JP6147692B2 - カメラ用フォーカルプレンシャッタ - Google Patents

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Description

本発明は、撮影に際して先羽根及び後羽根を順次走行させて感光面の露光を行い、撮影モードの切換えによって、オープンモードでの撮影も可能なように構成した、カメラ用フォーカルプレンシャッタに関する。
撮影に際して、先羽根及び後羽根を順次走行させて感光面の露光を行い、撮影モードの切換えによって、オープンモードでの撮影も出来るように構成した、カメラ用フォーカルプレンシャッタは、現在よく知られてされている(例えば、下記の特許文献1参照)。
そして、この種シャッタの羽根駆動装置は、露光のための駆動終了時緩衝部材に衝突して停止し且つ先羽根支持ア−ムに連結された先羽根用駆動ピンを有する第1駆動部材と、この第1駆動部材とばねを介して連結されて一体的に回動する第2駆動部材とを備えた先羽根駆動ユニットと、露光を終了させるため駆動終了時緩衝部材に衝突して停止し且つ後羽根支持アームに連結された後羽根用駆動ピンを有する後羽根駆動ユニットとからなっており、更にこの先羽根駆動ユニットは、ブレーキ機構やストロボスイッチも連動するように構成されているため、構成部品の形状や配置が極めて複雑となり、シャッタ全体の小型化要求と相まって、シャッタ設計上の問題点となっている。
特開2011−137986号公報
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、この種カメラ用フォーカルプレンシャッタにおいて、先羽根用の第1駆動部材と第2駆動部材との一体回動性が良好に維持されると共に、ストロボスイッチの閉合と先羽根用駆動部材のバウンドを抑止するためのブレーキ板の作動を先羽根用第1駆動部材の一部で遂行させるように構成して、シャッタスペースを有効に利用することが出来るようにすると共に、ストロボ発光時機を的確に制御し得るようにした、この種シャッタ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るカメラ用フォーカルプレンシャッタは、先羽根に連結された先羽根用第1駆動部材と、駆動ばねにより露光作動方向に付勢されると共に、露光動作時に前記先羽根用第1駆動部材を伴って回動する先羽根用第2駆動部材と、前記先羽根用第2駆動部材を前記駆動ばねとは反対方向に付勢し、先羽根用第1駆動部材と先羽根用第2駆動部材とを互いに近づけるように付勢するセットばねと、先羽根用第2駆動部材に設けられていて先羽根用第2駆動部材の回動運動を先羽根用第1駆動部材に伝達し得る先羽根用第1駆動部材に接離可能な弾機部材と、を備えたことを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
また、本発明に係るカメラ用フォーカルプラーンシャッタは、先羽根用第1駆動部材と隣接して配置されたストロボ接片部材を更に備え、前記先羽根用第1駆動部材に、前記弾機部材と接離可能であって且つストロボ接片を閉合し得る突起が設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係るカメラ用フォーカルプレンシャッタは、先羽根に連結された先羽根用第1駆動部材と、駆動ばねにより露光作動方向に付勢されると共に、露光動作時に前記先羽根用第1駆動部材を伴って回動する先羽根用第2駆動部材と、前記先羽根用第1駆動部材と前記先羽根用第2駆動部材とを互いに近づけるように付勢するばねと、前記先羽根用第2駆動部材に設けられていて前記先羽根用第1駆動部材に接離可能な弾機部材と、前記先羽根用第1駆動部材と隣接して配置されたストロボ接片部材と、
前記先羽根用第1駆動部材に設けられていて前記弾機部材と接離可能であって且つストロボ接片を閉合し得る突起とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るカメラ用フォーカルプレンシャッタは、前記先羽根用第1駆動部材の突起に、前記ブレーキ部材が当接可能であることを特徴とする。
本発明によれば、シャッタチャージ時、先羽根用第2駆動部材が、先羽根用第2駆動部材が先羽根用第1駆動部材を弾機部材を介して押す形となって、先羽根支持レバーの追従性がよくなり、セット速度を早めても遅滞なく先羽根支持レバーを作動させることが可能となる。また、ストロボスイッチの作動と、策羽根用第1駆動部材と第2駆動部材の追従性を良くするための弾機部材の作用と、先羽根駆動部材のブレーキ板の作動とを、先羽根駆動ユニットを複雑な形状にすることなく、単一の部材で行わせ得るようにしたから、設計上有利であるばかりか、狭いシャッタスペース有効に利用することが出来るという利点がある。
シャッタがクローズモードにセットされた場合における羽根走行完了時の状態を被写体側から見て示した本発明実施例の要部平面図である。 図1に対応する本発明装置の要部構成を明示した平面図である。 本発明装置の要部構成を示した斜視図である。 シャッタがクローズモードにセットされた場合におけるセット動作完了時の要部平面図である。 シャッタがクローズモードにセットされた場合における先羽根露光作動時の状態を示した要部平面図である。 シャッタがクローズモードにセットされた場合におけるストロボスイッチインの状態を示した要部平面図である。 シャッタがノーマリーオープンモードにセットされた場合における図1と同様な要部平面図である。
以下、本発明を図示した実施例に基づき説明する。
図1は、シャッタがクローズモードにセットされた場合における羽根走行完了時の状態を被写体側から見て示した本発明実施例の要部構成を示す平面図であるが、シャッタ機構の基本構成は、特許文献1等により周知であるので、それらについては簡単に説明することにする。
図中、1は露光用開口1aを形成した地板で、この地板1の背面側即ち撮像装置側には、所定の間隔を空けて露光用開口1aと整合する開口を有する中間板及び補助地板が順次配設されていて、中間板と補助地板との間には先羽根用の羽根室が、また、地板1と中間板との間には後羽根用の羽根室が、それぞれ形成されている。
地板1の被写体側の面には、図1の左側上方領域と下方領域に柱1b,1cと1d,1eがそれぞれ立設されているほか、その右側中間領域に軸1f がそれぞれ立設されている。また、地板1には、上記の軸1b,1dを中心にした円弧状の長孔1g,1hが形成されており、それらの各下端部にはゴム等よりなる図示しない周知の緩衝部材がそれぞれ取り付けられている。なお、図示しないが、補助地板にも、長孔1g,1hに対向する位置に、同じ形状の長孔が形成されている。
上記の軸1dには、先羽根用第1駆動部材2と先羽根用第2駆動部材3とが、先羽根用第1駆動部材2を地板1側にして、それぞれ回動可能に取り付けられている。そして、先羽根用第1駆動部材2は、一端部に被押動部2aと被抑止部2bと駆動ピン2cを、他端部にピン2dを有している。被押動部2aは、後述する先羽根用第2駆動部材3の押動部3dによって押される部分である。そして、被押動部2aは一端部に被押動部2aと被抑止部2bと駆動ピン2cを、他端部にピン2dを有している。被押動部2aは、後述する先羽根用第2駆動部材3の押動部3dによって押される部分である。また、被抑止部2bは、先羽根用第1駆動部材2が反時計方向へ回動しようとするとき、後述する電磁アクチユエータにより駆動される抑止部材4の先端に係合してその回動が抑止される部分である。また、駆動ピン2cは、長孔1hに挿通され、その横断面形状が小判型の先端部が後述の先羽根支持アームに嵌着され、円柱形の根元部は長孔1hの端部に取付けられた図示しない緩衝部材に当接し得るようになっている。
先羽根用第2駆動部材3は、筒部3aと、被押動部3bと、被写体側に厚く形成された取付け部3cと、押動部3dとを有しており、その筒部3aを軸1dに回転可能に嵌装させている。そして、この先羽根用第2駆動部材3には、シャッタがセット動作されたとき、地板1に対して図面の手前側に所定の間隔を空けて設けられた図示していない上地板に取り付けられた電磁石5に吸着可能の周知の鉄片部材6が取り付けられている。また、先羽根用第2駆動部材3は、図示していない周知の先羽根用駆動ばねによって、時計方向へ回転するように付勢されている。
更に、先羽根用第2駆動部材3上には、基部が先羽根用第2駆動部材3上に立設された軸7に取付けられ、先端折曲部8aが先羽根用第1駆動部材2上のピン2dに当接され得る板ばね8が載置固定されている。この板ばね8は、中間リング部分8bが筒部3aに嵌着され、先端湾曲部8aは中間リング部分8bからその半径方向へ突出した腕部から延びた自由端部として形成されており、適度の弾性と鋼性を有している。
9及び10は、地板1の背面側において、軸1d及び1iにそれぞれ回転可能に取り付けられた1対の先羽根支持アームで、これらの先羽根支持アーム9及び10には各先端部に向けて順に例えば3枚の羽根が枢着されており、このうちの1枚が先羽根のスリット形成羽根となっている。そして、周知のとおり、羽根支持アーム9は図示していない先羽根駆動ばねにより時計方向へ付勢されており、羽根支持アーム10は先羽根駆動ばねよりも遥かに弾力の弱いセットばねにより反時計方向に付勢されていて先羽根のガタ寄せばねの役目も果たしている。なお、前述の通り、羽根支持アーム9には、駆動ピン2cが嵌着されている。そのため、アーム9と連結された先羽根用第1駆動部材は、反時計方向に付勢されている。
更に、軸1bには、後羽根用駆動部材11が回転可能に取付けられている。この後羽根用駆動部材11には、長孔1gに挿通された駆動ピン11aと、シャッタがセットされたとき図示していない前記の上地板に取り付けられた電磁石12に吸着可能の周知の鉄片部材11bと、裏面側に形成された円柱状突起11cとが設けられている。また、後羽用駆動部材11は、図示していない周知の後羽根用駆動ばねによって時計方向へ回転するように付勢されている。
13及び14は、地板1の背面側において、軸1b及び1jにそれぞれ回転可能に取付けられた1対の後羽根支持アームで、これらの後羽根支持アーム13及び14には各先端部に向けて順に例えば3枚の羽根が枢着されており、このうちの1枚が後羽根のスリット形成羽根となっている。なお、後羽根支持アーム13には、長孔1g内を走行する駆動ピン11aが嵌着されている。
15は、軸1fに回動可能に取付けられたセット部材で、先羽根用第2駆動部材3の被押動部3bに当接し得る押動部15aと、後羽根駆動部材11の円柱状突起11cに当接し得る押動部15bと、ブレーキ板接触部15cを有している。このセット部材15は、図示していないばねによって反時計方向へ回動するように付勢されており、撮影操作時、カメラ側の部材によって時計方向へ回動されるように構成されている。
16は、軸1eに取付けられていて、セット後レリーズにより、露光用開口1aが先羽根により実質上全開せしめられたとき、先羽根用第1駆動部材2のピン2dにより接触せしめられるように配設された、開放習性を有する一対の接片16a,16bを有するストロボ接点装置である。
17は、地板1に立設された軸18に中央部が回動可能に支持されていて、一端屈曲部17aがセット部材15のブレーキ板接触部15cに摺接し、他端屈曲部17bが先羽根用第1駆動部材2のピン2dに摺接し得るように配設された適度の弾性と鋼性とを有する帯状のブレーキ板である。
18は、オープンモードとクローズモードを切り替えるため、地板1上に取り付けられていて、カメラ側の切替え操作でシャッタがオープンモードにセットされたときは、可動子4の先端が被抑止部2bの回動軌跡内に臨んで、先羽根が折り畳まれて露光用開口1aを全開にしている位置に保持するように作用し、シャッタがクローズモードにセットされたときは、可動子4の先端が被抑止部2bの回動軌跡外へ退避するように作動する周知構造の電磁アクチュエータである。
次に、本実施例の作動を説明する。本実施例のカメラ用フォーカルプレーンシシャッタは、先羽根が露光用開口1aを開き始めることによって撮影のための露光動作を開始し、後羽根が同開口1aを閉じ終わることによって撮影のための露光動作を終了する第1モード(クローズモード)の撮影と、露光用開口1aを全開にした後に撮影のための露光動作を開始し、撮像素子を含む周知の電子制御回路により決定される適性露光時間経過時、後羽根が露光用開口1aを閉じ終わることによって撮影露光を終了する第2モード(オープンモード)の撮影を、撮影者が選択できるようにしたカメラに装着され得るが、これら全体に亘る作動説明は、例えば、特許文献1等に記載のように公知であるので省略し、以下、上記第1モードの撮影による作動の一サイクルを説明して、本発明の要旨を明らかにすることにする。
図1は露光作動を終了した状態を示しているが、この状態において、シャッタチャージのため、セット部材15がカメラ本体側の操作によって時計方向へ回動されると、セット部材15の押動部15aが、先羽根用第2駆動部材3の被押動部3bを押して、これを反時計方向へ押動するため、先羽根用第2駆動部材3は、図示しない先羽根駆動ばねの付勢力に抗して、図1の位置から図4の位置へ回動せしめられる。先羽根用第2駆動部材3のこの回動に追従して先羽根第1駆動部材2も反時計方向へ回動し、この回動位置は、鉄片部材6が電磁石5により吸着保持され得る位置となる。
この場合、先羽根用第1駆動部材2の反時計方向への回動によりピン2dも反時計方向へ移動するため、ストロボ接片16a及び16bは、その押圧が解除されて非接触状態となり、また、ブレーキ板17はフリーの状態となる。
同様に、図1の状態において、シャッタチャージのため、セット部材15がカメラ本体側の操作によって時計方向へ回転されると、該セット部材15の押動部15bが後羽根駆動部材11の円柱状突起11cの側壁に摺接して、後羽根用駆動部材11を図4に示す位置まで反時計方向へ回動させ、この回動位置は、鉄片部材11bが電磁石12に吸着保持される位置となる。
セット部材15は、上記のシャッタチャージ動作終了後、自己の習性により図1に示す位置に戻って静止し、ブレーキ板17の一端屈曲部17aはセット部材15のブレーキ板接触部15cに接触する。また、チャージ動作による先羽根用第1駆動部材2及び後羽根駆動部材11の上記回動により、先羽根は露光用開口1a内へ進入し、一方、後羽根は露光用開口1aから退出して、先羽根及び後羽根は図4に示す状態となって静止する。
このようにして、シャッタチャージ動作が完了したとき、先羽根用第1駆動部材2及び先羽根用第2駆動部材3並びに後羽根用駆動部材11は、図4に示すシャッタチャージ状態に維持され、露光作動準備完了の状態となる。
この状態において、図示しないカメラ側のシャッタボタンが押されてレリーズが行われると、図示しない露光制御回路からの信号により、先ず、先羽根用の電磁石5が消磁されて、先羽根用第2駆動部材3が釈放され、先羽根用第1駆動部材2を伴って急速に時計方向へ回動し、露光作動が開始される。この回動運動は、駆動ピン2cが図示しない緩衝部材に当接することにより停止せしめられる。駆動ピン2cのこの運動により、先羽根は、先羽根を構成する複数枚の羽根の重なりを多くしながら下降せしめられて、露光用開口1aを開放して行く。次に、上記露光制御回路により決定される適正露光時間が経過したとき、後羽根用電磁石12が消磁され、後羽根駆動部材11が釈放されて急速に時計方向へ回動し、駆動ピン11aが図示しない緩衝部材に当接することにより停止する。後羽根駆動部材11のこの運動により、後羽根は、後羽を構成する複数枚の羽根の重なりを少なくしながら下降せしめられて、露光用開口1aを閉鎖して行く。このようにして、先羽根用第1駆動部材2,先羽根用第2駆動部材3,後羽根駆動部材11,先羽根及び後羽根は、図1に示す位置に戻されて、1回の露光動作を終了する。
ところで、本発明によれば、セット動作時に先羽根用第1駆動部材2に立設されたピン2dには、先羽根用第2駆動部材3に取付けられた板ばね8の先端屈曲部が当接して先羽根用第2駆動部材3の回動に対する先羽根用第1駆動部材2の追従を好適にする。また、チャージ完了後であって露光動作開始前には、ブレーキ板17の屈曲部17bがピン2dに摺接し得るように配設されているから、先羽根用第1駆動部材2の時計方向への回動時、先羽根が露光用開口1aを完全に開放する直前位置(図5参照)に達したとき、ピン2dがブレーキ板17の屈曲部17bに摺接し始めて、先羽根用第1駆動部材2は急速に減速せしめられ、駆動ピン2cが緩衝部材に当接した時のバウンドは相当量抑えられる。更に、この時のバウンドは、ピン2dが板ばね8の先端屈曲部により抑止されるから、結果的に、ブレー板17と板ばね8のばね常数を適宜選定することにより、駆動ピン2cが緩衝部材に当接した時のバウンドは、的確に抑止される。従って、先羽根は、露光用開口1aから退避した位置に安定的に維持される。
また、本発明によれば、ストロボ接点装置16が先羽根用駆動部材に隣接配置されていて、露光用開口1aが先羽根の走行により実質上全開せしめられたとき即ち先羽根用駆動部材が図6に示した位置に達したとき、ストロボ接片16a,16bがピン2dにより接触せしめられるようになっているから、露光用開口1aの全開とストロボ発光とを容易かつ確実に一致させることができる。
以上、板ばね8,ストロボ接片16a,16b及びブレーキ板17を作動させる部材として、先羽根用第1駆動部材2に立設したピン2dを例に挙げて説明したが、この部材は、先羽根用第1駆動部材の先端部に立設した適宜形状に整形された折曲部であってもよい。
なお、シャッタがノマリオプンタイプのシャッタとして使用される場合は、カメラ側の切換え操作により、電磁アクチュエータ18が作動して、可動子4の先端が先羽根用第1駆動部材2の被抑止部2bの回動軌跡内に臨み、シャッタチャージが行われても駆動ピン2cを緩衝部材’に当接させた状態に抑止し、図7に示すように、先羽根を露光用開口1aを全開にした状態に保持させる。この場合の後羽根による露光作動は、周知であり且つ本発明の要旨には直接関係がないので、詳細な説明は省略する。
1 シャッタ地板
1a 露光用開口
2 先羽根用第1駆動部材
2c 先羽根駆動ピン
2d ピン
3 先羽根用第2駆動部材
8 板ばね
8a 板ばねの先端部
15 シャッタセット部材
16 ストロボ接点装置
16a,16b ストロボ接片
17 ブレーキ板

Claims (5)

  1. 先羽根に連結された先羽根用第1駆動部材と、
    駆動ばねにより露光作動方向に付勢されると共に、露光作動時に前記先羽根用第1駆動部材を伴って回動する先羽根用第2駆動部材と、
    前記先羽根用第2駆動部材を前記駆動ばねとは反対方向に付勢し、前記先羽根用第1駆動部材と前記先羽根用第2駆動部材とを互いに近づけるように付勢するセットばねと、
    前記先羽根用第2駆動部材に設けられていて、前記先羽根用第2駆動部材の回転運動を前記先羽根用第1駆動部材に伝達し得る、前記先羽用第1駆動部材に切離可能な弾機部材と、
    を備えたことを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  2. 前記先羽根用第1駆動部材と隣接して配置されたストロボ接片部材を更に備え、
    前記先羽根用第1駆動部材には、前記弾機部材と接離可能であって且つストロボ接片を閉合し得る突起が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  3. 前記先羽根用第2駆動部材と後羽根用駆動部材をセット完了位置に移動させ得るセット部材と、一端部が前記セット部材に摺接可能であり他端部が前記先羽根用第1駆動部材に当接可能なブレーキ部材が設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  4. 先羽根に連結された先羽根用第1駆動部材と、
    駆動ばねにより露光作動方向に付勢されると共に、露光作動時に前記先羽根用第1駆動部材を伴って回動する先羽根用第2駆動部材と、
    前記先羽根用第1駆動部材と前記先羽根用第2駆動部材とを互いに近づけるように付勢するばねと、
    前記先羽根用第2駆動部材に設けられていて前記先羽根用第1駆動部材に接離可能な弾機部材と、
    前記先羽根用第1駆動部材と隣接して配置されたストロボ接片部材と、
    前記先羽根用第1駆動部材に設けられていて前記弾機部材と接離可能であって且つストロボ接片を閉合し得る突起と、
    を備えたことを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタを備えたカメラ。
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