JP6135339B2 - 引違い窓用中間シール材 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用の引違い窓の外側ガラス板と内側ガラス板との間をシールする引違い窓用中間シール材に関するものである。
バス等の車両には、引違い窓を備えるものがある。図3に示すように、引違い窓20の一方のガラス板21には、ガラス板間をシールするための引違い窓用中間シール材(以下、中間シール材という)22が設けられている。中間シール材22は、U字状に形成されガラス板21の縁と嵌合されるカバー部23と、カバー部23に設けられカバー部23と他方のガラス板24との間をシールするシール部25とを備える。カバー部23は、ガラス板21の縁と嵌合することでガラス板21の縁を覆い、保護するようになっている。
特開平9−86163号公報
ところで、引違い窓20のガラス板21、24には、種々の板厚のものがある。例えば、観光バスのように補助席を備える車両は、脱出面積を確保するために大きな窓を備えることが保安基準によって定められており、ガラス板21、24の板厚は、窓の大きさに応じて決定される。
また、上述したように中間シール材22はガラス板21の縁と嵌合されるものであるため、対応するガラス板21の板厚が決まっており、ガラス板21の板厚毎に専用となっていた。このため、中間シール材22の種類が多く、部品管理が煩雑であると共にストックが大量となり、コストが高くつくという課題があった。
そこで、本発明は、種類を減らすことができる引違い窓用中間シール材を提供することを目的とする。
この目的を達成するために創案された本発明は、車両の走行方向前方に配置される種々の板厚で形成される外側ガラス板と車両の走行方向後方に配置される種々の板厚で形成される内側ガラス板とを有する引違い窓の前記外側ガラス板と前記内側ガラス板との間をシールする引違い窓用中間シール材において、前記外側ガラス板の後縁に嵌合すべくU字状に形成され、かつ、前記板厚が最も厚い外側ガラス板の厚さと同じ溝幅に形成されたカバー部と、該カバー部に設けられカバー部と内側ガラス板との間をシールするシール部と、前記カバー部の車両外側前端から前方に延びるように形成され外側ガラス板と圧着するリップ部とを備えたものである。
本発明によれば、引違い窓用中間シール材の種類を減らすことができる。
本発明に係る引違い窓用中間シール材の平面説明図であり、(a)は最も薄い外側ガラス板に取り付けられた状態を示し、(b)は最も厚い外側ガラス板に取り付けられた状態を示す。 引違い窓用中間シール材の斜視説明図である。 従来技術に係る引違い窓用中間シール材の平面説明図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図2に示すように、引違い窓1は、通常の閉じた状態で車両の走行方向前方に配置される外側ガラス板2と、車両の走行方向後方に配置される内側ガラス板3とを有する。外側ガラス板2と内側ガラス板3とは、サッシュレスの強化ガラスからなる。また、外側ガラス板2と内側ガラス板3とは、面積に応じて種々の板厚で形成される。外側ガラス板2及び内側ガラス板3は、一般的には、最も薄いものと厚いものの差が3mm程度である。
外側ガラス板2の後縁には、外側ガラス板2と内側ガラス板3との間をシールするための中間シール材4が設けられる。中間シール材4は、ゴムからなり、外側ガラス板2の後縁に沿って上下に延びる。
図1(a)に示すように、中間シール材4は、外側ガラス板2の後縁に嵌合すべくU字状に形成されたカバー部5と、カバー部5に設けられカバー部5と内側ガラス板3との間をシールするシール部6と、カバー部5の車両外側前端から前方に延びるように形成され外側ガラス板2と圧着するリップ部7と、を備える。カバー部5とシール部6とリップ部7とは、一体に成形される。
カバー部5は、U字の内側に形成される内溝8内に外側ガラス板2の後縁部を挿入させるようになっている。カバー部5は、外側ガラス板2の車内側の面9と対向する内側部10と、内側部10と平行に形成され外側ガラス板2の車外側の面11と対向する外側部12と、内側部10の後端に接続されると共に外側部12の後端に接続され外側ガラス板2の後端面13と対向する底部14と、を備える。内側部10は、外側ガラス板2に接着される。すなわち、内側部10には、外側ガラス板2の車内側の面9に接着される接着面15が形成されている。外側部12は、前後方向の長さが内側部10と同じに形成されている。
また、カバー部5は、種々の板厚で形成される外側ガラス板2のうち、板厚が最も厚い外側ガラス板2に対応できるように形成されている。すなわち、カバー部5の内溝8の幅(内側部10と外側部12との間隔、以下、溝幅という)wは、最も厚い外側ガラス板2の厚さと同じ寸法となるように形成されている。すなわち、溝幅wは例えば6mmに形成されている。これにより、内溝8内に種々の板厚の外側ガラス板2を挿入できるようになっている。
シール部6は、カバー部5の内側部10に設けられており、カバー部5と内側ガラス板3との間に挟まれるようになっている。シール部6は、内側部10の前部から車内側に***すると共に前方に延びる前部リップ16と、内側部10の後部から車内側に***すると共に後方に延びる後部リップ17と、を備える。前部リップ16と後部リップ17とは、シール部6の上下両端に亘って形成されている。前部リップ16と後部リップ17とは、先細となるように形成されており、カバー部5と内側ガラス板3との間に挟まれることで弾性変形して内側ガラス板3と密着されるようになっている。また、前部リップ16と後部リップ17との間には、上下に延びる溝18が形成されており、シール部6がカバー部5と内側ガラス板3との間隔寸法に応じて自由に変形できるようになっている。
リップ部7は、カバー部5の外側部12の前端を前方に延長させると共に車内側に屈曲させて形成されている。また、リップ部7は、先端部19が先細となるように形成されており、車両が走行したときに先端で空気抵抗を受けないようになっている。リップ部7は、最も薄い外側ガラス板2が内溝8内に挿入されたときであっても外側ガラス板2と圧着されるように十分長く形成されている。例えば、リップ部7は、内溝8内に外側ガラス板2が挿入されていない状態のとき、車内方向の長さが溝幅w以上となるように形成されるとよい。
次に本実施の形態の作用を述べる。
図1(a)に示すように、外側ガラス板2に中間シール材4を設ける場合、カバー部5の内溝8内に外側ガラス板2の後縁を挿入し、中間シール材4の接着面15と外側ガラス板2とを接着する。外側ガラス板2が薄いもの(最も厚いもの以外)である場合、カバー部5の外側部12と外側ガラス板2との間には内溝8による隙間ができる。しかし、リップ部7が外側ガラス板2に圧着されて密着されるため、必要なシール圧を確保でき、カバー部5内への浸水を防ぐことができる。また、リップ部7は、外側ガラス板2の車外側の面11と面接触されると共に、カバー部5に対する屈曲方向とは反対側に反るように湾曲される。このため、車両走行時には、リップ部7は空気抵抗を受けることで更に強固に外側ガラス板2に圧着され、外側ガラス板2から剥がれることはない。
また、図1(b)に示すように、外側ガラス板2が最も厚いものである場合、カバー部5と外側ガラス板2との間に隙間はできない。リップ部7は、基端から先端まで直線状に前方に延びて外側ガラス板2に密着され、カバー部5内への浸水を防ぐ。また、リップ部7は、内溝8の幅方向には自由に変形するため、外側ガラス板2に中間シール材4を設けるときに邪魔になることはない。
このように、中間シール材4が、外側ガラス板2の後縁に嵌合すべくU字状に形成され、かつ、板厚が最も厚い外側ガラス板2の厚さと同じ溝幅wに形成されたカバー部5と、カバー部5に設けられカバー部5と内側ガラス板3との間をシールするシール部6と、カバー部5の車両外側前端から前方に延びるように形成され外側ガラス板2と圧着するリップ部7とを備えるものとしたため、溝幅wより薄い外側ガラス板2に設ける場合であってもシール機能が必要な外側ガラス板2の車外側の面11に中間シール材4を密着させることができ、板厚が異なる種々の外側ガラス板2に対応できる。そしてこれにより、中間シール材4の種類を減らすことができ、部品管理を容易にでき、コストを低減できる。
また、カバー部5には、外側ガラス板2の車内側の面9に接着される接着面15が形成されるものとしたため、外側ガラス板2に中間シール材4を強固に固定できる。
1 引違い窓
2 外側ガラス板
3 内側ガラス板
4 中間シール材
5 カバー部
6 シール部
7 リップ部
15 接着面
w 溝幅

Claims (2)

  1. 車両の走行方向前方に配置される種々の板厚で形成される外側ガラス板と車両の走行方向後方に配置される種々の板厚で形成される内側ガラス板とを有する引違い窓の前記外側ガラス板と前記内側ガラス板との間をシールする引違い窓用中間シール材において、
    前記外側ガラス板の後縁に嵌合すべくU字状に形成され、かつ、前記板厚が最も厚い外側ガラス板の厚さと同じ溝幅に形成されたカバー部と、該カバー部に設けられカバー部と内側ガラス板との間をシールするシール部と、前記カバー部の車両外側前端から前方に延びるように形成され外側ガラス板と圧着するリップ部とを備えたことを特徴とする引違い窓用中間シール材。
  2. 前記カバー部には、外側ガラス板の車内側の面に接着される接着面が形成された請求項1に記載の引違い窓用中間シール材。
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