15上に同心状に対応している。また、ケーシング10とハウジング44の取付フランジ部44bとの間には、両者間を弾性的にシールするOリング86が同心状に介装されている。
電磁装置22に電磁力が発生していないときすなわち非通電時には、可動体53がコイルばね34の付勢力によって吸引方向とは反対方向すなわち下方へ付勢されている。これにより、弁部材24の弁板55がケーシング10の弁座15上に着座し、閉弁状態になる(図1及び図3参照)。
また、電磁装置22に電磁力が発生するときすなわち通電時には、その電磁力により可動体53がコイルばね34の付勢力に抗して吸引方向すなわち上方に移動される。これにより、弁部材24の弁板55が弁座15から離座し、開弁状態になる(図2参照)。なお、可動体53の上動時すなわち開弁時において、ハウジング44の保持部44aにストッパプレート59の外周部が当接することにより、可動体53のそれ以上の上動が制限される。
また、弁部材24にダイヤフラム26がシール状態で取付けられているため、ダイヤフラム26と弁部材24との間にエア洩れを生じない。なお、電磁装置22の可動側部材32に弁部材24を傾動可能に連結することにより、可動側部材32と弁部材24との間に隙間が生じるが、その隙間は圧力平衡室84と吸気バイパス通路12の流入路13との間を連通するだけで何ら問題を生じない。
よって、弁座15に対する閉弁時の弁部材24の密着性(シール性)の向上と、弁部材24に対するダイヤフラム26のシール状態での取付けとの協働によって、閉弁時のエア洩れの発生を防止することができる。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、エアバイパス弁に限らず、リリーフ弁、流量制御弁等として適用してもよい。また、流体としては、エア(空気)に限らず、エア以外の気体、水、燃料等の液体、気体と液体との気液混合物等を使用してもよい。また、弁部材24の構造は適宜変更してもよい。
12…吸気バイパス通路(流体通路)
13…流入路(上流側の通路部)
14…流出路(下流側の通路部)
15…弁座
20…エアバイパス弁(電磁弁)
22…電磁装置
24…弁部材
26…ダイヤフラム
28…圧力導入通路
30…固定側部材
32…可動側部材
34…コイルばね(弾性部材)
57…ホルダ(シェル部材)
59…ストッパプレート(シェル部材)
84…圧力平衡室
Claims (2)
- 固定側部材、及び、電磁力により吸引方向へ移動される可動側部材、並びに、可動側部材を吸引方向とは反対方向へ付勢する弾性部材を有する電磁装置と、
前記電磁装置の可動側部材に連結されかつ流体通路形成部材の流体通路の途中に設けられた弁座を開閉する弁部材と、
前記電磁装置の固定側部材と前記弁部材との間に架設され、閉弁時に前記流体通路の弁座よりも下流側の通路部に対して区画された圧力平衡室を形成するダイヤフラムと、
前記電磁装置の可動側部材及び前記弁部材に形成され、閉弁時に前記流体通路の弁座よりも上流側の通路部と前記圧力平衡室とを連通する圧力導入通路と
を備える電磁弁であって、
前記弁部材に前記ダイヤフラムをシール状態で取付け、該弁部材を前記電磁装置の可動側部材に対して傾動可能に連結し、
前記弁部材は、前記ダイヤフラムを全周に亘って挟着しかつ前記電磁装置の可動側部材に対して傾動可能に連結される一対のシェル部材を備えていることを特徴とする電磁弁。 - 請求項1に記載の電磁弁は、内燃機関のターボチャージャをバイパスする吸気バイパス通路を流れるバイパス空気量を制御するエアバイパス弁であることを特徴とする電磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013209317A JP6153837B2 (ja) | 2013-10-04 | 2013-10-04 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013209317A JP6153837B2 (ja) | 2013-10-04 | 2013-10-04 | 電磁弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015075120A JP2015075120A (ja) | 2015-04-20 |
JP6153837B2 true JP6153837B2 (ja) | 2017-06-28 |
Family
ID=53000140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013209317A Expired - Fee Related JP6153837B2 (ja) | 2013-10-04 | 2013-10-04 | 電磁弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6153837B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6598547B2 (ja) * | 2015-07-21 | 2019-10-30 | サントリーホールディングス株式会社 | 電磁弁 |
JP6253623B2 (ja) * | 2015-09-14 | 2017-12-27 | 本田技研工業株式会社 | 燃料遮断弁 |
JP7254573B2 (ja) * | 2019-03-19 | 2023-04-10 | 株式会社鷺宮製作所 | 弁装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5479827A (en) * | 1977-12-08 | 1979-06-26 | Aichi Tokei Denki Kk | Valve cuttoff device |
JPH0552445U (ja) * | 1991-12-16 | 1993-07-13 | 株式会社ミクニアデック | 電磁弁の弁構造 |
JP4340119B2 (ja) * | 2003-10-02 | 2009-10-07 | シーケーディ株式会社 | 薬液弁 |
JP5437187B2 (ja) * | 2010-07-13 | 2014-03-12 | 株式会社ケーヒン | 電磁弁 |
JP2013083339A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-05-09 | Aisan Industry Co Ltd | 電磁式エアバイパス弁 |
-
2013
- 2013-10-04 JP JP2013209317A patent/JP6153837B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015075120A (ja) | 2015-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6391814B2 (ja) | 内燃機関のコンプレッサ用のブローオフ弁 | |
US9086161B2 (en) | Valve apparatus with positive and negative pressure relief valves | |
US9068667B2 (en) | Electromagnetic valve | |
JP2013083339A (ja) | 電磁式エアバイパス弁 | |
JP6638209B2 (ja) | 電磁弁 | |
JP2013227877A (ja) | ダンパ装置 | |
JP6407418B2 (ja) | ブローオフ弁に用いられる調整機構 | |
JP6028764B2 (ja) | 電磁弁 | |
JP2006226457A (ja) | 電磁弁 | |
JP6153837B2 (ja) | 電磁弁 | |
JP2014047800A (ja) | 電磁式エアバイパス弁 | |
JP2015064071A (ja) | 制御弁 | |
JP2017096309A (ja) | チェックバルブ | |
WO2012008202A1 (ja) | 電磁弁 | |
JP2019065815A (ja) | エアバイパスバルブ | |
JP2017145718A (ja) | エアバイパスバルブ | |
JP6561615B2 (ja) | 弁装置 | |
JP2019039508A (ja) | パイロット式電磁弁 | |
JP2018535369A (ja) | 弁機構のための電磁アクチュエータ | |
CN109723860B (zh) | 电磁阀及热水器 | |
JP2001099016A (ja) | 圧力制御弁 | |
JP2000045897A (ja) | 圧力調整弁 | |
JP2018013105A (ja) | エアバイパスバルブ | |
WO2022137693A1 (ja) | 差圧弁およびそれを有する弁装置 | |
JP2018100708A (ja) | エアバイパスバルブ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170531 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6153837 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |