JP6136493B2 - データ作成装置およびデータ作成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、数字、アルファベット、五十音のように所定の配列順序を有するキャラクタを含むコンテンツを印刷可能なデータを作成可能なデータ作成装置およびデータ作成プログラムに関する。
従来、アルファベット、五十音のように所定の配列順序を有するキャラクタで構成されたナンバリング文字列を順次更新してテープに印刷するナンバリング機能を備えた印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示のテープ印字装置では、ユーザがナンバリング文字列を入力後、ナンバリング文字列の順次更新する開始位置、終了位置、および枚数を設定する。テープ印字装置は、設定された開始位置、終了位置、および枚数に応じて、最初に印字されるナンバリング文字列と、最後に印字されるナンバリング文字列とをディスプレイに表示する。
特開2005−271549号公報
ナンバリング文字列が複数の領域にそれぞれ配置されたコンテンツを印刷する場合に、従来のナンバリング機能によって各領域のナンバリング文字列を順次更新してテープに印刷することが考えられる。この場合、従来のナンバリング機能は、各領域のナンバリング文字列を各々独立したナンバリング文字列として扱う。例えば各領域のナンバリング文字列が数字である場合、従来のナンバリング機能は各領域の数字を同時にインクリメントする。
ユーザは上記のコンテンツを印刷する場合に、複数の領域にそれぞれ配置されたナンバリング文字列を関連付けて順次更新したい場合がある。例えばユーザは各領域に配置された数字のうち、優先度の高い領域の数字が桁上がりした場合にのみ、優先度の低い領域の数字をインクリメントさせたい場合がある。従来のナンバリング機能では、このようなナンバリングを実現することが困難であった。
本発明の目的は、複数の領域に配置されたキャラクタを関連付けて順次更新したコンテンツを印刷可能なデータを作成できるデータ作成装置およびデータ作成プログラムを提供することである。
本発明の第一態様に係るデータ作成装置は、所定の配列順序で繰り返し更新可能な規則性を有するキャラクタをそれぞれ含む複数の領域が設定されたコンテンツであって、前記キャラクタの更新に関する優先度が前記複数の領域にそれぞれ設定された前記コンテンツを記憶可能であり、且つ記憶された前記コンテンツに対するデータ処理を実行可能な領域を有するデータ記憶手段と、前記複数の領域のうちで前記キャラクタの更新対象となる対象領域に設定されている前記優先度を示す特定優先度を記憶し、且つ前記特定優先度の初期値を記憶する優先度記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶されている前記コンテンツに基づいて、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度が設定されている前記対象領域を特定する領域特定手段と、前記領域特定手段によって特定された前記対象領域に含まれる前記キャラクタを、前記配列順序に沿って先送りした位置に定められた前記キャラクタに更新するキャラクタ更新手段と、前記キャラクタ更新手段による前記キャラクタの更新時に、前記キャラクタの先送りされる位置が前記配列順序の末尾から先頭に戻る桁上がりが生じた場合、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度を一段階低い前記優先度に更新する優先度更新手段と、前記キャラクタ更新手段による前記キャラクタの更新時に前記桁上がりが生じなかった場合、前記キャラクタが更新された前記コンテンツを印刷可能なデータを作成するデータ作成手段とを備え、前記領域特定手段は、前記優先度更新手段によって前記特定優先度が更新される毎に、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度が設定されている前記対象領域を特定することを特徴とする。
本発明の第二態様に係るデータ作成プログラムは、所定の配列順序で繰り返し更新可能な規則性を有するキャラクタをそれぞれ含む複数の領域が設定されたコンテンツであって、前記キャラクタの更新に関する優先度が前記複数の領域にそれぞれ設定された前記コンテンツを記憶可能であり、且つ記憶された前記コンテンツに対するデータ処理を実行可能な領域を有するデータ記憶手段と、前記複数の領域のうちで前記キャラクタの更新対象となる対象領域に設定されている前記優先度を示す特定優先度を記憶し、且つ前記特定優先度の初期値を記憶する優先度記憶手段とを備えたコンピュータに、前記データ記憶手段に記憶されている前記コンテンツに基づいて、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度が設定されている前記対象領域を特定するステップと、特定された前記対象領域に含まれる前記キャラクタを、前記配列順序に沿って先送りした位置に定められた前記キャラクタに更新するステップと、前記キャラクタの更新時に、前記キャラクタの先送りされる位置が前記配列順序の末尾から先頭に戻る桁上がりが生じた場合、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度を一段階低い前記優先度に更新するステップと、前記キャラクタの更新時に前記桁上がりが生じなかった場合、前記キャラクタが更新された前記コンテンツを印刷可能なデータを作成するステップとを実行させ、前記対象領域を特定するステップは、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度が更新される毎に、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度が設定されている前記対象領域を特定することを特徴とする。
本発明の第一態様および第二態様によれば、データ記憶手段に記憶されているコンテンツに基づいて、優先度記憶手段に記憶されている特定優先度が設定されている対象領域が特定される。特定された対象領域に含まれるキャラクタが、配列順序に沿って先送りした位置に定められたキャラクタに更新される。キャラクタの更新時に桁上がりが生じた場合、優先度記憶手段に記憶されている特定優先度が一段階低い優先度に更新される。キャラクタの更新時に桁上がりが生じなかった場合、キャラクタが更新されたコンテンツを印刷可能なデータが作成される。優先度記憶手段に記憶されている特定優先度が更新される毎に、更新後の特定優先度が設定されている対象領域が特定される。
これにより、コンテンツに含まれる複数の領域のうちで、設定されている優先度が高い領域から順に、領域に含まれるキャラクタが所定の配列順序に沿って更新される。詳細には、キャラクタの更新時に桁上がりが生じた場合には、次に優先度が高い領域に含まれるキャラクタが配列順序に沿って更新される。キャラクタの更新時に桁上がりが生じなかった場合には、キャラクタが更新されたコンテンツを印刷可能なデータが作成される。したがって、複数の領域に配置されたキャラクタを関連付けて順次更新したコンテンツを印刷可能なデータを作成できる。
カバー6が閉じられた状態にあるテープ印字装置1の斜視図である。 カバー6が開かれた状態にあるテープ印字装置1およびテープカセット30の斜視図である。 テープ印字装置1の電気的構成を示すブロック図である。 第一実施形態に係る編集画面100の具体例である。 第一実施形態に係るナンバリング印刷処理のフローチャートである。 コンテンツ110が印刷されたラベルの作成例である。 第二実施形態に係る編集画面100の具体例である。 第二実施形態に係るナンバリング印刷処理のフローチャートである。 領域別ナンバリング処理のフローチャートである。 コンテンツ120が印刷されたラベルの作成例である。
本発明を具体化した実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、参照する図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成などは、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
本発明の第一実施形態を説明する。図1および図2を参照して、テープ印字装置1の概略構成について説明する。以下の説明では、図1および図2の右上側、左下側、右下側、左上側、上側、下側を、それぞれ、テープ印字装置1の後側、前側、右側、左側、上側、下側とする。
図1に示すように、テープ印字装置1の上面には、キャラクタ(文字、記号、数字など)を入力するためのキーボード3が設けられている。キーボード3の後側(紙面右上側)には、電源スイッチ、用途キー、カーソルキー等の機能キー群4が設けられている。用途キーは、後述する印字キー、テキストキー、確定キー、Escキー、全消去キー、キャンセルキーなどを含む。以下の説明では、キーボード3と機能キー群4とを総称する場合、操作部2という。機能キー群4の後側には、ディスプレイ5が設けられている。テープ印字装置1の上面の後部には、開閉可能なカバー6が設けられている。テープ印字装置1の左後角には、後述するカット機構(図示外)によって切断された印字済テープを受けるテープトレイ7が設けられている。
図2に示すように、ディスプレイ5の後側には、テープカセット30が着脱されるカセット装着部8が形成されている。本実施形態のテープカセット30は、略直方体状(箱型)の筐体であるカセットケースの内部に、キャラクタが印字されるテープや、テープの印字に使用されるインクリボンなどが収容されている。テープ印字装置1では、カセット装着部8に装着されたテープカセット30を用いて、キーボード3で入力されたキャラクタの印字が実行される。
カセット装着部8には、テープを搬送するためのテープ駆動軸11、使用済みのインクリボンを巻き取るためのリボン巻取軸9、キャラクタを印字するサーマルヘッド10(図3参照)などが設けられている。本実施形態では、サーマルヘッド10が、搬送されるテープに未使用のインクリボンを用いて印字を行なう。後述するテープの搬送方向におけるサーマルヘッド10の下流側には、印字済テープを切断するカット機構(図示外)が設けられている。
図3を参照して、テープ印字装置1の電気的構成について説明する。図3に示すように、テープ印字装置1は、制御基板上に形成される制御回路部400を備えている。制御回路部400は、CPU401、ROM402、CGROM403、RAM404、フラッシュメモリ410、入出力インターフェース411などを備え、これらがデータバスを介して接続されている。
ROM402には、CPU401がテープ印字装置1を制御するために実行する各種プログラムが記憶されている。CGROM403には、キャラクタを印字するための印字用ドットパターンデータが記憶されている。RAM404には、テキストメモリ、印字バッファ等、複数の記憶領域が設けられている。RAM404には、後述する各種設定値(対象優先度y、桁上がり回数k、更新量p)が記憶される。フラッシュメモリ410には、テープ印字装置1で過去に印刷されたコンテンツが記憶されている。本実施形態のコンテンツは、所定の配列順序で繰り返し更新可能な規則性を有するキャラクタ(例えば、数字、アルファベット、五十音等)を含む画像のデータファイルである。
入出力インターフェース411には、操作部2、液晶駆動回路(LCDC)405、駆動回路406、407、408などが接続されている。液晶駆動回路(LCDC)405は、ディスプレイ5に表示データを出力するためのビデオRAM(図示外)を有する。駆動回路406は、サーマルヘッド10を駆動するための電子回路である。駆動回路407は、リボン巻取軸9およびテープ駆動軸11を回転させるテープ送りモータ24を駆動するための電子回路である。駆動回路408は、カット機構(図示外)を動作させるカッターモータ25を駆動するための電子回路である。
図4〜図6を参照して、第一実施形態に係るナンバリング印刷を説明する。ナンバリング印刷は、コンテンツに含まれるナンバリング文字列を所定の配列順序に沿って順次更新し(つまり、ナンバリングし)、各々更新した複数のコンテンツを連続して印刷する動作である。
本実施形態では、ユーザは操作部2を用いて、フラッシュメモリ410に記憶されているコンテンツのうち、ナンバリング印刷の実行対象となるコンテンツを指定する。ユーザは指定したコンテンツに対して、ナンバリング領域を設定する。ナンバリング領域は、コンテンツに含まれるキャラクタのうちで、ナンバリングの実行対象となるキャラクタで構成されたナンバリング文字列を含む領域である。さらにユーザは設定したナンバリング領域に、ナンバリングを行う優先順序を示す優先度を設定する。
例えば、ユーザがナンバリング印刷の実行対象となるコンテンツ110(図4参照)を指定すると、指定されたコンテンツ110はフラッシュメモリ410からRAM404に読み出される。図4に示すように、指定されたコンテンツ110を編集するための編集画面100がディスプレイ5に表示される。例えばユーザは操作部2を用いて、二桁の数字で構成されたナンバリング文字列をそれぞれ含む四つのナンバリング領域111〜114を設定する。さらにユーザは操作部2を用いて、ナンバリング領域111〜114にそれぞれ優先度を設定する。
本実施形態では、ユーザは優先度として、「最優先」、「次優先」、「非優先」の三段階を設定できる。「最優先」は、最も高い優先度である。「次優先」は、「最優先」よりも一段階低い優先度である。「非優先」は、「次優先」よりも一段階低い優先度である。一例として、ユーザはナンバリング領域111,112に「最優先」を設定し、ナンバリング領域113,114に「次優先」を設定する。ユーザが設定したナンバリング領域111〜114および優先度は、RAM404にコンテンツ110と対応付けて記憶される。
ユーザはナンバリング領域および優先度を設定した後、操作部2を用いて印刷回数を指定して、ナンバリング印刷の実行開始を指示する。CPU401は、RAM404に記憶されているコンテンツ(以下、対象コンテンツという。)に基づいて、以下のナンバリング印刷処理を実行する。
図5を参照して、第一実施形態のナンバリング印刷処理を説明する。図5に示すナンバリング印刷処理では、まずコンテンツの印刷が実行される(S1)。具体的には、対象コンテンツに基づいて印刷データが作成される。作成された印刷データに基づいて、対象コンテンツがテープに印刷される。さらに印字済テープが切断されることで、対象コンテンツが印刷されたラベルが作成される。
次いで、RAM404に記憶されている各種設定値(対象優先度y、桁上がり回数k、更新量p)が初期化される(S3)。対象優先度yは、処理対象となるナンバリング領域(以下、対象領域という。)を示す。桁上がり回数kは、対象領域に含まれるナンバリング文字列(以下、対象文字列という。)で後述する桁上がりが発生した回数を示す。本実施形態では、対象優先度yは「最優先」に設定され、桁上がり回数kは「0」に設定される。
更新量pは、対象文字列を所定の配列順序に沿って先送りする大きさを示す。本実施形態では、一回のナンバリングで、最も高い優先度が設定されたナンバリング領域に含まれるナンバリング文字列が、1キャラクタ分更新される。例えば、ナンバリング文字列が数字である場合、一回のナンバリングでナンバリング文字列が「1」加算される。ナンバリング文字列がアルファベットまたは五十音である場合、一回のナンバリングでナンバリング文字列がアルファベット順または五十音順で一つ後のキャラクタに更新される。したがって、ステップS3では、更新量pは「1」に設定される。
コンテンツの印刷後、ユーザが指定した印刷回数である指定回数分、印刷したか否かが判断される(S5)。ステップS1の実行回数が指定回数に達していない場合、指定回数印刷していないと判断される(S5:NO)。この場合、ナンバリング領域が特定される(S7)。具体的には、対象コンテンツに含まれるナンバリング領域の一つが、対象コンテンツに含まれるキャラクタの並びに沿って検索および特定される。特定されたナンバリング領域に設定されている優先度が、対象優先度yと同じであるか否かが判断される(S9)。
特定されたナンバリング領域に設定されている優先度が対象優先度yと同じである場合(S9:YES)、特定されたナンバリング領域が対象領域に設定される。次いで、対象文字列が更新量pに基づいて更新される(S11)。これにより対象文字列は、所定の配列順序に沿って所定数先送りした位置に定められた文字列に更新される。例えば、ナンバリング文字列が数字である場合、対象文字列は数字の昇順に沿って更新量pだけ先送り(つまり、加算)した数字に更新される。
次いで、対象文字列で桁上がりが発生したか否かが判定される(S13)。桁上がりは、対象文字列の先送りされる位置が配列順序の末尾から先頭に戻ることをいう。例えばナンバリング文字列が二桁の数字である場合、対象文字列から先送りした数字が昇順の末尾「99」から先頭「00」に戻るオーバーフローが、桁上がりに相当する。対象文字列で桁上がりが発生した場合(S13:YES)、桁上がりの発生回数が桁上がり回数kに加算される(S15)。
特定されたナンバリング領域に設定されている優先度が対象優先度yと同じでない場合(S9:NO)、次のナンバリング領域があるか否かが判断される(S17)。対象文字列で桁上がりが発生しなかった場合(S13:NO)、またはステップS15の実行後も、処理はステップS17に進む。ステップS7で対象コンテンツに含まれるキャラクタの並びの末尾まで検索されていない場合、次のナンバリング領域があると判断される(S17:YES)。この場合、処理はステップS7に戻る。これにより、対象優先度yに対応する全てのナンバリング領域を対象として、ナンバリング文字列が更新量pに基づいて更新され(S11)、桁上がりが発生した場合には桁上がり回数kが加算される(S15)。
次のナンバリング領域がない場合(S17:NO)、桁上がり回数kが「1」以上であるか否かが判断される(S19)。桁上がり回数kが「1」以上である場合(S19:YES)、対象優先度yに一段階低い優先度が設定される(S21)。更新量pが桁上がり回数kと同じ値に更新される(S23)。桁上がり回数kが「0」に更新される(S25)。その後、処理はステップS7に戻る。これにより、対象優先度yに対応するナンバリング領域で桁上がりが発生した場合には、対象優先度yよりも一段階低い優先度に対応するナンバリング領域を対象として、ナンバリング文字列が桁上がり回数kと同数の更新量pに基づいて更新され(S11)、さらに桁上がりが発生した場合には桁上がり回数kが加算される(S15)。
桁上がり回数kが「1」以上でない場合(S19:NO)、対象優先度yに対応する全てのナンバリング領域で桁上がりが発生していない。この場合、処理はステップS1に戻る。これにより、ナンバリング文字列が一回分更新されたコンテンツが、テープに印刷される(S1)。さらに、上記と同様にして、更新済みの対象コンテンツに基づいて、ナンバリング文字列の更新が実行される。
上記の処理は、ステップS1の実行回数が指定回数に達するまで、繰り返し実行される。ステップS1の実行回数が指定回数に達した場合、指定回数印刷したと判断される(S5:YES)。この場合、ナンバリング印刷処理が終了される。これにより、ナンバリング文字列が指定回数分更新された複数のコンテンツが連続してテープに印刷され、各コンテンツが印刷された複数のラベルが作成される。
図6を参照して、図5に示すナンバリング印刷処理の具体例を説明する。以下では、図4に示すコンテンツ110の印刷開始を対象に、ユーザが印刷回数「4」を指定してナンバリング印刷を実行指示した場合を例示する。
ナンバリング印刷処理(図5)が開始されると、まず図4に示すコンテンツ110が印刷されて、一枚目のラベルが作成される(S1)。次いで、設定値が初期化される(S3)。対象優先度yが「最優先」のナンバリング領域111が特定される(S7、S9:YES)。ナンバリング領域111の文字列「98」が、更新量p「1」の加算によって「99」に更新される(S11)。さらに、対象優先度yが「最優先」のナンバリング領域112が特定される(S17:YES、S7、S9:YES)。ナンバリング領域112の文字列「98」が、更新量p「1」の加算によって「99」に更新される(S11)。ナンバリング領域111,112はいずれも桁上がりが発生していないため、桁上がり回数kは「0」である(S13:NO、S19:NO)。この場合、ナンバリング領域111,112の文字列が「99」に更新されたコンテンツ110が印刷されて、二枚目のラベルが作成される(S1)。
次いで、対象優先度yが「最優先」のナンバリング領域111が特定される(S7、S9:YES)。ナンバリング領域111の文字列「99」が、更新量p「1」の加算によって「00」に更新される(S11)。文字列の桁上がりが一回発生したため(S13:YES)、桁上がり回数kがインクリメントされて「1」になる(S15)。さらに、対象優先度yが「最優先」のナンバリング領域112が特定される(S7、S9:YES)。ナンバリング領域112の文字列「99」が、更新量p「1」の加算によって「00」に更新される(S11)。文字列の桁上がりが一回発生したため(S13:YES)、桁上がり回数kがインクリメントされて「2」になる(S15)。
この場合、桁上がり回数kは「1」以上であるため(S19:YES)、対象優先度yが一段階低い「次優先」に設定される(S21)。更新量pが桁上がり回数kと同数の「2」に更新される(S23)。桁上がり回数kは「0」に更新される(S25)。次いで、対象優先度yが「次優先」のナンバリング領域113が特定される(S7、S9:YES)。ナンバリング領域113の文字列「02」が、更新量p「2」の加算によって「05」に更新される(S11)。さらに、対象優先度yが「次優先」のナンバリング領域114が特定される(S7、S9:YES)。ナンバリング領域114の文字列「03」が、更新量p「2」の加算によって「05」に更新される(S11)。
ナンバリング領域113,114はいずれも桁上がりが発生していないため、桁上がり回数kは「0」である(S13:NO、S19:NO)。この場合、ナンバリング領域113,114の文字列がそれぞれ「04」,「05」に更新されたコンテンツ110が印刷されて、三枚目のラベルが作成される(S1)。設定値が初期化されて、対象優先度y、桁上がり回数k、および更新量pは初期値に戻る(S3)。
次いで、対象優先度yが「最優先」のナンバリング領域111が特定される(S7、S9:YES)。ナンバリング領域111の文字列「00」が、更新量p「1」の加算によって「01」に更新される(S11)。同様に、ナンバリング領域112の文字列「00」も「01」に更新される。ナンバリング領域111,112はいずれも桁上がりが発生していないため(S13:NO、S19:NO)、ナンバリング領域111,112の文字列が「01」に更新されたコンテンツ110が印刷されて、四枚目のラベルが作成される(S1)。四枚目のラベルが作成されると(S5:YES)、ナンバリング印刷処理が終了される。
本発明の第二実施形態を説明する。以下の説明では、第一実施形態と同一の構成および処理には同一の符号を付して説明を省略し、第一実施形態と異なる点のみを説明する。例えば、ユーザがナンバリング印刷の実行対象となるコンテンツ120(図7参照)を指定すると、指定されたコンテンツ120はフラッシュメモリ410からRAM404に読み出される。図7に示すように、指定されたコンテンツ120を編集するための編集画面100がディスプレイ5に表示される。例えばユーザは操作部2を用いて、三つのナンバリング領域121〜123を設定する。ナンバリング領域121〜123は、それぞれ二桁の数字、四桁の数字、三桁の数字を、ナンバリング文字列として含む。
ユーザは操作部2を用いて、ナンバリング領域121〜123にそれぞれ優先度を設定する。一例として、ユーザはナンバリング領域121に「次優先」を設定し、ナンバリング領域122に「最優先」を設定し、ナンバリング領域123に「非優先」を設定する。さらにユーザは操作部2を用いて、禁止領域を設定する。禁止領域は、ナンバリング領域に含まれる複数のキャラクタのうちで、更新を禁止するキャラクタの位置を示す。一例として、ユーザはナンバリング領域122のうち、二桁目および三桁目のキャラクタを含む禁止領域129を設定する。ユーザが設定したナンバリング領域121〜123、優先度および禁止領域129は、RAM404にコンテンツ120と対応付けて記憶される。
ユーザはナンバリング領域、優先度および禁止領域を設定した後、操作部2を用いて印刷回数を指定して、ナンバリング印刷の実行開始を指示する。CPU401は、RAM404の対象コンテンツに基づいて、以下のナンバリング印刷処理を実行する。
図8および図9を参照して、第二実施形態のナンバリング印刷処理を説明する。図8に示すナンバリング印刷処理では、第一実施形態と同様に、コンテンツの印刷が実行される(S1)。RAM404に記憶されている各種設定値が初期化される(S3)。本実施形態では、一回のナンバリングで、最も高い優先度が設定されたナンバリング領域に含まれるナンバリング文字列が、2キャラクタ分更新される。例えば、ナンバリング文字列が数字である場合、一回のナンバリングでナンバリング文字列が「2」加算される。ナンバリング文字列がアルファベットまたは五十音である場合、一回のナンバリングでナンバリング文字列がアルファベット順または五十音順で二つ後のキャラクタに更新される。したがって、ステップS3では、更新量pは「2」に設定される。
次いで、ユーザが指定した印刷回数である指定回数分、印刷したか否かが判断される(S5)。指定回数印刷していない場合(S5:NO)、ナンバリング領域が特定される(S7)。特定されたナンバリング領域に設定されている優先度が対象優先度yと同じである場合(S9:YES)、領域別ナンバリング処理が実行される(S31)。
図9に示すように、領域別ナンバリング処理では、まず対象文字列が構成する桁のうち、最下位桁が対象桁に設定される(S51)。最下位桁は、対象文字列を構成するキャラクタの並びで最も下位に位置する桁である。次いで、対象桁が禁止領域であるか否かが判断される(S53)。対象桁が禁止領域である場合(S53:YES)、対象桁が最上位桁であるか否かが判断される(S55)。最上位桁は、対象文字列を構成するキャラクタの並びで最も上位に位置する桁である。対象桁が最上位桁でない場合(S55:NO)、対象桁が一つ上位の桁に更新される(S57)。その後、処理はステップS53に戻る。一方、対象桁が最上位桁である場合(S55:YES)、領域別ナンバリング処理が終了される。これにより、ナンバリング文字列において禁止領域に設定されていない桁のうち、最も下位の桁が対象桁に設定される。
対象桁が禁止領域でない場合(S53:NO)、対象桁のキャラクタが更新量pに基づいて更新される(S59)。これにより対象桁のキャラクタは、所定の配列順序に沿って所定数先送りした位置に定められたキャラクタに更新される。例えばナンバリング文字列を構成する各キャラクタが一桁の数字である場合、対象桁のキャラクタは数字の昇順に沿って更新量pだけ先送り(つまり、加算)した一桁の数字に更新される。
次いで、対象桁のキャラクタで桁上がりが発生したか否かが判定される(S61)。例えばナンバリング文字列を構成する各キャラクタが一桁の数字である場合、対象桁のキャラクタから先送りした数字が昇順の末尾「9」から先頭「0」に戻るオーバーフローが、桁上がりに相当する。対象桁のキャラクタで桁上がりが発生した場合(S61:YES)、対象桁が最上位桁であるか否かが判断される(S63)。
対象桁が最上位桁でない場合(S63:NO)、対象桁が一つ上位の桁に更新される(S65)。更新後の対象桁が禁止領域であるか否かが判断される(S67)。更新後の対象桁が禁止領域である場合(S67:YES)、処理はステップS63に戻る。更新後の対象桁が禁止領域でない場合(S67:NO)、更新後の対象桁のキャラクタが、更新前の対象桁で生じた桁上がりの発生回数分に応じて更新される(S67)。例えばナンバリング文字列を構成する各キャラクタが一桁の数字である場合、更新後の対象桁のキャラクタに桁上がり発生回数が加算される。その後、処理はステップS61に戻る。これにより、最上位桁以外で桁上がりが生じた場合、対象桁よりも上位の桁のうちで禁止領域に設定されていない最も下位の桁のキャラクタが、桁上がり発生回数に応じて加算される。
対象桁が最上位桁である場合(S63:YES)、桁上がりの発生回数が桁上がり回数kに加算される(S71)。その後、領域別ナンバリング処理が終了される。これにより、禁止領域に設定されていない桁のうちで、最も上位の桁で桁上がりが生じた場合、桁上がり発生回数に応じて桁上がり回数kが加算される。
図8に戻る。特定されたナンバリング領域に設定されている優先度が対象優先度yと同じでない場合(S9:NO)、またはステップS31の実行後、次のナンバリング領域があるか否かが判断される(S17)。以降の処理は、第一実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図10を参照して、図8および図9に示すナンバリング印刷処理の具体例を説明する。以下では、図7に示すコンテンツ120の印刷開始を対象に、ユーザが印刷回数「4」を指定してナンバリング印刷を実行指示した場合を例示する。
ナンバリング印刷処理(図8)が開始されると、まず図7に示すコンテンツ120が印刷されて、一枚目のラベルが作成される(S1)。次いで、設定値が初期化される(S3)。対象優先度yが「最優先」のナンバリング領域122が特定される(S7、S9:YES)。ナンバリング領域122の最下位桁は禁止領域129ではないため(S53:NO)、最下位桁のキャラクタ「6」が更新量p「2」の加算によって「8」に更新される(S59)。この場合、最下位桁のキャラクタは桁上がりが発生していないため(S61:NO)、桁上がり回数kは「0」である(S19:NO)。この場合、ナンバリング領域122の文字列が「9008」に更新されたコンテンツ120が印刷されて、二枚目のラベルが作成される(S1)。
次いで、対象優先度yが「最優先」のナンバリング領域111が特定される(S7、S9:YES)。最下位桁のキャラクタ「8」が、更新量p「2」の加算によって「0」に更新される(S53:NO、S59)。最下位桁のキャラクタは桁上がりが発生しているため(S61:YES)、禁止領域129に設定されている二桁目および三桁目を飛ばして、最上位桁のキャラクタ「9」が最下位桁の桁上がり発生回数である「1」の加算によって「0」に更新される(S63〜S69)。
さらに、最上位桁のキャラクタは桁上がりが発生しているため(S61:YES、S63:YES)、桁上がり回数kがインクリメントされて「1」になる(S71)。この場合、桁上がり回数kは「1」以上であるため(S19:YES)、対象優先度yが一段階低い「次優先」に設定される(S21)。更新量pが桁上がり回数kと同数の「1」に更新される(S23)。桁上がり回数kは「0」に更新される(S25)。次いで、対象優先度yが「次優先」のナンバリング領域121が特定される(S7、S9:YES)。ナンバリング領域121の文字列「99」が、更新量p「1」の加算によって「00」に更新される(S59)。
この場合も、ナンバリング領域121は桁上がりが発生しているため(S61:YES)、桁上がり回数kがインクリメントされて「1」になる(S71)。桁上がり回数kは「1」以上であるため(S19:YES)、対象優先度yが一段階低い「非優先」に設定される(S21)。更新量pが桁上がり回数kと同数の「1」に更新される(S23)。桁上がり回数kは「0」に更新される(S25)。
次いで、対象優先度yが「非優先」のナンバリング領域123が特定される(S7、S9:YES)。ナンバリング領域123の文字列「001」が、更新量p「1」の加算によって「002」に更新される(S59)。このとき、ナンバリング領域123は桁上がりが発生していないため(S61:NO、S19:NO)、ナンバリング領域121,122,123の文字列がそれぞれ「00」,「0000」,「002」に更新されたコンテンツ120が印刷されて、三枚目のラベルが作成される(S1)。設定値が初期化されて、対象優先度y、桁上がり回数k、および更新量pは初期値に戻る(S3)。
次いで、対象優先度yが「最優先」のナンバリング領域122が特定される(S7、S9:YES)。最下位桁のキャラクタ「0」が、更新量p「2」の加算によって「2」に更新される(S53:NO、S59)。最下位桁のキャラクタは桁上がりが発生していないため(S61:NO、S19:NO)、ナンバリング領域122の文字列が「0002」に更新されたコンテンツ120が印刷されて、四枚目のラベルが作成される(S1)。四枚目のラベルが作成されると(S5:YES)、ナンバリング印刷処理が終了される。
以上説明したように、第一および第二実施形態によれば、RAM404に記憶されているコンテンツに基づいて、RAM404に記憶されている優先度が設定されているナンバリング領域が特定される(S7、S9)。特定されたナンバリング領域に含まれるキャラクタが、配列順序に沿って先送りした位置に定められたキャラクタに更新される(S11またはS31)。キャラクタの更新時に桁上がりが生じた場合、RAM404に記憶されている優先度が一段階低い優先度に更新される(S21)。キャラクタの更新時に桁上がりが生じなかった場合、キャラクタが更新されたコンテンツを印刷可能な印刷データが作成される(S1)。RAM404に記憶されている優先度が更新される毎に、更新後の優先度が設定されている領域が特定される(S21、S7)。
これにより、コンテンツに含まれる複数のナンバリング領域のうちで、設定されている優先度が高いナンバリング領域から順に、ナンバリング領域に含まれるキャラクタが所定の配列順序に沿って更新される。詳細には、キャラクタの更新時に桁上がりが生じた場合には、次に優先度が高いナンバリング領域に含まれるキャラクタが配列順序に沿って更新される。キャラクタの更新時に桁上がりが生じなかった場合には、キャラクタが更新されたコンテンツを印刷可能な印刷データが作成される。したがって、複数のナンバリング領域に配置されたキャラクタを関連付けて順次更新したコンテンツを印刷可能なデータを作成できる。
同一の優先度が設定されている複数のナンバリング領域が特定された場合、特定された複数のナンバリング領域にそれぞれ含まれるキャラクタが更新される(S9、S11)。これにより、優先度が等しい複数のナンバリング領域が同時にナンバリングされたコンテンツを印刷可能なデータを作成できる。
キャラクタの更新時に、桁上がりが生じた回数がカウントされる(S15またはS71)。特定の優先度「最優先」よりも低い優先度「次優先」,「非優先」が設定されているナンバリング領域に含まれるキャラクタを更新する場合、カウントされた回数に応じてキャラクタが更新される(S23、S25、S11)。これにより、優先度が高いナンバリング領域で桁上がりが発生した場合、優先度が低いナンバリング領域に含まれるキャラクタを適切に更新することができる。
RAM404に記憶されているコンテンツに基づいて、ナンバリング領域に含まれる複数のキャラクタのうちで、更新を禁止するキャラクタの位置を示す禁止領域が特定される(S53、S67)。特定されたナンバリング領域に含まれる複数のキャラクタのうち、特定された禁止領域とは異なる位置に配置されたキャラクタが更新される(S59、S69)。これにより、ユーザはナンバリングを行うキャラクタとナンバリングを行わないキャラクタを自由に設定して、ナンバリング領域に含まれるキャラクタを適切に更新することができる。
印刷データが作成された場合、RAM404に記憶されている優先度が特定の優先度「最優先」に設定される(S3)。特定の優先度「最優先」が設定される毎に、特定の優先度が設定されているナンバリング領域が特定される(S7)。これにより、コンテンツを印刷可能なデータが作成される毎に、作成したコンテンツに含まれるキャラクタがナンバリングされた次のコンテンツを印刷可能なデータを作成できる。
上記実施形態において、テープ印字装置1が、本発明の「データ作成装置」に相当する。RAM404が、本発明の「データ記憶手段」および「優先度記憶手段」に相当する。ステップS7を実行するCPU401が、本発明の「領域特定手段」に相当する。ステップS11またはS31を実行するCPU401が、本発明の「キャラクタ更新手段」に相当する。ステップS21を実行するCPU401が、本発明の「優先度更新手段」に相当する。ステップS1を実行するCPU401が、本発明の「データ作成手段」に相当する。ステップS15またはS71を実行するCPU401が、本発明の「カウント手段」に相当する。ステップS53およびS67を実行するCPU401が、本発明の「禁止領域特定手段」に相当する。ステップS3を実行するCPU401が、本発明の「優先度設定手段」に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。上記実施形態ではナンバリング文字列は複数桁の数字で構成されているが、これに限定されない。ナンバリング文字列は、所定の配列順序で繰り返し更新可能な規則性を有する、少なくとも一つのキャラクタで構成されていればよい。上記実施形態では優先度として、「最優先」、「次優先」、「非優先」の三段階を設けているが、優先度は二段階でもよいし、四段階以上でもよい。優先度は、例えば「1」〜「5」までの数字で表してもよい。第一実施形態では一回のナンバリングで「1」が加算され、第二実施形態では一回のナンバリングで「2」が加算されているが、一回のナンバリングの更新量pは自由に変更可能である。
例えば、コンテンツに含まれるナンバリング文字列が「5あ」、更新量pが「5」である場合、ナンバリング印刷処理(図5)によれば、下位桁のひらがなは一回のナンバリングで五十音順の5文字分が先送りして更新される。つまり、上記のコンテンツは、「5あ」、「5か」、「5さ」、「5た」・・・の順で更新される。下位桁のキャラクタが「ん」から「あ」に戻った場合(つまり、桁上がりが生じた場合)、上位桁の数字は「1」インクリメントされる。
上記実施形態では、本発明をテープ印字装置1に適用した場合を例示したが、本発明は所定の配列順序を有するキャラクタを含むコンテンツを印刷可能なデータを作成可能な装置およびプログラムに適用できる。例えば、コンテンツを編集するためのプログラムであるエディタに基づいて、パソコンでナンバリング印刷処理(図5および図8)が実行されてもよい。この場合、ステップS1では、コンテンツを印刷可能なデータとして、キャラクタが更新されたコンテンツの画像データが作成されてもよい。
1 テープ印字装置
110 コンテンツ
111,112,113,114 ナンバリング領域
120 コンテンツ
121,122,123 ナンバリング領域
129 禁止領域
401 CPU
404 RAM

Claims (6)

  1. 所定の配列順序で繰り返し更新可能な規則性を有するキャラクタをそれぞれ含む複数の領域が設定されたコンテンツであって、前記キャラクタの更新に関する優先度が前記複数の領域にそれぞれ設定された前記コンテンツを記憶可能であり、且つ記憶された前記コンテンツに対するデータ処理を実行可能な領域を有するデータ記憶手段と、
    前記複数の領域のうちで前記キャラクタの更新対象となる対象領域に設定されている前記優先度を示す特定優先度を記憶し、且つ前記特定優先度の初期値を記憶する優先度記憶手段と、
    前記データ記憶手段に記憶されている前記コンテンツに基づいて、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度が設定されている前記対象領域を特定する領域特定手段と、
    前記領域特定手段によって特定された前記対象領域に含まれる前記キャラクタを、前記配列順序に沿って先送りした位置に定められた前記キャラクタに更新するキャラクタ更新手段と、
    前記キャラクタ更新手段による前記キャラクタの更新時に、前記キャラクタの先送りされる位置が前記配列順序の末尾から先頭に戻る桁上がりが生じた場合、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度を一段階低い前記優先度に更新する優先度更新手段と、
    前記キャラクタ更新手段による前記キャラクタの更新時に前記桁上がりが生じなかった場合、前記キャラクタが更新された前記コンテンツを印刷可能なデータを作成するデータ作成手段とを備え、
    前記領域特定手段は、前記優先度更新手段によって前記特定優先度が更新される毎に、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度が設定されている前記対象領域を特定することを特徴とするデータ作成装置。
  2. 前記キャラクタ更新手段は、前記領域特定手段によって同一の前記特定優先度が設定されている複数の前記対象領域が特定された場合、特定された前記複数の領域にそれぞれ含まれる前記キャラクタを更新することを特徴とする請求項1に記載のデータ作成装置。
  3. 前記キャラクタ更新手段による前記キャラクタの更新時に、前記桁上がりが生じた回数をカウントするカウント手段を備え、
    前記キャラクタ更新手段は、前記優先度更新手段によって更新された前記特定優先度が設定されている前記対象領域に含まれる前記キャラクタを更新する場合、前記カウント手段によってカウントされた回数に応じて前記キャラクタを更新することを特徴とする請求項2に記載のデータ作成装置。
  4. 前記データ記憶手段に記憶されている前記コンテンツに基づいて、前記領域に含まれる複数の前記キャラクタのうちで更新を禁止する前記キャラクタの位置を示す禁止領域を特定する禁止領域特定手段を備え、
    前記キャラクタ更新手段は、前記領域特定手段によって特定された前記対象領域に含まれる前記複数のキャラクタのうち、前記禁止領域特定手段によって特定された前記禁止領域とは異なる位置に配置された前記キャラクタを更新することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のデータ作成装置。
  5. 前記データ作成手段によって前記データが作成された場合、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度を前記初期値に設定する優先度設定手段とを備え、
    前記領域特定手段は、前記優先度記憶手段によって前記初期値が設定される毎に、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度が前記初期値である前記対象領域を特定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のデータ作成装置。
  6. 所定の配列順序で繰り返し更新可能な規則性を有するキャラクタをそれぞれ含む複数の領域が設定されたコンテンツであって、前記キャラクタの更新に関する優先度が前記複数の領域にそれぞれ設定された前記コンテンツを記憶可能であり、且つ記憶された前記コンテンツに対するデータ処理を実行可能な領域を有するデータ記憶手段と、前記複数の領域のうちで前記キャラクタの更新対象となる対象領域に設定されている前記優先度を示す特定優先度を記憶し、且つ前記特定優先度の初期値を記憶する優先度記憶手段とを備えたコンピュータに、
    前記データ記憶手段に記憶されている前記コンテンツに基づいて、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度が設定されている前記対象領域を特定するステップと、
    特定された前記対象領域に含まれる前記キャラクタを、前記配列順序に沿って先送りした位置に定められた前記キャラクタに更新するステップと、
    前記キャラクタの更新時に、前記キャラクタの先送りされる位置が前記配列順序の末尾から先頭に戻る桁上がりが生じた場合、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度を一段階低い前記優先度に更新するステップと、
    前記キャラクタの更新時に前記桁上がりが生じなかった場合、前記キャラクタが更新された前記コンテンツを印刷可能なデータを作成するステップとを実行させ、
    前記対象領域を特定するステップは、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度が更新される毎に、前記優先度記憶手段に記憶されている前記特定優先度が設定されている前記対象領域を特定することを特徴とするデータ作成プログラム。
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