JP6125947B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

ラベル貼付装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6125947B2
JP6125947B2 JP2013166193A JP2013166193A JP6125947B2 JP 6125947 B2 JP6125947 B2 JP 6125947B2 JP 2013166193 A JP2013166193 A JP 2013166193A JP 2013166193 A JP2013166193 A JP 2013166193A JP 6125947 B2 JP6125947 B2 JP 6125947B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
article
roller
sticking
tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013166193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015034037A (ja
Inventor
修 京極
修 京極
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Holdings Corp
Original Assignee
Sato Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Holdings Corp filed Critical Sato Holdings Corp
Priority to JP2013166193A priority Critical patent/JP6125947B2/ja
Publication of JP2015034037A publication Critical patent/JP2015034037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6125947B2 publication Critical patent/JP6125947B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Description

本発明は、物品の貼付面にラベルを貼付するラベル貼付装置に係り、主に、貼付面が湾曲していたり凹凸状になっている例えばトレッドが形成されたタイヤ等の物品に対してラベルを貼付するラベル貼付装置に関する。
従来、図9に示すように、この種のラベル貼付装置Saとして、例えば、特開2011−201557号公報(特許文献1)に掲載され、物品としてのタイヤWであってトレッドが形成された周面を貼付面WaとしてこれにラベルLを貼付する装置が知られている。このラベル貼付装置Saは、タイヤWの側面を支承して搬送するコンベアCを備え、このコンベアCの上側において、互いの先端部が近接して互いの搬送経路を閉鎖する状態から、搬送されるタイヤWに先端部が押されて搬送経路を開放する状態に変移する一対の開閉体100を備え、図9(a)(b)に示すように、閉鎖状態の一対の開閉体100の先端部にラベルLを供給し、図9(c)に示すように、タイヤWの搬送によって一対の開閉体100の先端部が開放される際にラベルLをタイヤWの貼付面Waに押し当てて貼り付けるようにしている。また、各開閉体100の先端には軸方向長さがラベルLの幅よりもやや大きいローラ101が設けられており、一対の開閉体100が開放される際にタイヤWの周面である貼付面Waにローラ101を転動させてラベルLを押圧するようにしている。
特開2011−201557号公報
ところで、上記従来のラベル貼付装置おいては、図9(c)に示すように、一対の開閉体100が開放される際にタイヤWの周面である貼付面Waにローラ101を転動させてラベルLを押圧するようにしているが、タイヤWの周面にはトレッドがあって凹凸があり、また、周方向のみならず周方向に直交する方向に湾曲もしていることから、ラベルLの貼付が不十分になって剥がれやすくなることがあるという問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、貼付面が凹凸状になっていたり湾曲して非平面状になっている物品であってもラベル貼付を確実にして剥がれ防止を図ったラベル貼付装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のラベル貼付装置は、搬送部によって搬送される物品の貼付面にラベルを貼付するラベル貼付部と、該ラベル貼付部によって貼付されたラベルを物品の貼付面に押圧するラベル押え部とを備えたラベル貼付装置であって、上記ラベル押え部を、上記物品の貼付面に沿い該物品の搬送方向に直交する軸線を軸に回転可能に設けられ該物品の搬送による移動によって該物品の貼付面を転動してラベルを押圧するとともに軸方向長さがラベルの幅よりも小さいローラと、該ローラを物品に対して弾接させる弾接機構とを備えて構成し、該ラベル押え部を複数備えたラベル押え集合部を設け、該ラベル押え集合部を、上記各ラベル押え部のローラが上記物品の貼付面に沿い該物品の搬送方向に直交する軸線方向に沿って配置されるように構成している。
これにより、物品にラベルを貼付するときは、コンベアによって搬送される物品に対して、先ず、ラベル貼付部が物品の貼付面にラベルを貼付する。次に、ラベル押え集合部の複数のラベル押え部により、貼付されたラベルを物品の貼付面に押圧する。この場合、ラベル押え部のローラは物品の貼付面に弾接しており、しかも、ローラが物品の搬送方向に直交する方向に沿って複数あるので、例えば、物品がトレッドのあるタイヤであってその周面を貼付面とする場合等、物品の貼付面が凹凸状になっていたり湾曲して非平面状になっていても、各ローラが個別にラベルを転動して押えるので、1つのローラでまかなう場合に比較して、凹凸や湾曲に追従することができ、それだけ、ラベル貼付を確実にして剥がれ防止を図ることができるようになる。
そして、上記ラベル押え集合部を、上記物品の搬送方向に沿って複数設けることができる。これにより、繰り返し、ラベル押え集合部の複数のローラで、より一層、ラベル貼付を確実にして剥がれ防止を図ることができるようになる。この場合、上流側のローラ列と、下流側のローラ列との位相をずらす等しておけば、ラベルに対するローラの転動部位を異ならせることができるので、より一層ラベル貼付を確実にすることができる。特に、ラベルの、搬送方向両側部位にローラが転動するようにローラを配置することは有効である。
そして、より具体的には、上記ラベル押え部の全部もしくは一部の弾接機構を、先端側で上記ローラを上記物品の貼付面に沿い該物品の搬送方向に直交する軸線を軸に回転可能に支持する支持部と、一端側で上記支持部の基端側を回動可能に軸支し他端側を機台側に支持してなるアーム部材と、一端部が上記支持部に回動可能に軸支され他端部が機台側に回動可能に軸支され常時上記ローラを物品側に付勢する伸縮可能なダンパとを備えて構成している。ダンパを用いたので、ローラの弾接力を確保し易くなり、例えば、物品がタイヤのように比較的重量のあるものである場合には、物品からの反力が大きくなるが、これに確実に対応できるようになる。
また、より具体的には、上記アーム部材の機台に対する支持位置を可変にして上記ローラの物品に対する位置を調整可能にした位置調整機構を設けた構成としている。ローラの位置調整を行って、ローラの弾接力を適正なものに調整することができる。
更に、より具体的には、上記ダンパを、ピストン及びシリンダを備えたエアシリンダ装置で構成することができる。簡易な機構でダンパを構成することができる。
そしてまた、上記ラベル押え部の全部もしくは一部の弾接機構を、上記ローラを上記物品の貼付面に沿い該物品の搬送方向に直交する軸線を軸に回転可能に支持する支持体と、一端が上記支持体に固定され他端が機台側に固定される板バネとを備えて構成することができる。板バネなので、構造を簡易にすることができる。
より具体的には、上記板バネの機台に対する固定位置を可変にして上記ローラの物品に対する位置を調整可能な位置調整機構を設けた構成としている。ローラの位置調整を行って、ローラの弾接力を適正なものに調整することができる。
また、上記ラベル押え集合部の上記物品の搬送方向上流側及び/または下流側に、上記ラベル押え部とは別の別ラベル押え部を設けることができる。ラベル押え集合部によるラベル押えに加えて、更に、別ラベル押え部によってもラベルを押えるので、より一層、ラベル貼付を確実にして剥がれ防止を図ることができるようになる。別ラベル押え部も、物品の搬送方向に沿って複数設けることができる。
より具体的には、上記別ラベル押え部を、上記ラベルより大きな当接面を有するパッドと、該パッドを進退動可能に支持し進出時に該パッドをラベルに押圧するアクチュエータとを備えて構成している。
あるいはまた、上記別ラベル押え部を、上記物品の貼付面に沿い該物品の搬送方向に直交する軸線を軸に回転可能に設けられ該物品の搬送による移動によって該物品の貼付面に転動してラベルを押圧するとともに軸方向長さがラベルの幅よりも大きいローラと、該ローラを物品に対して弾接させる弾接機構部とを備えて構成している。
本発明によれば、ラベル押え集合部の複数のラベル押え部により、貼付されたラベルを物品の貼付面に押圧するが、ラベル押え部のローラは物品の貼付面に弾接しており、しかも、ローラが物品の搬送方向に直交する方向に沿って複数あるので、例えば、物品がトレッドのあるタイヤであってその周面を貼付面とする場合等、物品の貼付面が凹凸状になっていたり湾曲して非平面状になっていても、各ローラが個別にラベルを転動して押えるので、1つのローラでまかなう場合に比較して、凹凸や湾曲に追従することができ、それだけ、ラベル貼付を確実にして剥がれ防止を図ることができるようになる。
本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の第一ラベル押え集合部の構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の第一ラベル押え集合部の構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の第一ラベル押え集合部の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の第二ラベル押え集合部の構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の第二ラベル押え集合部の構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の第二ラベル押え集合部の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の第二別ラベル押え部を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 従来のラベル貼付装置の一例を示す図であり、(a)はラベルを貼付する前の状態であってローラのラベルに対する大きさを示す正面図、(b)はラベルを貼付する前の状態を示す平面図、(c)はラベル押えの状態を示す平面図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置について説明する。図1乃至図8に示すように、本ラベル貼付装置SがラベルLを貼付する物品は、トレッドのあるタイヤWであり、その周面を貼付面WaとしてこれにラベルLを貼付するものである。
本ラベル貼付装置Sは、タイヤWの側面を支承して搬送する搬送部としてのローラコンベアCと、コンベアCによって搬送されるタイヤWの貼付面WaにラベルLを貼付するラベル貼付部1と、ラベル貼付部1によって貼付されたラベルLをタイヤWの貼付面Waに押圧するラベル押え手段とを備えている。
ラベル貼付部1は、図1乃至4に示すように、機台Kに設けられており、ロール2から送出されるラベルLが仮着された台紙Dを搬送するとともに剥離板3により折り返してラベルLを台紙Dから引き剥がして送出するラベル送出部4を備えている。折り返しされた台紙Dは、リール5に巻き取られる。また、ラベル貼付部1は、ラベル送出部4から送出されたラベルLを吸着する吸着位置X及び吸着位置Xから進出してラベルLをタイヤWの周面である貼付面Waに貼付する貼付位置Yの2位置に移動可能な吸着板6と、この吸着板6を吸着位置X及び貼付位置Yの2位置に移動させるエアシリンダ装置7とを備えて構成されている。
実施の形態に係るラベル貼付装置Sにおいては、ラベル貼付部1によって貼付されたラベルLをタイヤWの貼付面Waに押圧するラベル押え手段として、第一のラベル押え部10を複数備えた第一ラベル押え集合部T1と、第一ラベル押え集合部T1のタイヤWの搬送方向下流側に設けられ第二のラベル押え部30を複数備えた第二ラベル押え集合部T2と、第一ラベル押え集合部T1のタイヤWの搬送方向上流側に設けられ、第一及び第二ラベル押え部T1,T2とは別の第一別ラベル押え部B1と、第二ラベル押え集合部T2のタイヤWの搬送方向下流側に設けられ、第一及び第二ラベル押え部T1,T2とは別の第二別ラベル押え部B2とを備えている。これら第一ラベル押え集合部T1,第二ラベル押え集合部T2,第一別ラベル押え部B1及び第二別ラベル押え部B2は、各々機台Kに設けられている。以下、各部について説明する。
(1)第一ラベル押え集合部T1
これは、図1乃至図4に示すように、第一のラベル押え部10を複数(実施の形態では2つ)備えている。第一のラベル押え部10は、タイヤWの貼付面Waに沿いタイヤWの搬送方向Rに直交する軸線P1を軸に回転可能に設けられタイヤWの搬送による移動によってタイヤWの貼付面Waに転動してラベルLを押圧するとともに軸方向長さがラベルLの幅よりも小さい第一ローラ11と、第一ローラ11をタイヤWに対して弾接させる第一弾接機構12とを備えて構成されている。第一ローラ11は、ローラ単体を二重にして構成されている。そして、第一ラベル押え集合部T1は、各第一のラベル押え部10の第一ローラ11がタイヤWの貼付面Waに沿いタイヤWの搬送方向Rに直交する方向に沿って配置されるように構成されている。
詳しくは、第一弾接機構12は、先端側で第一ローラ11をタイヤWの貼付面Waに沿いタイヤWの搬送方向Rに直交する軸線P1を軸に回転可能に支持する支持部13と、一端側で支持部13の基端側をタイヤWの貼付面Waに沿いタイヤWの搬送方向Rに直交する軸線P2を軸に回動可能に軸支し他端側を後述の連結部材17及び第一位置調整機構20を介して機台Kに支持してなるアーム部材14と、一端部が支持部にタイヤWの貼付面Waに沿いタイヤWの搬送方向Rに直交する軸線P3を軸に回動可能に軸支され他端部が機台K側のアーム部材14の他端側突出部14aにタイヤWの貼付面Waに沿いタイヤWの搬送方向Rに直交する軸線P4を軸に回動可能に軸支され常時第一ローラ11をタイヤW側に付勢する伸縮可能なダンパ15とを備えて構成されている。ダンパ15は、支持部13に連結されるピストン16aと、アーム部材14の突出部14aに連結されるシリンダ16bとを備えたエアシリンダ装置16で構成したので、タイヤWの貼付面Waに第一ローラ11が接触する際の反力を吸収し、また、タイヤWの通過に伴い第一ローラ11が受ける反力に応じて、エアシリンダ装置16が一定の押圧力になるようピストン16aを退避することで、第一ラベル押え集合部T1の破損回避および耐久性向上となる他、複数の第一ローラ11がタイヤWの貼付面Waに最後まで一定の押圧力で押圧するので、ラベルLをタイヤWの貼付面Waに確実に貼付させることができる。
また、第一ラベル押え集合部T1において、各第一弾接機構12のアーム部材14は、他端側において連結部材17で連結され、この連結部材17が機台K側に設けられている。更に、第一ラベル押え集合部T1は、アーム部材14の機台Kに対する支持位置を可変にして第一ローラ11のタイヤWに対する位置を調整可能にした第一位置調整機構20を備えている。この第一位置調整機構20は、機台Kに対してタイヤWの搬送方向Rに直交する方向に昇降動可能に支持された支持部材21と、タイヤWの貼付面Waに沿いタイヤWの搬送方向Rに直交する軸線P5を軸に回動可能に支持部材21に軸支された回動板22と、上記の連結部材17の上端に延設されタイヤWに対して進退動可能に回動板22に支持された進退板23とを備えている。
支持部材21には、上下方向に沿う長穴24が形成されており、機台Kにはこの長穴24に挿通されネジ込みによって支持部材21の所望の昇降位置で支持部材21を機台Kに固定する固定ボルト25が設けられている。回動板22には軸線P5を中心とする円弧状の長穴26が形成されており、回動板22にはこの長穴26に挿通されネジ込みによって回動板22の所望の回動位置で回動板22を支持部材21に固定する固定ボルト27が設けられている。また、回動板22の先端側には軸線P5を中心とする放射方向に沿う長穴28が形成されており、進退板23にはこの長穴28に挿通されネジ込みによって進退板23の所望の進退位置で進退板23を回動板22に固定する固定ボルト29が設けられている。第一位置調整機構20を設けたので、第一ローラ11の位置調整を行って、第一ローラ11の弾接力を適正なものに調整することができる。
(2)第二ラベル押え集合部T2
これは、図1,図5乃至図7に示すように、第一ラベル押え集合部T1のタイヤWの搬送方向R下流側に設けられ第二のラベル押え部30を複数(実施の形態では4つ)備えている。第二のラベル押え部30は、タイヤWの貼付面Waに沿いタイヤWの搬送方向Rに直交する軸線P6を軸に回転可能に設けられタイヤWの搬送による移動によってタイヤWの貼付面Waに転動してラベルLを押圧するとともに軸方向長さがラベルLの幅よりも小さい第二ローラ31と、第二ローラ31をタイヤWに対して弾接させる第二弾接機構32とを備えて構成されている。そして、第二ラベル押え集合部T2は、各第二のラベル押え部30の第二ローラ31がタイヤWの搬送方向Rに直交する方向に沿って配置されるように構成されている。
詳しくは、第二弾接機構32は、第二ローラ31をタイヤWの貼付面Waに沿いタイヤWの搬送方向Rに直交する軸線P6を軸に回転可能に支持する支持体33と、一端が支持体33に固定され他端が後述の連結部材35及び第二位置調整機構40を介して機台Kに固定される板バネ34とを備えて構成されている。この第二ラベル押え集合部T2において、各板バネ34の他端は連結部材35で連結され、この連結部材35が機台K側に設けられている。また、第二ラベル押え集合部T2は、各板バネ34の機台Kに対する固定位置を可変にして第二ローラ31のタイヤWに対する位置を調整可能な第二位置調整機構40を備えている。この第二位置調整機構40は、機台Kに対してタイヤWの搬送方向Rに直交する方向に昇降動可能に支持された支持部材41と、タイヤWの貼付面Waに沿いタイヤWの搬送方向Rに直交する軸線P7を軸に回動可能に支持部材41に軸支された回動体42と、上記の連結部材35の上端に延設されタイヤWに対して進退動可能に回動体42に支持された棒状の進退ロッド43とを備えている。
支持部材41には、上下方向に沿う長穴44が形成されており、機台Kにはこの長穴44に挿通されネジ込みによって支持部材41の所望の昇降位置で支持部材41を機台Kに固定する固定ボルト45が設けられている。また、回動体42には進退ロッド43を所望の進退位置で固定する固定ボルト46が設けられている。更に、支持部材41には、進退ロッド43の後端側に左右から当接して進退ロッド43の回動位置を規定する一対のロックボルト47及びこれに螺合する複数のナット48が設けられている。支持部材41には、このロックボルト47の立設位置を種々に設定できる取付け孔49が複数設けられており、この取付け孔49を選択してロックボルト47を取り付けることにより、進退ロッド43の回動位置を規定している。このように、第二位置調整機構40を設けたので、第二ローラ31の位置調整を行って、第二ローラ31の弾接力を適正なものに調整することができる。
また、実施の形態においては、上流側にある第一ラベル押え集合部T1のローラ11の列と、下流側にある第二ラベルL集合部のローラ31の列との位相をずらしてある。例えば、図4に示すように、第一ラベル押え集合部T1の2つの第一ローラ11は、ラベルLの搬送方向R両側部位よりも内側を転動し、図7に示すように、第二ラベル押え集合部T2の4つの第二ローラ31のうち外側にある2つの第二ローラ31は、ラベルLの搬送方向両側部位を転動し、他の2つの第二ローラ31は他を転動するようにしてある。各第一ローラ11及び第二ローラ31の位相は適宜変更して差し支えない。
(3)第一別ラベル押え部B1
これは、図1に示すように、第一ラベル押え集合部T1のタイヤWの搬送方向R上流側に設けられ、第一及び第二ラベル押え部10,30とはその構造を異にしている。この第一別ラベル押え部B1は、ラベルLより大きな当接面を有するパッド50と、このパッド50を進退動可能に支持し進出時にパッド50をラベルLに押圧するエアシリンダ装置からなるアクチュエータ51とを備えて構成されている。アクチュエータ51は、ラベル貼付部1のラベルL貼付後、所定のタイミングでパッド50を進出,後退させる。
(4)第二別ラベル押え部B2
これは、図1及び図8に示すように、第二ラベル押え集合部T2のタイヤWの搬送方向R下流側に設けられ、第一及び第二ラベル押え部10,30とはその構造を異にしている。この第二別ラベル押え部B2は、タイヤWの貼付面Waに沿いタイヤWの搬送方向Rに直交する軸線P8を軸に回転可能に設けられタイヤWの搬送による移動によってタイヤWの貼付面Waに転動してラベルLを押圧するとともに軸方向長さがラベルLの幅よりも大きいローラ60と、ローラ60をタイヤWに対して弾接させる弾接機構部61とを備えて構成されている。弾接機構部61は、先端側でローラ60をタイヤWの貼付面Waに沿いタイヤWの搬送方向Rに直交する軸線P9を軸に回転可能に支持する支持体62と、支持体62の基端側でローラ60をタイヤW側に付勢可能なスプリング等の付勢部63とを備えて構成されている。
従って、実施の形態に係るラベル貼付装置Sにより、タイヤWにラベルLを貼付するときは、図1に示す工程図も用いて説明すると、以下のようになる。
コンベアCによってタイヤWが搬送されてくると、先ず、ラベル貼付部1において、吸着板6が吸着位置Xでラベル送出部4から送出されたラベルLを吸着し、この吸着板6をエアシリンダ装置が貼付位置Yに進出させ、ラベルLをタイヤWの周面である貼付面Waに貼付する。
それから、ラベルLが貼付されたタイヤWが搬送されると、第一別ラベル押え部B1において、アクチュエータ51がパッド50を進出させ、パッド50をラベルLに当接させてラベルLを押圧する。この場合、第一及び第二ラベル押え集合部T1,T2の押圧に先立って、ラベルLがタイヤWに押圧されるので、ラベルLの貼付が安定させられる。
次に、タイヤWが搬送されると、図1乃至図4に示すように、タイヤWが第一ラベル押え集合部T1を通過する。この際には、第一ラベル押え集合部T1の複数の第一のラベル押え部10が、貼付されたラベルLをタイヤWの貼付面Waに押圧する。この場合、第一のラベル押え部10の第一ローラ11はタイヤWの貼付面Waに弾接し、しかも、第一ローラ11がタイヤWの搬送方向Rに直交する方向に沿って複数あるので、トレッドのあるタイヤWにおいてはその周面である貼付面Waが凹凸状になっているとともに湾曲して非平面状になっているが、各第一ローラ11が個別にラベルLを転動して押えるので、1つのローラでまかなう場合に比較して、凹凸や湾曲に追従することができ、それだけ、ラベルLの貼付を確実にして剥がれ防止を図ることができるようになる。
また、この第一のラベル押え部10においては、エアシリンダ装置16からなるダンパ15を用いたので、第一ローラ11の弾接力を確保し易くなり、タイヤWのように比較的重量のあるものである場合には、タイヤWからの反力が大きくなるが、これに確実に対応できるようになる。更に、第一位置調整機構20により、第一ローラ11の位置調整を行って、第一ローラ11の弾接力を適正なものに調整しているので、これによっても、タイヤWからの反力に確実に対応することができる。
次にまた、タイヤWが搬送されると、図1,図5乃至図7に示すように、タイヤWが第二ラベル押え集合部T2を通過する。この際には、第二ラベル押え集合部T2の複数の第二のラベル押え部30が、貼付されたラベルLをタイヤWの貼付面Waに押圧する。この場合、第二のラベル押え部30の第二ローラ31はタイヤWの貼付面Waに弾接し、しかも、第二ローラ31がタイヤWの搬送方向Rに直交する方向に沿って複数あるので、トレッドのあるタイヤWにおいてはその周面である貼付面Waが凹凸状になっているとともに湾曲して非平面状になっているが、各第二ローラ31が個別にラベルLを転動して押えるので、1つのローラでまかなう場合に比較して、凹凸や湾曲に追従することができ、それだけ、ラベルLの貼付を確実にして剥がれ防止を図ることができるようになる。更に、第二位置調整機構40により、第二ローラ31の位置調整を行って、第二ローラ31の弾接力を適正なものに調整しているので、タイヤWからの反力に確実に対応することができる。
また、上流側の第一ローラ11の列と、下流側の第二ローラ31の列との位相をずらしたので、ラベルLに対するローラの転動部位を異ならせることができ、より一層ラベルLの貼付を確実にすることができる。特に、ラベルLの、搬送方向R両側部位に第二ローラ31が転動するように配置したので、ラベルLの端末の貼付が確実に行われ、ラベルLの貼付を確実にして剥がれ防止を図ることができるようになる。
その後、タイヤWが搬送されると、図1及び図8に示すように、第二別ラベル押え部B2において、タイヤWがローラ60を通過する。そのため、ローラ60がラベルLを更に押圧する。この場合、第一及び第二ラベル押え集合部T1,T2の押圧の他に、更にローラ60で仕上げの押圧を行うので、より一層、ラベルLの貼付が安定させられる。
尚、上記実施の形態では、第一ラベル押え集合部T1の第一ローラ11の数を2つとしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、3つ以上設けても良く、適宜変更して差し支えない。また、第二ラベル押え集合部T2の第二ローラ31の数を4つとしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、2つ,3つにし、あるいは、5つ以上設けても良く、適宜変更して差し支えない。更にまた、第一ラベル押え集合部T1及び第二ラベル押え集合部T2において、第一のラベル押え部10と第二のラベル押え部30を混合して構成しても良く、適宜変更して差し支えない。また、第一ラベル押え集合部T1と第二ラベル押え集合部T2との順番も上記に限定されない。更に、ラベル押え集合部の数や種類も、上記に限定されず、例えば、第一ラベル押え集合部T1を、タイヤWの搬送方向Rに沿って2以上設ける等、適宜変更して差し支えない。
尚また、上記実施の形態において、物品をタイヤWの場合で説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、種々の物品に適用して良い。また、例えば段ボール箱のような貼付面Waが平面状の物品に適用しても良いことは勿論である。
S ラベル貼付装置
W タイヤ(物品)
Wa 貼付面
L ラベル
C コンベア(搬送部)
R 搬送方向
1 ラベル貼付部
6 吸着板
T1 第一ラベル押え集合部
10 第一のラベル押え部
P1 軸線
11 第一ローラ
12 第一弾接機構
13 支持部
14 アーム部材
15 ダンパ
20 第一位置調整機構
T2 第二ラベル押え集合部
30 第二のラベル押え部
P6 軸線
31 第二ローラ
32 第二弾接機構
33 支持体
34 板バネ
40 第二位置調整機構
B1 第一別ラベル押え部
50 パッド
51 アクチュエータ
B2 第二別ラベル押え部
60 ローラ
61 弾接機構部

Claims (8)

  1. 搬送部によって搬送される物品の貼付面にラベルを貼付するラベル貼付部と、該ラベル貼付部によって貼付されたラベルを物品の貼付面に押圧するラベル押え部とを備えたラベル貼付装置であって、
    上記ラベル押え部を、上記物品の貼付面に沿い該物品の搬送方向に直交する軸線を軸に回転可能に設けられ該物品の搬送による移動によって該物品の貼付面を転動してラベルを押圧するとともに軸方向長さがラベルの幅よりも小さいローラと、該ローラを物品に対して弾接させる弾接機構とを備えて構成し、該ラベル押え部を複数備えたラベル押え集合部を設け、該ラベル押え集合部を、上記各ラベル押え部のローラが上記物品の貼付面に沿い該物品の搬送方向に直交する軸線方向に沿って複数配置されるように構成し
    上記ローラが上記物品の貼付面に対して上記物品の搬送方向に直交する軸線方向に進退動可能にした位置調整機構を設けたことを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 上記ラベル押え集合部を、上記物品の搬送方向に沿って複数設けたことを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  3. 上記ラベル押え部の全部もしくは一部の弾接機構を、先端側で上記ローラを上記物品の貼付面に沿い該物品の搬送方向に直交する軸線を軸に回転可能に支持する支持部と、一端側で上記支持部の基端側を回動可能に軸支し他端側を機台側に支持してなるアーム部材と、一端部が上記支持部に回動可能に軸支され他端部が機台側に回動可能に軸支され常時上記ローラを物品側に付勢する伸縮可能なダンパとを備えて構成したことを特徴とする請求項1または2記載のラベル貼付装置。
  4. 上記ダンパを、ピストン及びシリンダを備えたエアシリンダ装置で構成したことを特徴とする請求項3記載のラベル貼付装置。
  5. 上記ラベル押え部の全部もしくは一部の弾接機構を、上記ローラを上記物品の貼付面に沿い該物品の搬送方向に直交する軸線を軸に回転可能に支持する支持体と、一端が上記支持体に固定され他端が機台側に固定される板バネとを備えて構成したことを特徴とする請求項1または2記載のラベル貼付装置。
  6. 上記ラベル押え集合部の上記物品の搬送方向上流側及び/または下流側に、上記ラベル押え部とは別の別ラベル押え部を設けたことを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  7. 上記別ラベル押え部を、上記ラベルより大きな当接面を有するパッドと、該パッドを進退動可能に支持し進出時に該パッドをラベルに押圧するアクチュエータとを備えて構成したことを特徴とする請求項記載のラベル貼付装置。
  8. 上記別ラベル押え部を、上記物品の貼付面に沿い該物品の搬送方向に直交する軸線を軸に回転可能に設けられ該物品の搬送による移動によって該物品の貼付面に転動してラベルを押圧するとともに軸方向長さがラベルの幅よりも大きいローラと、該ローラを物品に対して弾接させる弾接機構部とを備えて構成したことを特徴とする請求項記載のラベル貼付装置。
JP2013166193A 2013-08-09 2013-08-09 ラベル貼付装置 Active JP6125947B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013166193A JP6125947B2 (ja) 2013-08-09 2013-08-09 ラベル貼付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013166193A JP6125947B2 (ja) 2013-08-09 2013-08-09 ラベル貼付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015034037A JP2015034037A (ja) 2015-02-19
JP6125947B2 true JP6125947B2 (ja) 2017-05-10

Family

ID=52542862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013166193A Active JP6125947B2 (ja) 2013-08-09 2013-08-09 ラベル貼付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6125947B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6758084B2 (ja) * 2016-05-13 2020-09-23 イーデーエム株式会社 ラベル貼付装置
CN108407204A (zh) * 2018-05-09 2018-08-17 东莞市景华自动化科技有限公司 吸标机构及包含该吸标机构的模内贴标机

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS431314Y1 (ja) * 1964-10-21 1968-01-22
JPS5410869Y2 (ja) * 1976-01-14 1979-05-17
JPS5410877Y2 (ja) * 1976-11-15 1979-05-17
JPS6062413U (ja) * 1983-10-05 1985-05-01 サントリー株式会社 ラベル貼付装置
JP2003221021A (ja) * 2002-01-29 2003-08-05 Sumitomo Rubber Ind Ltd 自動ラベル貼付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015034037A (ja) 2015-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101514850B1 (ko) 튜브 롤링 장치
JP5657931B2 (ja) 折畳みチラシを形成し付与するための方法及び装置
WO2010130429A1 (fr) Unité d'éjection de déchets a changement d'outil facilité pour une machine de production d'emballages
JP6125947B2 (ja) ラベル貼付装置
JP5086294B2 (ja) ラベリングマシン
WO2005017883A3 (en) Method and apparatus for delivering barcode-to-dose labels
EP2694280A2 (fr) Dispositif d'impression par estampage a chaud
EP2834177B1 (fr) Dispositif d'entraînement pour bande à estamper, module dérouleur et machine d'estampage ainsi équipée
EP2950673B1 (en) Apparatus and method for wrapping a sheet of wrapping material around a rod-shaped article
JP2005053586A5 (ja)
JP2008037479A (ja) ラベル貼付装置
JP5800522B2 (ja) ラベル貼付装置
JP4512396B2 (ja) ラベル貼付装置
JP5132340B2 (ja) ラベル貼付装置
JP5622545B2 (ja) タイヤ構成部材の供給装置、未加硫タイヤの製造装置および未加硫タイヤの製造方法
JP2005280821A (ja) ラベル貼付装置
JP2010504256A (ja) クーポン位置決め及び回転ホイール
JP5186572B2 (ja) ラベル貼付装置
JP6122818B2 (ja) ラベリングマシン
JP3721534B2 (ja) 横型包装機におけるフィルムロールのセット装置
JP4306861B2 (ja) ラベル装着装置
JP4306867B2 (ja) ラベル装着装置
JP2024502172A (ja) 移動物体に物品を貼り付けるためのデバイス
JP6366350B2 (ja) ラベル拡開機構
JP5689675B2 (ja) ラベル装着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6125947

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250