JP6141542B2 - 制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信ネットワークで接続された複数のプログラマブルコントローラを有する制御システムに関する。
産業用機器を制御する制御システムとして、プログラマブルコントローラシステムが使用される。プログラマブルコントローラシステムは、通信ネットワークで接続された複数のプログラマブルコントローラを有する。複数のプログラマブルコントローラのうち特定のプログラマブルコントローラへパソコン等の周辺機器からアクセスする場合、周辺機器から特定のプログラマブルコントローラへアクセスするための接続情報を事前に知っておく必要がある。プログラマブルコントローラの接続情報とは、機種情報、IPアドレス、ポート番号、ネットワーク局番、ネットワーク番号、プロトコル、及びI/O番号等である。
接続情報を示す資料が存在しないなど接続情報が不明である場合、ユーザは周辺機器に内蔵されたエンジニアリングツールをプログラマブルコントローラに逐一接続して接続情報を取得する必要がある。この場合、接続情報の取得に手間がかかるという問題がある。また、エンジニアリングツールが稼働中のプログラマブルコントローラに接続すると、例えば人的ミスにより不測の事態が発生する可能性がある。そのため、エンジニアリングツールをプログラマブルコントローラに接続する作業は、産業用機器の停止時又は休日等、限定された期間でしか行うことができないという問題もある。したがって、稼動中の特定のプログラマブルコントローラにエンジニアリングツールを接続せずに、特定のプログラマブルコントローラの接続情報を円滑に取得できる技術が要望される。
複数のプログラマブルコントローラのうちあるプログラマブルコントローラから他のプログラマブルコントローラにアクセスする場合の経路情報を設定する技術が特許文献1に開示されている。また、パソコンに内蔵されたエンジニアリングツールから情報要求コマンドをブロードキャスト送信し、プログラマブルコントローラが自局の機器情報及びIPアドレスをレスポンスとして返信する技術が特許文献2に開示されている。
特開2009−265968号公報 特開2007−243825号公報
特許文献1に開示された技術では、ネットワーク上の全てのプログラマブルコントローラに全てのプログラマブルコントローラの経路情報を保持させるため、プログラマブルコントローラシステムの構成が変更された場合、柔軟な対応が困難である。また、特許文献2に開示された技術では、パソコンに内蔵されたエンジニアリングツールがプログラマブルコントローラの機器情報を管理するため、プログラマブルコントローラシステムの構成が変更された場合、ユーザはプログラマブルコントローラシステムの構成が変更されたことを意識してプログラマブルコントローラにアクセスする必要があり、接続情報を取得する処理が煩雑になる可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通信ネットワークで接続された複数のプログラマブルコントローラそれぞれの接続情報を円滑に取得することができる制御システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、通信ネットワークに接続された複数のプログラマブルコントローラと、複数のプログラマブルコントローラの中から指定された1つの親局に設けられ、親局以外の子局から子局の接続情報を取得する親局受信装置と、親局に設けられ、親局の接続情報及び子局の接続情報を示すシステム構成管理テーブルを記憶する親局記憶装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、通信ネットワークで接続された複数のプログラマブルコントローラそれぞれの接続情報を円滑に取得することができる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る制御システムを示すブロック図 実施の形態1に係るシステム構成管理テーブルを示す図 実施の形態1に係る制御システムの動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る制御システムの動作を示す模式図 実施の形態1に係る制御システムの動作を示す模式図 実施の形態1に係る制御システムの動作を示す模式図 実施の形態2に係る制御システムの動作を示すフローチャート 実施の形態3に係る制御システムの動作を示すフローチャート 実施の形態4に係る表示装置の動作を示す模式図 実施の形態4に係る表示装置の動作を示す模式図 実施の形態4に係る表示装置の動作を示す模式図
以下に、本発明の実施の形態に係る制御システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る制御システム1を示すブロック図である。図1に示すように、制御システム1は、通信ネットワーク2に接続された複数のプログラマブルコントローラ10,20,30を備えている。複数のプログラマブルコントローラ10,20,30の中から1つの親局が指定される。実施の形態1においては、プログラマブルコントローラ20が親局に指定される。以下の説明においては、プログラマブルコントローラ20を適宜、親局20と称する。親局20以外のプログラマブルコントローラ10,30は子局である。以下の説明においては、プログラマブルコントローラ10,30を適宜、子局10,30と称する。
親局20は、子局10,30から送信された子局10,30の接続情報を取得する親局受信装置21と、親局20の接続情報を子局10,30に送信する親局送信装置22と、親局20の接続情報及び子局10,30の接続情報を示すシステム構成管理テーブルを記憶する親局記憶装置23と、機器を制御するための制御信号を出力する演算処理装置24とを有する。
子局10は、親局20から送信された親局20の接続情報を取得する子局受信装置11と、子局10の接続情報を親局20に送信する子局送信装置12と、親局20の接続情報を記憶する子局記憶装置13と、機器を制御するための制御信号を出力する演算処理装置14とを有する。
子局30は、親局20から送信された親局20の接続情報を取得する子局受信装置31と、子局30の接続情報を親局20に送信する子局送信装置32と、親局20の接続情報を記憶する子局記憶装置33と、機器を制御するための制御信号を出力する演算処理装置34とを有する。
親局20及び子局10,30は、通信ネットワーク2に接続されている機器を制御可能である。演算処理装置14,24,34はそれぞれ、CPU(Central Processing Unit)のようなマイクロプロセッサを含む。親局記憶装置23及び子局記憶装置13,33はそれぞれ、ROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)のようなメモリを含む。
親局20に周辺機器40が接続される。周辺機器40は、例えばパーソナルコンピュータであり、周辺機器40にはエンジニアリングツールがインストールされている。周辺機器40は、入出力インターフェース装置41と、記憶装置42と、表示装置43と、表示制御装置44と、入力装置45と、中央演算処理装置46とを有する。記憶装置42は、ROM又はRAMのような内部メモリと、ハードディスク装置のような外部メモリとを含む。表示装置43は、フラットパネルディスプレイを含む。表示制御装置44は、例えばGPU(Graphics Processing Unit)を含み、表示装置43を制御する。入力装置45は、キーボード又はマウスを含み、ユーザに操作される。中央演算処理装置46は、マイクロプロセッサを含む。
入力装置45が操作されると、入力信号が生成される。入力信号は、中央演算処理装置46及び表示制御装置44に送られる。表示制御装置44は、入力信号に基づいて、画像データを表示装置43に表示させる。
中央演算処理装置46は、入力信号と記憶装置42に記憶されているプログラムとに従って処理を実行する。また、中央演算処理装置46は、入出力インターフェース装置41及び通信ネットワーク2を介して、親局20及び子局10,30にプログラムを供給する。
親局記憶装置23及び子局記憶装置13,33は、周辺機器40から供給されたプログラムを記憶する。また、親局記憶装置23及び子局記憶装置13,33には、各種のパラメータが記憶されている。演算処理装置24は、親局記憶装置23に記憶されているプログラム及びパラメータに従って処理を実行する。演算処理装置14,34は、子局記憶装置13,33に記憶されているプログラム及びパラメータに従って処理を実行する。
実施の形態1においては、親局受信装置21に、親局20の接続情報及び子局10,30の接続情報を示すシステム構成管理テーブルが記憶されている。図2は、システム構成管理テーブル50の一例を示す図である。
接続情報とは、複数のプログラマブルコントローラのうちあるプログラマブルコントローラに周辺機器40からアクセスするとき、アクセス先のプログラマブルコントローラを特定するための情報である。すなわち、接続情報とは、通信ネットワーク2において複数のプログラマブルコントローラのそれぞれを特定するための固有情報を含む。図2に示すように、接続情報は、演算処理装置14,24,34のCPUタイプ、IPアドレス、ポート番号、ネットワーク局番、ネットワーク番号、及び利用可能なプロトコル等を含む。
周辺機器40は、子局10にアクセスするとき、子局10の接続情報を取得する必要がある。同様に、周辺機器40は、親局20又は子局30にアクセスするとき、親局20の接続情報又は子局30の接続情報を取得する必要がある。
図2に示すように、親局受信装置21に記憶されているシステム構成管理テーブル50は、親局20の接続情報のみならず、子局10,30の接続情報も含む。周辺機器40は、親局20の親局受信装置21にアクセスすることによって、親局20の接続情報のみならず、子局10,30の接続情報を取得することができる。周辺機器40は、子局10,30にアクセスすることなく、親局20にアクセスするだけで、親局20の接続情報及び子局10,30の接続情報を取得することができる。
システム構成管理テーブル50は、親局20及び子局10,30に対応付けられた接続情報を示す。また、システム構成管理テーブル50は、接続情報のみならず、親局20及び子局10,30に対応付けられた、親子フラグ、ユニット構成情報、パラメータ情報、プログラム情報、CPU状態、及びタイプスタンプ情報を含む。親子フラグは、制御システム1において親局20及び子局10,30がどのような関係で存在するかを示す。ユニット構成情報は、親局20及び子局10,30に装着されたユニットの情報を示し、例えばユニットの数及び構成の情報を含む。パラメータ情報は、親局20及び子局10,30に設定されたパラメータの情報を示し、例えば親局20及び子局10,30のROMに記憶されているパラメータの情報を含む。プログラム情報は、親局20及び子局10,30で動作するプログラムの情報を示し、例えば親局20及び子局10,30のROMに記憶されているプログラムの情報を含む。CPU状態は、演算処理装置14,24,34のCPUが作動状態か停止状態かを示し、CPUの生存状態及びエラー情報を含む。タイムスタンプ情報は、親局20及び子局10,30それぞれの接続情報、親子フラグ、ユニット構成情報、パラメータ情報、プログラム情報、及びCPU状態がシステム構成管理テーブル50に保持された時点を示す。
以下の説明においては、システム構成管理テーブル50に保持されている複数の情報のうち、接続情報以外の情報を総称して適宜、テーブル構成要素と称する。テーブル構成要素は、親子フラグ、ユニット構成情報、パラメータ情報、プログラム情報、CPU状態、及びタイプスタンプ情報を含む。
複数の子局10,30のうち、少なくとも1つの子局が、親局記憶装置23に記憶されているシステム構成管理テーブル50と同一の情報を記憶するバックアップ子局に指定される。実施の形態1では、子局30がバックアップ子局に指定される。子局30の子局記憶装置33には、親局記憶装置23に記憶されているシステム構成管理テーブル50と同一のシステム構成管理テーブル50が記憶される。親局20を示す親子フラグは「1」であり、子局10を示す親子フラグは「2」であり、バックアップ子局30を示す親子フラグは「3」である。
次に、システム構成管理テーブル50の生成方法について、図3のフローチャートと、図4、図5、及び図6の模式図を参照して説明する。
複数のプログラマブルコントローラ10,20,30の中から1つのプログラマブルコントローラ20が親局に指定される(ステップS10)。プログラマブルコントローラ10,30は子局に指定される。また、複数の子局10,30のうち子局30がバックアップ子局に指定される。親局、子局、及びバックアップ子局の指定は、エンジニアリングツールがインストールされている周辺機器40によって行われる。周辺機器40は、プログラマブルコントローラ10,20,30にパラメータを送って、親局、子局、及びバックアップ子局を指定する。
親局20は、システム構成管理テーブル50を生成する(ステップS20)。なお、ステップS20の段階では、システム構成管理テーブル50には接続情報及びテーブル構成要素は保持されていない。
親局20は、親局20の接続情報を生成し、システム構成管理テーブル50に記録する(ステップS30)。また、親局20の親子フラグとして「1」が記録される。
親局20の接続情報が生成された後、親局送信装置22は、親局20の接続情報を複数の子局10,30にブロードキャスト送信する(ステップS40)。
子局受信装置11,31は、親局20の接続情報を受信する。子局記憶装置13,33は、親局20の接続情報を記憶する(ステップS50)。
これにより、図4の模式図に示すように、親局記憶装置23には、親局20の接続情報を含むシステム構成管理テーブル50が保持され、子局記憶装置13には、親局20の接続情報が保持され、子局記憶装置33には、親局20の接続情報が保持された状態となる。
なお、接続情報と同様、親局20は、親局20のテーブル構成要素を生成し、子局10,30にブロードキャスト送信する。子局記憶装置13,33は、親局20の接続情報及びテーブル構成要素を記憶する。
子局10は、子局10の接続情報を生成する。同様に、子局30は、子局30の接続情報を生成する(ステップS60)。
子局送信装置12は、子局10の接続情報を親局20に送信する。同様に、子局送信装置32は、子局30の接続情報を親局20に送信する(ステップS70)。
また、子局10,30は、子局10,30の接続情報のみならず、子局10,30のテーブル構成要素を生成し、親局20に送信する。
このように、子局10,30は、ブロードキャスト送信された親局20の接続情報を取得した後、子局10,30の接続情報を親局20に送信する。
親局受信装置21は、子局送信装置12から送信された子局10の接続情報及びテーブル構成要素と、子局送信装置32から送信された子局30の接続情報及びテーブル構成要素とを受信する。親局20は、子局10,30の接続情報及びテーブル構成要素をシステム構成管理テーブル50に記録する(ステップS80)。
これにより、図5の模式図に示すように、親局20の接続情報及びテーブル構成要素と子局10,30の接続情報及びテーブル構成要素が保持されたシステム構成管理テーブル50が完成する(ステップS90)。システム構成管理テーブル50には、子局10,30の接続情報及びテーブル構成要素が保持された時点を示すタイムスタンプ情報が、子局10,30の接続情報及びテーブル構成要素と一緒に保持される。
完成されたシステム構成管理テーブル50が親局記憶装置23に保持された後、親局20は、通信ネットワーク2を介して、バックアップ子局30に、システム管理構成テーブル50のコピーを送る(ステップS100)。
バックアップ子局30は、システム構成管理テーブル50のコピーを保持する(ステップS110)。
これにより、図6の模式図に示すように、同一のシステム構成管理テーブル50が親局20及びバックアップ子局30に保持される。
周辺機器40は、親局20に保持されているシステム構成管理テーブル50に接続することにより、親局20の接続情報のみならず、子局10,30の接続情報も取得することができる。周辺機器40は、親局20に接続して、子局10,30の接続情報を取得することにより、子局10,30に接続することができる。周辺機器40は、親局20に保持されているシステム構成管理テーブル50に接続することによって、通信ネットワーク2に接続されている複数のプログラマブルコントローラに接続することができる。
親局20のメンテナンスの場合又は親局20に不測の事態が発生した場合など、親局20が親局の機能を喪失する場合、親局の機能が親局20からバックアップ子局30に切り替えられる。親局20からバックアップ子局30にシステム構成管理テーブル50のコピーが送られており、バックアップ子局30には、システム構成管理テーブル50のコピーが保持されている。バックアップ子局30は、システム構成管理テーブル50のうち、親局と子局との関係を示す親子フラグを更新して、親局20とバックアップ子局30との機能を切り替える。バックアップ子局30は、図2に示したシステム構成管理テーブル50のうち、親子フラグの「1」を「3」に変更し、「3」を「1」に変更する。これにより、バックアップ子局30は、親局として機能する。
以上のように、実施の形態1によれば、複数のプログラマブルコントローラ10,20,30のうち1つのプログラマブルコントローラ20を親局として指定し、親局20のシステム構成管理テーブル50に子局10,30の接続情報を持たせることにより、周辺機器40は、通信ネットワーク2に接続された複数のプログラマブルコントローラ10,20,30それぞれの接続情報を円滑に取得することができる。周辺機器40は、親局20に接続してシステム構成管理テーブル50を参照することにより、任意の子局10,30の接続情報を取得して、任意の子局10,30に円滑に接続することができる。
親局20が指定されることにより子局10,30の接続情報が親局20に送信されるので、制御システム1の構成が変更されても、柔軟な対応が可能となる。親局20と子局10,30とが接続情報を通信するだけでシステム構成管理テーブル50が生成されるので、子局10,30が稼働中でも、周辺機器40が1つの親局20にのみ接続することによって、人的ミスによる不測の事態の発生を抑制しつつ、子局10,30の接続情報を取得することができる。また、1つの親局20が複数の子局10,30の接続情報及びテーブル構成要素を保持するため、通信ネットワーク2に接続されている全てのプログラマブルコントローラ10,20,30を一元管理し、監視することができる。
また、実施の形態1によれば、子局10,30は、ブロードキャスト送信された親局20の接続情報を取得した後、子局10,30の接続情報を親局20に送信する。子局10,30は、保持した親局20の接続情報に基づいて、子局10,30の接続情報の送信先を特定することができる。そのため、子局10,30の接続情報は親局20に円滑に送信される。また、親局20が子局10,30に親局20の接続情報をブロードキャスト送信したことをトリガとして、子局10,30の接続情報が親局20に送信される。そのため、システム構成管理テーブル50の生成又は更新のタイミングを、親局20が管理することができる。
また、実施の形態1によれば、複数の子局10,30のうち少なくとも一つの子局30がバックアップ子局に指定される。そのため、親局20に保持されているシステム構成管理テーブル50に不測の事態が発生しても、バックアップ子局30に保持されているシステム構成管理テーブル50を参照することにより、周辺機器40は任意のプログラマブルコントローラ10,20,30に接続することができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係る制御システム1の動作を示すフローチャートである。実施の形態2では、実施の形態1と同一構成の制御システム1において、親局20に保持されているシステム構成管理テーブル50が更新されるときの制御システム1の動作について説明する。
子局送信装置12,32は、予め決められた時点において子局10,30の接続情報を親局20に送信可能である。子局10,30の接続情報が子局10,30から親局20に送信される時点は、周辺機器40により決定される。技術情報が送信される時点は、予め決められた時間間隔で決定されてもよい。子局送信装置12,32は、決められた時点になったとき、子局10,30の接続情報及びテーブル構成要素を親局20に送信する。
完成されているシステム構成管理テーブル50が親局20に保持されている状態で、子局送信装置12,32は、子局10,30の接続情報を親局20に送信する(ステップS200)。また、子局送信装置12,32は、子局10,30のテーブル構成要素も親局20に送信する。
親局20は、子局10、30から送信された子局10,30の接続情報に基づいて、システム構成管理テーブル50を更新する(ステップS210)。システム構成管理テーブル50は、子局10,30から送信された子局10,30の接続情報及びテーブル構成要素に基づいて更新される。システム構成管理テーブル50において、システム構成管理テーブル50が更新された時点を示すタイムスタンプ情報が、子局10,30の接続情報及びテーブル構成要素と一緒に更新される。
親局20は、予め決められた時点が経過しても、子局10,30の接続情報が子局10,30から送信されていないと判定したとき、子局10,30が異常であると判定する。例えば、子局10,30のCPU状態が異常であると判定したとき、親局20は、テーブル構成要素のうち、CPU状態に異常であることを記録する。
更新前のシステム構成管理テーブル50は削除される(ステップS220)。
親局20は、バックアップ子局30に更新されたシステム構成管理テーブル50のコピーを送る(ステップS230)。
バックアップ子局30は、システム構成管理テーブル50のコピーを更新する(ステップS240)。
以上説明したように、実施の形態2によれば、子局10,30は、予め決められた時点において、子局10,30の接続情報及びテーブル構成要素を親局20に送信する。親局20は、子局10,30から送信された子局10,30の接続情報及びテーブル構成要素に基づいて、システム構成管理テーブル50を更新する。これにより、制御システム1の構成が変更されても、最新のシステム構成管理テーブル50が自動的に作成される。したがって、制御システム1の構成の変更に柔軟に対応することができる。また、ユーザは、制御システム1の構成が変更されたことを意識することなく、最新の子局10,30の接続情報を取得することができる。
また、予め決められた時点が経過しても、子局10,30からの接続情報の送信がない場合、子局10,30は異常であると判定することができる。子局10,30からの接続情報の送信の有無に基づいて、子局10,30に異常が発生しているか否かを判定することができ、子局10,30を一元管理することができる。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3に係る制御システム1の動作を示すフローチャートである。実施の形態3では、実施の形態1と同一構成の制御システム1に、新たな子局である新規子局が通信ネットワーク2に接続されたときの制御システム1の動作について説明する。
新規子局が通信ネットワーク2に接続される(ステップS300)。新規子局は、通信ネットワーク2に既に接続されている親局20及び子局10,30に、新規子局の接続情報をブロードキャスト送信する(ステップS310)。また、新規子局は、接続情報のみならず、新規子局のテーブル構成要素をブロードキャスト送信する。
親局20は、新規子局の接続情報をシステム構成管理テーブル50に記録する(ステップS320)。また、親局20は、新規子局のテーブル構成要素をシステム構成管理テーブル50に記録する。これにより、新規子局の接続情報及びテーブル構成要素が反映されたシステム構成管理テーブル50が作成される。
なお、新規子局の接続情報及びテーブル構成要素が送信された子局10,30は、新規子局の接続情報及びテーブル構成要素を削除する。
以上のように、新規子局が追加され、制御システム1の構成が変更しても、新規子局が新規顧客の接続情報及びテーブル構成要素を親局20に送信するので、新規子局の情報を反映したシステム構成管理テーブル50が円滑に作成される。
実施の形態4.
実施の形態4では、実施の形態1と同一構成の制御システム1において、システム構成管理テーブル50を示す画像データを表示する表示装置43の動作について説明する。
図9から図11は、表示装置43に表示されたシステム構成管理テーブル50を示す画像データ50Gを示す図である。周辺機器40の表示制御装置44は、システム構成管理テーブル50を示す画像データ50Gを表示装置43に表示させる。図9に示すように、画像データ50Gは、子局10,30を示す画像データ10G,30Gと、親局20を示す画像データ20Gと、周辺機器40を示す画像データ40Gと、通信ネットワーク2を示す画像データ2Gとを含む。
図10に示すように、ユーザがマウスのような入力装置45を操作して、表示装置43の画面においてポインタ60を画像データ30Gに合わせると、子局30についてのシステム構成管理テーブル50のテーブル構成要素である接続情報、パラメータ情報、プログラム情報、親子フラグ、及びCPU状態を参照するためのメニュー70が表示される。メニュー70のうち接続情報が選択されると、図11に示すように、子局30の接続情報を示すウインドウ80が表示される。
同様に、メニュー70のうちパラメータ情報及びプログラム情報が選択されると、子局30のパラメータ情報及びプログラム情報を示すウインドウが表示される。パラメータ情報及びプログラム情報のウインドウには、パラメータ及びプログラムを示すアイコンが表示される。パラメータのアイコンがクリックされると、パラメータが編集可能となり、プログラムのアイコンがクリックされると、プログラムが編集可能となる。また、メニュー70のうち親子フラグが選択されると、子局30の親子フラグが表示され、CPU状態が選択されると、子局30のCPU状態が表示される。例えば子局30のCPU状態が異常である場合、画像データ30Gがグレーアウト表示になる。
親局20及び子局10についても同様に表示される。また、表示装置43の画面において、任意のユニットがポインタ60で選択されると、ユニットを示す情報が表示される。例えば、CPUユニットにポインタ60が合わせられると、CPUの種類を示す情報が表示される。
また、任意のプログラマブルコントローラを示す画像データがポインタ60で選択され、ダブルクリックされると、周辺機器40は選択されたプログラマブルコントローラに接続される。例えば、画像データ10Gにポインタ60が合わせられた状態でダブルクリックされると、周辺機器40と子局10とが接続される。
1 制御システム、2 通信ネットワーク、10 子局(プログラマブルコントローラ)、11 子局受信装置、12 子局送信装置、13 子局記憶装置、14 演算処理装置、20 親局(プログラマブルコントローラ)、21 親局受信装置、22 親局送信装置、23 親局記憶装置、24 演算処理装置、30 子局(プログラマブルコントローラ)、31 子局受信装置、32 子局送信装置、33 子局記憶装置、34 演算処理装置、40 周辺機器、41 入出力インターフェース装置、42 記憶装置、43 表示装置、44 表示制御装置、45 入力装置、46 中央演算処理装置、50 システム構成管理テーブル。

Claims (6)

  1. 通信ネットワークに接続された複数のプログラマブルコントローラの中から指定された1つの親局に設けられ、前記通信ネットワークにおいて複数の前記プログラマブルコントローラのそれぞれを特定するための固有情報を含む前記親局の接続情報を、前記親局以外の複数の子局にブロードキャスト送信する親局送信装置と、
    前記子局に設けられ、前記親局の接続情報を取得する子局受信装置と、
    前記子局に設けられ、前記ブロードキャスト送信された前記親局の前記接続情報を取得した後、前記子局の接続情報及び前記接続情報以外の固有情報を含む前記子局のテーブル構成要素を前記親局に送信する子局送信装置と、
    前記親局に設けられ、前記子局から前記子局の接続情報及び前記子局のテーブル構成要素を取得する親局受信装置と、
    前記親局に設けられ、前記親局において作成された、前記親局及び前記子局のそれぞれに対応付けられた、前記親局の接続情報及びテーブル構成要素と前記子局の接続情報及び前記テーブル構成要素とを示すシステム構成管理テーブルを記憶する親局記憶装置と、
    を備えることを特徴とする制御システム。
  2. 前記子局は、前記親局記憶装置に記憶されている前記システム構成管理テーブルと同一の情報を記憶するバックアップ子局を含むことを特徴とする請求項に記載の制御システム。
  3. 前記親局から前記バックアップ子局に前記システム構成管理テーブルのコピーが送られ、
    前記バックアップ子局は、前記システム構成管理テーブルのうち親局と子局との関係を示す親子フラグを更新して、前記親局と前記バックアップ子局との機能を切り替えることを特徴とする請求項に記載の制御システム。
  4. 前記親局は、前記子局から送信された前記子局の接続情報及びテーブル構成要素に基づいて、前記システム構成管理テーブルを更新することを特徴とする請求項又は請求項に記載の制御システム。
  5. 新規子局が前記通信ネットワークに接続され、
    前記新規子局は、前記通信ネットワークに接続されている前記親局及び前記子局に前記新規子局の接続情報及びテーブル構成要素をブロードキャスト送信し、
    前記親局は、前記新規子局の接続情報及びテーブル構成要素を前記システム構成管理テーブルに記録することを特徴とする請求項から請求項のいずれか一項に記載の制御システム。
  6. 前記親局に表示装置を有する周辺機器が接続され、
    前記周辺機器は、前記システム構成管理テーブルを示す画像データを前記表示装置に表示させる表示制御装置を有することを特徴とする請求項から請求項のいずれか一項に記載の制御システム。
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