JP6125699B1 - 嘔吐物処理材及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】 被覆材料の無駄を小さく抑えつつ、粒状体の固まり強度を高めるのに適した構造の嘔吐物処理材、及びその製造方法を提供する。【解決手段】 嘔吐物処理材1は、嘔吐物を吸収する複数の粒状体10からなる。粒状体10は、芯部12、及び被覆部14を備えている。芯部12は、略円形の断面を有する粒状をしている。被覆部14は、芯部12を覆っている。被覆部14は、嘔吐物を吸収した複数の粒状体10どうしを接着させる機能を有する。上記断面において、芯部12の一方の側における被覆部14の厚みは、芯部12の他方の側における被覆部14の厚みよりも大きい。【選択図】 図2

Description

本発明は、嘔吐物処理材及びその製造方法に関する。
特許文献1には、嘔吐物の処理に用いられる汚物処理材が記載されている。同文献に記載された汚物処理材は、吸水性を有する複数の粒状体からなる。各粒状体は、粒状の芯部と、芯部を覆う被覆部とを備えている。芯部は、再生プラスチック材料の粉砕物及び紙粉を含む混合物を押出造粒することにより形成されている。被覆部は、高吸水性樹脂を含有する被覆材料を芯部の表面に付着させることにより形成されている。この被覆部は、水分を吸収した粒状体どうしを接着させる機能を有する。
この汚物処理材を嘔吐物の処理に用いる場合、嘔吐物の上に複数の粒状体を敷き詰めればよい。それにより、各粒状体に嘔吐物が吸収される。嘔吐物を吸収した複数の粒状体は、被覆部の作用により相互に接着して固まりになる。かかる粒状体の固まりを取り除くことにより、嘔吐物を処理することができる。
特開2003−219746号公報
このように嘔吐物を粒状体に吸収させることにより、床上や路上等の嘔吐物の処理が容易になる。しかしながら、この場合、嘔吐物は、各粒状体の下面(嘔吐物に対向する面)から吸収されるため、各粒状体の上部まで行き渡りにくい。それゆえ、粒状体の固まり形成には、芯部の下側に存在する被覆部が専ら寄与する。すなわち、芯部の上側に存在する被覆部は、固まり形成への寄与が小さい。このことは、嘔吐物を吸収した粒状体の固まり強度を低下させるばかりか、被覆材料の無駄遣いにもなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、被覆材料の無駄を小さく抑えつつ、粒状体の固まり強度を高めるのに適した構造の嘔吐物処理材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明による嘔吐物処理材は、嘔吐物を吸収する複数の粒状体からなる嘔吐物処理材であって、上記各粒状体は、略円形の断面を有する粒状の芯部と、上記芯部を覆うように設けられ、上記嘔吐物を吸収した上記複数の粒状体どうしを接着させる機能を有する被覆部とを、備え、上記断面において、上記芯部の一方の側における上記被覆部の厚みは、上記芯部の他方の側における上記被覆部の厚みよりも大きいことを特徴とする。
この嘔吐物処理材においては、芯部の一方の側における被覆部の厚みが、他方の側における被覆部の厚みよりも大きい。このため、一方の側(被覆部の厚みが比較的大きい側)から嘔吐物を吸収させることにより、多くの被覆部を固まり形成に寄与させることができる。このことは、嘔吐物を吸収した粒状体の固まり強度を高めるのに有利である。このとき、他方の側の被覆部は、固まり形成への寄与が小さいところ、その厚みは比較的小さい。このように固まり形成への寄与が小さい被覆部の厚みを小さくすることにより、被覆材料の無駄を小さく抑えることができる。
また、本発明による嘔吐物処理材の製造方法は、嘔吐物を吸収する複数の粒状体からなる嘔吐物処理材を製造する方法であって、上記複数の粒状体を形成する粒状体形成工程を含み、上記粒状体形成工程は、略円形の断面を有する粒状の芯部を形成する芯部形成工程と、上記芯部を覆うように、上記嘔吐物を吸収した上記複数の粒状体どうしを接着させる機能を有する被覆部を形成する被覆部形成工程と、を含み、上記被覆部形成工程においては、上記断面において、上記芯部の一方の側における上記被覆部の厚みが、上記芯部の他方の側における上記被覆部の厚みよりも大きくなるように、上記被覆部を形成することを特徴とする。
この製造方法においては、芯部の一方の側における被覆部の厚みが他方の側における被覆部の厚みよりも大きくなるように、被覆部が形成される。このため、製造後の嘔吐物処理材においては、一方の側(被覆部の厚みが比較的大きい側)から嘔吐物を吸収させることにより、多くの被覆部を固まり形成に寄与させることができる。このことは、嘔吐物を吸収した粒状体の固まり強度を高めるのに有利である。このとき、他方の側の被覆部は、固まり形成への寄与が小さいところ、その厚みは比較的小さい。このように固まり形成への寄与が小さい被覆部の厚みを小さくすることにより、被覆材料の無駄を小さく抑えることができる。
本発明によれば、被覆材料の無駄を小さく抑えつつ、粒状体の固まり強度を高めるのに適した構造の嘔吐物処理材、及びその製造方法が実現される。
本発明による嘔吐物処理材の一実施形態を示す模式図である。 粒状体10を示す断面図である。 図1の嘔吐物処理材の使用時の様子を示す模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明による嘔吐物処理材の一実施形態を示す模式図である。嘔吐物処理材1は、嘔吐物の処理に用いられる処理材であって、複数の粒状体10からなる。
粒状体10は、吸水性を有しており、嘔吐物を吸収する。粒状体10は、有機物を主材料としている。ここで、粒状体10の主材料とは、粒状体10を構成する材料のうち、当該粒状体10に占める重量割合が最大のものをいう。有機物としては、例えば、紙類、茶殻、プラスチック類又はオカラを用いることができる。
紙類は、パルプを主体とする材料をいう。紙類としては、例えば、通常の紙の他にも、塩ビ壁紙分級物(塩ビ壁紙を分級することにより得られる紙)、フラッフパルプ、製紙スラッジ、パルプスラッジ等が挙げられる。プラスチック類としては、例えば、紙おむつ分級物(紙おむつを分級することにより得られるプラスチック)を用いてもよい。オカラは、乾燥オカラであることが好ましい。
図2は、粒状体10を示す断面図である。粒状体10は、芯部12、及び被覆部14を備えている。芯部12は、粒状をしており、同図に示すように略円形の断面を有している。かかる粒状の形状としては、例えば、球、円柱、楕円体等が挙げられる。芯部12は、嘔吐物を吸水及び保水する機能を有する。芯部12は、有機物を主材料としている。
芯部12は、接着性材料を含有していてもよいし、含有していなくてもよい。接着性材料としては、例えば、CMC(カルボキシメチルセルロース)、PVA(ポリビニルアルコール)、デキストリン、又は吸水性ポリマーを用いることができる。
被覆部14は、芯部12を覆っている。被覆部14は、芯部12の表面全体を覆っている。被覆部14は、接着性材料を含有しており、嘔吐物を吸収した複数の粒状体10どうしを接着させる機能を有する。被覆部14も、有機物を主材料としている。
図2に示す断面において、芯部12の一方の側(図中の下側)における被覆部14の厚みd1は、芯部12の他方の側(図中の上側)における被覆部14の厚みd2よりも大きい。厚みd1は、厚みd2の2倍以上であることが好ましい。例えば、厚みd1は1mm以上であり、厚みd2は0.5mm以下である。被覆部14の厚みは、一方の側から他方の側に向かうにつれて次第に小さくなることが好ましい。
各粒状体10は、嘔吐物中の酸を中和する中和剤を含有している。中和剤は、芯部12及び被覆部14のうち被覆部14にのみ含有されている。かかる中和剤としては、例えば、水酸化ナトリウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウム等を用いることができる。
嘔吐物を吸収した後の各粒状体10は、暗色系の色(例えば、黒色又は灰色)を呈するように構成されている。例えば、各粒状体10に活性炭を含有させることにより、嘔吐物を吸収した後の各粒状体10が暗色系の色を呈するようにすることができる。活性炭は、芯部12及び被覆部14の双方に含有されてもよいし、何れか一方にのみ含有されてもよい。各粒状体10は、暗色系の色に予め着色されていてもよい。すなわち、粒状体10は、嘔吐物を吸収する前後を通じて、暗色系の色を呈してもよい。あるいは、各粒状体10は、嘔吐物を吸収する前は明色系の色(例えば、白色又は黄色)を呈しており、嘔吐物を吸収したときに変色して暗色系の色を呈するように構成されていてもよい。このように変色する粒状体10は、例えば、嘔吐物の水分に反応して発色又は変色する色素材料を被覆部14に含有させておくことによっても、実現することができる。
図3は、嘔吐物処理材1の使用時の様子を示す模式図である。同図に示すように、嘔吐物90の上に複数の粒状体10が敷かれている。このとき、上記一方の側(被覆部14の厚みが比較的大きい側)が下向きになるようにする。これにより、当該側から各粒状体10に嘔吐物90が吸収される。嘔吐物90を吸収した複数の粒状体10は、被覆部14の作用により相互に接着して固まりになる。かかる粒状体10の固まりを取り除くことにより、嘔吐物90を処理することができる。
続いて、本発明による嘔吐物処理材の製造方法の一実施形態として、嘔吐物処理材1の製造方法の一例を説明する。この製造方法は、複数の粒状体10を形成する粒状体形成工程を含んでいる。粒状体形成工程は、芯部形成工程、及び被覆部形成工程を含んでいる。
芯部形成工程は、芯部12を形成する工程である。この工程においては、造粒装置を用いて芯部材料(芯部12を構成する材料)を造粒することにより、複数の芯部12を形成する。造粒装置としては、例えば押出造粒機を用いることができる。造粒に先立って、芯部材料には、粉砕、混練、加水等の前処理が必要に応じて行われる。
被覆部形成工程は、芯部12を覆うように被覆部14を形成する工程である。被覆部14を形成するには、各芯部12の表面に粉体状の被覆材料(被覆部14を構成する材料)を付着させればよい。被覆材料の付着は、例えば、散布又は噴霧により行うことができる。このとき、芯部12の一方の側により多くの被覆材料を付着させることにより、当該一方の側における被覆部14の厚みd1が他方の側における被覆部14の厚みd2よりも大きくなるようにする。その後、篩分け(分粒)、乾燥等の後処理が必要に応じて行われる。以上により、複数の粒状体10からなる***物処理材1が得られる。
本実施形態の効果を説明する。本実施形態においては、芯部12の一方の側における被覆部14の厚みd1が、他方の側における被覆部14の厚みd2よりも大きくなるように、被覆部14が形成されている。このため、一方の側(被覆部14の厚みが比較的大きい側)から嘔吐物を吸収させることにより、多くの被覆部14を固まり形成に寄与させることができる。このことは、嘔吐物を吸収した粒状体10の固まり強度を高めるのに有利である。このとき、他方の側の被覆部14は、固まり形成への寄与が小さいところ、その厚みd2は比較的小さい。このように固まり形成への寄与が小さい被覆部14の厚みを小さくすることにより、被覆材料の無駄を小さく抑えることができる。したがって、被覆材料の無駄を小さく抑えつつ、粒状体10の固まり強度を高めるのに適した構造の嘔吐物処理材1、及びその製造方法が実現されている。
このように粒状体10の固まり形成に被覆部14を効率良く寄与させるには、厚みd1と厚みd2との差が大きい方が有利である。かかる観点から、厚みd1は、厚みd2の2倍以上であることが好ましい。また、厚みd1は1mm以上であり、厚みd2は0.5mm以下であることが好ましい。
ところで、嘔吐物の吸収量は、一方の側(嘔吐物に近い側)から他方の側(嘔吐物から遠い側)に向かうにつれて次第に少なくなる。したがって、被覆部14の厚みが一方の側から他方の側に向かうにつれて次第に小さくなっている場合、吸収量が多い部分ほど被覆部14の厚みが大きくなる。このため、粒状体10の固まり形成に被覆部14を一層効率良く寄与させることができる。
粒状体10は、芯部12及び被覆部14からなる二層構造を有している。これにより、吸水・保水機能は主に芯部12に担わせ、固まり形成機能は主に被覆部14に担わせるというように、機能を分担させることができる。そして、芯部12及び被覆部14の材料として、それぞれの機能に適したものを選択することにより、複数の機能を共に高めることができる。
芯部12が接着性材料を含有していない場合、粒状体10の固まり形成には被覆部14のみが寄与することになる。それゆえ、この場合、被覆部14を固まり形成に効率良く寄与させることのできる嘔吐物処理材1が、特に有用となる。
粒状体10は、有機物を主材料としている。これにより、焼却処分に適した粒状体10を得ることができる。このように粒状体10が焼却処分に適していれば、使用済みの嘔吐物処理材1を可燃ゴミとして捨てることができるため、ユーザにとっての利便性が向上する。ただし、粒状体10が有機物を主材料とすることは、必須でない。
粒状体10は、嘔吐物中の酸を中和する中和剤を含有している。これにより、嘔吐物を酸性から中性に近づけることができる。この点、吸水性ポリマーは、酸性の水分よりも中性の水分を吸収しやすい性質を有する。したがって、被覆部14が接着性材料として吸水性ポリマーを含有する場合、嘔吐物を酸性から中性に近づけることにより、被覆部14の固まり形成機能を高めることができる。
中和剤は、芯部12及び被覆部14のうち被覆部14にのみ含有されている。この点に関し、粒状体10に吸収される嘔吐物は、被覆部14を通って芯部12に達する。それゆえ、中和剤を被覆部14に含有させることにより、芯部12に含有させた場合よりも早く嘔吐物中の酸を中和することができる。また、芯部12に中和剤を含有させないことにより、嘔吐物処理材1の製造コストを小さく抑えることができる。
嘔吐物を吸収した後の粒状体10は、暗色系の色を呈する。この場合、嘔吐物の色が目立たなくなる。これにより、嘔吐物を目にすることによる不快感を緩和することができる。ただし、嘔吐物を吸収した後の粒状体10が暗色系の色を呈することは、必須でない。
粒状体10が活性炭を含有する場合、粒状体10を暗色系の色にするだけでなく、粒状体10に脱臭効果をもたせることもできる。
粒状体10が暗色系の色に予め着色されている場合、嘔吐物を吸収した後に暗色系の色を呈する粒状体10を容易に実現することができる。他方、粒状体10が嘔吐物を吸収する前は明色系の色を呈しており、嘔吐物を吸収したときに変色して暗色系の色を呈するようになる場合、使用前の粒状体10の美観を高めることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、芯部12及び被覆部14のうち被覆部14にのみ中和剤が含有された場合を例示した。しかし、中和剤は、芯部12及び被覆部14のうち芯部12にのみ含有されてもよいし、芯部12及び被覆部14の双方に含有されてもよい。ただし、粒状体10が中和剤を含有することは、必須でない。
1 嘔吐物処理材
10 粒状体
12 芯部
14 被覆部
90 嘔吐物

Claims (22)

  1. 嘔吐物を吸収する複数の粒状体からなる嘔吐物処理材であって、
    前記各粒状体は、
    円形の断面を有し、前記嘔吐物を吸水及び保水する機能を有する粒状の芯部と、
    前記芯部を覆うように設けられ、前記嘔吐物を吸収した前記複数の粒状体どうしを接着させる機能を有する被覆部とを、備え、
    前記芯部の前記断面と同一平面内にある前記各粒状体の断面において、前記芯部の一方の側における前記被覆部の厚みは、前記芯部の他方の側における前記被覆部の厚みよりも大きいことを特徴とする嘔吐物処理材。
  2. 請求項1に記載の嘔吐物処理材において、
    前記一方の側における前記被覆部の厚みは、前記他方の側における前記被覆部の厚みの2倍以上である嘔吐物処理材。
  3. 請求項2に記載の嘔吐物処理材において、
    前記一方の側における前記被覆部の厚みは、1mm以上であり、
    前記他方の側における前記被覆部の厚みは、0.5mm以下である嘔吐物処理材。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の嘔吐物処理材において、
    前記被覆部の厚みは、前記一方の側から前記他方の側に向かうにつれて次第に小さくなる嘔吐物処理材。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の嘔吐物処理材において、
    前記各粒状体は、有機物を主材料としている嘔吐物処理材。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の嘔吐物処理材において、
    前記芯部は、接着性材料を含有していない嘔吐物処理材。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の嘔吐物処理材において、
    前記被覆部は、吸水性ポリマーを含有している嘔吐物処理材。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の嘔吐物処理材において、
    前記各粒状体は、前記嘔吐物中の酸を中和する中和剤を含有している嘔吐物処理材。
  9. 請求項8に記載の嘔吐物処理材において、
    前記中和剤は、前記芯部及び前記被覆部のうち前記被覆部にのみ含有されている嘔吐物処理材。
  10. 請求項1乃至9の何れかに記載の嘔吐物処理材において、
    前記嘔吐物を吸収した後の前記各粒状体は、暗色系の色を呈する嘔吐物処理材。
  11. 請求項10に記載の嘔吐物処理材において、
    前記各粒状体は、活性炭を含有している嘔吐物処理材。
  12. 請求項10又は11に記載の嘔吐物処理材において、
    前記各粒状体は、前記暗色系の色に予め着色されている嘔吐物処理材。
  13. 請求項10又は11に記載の嘔吐物処理材において、
    前記各粒状体は、前記嘔吐物を吸収する前は明色系の色を呈しており、前記嘔吐物を吸収したときに変色して前記暗色系の色を呈するようになる嘔吐物処理材。
  14. 嘔吐物を吸収する複数の粒状体からなる嘔吐物処理材を製造する方法であって、
    前記複数の粒状体を形成する粒状体形成工程を含み、
    前記粒状体形成工程は、
    円形の断面を有し、前記嘔吐物を吸水及び保水する機能を有する粒状の芯部を形成する芯部形成工程と、
    前記芯部を覆うように、前記嘔吐物を吸収した前記複数の粒状体どうしを接着させる機能を有する被覆部を形成する被覆部形成工程と、を含み、
    前記被覆部形成工程においては、前記芯部の前記断面と同一平面内にある前記各粒状体の断面において、前記芯部の一方の側における前記被覆部の厚みが、前記芯部の他方の側における前記被覆部の厚みよりも大きくなるように、前記被覆部を形成することを特徴とする嘔吐物処理材の製造方法。
  15. 請求項14に記載の嘔吐物処理材の製造方法において、
    前記被覆部形成工程においては、前記一方の側における前記被覆部の厚みが、前記他方の側における前記被覆部の厚みの2倍以上となるように、前記被覆部を形成する嘔吐物処理材の製造方法。
  16. 請求項14又は15に記載の嘔吐物処理材の製造方法において、
    前記被覆部形成工程においては、前記被覆部の厚みが前記一方の側から前記他方の側に向かうにつれて次第に小さくなるように、当該被覆部を形成する嘔吐物処理材の製造方法。
  17. 請求項14乃至16の何れかに記載の嘔吐物処理材の製造方法において、
    前記粒状体形成工程においては、前記嘔吐物中の酸を中和する中和剤を含有する前記複数の粒状体を形成する嘔吐物処理材の製造方法。
  18. 請求項17に記載の嘔吐物処理材の製造方法において、
    前記粒状体形成工程においては、前記中和剤が前記芯部及び前記被覆部のうち前記被覆部にのみ含有されるように、前記複数の粒状体を形成する嘔吐物処理材の製造方法。
  19. 請求項14乃至18の何れかに記載の嘔吐物処理材の製造方法において、
    前記粒状体形成工程においては、前記嘔吐物を吸収した後に暗色系の色を呈する前記複数の粒状体を形成する嘔吐物処理材の製造方法。
  20. 請求項19に記載の嘔吐物処理材の製造方法において、
    前記粒状体形成工程においては、活性炭を含有する前記複数の粒状体を形成する嘔吐物処理材の製造方法。
  21. 請求項19又は20に記載の嘔吐物処理材の製造方法において、
    前記粒状体形成工程においては、前記暗色系の色に予め着色された前記複数の粒状体を形成する嘔吐物処理材の製造方法。
  22. 請求項19又は20に記載の嘔吐物処理材の製造方法において、
    前記粒状体形成工程においては、前記嘔吐物を吸収する前は明色系の色を呈し、前記嘔吐物を吸収したときに変色して前記暗色系の色を呈するようになる前記複数の粒状体を形成する嘔吐物処理材の製造方法。
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