JP6143804B2 - 経路案内装置および経路案内方法 - Google Patents

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Description

本発明は、経路案内装置および経路案内方法に関する。
車両の走行時に現在位置や、目的までの経路を案内するナビゲーション装置が実用化されている。このようなナビゲーション装置では、出発地である現在地から目的地までに至る経路を探索し、経路案内装置が有する表示部に表示される地図画像の上に探索した結果を表示させる。そして、ナビゲーション装置では、車両の走行中に、進行方向等に対する案内を画像と音声によって案内していた。
このようなナビゲーション装置において、ユーザが車両で経路エレメントを過去に通った履歴に応じて、その経路エレメントに対する経路案内を行うことが開示されている。なお、経路エレメントとは、交差点ごとに分割された道路である(例えば、参考文献1)。
特開2012−251865号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、出発地から目的地に至る経路全体の概要が、ユーザの経路に対する習熟度に合わせて案内されていなかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、出発地から目的地に至る経路全体の概要を、ユーザの経路に対する習熟度に合わせて案内することができる経路案内装置および経路案内方法を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る経路案内装置は、現在地を取得する現在地取得部と、目的地を入力する入力部と、前記現在地から前記目的地までの経路を探索する経路探索部と、ユーザの道情報の習得レベルを記憶するレベル記憶部と、探索された前記経路と、前記レベル記憶部に記憶されている習得レベルとに基づいて、経路全体に対する経路全体情報を生成する経路概要生成部と、前記経路概要生成部が生成した前記経路全体情報を報知する報知部と、を備え、前記経路概要生成部は、習得レベル毎に対応付けられている所定数のアスペクトのセットを示す予め記憶されたマトリクスから前記経路に対する習得レベルに応じたアスペクトを定め、定めたアスペクトの記述から前記経路全体情報を合成し、前記マトリクスにおいて、経路に含まれる道路の地理的性質の記述である地理性質と経路に含まれる道路の種類の記述である第1道路種をアスペクトとして含むセット間で、経路に含まれる都道府県名である第1通過地域と運転のしやすさに関する記述である交通特性を含むセットの方が、前記第1通過地域と前記交通特性を含まないセットよりも高い習得レベルに対応付けられ、前記交通特性をアスペクトとして含むセット間で、前記地理性質、前記第1道路種及び前記第1通過地域を含むセットよりも、前記地理性質、前記第1道路種及び前記第1通過地域に代えて、経路に含まれる道路名の記述である第2道路種、経路に含まれる市名もしくは区名である第2通過地域及び経路に含まれるランドマーク名である第3通過地域を含むセットの方が高い習得レベルに対応付けられ、前記第2道路種、前記第2通過地域及び前記第3通過地域をアスペクトとして含むセット間で、前記交通特性の記述を含むセットよりも、前記交通特性に代えて、経路に含まれる街名、町名もしくは村名である第4通過地域を含むセットの方が高い習得レベルに対応付けられている
(2)また、本発明の一態様に係る経路案内装置において、前記報知部は、前記経路全体情報を車両の走行開始時に報知するようにしてもよい。
(3)また、本発明の一態様に係る経路案内装置において、前記習得レベルは、車両の走行履歴に基づいて取得されるようにしてもよい。
(4)また、本発明の一態様に係る経路案内装置は、複数の前記経路全体情報の中から前記ユーザの指示に応じて1つを選択する経路選択部、をさらに備え、前記経路概要生成部は、複数のルートについて前記経路全体情報を生成し、前記報知部は、複数の前記経路全体情報を報知し、前記経路選択部は、前記報知部が報知した複数の前記経路全体情報の中から前記ユーザによって選択された前記経路全体情報を示す選択指示を取得するようにしてもよい。
(5)また、本発明の一態様に係る経路案内装置において、前記習得レベルは、前記ユーザによって入力されるようにしてもよい。
(6)上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る経路案内方法は、ユーザの道情報の習得レベルを記憶するレベル記憶部を有する経路案内装置における経路案内方法であって、現在地取得部が、現在地を取得する現在地取得手順と、入力部が、目的地を入力する入力手順と、経路探索部が、前記現在地から前記目的地までの経路を探索する経路探索手順と、経路概要生成部が、前記経路探索手順によって探索された前記経路と、前記レベル記憶部に記憶されている習得レベルとに基づいて、経路全体に対する経路全体情報を生成する経路概要生成手順と、報知部が、前記経路概要生成手順によって生成された前記経路全体情報を報知する報知手順と、を含み、前記経路概要生成手順は、前記経路概要生成部が、習得レベル毎に対応付けられている所定数のアスペクトのセットを示す予め記憶されたマトリクスから前記経路に対する習得レベルに応じたアスペクトを定め、定めたアスペクトの記述から前記経路全体情報を合成する合成手順を含み、前記マトリクスにおいて、経路に含まれる道路の地理的性質の記述である地理性質と経路に含まれる道路の種類の記述である第1道路種をアスペクトとして含むセット間で、経路に含まれる都道府県名である第1通過地域と運転のしやすさに関する記述である交通特性を含むセットの方が、前記第1通過地域と前記交通特性を含まないセットよりも高い習得レベルに対応付けられ、前記交通特性をアスペクトとして含むセット間で、前記地理性質、前記第1道路種及び前記第1通過地域を含むセットよりも、前記地理性質、前記第1道路種及び前記第1通過地域に代えて、経路に含まれる道路名の記述である第2道路種、経路に含まれる市名もしくは区名である第2通過地域及び経路に含まれるランドマーク名である第3通過地域を含むセットの方が高い習得レベルに対応付けられ、前記第2道路種、前記第2通過地域及び前記第3通過地域をアスペクトとして含むセット間で、前記交通特性の記述を含むセットよりも、前記交通特性に代えて、経路に含まれる街名、町名もしくは村名である第4通過地域を含むセットの方が高い習得レベルに対応付けられている経路案内方法。
上述した(1)、(5)(6)の構成によれば、出発地から目的地に至る経路全体の概要を、ユーザの経路に対する習熟度に合わせて案内することができる。この結果、ユーザは、走行開始時に案内された経路全体の概要に基づいて、目的地までの経路を、当該経路に対する習得レベルに応じた音声によってイメージすることができる。また、習得レベルに応じた経路に含まれる道路に関する情報を用いて経路全体情報を適切に生成することができるので、習得レベルのユーザが理解しやすい経路全体情報を案内することができる。
上述した(2)の構成によれば、経路が探索されナビゲーションを開始する前に、当該経路に対する習得レベルに応じた音声によってイメージすることができる。
上述した(3)の構成によれば、車両の走行中にバックグランドで取得した走行履歴に基づいて習得レベルが決定されるので、ユーザの経路に対する最新の習熟度に合わせて経路全体の概要を案内することができる。
上述した(4)の構成によれば、複数のルートが提示された場合であっても、報知された経路全体の概要によって、どのルートを走行するかユーザの選択を補助することができる。
実施形態に係る経路案内装置の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る出発地から目的地までの経路の例を説明する図である。 実施形態に係る習得レベルを決定するために用いられる領域の概念を表す図である。 実施形態に係る習得レベルと円の半径との関係を示す図である。 実施形態に係る同心円近似モデルの例を示す図である。 実施形態に係る同心円近似モデルの例を示す図である。 実施形態に係る習得レベルとアスペクトの関係の一例を表す図である。 実施形態に係るアスペクトの例を表す図である。 実施形態に係る経路記述部の概略構成のブロック図である。 実施形態に係る習得レベルがLv1の場合の経路概要情報の例を表す図である。 実施形態に係る習得レベルがLv3の場合の経路概要情報の例を表す図である。 実施形態に係る複数の経路の概要を報知し、報知された中からユーザよって選択された経路についてナビゲーションを行う処理のフローチャートである。 実施形態に係る習得レベルの学習の処理のフローチャートである。 本実施形態に係る経路が短い場合の例を説明する図である。
まず、本発明の概要について説明する。
本実施形態の経路案内装置は、例えば車両で利用されるナビゲーション装置である。本実施形態の経路案内装置は、現在地から目的地までに至る経路を探索して、車両が走行開始する際に音声で、探索した経路全体の概要を、その経路に対するユーザの習得レベルに応じて音声で報知する。また、本実施形態の経路案内装置は、走行開始時に複数のルートが探索された場合、その経路に対するユーザの習得レベルに応じてルート毎に音声で報知する。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る経路案内装置1の構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、経路案内装置1がナビゲーション装置の例を説明するが、これに限られない。経路案内装置1は、スマートフォン、タブレット端末、携帯ゲーム機器等であってもよい。
図1に示すように、経路案内装置1は、現在地取得部10、入力部12、地図DB14、経路探索部16、構成設定記憶部18、レベル記憶部22、言語モデル24、経路概要生成部26、報知部30、レベル学習部34、経路選択部38、およびナビ情報生成部40を備える。また、経路概要生成部26は、経路記述部27、および自然言語変換部29を備える。
現在地取得部10は、GPS(全地球測位網、Global Positioning System)であり、現在地を示す現在地情報を取得し、取得した出発地の現在地情報を経路探索部16に出力する。現在地情報には、例えば緯度、経度の情報が含まれている。また、現在地取得部10は、携帯端末の基地局等から現在地情報を取得するようにしてもよい。現在地取得部10が取得する現在地とは、出発地、出発地から目的地までの経路上の地点である。また、現在地取得部10は、出発地から目的地までの経路上の地点の現在地情報をレベル学習部34とナビ情報生成部40とに出力する。
入力部12は、ユーザが発した音声から音声認識によって目的地を取得し、取得した目的地を示す目的地情報を経路探索部16に出力する。目的地情報は、目的地名であり、目的地がある都道府県名、市町村名などを含んでいてもよい。また、入力部12は、例えばタッチパネル等の入力部であってもよい。さらには、例えばスマートフォン(不図示)をユーザが操作して入力し、入力された目的地情報がスマートフォンから送信された場合、入力部12は、送信された目的地情報を受信して取得するようにしてもよい。
また、入力部12は、ユーザが発した音声から音声認識によって習得レベルを取得し、取得した習得レベルをレベル学習部34に出力する。なお、報知部30がタッチパネル式の入力部を備えている場合、当該入力部が入力部12であってもよい。
また、入力部12は、経路選択の際、ユーザが発した音声から音声認識によって認識したユーザの音声を経路選択部38に出力する。
地図DB14は、地図情報が格納されているデータベースである。地図情報には、駅や商業施設などのランドマークの情報、道路の情報、交差点の情報等が含まれている。また、地図DB14には、各地点の位置(緯度、経度)、当該地点に関する情報が格納されている。ここで、地点とは、地図上の所定の地点、ランドマーク、後述する習得レベルの学習に用いられる地点、交差点、駅がある地点等である。また、地点に関する情報とは、1つの地点から、道路で接続される次の地点(例えば、次の交差点、次のジャンクション、次のサービスエリア等)までの距離、当該地点がある都道府県名と市町村名と道路名、当該地点を含む道路の周辺情報等である。当該地点を含む道路の周辺情報とは、道路が川沿いにあることを示す情報、道路が海沿いにあることを示す情報、道路が山の中を通ることを示す情報、道路が一般道であることを示す情報、道路が高速道路であることを示す情報、道路が幹線道路であることを示す情報、道路が市街地にあることを示す情報、道路が郊外にあることを示す情報等である。
経路探索部16には、現在地取得部10が出力した現在地情報と、入力部12が出力した目的地情報とが入力される。経路探索部16は、現在地から目的地までに至る経路を、地図DB14に格納されている地図情報を用いて周知の手法によって探索する。なお、経路探索部16は、現在地から目的地までに至る複数の経路を探索するようにしてもよい。経路探索部16は、探索した経路を示す経路情報をルートモデルとして経路概要生成部26と経路選択部38とに出力する。なお、ルートモデルには、経路上の複数の地点、及び当該地点に関する情報が含まれている。また、ルートモデルには、複数のルートが探索された場合、ルートを識別できる情報が含まれている。
構成設定記憶部18は、経路記述部27が備えるアスペクト決定部(図8)、フィルタ(図8)に対する設定が記憶されている。例えば、経路案内装置1の電源がオン状態になったとき、構成設定記憶部18に記憶されている設定情報が、経路記述部27にロードされる。
レベル記憶部22には、ユーザの習得レベルが地点毎に記憶されている。地点は、例えば車両の走行に応じて、逐次追加されている。そして、地点毎の習得レベルは、車両の走行に応じて更新される。なお、ユーザが複数存在する場合、ユーザモデルには、ユーザ毎に習得レベルが地点毎に記憶されるようにしてもよい。
言語モデル24には、文の品詞や統語構造、単語と単語、文と文などの関係性について定式化したモデルが格納されている。
経路記述部27には、経路探索部16からルートモデルが入力される。経路記述部27は、レベル記憶部22に格納されている地点毎の習得レベルを用いて、経路に対する習得レベルを決定する。経路記述部27は、ルートモデルと、決定した習得レベルを用いて、出発地から目的地に至る経路全体の情報(以下、経路全体情報という)を生成する。経路記述部27は、生成した経路全体情報を、自然言語変換部29に出力する。なお、経路記述部27の構成、経路全体情報の生成方法については後述する。また、経路全体情報には、複数のルートが探索された場合、ルートを識別できる情報が含まれている。
自然言語変換部29は、経路記述部27が出力した経路全体情報を、言語モデル24を参照して自然言語に変換し、変換した自然言語を経路概要情報として報知部30に出力する。経路概要情報は、テキスト情報である。なお、経路概要情報は、テキストを音声に変換した音声信号であってもよい。また、経路概要情報には、複数のルートが探索された場合、ルートを識別できる情報が含まれている。
報知部30は、自然言語変換部29が出力した経路全体情報を音声信号に変換する変換部と、音声を出力するスピーカとを含んで構成される。報知部30は、経路概要情報を音声信号に変換し、変換した音声信号を出力する。また、報知部30は、ナビ情報生成部40が出力したナビゲーション情報を音声信号に変換し、変換した音声信号を出力する。なお、報知部30は、表示部、および表示部上にタッチパネル式の入力部を備えていてもよい。
レベル学習部34は、車両の走行時および停止時に現在地取得部10が出力する現在地情報を取得する。レベル学習部34は、例えば、入力部12が出力した習得レベルに、現在地情報を対応付けてユーザモデルに逐次格納することで、ユーザモデルの学習を行う。なお、レベル学習部34は、地図DB14を参照して、例えばランドマーク等について、ユーザが知っているか否かを音声で問いかける文章を生成し、生成した文章を報知部30に出力するようにしてもよい。そして、レベル学習部34は、入力部12によって取得された問いかけに対するユーザの回答に応じて、ランドマークがある地点の習得レベルを学習するようにしてもよい。
経路選択部38は、報知部30が複数のルートの概要を報知した場合、入力部12が出力した音声からどのルートを選択したかを示す音声を周知の手法で抽出する。経路選択部38は、抽出したルートを示す音声に基づいて、経路探索部16が出力した経路のうち、選択された経路に関する情報をナビ情報生成部40に出力する。
ナビ情報生成部40は、経路選択部38が出力した経路に関する情報と、現在地取得部10が出力した現在地情報とを用いて、周知の手法によってナビゲーション情報を生成し、生成したナビゲーション情報を報知部30に出力する。
<出発地から目的地までの経路の例>
次に、現在地から出発地までの経路の例を説明する。
図2は、本実施形態に係る出発地から目的地までの経路の例を説明する図である。
図2において、地図m101は、出発地p11と目的地p12とを含む地図の画像である。符号m111は河川を示し、符号m112は鉄道の線路を示し、符号m113は駅を示している。また、符号m121は一般道を示し、符号m122は高速道路を示し、符号m123は高速道路の出入り口を示している。
図2に示した例では、出発地p11から目的地p12に至る経路は、第1の経路R1と、第2の経路R2とが探索された例である。第1の経路(以下、第1のルートともいう)R1は、高速道路m122を通るルートである。第2の経路(以下、第2のルートともいう)R2は、一般道m121のみを通るルートである。また、第2の経路R2は、途中で線路m112を越えている。
本実施形態では、このような経路全体の概要を、経路に含まれる情報を用いて、ユーザのその経路に対する習得レベルに応じて、音声で報知部30から報知する。
<習得レベルの説明>
次に、本実施形態におけるユーザの習得レベルについて説明する。本実施形態では、習得レベルを六段階に分けた例を説明する。なお、習得レベルの数はこれに限られず、6個未満であってもよく、7個以上であってもよい。
・Lv0:地名も分からない(例えば、地名を聞いたことがないとことへ初めて行ったレベル)
・Lv1:有名な都市、地域名が分かる(例えば、東京、横浜、新宿なら知っているレベル)。
・Lv2:周辺の都市名、地域名、駅名、主要道路がある程度わかる(例えば、吉祥寺、目黒、お台場など、それらの都市圏を旅行で訪れたことがあるくらいのレベル)。
・Lv3:町名レベルのローカルな地理がある程度わかる(例えば、その地域に住んでいたことがあるレベル。または、その地域に住んでいても道に詳しくないレベル)。
・Lv4:町名レベルのローカルな地理がかなりわかる(例えば、その地域に住んでいて、煩雑に周囲を出歩いたことがあるレベル)。
・Lv5:町名、番地までほぼ把握している(例えば、タクシーの運転手や宅配便の配送車の運転手等のレベル)。
上述した習得レベルは、必ずしもユーザと一対一対応しない。例えば、ユーザが横浜に対してはLv3であっても、山口県の津市へ行ったことが無い場合、津に対しての習得レベルはLv1の場合もある。すなわち、習得レベルは、1人のユーザであっても、エリア(地域)によって異なる。
図3は、本実施形態に係る習得レベルを決定するために用いられる領域の概念を表す図である。図3に示す例では、10kmの領域z1を、2km毎にメッシュで区切った領域に分割した例である。例えば、地図を図3に示すように分割する。図3において、符号m121は、図2と同様に一般道を表している。また、地点p1は、領域z1の中心を表している。
例えば、車両(不図示)が一般道m121のみを通った場合、ユーザは、当該一般道m121については知っていても、その周辺の道路について詳しくない場合が想定されるため、レベル学習部34は、地点p1に対する習得レベルをLv2とする。
一方、車両が一般道m121の周辺の各メッシュも通過している場合、ユーザが領域z1内全て道路の情報に詳しいと想定されるため、レベル学習部34は、地点p1に対する習得レベルをLv3とする。
なお、図3に示した領域z1、メッシュの大きさは一例であり、これに限られない。
<同心円近似モデル>
次に、本実施形態で用いる同心円近似モデルについて、図4〜図6を用いて説明する。図4は、本実施形態に係る習得レベルと円の半径との関係を示す図である。図5および図6は、本実施形態に係る同心円近似モデルの例を示す図である。
図4に示すように、Lv0には半径500km外が対応付けられ、Lv1には半径500km内が対応付けられ、Lv2には半径50km内が対応付けられている。Lv3には半径10km外が対応付けられ、Lv4には半径2km内が対応付けられ、Lv5には半径500m内が対応付けられている。なお、図3に示した半径は一例であり、これに限られず、他の値であってもよい。また、半径の値は、例えば地域ごとに異なっていてもよい。
図5に示す例は、地点p2を中心とする地域に対する習得レベルがLv1であり、地点p3を中心とする地域に対する習得レベルがLv3の例である。図5に示すように、地点p2から半径500km内の範囲z2内の習得レベルがLv1である。そして、地点p3から半径10km内の範囲z3内の習得レベルがLv3である。
図6に示す例は、地点p4を中心とする地域に対する習得レベルがLv3であり、地点p4から半径が10km以上かつ50km以内の地点p5において、習得レベルが学習されていない例である。図6に示すように、地点p5の学習レベルが学習されていない場合であっても、すでに習得レベルが学習されている地点p4の学習レベルに基づいて、経路記述部27は、レベル記憶部22に記憶されている情報に基づいて、地点p5が地点p4から50km内であるため、地点p5の学習レベルをLv2であると推定する。
このような同心円近似モデルを、ユーザの車両が通った所定の地点毎にレベル記憶部22が格納する。ここで所定の地点とは、例えば交差点毎であってもよく、図3に示したように所定の領域z1の中心地、ランドマークがある地点等であってもよい。なお、ユーザの車両が一度も通ったことがない地点の習得レベルは、初期値としてLv0またはLv1が設定されていてもよい。
なお、本実施形態では同心円近似モデルを用いる例を説明するが、用いるモデルは、習得レベルを表すものであればよく、他の形状のモデル、他のモデルであってもよい。
<習得レベルとアスペクトの関係>
次に、習得レベルとアスペクトの関係を説明する。
図7は、本実施形態に係る習得レベルとアスペクトの関係の一例を表す図である。
なお、図7に示す例では、上述した習得レベルのうち、Lv0〜Lv3とアスペクトの関係を示している。ここで、アスペクトとは、経路全体情報の生成に用いられる情報であり、相対性質、地理性質、道路種1、道路種2、通過地域1、通過地域2、通過地域3、通過地域4、交通特性である。
図7に示す例では、レベルがLv0と、アスペクトが相対性質、地理性質、および道路種1とが対応付けられている。レベルがLv1と、アスペクトが相対性質、地理性質、道路種1、通過地域1、および交通特性とが対応付けられている。レベルがLv2と、アスペクトが相対性質、道路種2、通過地域2、通過地域4、及び交通特性とが対応付けられている。レベルがLv3と、アスペクトが相対性質、道路種2、通過地域2、通過地域3、および通過地域4とが対応付けられている。
このように習得レベルとアスペクトの対応は、前述したように経路案内装置1が電源オン状態にされたときに、構成設定記憶部18から経路記述部27にロードされる。習得レベルとアスペクトの関係のマトリクスは、予め経路記述部27に記憶されていてもよい。
また、図7に示したアスペクトは一例であり、これに限られない。アスペクトは、例えば線路を越える経路を含むことを示す情報、河川を越える経路を含むことを示す情報、高架道路を経路に含むことを示す情報等であってもよい。
次に、アスペクトの例を説明する。
図8は、本実施形態に係るアスペクトの例を表す図である。なお、図8に示す例では、図7と同じアスペクトを示している。
相対性質とは、経路に関するコストの記述である。相対性質は、例えば「一番早い」、「一番安い」等である。
地理性質とは、経路に含まれる道路の地理的な性質の記述である。地理的な性質とは、道路が湾岸沿いにある等である。このような道路に関する情報は、前述したように経路探索部16が出力するルートモデルに含まれている。
道路種1とは、経路に含まれる道路の種類の記述である。道路種1は、経路に高速道路が含まれているのか、一般道のみであるか等を示す記述であり、ルートモデルに含まれている。
道路種2とは、経路に含まれる道路名の記述であり、ルートモデルに含まれている。
通過地域1とは、経路に含まれる都道府県名であり、ルートモデルに含まれている。
通過地域2とは、経路に含まれる市名、区名等であり、ルートモデルに含まれている。
通過地域3とは、経路に含まれる街名、町名、村名等であり、ルートモデルに含まれている。
通過地域4とは、経路に含まれるランドマーク名であり、ルートモデルに含まれている。
交通特性とは、運転のしやすさに関する記述であり、ルートモデルに含まれている。
なお、図8に示したように、各アスペクトは、経路が通過する箇所名を用いた記載、例えば『富山市を通る』のように記述される。このような記述は、ルートモデルに含まれていてもよく、通過する箇所名を用いて、経路記述部27が生成するようにしてもよい。
また、図8に示したアスペクトは、前述した地点毎に全てが記述されていなくてもよく、少なくとも1つが記述されていればよい。
<経路記述部27>
次に、経路記述部27の構成例について説明する。
図9は、本実施形態に係る経路記述部27の概略構成のブロック図である。図9に示すように、経路記述部27は、アスペクト決定部271、272、・・・、および加算部28を含んで構成されている。なお、アスペクト決定部271、272、・・・、のうちの1つを特定しない場合は、アスペクト決定部27n(nは1以上の整数)という。
経路記述部27は、アスペクト決定部271を前述したアスペクトの個数分備えている。例えば、アスペクト決定部271が、相対性質のアスペクトを決定し、アスペクト決定部272が、地理性質のアスペクトを決定する。
各アスペクト決定部27nは、所定の条件に従ってアスペクトの記述を決定する。この条件は、各アスペクト決定部27nが備えるフィルタによって行われる。
アスペクト決定部271は、フィルタ2711、2712、・・・を備え、アスペクト決定部272は、フィルタ2721、2722、・・・を備える。各アスペクト決定部27nが備えるフィルタの数は、異なっていてもよい。各アスペクト決定部27nは、各アスペクト決定部27nが備えるフィルタによって選択されたアスペクトの記述を加算部28に出力する。
ここで、フィルタの役割の例を説明する。
・例1:フィルタは、距離の長い道路を優先して選択し、距離の短い道路をルートモデルから削除する。
・例2:フィルタは、出発地に近い地点を優先して、ルートモデルから地点を抽出する。
・例3:フィルタは、経路に高速道路が含まれる場合、出入り口の名称を優先して選択し、途中の地名等をルートモデルから削除する。
なお、上述したフィルタの例は一例であり、これに限られない。アスペクトに応じたフィルタであればよい。このようなフィルタに対する設定は、経路案内装置1の電源がオン状態にされたとき、構成設定記憶部18から、各フィルタにロードされる。また、ロードされる構成設定には、複数のフィルタの組み合わせ方法も含まれていている。なお、フィルタによって抽出されるキーワードの数、抽出される文章の長さ、文章の数もユーザの習得レベルに応じて異なっていてもよい。また、フィルタの設定は、出発地から目的地までの距離の長さによっても異なってもよい。さらに、フィルタの設定は、ユーザの性別、年齢、お店の好み等に応じたものであってもよい。この場合、経路案内装置1は、例えば、走行中に、ユーザに対して性別、年齢、お店の好み等に関する質問の音声を報知させ、報知させた音声に対する回答を音声認識することで取得した各情報をレベル記憶部22に格納して更新するようにしてもよい。または、報知部30がタッチパネルを備える場合、ユーザがタッチパネルを操作して性別、年齢、お店の好み等を入力するようにしてもよい。なお、経路記述部27は、ユーザの習得レベルに応じて、アスペクト決定部271、272、・・・の中から使用するアスペクト決定部27nを選択する。これにより、経路記述部27は、ユーザの習得レベルに応じて、アスペクトを決定する。
例えば、アスペクト決定部271は、入力されたルートモデルから相対性質のアスペクトを抽出してアスペクトの記述を生成する。具体的には、アスペクト決定部271は、フィルタ2711、2712、・・・を用いて、相対性質を抽出する。この結果、アスペクト決定部272から『一番走行距離の短いルート』の記述が出力される。
例えば、アスペクト決定部272は、入力されたルートモデルから地理特性のアスペクトを抽出してアスペクトの記述を生成する。具体的には、アスペクト決定部272は、フィルタ2721、2722、・・・を用いて、地理特性を抽出する。この結果、アスペクト決定部272から『一般道を通る』の記述が出力される。
なお、ユーザの習得レベルは、前述したように地点毎にレベル記憶部22に格納されている。経路記述部27は、例えば、出発地から目的地に至る経路における各地点またはその周辺の地点に対応付けられている習得レベルを用いて、経路全体における習得レベルを決定する。
なお、経路全体の習得レベルは、例えば、経路中の習得レベルの最小値、最大値、中央値、平均値のうちの1つを用いる。この場合、経路中の習得レベルの最小値、最大値、中央値、平均値のうちのいずれを用いるのが良いかは、性別・世代・文化的背景などによって異なる。このため、本実施形態では、経路中の習得レベルの最小値、最大値、中央値、平均値のうちのいずれを用いるかを、例えば調査の上、想定されるユーザに合わせて予め設定しておくか、または、ユーザによって選択させるようにしてもよい。
加算部28は、複数のアスペクト決定部271、272、・・・から出力されたアスペクト毎の記述を合成し、合成した記述を経路全体情報として自然言語変換部29に出力する。なお、加算部28によって加算された経路全体情報は、例えば、相対性質、地理性質、道路種1、道路種2、通過地域1、通過地域2、通過地域3、通過地域4、交通特性の順番に合成される。
<経路全体情報、経路概要情報の例>
次に、経路全体情報、経路概要情報の例を、図10および図11を用いて説明する。
図10は、本実施形態に係る習得レベルがLv1の場合の経路概要情報の例を表す図である。図11は、本実施形態に係る習得レベルがLv3の場合の経路概要情報の例を表す図である。図10および図11に示す例は、出発地が、埼玉県和光市であり、目的地が山梨県南都留郡の河口湖の例である。また、図10および図11に示す例は、経路探索した結果のうち、2つの経路(ルート)について示している。なお、上述したように、経路概要情報は、経路全体情報を自然言語に変換した文章であるため、経路概要情報に基づく情報である。
図10において、破線四角o1に示した領域は、第1のルートに対する経路概要情報の例であり、「第1のルートです。一番走行距離の短いルートです。高速道路を通ります。埼玉県内を長く走ります。」を表すテキストである。破線四角o2に示した領域は、第2のルートに対する経路概要情報の例であり、「第2のルートです。一番安いルートです。一般道だけを通ります。東京都内を長く走ります。」を表すテキストである。
習得レベルがLv1の場合、図7を用いて説明したように、アスペクトには、相対性質、地理性質、道路種1、通過地域1が用いられる。
第1のルートに対する経路概要情報は、破線四角k1に示すように、「一番走行距離の短いルートです。」が相対性質であり、「高速道路を通ります。」が道路種1であり、「埼玉県内を長く走ります。」が通過地域1である。
第2のルートに対する経路概要情報は、破線四角k2に示すように、「一番安いルートです。」が相対性質であり、「一般道だけを通ります。」が道路種2であり、「東京都内を長く走ります。」が通過地域2である。
図11において、破線四角o11に示した領域は、第1のルートに対する経路概要情報の例であり、「第1のルートです。一番走行距離の短いルートです。外環道、関越道、圏央道、中央道を通ります。練馬から鶴見に北に、鶴見から発王子へ南西に、八王子から大月へ西に、大月から河口湖へ南西方向に向かいます。」を表すテキストである。破線四角o12に示した領域は、第2のルートに対する経路概要情報の例であり、「第2のルートです。一番安いルートです。環状8号線、甲州街道、富士みちを通ります。和光から新宿へ南に、新宿から大月へ西に、大月から河口湖へ南西方向に向かいます。」を表すテキストである。
習得レベルがLv3の場合、図7を用いて説明したように、アスペクトには、相対性質、道路種2、および道路種1、交通特性が用いられる。
第1のルートに対する経路概要情報は、破線四角k11に示すように、「一番走行距離の短いルートです。」が相対性質であり、「外環道、関越道、圏央道、中央道を通ります。」が道路種2であり、「練馬から鶴見に北に、鶴見から発王子へ南西に、八王子から大月へ西に、大月から河口湖へ南西方向に向かいます。」が通過地域2である。
第2のルートに対する経路概要情報は、破線四角k12に示すように、「一番安いルートです。」が相対性質であり、「環状8号線、甲州街道、富士みちを通ります。」が道路種2であり、「和光から新宿へ南に、新宿から大月へ西に、大月から河口湖へ南西方向に向かいます。」が通過地域2である。
なお、図10に示した例では、経路概要情報に地理性質が含まれていない。また、図11に示した例では、経路概要情報に交通特性が含まれていない。この理由は、ルートモデルに地理性質または交通特性が含まれていなかったか、フィルタの設定により、文字数が制限されたことにより削除された結果である。なお、このように文字数に応じた削除は、自然言語変換部29が行うようにしてもよい。
図10および図11に示した経路概要情報は、経路検索がなされたとき、出発時等のナビゲーションの開始前に音声によって報知される。なお、報知部30が表示部を有している場合、図2に示したような経路全体を含む地図の画像も表示するようにしてもよい。
これによりユーザは、図10または図11に示した第1のルートと第2のルートの概要の音声を聞くことで、各ルートの概要をイメージすることができる。そして、ユーザは、報知された経路概要情報に基づいて、どちらのルートで走行するかを選択する。なお、ユーザは選択した結果を音声で発し、選択された結果を入力部12が音声認識によって取得する。または、ユーザは、選択した結果を報知部30が有するタッチパネルから入力するようにしてもよい。
<経路の概要とナビゲーション情報を報知する処理>
次に、複数の経路の概要を報知し、報知された中からユーザよって選択された経路についてナビゲーションを行う処理手順の一例を説明する。
図12は、本実施形態に係る複数の経路の概要を報知し、報知された中からユーザよって選択された経路についてナビゲーションを行う処理のフローチャートである。
(ステップS11)現在地取得部10は、現在地を示す現在地情報を取得する。
(ステップS12)入力部12は、ユーザが発した音声から音声認識によって目的地を取得する。
(ステップS13)経路探索部16は、現在地から目的地までに至る経路を、地図DB14に格納されている地図情報を用いて周知の手法によって探索する。続けて、経路探索部16は、探索した経路を示す経路情報をルートモデルとして経路概要生成部26と経路選択部38とに出力する。
(ステップS14)経路記述部27は、レベル記憶部22に格納されている地点毎の習得レベルを用いて、経路に対する習得レベルを決定する。
(ステップS15)経路記述部27のアスペクト決定部27nそれぞれは、ルートモデルに応じて、特定の経路に対するアスペクトそれぞれの記述を決定する。続けて、経路記述部27は、決定した習得レベルを用いて、用いるアスペクト決定部27nを選択する。なお、経路記述部27が用いるアスペクト決定部27nした後に、アスペクト決定部27nそれぞれが、特定の経路に対するアスペクトそれぞれの記述を決定するようにしてもよい。
(ステップS16)経路記述部27の加算部28は、決定された複数のアスペクトの記述を合成して経路全体情報を生成する。続けて、自然言語変換部29は、経路記述部27が出力した経路全体情報を、言語モデルを参照して自然言語に変換し、変換した自然言語を経路概要情報として報知部30に出力する。
なお、ステップS15〜S16の処理は、探索された複数のルートに対して行われる。複数のルートに対して、ステップS15〜S16の処理が終了した後、ステップS17の処理に進む。
(ステップS17)報知部30は、自然言語変換部29が出力した経路概要情報を音声信号に変換し、変換した音声信号を出力する。
(ステップS18)報知部30は、複数のルートに対する経路概要情報を報知した後、どのルートで走行を行うかを質問(以下、ルート選択質問ともいう)する音声を生成して、生成した音声を報知する。続けて、経路選択部38は、ルート選択質問に応じて取得された音声に基づいて、走行するルートを選択する。
(ステップS19)ナビ情報生成部40は、車両が目的地に到着するまで、経路選択部38が出力した経路に関する情報と、現在地取得部10が出力した現在地情報とを用いて、周知の手法によってナビゲーション情報を生成し、生成したナビゲーション情報を報知部30から報知する。
以上で、経路の概要とナビゲーション情報を報知する処理を終了する。
なお、上述した例では、複数の経路概要情報を報知する例を説明したが、報知する経路概要情報は、1つであってもよい。例えば、利用者は、予め経路探索の条件を設定しておく。そして経路案内装置1は、設定されている条件にあった経路を探索し、当該経路全体の概要(経路全体情報、経路概要情報)を生成して、生成した経路概要情報を報知するようにしてもよい。この場合、ステップS17の処理後、ステップS18を飛ばして、ステップS19に進む。
<習得レベルの学習方法の例>
次に、習得レベルの学習の処理手順の例を説明する。
図13は、本実施形態に係る習得レベルの学習の処理のフローチャートである。図13に示す例では、経路案内装置1が走行中に、ユーザに対して質問を行い、当該質問に対する回答に応じて習得レベルを学習する例である。
(ステップS101)経路案内装置1は、ステップS102〜S103の処理を、車両の走行中に行う。
(ステップS102)レベル学習部34は、習得レベルが決定されていない地点に関するキーワードを用いて質問を生成し、生成した質問を報知部30から音声で出力させる。キーワードとは、ランドマーク、道路名、商業施設等である。地点に関する質問とは、例えば、「この先に見えるショッピングセンターAに行ったことがありますか?」等である。
(ステップS103)レベル学習部34は、入力部12によって取得したユーザの質問に対する返答を取得する。続けて、レベル学習部34は、取得した返答に応じて、キーワードをユーザが知っている場合に、習得レベルを、例えば1つ上げる。続けて、レベル学習部34は、現在地またはキーワードに含まれる施設や道路の位置を示す情報と対応付けてレベル記憶部22に記憶させることで、習得レベルの学習を行う。
(ステップS104)レベル学習部34は、目的地に車両が到着するまで、学習を繰り返し、目的地に到着した後、学習を終了する。
なお、図13に示した例では、走行中に音声によって、ユーザへ問いかけ、その回答に応じて習得レベルを学習する例を説明したが、これに限られない。例えば、レベル学習部34は、現在地取得部10が出力する現在地情報に基づいて、車両の走行履歴を取得し、取得した走行履歴をレベル記憶部22に格納するようにしてもよい。この場合、経路記述部27は、レベル記憶部22に格納されている走行履歴に基づいて、経路の習得レベルを決定するようにしてもよい。また、走行履歴には、走行した日時が含まれている。このため、経路を過去に複数回数、走行していたとしても、走行履歴が所定の時間より経過している場合、習得レベルを1つ下げる(例えば、Lv4からLv3に下げる)ようにしてもよい。
また、地図DB14に含まれる情報は、例えばネットワーク(不図示)を介して更新されるようにしてもよい。この場合、すでに習得レベルが決定されている地点であっても、再開発されたり、新たな施設ができた場合に、レベル学習部34は、ユーザへの問いかけを音声で行い、習得レベルを更新するようにしてもよい。
<経路が短い場合の例>
次に、出発地から目的地までの経路が短い場合の例を説明する。経路が短い場合とは、例えば、家から30分以内のお店に買い物へ行く場合の経路である。
図14は、本実施形態に係る経路が短い場合の例を説明する図である。図14において、地図m201は、出発地p21と目的地p22とを含む地図の画像である。符号m211は、B大通りを表し、符号m221はショッピングセンターを示し、符号m222は銀行を示し、符号m223はコンビニエンスストアを示している。また、出発地p11から目的地p12に至る経路は、経路R21である。
このように経路が短い場合には、例えば図10に示した遠距離用の経路全体情報と異なり、より詳細な情報を提供した方が、ユーザが経路を理解しやすい。このため、本実施形態では、上述したように、経路記述部27が備えるフィルタの設定を、経路の距離によって変える。フィルタの設定は、例えば経路沿いにある大型店舗を優先する、経路上の交差点名を優先する、経路上に駅があれば駅名を優先する等である。
図14に示した経路において、習得レベルがLv1の場合、経路概要情報は、例えば「第1のルートです。一番走行距離の短いルートです。大通りを通ります。」である。また、習得レベルがLv3の場合、経路概要情報は、例えば「第2のルートです。一番走行距離の短いルートです。B大通りを通ります。ショッピングセンターの前を東に、コンビニエンスストアの前を北に向かいます。」である。
以上のように、本実施形態の経路案内装置1は、現在地を取得する現在地取得部10と、目的地を入力する入力部12と、現在地から目的地までの経路を探索する経路探索部16と、ユーザの道情報の習得レベルを記憶するレベル記憶部22と、探索された経路と、レベル記憶部に記憶されている習得レベルとに基づいて、経路全体に対する経路全体情報(経路全体情報、経路概要情報)を生成する経路概要生成部26と、経路概要生成部が生成した経路全体情報を報知する報知部30と、を備える。
この構成によって、本実施形態では、出発地から目的地に至る経路全体の概要を、ユーザの経路に対する習熟度に合わせて案内することができる。これにより、ユーザは、走行開始時に案内された経路全体の概要に基づいて、目的地までの経路を、当該経路に対する習得レベルに応じた音声によってイメージすることができる。また、本実施形態によれば、ユーザが表示部(不図示)に表示される地図等の画像を見なくても、経路全体の概要を音声によって知ることができるので、音声だけを用いて経路案内する経路案内装置を提供することができる。
また、本実施形態の経路案内装置1において、報知部30は、経路全体情報(経路全体情報、経路概要情報)を車両の走行開始時に報知する。
この構成によって、本実施形態では、経路が探索されナビゲーションを開始する前に、当該経路に対する習得レベルに応じた音声によってイメージすることができる。
また、本実施形態の経路案内装置1において、習得レベルは、車両の走行履歴に基づいて取得される。
この構成によって、本実施形態では、車両の走行中にバックグランドで取得した走行履歴に基づいて習得レベルが決定されるので、ユーザの経路に対する最新の習熟度に合わせて経路全体の概要を案内することができる。
また、本実施形態の経路案内装置1において、経路全体情報(経路全体情報、経路概要情報)は、経路に含まれる道路に関する情報(例えば、相対性質、地理性質、道路種1、道路種2、通過地域1、通過地域2、通過地域3、通過地域4、交通特性)が習得レベル毎に対応付けられているマトリクス(例えば図7)を用いて生成される。
また、本実施形態の経路案内装置1において、経路に含まれる道路に関する情報とは、経路の特徴の情報(例えば、相対性質、地理性質、交通特性)、経路における道路の特徴の情報(例えば、道路種1、道路種2、交通特性)、経路が通る地域の情報(例えば、通過地域1、通過地域2、通過地域3、通過地域4)、および経路におけるランドマークの情報(例えば、通過地域4)のうち少なくとも1つの情報である。
また、本実施形態の経路案内装置1において、経路概要生成部26は、経路の特徴の情報、経路における道路の特徴の情報、経路が通る地域の情報、および経路におけるランドマークの情報それぞれから、習得レベルに応じて情報を抽出する。
この構成によって、本実施形態では、習得レベルに応じた経路に含まれる道路に関する情報を用いて経路全体情報を適切に生成することができるので、習得レベルのユーザが理解しやすい経路全体情報を案内することができる。
また、本実施形態の経路案内装置1において、経路概要生成部26は、経路の特徴の情報、経路における道路の特徴の情報、経路が通る地域の情報、および経路におけるランドマークの情報それぞれから、経路の距離に応じて情報を抽出する。
この構成によって、本実施形態では、経路の距離に応じて経路の概要を提供することができる。この結果、ユーザは、報知された経路全体情報によって、経路の広さを把握することができる。ここで、経路の広さとは、生活圏内の広さ、生活圏外の領域の広さ等である。
また、本実施形態の経路案内装置1において、複数の経路全体情報(例えば、第1のルート、第2のルート)の中からユーザの指示に応じて1つを選択する経路選択部38、をさらに備え、経路概要生成部26は、複数のルートについて経路全体情報を生成し、報知部30は、複数の経路全体情報を報知し、経路選択部は、報知部が報知した複数の経路全体情報の中からユーザによって選択された経路全体情報を示す選択指示を取得する。
この構成によって、本実施形態では、複数のルートが提示された場合であっても、報知された経路全体の概要によって、どのルートを走行するかユーザの選択を補助することができる。
なお、本実施形態に示した経路案内装置1の構成要素の地図DB14、経路探索部16、構成設定記憶部18、レベル記憶部22、言語モデル24、経路概要生成部26のうち、少なくとも1つがクラウド上に設けられていてもよい。この場合、現在地取得部10と入力部12は、現在地情報と目的地情報をクラウドが有している構成要素へ送信し、クラウドの構成要素が生成した経路全体情報を取得して報知するようにしてもよい。または、地図DB14のみがクラウド上に配置されていてもよい。
また、本実施形態では、経路案内装置1がカーナビゲーション装置の例を説明したが、これに限られない。例えば、経路案内装置1がスマートフォンの場合、経路はユーザが徒歩で移動する経路であってもよい。このように徒歩で移動する場合であっても、ユーザは、移動する経路の概要を、移動する前に知ることができる。また、地図に不慣れなユーザであっても、出発前に経路の概要を知ることで、経路のイメージを把握しやすくなる。
また、経路案内装置1がスマートフォンであり、マイクロホン付きのイヤホンが経路案内装置1に接続されている場合、目的地に入力や経路の探索開始をユーザは音声で指示するようにしてもよい。これにより、ユーザは、外で液晶画面が見づらいような場合であっても、音声のみを用いて、経路の探索の指示を行うことができ、経路の概要を出発前に知ることができる。
なお、本発明における経路案内装置1の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより音声により経路案内を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…経路案内装置、10…現在地取得部、12…入力部、14…地図DB、16…経路探索部、18…構成設定記憶部、22…レベル記憶部、24…言語モデル、27…経路記述部、29…自然言語変換部、26…経路概要生成部、30…報知部、34…レベル学習部、38…経路選択部、40…ナビ情報生成部、271、272、27n…アスペクト決定部、2711、2712、2721、2722…フィルタ

Claims (6)

  1. 現在地を取得する現在地取得部と、
    目的地を入力する入力部と、
    前記現在地から前記目的地までの経路を探索する経路探索部と、
    ユーザの道情報の習得レベルを記憶するレベル記憶部と、
    探索された前記経路と、前記レベル記憶部に記憶されている習得レベルとに基づいて、経路全体に対する経路全体情報を生成する経路概要生成部と、
    前記経路概要生成部が生成した前記経路全体情報を報知する報知部と、
    を備え
    前記経路概要生成部は、
    習得レベル毎に対応付けられている所定数のアスペクトのセットを示す予め記憶されたマトリクスから前記経路に対する習得レベルに応じたアスペクトを定め、定めたアスペクトの記述から前記経路全体情報を合成し、
    前記マトリクスにおいて、経路に含まれる道路の地理的性質の記述である地理性質と経路に含まれる道路の種類の記述である第1道路種をアスペクトとして含むセット間で、経路に含まれる都道府県名である第1通過地域と運転のしやすさに関する記述である交通特性を含むセットの方が、前記第1通過地域と前記交通特性を含まないセットよりも高い習得レベルに対応付けられ、
    前記交通特性をアスペクトとして含むセット間で、前記地理性質、前記第1道路種及び前記第1通過地域を含むセットよりも、前記地理性質、前記第1道路種及び前記第1通過地域に代えて、経路に含まれる道路名の記述である第2道路種、経路に含まれる市名もしくは区名である第2通過地域及び経路に含まれるランドマーク名である第3通過地域を含むセットの方が高い習得レベルに対応付けられ、
    前記第2道路種、前記第2通過地域及び前記第3通過地域をアスペクトとして含むセット間で、前記交通特性の記述を含むセットよりも、前記交通特性に代えて、経路に含まれる街名、町名もしくは村名である第4通過地域を含むセットの方が高い習得レベルに対応付けられている
    経路案内装置。
  2. 前記報知部は、
    前記経路全体情報を車両の走行開始時に報知する請求項1に記載の経路案内装置。
  3. 前記習得レベルは、
    車両の走行履歴に基づいて取得される請求項1または請求項2に記載の経路案内装置。
  4. 複数の前記経路全体情報の中から前記ユーザの指示に応じて1つを選択する経路選択部、をさらに備え、
    前記経路概要生成部は、
    複数のルートについて前記経路全体情報を生成し、
    前記報知部は、
    複数の前記経路全体情報を報知し、
    前記経路選択部は、
    前記報知部が報知した複数の前記経路全体情報の中から前記ユーザによって選択された前記経路全体情報を示す選択指示を取得する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の経路案内装置。
  5. 前記習得レベルは、
    前記ユーザによって入力される請求項1、請求項2及び請求項4のいずれか1項に記載の経路案内装置。
  6. ユーザの道情報の習得レベルを記憶するレベル記憶部を有する経路案内装置における経路案内方法であって、
    現在地取得部が、現在地を取得する現在地取得手順と、
    入力部が、目的地を入力する入力手順と、
    経路探索部が、前記現在地から前記目的地までの経路を探索する経路探索手順と、
    経路概要生成部が、前記経路探索手順によって探索された前記経路と、前記レベル記憶部に記憶されている習得レベルとに基づいて、経路全体に対する経路全体情報を生成する経路概要生成手順と、
    報知部が、前記経路概要生成手順によって生成された前記経路全体情報を報知する報知手順と、
    を含み、
    前記経路概要生成手順は、
    前記経路概要生成部が、習得レベル毎に対応付けられている所定数のアスペクトのセットを示す予め記憶されたマトリクスから前記経路に対する習得レベルに応じたアスペクトを定め、定めたアスペクトの記述から前記経路全体情報を合成する合成手順を含み、
    前記マトリクスにおいて、経路に含まれる道路の地理的性質の記述である地理性質と経路に含まれる道路の種類の記述である第1道路種をアスペクトとして含むセット間で、経路に含まれる都道府県名である第1通過地域と運転のしやすさに関する記述である交通特性を含むセットの方が、前記第1通過地域と前記交通特性を含まないセットよりも高い習得レベルに対応付けられ、
    前記交通特性をアスペクトとして含むセット間で、前記地理性質、前記第1道路種及び前記第1通過地域を含むセットよりも、前記地理性質、前記第1道路種及び前記第1通過地域に代えて、経路に含まれる道路名の記述である第2道路種、経路に含まれる市名もしくは区名である第2通過地域及び経路に含まれるランドマーク名である第3通過地域を含むセットの方が高い習得レベルに対応付けられ、
    前記第2道路種、前記第2通過地域及び前記第3通過地域をアスペクトとして含むセット間で、前記交通特性の記述を含むセットよりも、前記交通特性に代えて、経路に含まれる街名、町名もしくは村名である第4通過地域を含むセットの方が高い習得レベルに対応付けられている
    経路案内方法。
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