JP6149883B2 - 画像検査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を光学的に読み取って画像の線幅を求める画像検査装置、及び、画像の線幅を求め、線幅に応じて画像書き込みの出力を設定する画像形成装置に関する。
用紙等の媒体に形成された画像を光学的に読み取る装置では、読み取られた画像を2値化する、あるいは、形成された画像が正しく書き込まれているかの判断等を行うため、画像を正しく認識できるようにする技術が提案されている。
例えば、バーコード等の1次元あるいは2次元の符号化された情報を読み取る装置では、読み取った画像のぼけの有無を判定し、装置から読み取り対象までの距離が読み取りを良好に行える範囲内にあるかを判断する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、バーコードを読み取る装置では、バーコードは、白黒が交互に存在し、かつ、白黒の線幅は最も細い線幅の整数倍という特性を利用して、画像の白黒判定を所定のしきい値で行った後、線幅の認識を行う技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
更に、画像の端からエッジと直角な方向に全ての検索行に対して検索してエッジ片を検索する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−209208号公報 特開昭62−120585号公報 特開2010−134958号公報
線状の画像を光学的に読み取って取得した画像データから画像の線幅を求める処理では、画像のエッジ部を検出し、エッジ部間の長さを求めることで線幅を取得する。読み取り対象の画像から光学的な読取手段までの距離が変化すると、画像データがいわゆるぼけた状態となって画像データにおけるエッジ部を正確に検出できず、線幅が本来の値から変化する。
例えば、画像書き込みの出力を設定して画像を形成し、この形成された画像の線幅を求めることで、画像書き込みの出力と形成される画像の線幅との関係を求めて、所定の線幅で画像を形成するため画像書き込みの出力を設定する技術では、線幅を正しく求めることができないと、画像書き込みの出力の設定が正しくできない。
しかし、上述した何れの先行技術文献でも、読み取り対象の画像から光学的な読取手段までの距離が変化する場合等に、正しい線幅を求めるようにすることができなかった。
本発明は、このような課題を解決するためなされたもので、画像の線幅を正しい値で求められるようにした画像検査装置、及び、画像の線幅を求め、線幅に応じて画像書き込みの出力を設定する画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、請求項1に係る発明は、媒体に形成された線状の検査画像を光学的に読み取る検出手段と、検出手段で検査画像を読み取って取得した画像データから、画像データの立ち上がりエッジ部と立ち下がりエッジ部のエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけと線幅の実測値に対応して決まる検査画像の線幅を求める制御手段と、エッジぼけ及び線幅の実測値と、検査画像の実際の線幅が対応づけて記憶される線幅補正テーブルを備え、制御手段は、エッジぼけと線幅の実測値で線幅補正テーブルを参照し、線幅補正テーブルから補正された線幅の値を取得して、検査画像の実際の線幅を求める画像検査装置である。
請求項に係る発明は、媒体に画像を形成する画像形成手段と、媒体に形成された画像を光学的に読み取る検出手段と、画像形成装置で媒体に形成された線状の検査画像を検出手段で読み取って取得した画像データから、画像データの立ち上がりエッジ部と立ち下がりエッジ部のエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけと線幅の実測値に対応して決まる検査画像の線幅を求める制御手段と、エッジぼけ及び線幅の実測値と、検査画像の実際の線幅が対応づけて記憶される線幅補正テーブルを備え、制御手段は、エッジぼけと線幅の実測値で線幅補正テーブルを参照し、線幅補正テーブルから補正された線幅の値を取得して、検査画像の実際の線幅を求める画像形成装置である。
請求項に係る発明は、耐久性で変化するエッジぼけに対応して複数の線幅補正テーブルを備え、制御手段は、耐久性に応じて線幅補正テーブルを選択する請求項に記載の画像形成装置である。
請求項に係る発明は、環境で変化するエッジぼけに対応して複数の線幅補正テーブルを備え、制御手段は、環境の設定に応じて線幅補正テーブルを選択する請求項に記載の画像形成装置である。
請求項に係る発明は、制御手段は、検査画像を前記検出手段で読み取って取得した画像データから線幅を求める線幅検出しきい値、及び、エッジぼけを求める上限しきい値と下限しきい値を、耐久性あるいは環境の何れか、または耐久性と環境の両方に基づき変化させる請求項に記載の画像形成装置である。
請求項に係る発明は、制御手段は、線幅の検出結果に基づき、当該線幅で画像を形成する画像形成手段の出力を設定する請求項〜請求項の何れか1項に記載の画像形成装置である。
請求項に係る発明は、検出手段は、画像形成手段で形成された画像の色情報及び反射率情報を検出するインラインセンサである請求項〜請求項の何れか1項に記載の画像形成装置である。
請求項に係る発明は、検出手段は、画像形成手段で形成された画像の反射率情報を検出する光学式センサである請求項〜請求項の何れか1項に記載の画像形成装置である。

本発明によれば、線状の検査画像を読み取って取得した画像データにおける立ち上がりエッジ部及び立ち下がりエッジ部のエッジぼけと、検査画像の線幅から、エッジぼけと線幅の実測値から決まる検査画像の実際の線幅を正確に求めることができる。これにより、媒体から検出手段までの距離が変化することにより、正しい線幅を求めることができない場合、誤った線幅を取得することなく、正しい線幅の値を算出することができる。
本実施の形態の画像検査装置の一例を示す構成図である。 本実施の形態の画像検査装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 検査画像の一例を示す説明図である。 検査画像を読み取って取得した画像データの一例を示す説明図である。 線幅補正テーブルの一例を示す説明図である。 本実施の形態の画像検査装置の動作の一例を示す説明図である。 エッジぼけと線幅の関係の一例を示す説明図である。 本実施の形態の画像形成装置の一例を示す構成図である。 本実施の形態の画像形成装置の制御機能の一例を示す機能ブロック図である。 線幅補正テーブルの一例を示す説明図である。 検査画像の一例を示す説明図である。 第1の動作例における処理の流れを示すフローチャートである。 レーザダイオードの光量と線幅の関係を示す説明図である。 現像剤耐久によるエッジぼけの変化を示す説明図である。 環境によるエッジぼけの変化を示す説明図である。 耐久性により選択される線幅補正テーブルの一例を示す説明図である。 環境により選択される線幅補正テーブルの一例を示す説明図である。
<本実施の形態の画像検査装置の構成例>
図1は、本実施の形態の画像検査装置の一例を示す構成図で、図1(a)は、画像検査装置を上から見た平面図、図1(b)は、画像検査装置を横から見た側面図である。また、図2は、本実施の形態の画像検査装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
更に、図3は、検査画像の一例を示す説明図、図4は、検査画像を読み取って取得した画像データの一例を示す説明図、図5は、線幅補正テーブルの一例を示す説明図である。
本実施の形態の画像検査装置1Aは、媒体の一例である用紙Pに図3に示すように形成された線状の検査画像Ptを読み取り、画像データのエッジぼけと検査画像の線幅を算出し、算出したエッジぼけと線幅の2つの値で図5に示す線幅補正テーブルTB1を参照し、線幅補正テーブルTB1から補正された線幅の値を取得して、エッジぼけに基づき検査画像Ptの正確な線幅を求める。
画像検査装置1Aは、図3に示す検査画像Ptを読み取る検出器2Aと、検査画像Ptが形成された用紙Pを搬送する搬送装置3Aと、検出器2Aで検査画像Ptを読み取って取得した画像データから、検査画像Ptの線幅及び画像データの鮮明度を示すエッジぼけの値を求める制御装置4Aと、線幅補正テーブル等を記憶する記憶装置5Aを備える。
検出器2Aは検出手段の一例で、本例では、図示しない発光素子と受光素子を備え、発光素子から出射され、用紙Pで反射した光が受光素子で受光される。画像が形成された用紙Pでは、画像が黒色で形成されている場合、黒ベタ部と称す画像形成位置と、紙白部と称す画像非形成位置で光の反射率が異なる。
これにより、図3に示す線状の検査画像Ptが形成された用紙Pを、検査画像Ptに対して直交する方向に搬送装置3Aで搬送しながら、検出器2Aで検査画像Ptを読み取ることで、図4に示すように、反射率が小さい黒ベタ部Bである検査画像Ptの形成位置では、電位が高いHiレベル、反射率が大きい紙白部Wである検査画像Ptの非形成位置では、電位が低いLowレベルとなる信号波形で画像データDが得られる。図4において、横軸は時間の経過、縦軸は反射率に応じた電位を示す。
搬送装置3Aは搬送手段の一例で、用紙Pを挟持する一対の駆動ローラと従動ローラを備えた搬送ローラ30と、搬送ローラ30を駆動する搬送モータ30Mを備える。なお、用紙Pを搬送せずに位置を固定し検出器2Aを移動させることで、用紙Pと検出器2Aの相対移動で検査画像Ptを読み取る構成でも良い。
制御装置4Aは制御手段の一例で、検出器2Aで取得した画像データDから、検査画像Ptの線幅を求めると共に、線幅の誤差の要因となるエッジぼけを求める。制御装置4Aは、検査画像Ptの線幅を求めるため、検出器2Aで取得した画像データDから線幅検出スレッショルドTh1を算出する。線幅検出スレッショルドTh1は、紙白部Wにおける電位を0%、黒ベタ部Bにおけるピークの電位を100%としたとき、本例では、画像データDのピークの60%とする。なお、線幅検出スレッショルドTh1はこの値に限るものではない。
検査画像Ptの線幅t1は、画像データDと線幅検出スレッショルドTh1が交差する2か所の交点間の距離d1に相当する。そこで、制御装置4Aは、画像データDと線幅検出スレッショルドTh1が交差する一方の交点P1の位置と、他方の交点P2の位置を算出する。図4において、横軸は時間の経過を示しており、用紙Pと検出器2Aの相対速度、本例では用紙Pの搬送速度に交点P1から交点P2までの時間を乗算することで、交点P1から交点P2までの距離d1が求まる。この距離d1が、検査画像Ptの線幅t1となる。
検出器2Aで検査画像Ptを読み取る際に、検出器2Aと用紙Pとの間の距離が予め定められた基準の位置からずれると、画像データDにおいて、LowレベルからHiレベルへ立ち上がる立ち上がりエッジ部E1では、立ち上がりの角度が緩やかになり、画像データの鮮明度が低下する。HiレベルからLowレベルへ立ち下がる立ち下がりエッジ部E2でも同様である。
検査画像Ptの線幅t1は、上述したように、画像データDと線幅検出スレッショルドTh1との2か所の交点の距離d1で求まる。このため、画像データDの立ち上がりエッジ部E1及び立ち下がりエッジ部E2の傾きの大小が、検査画像Ptの線幅t1の誤差の要因となる。
立ち上がりエッジ部E1の傾きの大小は、立ち上がりエッジ部E1における画像データDと、値の異なる2つのスレッショルドが交差する2つの交点の間の距離で示される。この距離をエッジぼけと称す。立ち下がりエッジ部E2でも同様である。
制御装置4Aは、エッジぼけを求めるため、検出器2Aで取得した画像データDから下限スレッショルドTh2及び上限スレッショルドTh3を算出する。本例では、下限スレッショルドTh2は画像データDのピークの10%、上限スレッショルドTh3は画像データDのピークの90%としたが、各スレッショルドの値はこれに限るものではない。
制御装置4Aは、立ち上がりエッジ部E1において画像データDと下限スレッショルドTh2が交差する交点P3と、画像データDと上限スレッショルドTh3が交差する交点P4を算出する。そして、用紙Pの搬送速度に交点P3から交点P4までの時間を乗算することで、交点P3から交点P4までの距離d2を、立ち上がりエッジ部E1におけるエッジボケの値として求める。
また、制御装置4Aは、立ち下がりエッジ部E2において画像データDと上限スレッショルドTh3が交差する交点P5と、画像データDと下限スレッショルドTh2が交差する交点P6を算出する。そして、用紙Pの搬送速度に交点P5から交点P6までの時間を乗算することで、交点P5から交点P6までの距離d3を、立ち下がりエッジ部E2におけるエッジボケの値として求める。本例では、距離d2と距離d3の平均d4(d4=(d2+d3)/2)を、画像データDにおけるエッジぼけの値とする。
記憶装置5Aは記憶手段の一例で、図5に示す線幅補正テーブルTB1が記憶される。線幅補正テーブルTB1は、予め実験データに基づいて作成される。例えば、検査対象の線幅に合わせた少なくとも1つの検査画像Ptを、用紙Pと検出器2Aの距離を異ならせながら読み取ってエッジぼけd4と線幅t1が求められ、エッジぼけ及び線幅の実測値と、検査画像の実際の線幅が対応づけて記憶されることで、線幅補正テーブルTB1が作成される。線幅補正テーブルTB1は、エッジぼけの実測値B1と線幅の実測値B2の組み合わせから、実際の線幅が一意に決められる。
制御装置4Aは、検査画像Ptを読み取って取得した画像データDからエッジぼけd4と線幅t1を求め、エッジぼけd4と線幅t1の実測値で線幅補正テーブルTB1を参照し、線幅補正テーブルTB1から補正された線幅の値を取得して、検査画像Ptの実際の線幅t1を求める。
<本実施の形態の画像検査装置の動作例>
図6は、本実施の形態の画像検査装置の動作の一例を示す説明図、図7は、エッジぼけと線幅の関係を示す説明図である。図1(b)に一点鎖線で示すように、用紙Pが撓む等により、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置からずれると、図7に示すように、エッジぼけd2,d3は、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置である場合のエッジぼけd2,d3と比較して値が大きくなる。立ち上がりエッジ部E1側と立ち下がりエッジ部E2側のエッジぼけの平均を算出した結果も同様である。
一方、線幅t1として求められた値d1は、検査画像Ptの線幅の本来の値d1より小さくなる。このため、検出器2Aと用紙Pとの距離が変化すると、検査画像Ptの線幅を正確に求めることができない。
そこで、制御装置4Aは、用紙Pと検出器2Aの相対的な移動方向に沿った副走査方向に同一の線幅で形成された少なくとも1本の検査画像Ptを検出器2Aで読み取って画像データDを取得し、画像データDからエッジぼけd4と線幅t1を求める。制御装置4Aは、エッジぼけd4と線幅t1の実測値で線幅補正テーブルTB1を参照し、線幅補正テーブルTB1から補正された線幅の値を取得して、検査画像Ptの実際の線幅t1を求める。
また、図6に示すように、用紙Pと検出器2Aの相対的な移動方向に沿った副走査方向に同一の線幅で形成された複数の検査画像Pt、本例では、図5に示すような4本の検査画像Pt(1)〜Pt(4)を検出器2Aで読み取って画像データDを取得し、各画像データDからエッジぼけd4と線幅t1を求める。制御装置4Aは、エッジぼけd4と線幅t1の実測値で線幅補正テーブルTB1を参照し、線幅補正テーブルTB1から補正された線幅の値を取得して、各検査画像Pt(1)〜Pt(4)の実際の線幅t1を求める。そして、制御装置4Aは、各検査画像Pt(1)〜Pt(4)の実際の線幅t1が同一であれば、正しく線幅を取得できたと判断する。
なお、以上の例では線幅補正テーブルTB1を用いて検査画像Ptの線幅を求めたが、予め実験データ等に基づいて線幅補正テーブルTB1と同等の結果が得られるような変換式を作成し、エッジぼけd4と線幅t1の実測値を変換式を用いて実際の線幅を示す値に変換しても良い。
<本実施の形態の画像形成装置の構成例>
図8は、本実施の形態の画像形成装置の一例を示す構成図である。本実施の形態の画像形成装置10Aでは、書き込み手段であるレーザダイオードの光量を、検査画像を読み取って求めた線幅に基づき設定する。この場合、検査画像の線幅を正確に求めることができないと、レーザダイオードの光量の設定が正しく行えない。そこで、上述した画像検査装置1Aを適用することで、検査画像の線幅を正確に求められるようにする。
まず、画像形成装置10Aの全体構成から説明すると、画像形成装置10Aは、例えば複写機といった電子写真方式の画像形成装置であり、本例では、複数の感光体を一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆるタンデム型カラー画像形成装置である。
画像形成装置10Aは、画像形成部11と、用紙搬送部20と、定着部31と、検出器2Aと、原稿読取部40を備える。
画像形成部11は画像形成手段の一例で、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部11Yと、マゼンダ(M)の画像を形成する画像形成部11Mと、シアン(C)の画像を形成する画像形成部11Cと、ブラック(BK)の画像を形成する画像形成部11BKを備える。
画像形成部11Yは、感光体ドラムY及びその周辺に配置された帯電部12Y、レーザダイオード130Yを有した光書込部13Y、現像装置14Y及びドラムクリーナ15Yを備える。同様に、画像形成部11M,11C,11BKは、感光体ドラムM,C,BK及びその周辺に配置された帯電部12M,12C,12BK、レーザダイオード130M,130C,130BKを有した光書込部13M,13C,13BK、現像装置14M,14C,14BK及びドラムクリーナ15M,15C,15BKを備える。
感光体ドラムYは、帯電部12Yにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Yのレーザダイオード130Yによる走査露光により、感光体ドラムYには潜像が形成される。さらに、現像装置14Yは、トナーで現像することによって感光体ドラムY上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムY上には、イエローに対応する所定色の画像(トナー画像)が形成される。
同様に、感光体ドラムMは、帯電部12Mにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Mのレーザダイオード130Mによる走査露光により、感光体ドラムMには潜像が形成される。さらに、現像装置14Mは、トナーで現像することによって感光体ドラムM上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムM上には、マゼンダに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムCは、帯電部12Cにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Cのレーザダイオード130Cによる走査露光により、感光体ドラムCには潜像が形成される。さらに、現像装置14Cは、トナーで現像することによって感光体ドラムC上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムC上には、シアンに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムBKは、帯電部12BKにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13BKのレーザダイオード130BKによる走査露光により、感光体ドラムBKには潜像が形成される。さらに、現像装置14BKは、トナーで現像することによって感光体ドラムBK上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムBK上には、ブラックに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムY,M,C,BK上に形成された画像は、1次転写ローラ17Y,17M,17C,17BKにより、ベルト状の中間転写体である中間転写ベルト16上の所定位置へと逐次転写される。中間転写ベルト16上に転写された各色よりなる画像は、用紙搬送部2により所定のタイミングで搬送される用紙Pに対して、2次転写部18で転写される。
用紙搬送部20は、用紙Pが収納される本例では複数の給紙トレイ21と、給紙トレイ21に収納された用紙Pを繰り出す給紙部21aを備える。また、用紙搬送部20は、給紙トレイ21から繰り出された用紙Pが搬送される主搬送路23と、用紙Pの表裏を反転させる反転搬送路24と、用紙Pが排紙される排紙トレイ25を備える。
用紙搬送部10は、定着部31の下流側で主搬送路23から反転搬送路24が分岐し、主搬送路23と反転搬送路24の分岐箇所に切換ゲート23aを備える。画像形成装置10Aでは、主搬送路23を搬送され、2次転写部18及び定着部31を通過した用紙Pは、上側を向いた面に画像が形成される。用紙Pの両面に画像を形成する場合、上側を向いた一の面に画像が形成された用紙Pが主搬送路23から反転搬送路24に搬送され、反転搬送路24から主搬送路23へ搬送されることで、画像形成面が下側を向く。これにより、用紙Pが表裏反転され、上側を向いた他の面に画像を形成することが可能となる。
定着部31は定着手段の一例で、画像が転写された用紙Pに対して、画像を定着させる定着処理を行う。定着部31は、用紙Pを搬送するとともに、一対の定着ローラ32,33による圧力定着、定着ヒータ34による熱定着を行うことで、画像を用紙Pに定着させる。
原稿読取部40は、走査露光装置の光学系により原稿の画像を走査露光し、その反射光をラインイメージセンサにより読み取って画像信号を得る。なお、画像形成装置10Aは、原稿を給紙する図示しない自動原稿搬送装置が上部に備えられる構成でも良い。
検出器2Aは、2次転写部18で画像が転写され、定着部31で画像が定着された用紙Pから所定の検査画像を読み取るため、本例では、主搬送路23と反転搬送路24の分岐箇所より下流側で、排紙トレイ25より上流側の主搬送路23に備えられる。なお、検出器2Aは、画像形成部11で形成された画像の色情報及び反射率情報を検出するインラインセンサであっても良い。または、検出器2Aは、画像形成部11で形成された画像の反射率情報を検出する光学式センサであっても良い。
<本実施の形態の画像形成装置の制御機能例>
図9は、本実施の形態の画像形成装置の制御機能の一例を示す機能ブロック図、図10は、線幅補正テーブルの一例を示す説明図である。ここで、図9では、検査画像を書き込む動作、検査画像を読み取って線幅、エッジずれを求める動作、及び、検査画像を読み取って求めた線幅に応じてレーザダイオードの光量を設定する動作に関連する制御機能について説明する。
画像形成装置10Aは、用紙Pを給紙し、画像を形成して排紙する一連の制御を行う制御装置100と、線幅補正テーブル等を記憶する記憶装置101を備える。制御装置100は制御手段の一例で、CPU、MPUと称されるマイクロプロセッサと、RAM、ROM等のメモリを備える。
画像形成装置10Aで用紙Pに画像を形成する通常の動作ついて説明すると、制御装置100は、用紙搬送部20を制御して用紙Pを搬送する。制御装置100は、原稿読取部40で原稿から取得した画像データ、あるいは、外部から取得した画像データに基づき画像形成部11を制御して、用紙Pに画像を形成する。また、制御装置100は、定着部31を制御して画像を用紙Pに定着させ、画像が形成された用紙Pを排紙する。
図11は、検査画像の一例を示す説明図である。制御装置100は、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を設定する動作では、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を異ならせて、用紙Pに複数の検査画像Ptを形成する。本例では4本の検査画像Pt(1)〜(4)の線幅は、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を異ならせることで、図10に示すように異なる。
記憶装置101は記憶手段の一例で、図10に示す線幅補正テーブルTB2(1)〜(n)が記憶される。線幅補正テーブルTB2(1)〜(n)は、予め実験データに基づいて作成される。例えば、線幅を異ならせた検査画像Ptを、用紙Pと検出器2Aの距離を異ならせながら読み取ってエッジぼけd4と線幅t1が求められ、エッジぼけ及び線幅の実測値と、検査画像の実際の線幅が対応づけて記憶されることで、線幅毎に線幅補正テーブルTB2(1)〜(n)が作成される。
検査画像Ptの線幅は、検査画像Ptを形成するレーザダイオードの光量で決められる。これにより、線幅補正テーブルTB2(1)〜(n)は、エッジぼけの実測値B1と線幅の実測値B2の組み合わせから、実際の線幅がレーザダイオードの光量毎に一意に決められる。
制御装置100は、検査画像Ptが形成され、定着された用紙Pを検出器2Aへ搬送し、検出器2Aで検査画像Ptを読み取る。制御装置100は、検出器2Aで検査画像Ptを読み取って取得した画像データDから、各検査画像Ptの線幅を求めると共にエッジぼけを求める。制御装置100は、エッジぼけd4と線幅t1の実測値で線幅補正テーブルTB2(1)〜(n)を参照し、線幅補正テーブルTB2(1)〜(n)から補正された線幅の値を取得して、検査画像Ptの実際の線幅t1を求める。そして、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を、所定の線幅となるような値に設定する。
<本実施の形態の画像形成装置の第1の動作例>
図12は、第1の動作例における処理の流れを示すフローチャートである。制御装置100は、図12のステップSA1で、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を異ならせて、用紙Pに複数の検査画像Ptを形成する。
第1の動作例では、第1の光量L1で1本の検査画像Pt(1)を形成し、第1の光量L1より低い第2の光量L2で1本の検査画像Pt(2)を形成する。同様に、第2の光量L2より低い第3の光量L3で1本の検査画像Pt(3)を形成し、第3の光量L3より低い第4の光量L4で1本の検査画像Pt(4)を形成する。本例では、レーザダイオードの光量を4段階としたので、線幅補正テーブルは、4つの異なる線幅に合わせて線幅補正テーブルTB(1)〜(4)が予め作成、記憶されていれば良い。図10では、ある線幅に対応した1つの線幅補正テーブルを示す
制御装置100は、図12のステップSA2で、図11に示す検査画像Pt(1)〜Pt(4)が形成されて定着された用紙Pを用紙搬送部20で検出器2Aへ搬送し、検出器2Aで各検査画像を読み取って、検査画像毎に図4に示すような画像データDを取得する。
制御装置100は、図12のステップSA3で、画像データD毎に線幅検出スレッショルドTh1を算出し、図4(a)に示すように、画像データDと線幅検出スレッショルドTh1との2か所の交点P1,P2を算出して、用紙Pの搬送速度に交点P1から交点P2までの時間を乗算することで、各検査画像Ptの線幅を求める。
また、制御装置100は、画像データD毎に下限スレッショルドTh2と上限スレッショルドTh3を算出し、図4(b)に示すように、立ち上がりエッジ部E1における画像データDと下限スレッショルドTh2との交点P3及び画像データDと上限スレッショルドTh3との交点P4を算出する。そして、用紙Pの搬送速度に交点P3から交点P4までの時間を乗算することで、立ち上がりエッジ部E1におけるエッジぼけに相当する距離d2を求める。
更に、制御装置100は、立ち下がりエッジ部E2における画像データDと上限スレッショルドTh3との交点P5及び画像データDと下限スレッショルドTh2との交点P6を算出する。そして、用紙Pの搬送速度に交点P5から交点P6までの時間を乗算することで、立ち下がりエッジ部E2におけるエッジぼけに相当する距離d3を求める。本例では、距離d2と距離d3の平均d4を、各画像データDにおけるエッジぼけの値とする。
制御装置100は、図12のステップSA4で、エッジぼけd4と線幅t1の実測値で線幅補正テーブルTB2(1)〜(4)を参照し、線幅補正テーブルTB2(1)〜(4)から補正された線幅の値を取得して、検査画像Pt(1)〜Pt(4)の実際の線幅t1を求める。
図13は、レーザダイオードの光量と線幅の関係を示す説明図である。レーザダイオードの光量を異ならせて形成した検査画像Pt毎に線幅を求めることで、所定の線幅で画像を形成するために必要なレーザダイオードの光量を線幅毎に認識して、図13(a)及び図13(b)に示すようなレーザダイオードの光量と線幅の特性情報を取得する。
制御装置100は、図12のステップSA5で、図13(a),(b)に示すレーザダイオードの光量と線幅の特性情報に基づき、所定の線幅となるようなレーザダイオードの光量を設定する。例えば、目標とする線幅が150μmであれば、図13(a),(b)から、この線幅に対応したレーザダイオードの光量を求める。なお、本例では、レーザダイオードの光量を4段階として説明したが、複数であれば何段階でも良い。
画像形成装置10Aにおいて、検査画像Ptの線幅を正確に求めることができないと、レーザダイオードの光量の設定が正しく行えず、画像形成時に線が太くなる、あるいは細くなる等によって、画像が不鮮明になり、品質が悪化する虞がある。
これに対して、画像データDから取得したエッジぼけと線幅の実測値から線幅補正テーブルTB2(1)〜(4)を参照して検査画像Ptの線幅を求めることで、検査画像Ptの線幅を正確に求めることができる。検査画像Ptの線幅を正確に求めることができることで、所定の線幅で画像を形成するために必要なレーザダイオードの光量を認識することができるので、レーザダイオードの光量の設定が正しく行え、画像形成の品質が安定する。
<本実施の形態の画像形成装置の第2の動作例>
画像形成装置10Aでは、長期間の使用による現像剤の耐久や、装置の設置される環境によっても、画像を読み取ることで取得される画像データDから求められるエッジぼけの大小が変化する。
図14は、現像剤耐久によるエッジぼけの変化を示す説明図である。例えば、画像形成装置10Aが使用されて現像剤が長期間に亘り使用されると、トナー帯電量が下がり、線の飛び散りが多くなる。
このため、同一の線幅を形成するような制御を行っても、現像剤の使用初期では図7に実線で示すような信号波形で画像データDが得られるが、現像剤が長期間に亘り使用されると、図7に一点鎖線で示すように、エッジぼけの値が大きくなる。
これにより、図14に示すように、用紙Pと検出器2Aとの基準位置からの距離ずれの値が大きくなると、エッジぼけの値が大きくなると共に、現像剤耐久初期に比較して、現像剤耐久後はエッジぼけの値が大きくなる。
図15は、環境によるエッジぼけの変化を示す説明図である。画像形成装置10Aの設置場所が高温高湿であると、トナー帯電量が下がり、線の飛び散りが多くなる。このため、同一の線幅を形成するような制御を行っても、中温低湿の一般的な環境では図7に実線で示すような信号波形で画像データDが得られるが、高温高湿の環境では、図7に一点鎖線で示すように、エッジぼけの値が大きくなる。
これにより、図15に示すように、用紙Pと検出器2Aとの基準位置からの距離ずれの値が大きくなると、エッジぼけの値が大きくなると共に、一般環境に比較して、高温高湿環境ではエッジぼけの値が大きくなる。
そこで、耐久性、使用環境等を考慮した線幅補正テーブルを作成し、耐久初期と耐久後、環境の設定等により線幅補正テーブルを選択できるようにする。
図16は、耐久性により選択される線幅補正テーブルの一例を示す説明図である。画像形成装置10Aの制御装置100は、現像剤の使用初期では、図16(a)に示す線幅補正テーブルTB3(1)を選択する。これに対し、制御装置100は、現像剤の使用時間等を計測し、現像剤の使用時間が所定値に達した耐久後は、図16(b)に示すエッジぼけの値の増加に対応した線幅補正テーブルTB3(2)を選択する。
制御装置100は、現像剤の耐久後は、例えば図11に示すような検査画像Pt(1)〜Pt(4)を読み取って取得した画像データDから求めたエッジぼけd4と線幅t1の実測値で線幅補正テーブルTB3(2)を参照する。そして、制御装置100は、線幅補正テーブルTB3(2)から補正された線幅の値を取得して、検査画像Pt(1)〜Pt(4)の実際の線幅t1を求める。
これにより、現像剤の耐久後であっても、正確に検査画像の線幅を求めることができる。なお、耐久性を考慮する要素として現像剤を例に説明したが、耐久初期と耐久後でエッジぼけが変化する他の要素で合っても良い。
図17は、環境により選択される線幅補正テーブルの一例を示す説明図である。画像形成装置10Aの制御装置100は、設置環境として一般環境が選択されていると、図17(a)に示す線幅補正テーブルTB4(1)を選択する。これに対し、制御装置100は、設置環境として高温高湿環境が選択されていると、図17(b)に示すエッジぼけの値の増加に対応した線幅補正テーブルTB4(2)を選択する。
制御装置100は、高温高湿環境では、例えば図11に示すような検査画像Pt(1)〜Pt(4)を読み取って取得した画像データDから求めたエッジぼけd4と線幅t1の実測値で線幅補正テーブルTB4(2)を参照する。そして、制御装置100は、線幅補正テーブルTB4(2)から補正された線幅の値を取得して、検査画像Pt(1)〜Pt(4)の実際の線幅t1を求める。これにより、高温高湿環境であっても、正確に検査画像の線幅を求めることができる。
なお、耐久性、設置環境の両方に考慮して、それぞれの線幅補正テーブルを備えても良い。また、耐久性、設置環境に応じた補正係数を用いて、線幅補正テーブルで取得した値を補正しても良い。更に、線幅検出スレッショルドTh1である線幅検出しきい値、下限スレッショルドTh2である下限しきい値及び上限スレッショルドTh3である上限しきい値を、耐久性あるいは環境の何れか、または耐久性と環境の両方に基づき変化させても良い。制御装置100は、例えば、現像剤の使用初期と耐久後で各スレッショルドを変化させる。また、設置環境の設定に基づき、各スレッショルドを変化させる。
また、以上の各実施の形態では、検査画像は紙に形成されるものとしたが、樹脂等で構成される他の紙葉状の媒体でも良く、紙葉状の媒体に限らず、厚みがある媒体でも良い。媒体の表面に凹凸があると、検出器と媒体との距離が変化し、線幅を正確に求めることができないという課題が発生する。そこで、上述した本発明を適用すれば、正しい線幅を求めることができる。
本発明は、所定の画像書き込み出力で形成された画像の線幅を求め、線幅に応じて画像書き込みの出力を設定する画像形成装置に適用される。
1A・・・画像検査装置、2A・・・検出器、4A・・・制御装置、10A・・・画像形成装置、100・・・制御装置

Claims (8)

  1. 媒体に形成された線状の検査画像を光学的に読み取る検出手段と、
    前記検出手段で検査画像を読み取って取得した画像データから、画像データの立ち上がりエッジ部と立ち下がりエッジ部のエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけと線幅の実測値に対応して決まる検査画像の線幅を求める制御手段と
    エッジぼけ及び線幅の実測値と、検査画像の実際の線幅が対応づけて記憶される線幅補正テーブルを備え、
    前記制御手段は、エッジぼけと線幅の実測値で前記線幅補正テーブルを参照し、前記線幅補正テーブルから補正された線幅の値を取得して、検査画像の実際の線幅を求める
    ことを特徴とする画像検査装置。
  2. 媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    媒体に形成された画像を光学的に読み取る検出手段と、
    前記画像形成装置で媒体に形成された線状の検査画像を前記検出手段で読み取って取得した画像データから、画像データの立ち上がりエッジ部と立ち下がりエッジ部のエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけと線幅の実測値に対応して決まる検査画像の線幅を求める制御手段と、
    エッジぼけ及び線幅の実測値と、検査画像の実際の線幅が対応づけて記憶される線幅補正テーブルを備え、
    前記制御手段は、エッジぼけと線幅の実測値で前記線幅補正テーブルを参照し、前記線幅補正テーブルから補正された線幅の値を取得して、検査画像の実際の線幅を求める
    ことを特徴とする画像形成装置
  3. 耐久性で変化するエッジぼけに対応して複数の前記線幅補正テーブルを備え、
    前記制御手段は、耐久性に応じて前記線幅補正テーブルを選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 環境で変化するエッジぼけに対応して複数の前記線幅補正テーブルを備え、
    前記制御手段は、環境の設定に応じて前記線幅補正テーブルを選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、検査画像を前記検出手段で読み取って取得した画像データから線幅を求める線幅検出しきい値、及び、エッジぼけを求める上限しきい値と下限しきい値を、耐久性あるいは環境の何れか、または耐久性と環境の両方に基づき変化させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、線幅の検出結果に基づき、当該線幅で画像を形成する前記画像形成手段の出力を設定する
    ことを特徴とする請求項2〜請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記検出手段は、前記画像形成手段で形成された画像の色情報及び反射率情報を検出するインラインセンサである
    ことを特徴とする請求項2〜請求項6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記検出手段は、前記画像形成手段で形成された画像の反射率情報を検出する光学式センサである
    ことを特徴とする請求項2〜請求項6の何れか1項に記載の画像形成装置。
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