JP6121270B2 - 分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び光区間信号歪推定方法 - Google Patents

分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び光区間信号歪推定方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信基地局の機能が信号処理部と無線通信部に分割され物理的に離れた構成である分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び光区間信号歪推定方法に関する。
セルラーシステムにおいて、セル構成の自由度を向上するため、基地局の機能を信号処理部(BBU: Base Band Unit)とRF部(RRU: Remote Radio Unit)に分割して物理的に離れた構成とする事が検討されている。BBU−RRU間は同軸ケーブルや光ファイバ等で接続されるが、特に光ファイバによって接続する事により伝送距離を拡大する事ができる。この時BBU−RRU間において、無線信号はRoF(Radio over Fiber)技術により伝送される。RoF技術は光伝送方法によりアナログRoF技術とデジタルRoF技術に大別できる。デジタルRoF技術は非常に広い帯域を光ファイバ区間で必要とするが、アナログRoF伝送時の光ファイバ区間での所要帯域は無線信号の使用周波数帯域とほぼ等しい。このため無線信号が高速な際は、アナログRoF技術の方がBBU−RRU間の所要ファイバ本数を削減できる。また、BBUは複数のRRUを収容しても良い。この時、特許文献1のように、BBU−RRU間をPONで接続することによりファイバを集約してコストを低減することができる。なお、特許文献1では、中央局CSが上記BBU、基地局BSが上記RRUに相当している。
以後、アナログRoF技術を関連技術と呼ぶ。また、BBUで作成した無線信号を光信号に変換してRRUへ伝送し、RRUで受信した光信号を無線信号に変換して、端末へと送信するリンクを下りリンクと呼ぶ。一方、端末が送信した無線変調信号をRRUで受信し、受信した無線信号を光信号に変換してBBUへ伝送し、BBUで受信した光信号を無線信号に変換して信号の復調を行うリンクを上りリンクと呼ぶ。
関連技術のRRU120の装置構成例を図9に示す。RRU120は上りリンク通信のため、無線信号の送/受信を行うアンテナ11と、送信/受信を切り替える送受切替部12と、受信した無線信号の信号電力を信号処理ができるレベルまで増幅する増幅器21と、無線信号をダウンコンバートするダウンコンバート部22と、ダウンコンバートされたアナログ信号を光信号に変換して送信するE/O変換部26を有する。またRRU120は下りリンク通信のため、BBUから受信した光信号を電気信号に変換するO/E変換部31と、電気信号に変換された無線信号をアップコンバートするアップコンバート部35と、電力を決められた送信電力まで増幅する増幅器36と、送受切替部12とアンテナ11を有する。送受切替部12は、FDD(Frequency Division Duplex)と、TDD(Time Division Duplex)のどちらにも対応できる。
関連技術のBBU110の装置構成例を図10に示す。BBU110は下りリンク通信のため、変調された無線信号のデジタルビット系列を出力する変復調部43と、変復調部43で出力されたデジタルビット系列をアナログ信号に変換するD/A変換部53と、アナログ電気信号を光信号に変換してBBU側へ送信するE/O変換部52を有する。またBBU110は上りリンク通信のため、光信号を電気信号に変換するO/E変換部41と、電気信号に変換されたアナログ信号をデジタル化するA/D変換部44と、デジタルビット系列を復調するための変復調部43を有する。
図9及び図10では、BBU−RRU間で無線ベースバンド信号を伝送する場合の装置構成例を示したが、BBU−RRU間でIF信号またはRF信号を伝送する構成とすることもできる。BBU−RRU間でRF信号を伝送する際は、アップコンバート部35及びダウンコンバート部22がBBU110に配置される。
図11に、関連技術の下りリンク通信時の無線信号の周波数特性を示す。波長分散、O/E変換、あるいはE/O変換等の影響で、光ファイバ区間を伝送した後の無線信号に周波数特性の歪みが生じる。以後、この歪みを光区間の歪み(光区間のチャネル品質)と呼ぶ。光区間の歪みは、経年劣化や温度変化等の影響により変動する。
またフェージング等の影響で、無線区間を伝搬した後の受信信号には周波数特性の歪みが生じる。以後、この歪みを無線区間の歪み(無線区間のチャネル品質)と呼ぶ。したがって受信端末は、正しく信号を復調するために、光区間の歪みと無線区間の歪みを推定して等化処理を施す必要がある。
LTE(Long Term Evolution)やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等のセルラーシステムでは、無線区間のチャネル品質を推定するための信号が基地局と無線端末間でやり取りされている。図12に、LTEシステムの下りリンクの無線信号割当例を示す。基地局から無線端末に対しては、各端末向けのユーザデータだけでなく、制御情報(スケジューリング情報やACK/NACK判定結果等)、端末がチャネル推定を行うための参照信号(全端末向けに送信されるセル固有参照信号や、個別の端末向けに送信されるUE固有参照信号等がある)、各端末が基地局と同期を取るための同期信号等が送信される。受信側では参照信号が既知であり、受信した参照信号と元々の参照信号の振幅/位相を比較することにより、受信信号の歪みを推定する。したがって関連技術適用時には、無線区間と光区間の歪みが合成された歪みが推定される。以後、この歪みを光無線区間の歪み(光無線区間のチャネル品質)と呼ぶ。
特開2011−199369号公報
無線システムでは無線区間の歪みを補償するよう等化処理が設計されている。しかし、図9のRRU及び図10のBBUを用いてアナログRoF伝送すると、受信信号に無線区間に加えて光区間の歪みが生じているため、歪を等化しきれず、正しく信号を復調することが困難という課題がある。
この課題を解決する策として、光区間のチャネル品質と無線区間のチャネル品質を別々に推定して、別々に等化処理を施す策がある。BBUまたはRRUが光区間の歪みに対して等化処理を行えば、無線システムの受信局は無線区間の歪みに対してのみ等化処理を行うだけで良い。光区間のチャネル品質推定方法として、無線信号の隣接周波数位置にパイロット信号を挿入して推定することが考えられる。しかし、無線信号の隣接周波数位置でのチャネル品質情報からは、無線信号の使用周波数帯での光区間のチャネル品質を正確に推定することができない。また、光区間のチャネル品質推定方法として、既知信号をBBUからRRUへ伝送してチャネル品質を推定する方法も考えられる。しかし、光区間のチャネル品質推定用の既知信号を挿入するため、無線信号の送受信を一旦停止する必要がある。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、無線信号の送受信を一旦停止することなく、光区間のチャネル品質を正確に推定できる分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び光区間信号歪推定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、無線信号の参照信号または無線信号を用いて光区間のチャネル品質推定を行うこととした。
具体的には、本発明に係る分散型無線通信基地局システムは、無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と無線装置(RRU:Remote Radio Unit)に分割され、前記BBUと前記RRUとを光ファイバで接続して前記無線信号をアナログRoF(Radio over Fiber)伝送方式で前記BBUと前記RRUとの間を伝送する分散型無線通信基地局システムであって、
前記無線信号に含まれる前記基地局と前記無線端末との間のチャネル品質を推定するための既知である参照信号、又は前記無線信号、を用いて前記BBUと前記RRUとの間の光区間で生じる光信号歪を推定する光区間信号歪推定機能を備えることを特徴とする。
本発明では、無線信号の参照信号または無線信号を用いて光区間のチャネル品質推定を行う。隣接周波数ではなく、無線信号の周波数で光区間のチャネル品質推定を行うため、正確なチャネル品質推定ができる。また、無線信号の送受信を停止する必要もない。従って、本発明は、無線信号の送受信を一旦停止することなく、光区間のチャネル品質を正確に推定できる分散型無線通信基地局システムを提供することができる。
参照信号を用いて下りの無線信号の光区間のチャネル品質推定を行う場合、次のように行う。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記光区間信号歪推定機能は、
前記基地局から前記無線端末への下り方向の前記無線信号について、
前記BBUからRoF伝送された前記無線信号に含まれる前記参照信号を前記RRUで検出して前記光区間で生じた光信号歪を推定し、推定した前記光信号歪みまたは前記光信号歪みを補正するための等化パラメータを前記BBUへ通知して、予め前記光信号歪を補償するように前記BBUからRoF伝送する前記無線信号を補正することを特徴とする。
無線信号そのものを用いて下りの無線信号の光区間のチャネル品質推定を行う場合、次のように行う。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記光区間信号歪推定機能は、
前記基地局から前記無線端末への下り方向の前記無線信号について、
前記BBUで無線信号の一部を記憶し、前記BBUからRoF伝送された前記無線信号を前記RRUで複製して前記BBUへデジタル信号で返送し、返送された前記無線信号と前記BBUで記憶している前記無線信号と比較して前記光区間で生じた光信号歪を推定し、予め前記光信号歪を補償するように前記BBUからRoF伝送する前記無線信号を補正することを特徴とする。
参照信号を用いて上りの無線信号の光区間のチャネル品質推定を行う場合、次のように行う。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記光区間信号歪推定機能は、
前記無線端末から前記基地局への上り方向の前記無線信号について、
前記無線端末から送信された前記無線信号に含まれる前記参照信号を前記RRUで検出して前記無線端末から前記RRUまでの無線区間で生じた無線信号歪を推定して前記BBUに通知し、前記RRUからRoF伝送された前記無線信号に含まれる前記参照信号を前記BBUで検出して前記無線端末から前記BBUまでの光無線区間で生じた光無線信号歪を推定し、前記光無線信号歪と前記無線信号歪との差分を前記光区間で生じた光信号歪と推定し、前記RRUからRoF伝送された前記無線信号の前記光信号歪を補正することを特徴とする。
無線信号そのものを用いて上りの無線信号の光区間のチャネル品質推定を行う場合、次のように行う。
本発明に係る分散型無線通信基地局システムの前記光区間信号歪推定機能は、
前記無線端末から前記基地局への上り方向の前記無線信号について、
前記無線端末から送信された前記無線信号を前記RRUで複製して前記BBUへデジタル信号で送信し、前記RRUからRoF伝送された前記無線信号とデジタル信号の前記無線信号とを前記BBUで比較して前記光区間で生じた光信号歪を推定し、RoF伝送された前記無線信号の前記光信号歪を補正することを特徴とする。
また、本発明に係るBBU及びRRUは、前記分散型無線通信基地局システムが備えるBBU及びRRUである。
本発明に係る光区間信号歪推定方法は、前記分散型無線通信基地局システムで、前記無線信号に含まれる前記基地局と前記無線端末との間のチャネル品質を推定するための既知である参照信号、又は前記無線信号、を用いて前記BBUと前記RRUとの間の光区間のチャネル品質を推定する。
本発明は、無線信号の送受信を一旦停止することなく、光区間のチャネル品質を正確に推定できる分散型無線通信基地局システム、信号処理装置、無線装置、及び光区間信号歪推定方法を提供することができる。
本発明に係るRRUを説明する装置構成図である。 本発明に係るBBUを説明する装置構成図である。 本発明に係る分散型無線通信基地局システムの下りリンクの動作を説明する図である。 本発明に係る分散型無線通信基地局システムの上りリンクの動作を説明する図である。 本発明に係る分散型無線通信基地局システムが備えるチャネル品質情報抽出部の構成を説明する図である。 本発明に係る分散型無線通信基地局システムが備えるチャネル品質情報抽出部の構成を説明する図である。 本発明に係るRRUを説明する装置構成図である。 本発明に係るBBUを説明する装置構成図である。 本発明に関連するRRUを説明する装置構成図である。 本発明に関連するBBUを説明する装置構成図である。 本発明に関連する分散型無線通信基地局システムの下りリンクの動作を説明する図である。 LTEシステムの下りリンクの無線信号割当を説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
本実施形態の分散型無線通信基地局システムは、無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と無線装置(RRU:Remote Radio Unit)に分割され、前記BBUと前記RRUとを光ファイバで接続して前記無線信号をアナログRoF(Radio over Fiber)伝送方式で前記BBUと前記RRUとの間を伝送する分散型無線通信基地局システムであって、
前記無線信号に含まれる前記基地局と前記無線端末との間のチャネル品質を推定するための既知である参照信号、又は前記無線信号、を用いて前記BBUと前記RRUとの間の光区間で生じる光信号歪を推定する光区間信号歪推定機能を備えることを特徴とする。
そして、前記光区間信号歪推定機能は、
前記基地局から前記無線端末への下り方向の前記無線信号について、
前記BBUからRoF伝送された前記無線信号に含まれる前記参照信号を前記RRUで検出して前記光区間で生じた光信号歪を推定し、推定した前記光信号歪みまたは前記光信号歪みを補正するための等化パラメータを前記BBUへ通知して、予め前記光信号歪を補償するように前記BBUからRoF伝送する前記無線信号を補正することを特徴とする。
また、前記光区間信号歪推定機能は、
前記無線端末から前記基地局への上り方向の前記無線信号について、
前記無線端末から送信された前記無線信号に含まれる前記参照信号を前記RRUで検出して前記無線端末から前記RRUまでの無線区間で生じた無線信号歪を推定して前記BBUに通知し、前記RRUからRoF伝送された前記無線信号に含まれる前記参照信号を前記BBUで検出して前記無線端末から前記BBUまでの光無線区間で生じた光無線信号歪を推定し、前記光無線信号歪と前記無線信号歪との差分を前記光区間で生じた光信号歪と推定し、前記RRUからRoF伝送された前記無線信号の前記光信号歪を補正することを特徴とする。
図1は、本実施形態のRRU121を説明する装置構成図である。RRU121は下りリンク通信のため、関連技術と同様に、BBUから受信した光信号を電気信号に変換するO/E変換部31と、電気信号に変換された無線信号をアップコンバートするアップコンバート部35と、電力を決められた送信電力まで増幅する増幅器36と、送受切替部12とアンテナ11を有する。RRU121は、関連技術と異なり、アナログ無線信号をデジタル化するA/D変換部32fと、光区間のチャネル品質を推定する光区間チャネル品質情報抽出部(下り)38と、抽出した情報を上りリンク無線信号と多重してBBUへ伝送するための多重部27を有する。
また、RRU121は上りリンク通信のため、関連技術と同様に、無線信号の送/受信を行うアンテナ11と、送信/受信を切り替える送受切替部12と、受信した無線信号の信号電力を信号処理ができるレベルまで増幅する増幅器21と、無線信号をダウンコンバートするダウンコンバート部22と、ダウンコンバートされたアナログ信号を光信号に変換して送信するE/O変換部26を有する。RRU121は、関連技術と異なり、ダウンコンバートされたアナログ無線信号をデジタル化するA/D変換部23fと、無線区間のチャネル品質を推定する無線区間チャネル品質情報抽出部(上り)28と、抽出した情報を上りリンク無線信号と多重して伝送するための多重部27を有する。
図1の多重部27は、周波数多重により無線信号と抽出されたチャネル品質情報を多重してBBUへ伝送する。波長多重により無線信号とチャネル品質情報を多重することも可能であり、この場合は図1のRRU121の上りリンクにおいて、E/O変換部を2つ以上用意してE/O変換部の前段にある多重部27をE/O変換部の後段に配置する必要がある。なお、光区間チャネル品質情報抽出部(下り)38及び無線区間チャネル品質情報抽出部(上り)28が出力するチャネル品質情報をデジタル信号とすることができる。
図2は、本実施形態のBBU111を説明する装置構成図である。BBU111は下りリンク通信のため、関連技術と同様に、変調された無線信号のデジタルビット系列を出力する変復調部43と、変復調部43で出力されたデジタルビット系列をアナログ信号に変換するD/A変換部53と、アナログ電気信号を光信号に変換してRRU121へ送信するE/O変換部52を有する。BBU111は、関連技術と異なり、RRU121から受信した光区間チャネル品質情報(下り)を基に等化処理に用いるパラメータを決定する等化パラメータ決定部(下り)59と、等化パラメータに基づき光区間の歪みを等化する光区間等化部(下り)56を有する。
またBBU111は上りリンク通信のため、関連技術と同様に、光信号を電気信号に変換するO/E変換部41と、電気信号に変換されたアナログ信号をデジタル化するA/D変換部44と、デジタルビット系列を復調するための変復調部43を有する。BBU111は、関連技術と異なり、RRU121から伝送される上りリンク無線信号とチャネル品質情報を分離する分離部45と、上りリンク無線信号のデジタルビット系列からチャネル光無線区間のチャネル品質情報を抽出する光無線区間チャネル品質情報抽出部(上り)48と、無線区間のチャネル品質情報(上り)と光無線区間のチャネル品質情報(上り)を基に光区間のチャネル品質情報(上り)を推定して等化処理のパラメータを決定する等化パラメータ決定部(上り)49と、等化パラメータに基づき光区間の歪みを等化する光区間等化部(上り)46を有する。光区間等化部46は、時間領域で等化処理しても良いし、周波数領域で等化処理しても良い。
図2の分離部45は、RRU121から周波数多重伝送される無線信号とチャネル品質情報を分離する。RRU121から波長多重により無線信号とチャネル品質情報が伝送される際は、図2のBBU111の上りリンクにおいて、O/E変換部41を2つ以上用意してO/E変換部41の後段にある分離部45をO/E変換部41の前段に配置する必要がある。
本実施形態の下りリンクの動作例を図3に示す。BBU111の変復調部43から出力された信号(図3(a))は、BBU111の光区間等化部(下り)56で、光区間の歪みを補償するようにプリ等化される(図3(b))。このため、RRU121で受信した時点での無線信号は、変復調部43から出力された信号と振幅がほぼ等しい(図3(c))。無線端末が受信した信号には無線区間の歪みのみが生じており(図3(d))、この歪みは無線端末の既知の等化処理で補償される。
本実施形態の上りリンクの動作例を図4に示す。RRU121で受信した無線信号には、無線区間の歪みが生じている(図4(b))。この信号がBBU111で受信された時点では、さらに光区間の歪みも重畳する(図4(c))。BBU111の光区間等化部(上り)46では、光区間の歪みを補償するように等化を行い、無線信号には無線区間の歪みだけが残る(図4(d))。この歪みは、変復調部43の既知の等化処理で補償される。
本実施形態では、LTE下りリンクのようなOFDM無線システムを想定し、無線信号の使用周波数帯上に分散的に配置されている参照信号を用いてチャネル推定を行う。図5は、無線区間チャネル品質情報抽出部(上り)28、光区間チャネル品質情報抽出部(下り)38、及び光無線区間チャネル品質情報抽出部(上り)48に共通する構成を説明する図である。それぞれのチャネル品質情報抽出部(28、38、48)は、無線信号を周波数領域の信号に変換する周波数領域変換部190aと、所定の周波数位置に配置されている参照信号を抽出する参照信号抽出部190bと、を有する。
光区間チャネル品質情報抽出部(下り)38は、RoF伝送された無線信号から抽出した参照信号と既知である参照信号の振幅/位相の差分からチャネル品質を推定するチャネル品質推定部190cを有する。光区間チャネル品質情報抽出部(下り)38は、推定したチャネル品質をBBU111の等化パラメータ決定部(下り)59へ伝送する。なお、参照信号抽出部190bで抽出した参照信号をBBU111へ伝送し、チャネル品質の推定をBBU111の等化パラメータ決定部(下り)59で行っても良い。
同様に、無線区間チャネル品質情報抽出部(上り)28及び光無線区間チャネル品質情報抽出部(上り)48は、無線信号から抽出した参照信号と既知である参照信号の振幅/位相の差からチャネル品質を推定するチャネル品質推定部190cを有する。チャネル品質情報抽出部(28、48)は、推定したチャネル品質をBBU111の等化パラメータ決定部(上り)49へ伝送する。等化パラメータ決定部(上り)49は、周波数領域で、光無線区間のチャネル品質情報と無線区間のチャネル品質情報との差分を取ることで、光区間のチャネル品質情報を得ることができる。なお、参照信号抽出部190bで抽出した参照信号を等化パラメータ決定部(上り)49に送り、等化パラメータ決定部(上り)49で無線区間/光無線区間のチャネル品質を推定しても良い。
光区間のチャネル品質変動速度は、無線区間のチャネル品質変動速度よりもきわめて遅い。このため光区間のチャネル品質推定の周期は、無線区間のチャネル推定の周期とは独立に設定して良い。また光区間のチャネル推定は、定期的に行っても良いし、任意のタイミングで行っても良い。
それぞれのチャネル品質情報抽出部(28、38、48)は、周波数領域変換部190aで周波数領域変換を行うために無線信号のシンボル先頭位置を認識する必要がある。このために、BBU111−RRU121間で時刻同期を取っておいても良い。時刻同期を取る方法として、BBU111及びRRU121にGPSを設置する方法がある。また、BBU111−RRU121間で、タイムスタンプなどの同期情報をやり取りすることにより同期を取る方法もある。この場合、同期情報を無線信号に周波数多重または波長多重して伝送できる。この場合は、下りリンクのため、BBU111に同期情報多重部、RRU121に同期情報分離部が必要となる。または、BBU111がシンボル先頭位置を相対時間でRRU121へ通知しても良い。
本実施形態では、光区間でベースバンドの無線信号を伝送する例を説明したが、BBU111−RRU121間でIF帯またはRF帯の無線信号を伝送してもよい。
なお、本実施形態で「光区間信号歪推定機能」は、チャネル品質情報抽出部(28、38、48)、等化パラメータ決定部(上り)49、及び等化パラメータ決定部(下り)59が担っている。
(実施形態2)
本実施形態は、無線システムのシステム帯域幅全体に渡り配置されている参照信号を用いてチャネル推定を行う。本実施形態は、実施形態1で説明したチャネル品質情報抽出部(28、38、48)で周波数領域変換を行う必要がない。
図6は、本実施形態の無線区間チャネル品質情報抽出部(上り)28、光区間チャネル品質情報抽出部(下り)38、及び光無線区間チャネル品質情報抽出部(上り)48に共通する構成を説明する図である。それぞれのチャネル品質情報抽出部(28、38、48)は、抽出タイミング通知部190dから通知された所定のタイミングで、参照信号抽出部190bが無線信号から参照信号を抽出し、チャネル品質推定部190cが無線信号から抽出した参照信号と既知である参照信号の振幅/位相の差からチャネル品質を推定する。
本実施形態では、参照信号抽出タイミングを、アナログRoF伝送前に抽出タイミング通知部190dに設定しておく必要があり、BBU111がそのタイミングを与えても良い。参照信号抽出部190bはスイッチで構成しても良い。また、参照信号抽出部190bの前段でフィルタリング処理を行い、必要な周波数帯域の信号だけを抽出するようにしても良い。
(実施形態3)
本実施形態は、無線信号を用いてチャネル推定を行う。
本実施形態の前記光区間信号歪推定機能は、
前記基地局から前記無線端末への下り方向の前記無線信号について、
前記BBU無線信号の一部を記憶し、前記BBUからRoF伝送された前記無線信号を前記RRUで複製して前記BBUへデジタル信号で返送し、返送された前記無線信号と前記BBUで記憶している前記無線信号と比較して前記光区間で生じた光信号歪を推定し、予め前記光信号歪を補償するように前記BBUからRoF伝送する前記無線信号を補正することを特徴とする。
本実施形態の前記光区間信号歪推定機能は、
前記無線端末から前記基地局への上り方向の前記無線信号について、
前記無線端末から送信された前記無線信号を前記RRUで複製して前記BBUへデジタル信号で送信し、前記RRUからRoF伝送された前記無線信号とデジタル信号の前記無線信号とを前記BBUで比較して前記光区間で生じた光信号歪を推定し、RoF伝送された前記無線信号の前記光信号歪を補正することを特徴とする。
図7は、本実施形態のRRU122を説明する装置構成図である。下りリンク通信では、抽出タイミング通知部(下り)38bで通知される所定の時間区間にわたり、A/D変換部32fでデジタル変換された無線信号(下り)を無線信号抽出部(下り)38aで抽出する。そして、デジタル信号である無線信号(下り)を多重部27で上りの無線信号に多重し、BBU112へ伝送する。この無線信号(下り)には光区間の歪みが生じている。
同様に上りリンク通信でも、抽出タイミング通知部(上り)28bで通知される所定の時間区間にわたり、A/D変換部23fでデジタル変換された無線信号(上り)を無線信号抽出部(上り)28aで抽出する。そして、デジタル信号である無線信号(上り)を多重部27でアナログの上りの無線信号に多重し、BBU112へ伝送する。この無線信号(上り)には無線区間の歪みが生じている。
図8は、本実施形態のBBU112を説明する装置構成図である。下りリンク通信において、BBU112は、無線信号(下り)をRRU122へ送信する前に当該無線信号(下り)を記憶部(下り)58aで保存しておく。そして、光区間チャネル品質推定部(下り)58bは、分離部45で分離されたRRU122からのデジタル信号である無線信号(下り)と記憶部(下り)58aで保存しておいた無線信号(下り)との差分を取る。RRU122からのデジタル信号である無線信号(下り)には光区間の歪があり、記憶部(下り)58aで保存しておいた無線信号(下り)には光区間の歪が無いので、光区間チャネル品質推定部(下り)58bはこれらの差分をとることで光区間のチャネル品質を推定することができる。
一方上りリンク通信において、BBU112は、抽出タイミング通知部(上り)48bで通知される時間区間にわたり、無線信号抽出部(上り)48aで光無線区間の歪みを持つ無線信号(上り)を抽出する。また、BBU112は、RRU122からのデジタル信号である無線区間の歪みを持つ無線信号(上り)を分離部45で分離する。そして、BBU112は、光区間チャネル品質推定部(上り)48cで当該分離した無線信号(上り)と無線信号抽出部(上り)48aで抽出した無線信号(上り)との差分を取る。アナログRoF伝送される無線信号(上り)は光区間の歪の影響を受けるが、RRU122の多重部27で多重されたデジタル信号の無線信号(上り)は光区間の歪の影響を受けない。すなわち、RRU122からのデジタル信号である無線信号(上り)には無線区間のみの歪があり、無線信号抽出部(上り)48aで抽出した無線信号(上り)には無線区間の歪の他に光区間の歪が加わる。このため、光区間チャネル品質推定部(上り)48cは両者の差分をとることで光区間のチャネル品質を推定することができる。
なお、本実施形態で「光区間信号歪推定機能」は、無線信号抽出部(28a、38a、48a)、抽出タイミング通知部(28b、38b、48b)、光区間チャネル品質推定部(48c、58b)、記憶部58a、及び等化パラメータ決定部(49、59)が担っている。
(効果)
実施形態1〜3で説明した分散型無線通信基地局システムは、無線信号の参照信号または無線信号を用いて光区間のチャネル品質を推定することで、無線信号の使用周波数帯で発生する光区間の歪みを従来より正確に推定でき、無線区間と分けて光区間の歪みのみに対して等化処理を行えるようになる。これにより、従来達成できた以上の距離の光伝送が可能となる。また、経年劣化等により光区間の歪みが変化した場合でも、アナログRoF伝送を停止する事無く歪みを推定し直して、歪みを補償することができる。
[付記]
以下は、本発明の分散型無線通信基地局システム等を説明したものである。
<課題>
関連技術では、無線信号の使用周波数帯で発生する光区間の歪みを正確に推定することができない。
<解決手段>
下り方向においては、光区間を伝送した無線信号(下り)の参照信号または無線信号(下り)そのものを用いて光区間のみのチャネル品質推定を行う。上り方向においては、無線区間を伝送した無線信号(下り)の参照信号または無線信号(下り)そのものに生じた歪と光無線区間を伝送した無線信号(下り)の参照信号または無線信号(下り)そのものに生じた歪との差分を用いて光区間のみのチャネル品質推定を行う。
<効果>
これにより、無線信号の使用周波数帯で発生する光区間の歪みを従来より正確に推定でき、無線区間と分けて光区間の歪みのみに対して等化処理を行えるようになる。
11:アンテナ
12:送受切替部
21:増幅器
22:ダウンコンバート部
23f:A/D変換部
26:E/O変換部
27:多重部
28:無線区間チャネル品質情報抽出部(上り)
28a:無線信号抽出部(上り)
28b:抽出タイミング通知部(上り)
31:O/E変換部
32f:A/D変換部
35:アップコンバート部
36:増幅器
38:光区間チャネル品質情報抽出部(下り)
38a:無線信号抽出部(下り)
38b:抽出タイミング通知部(下り)
41:O/E変換部
43:変復調部
44:A/D変換部
45:分離部
46:光区間等化部(上り)
48:光無線区間チャネル品質情報抽出部(上り)
48a:無線信号抽出部(上り)
48b:抽出タイミング通知部(上り)
48c:光区間チャネル品質推定部(上り)
49:等化パラメータ決定部(上り)
52:E/O変換部
53:D/A変換部
56:光区間等化部(下り)
58a:記憶部
58b:光区間チャネル品質推定部(下り)
59:等化パラメータ決定部(下り)
110、111、112:BBU
120、121、122:RRU
190a:周波数領域変換部
190b:参照信号抽出部
190c:チャネル品質推定部
190d:抽出タイミング通知部

Claims (7)

  1. 無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と無線装置(RRU:Remote Radio Unit)に分割され、前記BBUと前記RRUとを光ファイバで接続して前記無線信号をアナログRoF(Radio over Fiber)伝送方式で前記BBUと前記RRUとの間を伝送する分散型無線通信基地局システムであって、
    前記無線信号に予め含まれる前記基地局と前記無線端末との間のチャネル品質を推定するための既知である参照信号、又は前記無線信号、を用いて前記BBUと前記RRUとの間の光区間で生じる光信号歪を推定する光区間信号歪推定機能を備え、
    前記光区間信号歪推定機能は、
    前記基地局から前記無線端末への下り方向の前記無線信号について、
    前記BBUからRoF伝送された前記無線信号に含まれる前記参照信号を前記RRUで検出し、前記RRUに与えてある既知である参照信号との差分から前記光区間で生じた光信号歪を推定し、推定した前記光信号歪みまたは前記光信号歪みを補正するための等化パラメータを前記BBUへ通知して、予め前記光信号歪を補償するように前記BBUからRoF伝送する前記無線信号を補正することを特徴とする散型無線通信基地局システム。
  2. 無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と無線装置(RRU:Remote Radio Unit)に分割され、前記BBUと前記RRUとを光ファイバで接続して前記無線信号をアナログRoF(Radio over Fiber)伝送方式で前記BBUと前記RRUとの間を伝送する分散型無線通信基地局システムであって、
    前記無線信号に予め含まれる前記基地局と前記無線端末との間のチャネル品質を推定するための既知である参照信号、又は前記無線信号、を用いて前記BBUと前記RRUとの間の光区間で生じる光信号歪を推定する光区間信号歪推定機能を備え、
    前記光区間信号歪推定機能は、
    前記無線端末から前記基地局への上り方向の前記無線信号について、
    前記無線端末から送信された前記無線信号に含まれる前記参照信号を前記RRUで検出し、前記RRUに与えてある既知である参照信号との差分から前記無線端末から前記RRUまでの無線区間で生じた無線信号歪を推定して前記BBUに通知し、前記RRUからRoF伝送された前記無線信号に含まれる前記参照信号を前記BBUで検出し、前記BBUに与えてある既知である参照信号との差分から前記無線端末から前記BBUまでの光無線区間で生じた光無線信号歪を推定し、前記光無線信号歪と前記無線信号歪との差分を前記光区間で生じた光信号歪と推定し、前記RRUからRoF伝送された前記無線信号の前記光信号歪を補正することを特徴とする散型無線通信基地局システム。
  3. 無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と無線装置(RRU:Remote Radio Unit)に分割され、前記BBUと前記RRUとを光ファイバで接続して前記無線信号をアナログRoF(Radio over Fiber)伝送方式で前記BBUと前記RRUとの間を伝送する分散型無線通信基地局システムであって、
    前記無線信号に予め含まれる前記基地局と前記無線端末との間のチャネル品質を推定するための既知である参照信号、又は前記無線信号、を用いて前記BBUと前記RRUとの間の光区間で生じる光信号歪を推定する光区間信号歪推定機能を備え、
    前記光区間信号歪推定機能は、
    前記基地局から前記無線端末への下り方向の前記無線信号について、
    前記BBUで無線信号を所定の時間区間にわたり記憶し、前記BBUからRoF伝送された前記無線信号の前記所定の時間区間を前記RRUで複製して前記BBUへデジタル信号で返送し、前記所定の時間区間における返送された前記無線信号と前記BBUで記憶している前記無線信号と比較して前記光区間で生じた光信号歪を推定し、予め前記光信号歪を補償するように前記BBUからRoF伝送する前記無線信号を補正することを特徴とする散型無線通信基地局システム。
  4. 無線端末と無線信号を送受信する基地局の機能が信号処理装置(BBU:Base Band Unit)と無線装置(RRU:Remote Radio Unit)に分割され、前記BBUと前記RRUとを光ファイバで接続して前記無線信号をアナログRoF(Radio over Fiber)伝送方式で前記BBUと前記RRUとの間を伝送する分散型無線通信基地局システムであって、
    前記無線信号に予め含まれる前記基地局と前記無線端末との間のチャネル品質を推定するための既知である参照信号、又は前記無線信号、を用いて前記BBUと前記RRUとの間の光区間で生じる光信号歪を推定する光区間信号歪推定機能を備え、
    前記光区間信号歪推定機能は、
    前記無線端末から前記基地局への上り方向の前記無線信号について、
    前記無線端末から送信された前記無線信号を所定時間区間にわたり前記RRUで複製して前記BBUへデジタル信号で送信し、前記所定の時間区間における前記RRUからRoF伝送された前記無線信号とデジタル信号の前記無線信号とを前記BBUで比較して前記光区間で生じた光信号歪を推定し、RoF伝送された前記無線信号の前記光信号歪を補正することを特徴とする散型無線通信基地局システム。
  5. 請求項1からのいずれかに記載の分散型無線通信基地局システムが備える信号処理装置。
  6. 請求項1からのいずれかに記載の分散型無線通信基地局システムが備える無線装置。
  7. 請求項1からのいずれかに記載の分散型無線通信基地局システムで、前記無線信号に予め含まれる前記基地局と前記無線端末との間のチャネル品質を推定するための既知である参照信号、又は前記無線信号、を用いて前記BBUと前記RRUとの間の光区間のチャネル品質を推定する光区間信号歪推定方法。
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