JP6125387B2 - 鍵盤装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、鍵盤装置及びプログラムに関する。
タッチパネルディスプレイを有する電子音楽装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。ユーザが、五線譜上の1小節目の1拍目辺りをタッチするとタッチ位置に最も近いグリッドが判定され、最寄りのグリッドの先頭に位置する目盛りの上にカーソルが表示され音符が入力できることを知らせる。このとき、タッチ位置の音高が鍵盤の中央あるいは中央付近に来るように表示鍵域が左/右に自動的にスクロールする。次に入力したい音高に対応する鍵を指で押さえると、当該鍵の色が変わり、その指を離すと破線で描かれたカーソルの位置に対応する五線譜上の位置に指定された音高の音符が入力される。指を離す前に五線譜上を再度タッチしてカーソルの位置を動かすと、入力音符の音符長も指定できる。音符を入力後カーソルは自動的に1目盛り分進む。
特開2013−37237号公報
表示鍵域が左/右に自動的にスクロールすると、入力可能な鍵域が変更されるので、現在表示されている鍵域が五線譜上のどの音高範囲に対応するのかが分かりくい。その結果、音符の入力が容易ではないという課題がある。
本発明の目的は、表示される鍵盤の鍵域と五線譜上の音高の範囲との対応関係を分かりやすくすることができる鍵盤装置及びプログラムを提供することである。
本発明の鍵盤装置は、鍵盤を表示する鍵盤表示部と、前記鍵盤表示部により表示されている鍵盤の鍵域に対応する音高の範囲を第1の五線譜上に表示する第1の五線譜表示部と、前記鍵盤の表示鍵域の範囲を変更指示する変更指示部と、前記鍵盤表示部により表示されている鍵盤上の鍵が選択されると、前記選択された鍵に対応する音高の音符データを生成するデータ生成部とを有し、前記鍵盤表示部は、前記変更指示部により変更指示されると、前記変更指示部により変更指示された範囲の鍵域の鍵盤を表示し、前記第1の五線譜表示部は、前記変更指示部により変更指示されると、前記変更指示部により変更指示された範囲の鍵盤の鍵域に対応する音高の範囲を前記第1の五線譜上に表示することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、鍵盤を表示する鍵盤表示ステップと、前記鍵盤表示ステップにより表示されている鍵盤の鍵域に対応する音高の範囲を第1の五線譜上に表示する第1の五線譜表示ステップと、前記鍵盤の表示鍵域の範囲を変更指示する変更指示ステップと、前記鍵盤表示部により表示されている鍵盤上の鍵が選択されると、前記選択された鍵に対応する音高の音符データを生成するデータ生成ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記鍵盤表示ステップでは、前記変更指示ステップにより変更指示されると、前記変更指示ステップにより変更指示された範囲の鍵域の鍵盤を表示し、前記第1の五線譜表示ステップでは、前記変更指示ステップにより変更指示されると、前記変更指示ステップにより変更指示された範囲の鍵盤の鍵域に対応する音高の範囲を前記第1の五線譜上に表示することを特徴とする。
変更指示された範囲の鍵盤の鍵域に対応する音高の範囲を第1の五線譜上に表示することにより、表示される鍵盤の鍵域と五線譜上の音高の範囲との対応関係を分かりやすくすることができる。
図1は、鍵盤装置の縮小処理及び拡大処理の方法を示すフローチャートである。 図2は、鍵盤装置の移動処理の方法を示すフローチャートである。 図3は、鍵盤装置の鍵盤クリック処理の方法を示すフローチャートである。 図4は、CPUが表示装置に表示する画面を示す図である。 図5は、図4の鍵盤及び第1の五線譜の拡大図である。 図6は、縮小表示された鍵盤を示す図である。 図7は、移動表示された鍵盤を示す図である。 図8は、鍵盤装置を実現するためのコンピュータのハードウエア構成例を示す図である。 図9は、鍵盤装置の構成例を示す図である。
図9は、本発明の実施形態による鍵盤装置900の構成例を示す図である。鍵盤装置900は、鍵盤表示部901、第1の五線譜表示部902、第2の五線譜表示部903、変更指示部904、鍵選択部905、音価指定部906及びデータ生成部907を有する。変更指示部904は、倍率変更指示部908及び移動指示部909を有する。
図8は、図9の鍵盤装置900を実現するためのコンピュータのハードウエア構成例を示す図である。コンピュータは、例えば、パーソナルコンピュータ又はタブレット型コンピュータである。バス801には、中央処理装置(CPU)802、ROM803、RAM804、ネットワークインタフェース805、入力装置806、出力装置807及び外部記憶装置808が接続されている。CPU802は、データの処理又は演算を行うと共に、バス801を介して接続された各種構成要素を制御するものである。ROM803には、予めCPU802の制御手順(コンピュータプログラム)を記憶させておき、このコンピュータプログラムをCPU802が実行することにより、起動する。外部記憶装置808にコンピュータプログラムが記憶されており、そのコンピュータプログラムがRAM804にコピーされ、CPU802により実行される。RAM804は、データの入出力、送受信のためのワークメモリ、各構成要素の制御のための一時記憶として用いられる。外部記憶装置808は、例えばハードディスク記憶装置やCD−ROM等であり、電源を切っても記憶内容が消えない。CPU802は、RAM804内のコンピュータプログラムを実行することにより、後述の図1〜図3の鍵盤装置900の処理を行う。ネットワークインタフェース805は、インターネット等のネットワークに接続するためのインタフェースである。入力装置806は、パーソナルコンピュータではキーボード及びマウス等であり、タブレット型コンピュータではタッチパネルであり、各種指定又は入力等を行うことができる。出力装置807は、表示装置、スピーカ及びプリンタ等である。
本実施形態は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び上記のプログラム等のコンピュータプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
図4はCPU802が出力装置(表示装置)807に表示する画面を示す図であり、図5は図4の鍵盤401及び第1の五線譜402の拡大図である。鍵盤表示部901は、鍵盤401を表示する。第1の五線譜表示部902は、図5に示すように、鍵盤401の鍵域に対応する音高の範囲501を第1の五線譜402上に表示する。例えば、鍵盤401は、左端の鍵の音高が「C4」であり、右端の鍵の音高が「E5」であり、「C4」〜「E5」の鍵域が表示されている。第1の五線譜402は、大譜表であり、ト音譜表(ト音記号で表される五線譜)及びヘ音譜表(ヘ音記号で表される五線譜)を有する。また、第1の五線譜402は、明るい表示領域501及び暗い表示領域502を有する。明るい表示領域501は、鍵盤401の表示鍵域の音高「C4」〜「E5」に対応する第1の五線譜402上の音高の範囲である。暗い表示領域502は、鍵盤401の表示鍵域の音高「C4」〜「E5」以外の第1の五線譜402上の音高の範囲である。
変更指示部904は、倍率変更指示部908及び移動指示部909を有し、ユーザがボタン511〜513をマウスでクリックすることにより、鍵盤401の表示鍵域の範囲を変更指示することができる。倍率変更指示部908は、ユーザが縮小ボタン511又は拡大ボタン513をマウスでクリックすると、鍵盤401の表示倍率を変更指示する。
例えば、ユーザが図5の縮小ボタン511をマウスでクリックすると、倍率変更指示部908は、鍵盤401の表示倍率の縮小を指示する。すると、鍵盤表示部901は、図6に示すように、倍率変更指示部908により縮小指示された範囲の鍵域の鍵盤401を表示する。また、第1の五線譜表示部902は、図6に示すように、倍率変更指示部908により縮小指示されると、倍率変更指示部908により縮小指示された範囲の鍵盤401の鍵域に対応する音高の範囲501を第1の五線譜402上に表示する。図6では、鍵盤401は、左端の鍵の音高が「G3」であり、右端の鍵の音高が「G5」であり、「G3」〜「G5」の鍵域が表示されている。図6の鍵盤401は、図5の鍵盤401に対して、縮小表示され、広い鍵域が表示される。また、図6では、明るい表示領域501は、鍵盤401の表示鍵域の音高「G3」〜「G5」に対応する第1の五線譜402上の音高の範囲である。暗い表示領域502は、鍵盤401の表示鍵域の音高「G3」〜「G5」以外の第1の五線譜402上の音高の範囲である。
また、ユーザが図6の拡大ボタン513をマウスでクリックすると、倍率変更指示部908は、鍵盤401の表示倍率の拡大を指示する。すると、鍵盤表示部901は、図5に示すように、倍率変更指示部908により拡大指示された範囲の鍵域の鍵盤401を表示する。また、第1の五線譜表示部902は、図5に示すように、倍率変更指示部908により拡大指示されると、倍率変更指示部908により拡大指示された範囲の鍵盤401の鍵域に対応する音高の範囲501を第1の五線譜402上に表示する。図5の鍵盤401は、図6の鍵盤401に対して、拡大表示され、狭い鍵域が表示される。
また、ユーザが図6の移動ボタン512をマウスでクリックし、鍵盤401をマウスで左又は右にドラッグ操作すると、移動指示部909は、鍵盤401の表示倍率を変えずに鍵盤401の表示鍵域の範囲を移動指示する。これにより、鍵盤表示部901は、図7に示すように、移動指示部909により移動指示された範囲の鍵域の鍵盤401を表示する。また、第1の五線譜表示部902は、図7に示すように、移動指示部909により移動指示された範囲の鍵盤401の鍵域に対応する音高の範囲501を第1の五線譜402上に表示する。図7では、鍵盤401は、左端の鍵の音高が「C4」であり、右端の鍵の音高が「B5」であり、「C4」〜「B5」の鍵域が表示されている。図7の鍵盤401は、図6の鍵盤401に対して、表示倍率が同じであり、表示範囲が移動している。また、図7では、明るい表示領域501は、鍵盤401の表示鍵域の音高「C4」〜「B5」に対応する第1の五線譜402上の音高の範囲である。暗い表示領域502は、鍵盤401の表示鍵域の音高「C4」〜「B5」以外の第1の五線譜402上の音高の範囲である。
以上のように、変更指示部904は、倍率変更指示部908及び移動指示部909を有し、ボタン511〜513のクリック操作により、鍵盤401の表示鍵域の範囲を変更指示する。倍率変更指示部908は、縮小ボタン511又は拡大ボタン513のクリック操作により、鍵盤401の表示倍率を変更指示する。移動指示部909は、移動ボタン512のクリック操作により、鍵盤401の表示倍率を変えずに鍵盤401の表示鍵域の範囲を移動指示する。鍵盤表示部901は、変更指示部904により変更指示されると、変更指示部904により変更指示された範囲の鍵域の鍵盤401を表示する。第1の五線譜表示部902は、変更指示部904により変更指示されると、変更指示部904により変更指示された範囲の鍵盤401の鍵域に対応する音高の範囲501を第1の五線譜402上に表示する。
次に、図4を参照しながら、楽譜データの入力方法を説明する。第2の五線譜表示部903は、第2の五線譜403及びその上のカーソル404を表示する。カーソル404の位置に楽譜データを入力することができる。
ユーザがパレット405上で音符の音価(長さ)又は休符の音価をマウスでクリックすると、音価指定部906は、クリックされた音符の音価又は休符の音価を指定する。次に、ユーザが鍵盤401上の鍵をマウスでクリックすると、鍵選択部905は、クリックされた鍵盤401上の鍵を選択し、選択された鍵に対応する音高の音を発音する。データ生成部907は、パレット405で指定された音価及び鍵盤401上で選択された鍵に対応する音高の音符データ又は休符データを生成する。第2の五線譜表示部903は、第2の五線譜403のカーソル404の位置であって、鍵盤401上で選択された鍵に対応する音高の位置に、データ生成部907により生成された音符データ又は休符データを表示する。
図1は、鍵盤装置900の縮小処理及び拡大処理の方法を示すフローチャートである。図8のCPU802は、鍵盤装置のプログラムを実行することにより、図1のフローチャートの処理を行う。以下、入力装置806がマウスの例を説明するが、入力装置806がタッチパネルの場合も同様である。
まず、縮小処理について説明する。ステップS101において、ユーザが縮小ボタン511をマウスでクリックすると、倍率変更指示部908は、ステップS102の処理に進む。ステップS102では、倍率変更指示部908は、現在の鍵盤401の表示倍率を変数curRatioとして設定する。
次に、ステップS103では、倍率変更指示部908は、表示倍率curRatioが最小倍率であるか否かをチェックする。最小倍率である場合には、表示倍率curRatioをそれ以上小さくできないので、処理を終了する。最小倍率でない場合には、ステップS104に進む。ステップS104では、倍率変更指示部908は、curRatio×0.8の値を新たな表示倍率curRatioとして設定する。なお、倍率変更指示部908は、curRatio×0.8の値が最小倍率より小さい場合には、最小倍率を新たな表示倍率curRatioとして設定する。その後、ステップS109に進む。
次に、拡大処理について説明する。ステップS105において、ユーザが拡大ボタン513をマウスでクリックすると、倍率変更指示部908は、ステップS106の処理に進む。ステップS106では、倍率変更指示部908は、現在の鍵盤401の表示倍率を変数curRatioとして設定する。
次に、ステップS107では、倍率変更指示部908は、表示倍率curRatioが最大倍率であるか否かをチェックする。最大倍率である場合には、表示倍率curRatioをそれ以上大きくできないので、処理を終了する。最大倍率でない場合には、ステップS108に進む。ステップS108では、倍率変更指示部908は、curRatio×1.25の値を新たな表示倍率curRatioとして設定する。なお、倍率変更指示部908は、curRatio×1.25の値が最大倍率より大きい場合には、最大倍率を新たな表示倍率curRatioとして設定する。その後、ステップS109に進む。
ステップS109では、鍵盤表示部901は、表示倍率curRatioで鍵盤401を出力装置(表示装置)807に表示する。
次に、ステップS110では、第1の五線譜表示部902は、画面に表示されている鍵盤401の左端の鍵の音高を変数lowKeyとして設定し、画面に表示されている鍵盤401の右端の鍵の音高を変数highKeyとして設定する。
次に、ステップS111では、第1の五線譜表示部902は、音高lowKeyに相当する第1の五線譜402上のY座標を変数lowYとして設定し、音高highKeyに相当する第1の五線譜402上のY座標を変数highYとして設定する。
次に、ステップS112では、第1の五線譜表示部902は、第1の五線譜402上にY座標lowYからY座標highYまでの領域501をそれ以外の領域502と区別して表示する。例えば、領域501は明るく表示され、領域502は暗く表示される。
図2は、鍵盤装置900の移動処理の方法を示すフローチャートである。図8のCPU802は、鍵盤装置のプログラムを実行することにより、図2のフローチャートの処理を行う。
まず、ステップS201において、ユーザが移動ボタン512をマウスでクリックし、鍵盤401をマウスで左又は右にドラッグ操作すると、移動指示部909は、ステップS202の処理に進む。ステップS202では、移動指示部909は、現在画面に表示されている鍵盤401の左端の鍵の音高を変数lowKeyとして設定し、現在画面に表示されている鍵盤401の右端の鍵の音高を変数highKeyとして設定する。また、移動指示部909は、表示可能な鍵盤401の最低鍵の音高を変数minKeyとして設定し、表示可能な鍵盤401の最高鍵の音高を変数maxKeyとして設定する。また、移動指示部909は、上記のマウスのドラッグ操作の左又は右の移動量を変数moveとして設定する。移動量moveは、右方向の移動では正値になり、左方向の移動では負値になる。
次に、ステップS203では、移動指示部909は、highKey+moveが最高鍵の音高maxKeyより大きいか否かをチェックする。大きい場合にはステップS206に進み、大きくない場合にはステップS204に進む。
ステップS206では、移動指示部909は、maxKey−highKeyを新たな移動量moveとして設定する。その後、ステップS207に進む。
ステップS204では、移動指示部909は、lowKey+moveが最低鍵の音高minKeyより小さいか否かをチェックする。小さい場合にはステップS205に進み、小さくない場合にはステップS207に進む。
ステップS205では、移動指示部909は、minKey−lowKeyを新たな移動量moveとして設定する。その後、ステップS207に進む。
ステップS207では、鍵盤表示部901は、lowKey+moveを新たな音高lowKeyとして設定し、highKey+moveを新たな音高highKeyとして設定する。
次に、ステップS208では、鍵盤表示部901は、音高lowKeyから音高highKeyまでの範囲の鍵域の鍵盤401を出力装置(表示装置)807に表示する。
次に、ステップS209では、第1の五線譜表示部902は、音高lowKeyに相当する第1の五線譜402上のY座標を変数lowYとして設定し、音高highKeyに相当する第1の五線譜402上のY座標を変数highYとして設定する。
次に、ステップS210では、第1の五線譜表示部902は、第1の五線譜402上にY座標lowYからY座標highYまでの領域501をそれ以外の領域502と区別して表示する。例えば、領域501は明るく表示され、領域502は暗く表示される。
図3は、鍵盤装置900の鍵盤クリック処理の方法を示すフローチャートである。図8のCPU802は、鍵盤装置のプログラムを実行することにより、図3のフローチャートの処理を行う。
まず、ステップS301において、ユーザが鍵盤401の鍵をマウスでクリックすると、データ生成部907は、ステップS302の処理に進む。ステップS302では、データ生成部907は、図4のパレット405で選択されているのが音符又は休符であるか否かをチェックする。音符又は休符である場合にはステップS303に進み、音符又は休符でない場合には処理を終了する。
ステップS303では、データ生成部907は、現在画面に表示されている鍵盤401の左端の鍵の音高lowKey、鍵盤401の右端の鍵の音高highKey、現在の表示倍率CurRatio、及び上記の鍵盤401の鍵のクリック位置clickPosを基に、クリックされた鍵盤401の鍵の音高clickKeyを求める。
次に、ステップS304では、第2の五線譜表示部903は、クリックされた鍵の音高clickKeyに相当する第2の五線譜403上の縦方向位置pitchを求める。
次に、ステップS305では、データ生成部907は、パレット405で選択された音価及び縦方向位置pitchに対応する音高の音符データ又は休符データを生成し、第2の五線譜表示部903は、生成した音符データ又は休符データに対応する入力する楽譜記号(音符又は休符)を作成する。
次に、ステップS306では、第2の五線譜表示部903は、作成した楽譜記号(音符又は休符)を、カーソル404のX座標と縦方向位置pitchに相当するY座標を基に決定される第2の五線譜403上の位置に表示する。
次に、ステップS307では、第2の五線譜表示部903は、上記の表示した音符又は休符の後に続くタイミングに相当するX座標にカーソル404を移動させて表示する。
以上のように、本実施形態によれば、鍵盤401の表示鍵域の範囲が変更指示されると、変更指示された範囲の鍵盤401の鍵域に対応する音高の範囲501を第1の五線譜402上に表示することにより、表示される鍵盤401の鍵域と五線譜402上の音高の範囲との対応関係を分かりやすくすることができる。
なお、鍵盤401の縮小、拡大及び移動の操作方法は、上記の方法に限定されず、スクロールバー、タッチパネルのタッチ操作によるズーム又はワイプ、マウスのスクロールホイール、オクターブシフトボタン等の操作方法でもよい。
上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
900 鍵盤装置
901 鍵盤表示部
902 第1の五線譜表示部
903 第2の五線譜表示部
904 変更指示部
905 鍵選択部
906 音価指定部
907 データ生成部
908 倍率変更指示部
909 移動指示部
401 鍵盤
402 第1の五線譜
403 第2の五線譜
404 カーソル
405 パレット
511 縮小ボタン
512 移動ボタン
513 拡大ボタン

Claims (6)

  1. 鍵盤を表示する鍵盤表示部と、
    前記鍵盤表示部により表示されている鍵盤の鍵域に対応する音高の範囲を第1の五線譜上に表示する第1の五線譜表示部と、
    前記鍵盤の表示鍵域の範囲を変更指示する変更指示部と、
    前記鍵盤表示部により表示されている鍵盤上の鍵が選択されると、前記選択された鍵に対応する音高の音符データを生成するデータ生成部とを有し、
    前記鍵盤表示部は、前記変更指示部により変更指示されると、前記変更指示部により変更指示された範囲の鍵域の鍵盤を表示し、
    前記第1の五線譜表示部は、前記変更指示部により変更指示されると、前記変更指示部により変更指示された範囲の鍵盤の鍵域に対応する音高の範囲を前記第1の五線譜上に表示することを特徴とする鍵盤装置。
  2. さらに、前記データ生成部により生成された音符データを第2の五線譜上に表示する第2の五線譜表示部を有することを特徴とする請求項1記載の鍵盤装置。
  3. さらに、音符の音価を指定する音価指定部を有し、
    前記データ生成部は、前記音価指定部により指定された音価の音符データを生成することを特徴とする請求項1又は2記載の鍵盤装置。
  4. 前記変更指示部は、前記鍵盤の表示倍率を変更指示する倍率変更指示部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
  5. 前記変更指示部は、前記鍵盤の表示倍率を変えずに前記鍵盤の表示鍵域の範囲を移動指示する移動指示部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鍵盤装置。
  6. 鍵盤を表示する鍵盤表示ステップと、
    前記鍵盤表示ステップにより表示されている鍵盤の鍵域に対応する音高の範囲を第1の五線譜上に表示する第1の五線譜表示ステップと、
    前記鍵盤の表示鍵域の範囲を変更指示する変更指示ステップと、
    前記鍵盤表示部により表示されている鍵盤上の鍵が選択されると、前記選択された鍵に対応する音高の音符データを生成するデータ生成ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記鍵盤表示ステップでは、前記変更指示ステップにより変更指示されると、前記変更指示ステップにより変更指示された範囲の鍵域の鍵盤を表示し、
    前記第1の五線譜表示ステップでは、前記変更指示ステップにより変更指示されると、前記変更指示ステップにより変更指示された範囲の鍵盤の鍵域に対応する音高の範囲を前記第1の五線譜上に表示することを特徴とするプログラム。
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