JP6124337B2 - 静電気放電試験装置、静電気放電試験方法、及びプログラム - Google Patents

静電気放電試験装置、静電気放電試験方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は静電気放電試験装置、静電気放電試験方法、及びプログラムに関する。
電子機器をはじめとする機器の静電気放電に対する誤操作防止対策として、静電気試験装置が広く用いられている。例えば静電気試験装置として、特許文献1に示す技術が開示されている。
以下、特許文献1に記載の静電気放電試験装置の概要について説明する。当該静電気放電試験装置は、特許文献1の図1に示されるように、放電ガン、電源、コントロール部、プローブ、プローブ移動部等を有する。コントロール部は、放電ガンによる放電の大きさやタイミングをコントロールする。電源は、放電ガンに必要な電力を供給する。放電ガンは、コントロール部による制御に応じて測定対象試料に対して放電を行う。これにより測定対象試料の表面には、インパルス状の電流が流れ、磁界が発生する。プローブは、測定対象試料の近傍に発生した磁界強度を検出する。静電気放電試験装置は、プローブをプローブ移動部により移動させ、各位置での静電気の検出タイミングや電圧値を測定することにより、測定対象試料が受ける静電気の影響を評価する。
特開平8−233887号公報
上述のように特許文献1に記載の静電気放電試験装置は、コントロール部による制御により放電を行う。しかしながら、放電による静電気の影響は、0.1ns程度の非常に短い時間で大きく変化する。そのため、コントロール部による制御では放電ガンが放電を行ったタイミングを正確に把握することができないために正確なデータを収集できず、結果として測定対象試料が受ける静電気の影響を正確に把握することができないという問題があった。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたものであり、測定対象試料が受ける静電気の影響を正確に把握することができる静電気放電試験装置、静電気放電試験方法、及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
本発明にかかる静電気放電評価装置の一態様は、
測定対象試料に放電を行う放電ガンと、
前記放電ガンの近傍に配置され、電圧検出を行う第1プローブと、
前記測定対象試料の載置方向に移動可能に構成され、各測定点において電圧検出を行う第2プローブと、
前記第1プローブ及び前記第2プローブと接続し、前記放電ガンによる放電後の前記第1プローブ及び前記第2プローブからの出力電圧を測定するオシロスコープと、
前記第1プローブの出力電圧の測定値が所定値以上となった場合の前記第2プローブの出力電圧の測定値と、前記第1プローブの出力電圧のピーク検出タイミングと、を用いて前記測定対象試料の静電気の影響評価を行う制御マシンと、
を有する、ものである。
本発明にかかる静電気放電評価方法の一態様は、
測定対象試料に放電を行う放電ステップと、
前記放電ガンの近傍に配置されたプローブを用いて電圧測定を行う第1測定ステップと、
前記測定対象試料の載置方向に移動可能に構成されたプローブを用いて、各測定点において電圧検出を行う第2検出ステップと、
前記第1検出ステップにおいて測定値が所定値以上となった場合の前記第2測定ステップの出力電圧の測定値と、前記第1測定ステップの出力電圧のピーク検出タイミングと、を用いて前記測定対象試料の静電気の影響評価を行う評価ステップと、
を有する、ものである。
本発明にかかるプログラムの一態様は、
コンピュータに、
測定対象試料に放電を行う放電ガンの近傍に配置された第1プローブの出力電圧の測定値と、各測定点において電圧検出を行う第2プローブの出力電圧の測定値を取得する取得ステップと、
前記第1プローブの出力電圧の測定値が所定値以上となった場合の前記第2プローブの出力電圧の測定値と、前記第1プローブの出力電圧のピーク検出タイミングと、を用いて前記測定対象試料の静電気影響の評価を所定出力形式に従って出力する出力ステップと、
を実行させる、ものである。
本発明では、測定対象試料が受ける静電気の影響を正確に把握することができる静電気放電試験装置、静電気放電試験方法、及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態1にかかる静電気放電評価装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる静電気放電評価装置1の構成を示す概略外観図である。 本発明の実施の形態1にかかる第1プローブ11の高さの調節を表す概念図である。 本発明の実施の形態1にかかるオシロスコープ16による出力電圧検出を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるX−Y平面における各測定点と測定対象試料100との関係を示す概念図である。 本発明の実施の形態1にかかる静電気放電評価装置による測定対象試料100の評価例を示す図ある。 本発明の実施の形態1にかかる静電気放電評価装置による測定対象試料100の評価例を示す図ある。 本発明の実施の形態1にかかる静電気放電評価装置による測定対象試料100の評価例を示す図ある。 本発明の実施の形態1にかかる静電気放電評価装置による測定対象試料100の評価例を示す図ある。 本発明の実施の形態1にかかる静電気放電評価装置による測定対象試料100の評価例を示す図ある。 本発明の実施の形態1にかかる静電気放電評価装置による測定対象試料100の評価例を示す図ある。 本発明の実施の形態1にかかる静電気放電評価装置による測定対象試料100の評価例を示す図ある。 本発明の実施の形態1にかかる静電気放電評価装置1の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1にかかる静電気放電評価装置1の動作を示すフローチャートである。 本発明にかかる静電気放電評価装置1の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
以下、本発明の実施の形態1にかかる静電気放電評価装置1について説明する。図1は、本実施の形態にかかる静電気放電評価装置1の構成を示すブロック図である。また図2は、本実施の形態にかかる静電気放電評価装置1の外観を示す図である。以下の説明では、この図1及び図2を参照して本実施の形態にかかる静電気放電評価装置1の構成及び動作について説明する。
静電気放電評価装置1は、第1プローブ11、第2プローブ12、プローブ調整部13、放電ガン14、プリアンプ15、オシロスコープ16、制御マシン17、静電気試験器18、電源19、及びプローブ移動部20を有する。静電気放電評価装置1は、測定対象試料100に対する放電を行い、測定対象試料100の静電気の影響評価を行う。測定対象試料100は、例えば半導体装置が内蔵される各種の筐体等である。
制御マシン17は、静電気試験器18と接続し、放電ガン14による放電を制御する。詳細には制御マシン17は、放電ガン14による放電タイミング及び放電の大きさ等に関する制御情報を静電気試験器18に供給する。また制御マシン17は、プローブ移動部20と接続し、第2プローブ12の移動方向や移動距離に関する制御情報をプローブ移動部20に供給する。第2プローブ12の移動制御の詳細は後述する。
制御マシン17は、たとえば一般的なコンピュータ装置であれば良く、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access memory)、ハードディスク、ディスプレイ、キーボード、マウス等を有し、ハードディスクには、各種のプログラムが格納されている。
静電気試験器18は、制御マシン17から入力された制御情報を基に放電タイミング及び放電の大きさを放電ガン14に指示する。なお、図2においては静電気試験器18を図示していないが、制御マシン17と放電ガン14との間に配置される。
放電ガン14は、静電気試験器18の制御に応じて測定対象試料100に対する放電を行う。電源19は、放電ガン14に対して放電に必要な電力を供給する。放電ガン14が放電を行った場合、測定対象試料100の表面にはインパルス状の電流が流れ、磁界が発生する。
第1プローブ11は、放電ガン14による放電箇所の近傍に配置される。例えば第1プローブ11は、放電ガン14による測定対象試料100の放電箇所の真下に配置される。第1プローブ11は、オシロスコーブ16と接続する。すなわちオシロスコーブ16は、第1プローブ11の出力電圧を測定する。オシロスコープ16は、第1プローブ11の出力電圧の測定値を制御マシン17に通知する。なおオシロスコーブ16による出力電圧測定の詳細については図4を参照して後述する。
制御マシン17は、静電気試験器18に与えた制御情報に概ね対応したタイミングで第1プローブ11が出力した電圧が所定値以上の電圧となったか否かを判定する。所定電圧を検出した場合、制御マシン17は、第2プローブ12による出力電圧の測定が終了した後に、予め定められた移動方向及び移動距離に第2プローブ12を移動させる制御情報をプローブ移動部20に供給する。なお制御マシン17による第2プローブ12の移動方向や移動間隔はユーザが予め制御マシン17に入力できるものとする。
一方、所定電圧を検出しなかった場合、制御マシン17は第2プローブ12が現在位置にとどまるように制御するとともに、放電ガン14が再度放電するように制御情報を静電気試験器18に供給する。
プローブ移動部20は、制御マシン17から入力される制御情報に応じて第2プローブ12のX−Y平面上の位置を移動させる。このX−Y平面は、測定対象試料100を載置する載置方向を意味する。プローブ移動部20には、第2プローブ12が取り付けられており、かつプローブ移動部20は図中のX方向及びY方向に移動可能なように構成さている。
なおプローブ移動部20は、第2プローブ12の測定位置を調節できる構成であればこの他の形態であっても良い。たとえばロボットハンドが第2プローブ12を把持し、その位置を調節できる構成であってもよい。すなわち静電気放電評価装置1は、第2プローブ12の測定位置を移動させる任意の移動機構を持つ構成であればどのような構成であってもよい。
プローブ調整部13は、第2プローブ12の近傍に配置され、プローブ移動部20による移動が終わった後に測定対象試料100の表面と第2プローブ12との距離を測定する。例えばプローブ調整部13は、レーザ光を測定対象試料100に向けて射出し、その反射光がプローブ調整部13に入力されるまでの時間を測定することにより、第2プローブ12と測定対象試料100との距離を測定する。プローブ調整部13は、測定結果を制御マシン17に供給する。
制御マシン17は、所定の距離とプローブ調整部13が検出した距離を比較し、比較結果に応じて第2プローブ12の高さ(Z方向の位置)を制御する制御情報をプローブ移動部20に出力する。プローブ移動部20は、当該制御情報を基に第2プローブ12の高さを調節する。この調整のイメージを図3に示す。図3に示すようにプローブ調整部13はレーザ光を照射することにより第2プローブ12と測定対象試料100との略距離を測定し、この距離に基づいて第2プローブ12の高さが調整される。これにより、測定対象試料100の表面に凹凸がある場合であっても、測定対象試料100からの一定距離において生じる磁界を測定することができる。
第2プローブ12は、プローブ移動部20及びプローブ調整部13による位置調節(X−Y平面及び高さ(Z)方向の調整)の後に、放電の影響による検出電圧を、プリアンプ15を介してオシロスコープ16に出力する。これによりオシロスコープ16は、第2プローブ12の出力電圧を検出する。プリアンプ15は、第2プローブ12の出力電圧を増幅する。
オシロスコープ16は、第1プローブ11の出力電圧の測定値、及び第2プローブ12の出力電圧の測定値を制御マシン17に入力する。
ここで図4を参照して、オシロスコープ16による出力電圧検出処理について説明する。図4(A)は、第1プローブ11の出力電圧と第2プローブ12の出力電圧の遷移を示すグラフである。上述したように第1プローブ11は、放電ガン14の近傍に配置される。そのためオシロスコープ16は、時間T1に第1プローブ11からの出力電圧のピーク値を検出し、その後のタイミングである時間T2に第2プローブ12からの出力電圧のピーク値を検出する。第1プローブ11は放電ガン14の近傍に配置されるため、第1プローブ11の出力電圧のピーク値は、放電ガン14による放電タイミングと略等しい。制御マシン17は、この第1プローブ11の出力電圧のピーク値が検出されたタイミングを放電ガン14による放電タイミングとみなし、各測定点における放電後の経過時間と電圧の変化を評価する。例えば制御マシン17は、図4(A)に示す電圧測定値を基に、第2プローブ12が図4(A)の測定を行った測定点では放電からの経過時間が(T2−T1)に静電気が伝搬したと評価する。また制御マシン17は、図4(A)の測定点における放電後の経過時間(T3―T1)の電圧値はMであると評価する。
なお時間T2における第2プローブ12からの出力電圧のように、電圧値の変位が最も大きいタイミングを「第2プローブ12のピーク検出タイミング」とも呼称する。同様に時間T1における第1プローブ11からの出力電圧のように、電圧値の変位が最も大きいタイミングを「第1プローブ11のピーク検出タイミング」とも呼称する。オシロスコープ16は、第1プローブ11のピーク検出タイミング、第2プローブ12のピーク検出タイミング、及び当該各ピーク検出タイミング以降の電圧値の推移(例えば時間T3における第1プローブ11の出力電圧値及び第2プローブ12の出力電圧値)を測定する。そしてオシロスコープ16は、測定値を制御マシン17に供給する。
図4(B)は、図4(A)とは異なる位置に第2プローブ12を配置し、放電の強さ及び放電箇所を同様にして測定した場合の第1プローブ11の出力電圧と第2プローブ12の出力電圧の遷移を示すグラフである。図4(B)における第2プローブ12の測定点と放電箇所との距離は、図4(A)における第2プローブ12の測定点と放電箇所との距離よりも長い。そのため、図4(A)における第2プローブ12のピーク検出タイミング(T2)は、図4(B)における第2プローブ12のピーク検出タイミング(T2’)よりもはやい。
再び図1及び図2を参照する。制御マシン17は、プローブ移動部20を制御して第2プローブ12を移動させ、測定対象試料100の表面の各測定点において上述の測定を行う。図5は、X−Y平面における各測定点と測定対象試料100との関係を示す概念図である。なお、図中において測定対象試料100のX−Y平面での形状は略長方形として記載したが、測定対象試料100の形状は任意の形状でよい。
図示するように第2プローブ12は、測定対象試料100を漏れなく測定するように移動する。全ての測定点において測定が終了した場合、制御マシン17は、第2プローブ12を90度回転させ、同様の移動と測定を繰り返し行う。この第2プローブ12の回転処理により得られた測定値をマージすることにより、第2プローブ12の検出感度等に影響を受けない精度の高い測定値を得ることができる。
続いて制御マシン17による測定対象試料100の静電気の影響評価の具体例について説明する。制御マシン17は、各測定点において、第1プローブ11が所定値以上の電圧を検出した際の第2プローブ12の電圧測定値と、第1プローブ11のピーク検出タイミングと、を用いて測定対象試料100の静電気の影響の詳細評価を行う。この影響評価は、例えば以下に示す表示処理により行う。
制御マシン17は、各測定地点における第2プローブ12の測定値(ピーク検出タイミング及び各経過時間における検出電圧値を含むデータであり、図4(A)や図4(B)に示すような電圧値)を保持している。制御マシン17は、この測定データを用いて静電気の影響を把握する各種グラフ等を作成する。以下の説明では、測定データから生成される3種類のグラフ表示について説明する。
はじめに各測定点のピーク検出タイミングを用いた静電気伝搬方向及び伝搬時間を示すグラフについて説明する。制御マシン17は、各測定点のピーク検出タイミングを基に、各経過時間の静電気の伝搬箇所を特定できるグラフを作成する。制御マシン17は、第1プローブ11のピーク検出タイミングを放電タイミングと見なす。そして制御マシン17は、図6に示すように各経過時間(Ans,Bns,Cns,Dns,0<A<B<C<D)の電圧の強さを示すマッピング画像を作成する。図6Aは放電前の測定対象試料100の電圧状態を示す図である。図6B〜図6Eは、それぞれ放電後Ans〜Dnsの測定対象試料100の電圧状態を示す図である。例えば制御マシン17は、作成したマッピング画像(図6A〜図6E)をユーザに提示すればよい。
図6A〜図6Eでは、各測定点において電圧値が大きい箇所については濃い色で描画している。このマッピング画像を参照することにより、ユーザは静電気の伝搬方向と伝搬スピードを把握することができる。図6A〜図6Eでは、はじめに測定対象試料100の上部(図中上部)に放電が行われ(図6B)、静電気が測定対象試料100の下部に伝搬し(図6B、図6C、図6D)、測定対象試料100の下端辺から上方向に向かって静電気が反射している(図6E)様子が時間経過とともに把握できる。
続いて所定の経過時間における各測定点の電圧値分布を示すグラフについて説明する。制御マシン17は、ユーザから放電後の指定時間の入力を受け付ける。ユーザは、たとえばマウスやキーボードの操作により指定時間を入力する。ここでも制御マシン17は、第1プローブ11のピーク検出タイミングを放電タイミングと見なす。制御マシン17は、各測定点の指定経過時間における電圧値を抽出する。そして制御マシン17は、測定対象試料100のX−Y平面図と各測定点の電圧値を重畳したイメージ図を作成する。図7に画面イメージの一例を示す。図7に示す画面イメージにおいてユーザは画面上部のテキストボックスに放電後の経過時間を入力する。制御マシン17は、入力された経過時間にかかる各測定点の電圧値を抽出し、電圧値の大きさに応じた測定対象試料100の電圧イメージ図を作成する。そして制御マシン100は、作成したイメージ図をユーザに提示する。ユーザは、このイメージ図を参照することにより、放電後の所定時間における各点の電圧値を把握することが可能となる。
また制御マシン17は、各測定点における第2プローブ12の検出タイミングから第1プローブ11の検出タイミングを減算することにより、各測定点においてはじめて静電気が伝搬したと想定される経過時間を求めることができる。制御マシン17は、この各測定点においてはじめて静電気が伝搬した経過時間を用いて伝搬速度を示すマッピング画像等を作成することもできる。このマッピング画像の表示イメージを図8に示す。図8において、矢印に示す方向に画像が切り替わる。図8を参照することにより、静電気がどの方向でどの程度の速度で伝搬したかを把握することができる。なお、図6〜図8の表示に限られず、その他の表示を行ってもよい。また、図6〜図8に示した3種類のグラフ表示は、測定対象試料100の画像データやCADデータの上に重ね合わせて表示してもよい。すなわち制御マシン17は、測定対象試料100の画像データやCADデータに対して静電気の伝搬イメージや電圧分布のイメージを重ねた画像を出力する。このように表示を行うことにより、測定対象試料100の筐体形状を把握しつつ、測定対象試料100上での静電気の影響を把握することができる。
上述の制御マシン17による表示処理(図6、図7及び図8)は、CPU(Central Processing Unit)がコンピュータプログラムを実行することにより実現される。コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
続いて図9のフローチャートを参照して、本実施の形態にかかる静電気放電評価装置1の動作について改めて説明する。制御マシン17は、プローブ移動部20及びプローブ調整部13を介して第2プローブ12の位置及び高さを調節する(S11)。調節後に放電ガン14は、測定対象試料100に対して放電を行う(S12)。制御マシン17は、放電後にオシロスコープ16が測定した第1プローブ11の電圧値が所定の電圧値以上であるか否かを判定する(S13)。
所定電圧値以上の電圧が検出できなかった場合(S13:No)、放電ガン14は再度の放電を行う(S12)。この際に制御マシン17は、第2プローブ12を移動させないように制御する。
一方、第1プローブ11から所定電圧値以上の電圧を検出した場合(S13:Yes),オシロスコープ16は第2プローブ12のピーク検出タイミングやピーク検出タイミング以降の電圧値の変化を測定する(S14)。なおオシロスコープ16は、第1プローブの電圧値の変化も合わせて測定する。
オシロスコープ16は、測定値を制御マシン17に供給する。制御マシン17は、この測定値を内部の記憶装置(例えばハードディスク等)に格納する(S15)。制御マシン17は、この測定値を用いた可視化処理(例えば図7に示すグラフ表示処理)を行う。なお制御マシン16は、この時点では可視化処理を行わず、全ての測定点での測定値を取得した後に可視化処理を行ってもよい。
制御マシン17は、測定対象試料100を基準としたX−Y平面の終点まで第2プローブ12を移動させたか否かを判定する(S17)。終点まで移動させていない場合(S17:No)、制御マシン17は第2プローブ12の所定の距離だけ移動(S11)させてから処理を再度行う。
第2プローブ12を終点まで移動させた場合(S17:Yes)、第2プローブ12が回転済みであるか否かを判定する(S18)。第2プローブ12が回転済みである場合(S18:Yes)、静電気放電評価装置1は測定処理を終了する。
一方、第2プローブ12が回転済みではない場合(S18:No)、制御マシン17はプローブ移動部20を介して第2プローブ12を90度回転させる(S19)。第2プローブ12を回転させた後に、プローブ移動部20は第2プローブ12を測定開始地点に移動させる(S19)。第2プローブ12の移動後に、放電ガン14は再度放電を行い(S12)、以降の処理(S13)を行う。
なお、第2プローブ12を特許文献1の図6に記載されるような2ループ型磁界検出プローブとしてもよい。これにより、第2プローブ12の回転処理(S19)を行う必要が無くなる。
以上が本実施の形態にかかる静電気放電評価装置1の基本的な動作であるが、静電気放電評価装置1の動作は必ずしもこれに限られない。例えば放電ガン14が放電しているにもかかわらず第1プローブ11が所定電圧値以上の電圧を検出できない場合がある。これは、第1プローブ11の設置向き等によって十分に静電気を検出できないことがあるためである。この状況に対応した静電気放電評価装置1の動作を図10のフローチャートを参照して説明する。
図10は、図9に示す処理動作の変形例を示すフローチャートである。なお、図9と同一符号を付した処理は、図における処理と同一であるものとする。また、S13以降の処理(S14〜S19)の処理は図9に示す処理と同一であるため、図示及び説明を省略する。
放電ガン14による放電(S12)までの処理は図9の処理と同様である。制御マシン17は、オシロスコープ16が測定した第1プローブ11の出力電圧が所定の電圧値以上であるか否かを判定する(S13)。所定の電圧値以上の電圧を検出できた場合(S13:Yes)、以降の動作は図9と同様である。
第1プローブ11から所定の電圧値以上の電圧を検出できなかった場合(S13:No)、制御マシン17は内部で管理しているカウント値をインクリメントする(S21)。なおカウント値は、制御マシン17内において電子ファイルやデータベース等により管理されていればよい。
制御マシン17は、インクリメント後のカウンタ値と閾値(例えば“3”)を比較し、カウント値が閾値以上であるかを判定する(S22)。カウント値が閾値以上ではない場合(S22:No)、制御マシン17は第2プローブ12を移動させることなく再度の放電を行うように制御する。
カウント値が閾値以上である場合(S22:Yes)、制御マシン17はカウント値をリセットし(S23)、第1プローブ11の検出に用いる比較対象の電圧値(S13において第1プローブ11の出力電圧と比較する電圧値)が小さくなるように設定を行う(S24)。この設定(S24)の後に再度の放電(S12)を行う。
上述のように第1プローブ11の設置角度等によっては、測定対象試料100に対する放電を定期的に行っているにもかかわらず第1プローブ11からの出力電圧が閾値以上とならず、測定が進まない場合が生じ得る。しかしながら上述のS22〜S24の処理を行うことにより、第1プローブ11の検出タイミングを徐々に検出しやすくなり、上述の問題を解決することができる。
なお図10に示す構成は、あくまでも一例であり、その他の処理の流れであってもよい。例えば制御マシン17は、第1プローブ11の検出が失敗する毎に徐々に第1プローブの閾値を小さくするように制御してもよい。すなわち、第1プローブ11が所定電圧を検出できなかった場合、徐々に比較対象となる所定電圧の値を小さくするように制御すればよい。
続いて本実施の形態にかかる静電気放電評価装置1の効果について説明する。本実施の形態にかかる静電気放電評価装置1は、放電ガン14の放電箇所の近傍に第1プローブ11を配置し、第1プローブ11が所定電圧以上の電圧値を出力したタイミング(ピーク検出タイミング)を検出する。第1プローブ11は放電ガンの放電箇所の近傍にあるため、第1プローブ11のピーク検出タイミングは放電タイミングと同視することができる。静電気放電評価装置1は、このピーク検出タイミングを放電のタイミングと同視し、各測定点における放電後の経過時間に対する電圧変化を用いて静電気の影響評価を行う。静電気放電評価装置1は、放電タイミングを適切に把握することができることにより、第2プローブ12の各測定点での放電タイミングからの経過時間と電圧変化の関係を正確に把握することができる。
また第1プローブ11から所定電圧値以上の電圧を検出しなかった場合、制御マシン17は第2プローブ12を移動させずに再度の放電及び測定を行う。第1プローブ11が所定電圧を検出できなかった場合、何らかの影響により放電が十分に行えなかった可能性が高い。この場合であっても第2プローブ12が移動せずに再度の放電を待つため、所望の測定点の全てで確実に静電気の影響を確実に測定することができる。
各測定点における第2プローブ12の高さは、プローブ調整部13の測定距離に応じて適宜調整される。そのため、各測定点において第2プローブ12と測定対象試料100との間を一定に保つことができ、正確な測定を行うことができる。
上述した実施の形態は本件発明者により得られた技術思想の適用に関する例に過ぎない。すなわち、当該技術思想は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば上述の説明では、第2プローブ12が静電気放電評価装置1に一つだけ備えられた構成について説明したが、第2プローブ12(すなわち移動するプローブ)が複数設けられた構成であってもよい。この場合、図5における測定位置(図中の黒点)を2つ以上同時に測定することができ、測定時間の短縮を図ることができる。
最後に図11を参照して本発明にかかる静電気放電評価装置1の概要について改めて説明する。図11は、本発明にかかる静電気放電評価装置1の要部を示す概略ブロック図である。
放電ガン14は、制御に従い測定対象試料100に対して放電を行う。第1プローブ11は、放電ガン14による放電箇所の近傍に配置される。第1プローブ11はオシロスコープ16と接続する。そのためオシロスコープ16は、第1プローブ11の出力電圧を測定する。
第2プローブ12は、測定対象試料100の載置方向と同じ方向に移動可能(図3等におけるX−Y平面上を移動可能)に構成される。第2プローブ12は、移動制御に基づいて各測定点での測定を行う。第2プローブ12はオシロスコープ16と接続する。そのためオシロスコープ16は、第2プローブ12の出力電圧を測定する。
制御マシン17は、オシロスコープ16が第1プローブ11から所定電圧以上の電圧を出力したかを判定する。制御マシン17は所定値以上の電圧を出力している場合には、第2プローブ12の出力電圧の測定値と、第1プローブ11の出力電圧のピーク検出タイミングを用いて測定対象試料100の放電の影響評価を行う。
第1プローブ11は、上述のように放電ガン14による放電箇所の近傍に配置される。そのため制御マシン17は、第1プローブ11の出力電圧を所定電圧と比較し、ピーク検出タイミングを測定することにより放電が行われたタイミングを正確に把握することができる。このため静電気放電評価装置1は、各測定点(第2プローブ12の各測定点)において、放電が行われたタイミングからの経過時間と電圧値の変化を正確に評価することができる。
1 静電気放電評価装置
11 第1プローブ
12 第2プローブ
13 プローブ調整部
14 放電ガン
15 プリアンプ
16 オシロスコーブ
17 制御マシン
18 静電気試験器
19 電源
20 プローブ移動部
100 測定対象試料

Claims (15)

  1. 測定対象試料に放電を行う放電ガンと、
    前記放電ガンの近傍に配置され、電圧検出を行う第1プローブと、
    前記測定対象試料の載置方向に移動可能に構成され、各測定点において電圧検出を行う第2プローブと、
    前記第1プローブ及び前記第2プローブと接続し、前記放電ガンによる放電後の前記第1プローブ及び前記第2プローブからの出力電圧を測定するオシロスコープと、
    前記第1プローブの出力電圧の測定値が所定値以上となった場合の前記第2プローブの出力電圧の測定値と、前記第1プローブの出力電圧のピーク検出タイミングと、を用いて前記測定対象試料の静電気の影響評価を行う制御マシンと、
    を有する静電気放電評価装置。
  2. 前記制御マシンは、
    前記放電ガンが放電した後に前記第1プローブの出力電圧が前記所定値以上とならなかった場合、前記放電ガンによる再度の放電まで前記第2プローブを移動しないように制御する、請求項1に記載の静電気放電評価装置。
  3. 前記制御マシンは、
    前記放電ガンが放電した後に前記第1プローブの出力電圧が前記所定値以上とならなかった場合、前記所定値が徐々に小さくなるように調整を行う、
    請求項1または請求項2に記載の静電気放電評価装置。
  4. 前記測定対象試料と前記第2プローブとの距離を測定するプローブ調整部を備え、
    前記プローブ調整部の測定結果に基づいて、前記測定対象試料との距離が所望の距離となるように前記第2プローブの高さ位置を調節する、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の静電気放電評価装置。
  5. 前記制御マシンは、
    前記オシロスコープが測定した前記第1プローブの出力電圧と前記第2プローブの出力電圧を所定出力形式に従って出力する、
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の静電気放電評価装置。
  6. 前記制御マシンは、
    各測定点における前記第1プローブの出力電圧のピーク値の検出タイミングと、各測定点における前記第2プローブの出力電圧のピーク値の検出タイミングと、を基に前記測定対象試料における静電気の伝搬イメージを画像出力する、
    請求項5に記載の静電気放電評価装置。
  7. 前記制御マシンは、前記静電気の伝搬イメージを前記測定対象試料の画像データまたはCADデータの上に重ねて画像出力する、
    請求項6記載の静電気放電評価装置。
  8. 前記制御マシンは、
    ユーザからの放電後経過時間の指定を受け付け、前記放電後経過時間における各測定点の前記第2プローブの出力電圧値を抽出し、抽出した各出力電圧値を用いて前記測定対象試料における電圧分布イメージを画像出力する、
    請求項5に記載の静電気放電評価装置。
  9. 前記制御マシンは、前記電圧分布イメージを前記測定対象試料の画像データまたはCADデータの上に重ねて画像出力する、
    請求項8記載の静電気放電評価装置。
  10. 測定対象試料に放電を行う放電ステップと、
    前記放電ガンの近傍に配置されたプローブを用いて電圧測定を行う第1測定ステップと、
    前記測定対象試料の載置方向に移動可能に構成されたプローブを用いて、各測定点において電圧検出を行う第2検出ステップと、
    前記第1検出ステップにおいて測定値が所定値以上となった場合の前記第2測定ステップの出力電圧の測定値と、前記第1測定ステップの出力電圧のピーク検出タイミングと、を用いて前記測定対象試料の静電気の影響評価を行う評価ステップと、
    を有する放電影響評価方法。
  11. コンピュータに、
    測定対象試料に放電を行う放電ガンの近傍に配置された第1プローブの出力電圧の測定値と、各測定点において電圧検出を行う第2プローブの出力電圧の測定値を取得する取得ステップと、
    前記第1プローブの出力電圧の測定値が所定値以上となった場合の前記第2プローブの出力電圧の測定値と、前記第1プローブの出力電圧のピーク検出タイミングと、を用いて前記測定対象試料の静電気影響の評価を所定出力形式に従って出力する出力ステップと、
    を実行させる、プログラム。
  12. 前記出力ステップでは、
    各測定点における前記第1プローブの出力電圧のピーク値の検出タイミングと、各測定点における前記第2プローブの出力電圧のピーク値の検出タイミングと、を基に前記測定対象試料における静電気の伝搬イメージを画像出力する、
    請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記出力ステップでは、前記静電気の伝搬イメージを前記測定対象試料の画像データまたはCADデータの上に重ねて画像出力する、
    請求項12記載のプログラム。
  14. 前記出力ステップでは、
    ユーザからの放電後経過時間の指定を受け付け、前記放電後経過時間における各測定点の前記第2プローブの出力電圧値を抽出し、抽出した各出力電圧値を用いて前記測定対象試料における電圧分布イメージを画像出力する、
    請求項11に記載のプログラム。
  15. 前記出力ステップでは、前記電圧分布イメージを前記測定対象試料の画像データまたはCADデータの上に重ねて画像出力する、
    請求項14記載のプログラム。
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